私的良スレ書庫
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元スレ火憐「じゃあ処女やる。私の処女あげるから」 暦「それならいいぜ」
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阿良々木「さて、人生ゲームも一区切りだな」
撫子「うん、そうだね……楽しかった」
阿良々木「……なあ、千石」
撫子「何……?」
阿良々木「その髪型、似合ってるぞ」
撫子「えっ……そ、そうかな……?」
前髪を上げておでこを出している千石の髪型。
もっとも、下ろしていたほうが可愛いという人もいるには違いない。
それでも、前髪で額を隠すことのない、恥ずかしがらずに前を向こうとする努力が見える
今の髪型のほうが僕は好きだ。
阿良々木「困ったことがあったら僕に相談しろ、必ず力になるからな」
撫子「……じゃあ撫子、暦お兄ちゃんと結婚したくて困ってるんだけど助けてくれる?」
撫子「うん、そうだね……楽しかった」
阿良々木「……なあ、千石」
撫子「何……?」
阿良々木「その髪型、似合ってるぞ」
撫子「えっ……そ、そうかな……?」
前髪を上げておでこを出している千石の髪型。
もっとも、下ろしていたほうが可愛いという人もいるには違いない。
それでも、前髪で額を隠すことのない、恥ずかしがらずに前を向こうとする努力が見える
今の髪型のほうが僕は好きだ。
阿良々木「困ったことがあったら僕に相談しろ、必ず力になるからな」
撫子「……じゃあ撫子、暦お兄ちゃんと結婚したくて困ってるんだけど助けてくれる?」
さすがちゅららぎさん!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ
そこにシビれる憧れ…る…ゥ?
支援。
そこにシビれる憧れ…る…ゥ?
支援。
阿良々木「…………」
困ったことがあったら相談しろと言った手前言いにくいのだが、誰か僕の相談に乗ってほしい。
まさかここまでストレートなことを言われるとは思ってもいなかった。
つくづく狐という動物が嫌いになりそうだ。
撫子「あはは、ごめんね暦お兄ちゃん。冗談だから気にしないで」
阿良々木「……ここまで心臓に悪いドッキリも生まれて初めてだったよ」
撫子「撫子ね、暦お兄ちゃんを困らせたくない。暦お兄ちゃんには笑っていてほしいから」
千石は大きく深呼吸をして
撫子「だから、今はこれだけ……」
自分の唇を僕の頬に触れさせた。
困ったことがあったら相談しろと言った手前言いにくいのだが、誰か僕の相談に乗ってほしい。
まさかここまでストレートなことを言われるとは思ってもいなかった。
つくづく狐という動物が嫌いになりそうだ。
撫子「あはは、ごめんね暦お兄ちゃん。冗談だから気にしないで」
阿良々木「……ここまで心臓に悪いドッキリも生まれて初めてだったよ」
撫子「撫子ね、暦お兄ちゃんを困らせたくない。暦お兄ちゃんには笑っていてほしいから」
千石は大きく深呼吸をして
撫子「だから、今はこれだけ……」
自分の唇を僕の頬に触れさせた。
阿良々木「せ、千石!?」
撫子「……これだけできれば今はもう何もいらない」
阿良々木「そ……そうか、それはどうも……」
いや、どうもっておかしいよな?ていうかどんなステップを踏んでさっきの状況になった?
撫子「でも……覚悟しててね暦お兄ちゃん、今はまだお兄ちゃんって呼んでるけれど……」
撫子「そのうち必ず、あなたって呼ぶようになってみせるから」
阿良々木「…………」
どうやら僕は、この少女によくわからない決意をさせてしまったらしい。
撫子「……これだけできれば今はもう何もいらない」
阿良々木「そ……そうか、それはどうも……」
いや、どうもっておかしいよな?ていうかどんなステップを踏んでさっきの状況になった?
