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元スレ恒一「見崎って天然だよね」鳴「え?」
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鳴「天然?」
恒一「そう、天然。見崎って意外と無防備だし、無邪気だし……」
恒一「あ、あと地味にイタズラ好きなとこもあるよね」
鳴「……子供っぽいってこと?」
恒一「まあそうとも言えるかな」
鳴「……そんなことない。私、子供じゃないもの」
恒一「そうかなあ……」
鳴「そうなの」
恒一「そう、天然。見崎って意外と無防備だし、無邪気だし……」
恒一「あ、あと地味にイタズラ好きなとこもあるよね」
鳴「……子供っぽいってこと?」
恒一「まあそうとも言えるかな」
鳴「……そんなことない。私、子供じゃないもの」
恒一「そうかなあ……」
鳴「そうなの」
恒一「でもこの間旧校舎で松永さんの残した手がかりを探してたときさ」
鳴「?」
恒一「見崎、大丈夫とか言いながら危うく怪我しかけたじゃないか」
鳴「あれはちょっと油断してただけ」
恒一「それに僕らが探してるあいだ、ちょっと遊んでたよね? コンパスいじったりポンポンを頭につけてみたり」
鳴「……なんで、そんなに私のこと見てるの?」
恒一「危なっかしくてつい目がいっちゃうんだよ……」
鳴「……ちょっと過保護すぎると思うわ」
恒一「保護されてる自覚はあるんだね」
鳴「……っ!」
鳴「?」
恒一「見崎、大丈夫とか言いながら危うく怪我しかけたじゃないか」
鳴「あれはちょっと油断してただけ」
恒一「それに僕らが探してるあいだ、ちょっと遊んでたよね? コンパスいじったりポンポンを頭につけてみたり」
鳴「……なんで、そんなに私のこと見てるの?」
恒一「危なっかしくてつい目がいっちゃうんだよ……」
鳴「……ちょっと過保護すぎると思うわ」
恒一「保護されてる自覚はあるんだね」
鳴「……っ!」
鳴「言葉のあやよ。そういう揚げ足取る人、嫌い」
恒一「あ、ごめん。別にそういうつもりで言ったんじゃ……」
鳴「それじゃ私こっちの道だから。さようなら」タッ
恒一「あっ見崎! 急に走るとあぶな――」
鳴「きゃっ!」ビタン
恒一「……」
鳴「……」
恒一「あ、ごめん。別にそういうつもりで言ったんじゃ……」
鳴「それじゃ私こっちの道だから。さようなら」タッ
恒一「あっ見崎! 急に走るとあぶな――」
鳴「きゃっ!」ビタン
恒一「……」
鳴「……」
鳴「……」スクッ
恒一「……見崎、大丈夫? 盛大に転んだけど」
鳴「……平気」ポンポン
恒一「ちょっと涙目になってるじゃないか……あーあ、膝すりむいちゃってる」
鳴「このぐらいの傷、どってことない」パッパッ
恒一「駄目だよ。ばい菌が入ったら大変だって」
恒一「あそこの公園に水道あるからそこで傷口洗おう?」
鳴「……」
恒一「ね?」
鳴「……うん」
恒一「……見崎、大丈夫? 盛大に転んだけど」
鳴「……平気」ポンポン
恒一「ちょっと涙目になってるじゃないか……あーあ、膝すりむいちゃってる」
鳴「このぐらいの傷、どってことない」パッパッ
恒一「駄目だよ。ばい菌が入ったら大変だって」
恒一「あそこの公園に水道あるからそこで傷口洗おう?」
鳴「……」
恒一「ね?」
鳴「……うん」
>>2
リボン付けてる鳴ちゃんかわいかったな
リボン付けてる鳴ちゃんかわいかったな
~公園~
恒一「じゃあ靴下脱いで足出して」
鳴「うん」
恒一「ちょっと沁みるかもだけど我慢してね」キュッキュッ ジャー
鳴「つっ……!」
恒一「やっぱりしみる?」
