私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ恒一「なんで見崎のことを無視するんだ!」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×6
レスフィルター : (試験中)
~教室~
恒一「皆して見崎をいない者のように扱って……」
恒一「これは立派ないじめだよ!!」バンッ
望月「」ビクッ
勅使河原「お、落ち着けってサカキ……これには理由がだな」
風見「そうだよ、これには深い訳が……」
恒一「理由ってなんだよ! いじめに理由もクソもあってたまるか!」
恒一「こんな理不尽……僕には許せない!!」
恒一「皆して見崎をいない者のように扱って……」
恒一「これは立派ないじめだよ!!」バンッ
望月「」ビクッ
勅使河原「お、落ち着けってサカキ……これには理由がだな」
風見「そうだよ、これには深い訳が……」
恒一「理由ってなんだよ! いじめに理由もクソもあってたまるか!」
恒一「こんな理不尽……僕には許せない!!」
赤沢「ち、ちょっと待って恒一くん」
恒一「赤沢さん……」
赤沢「とりあえず話を聞いて頂戴」
恒一「……僕が皆に見崎のことを聞き出そうとしたときははぐらかしてた癖に、今さら話を聞けだって?」
赤沢「それは……」
恒一「ふざけるのもいい加減にしてよ!」バンッ
赤沢「ひっ」ビクッ
恒一「赤沢さん……」
赤沢「とりあえず話を聞いて頂戴」
恒一「……僕が皆に見崎のことを聞き出そうとしたときははぐらかしてた癖に、今さら話を聞けだって?」
赤沢「それは……」
恒一「ふざけるのもいい加減にしてよ!」バンッ
赤沢「ひっ」ビクッ
恒一「それに聞いた話だといじめの首謀者は赤沢さんだって言うじゃないか」
赤沢「え? いや、私は首謀者じゃなくて対策係……」
恒一「対策係ってなんだよ! 意味のわからない役職を作ってまで見崎を追い詰めるなんて……!!」
赤沢「だから話を……」
恒一「まさか赤沢さんがそんな人だとは思わなかったよ……失望した!」
赤沢「!?」
恒一「悪いけど、もう赤沢さんのことは信用できない」
赤沢「そ、そんな……」
赤沢「え? いや、私は首謀者じゃなくて対策係……」
恒一「対策係ってなんだよ! 意味のわからない役職を作ってまで見崎を追い詰めるなんて……!!」
赤沢「だから話を……」
恒一「まさか赤沢さんがそんな人だとは思わなかったよ……失望した!」
赤沢「!?」
恒一「悪いけど、もう赤沢さんのことは信用できない」
赤沢「そ、そんな……」
鳴「榊原くん」
恒一「! 見崎……」
鳴「榊原くん、こんなことはやめて」
恒一「!?」
鳴「私のことはいいから……これは仕方のないことなの」
恒一「見崎……」
鳴「私はいないものなんだから」
恒一「っ……! 見崎!」ガシッ
鳴「っ!?」ビクッ
恒一「自分のことをそんな風に言っちゃだめだ! 見崎はいないものなんかじゃない!」
鳴「え? いやそういうことじゃなくて……」
恒一「! 見崎……」
鳴「榊原くん、こんなことはやめて」
恒一「!?」
鳴「私のことはいいから……これは仕方のないことなの」
恒一「見崎……」
鳴「私はいないものなんだから」
恒一「っ……! 見崎!」ガシッ
鳴「っ!?」ビクッ
恒一「自分のことをそんな風に言っちゃだめだ! 見崎はいないものなんかじゃない!」
鳴「え? いやそういうことじゃなくて……」
恒一「今まで辛かったよね……わかるよ見崎の気持ち」
鳴「だからね、そうじゃなくて……」
恒一「大丈夫、言わなくていい。全部わかってるから」
鳴「いや絶対にわかってない」
恒一「安心して、僕は見崎の味方だから」
鳴「いや気持ちはありがたいんだけど」
恒一「僕が絶対に見崎のことを救ってみせる」
鳴「いやあの……」
鳴「だからね、そうじゃなくて……」
恒一「大丈夫、言わなくていい。全部わかってるから」
鳴「いや絶対にわかってない」
恒一「安心して、僕は見崎の味方だから」
鳴「いや気持ちはありがたいんだけど」
恒一「僕が絶対に見崎のことを救ってみせる」
鳴「いやあの……」
恒一「ずっと見崎の味方だからね」
鳴(まっ、いっか)
鳴「……はい///」
鳴(まっ、いっか)
鳴「……はい///」
恒一「」キッ
赤沢「ひっ」ビクッ
恒一「……行こう見崎」
鳴「え?」
恒一「こんな人たちとなんて一緒にいれないよ。さ、早く」
鳴「え、あの、ちょっと待――」
ガララッ ピシャンッ!!