撫子「でも……覚悟しててね暦お兄ちゃん、今はまだお兄ちゃんって呼んでるけれど……」
撫子「そのうち必ず、あなたって呼ぶようになってみせるから」
阿良々木「…………」
どうやら僕は、この少女によくわからない決意をさせてしまったらしい。
撫子「ホント言うとね、さっき撫子……ちょっとずるいことしようとしたの」
撫子「でもそんなんじゃだめ、だよね……」
阿良々木「……ああ、度が過ぎるほどのずるいことはしちゃいけないな」
撫子「ごめんね暦お兄ちゃん、でも……もうそんなことしない、心も体もちゃんと成長する」
撫子「だから、撫子が大きくなって真っ直ぐに成長できたとき……」
撫子「暦お兄ちゃんの中の撫子の存在も大きくなってたら嬉しいな」
阿良々木「……ああ、その時を待ってるよ」
そう言うと、千石はこの日僕が見た中で一番の笑顔を見せたのだった。
撫子「でもそんなんじゃだめ、だよね……」
阿良々木「……ああ、度が過ぎるほどのずるいことはしちゃいけないな」
撫子「ごめんね暦お兄ちゃん、でも……もうそんなことしない、心も体もちゃんと成長する」
撫子「だから、撫子が大きくなって真っ直ぐに成長できたとき……」
撫子「暦お兄ちゃんの中の撫子の存在も大きくなってたら嬉しいな」
阿良々木「……ああ、その時を待ってるよ」
そう言うと、千石はこの日僕が見た中で一番の笑顔を見せたのだった。
>>523
西尾とかわれ
西尾とかわれ
・・・
阿良々木「……なんだかマズイ方向へ進んでるよな、僕」
忍「ふむ……ずいぶんといばらの道を歩んでいると見えるな、お前様は」
千石の家で一悶着をした後、僕は一人公園のブランコを漕いでいた。
いや、正確には僕にくっつくように立っている忍も一緒ではあるのだが。
忍「これで既に二人、いや……妹を含めれば四人が既にお前様にべったりじゃの」
はたから見れば羨ましい限りじゃの、かかっ。などと忍は笑っているのだが……
実際、あまり笑える状況とは言えない。
忍「それで、一体これからどうするつもりじゃ?」
阿良々木「……どうしたらいいんだろうな、本当に」
むしろ誰かに教えてほしいくらいだ、これ以上一体どうしろと。
忍「もう一度だけ言っておくが儂にはどうにもならぬからの」
阿良々木「分かってる、お前に頼りっきりになるわけにもいかないしな」
阿良々木「……なんだかマズイ方向へ進んでるよな、僕」
忍「ふむ……ずいぶんといばらの道を歩んでいると見えるな、お前様は」
千石の家で一悶着をした後、僕は一人公園のブランコを漕いでいた。
いや、正確には僕にくっつくように立っている忍も一緒ではあるのだが。
忍「これで既に二人、いや……妹を含めれば四人が既にお前様にべったりじゃの」
はたから見れば羨ましい限りじゃの、かかっ。などと忍は笑っているのだが……
実際、あまり笑える状況とは言えない。
忍「それで、一体これからどうするつもりじゃ?」
阿良々木「……どうしたらいいんだろうな、本当に」
むしろ誰かに教えてほしいくらいだ、これ以上一体どうしろと。
忍「もう一度だけ言っておくが儂にはどうにもならぬからの」
阿良々木「分かってる、お前に頼りっきりになるわけにもいかないしな」
俺も最近いーちゃんと哀川さんのSS見て思い出したとは言え
人類最悪の狐さんへの言及がないとは傑作だな
人類最悪の狐さんへの言及がないとは傑作だな
「そこで一人寂しくブランコを漕いでいるのはもしかして阿良々木君かな?」
阿良々木「…………」
千石然り、最近は背後から声を掛けるのがブームになっているのだろうか。
そしてこの声、聞き間違うはずもない。
学校一の秀才、猫に魅せられた少女、そして……僕の恩人である
羽川翼その人だった。
阿良々木「…………」
千石然り、最近は背後から声を掛けるのがブームになっているのだろうか。
そしてこの声、聞き間違うはずもない。
学校一の秀才、猫に魅せられた少女、そして……僕の恩人である
羽川翼その人だった。
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