私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ恒一「なんで見崎のことを無視するんだ!」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×6
レスフィルター : (試験中)
水野姉「それじゃ、何かあったら電話してね」
恒一「は、はぁ……」
水野姉「ばいばーい!」
恒一「さようなら……」
恒一「……」
恒一「……相変わらずだったなあ、水野さん」
綾野「相変わらずって?」
恒一「わっ!?」
恒一「は、はぁ……」
水野姉「ばいばーい!」
恒一「さようなら……」
恒一「……」
恒一「……相変わらずだったなあ、水野さん」
綾野「相変わらずって?」
恒一「わっ!?」
綾野「やっほーこういっちゃん、こんな所で奇遇だね」
恒一「あ、綾野さん……? なんでこんな所に」
綾野「え? 決まってんじゃん、こういっちゃんと一緒だよ」
恒一「僕と一緒?」
綾野「うん、だってこういっちゃんもサボりでしょ?」
恒一「いや、僕は病院に用事があって学校休んでるんだけど」
綾野「えっ」
恒一「えっ」
綾野「……」
恒一「……」
綾野「……あ、あははー」
恒一「綾野さん……」ジトー
恒一「あ、綾野さん……? なんでこんな所に」
綾野「え? 決まってんじゃん、こういっちゃんと一緒だよ」
恒一「僕と一緒?」
綾野「うん、だってこういっちゃんもサボりでしょ?」
恒一「いや、僕は病院に用事があって学校休んでるんだけど」
綾野「えっ」
恒一「えっ」
綾野「……」
恒一「……」
綾野「……あ、あははー」
恒一「綾野さん……」ジトー
恒一「駄目だよ綾野さん、サボりは」
綾野「ごめんごめん……そ、それよりさ」
恒一「ん? なに?」
綾野「……実はこういっちゃんに聞きたいことがあるんだけど」
恒一「僕に聞きたいこと?」
綾野「うん……こういっちゃん言ったよね、クラスの皆を守るって」
恒一「ああ言ったよ」
綾野「クラスメートの大半が思ってることなんだけど……こういっちゃんは本当に皆を守れるのかって」
恒一「……どういうこと?」
綾野「ごめんごめん……そ、それよりさ」
恒一「ん? なに?」
綾野「……実はこういっちゃんに聞きたいことがあるんだけど」
恒一「僕に聞きたいこと?」
綾野「うん……こういっちゃん言ったよね、クラスの皆を守るって」
恒一「ああ言ったよ」
綾野「クラスメートの大半が思ってることなんだけど……こういっちゃんは本当に皆を守れるのかって」
恒一「……どういうこと?」
綾野「だってさ、災厄はいつどこで、誰に対して起こるかなんてわかんないんだよ?」
恒一「そうだね」
綾野「それを止めるなんて物理的に無理じゃない?」
恒一「うん……まあそうなるね」
綾野「なら駄目だよこういっちゃん」
恒一「駄目?」
綾野「このまま……このまま災厄が起きたらさ」
―――――グラッ
恒一「っ!?」
綾野「こういっちゃん、皆になにを言われ――」
恒一「危ない綾野さん!!」
綾野「きゃっ!?」
恒一「そうだね」
綾野「それを止めるなんて物理的に無理じゃない?」
恒一「うん……まあそうなるね」
綾野「なら駄目だよこういっちゃん」
恒一「駄目?」
綾野「このまま……このまま災厄が起きたらさ」
―――――グラッ
恒一「っ!?」
綾野「こういっちゃん、皆になにを言われ――」
恒一「危ない綾野さん!!」
綾野「きゃっ!?」
>>30
しんぱちぃぃぃぃぃ
しんぱちぃぃぃぃぃ
ガシャ―――ン!!!!