赤沢「……」ポカーン
勅使河原「どうすんだよこれ?」
風見「僕に聞かないでくれよ……」
久保寺「……えー、では授業を続けます。32ページを開いて――」
赤沢「ひっ」ビクッ
恒一「……行こう見崎」
鳴「え?」
恒一「こんな人たちとなんて一緒にいれないよ。さ、早く」
鳴「え、あの、ちょっと待――」
ガララッ ピシャンッ!!
赤沢「……」ポカーン
勅使河原「どうすんだよこれ?」
風見「僕に聞かないでくれよ……」
久保寺「……えー、では授業を続けます。32ページを開いて――」
恒一「……」スタスタ
鳴「ちょっ、ちょっと……」
恒一「……」スタスタ
鳴「待って……待って榊原くんっ!」グイッ
恒一「? どうしたの見崎?」
鳴「話を聞いて、榊原くんは勘違いしてる」
恒一「勘違い?」
鳴「そう、勘違い……私がいない者にされてるのはいじめじゃないの」
恒一「いじめじゃない……?」
鳴「うん……私がいないものにされてるのは、3年3組の災厄のせいなの」
恒一「災厄?」
鳴「ちょっ、ちょっと……」
恒一「……」スタスタ
鳴「待って……待って榊原くんっ!」グイッ
恒一「? どうしたの見崎?」
鳴「話を聞いて、榊原くんは勘違いしてる」
恒一「勘違い?」
鳴「そう、勘違い……私がいない者にされてるのはいじめじゃないの」
恒一「いじめじゃない……?」
鳴「うん……私がいないものにされてるのは、3年3組の災厄のせいなの」
恒一「災厄?」
・
・
・
鳴「――と言う災厄が3年3組にはあるの」
恒一「……」
鳴「だから誰か一人をいない者にして、クラスの人数を合わせてるってわけ」
恒一「……」
鳴「理解してくれた?」
恒一「……見崎」
鳴「なに?」
恒一「そんな災厄なんてあるわけないだろう?」
鳴「え?」
・
・
鳴「――と言う災厄が3年3組にはあるの」
恒一「……」
鳴「だから誰か一人をいない者にして、クラスの人数を合わせてるってわけ」
恒一「……」
鳴「理解してくれた?」
恒一「……見崎」
鳴「なに?」
恒一「そんな災厄なんてあるわけないだろう?」
鳴「え?」
恒一「まさか見崎、そんなオカルト的なことを信じてるの?」
鳴「え……」
恒一「そんな話現実にあるわけないじゃないか、誰かの作り話に決まってるさ」
鳴「……違うわ、作り話なんかじゃない本当の話。現に何人も人が死んでる」
恒一「偶然じゃないの?」
鳴「偶然だとしても死者の数が多すぎ。明らかに不自然」
恒一「うーん……にわかには信じがたいけど」
鳴「お願い、信じて」
恒一「……」
鳴「え……」
恒一「そんな話現実にあるわけないじゃないか、誰かの作り話に決まってるさ」
鳴「……違うわ、作り話なんかじゃない本当の話。現に何人も人が死んでる」
恒一「偶然じゃないの?」
鳴「偶然だとしても死者の数が多すぎ。明らかに不自然」
恒一「うーん……にわかには信じがたいけど」
鳴「お願い、信じて」
恒一「……」
恒一「……わかった、見崎のこと信じるよ」
鳴「!」
恒一「と言うことは、クラスの皆もその災厄のせいで見崎をいない者にしてたんだね」
鳴「うん、そういうこと」
恒一「なんて理不尽なんだ……」
鳴「……仕方ないの、これはそういう現象だから」
恒一「……よし、決めた!」
鳴「え?」
恒一「僕がこの災厄を止めてみせる!!」
鳴「……は?」
鳴「!」
恒一「と言うことは、クラスの皆もその災厄のせいで見崎をいない者にしてたんだね」
鳴「うん、そういうこと」
恒一「なんて理不尽なんだ……」
鳴「……仕方ないの、これはそういう現象だから」
恒一「……よし、決めた!」
鳴「え?」
恒一「僕がこの災厄を止めてみせる!!」
鳴「……は?」
恒一「災厄さえ止めればいない者をつくる必要もなくなるんだろ?」
鳴「え? ま、まあ……」
