私的良スレ書庫
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元スレ火憐「じゃあ処女やる。私の処女あげるから」 暦「それならいいぜ」
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羽川からの逃亡は無理だな。
デュララ木さんの精神は羽川に逆らえないから
デュララ木さんの精神は羽川に逆らえないから
>>560
偶数だったらやっぱ俺のもの
偶数だったらやっぱ俺のもの
はいコンマの流れやめてくださいねー子供は寝る時間になりましたよー
>>563
あと三冊でるよ
あと三冊でるよ
阿良々木「羽川か、こんなところで会うなんて珍しいな」
羽川「そう?公園で友達の遭遇するのは別に珍しいこととは呼べないと思うけれど」
阿良々木「ん、まあそうだけどさ。最近は部屋の中で勉強を教えられてばかりだったろ?」
だからこうして外で羽川とたまたま出くわすというのは僕にとっては意外に珍しいことなのだ。
もっとも、この状況では本当に『たまたま』であるかは疑わしいのだが。
羽川「阿良々木君こそ、一人でこんなところで何をやってるの?」
忍は羽川が来るのを察知したらしく、既に姿を消していた。
僕に気を使ったのか、それとも羽川と顔を合わせたくないのか、理由までは窺い知ることはできない。
阿良々木「ちょっと考え事をしててな、フラフラと歩いてここまで来ちまったんだよ」
羽川「ふーん、考え事……ね」
羽川「そう?公園で友達の遭遇するのは別に珍しいこととは呼べないと思うけれど」
阿良々木「ん、まあそうだけどさ。最近は部屋の中で勉強を教えられてばかりだったろ?」
だからこうして外で羽川とたまたま出くわすというのは僕にとっては意外に珍しいことなのだ。
もっとも、この状況では本当に『たまたま』であるかは疑わしいのだが。
羽川「阿良々木君こそ、一人でこんなところで何をやってるの?」
忍は羽川が来るのを察知したらしく、既に姿を消していた。
僕に気を使ったのか、それとも羽川と顔を合わせたくないのか、理由までは窺い知ることはできない。
阿良々木「ちょっと考え事をしててな、フラフラと歩いてここまで来ちまったんだよ」
羽川「ふーん、考え事……ね」
ちょい風呂行ってくるか、ふん
そんなことはどちらでも同じことだ。
そんなことはどちらでも同じことだ。
止めてくれ羽川、そんな目で僕を見るな。
羽川に見つめられるとなぜかすべてを見透かされているような気さえしてくるのだ。
正直言って、羽川には僕が置かれている状況を知られたくはない。
羽川「何か悩みがあるんだったら……相談してみない、私に」
阿良々木「いや、これは僕個人の問題なんだ。他人に話すことじゃない」
羽川「まあ、人には言いたくない話なら無理は聞かないけれど」
そう、基本的に羽川はこちらが踏み込んでほしくない領域にまでは踏み込んで来ようとしない。
僕は羽川のそういうところが好きだった。
羽川「じゃあ阿良々木君、もしあなたが抱えている秘密を私に打ち明けてくれたら……」
阿良々木「くれたら?」
羽川「私の胸触り放題」
阿良々木「魅力的な提案だなぁちきしょう!!」
そして僕は羽川のこういうところが嫌いだった。
羽川に見つめられるとなぜかすべてを見透かされているような気さえしてくるのだ。
正直言って、羽川には僕が置かれている状況を知られたくはない。
羽川「何か悩みがあるんだったら……相談してみない、私に」
阿良々木「いや、これは僕個人の問題なんだ。他人に話すことじゃない」
羽川「まあ、人には言いたくない話なら無理は聞かないけれど」
そう、基本的に羽川はこちらが踏み込んでほしくない領域にまでは踏み込んで来ようとしない。
僕は羽川のそういうところが好きだった。
羽川「じゃあ阿良々木君、もしあなたが抱えている秘密を私に打ち明けてくれたら……」
阿良々木「くれたら?」
羽川「私の胸触り放題」
阿良々木「魅力的な提案だなぁちきしょう!!」
そして僕は羽川のこういうところが嫌いだった。
羽川「あはは、ここまで言っても黙ってるなんてよっぽど大事なことなんだね」
阿良々木「お前には僕が紳士だから胸に触ろうとしないっていう発想は出てこないのか」
羽川「えっ……?」
阿良々木「何でそこで驚愕の表情を浮かべる!?お前の中の僕ってそんなに信用ないのか!?」
羽川「ん……阿良々木君はロダンの考える人って何について考えてるか知ってる?」
阿良々木「……もうはっきり最低レベルって言ってくれ」
考える人、確かあれって地獄について考えてるんだったよな……?
要するに、僕の信用は地の底レベルで低いらしい。
阿良々木「お前には僕が紳士だから胸に触ろうとしないっていう発想は出てこないのか」
羽川「えっ……?」
阿良々木「何でそこで驚愕の表情を浮かべる!?お前の中の僕ってそんなに信用ないのか!?」
羽川「ん……阿良々木君はロダンの考える人って何について考えてるか知ってる?」
阿良々木「……もうはっきり最低レベルって言ってくれ」
考える人、確かあれって地獄について考えてるんだったよな……?
