私的良スレ書庫
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元スレ火憐「じゃあ処女やる。私の処女あげるから」 暦「それならいいぜ」
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>>601
OK、ちょっと、面貸せ
OK、ちょっと、面貸せ
羽川さんは最終的にはなんだかんだで阿良々木君とくっつくんじゃないかな?
>>602
だがヤンデレは情報収集や戦闘能力が高いほうが多い
だがヤンデレは情報収集や戦闘能力が高いほうが多い
羽川「それで、どうだったの?」
何で羽川がその件を知っていたのかはもう突っ込まないとしてだ
阿良々木「それを聞いてどうするんだ?何にも面白いことなんてないぞ」
羽川「気になるじゃない、そういうのって」
そんな、明日の天気はなにかしら?みたいなノリで聞かれても困るんだが。
羽川「なに、教えてくれないの?阿良々木君、ひょっとして照れてたり?」
阿良々木「照れてない!それに、お前くらい知識がある奴だったらそういうことも知ってるんじゃないのか?」
羽川「言ってるでしょ、何でもは知らないの……知ってることだけしか知らない」
羽川「色恋事については、本当に―――何も知らない、分からないの」
何で羽川がその件を知っていたのかはもう突っ込まないとしてだ
阿良々木「それを聞いてどうするんだ?何にも面白いことなんてないぞ」
羽川「気になるじゃない、そういうのって」
そんな、明日の天気はなにかしら?みたいなノリで聞かれても困るんだが。
羽川「なに、教えてくれないの?阿良々木君、ひょっとして照れてたり?」
阿良々木「照れてない!それに、お前くらい知識がある奴だったらそういうことも知ってるんじゃないのか?」
羽川「言ってるでしょ、何でもは知らないの……知ってることだけしか知らない」
羽川「色恋事については、本当に―――何も知らない、分からないの」
>>607
キモすぎワロタ
キモすぎワロタ
>>607
さがれ!俺が教える
さがれ!俺が教える
阿良々木「…………」
この状況、一体何を言えば正解だというのか。
正解を知っているという人間がいるのならぜひともここに来てほしい。
……と、考えたところで助け舟が来るはずもないのは当たり前なわけで。
阿良々木「そういうのは自分で経験するものなんじゃないか?人から聞いた話なんかあてにならないだろ」
いや、別に僕が経験豊富とかそういうことを言っているんじゃないけれども。
多分、そういうものなんだと思う。maybe、perhaps。
羽川「うん……うんうん……それはそうだよね……」
おっ、僕の発言に羽川が賛同の姿勢を見せるとは珍しいな。
どうやら僕の選んだ会話の選択肢は当たりだったらしい。
羽川「じゃあ実際にここでやってみなきゃね」
本当に当たりだったらしい、フグの毒的な意味で。
この状況、一体何を言えば正解だというのか。
正解を知っているという人間がいるのならぜひともここに来てほしい。
……と、考えたところで助け舟が来るはずもないのは当たり前なわけで。
阿良々木「そういうのは自分で経験するものなんじゃないか?人から聞いた話なんかあてにならないだろ」
いや、別に僕が経験豊富とかそういうことを言っているんじゃないけれども。
多分、そういうものなんだと思う。maybe、perhaps。
羽川「うん……うんうん……それはそうだよね……」
おっ、僕の発言に羽川が賛同の姿勢を見せるとは珍しいな。
どうやら僕の選んだ会話の選択肢は当たりだったらしい。
羽川「じゃあ実際にここでやってみなきゃね」
本当に当たりだったらしい、フグの毒的な意味で。
阿良々木「いつも以上に飛ばした冗談を言うな羽川氏」
羽川「冗談で私がこんなことを言うと思うのかな阿良々木さん」
ほう、~氏に対して~さんで返すか。シンプルだが実にいい返し方だ。
いや、そんなことは今はどうでもいい。