鳴「……へ、平気っ」プルプル
恒一(……また涙目になってる)
鳴「……ま、まだ?」
恒一「うん……まあこんなもんでいいかな」キュッキュッ
恒一「じゃあ靴下脱いで足出して」
鳴「うん」
恒一「ちょっと沁みるかもだけど我慢してね」キュッキュッ ジャー
鳴「つっ……!」
恒一「やっぱりしみる?」
鳴「……へ、平気っ」プルプル
恒一(……また涙目になってる)
鳴「……ま、まだ?」
恒一「うん……まあこんなもんでいいかな」キュッキュッ
恒一「それじゃちょっとベンチで座って待っててくれる? 消毒液と絆創膏買ってくるから」
鳴「そこまでしなくてもいい」
恒一「駄目だよ、もし化膿したら大変じゃないか」
鳴「でも……」
恒一「いいから。すぐ戻ってくるからちゃんと待っててよ?」タッ
鳴「あっ……」
恒一(今度から消毒液とか常備しとこう……)タタタタ…
鳴「……」
鳴(行っちゃった……)
鳴「そこまでしなくてもいい」
恒一「駄目だよ、もし化膿したら大変じゃないか」
鳴「でも……」
恒一「いいから。すぐ戻ってくるからちゃんと待っててよ?」タッ
鳴「あっ……」
恒一(今度から消毒液とか常備しとこう……)タタタタ…
鳴「……」
鳴(行っちゃった……)
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……榊原くん、まだかな」
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……あ、ちょうちょ」
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……榊原くん、まだかな」
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……」
鳴「……あ、ちょうちょ」
鳴「……あっ」
恒一「見崎、お待たせ」
鳴「榊原くん、遅い」
恒一「ごめんごめん、ついでに包帯とか湿布も買ってたら遅くなっちゃって」
鳴「? なんでそんなものを?」
恒一「(見崎に)何があっても大丈夫なようにね」
鳴「榊原くんって心配症なんだね」
恒一「まあ災厄のこともあるし、色々と(見崎が)心配だから」
鳴「ふーん……」
恒一「見崎、お待たせ」
鳴「榊原くん、遅い」
恒一「ごめんごめん、ついでに包帯とか湿布も買ってたら遅くなっちゃって」
鳴「? なんでそんなものを?」
恒一「(見崎に)何があっても大丈夫なようにね」
鳴「榊原くんって心配症なんだね」
恒一「まあ災厄のこともあるし、色々と(見崎が)心配だから」
鳴「ふーん……」
恒一「それじゃ手当するからまた足出してくれる?」
鳴「うん」
恒一「消毒液を脱脂綿に浸らせて、と……沁みるけど我慢してね」チョンチョン
鳴「んうっ……!」ビクッ
恒一「あっ、こら、動いちゃ駄目だって」
鳴「……だって」
恒一「まったく……消毒はこんなもんでいいかな」
恒一「絆創膏は安かったからこれ買ってきたんだ」ガサゴソ
鳴「あ、うさぎさん可愛い……」
恒一「それじゃ貼るね」
鳴「うん」
鳴「うん」
恒一「消毒液を脱脂綿に浸らせて、と……沁みるけど我慢してね」チョンチョン
鳴「んうっ……!」ビクッ
恒一「あっ、こら、動いちゃ駄目だって」
鳴「……だって」
恒一「まったく……消毒はこんなもんでいいかな」
恒一「絆創膏は安かったからこれ買ってきたんだ」ガサゴソ
鳴「あ、うさぎさん可愛い……」
恒一「それじゃ貼るね」
鳴「うん」
恒一「これでよし、っと」
鳴「ん……ありがと、榊原くん。絆創膏代とか出すね」
恒一「いいよこのぐらい」
鳴「でも……」
