私的良スレ書庫
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元スレ恒一「なんで見崎のことを無視するんだ!」
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HHDがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
実はHDDも生きてて現場検証で警察に押収されてお縄につく展開だな
~数日後~
小椋「おはよー」
綾野「あっ由美!」
小椋「ん、おはよう彩」
綾野「おはよう……じゃなくて! 大丈夫なの!? 家にショベルカーが突っ込んだって聞いたけど……」
小椋「ああ……まあ家は壊れちゃったけど、誰も怪我してないし大丈夫よ」
綾野「そっか……よかったぁ」ホッ
小椋「それに壊れたのってクソ兄貴の部屋だけだからね、あいつの部屋なんて無くても問題無いわよ」
綾野「あー、いつも愚痴ってたよねお兄さんのこと……」
小椋「おはよー」
綾野「あっ由美!」
小椋「ん、おはよう彩」
綾野「おはよう……じゃなくて! 大丈夫なの!? 家にショベルカーが突っ込んだって聞いたけど……」
小椋「ああ……まあ家は壊れちゃったけど、誰も怪我してないし大丈夫よ」
綾野「そっか……よかったぁ」ホッ
小椋「それに壊れたのってクソ兄貴の部屋だけだからね、あいつの部屋なんて無くても問題無いわよ」
綾野「あー、いつも愚痴ってたよねお兄さんのこと……」
小椋「うん、まあこれで兄貴の引き籠りも治るはずよ、なんせ引き籠る部屋が無くなっちゃったからね」
綾野「そーなんだー……あれ? そうしたらお兄さん今どこで寝てるの?」
小椋「えっ!? い、いやそれは……」
綾野「?」
小椋「それはそのっ、ねっ……あの――」
ガララッ
小椋「あっ先生来た! この話はこれでおしまいね!」
綾野「え? ちょっと待ってよ由美!」
三神「ほら皆さん! 席について!」
綾野「そーなんだー……あれ? そうしたらお兄さん今どこで寝てるの?」
小椋「えっ!? い、いやそれは……」
綾野「?」
小椋「それはそのっ、ねっ……あの――」
ガララッ
小椋「あっ先生来た! この話はこれでおしまいね!」
綾野「え? ちょっと待ってよ由美!」
三神「ほら皆さん! 席について!」
三神「今日はホームルームの前に重要なお知らせがあります」
赤沢「お知らせ……ですか?」
三神「はい、重要なお知らせです」
三神「実はこのたび……今年の夏休みの数日間を使って、クラス合宿を行いたいと思います」
桜木「合宿?」
三神「そうよ、少し遠くにある夜見山神社と言う神社まで行ってお参りするの」
赤沢「夜見山神社……」
赤沢「お知らせ……ですか?」
三神「はい、重要なお知らせです」
三神「実はこのたび……今年の夏休みの数日間を使って、クラス合宿を行いたいと思います」
桜木「合宿?」
三神「そうよ、少し遠くにある夜見山神社と言う神社まで行ってお参りするの」
赤沢「夜見山神社……」
三神「詳しいことはプリントを回します……これはしおりにもなるから大事にとっておいてください」
三神「風見くん、皆に配ってくれる?」
風見「あっ、はいわかりました」ガタッ
三神「配りながら説明しますが、この合宿は自由参加です」
三神「……しかし、私たちのクラスには皆さんもご存じの通りあるものが存在します」
三神「ですからこの合宿は、それに関してとても重要なものとなるでしょう」
三神「できる限り、参加できる人はするように」
三神「では、質問がある人は手をあげて――」
三神「風見くん、皆に配ってくれる?」
風見「あっ、はいわかりました」ガタッ
三神「配りながら説明しますが、この合宿は自由参加です」
三神「……しかし、私たちのクラスには皆さんもご存じの通りあるものが存在します」
三神「ですからこの合宿は、それに関してとても重要なものとなるでしょう」
三神「できる限り、参加できる人はするように」
三神「では、質問がある人は手をあげて――」
~合宿当日~
恒一「……」テクテク
鳴「……」テクテク
勅使河原「……びっくりしたよなあ」
恒一「なにが?」
勅使河原「なにがって決まってんだろ……合宿にクラスの奴全員が参加したことだよ」
恒一「ああ……そうだね、僕もまさか全員来てくれるなんて思っても無かった」
鳴「……やっぱり、皆どこかしら不安はあるのね」
勅使河原「だな……あ、そうだ望月! あれちゃんと持ってきたか?」
望月「あれって?」
勅使河原「テープに決まってんだろ、カセットテープ」
望月「ああ……うん、ばっちりだよ」
勅使河原「よし! よくやった望月! お前は偉い」バンバン
望月「いたっ!? ちょっと……背中叩かないでよ」
勅使河原「ははっ、わりーわりー」
恒一「……」テクテク
鳴「……」テクテク
勅使河原「……びっくりしたよなあ」
恒一「なにが?」
