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    元スレ恒一「見崎を棺桶の中に閉じ込めてみた」

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    タグ : - アナザー + - 見崎鳴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ――八月某日・夜見のたそがれ


    「そういえば榊原くん」

    恒一「なに?」

    「自分が死者なんじゃないか、って疑ってみたって聞いたけど」

    恒一「ああ……」

    「疑いは解けた?」

    恒一「ん……まあ……」

    「……」

    3 = 1 :

    「」タッ

    恒一「?」


    タッタッタ…


    恒一(……店の奥に走って行った?)

    恒一「見崎? どこに行くの?」


    タッタッ…

    4 = 1 :

    恒一(確かこっちの方に……)

    恒一(カーテンの奥かな?)スッ

    恒一「……あれ? これって……」


    「――新しい人形が、この中に収められるみたい」


    恒一「!?」ビクッ

    恒一「……あっ」

    「……」

    恒一(見崎……なんで棺桶の中に……?)

    5 = 1 :

    「……」

    恒一「……」

    「……安心して」

    恒一「……」

    「死者じゃない」

    恒一「……」

    「榊原くんは死者じゃn」恒一「えいっ」バタンッ

    「……」

    「……」

    「……えっ?」

    7 :

    期待。

    赤沢さんは出るのか?

    8 = 1 :

    恒一「……」

    「……ちょっと、榊原くん」

    恒一「……」

    「何で棺桶の蓋閉めたの?」

    恒一「……」

    「ねえ聞いてる?」

    恒一「……」

    「ちょっと」

    恒一「……」

    「……ねえ、返事してよっ」バンッ

    9 :

    恒一「ひっ」

    10 :

    どうなる?

    11 :

    鳴ちゃん餓死させんなよ

    12 = 1 :

    「どういうつもりなの? ねえ」

    恒一「……」

    「……もしかして私に意地悪してるつもり?」

    恒一「……」

    「だとしたらこんなの不毛ね。私は別にこのぐらいどうとも思わないもの」

    恒一「……」

    「こんなの暗くて狭いだけ。少しも怖くないし、ちょっと息苦しいだけよ」

    恒一「……」

    「だから早く私を出した方がいいよ。今なら怒らないであげるから」

    恒一「……」

    「……ねえ」

    恒一「……」

    「…………だから返事してよっ!」バンッ

    13 = 1 :

    「ねえ、ねえってば、榊原くんっ」バンバンバン

    恒一「……」

    「っ……」

    恒一「……」

    「……いいわ、なら自力で開けてみせ、るっ……!」グッ

    恒一「っ!」

    「うううっ……!」グググ

    恒一「……! くっ……」ググッ

    「や、やっぱり外から押さえつけ……棺桶の前からどいてっ!」ググググ

    恒一「っ……」グググッ

    「あ・け・て~~~っ……!!」グググググ

    恒一「くぅっ……!」

    14 = 9 :

    かわいすぎワロタ

    15 = 1 :

    「ん~~~……!!」ググググ

    恒一「……!」ググググ

    「くっ……はぁっ」パッ

    恒一「!」

    「はぁ、はぁ、はぁ……」ゼェハァ

    恒一「ふぅ……」

    「はぁ……はぁ……」

    恒一「……」

    「……どうやら意地でも開けてくれないみたいね」

    恒一「……」

    16 = 1 :

    「……なに? 恥ずかしいと思わないの? 非力な女の子をこんな棺桶に閉じ込めて」

    恒一「……」

    「悪ふざけにしてもそろそろいい加減にした方がいいと思うんだけど?」

    恒一「……」

    「榊原くんがこんなことする人だとは思わなかった……」

    恒一「……」

    「ねえ、何とか言ったらどうなの榊原くん?」

    恒一「……」

    「……お願いだから何か言ってよ」

    恒一「……」ゴソゴソ

    「……? 何して――」

    ガチャッ

    「!?」

    17 = 1 :

    「……ねえ」

    恒一「……」

    「今の音なに? ガチャって」

    恒一「……」

    「もしかして鍵閉めた? 閉めたでしょ?」

    恒一「……」

    「閉めたんでしょ棺桶の鍵」

    恒一「……」

    「ねえ聞いてるの? ねえってば」

    恒一「……」

    「……だから返事してよっ!」バンッ

    18 = 1 :

    「ホント、そろそろ冗談じゃ済まない」

    恒一「……」

    「ここから出たら酷いからね? 絶対に後悔することになるから」

    恒一「……」

    「だから今の内に解放した方が榊原くんの身のためよ。これ以上閉じ込めるつもりなら、もっと酷いから」

    恒一「……」

    「……」

    恒一「……」

    「……?」

    恒一「……」

    「……ねえ、榊原くん?」

    19 = 2 :

    返事がない ただの屍のようだ

    20 = 1 :

    「ねえ、そこにいるんだよね?」

    恒一「……」

    「もしかしてこっそり何処かに行ったってこと、ないよね? 私を置いて」

    恒一「……」

    「……い、いるよね? 棺桶の前に居るんだよね?」

    恒一「……」

    「榊原くん、返事してよ」

    恒一「……」

    「……さ、榊原くんっ、榊原くんっ!」バンッ

    恒一「……」

    「返事してっ! そこにいるんでしょ!?」バンバンッ

    22 :

