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元スレ恒一「なんで見崎のことを無視するんだ!」
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恒一「松永さん? 今なんて……」
松永「そうだ……そうだよ……俺が……俺が止めたんだ……」ブルブル
恒一「止めた? 災厄をですか?」
松永「…………教室、教室に……」
恒一「教室?」
松永「教室に残したんだ……何かを……何か残したんだ…………」
恒一「教室に……残した?」
松永「何かを……何か……災厄を……」
恒一「……」
松永「災厄を止める方法を、残したんだ――――」
松永「そうだ……そうだよ……俺が……俺が止めたんだ……」ブルブル
恒一「止めた? 災厄をですか?」
松永「…………教室、教室に……」
恒一「教室?」
松永「教室に残したんだ……何かを……何か残したんだ…………」
恒一「教室に……残した?」
松永「何かを……何か……災厄を……」
恒一「……」
松永「災厄を止める方法を、残したんだ――――」
~数日後~
勅使河原「なにぃ!? 災厄を止める方法がわかるかもしれない!?」
恒一「ちょっ、声大きいって勅使河原」
勅使河原「あ、わりぃ……それで?」
恒一「うん……松永さんが言うには、教室にその方法を残したって」
望月「教室?」
勅使河原「昔の教室ってーと……旧校舎の方か?」
恒一「うん、多分」
勅使河原「やったじゃねーか! お手柄だぜサカキ!」
勅使河原「なにぃ!? 災厄を止める方法がわかるかもしれない!?」
恒一「ちょっ、声大きいって勅使河原」
勅使河原「あ、わりぃ……それで?」
恒一「うん……松永さんが言うには、教室にその方法を残したって」
望月「教室?」
勅使河原「昔の教室ってーと……旧校舎の方か?」
恒一「うん、多分」
勅使河原「やったじゃねーか! お手柄だぜサカキ!」
勅使河原「そうとわかりゃ、早速赤沢に……」
恒一「あっ、ちょっと待って!」
勅使河原「……なんだよ?」
恒一「なるべく少人数で行きたいんだ」
望月「少人数? どうして?」
恒一「この間、夜見山の外だって言うのに杉浦さんが危うく死にかけたでしょ?」
勅使河原「そうだけどよ……あれは災厄とか関係ない事故だったんじゃねーのか?」
恒一「まあ、千曳さんにも話したらそう言ってたんだけど……万が一がある」
望月「万が一って……」
恒一「……災厄の法則が変わってるかも」
恒一「あっ、ちょっと待って!」
勅使河原「……なんだよ?」
恒一「なるべく少人数で行きたいんだ」
望月「少人数? どうして?」
恒一「この間、夜見山の外だって言うのに杉浦さんが危うく死にかけたでしょ?」
勅使河原「そうだけどよ……あれは災厄とか関係ない事故だったんじゃねーのか?」
恒一「まあ、千曳さんにも話したらそう言ってたんだけど……万が一がある」
望月「万が一って……」
恒一「……災厄の法則が変わってるかも」
勅使河原「法則が……?」
恒一「うん、災厄の範囲や距離……それに期間とかも」
勅使河原「いやいや、そんなことあるわけねーって! だって26年前から法則はずっと変わってない筈だろ?」
恒一「そうとも言えないんだよ、今年は……僕のせいで」
望月「榊原くんのせい?」
恒一「ああ……僕が今のところ災厄で誰か死ぬのを食い止めてる」
恒一「それで現象がどのように変化するのか、それともしないのか……前例も無いからわからないでしょ?」
勅使河原「……まあ、そういわれるとそんな気も……?」
恒一「もし災厄の法則が変わってしまってたら――今後、何が起こるかわからない」
望月「……」
勅使河原「……」ゴクリ
恒一「うん、災厄の範囲や距離……それに期間とかも」
勅使河原「いやいや、そんなことあるわけねーって! だって26年前から法則はずっと変わってない筈だろ?」