勅使河原「なにがって決まってんだろ……合宿にクラスの奴全員が参加したことだよ」
恒一「ああ……そうだね、僕もまさか全員来てくれるなんて思っても無かった」
鳴「……やっぱり、皆どこかしら不安はあるのね」
勅使河原「だな……あ、そうだ望月! あれちゃんと持ってきたか?」
望月「あれって?」
勅使河原「テープに決まってんだろ、カセットテープ」
望月「ああ……うん、ばっちりだよ」
勅使河原「よし! よくやった望月! お前は偉い」バンバン
望月「いたっ!? ちょっと……背中叩かないでよ」
勅使河原「ははっ、わりーわりー」
恒一「……あれ?」
水野「おーい! そこのやつらー!」
勅使河原「ん? なんだ水野ー?」
水野「合宿所前で集合写真撮るらしいから、さっさとこーい!!」
勅使河原「おー! わかったー! よし行くかサカキ……ってどうしたんだ?」
恒一「いや……なんか忘れてる気がするんだよね、なんだったかなぁ……」
勅使河原「なんか? なんかってなんだよ?」
恒一「いや、それが思い出せないんだよ」
勅使河原「? まあ忘れてるってことは別にどうでもいいことなんじゃねーの?」
恒一「そうかなあ……?」
勅使河原「そうに決まってるって! ほら、遅れたらまずいからさっさと行こうぜ!」タッ
恒一「あっ……待ってよ!」タッ
水野「おーい! そこのやつらー!」
勅使河原「ん? なんだ水野ー?」
水野「合宿所前で集合写真撮るらしいから、さっさとこーい!!」
勅使河原「おー! わかったー! よし行くかサカキ……ってどうしたんだ?」
恒一「いや……なんか忘れてる気がするんだよね、なんだったかなぁ……」
勅使河原「なんか? なんかってなんだよ?」
恒一「いや、それが思い出せないんだよ」
勅使河原「? まあ忘れてるってことは別にどうでもいいことなんじゃねーの?」
恒一「そうかなあ……?」
勅使河原「そうに決まってるって! ほら、遅れたらまずいからさっさと行こうぜ!」タッ
恒一「あっ……待ってよ!」タッ
~病院~
中尾「……」
中尾「……」
中尾「……」
中尾「……誰かお見舞いこねえかなあ」
中尾「……」
看護婦「検診のお時間でーす」
中尾「あ、はい」
中尾「……」
中尾「……」
中尾「……」
中尾「……誰かお見舞いこねえかなあ」
中尾「……」
看護婦「検診のお時間でーす」
中尾「あ、はい」
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─── イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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ニニ=- 1:::::::::::;;;::::::;vN、 "Nリヘj
1::::::{ イ::/ rュ\ レ
. l:::::::〉 "' ` ′
─── |:::/八 _j
/´ 、 マァ/
__ ─ /\__ /
´ `ー─
二ニニ==- ヽ
| / l |
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| / 、 ::ヽ , r-...
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ニニ=- Λ '. j, ,
| / '. :.__ ... ´ /
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~合宿所前~
望月「それじゃ撮りますから、皆並んでー」
恒一「わかっ――」
綾野「私こういっちゃんの隣ー!」ダキッ
恒一「わっ!?」
赤沢「ちょっと! そこは私の場所よ!」
綾野「はぁ!? そんなの決まってないじゃん!」
桜木「なら反対隣は私ですね」
恒一「桜木さん!?」
杉浦「……じゃあ前は私ってことで」
恒一「え!? ちょっと杉浦さんまで!?」
望月「それじゃ撮りますから、皆並んでー」
恒一「わかっ――」
綾野「私こういっちゃんの隣ー!」ダキッ
恒一「わっ!?」
赤沢「ちょっと! そこは私の場所よ!」
綾野「はぁ!? そんなの決まってないじゃん!」
桜木「なら反対隣は私ですね」
恒一「桜木さん!?」
杉浦「……じゃあ前は私ってことで」
恒一「え!? ちょっと杉浦さんまで!?」
ギャーギャーワーワー
ドケーオマエコソドケー
望月「……おーい、写真撮りたいんだけどー?」
勅使河原「いいよ望月、このまま撮っちまえ」
望月「えー……? いいのこれ?」
勅使河原「もういいよ、待ってたら日が暮れちまう」
望月「……わかったよ、じゃあ撮るよー」
望月「はい、チーズ」
――カシャッ
ドケーオマエコソドケー
望月「……おーい、写真撮りたいんだけどー?」
勅使河原「いいよ望月、このまま撮っちまえ」
望月「えー……? いいのこれ?」
勅使河原「もういいよ、待ってたら日が暮れちまう」
