私的良スレ書庫
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元スレやよい「うっうー!お金くれるおじさん大好きですーっ!」
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雪歩「うん……うん、わかった、ありがとうお父さん」
雪歩「た、助け……?うん、あ、あの、最後の手段ってことで……うん。またね」ピッ
真「雪歩!どうだった!?」
雪歩「うん…お父さんから聞いたこと、全部話すね」
井録財閥の歴史は浅く、財界に名が知れ渡るようになったのはほんの15年ほど前。
水瀬財閥の成立が大正時代だけど、古いものや江戸や明治からすでに存在していました。
ところが井録財閥はそうした古参の財閥を尻目に、通常では考えられないスピードで成長していったんです。
それは他の財閥が苦手とする違法取引を、各界で積極的に受け入れたため。
そのせいか世間の表舞台に立つことは決して無いそうです。お父さんが断言していました。
雪歩「そして水瀬財閥がその傘下に入ってしまった…ということは」
律子「……ちょとまって。そのことと、この伊織の様子を考えると…」
P「やよいをさらったのは水瀬グループの誰かだ。もしくは伊織の指示で…そう考えて差し支えない」
春香「うそ…」
雪歩「た、助け……?うん、あ、あの、最後の手段ってことで……うん。またね」ピッ
真「雪歩!どうだった!?」
雪歩「うん…お父さんから聞いたこと、全部話すね」
井録財閥の歴史は浅く、財界に名が知れ渡るようになったのはほんの15年ほど前。
水瀬財閥の成立が大正時代だけど、古いものや江戸や明治からすでに存在していました。
ところが井録財閥はそうした古参の財閥を尻目に、通常では考えられないスピードで成長していったんです。
それは他の財閥が苦手とする違法取引を、各界で積極的に受け入れたため。
そのせいか世間の表舞台に立つことは決して無いそうです。お父さんが断言していました。
雪歩「そして水瀬財閥がその傘下に入ってしまった…ということは」
律子「……ちょとまって。そのことと、この伊織の様子を考えると…」
P「やよいをさらったのは水瀬グループの誰かだ。もしくは伊織の指示で…そう考えて差し支えない」
春香「うそ…」
律子「…まって。もしかしたらこれは、ラッキーなのかもしれない」
真「律子、何言って…」
律子「だって、その水瀬財閥の令嬢が味方としてここにいるのよ?」
律子「いくら親会社による命令だとしても、伊織の顔を使えば少なくとも水瀬の人間は引き止められるはず」
律子「こっちも、無理やりやよいを奪い返そうってわけじゃないの。やよいの安全を確保してから、お金を返す」
律子「…そういう団体だから、利息なんかも倍以上に膨れ上がってるかもしれないけど」
律子「……って、そんな簡単に行くかは不安だけど…望みは捨てちゃダメ」
P「律子の言うとおりだ。今はやよいの無事を祈ろう」
雪歩「最後にもうひとつ……」
P「何だ?」
真「律子、何言って…」
律子「だって、その水瀬財閥の令嬢が味方としてここにいるのよ?」
律子「いくら親会社による命令だとしても、伊織の顔を使えば少なくとも水瀬の人間は引き止められるはず」
律子「こっちも、無理やりやよいを奪い返そうってわけじゃないの。やよいの安全を確保してから、お金を返す」
律子「…そういう団体だから、利息なんかも倍以上に膨れ上がってるかもしれないけど」
律子「……って、そんな簡単に行くかは不安だけど…望みは捨てちゃダメ」
P「律子の言うとおりだ。今はやよいの無事を祈ろう」
雪歩「最後にもうひとつ……」
P「何だ?」
雪歩「井録という名前は、財閥の人間の本名じゃないそうです」
律子「どういうこと?」
雪歩「こ、これは極秘中の極秘なんですが…喋って大丈夫かな……うぅ…」
P「雪歩、頼む。やよいのために…」
雪歩「………はぃ」
雪歩「井録のトップに立つ人間の名前は…その………」
律子「どういうこと?」
雪歩「こ、これは極秘中の極秘なんですが…喋って大丈夫かな……うぅ…」
P「雪歩、頼む。やよいのために…」
雪歩「………はぃ」
雪歩「井録のトップに立つ人間の名前は…その………」
雪歩「クロイ、だそうです」
春香「」
真「」
美希「」
響「」
亜美「」
真美「」
律子「」
小鳥「」
P「」
雪歩「」
貴音「何と…」
伊織「やよい…ごめんなさい……」
あーだめだ寝る
風呂敷広げすぎたなー
出来れば9時から10時に復帰する
風呂敷広げすぎたなー
出来れば9時から10時に復帰する
>>358
聞こえないですよ?
