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元スレまどか「もうすぐほむらちゃんの願いが叶うんだね」
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※黒まどか注意
―夜、歩道橋の上―
まどか「さやかちゃん、ごめん!」
さやか「!?」
ぱっ、たったった。
まどか「え――――い!」
ぽいっ。
ほむら「!? まずいっ!」フッ
杏子「! 消えた!?」
さやか「まどか! あんた何てことを!?」
まどか「だってこうでもしないとさやかちゃんが……!」
さやか「」フラ
どさっ。
まどか「え……?」
まどか「さやかちゃん? どうしたの?」
―夜、歩道橋の上―
まどか「さやかちゃん、ごめん!」
さやか「!?」
ぱっ、たったった。
まどか「え――――い!」
ぽいっ。
ほむら「!? まずいっ!」フッ
杏子「! 消えた!?」
さやか「まどか! あんた何てことを!?」
まどか「だってこうでもしないとさやかちゃんが……!」
さやか「」フラ
どさっ。
まどか「え……?」
まどか「さやかちゃん? どうしたの?」
QB「今のはまずかったよ、まどか。自分の友達を放り投げるなんて」
まどか「何? 何なの?」
杏子「……」ツカツカ
ぐいっ。
まどか「やめて! 乱暴なことしないで!」
杏子「……どういうことだ、おい」
杏子「こいつ、死んでるじゃねーか!」
まどか「う、嘘っ! さやかちゃん!? ねぇ、さやかちゃんってば!」
QB「君達魔法少女が体をコントロールできるのは、せいぜい100メートル圏内が限度だからね」
QB「肌身離さず持ってれば起こる事故じゃないんだけど」
杏子「100メートル? 何のことだ? どういう意味だ!?」
まどか「嫌だよ、さやかちゃん! 目を覚ましてよ!!」
QB「まどか、そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだってば」
QB「さやかはさっき、君が投げ捨てちゃったじゃないか」
…………
まどか「何? 何なの?」
杏子「……」ツカツカ
ぐいっ。
まどか「やめて! 乱暴なことしないで!」
杏子「……どういうことだ、おい」
杏子「こいつ、死んでるじゃねーか!」
まどか「う、嘘っ! さやかちゃん!? ねぇ、さやかちゃんってば!」
QB「君達魔法少女が体をコントロールできるのは、せいぜい100メートル圏内が限度だからね」
QB「肌身離さず持ってれば起こる事故じゃないんだけど」
杏子「100メートル? 何のことだ? どういう意味だ!?」
まどか「嫌だよ、さやかちゃん! 目を覚ましてよ!!」
QB「まどか、そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだってば」
QB「さやかはさっき、君が投げ捨てちゃったじゃないか」
…………
QB「魔法少女と契約を取り結ぶ僕の役割はね、君達の魂を抜き取って、ソウルジェムに変えることなのさ」
がっ。
杏子「てめぇ! それじゃあたし達、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」
QB「むしろ便利だろう?」
QB「心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、魔法で修理すればまた動くようになるんだから」
まどか「酷い……酷すぎるよ。こんなのってないよ!」
QB「君達はいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする」
QB「どうして人間はそんなに魂の在処にこだわるんだい? わけがわからないよ」
こっ、こっ、こっ。
まどか「!」
ほむら「……」スッ
まどか(あ、さやかちゃんのソウルジェム!)
さやか「ん……」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「……あれ? どうしたの?」キョトン
がっ。
杏子「てめぇ! それじゃあたし達、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」
QB「むしろ便利だろう?」
QB「心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、魔法で修理すればまた動くようになるんだから」
まどか「酷い……酷すぎるよ。こんなのってないよ!」
QB「君達はいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする」
QB「どうして人間はそんなに魂の在処にこだわるんだい? わけがわからないよ」
こっ、こっ、こっ。
まどか「!」
ほむら「……」スッ
まどか(あ、さやかちゃんのソウルジェム!)
