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    元スレ恒一「見崎って天然だよね」鳴「え?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - Another + - ほのぼの + - アナザー + - 見崎鳴 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    502 = 422 :

    >500
    お前も見てるよ

    503 = 167 :

    恒一「一応包帯ももらっとこ」ガサゴソ

    「……」ポスッ

    恒一「うーん……長さこのぐらいでいいかな」チョキチョキ

    「……」

    恒一「あ、あと包帯止めるテープも……」チョキチョキ

    「……」

    恒一「よし、これでオーケーかな……じゃあ見崎足出して――って、あれ?」

    「……」クー…クー…

    恒一「……見崎ー?」

    504 = 167 :

    恒一「寝ちゃってるよ……」

    「……」スースー

    恒一「どうしよう、寝てるうちに手当しちゃおうか……」

    「……」クークー

    恒一「……幸せそうな寝顔だなあ」

    「……」スヤスヤ

    恒一「……」

    恒一「……えい」プニ

    「んんっ……」ムニャムニャ

    恒一「うわ、ほっぺやわらか……」

    505 :

    ああもう、鳴ちゃんは可愛いなぁ

    506 = 167 :

    恒一「マシュマロみたいだな……」プニプニ

    「んっ……」

    恒一「……」プニプニ

    「ぅうん……」

    恒一「……」プニプニ

    「んー……」

    恒一「……」グニ

    「んやっ……んんっ……」

    恒一「……」

    恒一(……なんだろうこの可愛いいきもの)

    恒一(……こっ、これぐらいにしておこう、起きたらこわいし)

    507 = 167 :

    ~数十分後~

    「んっ……」

    恒一「あ、起きた?」

    「ん……あれ、榊原くん?」

    恒一「おはよう見崎」

    「おはよう……あれ? なんで私……」

    恒一「気付いたら寝ちゃってたんだよ、まあ三十分ぐらいだけど」

    「そっか……ごめんね、勝手に寝ちゃって」

    恒一「別にいいって、気にしないで」

    508 = 494 :

    かわいい

    509 = 167 :

    「……あっ、足」

    恒一「ああ、寝てるうちに湿布とか包帯とかやっておいたよ」

    「ありがとう」

    恒一「あっ、そうだそれと……」

    「?」

    恒一「さっき先生がきて、捻挫かもしれないから一応病院で見て貰うようにだってさ」

    「うん、わかった」

    恒一「またさっき出てっちゃったけど、人もいないししばらくベッドは使っててもいいって」

    恒一「折角だからもう少し休んでこうか」

    「うん、そうする」

    510 = 200 :

    かわいい

    511 = 411 :

    帰ってきたのか

    しえん

    512 = 167 :

    恒一「見崎、まだ眠い?」

    「ううん、大丈夫」

    恒一「そう、まあもしまだ眠かったら、寝ちゃってもいいからね?」

    「うん……そうだ、私が寝てる間何もなかった?」

    恒一「……えっ?」

    「? だから私が寝てる間……」

    恒一「いっ!? い、いやいやいや、僕はなにもしてないよ!?」

    「……?」

    「……榊原くん、もしかして私が寝てる間になにかしたの?」

    恒一「い、いやなにもしてないよ?」

    「……ホントに?」

    恒一「ほっホントホント! 嘘吐いてないよ!」

    「……」

    513 :

    かわいい

    514 = 432 :

    >>465
    新参は失せろ。二度と来るな
    なんか一人ブツブツつぶやいてるみたいで不気味

    516 = 505 :

    寝られるってことは心を許してるってことだよな
    羨ましい

    517 = 167 :

    「……まあいいや」

    恒一「あ、あはは……」

    恒一(あっぶな……危うく墓穴掘るとこだった……)

    「……それにしても」

    恒一「ん?」

    「暇だね、こうやって休んでるだけっていうのも」

    恒一「そう? 僕はこうやってのんびりするのも結構好きだけどな」

    「……」

    恒一「? どうしたの?」

    「……なんか榊原くん、年寄りみたい」

    恒一「と、年寄り……!?」

    518 :

    鳴ちゃん無口キャラだと思ったら、話が進むにつれおちゃめになっていく

    519 = 403 :

    おかえり  支援

    520 = 167 :

    恒一(年寄りって……地味にショックが……)

    恒一(僕ってそんな老成して見えるのか……?)

    「……過保護なのと合わさってまるで父親みたいね」

    恒一「え? ち、父親?」

    「そう」

    恒一「そ、そうかな……?」

    「うん……榊原くん、私のお父さんよりずっとお父さんらしいもの」

    恒一「えっ……」

    「……」

    恒一「……見崎……」

    521 = 167 :

    「……そろそろ帰ろっか」

    恒一「えっ?」

    「もう十分休んだし、帰ろう?」

    恒一「……そうだね、うん、帰ろうか」

    「うん」

    恒一「足はもう大丈夫? 歩けそう?」

    「大丈夫」

    恒一「そう……」

    恒一「……」

    523 = 167 :

    恒一(たしか見崎、以前海に行ったとき……)

    恒一(お父さんとの繋がりが殆ど無いとか言ってたな……)

    恒一(……その時は気にしてないみたいなこと言ってたけど)

    「んっ、靴履きづらっ……」

    恒一(……見崎のやつ、もしかして)

    「よいしょっ……くっ、この」

    恒一(実は寂しいのか……?)