恒一「そうとも言えないんだよ、今年は……僕のせいで」
望月「榊原くんのせい?」
恒一「ああ……僕が今のところ災厄で誰か死ぬのを食い止めてる」
恒一「それで現象がどのように変化するのか、それともしないのか……前例も無いからわからないでしょ?」
勅使河原「……まあ、そういわれるとそんな気も……?」
恒一「もし災厄の法則が変わってしまってたら――今後、何が起こるかわからない」
望月「……」
勅使河原「……」ゴクリ
恒一「だからできるだけ慎重に動きたいんだ」
恒一「皆に教えるのは……しっかりとした情報を得てからにしよう」
勅使河原「……そうだな、それがいい」
望月「うん、僕も賛成だよ」
勅使河原「それにしてもサカキ……お前って結構考えてんだな」
恒一「え?」
勅使河原「俺はてっきり無鉄砲の猪突猛進男だと思ってたんだが」
恒一「なにそれ!?」
望月「的を得てるね」
恒一「望月まで!?」
恒一「皆に教えるのは……しっかりとした情報を得てからにしよう」
勅使河原「……そうだな、それがいい」
望月「うん、僕も賛成だよ」
勅使河原「それにしてもサカキ……お前って結構考えてんだな」
恒一「え?」
勅使河原「俺はてっきり無鉄砲の猪突猛進男だと思ってたんだが」
恒一「なにそれ!?」
望月「的を得てるね」
恒一「望月まで!?」
勅使河原「まあそれはいいや、それでいつ旧校舎にいく?」
恒一「できるだけ早く行きたいんだけど……」
望月「今からはちょっと……この後家族で用事があるんだ」
恒一「じゃあ明日の朝とか?」
勅使河原「朝は俺が勘弁!」
恒一「じゃあ夜?」
望月「夜に探し物はきつくない?」
恒一「……じゃあ、明日の午後三時ってことで」
勅使河原「おう!」
望月「うん!」
恒一「できるだけ早く行きたいんだけど……」
望月「今からはちょっと……この後家族で用事があるんだ」
恒一「じゃあ明日の朝とか?」
勅使河原「朝は俺が勘弁!」
恒一「じゃあ夜?」
望月「夜に探し物はきつくない?」
恒一「……じゃあ、明日の午後三時ってことで」
勅使河原「おう!」
望月「うん!」
勅使河原「そしたら待ち合わせ場所は美術部の部室でいいんじゃねーか? 確か旧校舎だろ?」
望月「そうだね、僕なら鍵も持ってるし」
勅使河原「じゃあ決まりだな!」
恒一「ごめんね、頼んでもいい望月?」
望月「うん、任せてよ!」
恒一「ありがとう、それじゃまた明日――」
望月「そうだね、僕なら鍵も持ってるし」
勅使河原「じゃあ決まりだな!」
恒一「ごめんね、頼んでもいい望月?」
望月「うん、任せてよ!」
恒一「ありがとう、それじゃまた明日――」
~演劇部部室~
綾野「――それでね、溺れかけたところをこういっちゃんが泳いで助けにいったの!」
小椋「へえ、そんなことがあったんだ……」
綾野「あの時のこういっちゃんの勇姿と言ったら……もう見れないのが損なぐらい!」
小椋「ふーん……頑張ってるのね榊原くん」
綾野「え? 頑張ってるって?」
小椋「……あれよほら、皆を守るんだー、とか言う奴」
綾野「ああ! うん、こういっちゃんはしっかり皆を守ってるよ」
小椋「……」
綾野「――それでね、溺れかけたところをこういっちゃんが泳いで助けにいったの!」
小椋「へえ、そんなことがあったんだ……」
綾野「あの時のこういっちゃんの勇姿と言ったら……もう見れないのが損なぐらい!」
小椋「ふーん……頑張ってるのね榊原くん」
綾野「え? 頑張ってるって?」
小椋「……あれよほら、皆を守るんだー、とか言う奴」
綾野「ああ! うん、こういっちゃんはしっかり皆を守ってるよ」
小椋「……」
綾野「こういっちゃんはかっこいいし頼りがいあるんだけど、鈍いのが玉に傷でねー……」
小椋「……」
綾野「この間だってさー」
小椋「……あーもういいわ、榊原くんの話はもういい」
綾野「え? なんで?」