さやか「ん……」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「……あれ? どうしたの?」キョトン
ほむら「……」ホッ
まどか「さやかちゃん! さやかちゃああん!」ダキッ
さやか「ど、どうしたのさ、まどか?」
杏子「……おい、あんた、このことを知ってたんだろう?」
ほむら「……何が?」
杏子「とぼけるんじゃねぇ! 今、こいつのソウルジェムを血相変えて取りに行ってたじゃねぇか!」
まどか「!」
さやか「え……?」
ほむら「……美樹さやかはどうしていたの?」
杏子「こいつ、今死んでたのさ。あたし達はソウルジェムから100メートル離れると死んじまう、ってさ!」
ほむら「そう……」
さやか「え? 嘘でしょ……」
杏子「そのことを知らないってとぼけるんなら、何でこいつのソウルジェムを血相変えて取りに行った!?」」
ほむら「私はソウルジェムが魔法少女の本体であると知っていただけ。ソウルジェムを砕かれて即死した魔法少女を見たことがあるから」
杏子「! じゃあキュゥべえの言ったことは本当なんだな」
まどか「さやかちゃん! さやかちゃああん!」ダキッ
さやか「ど、どうしたのさ、まどか?」
杏子「……おい、あんた、このことを知ってたんだろう?」
ほむら「……何が?」
杏子「とぼけるんじゃねぇ! 今、こいつのソウルジェムを血相変えて取りに行ってたじゃねぇか!」
まどか「!」
さやか「え……?」
ほむら「……美樹さやかはどうしていたの?」
杏子「こいつ、今死んでたのさ。あたし達はソウルジェムから100メートル離れると死んじまう、ってさ!」
ほむら「そう……」
さやか「え? 嘘でしょ……」
杏子「そのことを知らないってとぼけるんなら、何でこいつのソウルジェムを血相変えて取りに行った!?」」
ほむら「私はソウルジェムが魔法少女の本体であると知っていただけ。ソウルジェムを砕かれて即死した魔法少女を見たことがあるから」
杏子「! じゃあキュゥべえの言ったことは本当なんだな」
ほむら「キュゥべえは何と?」
杏子「ちっ、あの野郎、いつの間にかいなくなってやがる」
杏子「あたし達の魂は抜かれて、ソウルジェムに変えられちまってるんだってさ。その方が戦いに有利だろうからってさ!」
杏子「心臓が破れても血を抜き取られても、ソウルジェムが無事なら魔力で修復できるとさ」
杏子「こんなの……まるでゾンビじゃないか!」
ほむら「そう」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよ! あたし、そんなこと聞いてない!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「転校生! 何で知ってた癖に教えてくれなかったのよ!?」
ほむら「勝手なこと言わないで」
さやかまどか「!」
ほむら「忠告を聞かなかったのはあなたよ、美樹さやか」
ほむら「私がキュゥべえを潰そうとしているときに、邪魔したのは誰だったかしらね」
さやか「くっ……」
まどか「っ!」
杏子「ちっ、あの野郎、いつの間にかいなくなってやがる」
杏子「あたし達の魂は抜かれて、ソウルジェムに変えられちまってるんだってさ。その方が戦いに有利だろうからってさ!」
杏子「心臓が破れても血を抜き取られても、ソウルジェムが無事なら魔力で修復できるとさ」
杏子「こんなの……まるでゾンビじゃないか!」
ほむら「そう」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよ! あたし、そんなこと聞いてない!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「転校生! 何で知ってた癖に教えてくれなかったのよ!?」
ほむら「勝手なこと言わないで」