羽川「前にも言ったけれど阿良々木君ってさ、本当に誰にでも優しいよね」
阿良々木「……過大評価しすぎてるな、お前は僕のことを」
羽川「阿良々木君は『誰にでも優しい』っていうのを褒め言葉だと思う?」
阿良々木「…………」
誰にでも優しい、それは決して褒め言葉ではない。
僕にとっても、そして羽川自身にとっても。
羽川「冗談で私がこんなことを言うと思うのかな阿良々木さん」
ほう、~氏に対して~さんで返すか。シンプルだが実にいい返し方だ。
いや、そんなことは今はどうでもいい。
羽川「前にも言ったけれど阿良々木君ってさ、本当に誰にでも優しいよね」
阿良々木「……過大評価しすぎてるな、お前は僕のことを」
羽川「阿良々木君は『誰にでも優しい』っていうのを褒め言葉だと思う?」
阿良々木「…………」
誰にでも優しい、それは決して褒め言葉ではない。
僕にとっても、そして羽川自身にとっても。
羽川「だってほら、こんな簡単に近づけるんだから」
阿良々木「は、羽川!?」
気が付けば僕と羽川の距離はほぼゼロ……というかゼロだ。
触れている、主に胸が。
羽川「大丈夫、痛くしないから」
阿良々木「痛みを感じる口づけがこの世に存在するのか!?」
羽川「歯と歯がぶつかったら痛いって話はよく聞くよね」
狐にあてられているである状態でも冷静さを持ち合わせているのが羽川らしい。
手で体を押さえつけられてはいるものの、正直抜けようと思えば抜けられる。
だが、今の僕には抜けられない。
少量とはいえ忍に血を与えたことで吸血鬼に近づいた状態の僕が力を込めて振り払えば……
羽川に怪我を負わせることになるかもしれないのだ。
阿良々木「は、羽川!?」
気が付けば僕と羽川の距離はほぼゼロ……というかゼロだ。
触れている、主に胸が。
羽川「大丈夫、痛くしないから」
阿良々木「痛みを感じる口づけがこの世に存在するのか!?」
羽川「歯と歯がぶつかったら痛いって話はよく聞くよね」
狐にあてられているである状態でも冷静さを持ち合わせているのが羽川らしい。
手で体を押さえつけられてはいるものの、正直抜けようと思えば抜けられる。
だが、今の僕には抜けられない。
少量とはいえ忍に血を与えたことで吸血鬼に近づいた状態の僕が力を込めて振り払えば……
羽川に怪我を負わせることになるかもしれないのだ。
>>403あららぎはプリキュアは初代とハートキャッチが大好きで日曜は必ず妹に起こしてもらって観てる
羽川「……なんてね、本気にした?」
ふと僕を掴んでいた羽川の力が緩み、そして表情には柔らかい笑顔が戻った。
阿良々木「友人として忠告するがな羽川……お前の冗談は心臓に悪い」
千石のときの冗談もなかなかだったが、こっちもこっちで大概だ。
……もっとも、一番悪いのは簡単にこんな状況に持ち込んでしまった僕自身だけれども。
羽川「覚えておいて阿良々木君……誰にでも優しい、褒め言葉と言われればそれまでだけど、私はそうは思わない」
羽川「だって……」
千石の時とは逆側の頬、そこにまた先に経験したのと似た柔らかさの唇が触れていた。
羽川「簡単にこういうことが起きちゃうからね?」
ふと僕を掴んでいた羽川の力が緩み、そして表情には柔らかい笑顔が戻った。
阿良々木「友人として忠告するがな羽川……お前の冗談は心臓に悪い」
千石のときの冗談もなかなかだったが、こっちもこっちで大概だ。
……もっとも、一番悪いのは簡単にこんな状況に持ち込んでしまった僕自身だけれども。
羽川「覚えておいて阿良々木君……誰にでも優しい、褒め言葉と言われればそれまでだけど、私はそうは思わない」
羽川「だって……」
千石の時とは逆側の頬、そこにまた先に経験したのと似た柔らかさの唇が触れていた。
羽川「簡単にこういうことが起きちゃうからね?」
阿良々木「羽……川……?」
羽川「はい、私からの話はこれでお終い。付き合ってくれてありがとうね、阿良々木君」
阿良々木「ちょ、ちょっと待て!」
羽川「ん、何?」
いや何?じゃなくて、僕から今までの流れすべてが何なのか聞きたいくらいだ。