綾野「きゃああっ!?」
恒一「ふう……危ないところだった」
綾野「なっ、何が起きたの!?」
恒一「……トラックの荷台にあった硝子が倒れてきたんだよ」
綾野「が、硝子が……?」
恒一「綾野さん怪我はない?」
綾野「えっ……う、うん、大丈夫」
作業員A「おい大丈夫か!?」
作業員B「こりゃひでぇ、辺り一面硝子片だ……そこの君らは大丈夫かい?」
恒一「はい、大丈夫です」
綾野「……」
作業員A「あーあー商品の硝子が……」
作業員B「とりあえず片すぞ、箒もってこい」
恒一「……後は任せていいみたいだね」
綾野「……」
恒一「あれ? 綾野さん?」
綾野「……」ドキドキ
恒一「綾野さん?」
綾野「えっ!? なに!?」ビクッ
作業員B「こりゃひでぇ、辺り一面硝子片だ……そこの君らは大丈夫かい?」
恒一「はい、大丈夫です」
綾野「……」
作業員A「あーあー商品の硝子が……」
作業員B「とりあえず片すぞ、箒もってこい」
恒一「……後は任せていいみたいだね」
綾野「……」
恒一「あれ? 綾野さん?」
綾野「……」ドキドキ
恒一「綾野さん?」
綾野「えっ!? なに!?」ビクッ
恒一「大丈夫? ほら、立って」スッ
綾野「あ……う、うん」ギュッ
綾野(あっ……恒一くんの手、おっきい)
恒一「よいしょっと」
綾野(それに逞しくて……や、やだ、顔が熱くなってきちゃった……)
恒一「ん? 大丈夫綾野さん?」
綾野「なっ何が!?」
恒一「なんだか顔が赤いみたいだけど、風邪かなんか?」
綾野「えっ……ちがっ、違うのこれは! なんでもないから」アセアセ
恒一「そう? あ、そうだ」
綾野「え? なに?」
綾野「あ……う、うん」ギュッ
綾野(あっ……恒一くんの手、おっきい)
恒一「よいしょっと」
綾野(それに逞しくて……や、やだ、顔が熱くなってきちゃった……)
恒一「ん? 大丈夫綾野さん?」
綾野「なっ何が!?」
恒一「なんだか顔が赤いみたいだけど、風邪かなんか?」
綾野「えっ……ちがっ、違うのこれは! なんでもないから」アセアセ
恒一「そう? あ、そうだ」
綾野「え? なに?」
恒一「さっき何か言いかけてたけど、何を言おうとしてたの?」
綾野「えっ? あっ……」
綾野「……ううん、なんでもないよ」
恒一「そうなの?」
綾野「うん! もう言う必要無くなっちゃった!」
恒一「? まあそれなら別にいいけど」
綾野「それよりこういっちゃんさ、この後暇?」
恒一「この後? うん、検診も終わってもう用事も無いけど」
綾野「それならこれから一緒に遊ばない?」
恒一「今から?」
綾野「うん! 今からデート!」
恒一「でっ、デート!?」
綾野「えっ? あっ……」
綾野「……ううん、なんでもないよ」
恒一「そうなの?」
綾野「うん! もう言う必要無くなっちゃった!」
恒一「? まあそれなら別にいいけど」
綾野「それよりこういっちゃんさ、この後暇?」
恒一「この後? うん、検診も終わってもう用事も無いけど」
綾野「それならこれから一緒に遊ばない?」
恒一「今から?」
綾野「うん! 今からデート!」
恒一「でっ、デート!?」
綾野「ねっ、いいでしょ?」ダキッ
恒一「わっ!? ちょっと!」
綾野「ん? どうかした?」
恒一「どっどうかしたって……当たってる! 当たってるから!」
綾野「ふふふ……当ててるのよ?」
恒一「ええっ!?」
綾野「ほらほら行くよこういっちゃん! 時間がもったいない!」グイグイ
恒一「待って、引っ張らないでって……!」
恒一「わっ!? ちょっと!」
綾野「ん? どうかした?」
恒一「どっどうかしたって……当たってる! 当たってるから!」
綾野「ふふふ……当ててるのよ?」
恒一「ええっ!?」
綾野「ほらほら行くよこういっちゃん! 時間がもったいない!」グイグイ
恒一「待って、引っ張らないでって……!」
~数日後・昼休み~
勅使河原「しかし、あれから本当に起こらないな」モグモグ
恒一「なにが?」モグモグ
勅使河原「なにがって、災厄に決まってんじゃねえか」
恒一「ああ……うん、そうだね」
望月「案外、今年はこのまま何も起こらないかもね」
勅使河原「そうなりゃいいんだけどなー……って、あれ?」
恒一「ん? どうしたの勅使河原」
勅使河原「あれ赤沢か?」
恒一「え? あ、ホントだ」
勅使河原「しかし、あれから本当に起こらないな」モグモグ
恒一「なにが?」モグモグ
勅使河原「なにがって、災厄に決まってんじゃねえか」
恒一「ああ……うん、そうだね」
望月「案外、今年はこのまま何も起こらないかもね」
勅使河原「そうなりゃいいんだけどなー……って、あれ?」
恒一「ん? どうしたの勅使河原」
勅使河原「あれ赤沢か?」
恒一「え? あ、ホントだ」
望月「こっち来るね、何か用でもあるのかな」
勅使河原「さあな」
赤沢「……」テクテク
勅使河原「よう、赤沢! なんか用k」
赤沢「恒一くん、ちょっといい?」
恒一「え、僕?」
勅使河原「最後まで言わせろよ……」
望月「ドンマイ……」
勅使河原「さあな」
赤沢「……」テクテク
勅使河原「よう、赤沢! なんか用k」
赤沢「恒一くん、ちょっといい?」
恒一「え、僕?」
勅使河原「最後まで言わせろよ……」
望月「ドンマイ……」
赤沢「さっき綾野さんに聞いたんだけど、あなた昨日――」
ピピピピピピピ!
勅使河原「わっ!? なんの音だよ?」
恒一「あ、僕の携帯だ……ごめん赤沢さん、ちょっと待ってて」
赤沢「……わかったわ」
恒一「ごめんね……もしもし?」ピッ
水野姉『あ、ホラー少年?』
恒一「水野さん?」
ピピピピピピピ!