小椋「こんなに榊原くんの話されてたら、耳からこういっちゃんが付いて取れなくなるわよ」
綾野「えー……まだ話足りないのにぃ」
小椋「いつも話てるくせにまだ足りないのか……」
小椋「……」
綾野「この間だってさー」
小椋「……あーもういいわ、榊原くんの話はもういい」
綾野「え? なんで?」
小椋「こんなに榊原くんの話されてたら、耳からこういっちゃんが付いて取れなくなるわよ」
綾野「えー……まだ話足りないのにぃ」
小椋「いつも話てるくせにまだ足りないのか……」
小椋「それにしても、あんた明るくなったわね」
綾野「え? そう? 私は昔から元気いっぱいだったよ?」
小椋「まあ確かに傍目にははしゃいで見えるわね……けど」
綾野「けど?」
小椋「たまに何処か不安そうな表情するじゃない、3年3組になってからは特にそうだったし」
綾野「……あー」
小椋「まあ今はそれも全く見なくなったけど……やっぱりそれも榊原くんのお蔭なの?」
綾野「こういっちゃんの? ……そうかな、うん、多分そう」
小椋「ふーん……」
綾野「え? そう? 私は昔から元気いっぱいだったよ?」
小椋「まあ確かに傍目にははしゃいで見えるわね……けど」
綾野「けど?」
小椋「たまに何処か不安そうな表情するじゃない、3年3組になってからは特にそうだったし」
綾野「……あー」
小椋「まあ今はそれも全く見なくなったけど……やっぱりそれも榊原くんのお蔭なの?」
綾野「こういっちゃんの? ……そうかな、うん、多分そう」
小椋「ふーん……」
>>674
どっちでもいいみたいな話もあるし、いいんじゃない
どっちでもいいみたいな話もあるし、いいんじゃない
>>677
許してやれよ
許してやれよ
小椋「……いいわね、恋する乙女って」
綾野「あれ? なになに、由美ったら羨ましいの?」
小椋「うざっ……!? 別に羨ましくなんてないわよ」
綾野「ふふふふ、しかしこういっちゃんは絶対に渡さないよ? ただでさえライバル多いのにこれ以上増えたらまいっちゃうもん」
小椋「だから違うって……あーもうどうでもいいわ、さっさと帰るわよ」
綾野「え? あっちょっと待ってよ由美ー! 私まだ準備終わってない!」
小椋「早くしなさいってば」
綾野「うん! ちょっと待ってて!」ガサゴソ
小椋「……」
小椋(榊原くん、か……)
綾野「あれ? なになに、由美ったら羨ましいの?」
小椋「うざっ……!? 別に羨ましくなんてないわよ」
綾野「ふふふふ、しかしこういっちゃんは絶対に渡さないよ? ただでさえライバル多いのにこれ以上増えたらまいっちゃうもん」
小椋「だから違うって……あーもうどうでもいいわ、さっさと帰るわよ」
綾野「え? あっちょっと待ってよ由美ー! 私まだ準備終わってない!」
小椋「早くしなさいってば」
綾野「うん! ちょっと待ってて!」ガサゴソ
小椋「……」
小椋(榊原くん、か……)
~恒一宅~
恒一「……」カキカキ
恒一「……」キュッキュッ
怜子「……あら?」
恒一「……」カキカキカキ
恒一「……よし、できたかな」
怜子「何ができたの?」ヒョコッ
恒一「うわぁっ!?」
恒一「……」カキカキ
恒一「……」キュッキュッ
怜子「……あら?」
恒一「……」カキカキカキ
恒一「……よし、できたかな」
怜子「何ができたの?」ヒョコッ
恒一「うわぁっ!?」
恒一「れ、怜子さん!?」
怜子「リビングで何書いてるかと思えば……なあにこれ?」
恒一「え、えーと……みんなにも今度説明するつもりだったんですけど」
恒一「先に概要だけでも仕上げておこうかなって思いまして」
怜子「どれどれ……ん?」
怜子「恒一くん、これって……」
恒一「……はい、実は千曳さんに話を聞いて思いついたんですが」
恒一「夏休みの数日間を使って――」
怜子「リビングで何書いてるかと思えば……なあにこれ?」
恒一「え、えーと……みんなにも今度説明するつもりだったんですけど」