恒一「いいからいいから」
鳴「むぅ……」
鳴「ん……ありがと、榊原くん。絆創膏代とか出すね」
恒一「いいよこのぐらい」
鳴「でも……」
恒一「いいからいいから」
鳴「むぅ……」
赤沢「対策会議してたらもうこんな時間ね」テクテク
杉浦「そうね……って、あれ?」テクテク
赤沢「どうかした?」
杉浦「ねえ、あそこにいるのって見崎さんじゃない?」
赤沢「え?」ピタッ
恒一「ついでに正露丸も買っといたよ」
鳴「私この臭い嫌い……」
恒一「そう? 僕は結構大丈夫だけど」
杉浦「そうね……って、あれ?」テクテク
赤沢「どうかした?」
杉浦「ねえ、あそこにいるのって見崎さんじゃない?」
赤沢「え?」ピタッ
恒一「ついでに正露丸も買っといたよ」
鳴「私この臭い嫌い……」
恒一「そう? 僕は結構大丈夫だけど」
恒一「折角だから少し公園で休んでこっか」
鳴「うん」
赤沢「なんで公園なんかに……」
杉浦「あの二人仲良いものね……どうする? さっさと帰る?」
赤沢「……いえ、偶然あったクラスメイトを無視するのも悪いし声かけに行きましょう」
杉浦「はいはい」
杉浦(……わかりやすいなあ)
鳴「うん」
赤沢「なんで公園なんかに……」
杉浦「あの二人仲良いものね……どうする? さっさと帰る?」
赤沢「……いえ、偶然あったクラスメイトを無視するのも悪いし声かけに行きましょう」
杉浦「はいはい」
杉浦(……わかりやすいなあ)
恒一「じゃあ何か飲み物でも――」
赤沢「こ、恒一くん!」
恒一「え? あれ、赤沢さん。それに杉浦さんも」
赤沢「こんなところで奇遇ね」
杉浦「公園の近くを通ったらたまたま見かけたの」
恒一「そうなんだ?」
鳴「……」
赤沢「こ、恒一くん!」
恒一「え? あれ、赤沢さん。それに杉浦さんも」
赤沢「こんなところで奇遇ね」
杉浦「公園の近くを通ったらたまたま見かけたの」
恒一「そうなんだ?」
鳴「……」
不吉という理由でサカキバラの事を恒一と呼ぶくせに
ミサキの事はそのまま見崎さんと呼ぶ赤沢はどうしようもないビッチ
杉浦「見崎さんもこんにちは」
鳴「うん」
赤沢「二人とも、こんなところでなにしてるのかしら?」
恒一「ああ、見崎が転んで怪我しちゃってさ、その手当をしてたんだ」
赤沢「へえ、そうなの?」
恒一「そうなんだよ、見崎ってば落ち着いてるようで危なっかしくって……」
鳴「……榊原くんっ」
恒一「え? なに?」
鳴「恥ずかしいから、余り人にそういうこと言わないで……」ムスッ
恒一「あっ、ご、ごめん見崎……」アセアセ
鳴「うん」
赤沢「二人とも、こんなところでなにしてるのかしら?」
恒一「ああ、見崎が転んで怪我しちゃってさ、その手当をしてたんだ」
赤沢「へえ、そうなの?」
恒一「そうなんだよ、見崎ってば落ち着いてるようで危なっかしくって……」
鳴「……榊原くんっ」
恒一「え? なに?」
鳴「恥ずかしいから、余り人にそういうこと言わないで……」ムスッ
恒一「あっ、ご、ごめん見崎……」アセアセ
鳴「もう……」
恒一「ごめんってば、謝ってるじゃないか」
鳴「大体榊原くんは私のこと心配し過ぎなの」
恒一「そうは言っても、心配にもなるって」
鳴「子供じゃないんだから放っておいて」
恒一「でも……」
ギャーギャーワーワー!
赤沢(……なにかしら、これ? 夫婦喧嘩?)
杉浦(兄妹喧嘩……いや、親子喧嘩か)
恒一「ごめんってば、謝ってるじゃないか」
鳴「大体榊原くんは私のこと心配し過ぎなの」
恒一「そうは言っても、心配にもなるって」
鳴「子供じゃないんだから放っておいて」
恒一「でも……」
ギャーギャーワーワー!
赤沢(……なにかしら、これ? 夫婦喧嘩?)