望月「……わかったよ、じゃあ撮るよー」
望月「はい、チーズ」
――カシャッ
~夕方・恒一の部屋~
勅使河原「よーし、それじゃテープかけるぞ?」
恒一「うん」
鳴「」コクリ
望月「……」ゴクリ
勅使河原「せー……のっ」カチッ
ジー……キュルルル……
松永『それが……それが起こったんだ……』
勅使河原「よーし、それじゃテープかけるぞ?」
恒一「うん」
鳴「」コクリ
望月「……」ゴクリ
勅使河原「せー……のっ」カチッ
ジー……キュルルル……
松永『それが……それが起こったんだ……』
・
・
・
松永『俺が殺したあいつが……ブブッが死者だったんだ』
松永『どうやったら災厄を止められるのか……』
松永『……死者を……死者を死に還す』
松永『……それでその年の秩序は回復する』
松永『――いいか? 死者を死に還せ』
松永『クラスに紛れ込んだもう一人を――殺すんd』
カチッ
恒一「……」
鳴「……」
勅使河原「……」
望月「……」
・
・
松永『俺が殺したあいつが……ブブッが死者だったんだ』
松永『どうやったら災厄を止められるのか……』
松永『……死者を……死者を死に還す』
松永『……それでその年の秩序は回復する』
松永『――いいか? 死者を死に還せ』
松永『クラスに紛れ込んだもう一人を――殺すんd』
カチッ
恒一「……」
鳴「……」
勅使河原「……」
望月「……」
恒一「……」
勅使河原「……なんかすごいこと聞いちまったな」
望月「……そう、だね」
鳴「……」
勅使河原「……どうする?」
恒一「……どうするってなにが?」
勅使河原「……誰が」
勅使河原「誰が――――死者だと思う?」
勅使河原「……なんかすごいこと聞いちまったな」
望月「……そう、だね」
鳴「……」
勅使河原「……どうする?」
恒一「……どうするってなにが?」
勅使河原「……誰が」
勅使河原「誰が――――死者だと思う?」
恒一「……誰が死者……」
望月「その死者を殺せば、災厄は止まる……」
勅使河原「それに殺しても皆の記憶からは消える、か……」
恒一「……」
勅使河原「……な、なあっ――」
恒一「何も変わらないよ」
望月「その死者を殺せば、災厄は止まる……」
勅使河原「それに殺しても皆の記憶からは消える、か……」
恒一「……」
勅使河原「……な、なあっ――」
恒一「何も変わらないよ」
勅使河原「……えっ?」
恒一「何も変わらない。このテープを聞いた意味は無かったね」
勅使河原「……はあ?」
恒一「誰か……誰か一人を殺して災厄を止めるなんて、そんなのできるわけないだろ」
望月「で、でもっ……どうせその人は死者なんでしょ? それで災厄が止まるって言うなら……」
恒一「……駄目だよ」
望月「え?」
恒一「死者なんかじゃない。生きてるんだ」
恒一「何も変わらない。このテープを聞いた意味は無かったね」
勅使河原「……はあ?」
恒一「誰か……誰か一人を殺して災厄を止めるなんて、そんなのできるわけないだろ」
望月「で、でもっ……どうせその人は死者なんでしょ? それで災厄が止まるって言うなら……」
恒一「……駄目だよ」
望月「え?」
恒一「死者なんかじゃない。生きてるんだ」
恒一「生きてる人間を殺すなんてできない」
勅使河原「い、生きてる……?」
恒一「そう、生きてるんだ。他の人と何も変わらない」
恒一「感情もある、ものを食べる、体温もある……生きてる人間となにも変わらないじゃないか」
勅使河原「なっ……」
望月「榊原くん……」
鳴「……」
恒一「そんな生きた人間を殺してまで災厄を止める必要はない」
恒一「僕が――僕が死者も含めて守り抜けばいい」
勅使河原「い、生きてる……?」
恒一「そう、生きてるんだ。他の人と何も変わらない」
恒一「感情もある、ものを食べる、体温もある……生きてる人間となにも変わらないじゃないか」
勅使河原「なっ……」
望月「榊原くん……」
鳴「……」
恒一「そんな生きた人間を殺してまで災厄を止める必要はない」
恒一「僕が――僕が死者も含めて守り抜けばいい」
~食堂~
カチャカチャ カチャカチャ
恒一「……」モグモグ
鳴「……」モグモグ
勅使河原「……」モグモグ
望月「……」モグモグ
勅使河原「……なあ」
望月「ん? なに?」
勅使河原「別に……別に殺そうとかそんなんじゃねえんだけど……死者は誰だと思う?」
恒一「……? なんでそんなことを?」
勅使河原「だってよ……普通に気になんじゃねえか」
鳴「……」
カチャカチャ カチャカチャ
恒一「……」モグモグ
鳴「……」モグモグ
勅使河原「……」モグモグ
望月「……」モグモグ
勅使河原「……なあ」
望月「ん? なに?」
勅使河原「別に……別に殺そうとかそんなんじゃねえんだけど……死者は誰だと思う?」
恒一「……? なんでそんなことを?」
勅使河原「だってよ……普通に気になんじゃねえか」
鳴「……」
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