羽川「そんなに慌てなくてもいいよ、事故で唇が相手の顔に触れちゃうくらいよくあることだし」
阿良々木「少なくとも僕はそんなラッキーな事故を起こしている奴に会ったことは一度もないな」
羽川「え?だって阿良々木君、友達いないじゃない」
阿良々木「疑問を持つところはそこじゃない!」
羽川「はい、私からの話はこれでお終い。付き合ってくれてありがとうね、阿良々木君」
阿良々木「ちょ、ちょっと待て!」
羽川「ん、何?」
いや何?じゃなくて、僕から今までの流れすべてが何なのか聞きたいくらいだ。
羽川「そんなに慌てなくてもいいよ、事故で唇が相手の顔に触れちゃうくらいよくあることだし」
阿良々木「少なくとも僕はそんなラッキーな事故を起こしている奴に会ったことは一度もないな」
羽川「え?だって阿良々木君、友達いないじゃない」
阿良々木「疑問を持つところはそこじゃない!」
それにしてもまさかとっくに諦めてたのに続いてたとは
コンビニで食いもん買ってきて待機するか…
コンビニで食いもん買ってきて待機するか…
羽川「さっきのお返しに私からの忠告……誰にでも優しい阿良々木君への忠告」
羽川「他人に対して親切にすることは素晴らしいことだし尊敬されるべきことだと思う」
でも、羽川は否定語の接続詞を用いて言葉を紡いだ。
羽川「誰にも等しく与えた優しさが、誰もを等しく傷つける刃になることもある」
阿良々木「…………」
羽川「優しさの刃で傷つけたことが原因で……本物の刃を向けられることがないように気を付けてね」
阿良々木「……肝に銘じておくよ」
羽川「うん、ちゃんと覚えておいてね」
結局、羽川の言いたいことはそういうことだったのだ。
羽川らしくて羽川らしくない、猫の散歩道のようにひどく遠回りな表現だったけれど
僕はこの少女のおかげで、あらためて大切なことを認識させられるに至ったのである。
羽川「他人に対して親切にすることは素晴らしいことだし尊敬されるべきことだと思う」
でも、羽川は否定語の接続詞を用いて言葉を紡いだ。
羽川「誰にも等しく与えた優しさが、誰もを等しく傷つける刃になることもある」
阿良々木「…………」
羽川「優しさの刃で傷つけたことが原因で……本物の刃を向けられることがないように気を付けてね」
阿良々木「……肝に銘じておくよ」
羽川「うん、ちゃんと覚えておいてね」
結局、羽川の言いたいことはそういうことだったのだ。
羽川らしくて羽川らしくない、猫の散歩道のようにひどく遠回りな表現だったけれど
僕はこの少女のおかげで、あらためて大切なことを認識させられるに至ったのである。
ガハラさん「羽川さm、羽川さんとのキスは浮気には入り……ません……」
・・・
忍「……何をやっとるんじゃ、お前様よ」
阿良々木「…………」
忍「己の妹共に加え年下の娘子二人、さらに元委員長まで口説き落とすとはの」
阿良々木「忍、羽川は確かに髪を切ったが委員長を止めたわけじゃないぞ」
忍「どうでもいいわ、このたわけ」
もうだめだ、僕というキャラを崩壊させて逆切れするしかない。
阿良々木「仕方ないじゃないか!だってもう!何かこうなっちゃうんだもん!」
忍「…………」
阿良々木「…………」
忍「…………で?」
阿良々木「すいませんでした」
全国にいる今現在、謝罪をしている皆さんに僕のこの謝罪をご覧に入れたい。
これほどまでに清々しい謝罪は早々お目にかかれないだろうから。
忍「……何をやっとるんじゃ、お前様よ」
阿良々木「…………」
忍「己の妹共に加え年下の娘子二人、さらに元委員長まで口説き落とすとはの」
阿良々木「忍、羽川は確かに髪を切ったが委員長を止めたわけじゃないぞ」
忍「どうでもいいわ、このたわけ」
もうだめだ、僕というキャラを崩壊させて逆切れするしかない。
阿良々木「仕方ないじゃないか!だってもう!何かこうなっちゃうんだもん!」
忍「…………」
阿良々木「…………」
忍「…………で?」
阿良々木「すいませんでした」
全国にいる今現在、謝罪をしている皆さんに僕のこの謝罪をご覧に入れたい。