要するに、僕の信用は地の底レベルで低いらしい。
羽川は長髪から短髪になって可愛さが倍増したよな
元から可愛かったが最強になってしまった
元から可愛かったが最強になってしまった
考える人は地獄に落ちる奴らを見ながらフゥーハハァー無様だなーとか考えてるんじゃなかったっけ
羽川「とりあえず、冗談はそれくらいにしておいて……本当に話したくないことなんだ?」
阿良々木「ああ……こればっかりはな」
正直、『それくらいにしておいて』で済ませるレベルではない冗談という名の暴力を受けた気がするが
羽川「分かった、じゃあもうこの話は聞かない……阿良々木君もそれを望んでるみたいだし」
阿良々木「気を遣わせて悪いな羽川、でも本当にお前が心配するようなことじゃないんだ」
羽川「そ、阿良々木君がそう言うんだったら私はそれを信じるよ」
さっきの冗談では地の底レベルで低いと言っていた羽川の僕に対する信頼度。
実のところでは意外と高いのかもしれない。
阿良々木「ああ……こればっかりはな」
正直、『それくらいにしておいて』で済ませるレベルではない冗談という名の暴力を受けた気がするが
羽川「分かった、じゃあもうこの話は聞かない……阿良々木君もそれを望んでるみたいだし」
阿良々木「気を遣わせて悪いな羽川、でも本当にお前が心配するようなことじゃないんだ」
羽川「そ、阿良々木君がそう言うんだったら私はそれを信じるよ」
さっきの冗談では地の底レベルで低いと言っていた羽川の僕に対する信頼度。
実のところでは意外と高いのかもしれない。
羽川「ところで阿良々木君、勉強のほうはちゃんとやってる?」
阿良々木「ああ、今日の分のノルマは終わってるよ」
ここのところ最近、僕は羽川と戦場ヶ原の二人に勉強を教えてもらっている。
おかげで勉強における才能など皆無に等しい僕の学力も徐々に上昇しつつあった。
正直、常日頃から世話になりっぱなしで申し訳なくなるほどである。
羽川「ちゃんと毎日やること、阿良々木君に一番合ったペースで宿題を出してるんだから」
阿良々木「僕に一番合ったペースって……そんなの分かるのか?」
羽川「うん、阿良々木君が一問にかかる平均時間、集中が継続する時間、難易度、ちゃんと調整してるから」
…………勉強を見てもらっているとはいえ、まさかそこまでチェックされているとは。
阿良々木「お前は何でも知ってるなぁ」
羽川「何でもは知らないよ、知ってることだけ」
羽川「知ってるのは集中が切れた阿良々木君が私のうなじと胸元をちらちら見ることくらいかな」
阿良々木「それは知らないでおいてくれ」
阿良々木「ああ、今日の分のノルマは終わってるよ」
ここのところ最近、僕は羽川と戦場ヶ原の二人に勉強を教えてもらっている。
おかげで勉強における才能など皆無に等しい僕の学力も徐々に上昇しつつあった。
正直、常日頃から世話になりっぱなしで申し訳なくなるほどである。
羽川「ちゃんと毎日やること、阿良々木君に一番合ったペースで宿題を出してるんだから」
阿良々木「僕に一番合ったペースって……そんなの分かるのか?」
羽川「うん、阿良々木君が一問にかかる平均時間、集中が継続する時間、難易度、ちゃんと調整してるから」
…………勉強を見てもらっているとはいえ、まさかそこまでチェックされているとは。
阿良々木「お前は何でも知ってるなぁ」
羽川「何でもは知らないよ、知ってることだけ」
羽川「知ってるのは集中が切れた阿良々木君が私のうなじと胸元をちらちら見ることくらいかな」
阿良々木「それは知らないでおいてくれ」
こんな調子で羽川と僕はたわいもない会話を続けていた。
僕のこと、羽川のこと、僕の妹のこと、学校でのこと、本当にたわいもない話だった。
その流れの中で
羽川「そうそう、阿良々木君。もう一つだけ聞きたいことがあったんだけど」
阿良々木「ん?何だよ」
羽川「ほっぺにキスされた感想は?」
阿良々木「…………」
何でもは知らないよ、それが羽川の口癖だ。
それでも、今の僕はその発言に対してはっきりこう言おうと思う。
それは―――嘘だ。
僕のこと、羽川のこと、僕の妹のこと、学校でのこと、本当にたわいもない話だった。
その流れの中で
羽川「そうそう、阿良々木君。もう一つだけ聞きたいことがあったんだけど」
阿良々木「ん?何だよ」
羽川「ほっぺにキスされた感想は?」
阿良々木「…………」
何でもは知らないよ、それが羽川の口癖だ。
それでも、今の僕はその発言に対してはっきりこう言おうと思う。
それは―――嘘だ。
>>596
仕様です
仕様です
阿良々木「お前は何を言っているんだ」
羽川「キスされたんじゃないの?多分……千石ちゃん、かな?」
阿良々木「…………」
多分、ということは実際に見ていたわけではないらしい。
良かった、家の中の出来事まで詳細に知られているなど恐怖以外の何物でもない。
だが、それでもだ。
確証がないにせよ、どこをどう論理展開してその予測を立てたというのだ。
羽川「色々だよ、い・ろ・い・ろ……詳しく聞きたい?」
阿良々木「正直それを聞く度胸は僕にはないな」
羽川「キスされたんじゃないの?多分……千石ちゃん、かな?」
阿良々木「…………」
多分、ということは実際に見ていたわけではないらしい。
良かった、家の中の出来事まで詳細に知られているなど恐怖以外の何物でもない。
だが、それでもだ。
確証がないにせよ、どこをどう論理展開してその予測を立てたというのだ。
羽川「色々だよ、い・ろ・い・ろ……詳しく聞きたい?」
阿良々木「正直それを聞く度胸は僕にはないな」
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