聞こえないですよ?
この黒井は結果にたどりつけない永遠の過程を繰り返させてやりたいな…
結果やよいの処女は守られ俺とニコニコハッピーな生活を送るエンドはよ
──────
やよい「…………ん………」
やよい「………ここは………どこ……?」
黒服A「お目覚めですか」
やよい「………ひっ…助け……!」
黒服B「馬鹿、怖がらせるな」
黒服C「高槻様。大変失礼なまねをして申し訳ありませんでした」
黒服D「私たちは水瀬様に雇われたSPでございます」
やよい「水瀬……伊織ちゃんの…」
黒服A「さようでございます」
やよい「……伊織ちゃん……あ、あの」
やよい「伊織ちゃんは…どうしたんですか」
黒服B「……どうか」
黒服B「どうかご理解ください。お嬢様にとっても辛いご決断だったのです」
やよい「…………ん………」
やよい「………ここは………どこ……?」
黒服A「お目覚めですか」
やよい「………ひっ…助け……!」
黒服B「馬鹿、怖がらせるな」
黒服C「高槻様。大変失礼なまねをして申し訳ありませんでした」
黒服D「私たちは水瀬様に雇われたSPでございます」
やよい「水瀬……伊織ちゃんの…」
黒服A「さようでございます」
やよい「……伊織ちゃん……あ、あの」
やよい「伊織ちゃんは…どうしたんですか」
黒服B「……どうか」
黒服B「どうかご理解ください。お嬢様にとっても辛いご決断だったのです」
やよい「…………」
黒服C「私たちはあなたを決して悪いように扱うつもりはございません」
黒服D「……ですが、あなたがお父様の借金を肩代わりし、また現時点で返済不可能であることは事実」
やよい「…………」
黒服A「これから、何らかの対策を考えなければなりません。…それと」
黒服B「私たちの役目は、あなたの回収と保護。いずれ金融業者がここを訪れます」
黒服C「そこであなた様を引き渡すことになってしまえば…」
やよい「………」
黒服D「……私たちは、あなたをこれ以上お守りすることが出来ません」
黒服A「…約束の時間まで、6時間…といったところでしょうか」
やよい「……伊織ちゃん………」
やよい「……どうして…」グスッ
黒服C「私たちはあなたを決して悪いように扱うつもりはございません」
黒服D「……ですが、あなたがお父様の借金を肩代わりし、また現時点で返済不可能であることは事実」
やよい「…………」
黒服A「これから、何らかの対策を考えなければなりません。…それと」
黒服B「私たちの役目は、あなたの回収と保護。いずれ金融業者がここを訪れます」
黒服C「そこであなた様を引き渡すことになってしまえば…」
やよい「………」
黒服D「……私たちは、あなたをこれ以上お守りすることが出来ません」
黒服A「…約束の時間まで、6時間…といったところでしょうか」
やよい「……伊織ちゃん………」
やよい「……どうして…」グスッ
──────
黒井「なぜ私がこんな薄汚い事務所にいるのかね!?朝から貴音ちゃん特製の麺妖なを味わっていたところなのに」
貴音「黒井殿……申し訳ありません」
黒井「あァいいんだいいんだ、貴音ちゃんが気にすることではない」
P「黒井社長、時間がありません。単刀直入にお話しします」
黒井「貴様らと話すことなど何もない!卑劣な765プロめが」
P「井録財閥について、何か知っていることはありますか」
黒井「いろくゥ…?」
黒井「ふん、その名を聞くのは何年ぶりだろうな。今でも反吐が出る」
律子「何かご存知なんですか?」