杉浦(兄妹喧嘩……いや、親子喧嘩か)
赤沢「……ねえ、ちょっと」
恒一「大体見崎は最初にあったときから……ん? なに赤沢さん?」
赤沢「えっと……こ、こんな所で立ち話もなんだし、とりあえず何処か休めるところにいかない?」
恒一「うーん……そうだね、移動しよっか。見崎もそれでいい?」
鳴「うん、いいよ」
杉浦「ここからならイノヤが近いんじゃない?」
赤沢「そうね、それでいいわ」
恒一「それじゃ行こうか。ほら見崎、手」
鳴「ん」ギュッ
赤沢・杉浦「!!!!?」
恒一「大体見崎は最初にあったときから……ん? なに赤沢さん?」
赤沢「えっと……こ、こんな所で立ち話もなんだし、とりあえず何処か休めるところにいかない?」
恒一「うーん……そうだね、移動しよっか。見崎もそれでいい?」
鳴「うん、いいよ」
杉浦「ここからならイノヤが近いんじゃない?」
赤沢「そうね、それでいいわ」
恒一「それじゃ行こうか。ほら見崎、手」
鳴「ん」ギュッ
赤沢・杉浦「!!!!?」
赤沢「ち、ちょっと恒一くん……?」
恒一「え? どうかしたの赤沢さん?」
赤沢「いや、どうかしたとかじゃなくて……な、なんで見崎さんと手繋いでるの?」
恒一「なんでって……見崎が転ばないようにだけど」
赤沢「転ばないように?」
恒一「うん。それに今足怪我してるし、万が一があったら大変だから」
赤沢「そ、そう……」
赤沢(正直全く納得できない……)
杉浦(榊原くん、これが素なのかしら……恐ろしい……)
恒一「え? どうかしたの赤沢さん?」
赤沢「いや、どうかしたとかじゃなくて……な、なんで見崎さんと手繋いでるの?」
恒一「なんでって……見崎が転ばないようにだけど」
赤沢「転ばないように?」
恒一「うん。それに今足怪我してるし、万が一があったら大変だから」
赤沢「そ、そう……」
赤沢(正直全く納得できない……)
杉浦(榊原くん、これが素なのかしら……恐ろしい……)
あかざーと杉浦さんのコンビも意外といいね
本編ではよく一緒にいるけど会話のシーン少ないし
本編ではよく一緒にいるけど会話のシーン少ないし
>>39
慣れって怖いね
慣れって怖いね
>>43かわいい!
鳴「……ねえ、早く行かないの?」
恒一「あ、ごめんごめん……それじゃさっさと移動しようか」
赤沢「ええ……」
杉浦「……そうね」
恒一「見崎、足もう大丈夫?」
鳴「平気」
恒一「そう、何かあったらすぐ言ってよ」
鳴「しつこい」
赤沢「……」
杉浦「……」
恒一「あ、ごめんごめん……それじゃさっさと移動しようか」
赤沢「ええ……」
杉浦「……そうね」
恒一「見崎、足もう大丈夫?」
鳴「平気」
恒一「そう、何かあったらすぐ言ってよ」
鳴「しつこい」
赤沢「……」
杉浦「……」
~喫茶店イノヤ~
望月(姉)「ご注文は?」
赤沢「私はコーヒーのハワイコナ・エクストラ・ファンシーで」
杉浦「私は……アイスコーヒーでいいや」
赤沢「そっちはどうする?」
恒一「そうだなあ……見崎はなににする?」
鳴「……私このケーキ食べたい」
恒一「じゃあそれと……飲み物は?」
鳴「紅茶」
恒一「それじゃ、このケーキと紅茶二つで」
望月(姉)「承りました、それじゃちょっと待っててくださいね」
望月(姉)「ご注文は?」
赤沢「私はコーヒーのハワイコナ・エクストラ・ファンシーで」
杉浦「私は……アイスコーヒーでいいや」
赤沢「そっちはどうする?」
恒一「そうだなあ……見崎はなににする?」
鳴「……私このケーキ食べたい」
恒一「じゃあそれと……飲み物は?」
鳴「紅茶」
恒一「それじゃ、このケーキと紅茶二つで」
望月(姉)「承りました、それじゃちょっと待っててくださいね」
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