    「いるよ」チュッ

    23 :

    いいぞもっとやれ

    24 :

    鳴ちゃんprpr

    25 = 1 :

    「榊原くん! 榊原くんってば!」バンバンバンッ

    恒一「……」

    「っ……わ、わかった。アレでしょ」

    恒一「……」

    「このまま居なくなったフリして私を不安がらせる作戦なんだよね?」

    恒一「……」

    「ふんっ、小学生みたいな発想ね。バレバレ」

    恒一「……」

    「ほら、バレたんだから諦めて返事してみて? そこにいるんでしょ?」

    恒一「……」

    「っ……!! 榊原くんっ!」

    26 :

    かわいい

    27 :

    かわいい

    28 :

    鳴ちゃんかわええww

    29 = 1 :

    「榊原くんっ、本当にいい加減にして!」バンッ

    恒一「……」

    「私、本気で怒ってるんだからね? わかってるの?」

    恒一「……」

    「もう絶対に許さない。今さらごめんなさいって謝ってきても遅いからね」

    恒一「……」

    「例え土下座しても許さないからね」

    恒一「……」

    「……」

    恒一「……」

    「……お願いだから、何か言ってよぉ……」

    30 = 1 :

    「……」

    恒一「……」

    「……ねえ、私何かした?」

    恒一「……」

    「榊原くんが嫌がるようなことした? もしかして知らない内に怒らせたりしてた?」

    恒一「……」

    「だとしたわ謝るわ。榊原くんがこんなことするんだから、よっぽどのことだよね?」

    恒一「……」

    「私何しちゃったの? 教えてくれればちゃんと謝るから」

    恒一「……」

    「ねえ……教えてってば……」

    31 :

    かわええ

    32 = 1 :

    「ねえ……」

    恒一「……」

    「……」

    恒一「……」

    「――もうっ! ホントいい加減にして!」バンッ

    恒一「……」

    「怒らせるようなことしてたなら謝るって言ってるのに、どうして何も言わないの!?」

    恒一「……」

    「私がここまで言ってるのに!」バンッ

    恒一「……」

    「そこにいるんでしょっ! ねえっ! わかってるんだから!」バンバンバンッ

    恒一「……」

    「おいっ! 榊原! 返事しろっ!!」バンッバンッバンッ

    33 :

    恒一って呼べば解決

    34 = 6 :

    最高じゃないか

    35 :

    >鳴「おいっ! 榊原! 返事しろっ!!」バンッバンッバンッ

    かわいいペロペロ

    36 = 28 :

    言葉が乱暴になる鳴ちゃんかわええ

    37 = 1 :

    「おいっ、こらっ!」バンバン

    恒一「……」

    「開けて! 開けろバカきばらっ!」バンッバンッ

    恒一「……」

    「ねえっ……くっ」

    恒一「……?」

    「うぅっ……ふ、蓋叩き過ぎて手のひら痛い……」ジンジン

    恒一「……」

    「ふー、ふー……」

    38 :

    世にも奇妙な物語の「死ぬほど好き」って地味にトラウマな話思い出した
    生きたまま棺桶に閉じ込められて火葬されるやつ

    39 = 28 :

    かわいけど脳内で再生されん…

    40 = 1 :

    「ふー、ふー……」

    恒一「……」

    「……」

    (ダメだ……言葉でどう言っても榊原くんは開けてくれない……)

    (ホントどういうつもりなの……? なんでこんなことするの……?)

    (一体どうしたら開けてくれるんだろう……)

    (……)

    (……)

    (……そうだ!)ピーン!

    41 :

    トイレに行きたいと言い出すに50ペリカ

    42 :

    可愛いなぁ…

    44 = 1 :

    「……ねえ、榊原くん」

    恒一「……」

    「私、ちょっとトイレ行きたいんだけど」

    恒一「!?」

    「実はさっきからずっと我慢してたの、もう限界」

    恒一「っ……!」

    「このままじゃここで漏らしちゃうわ。榊原くんは私がこんな所で漏らしてもいいの?」

    恒一「……」

    「流石にまずいよね? だからここ開けてくれる?」

    恒一「……」

    「ほら、早く開けないと私が悲惨なことになっちゃうよ?」

    恒一「……」

    恒一「……」

    恒一(……声に余裕があるし、多分嘘だな)

    45 = 2 :

    本当だったら出してあげるつもりなのか

    46 = 28 :

    鳴ちゃんのおしっこprpr

    47 = 22 :

    俺が飲んであげる

    48 = 9 :

    嘘下手だな鳴ちゃん

    49 = 1 :

    「……? ねえ、榊原くん?」

    恒一「……」

    「……う、嘘だよね?」

    恒一「……」

    「もしかしてこのまま漏らせって言うの? 冗談だよね?」

    恒一「……」

    「流石に榊原くんはそこまで酷い人じゃないよね? 女の子にお漏らしさせるなんて……」

    恒一「……」

    「っ……! あ、開けてよっ! 早く開けて!」バンッ

    恒一「……」

    「漏らしちゃうから! お願いだからトイレ行かせて!」バンバン

    50 :

    全俺がこのスレに注目してる


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