これほどまでに清々しい謝罪は早々お目にかかれないだろうから。
忍「まあ……先の元委員長の言葉、あれはお前様にとって有益なものじゃったな」
忍「努々忘れぬことじゃな、あの言葉を」
阿良々木「……面倒かけるな、本当に」
忍「まったく……我が主様は困ったものじゃ、儂がいなければ何も出来ん」
まあ、お前様に付き合わされるのもまた悪くはないがの……
そんなことを言いながら、忍は再び僕の影の中へと戻って行った。
阿良々木「……これが終わったらかならずミスド、腹いっぱい食わせてやるからな」
こうして僕は財布を軽くする決意を今ここで再び行った。
同時に、僕は店の行っている百円セールがまだ続いていることを願った。
忍「努々忘れぬことじゃな、あの言葉を」
阿良々木「……面倒かけるな、本当に」
忍「まったく……我が主様は困ったものじゃ、儂がいなければ何も出来ん」
まあ、お前様に付き合わされるのもまた悪くはないがの……
そんなことを言いながら、忍は再び僕の影の中へと戻って行った。
阿良々木「……これが終わったらかならずミスド、腹いっぱい食わせてやるからな」
こうして僕は財布を軽くする決意を今ここで再び行った。
同時に、僕は店の行っている百円セールがまだ続いていることを願った。
・・・
風を感じる、とはどのような時だろうか。
唐突にわけのわからない話をして申し訳ないのだが、少しだけ付き合ってもらいたい。
自然に吹く風、それは正しい。扇風機?なるほど、それも正しい。
風使いの能力者と対峙した時?それは漫画の読みすぎだ。
たしかに最近、河原で男子高校生と文学少女が『風が騒がしいな』とか言い合ってるとの噂もあるけれど。
とにかく、日常で風を感じることはしばしばあるだろう。
その中でもポピュラーなものとして、速いものが近くを通り過ぎた時、が存在する。
それは車で会ったりバイクであったり、もしくは踏切における電車であったりと様々だろう。
だが、僕の場合はそれらと並列してもう一つ風を感じる例を挙げられる。
すなわち
神原駿河が走り抜けた時、である。
風を感じる、とはどのような時だろうか。
唐突にわけのわからない話をして申し訳ないのだが、少しだけ付き合ってもらいたい。
自然に吹く風、それは正しい。扇風機?なるほど、それも正しい。
風使いの能力者と対峙した時?それは漫画の読みすぎだ。
たしかに最近、河原で男子高校生と文学少女が『風が騒がしいな』とか言い合ってるとの噂もあるけれど。
とにかく、日常で風を感じることはしばしばあるだろう。
その中でもポピュラーなものとして、速いものが近くを通り過ぎた時、が存在する。
それは車で会ったりバイクであったり、もしくは踏切における電車であったりと様々だろう。
だが、僕の場合はそれらと並列してもう一つ風を感じる例を挙げられる。
すなわち
神原駿河が走り抜けた時、である。
さて、風を感じるときの例を挙げたところで本筋に戻るとしよう。
僕は忍との会話が終わったのち、図書館に向かうことにしたのである。
あそこならば閉館までは楽に時間が潰せるし、人も多いので見つかる心配もほとんどない。
そう思い図書館へと続く道を歩いていた時のこと
僕は風を感じたのである。
それは車でもバイクでもましてや電車でもない、自然に吹いてきた風でもない。
その正体とは、学校でもトップレベルの有名人、運動神経の塊、そして……猿に願った少女
―――神原駿河
僕は忍との会話が終わったのち、図書館に向かうことにしたのである。
あそこならば閉館までは楽に時間が潰せるし、人も多いので見つかる心配もほとんどない。
そう思い図書館へと続く道を歩いていた時のこと
僕は風を感じたのである。
それは車でもバイクでもましてや電車でもない、自然に吹いてきた風でもない。
その正体とは、学校でもトップレベルの有名人、運動神経の塊、そして……猿に願った少女
―――神原駿河
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