恒一「なら僕に任せてよ!」
鳴「任せてって……無理よ、災厄を止めるなんて」
恒一「無理じゃないさ、人間努力すればなんでもできるものだよ」
鳴「だから」
恒一「何事もやってみないとわからないって」
鳴「あの」
恒一「そんな現象――僕がぶち殺す!!」
鳴「」
鳴「え? ま、まあ……」
恒一「なら僕に任せてよ!」
鳴「任せてって……無理よ、災厄を止めるなんて」
恒一「無理じゃないさ、人間努力すればなんでもできるものだよ」
鳴「だから」
恒一「何事もやってみないとわからないって」
鳴「あの」
恒一「そんな現象――僕がぶち殺す!!」
鳴「」
恒一「そうと決まれば、まずは教室に戻らないとね」
鳴「教室に?」
恒一「うん、災厄のせいでクラスの皆が見崎をいじめてたって言うなら彼らも被害者の側だよ」
恒一「なのに赤沢さんたちに酷いことを言って……謝りにいかないと」
鳴「……そうね」
恒一「そしてきっちり謝った後に宣言するんだ」
鳴「え? 何を?」
恒一「僕が災厄を止めるってことをだよ」
鳴「えっ……」
鳴「教室に?」
恒一「うん、災厄のせいでクラスの皆が見崎をいじめてたって言うなら彼らも被害者の側だよ」
恒一「なのに赤沢さんたちに酷いことを言って……謝りにいかないと」
鳴「……そうね」
恒一「そしてきっちり謝った後に宣言するんだ」
鳴「え? 何を?」
恒一「僕が災厄を止めるってことをだよ」
鳴「えっ……」
恒一「そして見崎がもういない者になる必要も無いってちゃんと説明するんだ」
鳴「なっ……」
恒一「そうすれば皆も災厄に怯えることもなく安心する筈だ!」
鳴「えぇぇ……」
恒一「そうと決まれば早く教室に行こう!」
鳴「ち、ちょっと待――」
恒一「あれ? あそこにいるのって桜木さん?」
鳴「え?」
桜木「あ……」
鳴「なっ……」
恒一「そうすれば皆も災厄に怯えることもなく安心する筈だ!」
鳴「えぇぇ……」
恒一「そうと決まれば早く教室に行こう!」
鳴「ち、ちょっと待――」
恒一「あれ? あそこにいるのって桜木さん?」
鳴「え?」
桜木「あ……」
恒一「丁度よかった桜木さん、実は話が――」
桜木「っ――!」ダッ
恒一「え!? ちょっと待ってよ桜木さん!」ダッ
鳴「えっ? あ、ちょっと」
恒一「見崎はそこで待ってて!」
鳴「あ、はい」
桜木「っ――!」ダッ
恒一「え!? ちょっと待ってよ桜木さん!」ダッ
鳴「えっ? あ、ちょっと」
恒一「見崎はそこで待ってて!」
鳴「あ、はい」
桜木「はぁっ、はぁっ……!」タタタタ
桜木(なんでこんな時に見崎さんと榊原くんが……!)
桜木(とにかく、今は早く病院に急がないとっ……!?)
桜木「きゃっ!?」コケッ
桜木(!? しまった、足が……!)
カツーン カツーン バスンッ
桜木(あっ、傘が開いて――)
ガクンッ
桜木(えっ――ちょっと待って、これ)
桜木(このまま落ちたら、傘が突き刺さって――)
桜木(なんでこんな時に見崎さんと榊原くんが……!)
桜木(とにかく、今は早く病院に急がないとっ……!?)
桜木「きゃっ!?」コケッ
桜木(!? しまった、足が……!)
カツーン カツーン バスンッ
桜木(あっ、傘が開いて――)
ガクンッ
桜木(えっ――ちょっと待って、これ)
桜木(このまま落ちたら、傘が突き刺さって――)
桜木(うそ、そんなっ)
桜木(わたし、死――)
恒一「桜木さんっ!!」ガシッ
桜木「えっ……」
恒一「うわっ!?」
ドタドタゴロゴロゴロ
桜木「きゃああっ!!」
恒一「っつう!?」
ゴロゴロゴロ――ドシンッ!!
桜木(わたし、死――)
恒一「桜木さんっ!!」ガシッ
桜木「えっ……」
恒一「うわっ!?」
ドタドタゴロゴロゴロ
桜木「きゃああっ!!」
恒一「っつう!?」
ゴロゴロゴロ――ドシンッ!!