    「よし、履けた……ん? 榊原くん、どうしたの?」

    恒一「!? え、なっ何が?」

    「なんかぼーっとしてたけど」

    恒一「あ……い、いや、なんでもないよ」

    524 = 167 :

    メシの時間だ!!

    525 :

    >>524
    もちろんカップ麺だよな?
    ってことは4分で済むよな

    527 :

    お湯を沸かす時間考えろよ…

    528 :

    >>526
    俺が食ったはずだが

    530 = 411 :

    ココア入れといたよ~

    532 = 167 :

    恒一「それじゃ行こうか」

    「うん」


    ガララッ


    恒一「……え?」

    赤沢「……あ」

    「!?」

    533 = 172 :

    よし

    534 = 167 :

    恒一「あれ、赤沢さん」

    「また出た……」

    赤沢「またってなによ!?」

    恒一「見崎、そんなこと言っちゃだめだって……」

    「……ちっ」

    恒一(今舌打ちした……?)

    恒一「……そ、それで赤沢さんどうしたの? 保健室に何か用でも?」

    赤沢「たまたま通りがかっただけよ……そっちこそなんで保健室に?」

    恒一「ああ……ほら、見崎が昼休みに赤沢さんと追いかけっこしたせいで足がね……」

    赤沢「……ああ、なるほど」

    537 = 167 :

    恒一「そうだ、部活終わったなら一緒に帰る?」

    赤沢「!?」

    「!?」

    恒一「ほら、さっき教室で一緒に帰ろうって言ってたから……」

    赤沢「あ……」

    「……!!」

    赤沢「……ごめんなさい、まだ部活終わってないの」

    赤沢「今はちょっと忘れ物取りにきただけ」

    恒一「あ、そうなんだ……」

    「……」ホッ

    538 = 518 :

    「……」ホッ

    539 = 390 :

    スライス「ホッ…」

    540 = 167 :

    赤沢「……それじゃ残念だけど、またね」

    恒一「うん、またね」


    スタスタスタ…


    恒一「そっか、まだ部活だったのか。残念だったね――って痛い!?」

    「このっ、このっ」バシッ バシン

    恒一「痛い痛い痛いって! このパターン何回目!?」

    「わかってるならっ、学習っ、してよっ」バシバシバシン

    541 :

    かわいい

    542 = 167 :

    恒一「背中がひりひりする……」

    「……これは謝らないからね」

    恒一「基準がわからない……」

    「……榊原くんは一度冷静に己を見つめてみるべき」

    恒一「どういう意味?」

    「自分で考えて」

    恒一「ええー……」

    「いいからさっさと帰るよ」

    恒一「う、うん……」

    545 = 167 :

    恒一「まぶしっ……もう夕方か、空が真っ赤だね」

    「うん」

    恒一「もう遅いし、今日は真っ直ぐ帰ろうか」

    「そうね」

    恒一「はー……今日はなんだかいつもより疲れた気がするなあ」

    「?」

    恒一「何故か赤沢さんの様子もおかしかったし」

    「……」

    恒一「そういえば……結局なんだったの? 昼休みのあれは」

    「……はぁ」

    546 = 167 :

    恒一「二人ともなんで僕の弁当の取り合いなんか……」

    「……知りたいの?」

    恒一「え? まあそりゃ気になるからね」

    「……」

    恒一「……どうしたの見崎?」

    「……じゃあ」

    恒一「? じゃあ?」

    「じゃあ……教えてあげ――」

    恒一「……あっ! しまった!」

    「え?」

    547 = 167 :

    恒一「ご、ごめん……宿題のプリント机に入れたままなの今思い出した」

    「え……」

    恒一「ちょっと取りに戻る! 見崎は先に帰ってていいから!」

    「え、ちょっと待っ……」

    恒一「ごめんね! それじゃまた明日!」


    タッタッタッタ…


    「……」ポツン

    「……ほんと、タイミング悪い」

    548 = 527 :

    会話遮るほどの用事か

    549 = 167 :

    ~教室~

    赤沢「えっと……あ、あったあった」

    赤沢「はぁ……私が教室に忘れ物するなんて、やっぱり今日は調子が狂ってるわね」

    赤沢「……はぁ」

    赤沢(……部活さえ無ければ恒一くんと帰れたかもしれなかったのに……)

    赤沢(さっきも偶然恒一くんに会えたけど、結局見崎さんと一緒にいたし……)

    赤沢(……やっぱり私が入り込む余地なんてないのかしら)

    赤沢「……」グスッ


    ガララ


    恒一「……あれ?」

    赤沢「え?」

    550 :

    良スレを発見した


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