勅使河原「わっ!? なんの音だよ?」
恒一「あ、僕の携帯だ……ごめん赤沢さん、ちょっと待ってて」
赤沢「……わかったわ」
恒一「ごめんね……もしもし?」ピッ
水野姉『あ、ホラー少年?』
恒一「水野さん?」
×赤沢「さっき綾野さんに聞いたんだけど、あなた昨日――」
○赤沢「さっき綾野さんに聞いたんだけど、あなたこの前――」
○赤沢「さっき綾野さんに聞いたんだけど、あなたこの前――」
水野『今昼休みだよね? ちょっと時間いいかな』
恒一「大丈夫ですけど……どうしたんですか? いきなり電話なんか」
水野『ちょっとねー、実は……ザザ…いこと……ザザザザ…』
恒一「水野さん? よく聞こえないんですが」
水野『あれ…ザ……ちょっと待っザザッ……今屋上にいるんだけど』
恒一「屋上?」
水野『ザザ……うん、ちょっとエレベー…ザザ……で下降りるね』
恒一「エレベーター? わかりました」
水野『うん、ごめ…ザザザ…ね』
恒一「大丈夫ですけど……どうしたんですか? いきなり電話なんか」
水野『ちょっとねー、実は……ザザ…いこと……ザザザザ…』
恒一「水野さん? よく聞こえないんですが」
水野『あれ…ザ……ちょっと待っザザッ……今屋上にいるんだけど』
恒一「屋上?」
水野『ザザ……うん、ちょっとエレベー…ザザ……で下降りるね』
恒一「エレベーター? わかりました」
水野『うん、ごめ…ザザザ…ね』
エレベーターが落ちる寸前まで手すりを掴んで落ちる前に体を上に押して軽くジャンプしたら助からないかな
水野『……あれ?』
恒一「? どうしたんですか?」
水野『ガガッ……ガキンッ……えっ?』
恒一「!? なんですか今の音?」
水野『わ、わかんな……えっ、なに? これ』
恒一「っ……!? 水野さんっ!!」
水野『なに? なにが――』
恒一「ッ―――!! 水野さん!! 姿勢を低くして!!」
水野『え? な、なんで――きゃっ!?』
恒一「水野さん!!」
恒一「? どうしたんですか?」
水野『ガガッ……ガキンッ……えっ?』
恒一「!? なんですか今の音?」
水野『わ、わかんな……えっ、なに? これ』
恒一「っ……!? 水野さんっ!!」
水野『なに? なにが――』
恒一「ッ―――!! 水野さん!! 姿勢を低くして!!」
水野『え? な、なんで――きゃっ!?』
恒一「水野さん!!」
>>243
単芝死ねゴミ
単芝死ねゴミ
恒一「エレベーターの床に張り付くんです!! 早く!!」
水野姉『っ……!? ゆ、床に!?』
恒一「いいから早くしてっ!! 頭も守って!!」
水野姉『うっ、うん――ガガガガッ!!』
恒一「!?」
水野姉『キュルルル……ガシャンッ!!!! ガガッ、ガッ』
恒一「っ……!!」
赤沢「……? どうしたの恒一くん、さっきから一体何が……」
恒一「勅使河原っ!!!!」
勅使河原「えっ!? な、なんだ?」
水野姉『っ……!? ゆ、床に!?』
恒一「いいから早くしてっ!! 頭も守って!!」
水野姉『うっ、うん――ガガガガッ!!』
恒一「!?」
水野姉『キュルルル……ガシャンッ!!!! ガガッ、ガッ』
恒一「っ……!!」
赤沢「……? どうしたの恒一くん、さっきから一体何が……」
恒一「勅使河原っ!!!!」
勅使河原「えっ!? な、なんだ?」
まだ読んでないからわからないけど
ネタバレないよな?
あるなら最初に言うはずだし
ネタバレないよな?
あるなら最初に言うはずだし
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★★★×6類似してるかもしれないスレッド
- 橘純一「ぼ、僕は!おっぱいを揉みたいんだ!」 (200) - [52%] - 2012/4/22 15:45 ★
- あかり「みんながあかりの事を無視するよぉ……」 (150) - [51%] - 2014/1/22 15:15 ☆
- 恒一「誰かとキスしないと爆発する現象?」 (241) - [51%] - 2012/3/16 11:15 ★★
- 恒一「ねえ見崎。『いないもの』ってさあ」 (133) - [51%] - 2012/4/10 10:00 ★
- 赤沢「みんなが私を無視する・・・」 (346) - [51%] - 2012/3/21 4:45 ★
- 恒一「安価で中尾君の恋を応援しよう!」 (220) - [50%] - 2012/4/11 4:45 ☆
- 伊織「みんなで稲葉んを無視しようよ~」 (123) - [50%] - 2012/7/31 6:15 ☆
- 阿良々木「みんなが僕のことを好きだって?」 (879) - [49%] - 2010/2/21 6:46 ★★★×17
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について