さやかまどか「!」
ほむら「忠告を聞かなかったのはあなたよ、美樹さやか」
ほむら「私がキュゥべえを潰そうとしているときに、邪魔したのは誰だったかしらね」
さやか「くっ……」
まどか「っ!」
ほむら「あなたは上条恭介の腕を治す対価として魔法少女になったのでしょう?」
さやか「な、何で恭介のことまで……」
ほむら「だったら、覚悟を決めなさい」
こっ、こっ、こっ。
さやか「……マミさんを見殺しにした癖に……」ボソ
ほむら「?」クルッ
さやか「マミさんを見殺しにした癖に偉そうなこと言うなっ!!」
ほむら「……」
まどか「ちっ、違う! だからあれは違うんだよ、さやかちゃん!」
さやか「あんたは黙ってて!」
ほむら「……」クルッ
こっ、こっ、こっ。
まどかさやか杏子「……」
さやか「な、何で恭介のことまで……」
ほむら「だったら、覚悟を決めなさい」
こっ、こっ、こっ。
さやか「……マミさんを見殺しにした癖に……」ボソ
ほむら「?」クルッ
さやか「マミさんを見殺しにした癖に偉そうなこと言うなっ!!」
ほむら「……」
まどか「ちっ、違う! だからあれは違うんだよ、さやかちゃん!」
さやか「あんたは黙ってて!」
ほむら「……」クルッ
こっ、こっ、こっ。
まどかさやか杏子「……」
―翌日、教室―
まどか(さやかちゃん、休んでる)
まどか「……」
まどか(あんなことがあったんだもの……当然だよね)
―休み時間―
ほむら「志築さん、少しお話があるのだけれど」
仁美「あら、わたくしに?」
まどか「!」
ほむら「ええ。屋上に行って、お話をしない?」
仁美「ええ、構いませんけれど」
まどか「わっ、私も一緒に行っちゃ駄目かな?」
ほむら「」ジロッ
まどか「!」
ほむら「志築さんと2人でお話がしたいの。遠慮してもらえるかしら?」
まどか「う、うん……」
まどか(さやかちゃん、休んでる)
まどか「……」
まどか(あんなことがあったんだもの……当然だよね)
―休み時間―
ほむら「志築さん、少しお話があるのだけれど」
仁美「あら、わたくしに?」
まどか「!」
ほむら「ええ。屋上に行って、お話をしない?」
仁美「ええ、構いませんけれど」
まどか「わっ、私も一緒に行っちゃ駄目かな?」
ほむら「」ジロッ
まどか「!」
ほむら「志築さんと2人でお話がしたいの。遠慮してもらえるかしら?」
まどか「う、うん……」
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
―屋上―
仁美「それで、お話って何でしょう?」
まどか(ついて来ちゃった)コソッ
まどか(だって気になるよ。ほむらちゃん、今まで人を避けてたのに、何の話をする気だろう?)
ほむら「もうすぐ、上条恭介が登校してくるの」
まどか「!」
仁美「まぁ、上条君、退院したんですのね。それは良かったですわ」
仁美「暁美さんは上条君のことをご存じなのですね」
ほむら「ええ」
仁美「そのこととわたくしと、どう繋がるのでしょうか?」
ほむら「単刀直入に言わせてもらうわ。上条恭介に告白するのは、しばらく待って欲しいの」
仁美「!!」
まどか(え……?)
仁美「な、なぜそのことを……私の気持ち、誰にも言ったことありませんのに」
ほむら「……」
仁美「それで、お話って何でしょう?」
まどか(ついて来ちゃった)コソッ
まどか(だって気になるよ。ほむらちゃん、今まで人を避けてたのに、何の話をする気だろう?)
ほむら「もうすぐ、上条恭介が登校してくるの」
まどか「!」
仁美「まぁ、上条君、退院したんですのね。それは良かったですわ」
仁美「暁美さんは上条君のことをご存じなのですね」
ほむら「ええ」
仁美「そのこととわたくしと、どう繋がるのでしょうか?」
ほむら「単刀直入に言わせてもらうわ。上条恭介に告白するのは、しばらく待って欲しいの」
仁美「!!」
まどか(え……?)