恒一「先に概要だけでも仕上げておこうかなって思いまして」
怜子「どれどれ……ん?」
怜子「恒一くん、これって……」
恒一「……はい、実は千曳さんに話を聞いて思いついたんですが」
恒一「夏休みの数日間を使って――」
~小椋宅~
小椋「……」
コンコン
小椋「……兄貴、いるんでしょ?」
シーン…
小椋「……」コンコン
シーン…
小椋「っ……ちょっと! 返事ぐらいしなさいよ!」ドンッ
小椋「……」
コンコン
小椋「……兄貴、いるんでしょ?」
シーン…
小椋「……」コンコン
シーン…
小椋「っ……ちょっと! 返事ぐらいしなさいよ!」ドンッ
小椋兄『……うっせぇな、なんの用だよ』
小椋「なんの用だ、じゃないわよ……いつまで部屋にひきこもってるつもり?」
小椋兄『……俺の勝手だろ』
小椋「勝手って……ふざけたこと言ってんじゃないわよ!」ドンッ
小椋兄『っ……! っせぇな!! お前には関係ないだろ!!』
小椋「関係無くなんかないわよ!」
小椋兄『関係ねぇよ! たかが妹の癖に!!』
小椋「っ……!!」
小椋「なんの用だ、じゃないわよ……いつまで部屋にひきこもってるつもり?」
小椋兄『……俺の勝手だろ』
小椋「勝手って……ふざけたこと言ってんじゃないわよ!」ドンッ
小椋兄『っ……! っせぇな!! お前には関係ないだろ!!』
小椋「関係無くなんかないわよ!」
小椋兄『関係ねぇよ! たかが妹の癖に!!』
小椋「っ……!!」
小椋「っ……どうして……」
小椋兄『っつーかなんだよ、今まで部屋をノックすることなんて無かったくせに――』
小椋「どうしてっ……あんたはそんななのよ!!」
小椋兄『……ああ?』
小椋「昔は……昔はもっとかっこよかったのに……!」
小椋兄『昔……?』
小椋「そうよ……昔は……今みたいじゃなかった」
小椋兄『……』
小椋「昔は……ヒーローみたいだったのに……榊原くんみたいなヒーローだったのに」
小椋兄『……はあ?』
小椋兄『っつーかなんだよ、今まで部屋をノックすることなんて無かったくせに――』
小椋「どうしてっ……あんたはそんななのよ!!」
小椋兄『……ああ?』
小椋「昔は……昔はもっとかっこよかったのに……!」
小椋兄『昔……?』
小椋「そうよ……昔は……今みたいじゃなかった」
小椋兄『……』
小椋「昔は……ヒーローみたいだったのに……榊原くんみたいなヒーローだったのに」
小椋兄『……はあ?』
>>579
本物さん続きはよ
本物さん続きはよ
小椋兄『誰だよ榊原って? お前何言って――』
小椋「もういい!!」ドンッ
小椋兄『っ!?』
小椋「あんたなんか一生そこに引き籠ってなさいよ!! 死んじゃえばーか!!」
小椋兄『ああ!? てめーが死ねばーか!!』
タタタタタタ…
小椋兄『……』
小椋「もういい!!」ドンッ
小椋兄『っ!?』
小椋「あんたなんか一生そこに引き籠ってなさいよ!! 死んじゃえばーか!!」
小椋兄『ああ!? てめーが死ねばーか!!』
タタタタタタ…
小椋兄『……』
小椋さんてアニメだと今のところ「兄貴!」しかセリフ無いよね?
>>695
割と喋ってただろ
割と喋ってただろ
>>692
なにこの自演
なにこの自演
小椋兄「……」
小椋兄「……ちっ、なんだってんだよ由美の奴」
小椋兄「っと、画像収集に戻らねーと……」カチカチ
小椋兄「……」カチカチ
小椋兄「……」カチカチカチターンッ
小椋兄「……」
小椋兄「……」
小椋兄「……昔、か……」
小椋兄(昔の俺ってどんなんだったっけな……)
小椋兄「……ちっ、なんだってんだよ由美の奴」
小椋兄「っと、画像収集に戻らねーと……」カチカチ
小椋兄「……」カチカチ
小椋兄「……」カチカチカチターンッ
小椋兄「……」
小椋兄「……」
小椋兄「……昔、か……」
小椋兄(昔の俺ってどんなんだったっけな……)
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