黒井「多少はな。……しかし、貴様らに話してやる義理など無い」
黒井「大体知ったところで何になる。あれは裏の勢力だ、貴様らには関係の無い話だろう」
P「そういうわけにも行かないんです」
黒井「なぜ私がこんな薄汚い事務所にいるのかね!?朝から貴音ちゃん特製の麺妖なを味わっていたところなのに」
貴音「黒井殿……申し訳ありません」
黒井「あァいいんだいいんだ、貴音ちゃんが気にすることではない」
P「黒井社長、時間がありません。単刀直入にお話しします」
黒井「貴様らと話すことなど何もない!卑劣な765プロめが」
P「井録財閥について、何か知っていることはありますか」
黒井「いろくゥ…?」
黒井「ふん、その名を聞くのは何年ぶりだろうな。今でも反吐が出る」
律子「何かご存知なんですか?」
黒井「多少はな。……しかし、貴様らに話してやる義理など無い」
黒井「大体知ったところで何になる。あれは裏の勢力だ、貴様らには関係の無い話だろう」
P「そういうわけにも行かないんです」
春香「お願いします!じゃないとやよいが……」
黒井「やよいィ?……あァ、そういえば昔いたなそんな名前のちんちくりんなアイドル風情が」
P「……正直に言いましょう」
P「うちの元アイドルである高槻やよいが、親の借金の保証人を押し付けられて」
P「返済不可能と判断され、何者かに連れ去られました」
P「そこに、どうも井録財閥というのが一枚噛んでいるそうなんです」
P「……そして、その財閥を牛耳る人物の名がクロイだということも知っています」
黒井「…なぜそのことを……」
貴音「黒井殿、私からもお願いいたします」
黒井「…………」
真「お願いします」
響「お…お願いします!」
雪歩「お願いします…」
P「……お願いします」
黒井「やよいィ?……あァ、そういえば昔いたなそんな名前のちんちくりんなアイドル風情が」
P「……正直に言いましょう」
P「うちの元アイドルである高槻やよいが、親の借金の保証人を押し付けられて」
P「返済不可能と判断され、何者かに連れ去られました」
P「そこに、どうも井録財閥というのが一枚噛んでいるそうなんです」
P「……そして、その財閥を牛耳る人物の名がクロイだということも知っています」
黒井「…なぜそのことを……」
貴音「黒井殿、私からもお願いいたします」
黒井「…………」
真「お願いします」
響「お…お願いします!」
雪歩「お願いします…」
P「……お願いします」
黒井「…………はァ」
黒井「………あれは…私の息子が立ち上げた組織だ」
P「息子さんが?」
黒井「とうの昔に縁など切っているがな。あれを生んだのは私の人生最大の過ちだ」
黒井「もともとは961プロダクションの子会社としてそばに置いておいたんだが…」
黒井「あやつ、私への恩を忘れて勝手に会社を切り離してさまざまな業界へ手を伸ばすようになった」
黒井「特に麻薬と人身取引は金になるからな。金汚いあいつはそういった仕事も喜んで受け入れた」
黒井「財閥と名乗ってはいるが、実際はその体を成しておらん…中身は暴力団とさして変わらんのだ」
黒井「財界では鼻つまみ者だが…金だけは有り余っているらしい」
黒井「稼ぎすぎたせいで、自らが天下を取ったと勘違いしている…哀れな奴らの集まりに過ぎん」
P「……………」
春香「そうだったんだ………」
律子「恐ろしい……」
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