恒一「いたたたた……」
桜木「……え、わ、私、どうなって」
恒一「……怪我は無い? 桜木さん」
桜木「え? さ、榊原……くん?」
恒一「駄目だよ階段を慌てて降りたら。危うく怪我するところだったよ?」
桜木「あ……」
恒一「うわっ、傘が開いてる……これもう少し横に落ちてたら刺さってたかもね」
桜木「あ……わ、私……」ブルブル
恒一「どうしたの?」
桜木「私……私……」ブルブルブル
恒一「……大丈夫? すごい震えてるよ」
桜木「……え、わ、私、どうなって」
恒一「……怪我は無い? 桜木さん」
桜木「え? さ、榊原……くん?」
恒一「駄目だよ階段を慌てて降りたら。危うく怪我するところだったよ?」
桜木「あ……」
恒一「うわっ、傘が開いてる……これもう少し横に落ちてたら刺さってたかもね」
桜木「あ……わ、私……」ブルブル
恒一「どうしたの?」
桜木「私……私……」ブルブルブル
恒一「……大丈夫? すごい震えてるよ」
桜木「私、もう少しで……死にそうになって……」ガタガタガタ
恒一「……桜木さん」
桜木「いや……やだっ私……死にたくっ、死にたくな――」
恒一「桜木さんっ!」ギュッ
桜木「きゃっ!?」
恒一「……桜木さん」
桜木「いや……やだっ私……死にたくっ、死にたくな――」
恒一「桜木さんっ!」ギュッ
桜木「きゃっ!?」
________
<○√
∥
くく
落ちてきたエレベーターを間一髪で支える恒一の図
<○√
∥
くく
落ちてきたエレベーターを間一髪で支える恒一の図
>>40
熱いなww
熱いなww
恒一「安心して桜木さん」ナデナデ
桜木「なっ……さ、榊原くん!? なにを……」
恒一「桜木さんのことは僕が守るから」
桜木「えっ」ドキッ
恒一「絶対に桜木さんのことを死なせたりしない」
桜木「っ……」ドキドキ
恒一「だから安心して? ね?」ナデナデ
桜木「榊原くん……」
桜木「なっ……さ、榊原くん!? なにを……」
恒一「桜木さんのことは僕が守るから」
桜木「えっ」ドキッ
恒一「絶対に桜木さんのことを死なせたりしない」
桜木「っ……」ドキドキ
恒一「だから安心して? ね?」ナデナデ
桜木「榊原くん……」
>>40
ワロタ
ワロタ
>>45
心臓マッサージ&人工呼吸で蘇生
心臓マッサージ&人工呼吸で蘇生
>>40
くぅぅぅうう!て言いながら足から火花散らすんだけど中々止まらなくて、それでも踏ん張って
「止まれぇぇぇぇ!!!」て言ってスレスレのとこで止めるんだろ?
シュウウウと煙が上がってる中で「許さない! 現象、絶対に許さない!」
ていってレインボーストリーム
くぅぅぅうう!て言いながら足から火花散らすんだけど中々止まらなくて、それでも踏ん張って
「止まれぇぇぇぇ!!!」て言ってスレスレのとこで止めるんだろ?
シュウウウと煙が上がってる中で「許さない! 現象、絶対に許さない!」
ていってレインボーストリーム
>>40
スタイリッシュだな
スタイリッシュだな
類似してるかもしれないスレッド
- 橘純一「ぼ、僕は!おっぱいを揉みたいんだ!」 (200) - [52%] - 2012/4/22 15:45 ★
- あかり「みんながあかりの事を無視するよぉ……」 (150) - [51%] - 2014/1/22 15:15 ☆
- 恒一「誰かとキスしないと爆発する現象?」 (241) - [51%] - 2012/3/16 11:15 ★★
- 恒一「ねえ見崎。『いないもの』ってさあ」 (133) - [51%] - 2012/4/10 10:00 ★
- 赤沢「みんなが私を無視する・・・」 (346) - [51%] - 2012/3/21 4:45 ★
- 恒一「安価で中尾君の恋を応援しよう!」 (220) - [50%] - 2012/4/11 4:45 ☆
- 伊織「みんなで稲葉んを無視しようよ~」 (123) - [50%] - 2012/7/31 6:15 ☆
- 阿良々木「みんなが僕のことを好きだって?」 (879) - [49%] - 2010/2/21 6:46 ★★★×17
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について