仁美「な、なぜそのことを……私の気持ち、誰にも言ったことありませんのに」
ほむら「……」
仁美「そもそも何の権利があってそんなことをおっしゃるんですか?」
仁美「まさかあなたも……」
ほむら「今、美樹さやかの精神状態が不安定なの。だから、少しだけ待ってもらいたいの」
まどか「!!」
仁美「さやかさんの気持ちまで……」
まどか(ほむらちゃん、どうしてこんなこと……)
仁美「……わたくしが、あなたの言葉に従わなければならない理由は何でしょう?」
ほむら「ないわね」
仁美「そんな……」
ほむら「だからこれはお願い。どうか1週間だけでも待って欲しい」ペコッ
仁美「暁美さん……」
仁美「まさかあなたも……」
ほむら「今、美樹さやかの精神状態が不安定なの。だから、少しだけ待ってもらいたいの」
まどか「!!」
仁美「さやかさんの気持ちまで……」
まどか(ほむらちゃん、どうしてこんなこと……)
仁美「……わたくしが、あなたの言葉に従わなければならない理由は何でしょう?」
ほむら「ないわね」
仁美「そんな……」
ほむら「だからこれはお願い。どうか1週間だけでも待って欲しい」ペコッ
仁美「暁美さん……」
―仁美が去った後―
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「! 聞いていたの」
まどか「何だかよくわからないけど、今のってさやかちゃんのためにしてくれたんだよね?」
ほむら「……」
まどか「もう1度お願い。さやかちゃんを助けてあげて欲しいの」
まどか「こんなんじゃ、あんまりだよ!」
ほむら「私達はすでに奇跡を受け取っている。その対価を支払わないといけないの。それがどんなに残酷であろうとね」
まどか「そんな……」
ほむら「言ったはずよ。美樹さやかのことは諦めて」
まどか「そんなのおかしいよ。なら、何で仁美ちゃんにあんなこと言ったの?」
ほむら「……」
まどか「本当はほむらちゃんだって、さやかちゃんのこと助けたいんじゃないの?」
まどか「あの子とさやかちゃんが戦ったときだって、昨日のことだって、さやかちゃんのこと助けてくれたよね?」
まどか「お願いだよ、ほむらちゃん!」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「! 聞いていたの」
まどか「何だかよくわからないけど、今のってさやかちゃんのためにしてくれたんだよね?」
ほむら「……」
まどか「もう1度お願い。さやかちゃんを助けてあげて欲しいの」
まどか「こんなんじゃ、あんまりだよ!」
ほむら「私達はすでに奇跡を受け取っている。その対価を支払わないといけないの。それがどんなに残酷であろうとね」
まどか「そんな……」
ほむら「言ったはずよ。美樹さやかのことは諦めて」
まどか「そんなのおかしいよ。なら、何で仁美ちゃんにあんなこと言ったの?」
ほむら「……」
まどか「本当はほむらちゃんだって、さやかちゃんのこと助けたいんじゃないの?」
まどか「あの子とさやかちゃんが戦ったときだって、昨日のことだって、さやかちゃんのこと助けてくれたよね?」
まどか「お願いだよ、ほむらちゃん!」
ほむら「……そもそも、美樹さやかは私が巴マミを見殺しにしたと思っている。歩み寄りはできないわ」
まどか「私が誤解を解くから!」
ほむら「……もう無理なのよ。魔法少女になった時点で、救いなんてないのだから」
まどか「そんな……そんな……」
ほむら「……」
まどか「! だったら、私が契約して、さやかちゃんを人間に戻してもらえば……!」
ほむら「そう……」
ほむら「ふふっ、あなた、私の忠告なんか、何も聞いてくれてなかったのね」
まどか「だって……」
ほむら「馬鹿みたいね、私」ジワッ
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「魔女になりたいのなら、そうすればいいわ。私はまた繰り返すだけ」
まどか「え……? 何を言ってるの、ほむらちゃん」
ほむら「どうせ私の話なんか誰も信じないのでしょうから、言ってあげる」
まどか「私が誤解を解くから!」
ほむら「……もう無理なのよ。魔法少女になった時点で、救いなんてないのだから」
まどか「そんな……そんな……」
ほむら「……」
まどか「! だったら、私が契約して、さやかちゃんを人間に戻してもらえば……!」
ほむら「そう……」
ほむら「ふふっ、あなた、私の忠告なんか、何も聞いてくれてなかったのね」
まどか「だって……」
ほむら「馬鹿みたいね、私」ジワッ
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「魔女になりたいのなら、そうすればいいわ。私はまた繰り返すだけ」
まどか「え……? 何を言ってるの、ほむらちゃん」
ほむら「どうせ私の話なんか誰も信じないのでしょうから、言ってあげる」
ほむら「魔女の正体はね、元々魔法少女なの。私があなた達の契約を阻止しようとしてたのは、そのせいなのよ」
まどか「嘘……嘘……」
ほむら「嘘だと思うなら、キュゥべえに訊いてみるのね」
ほむら「そして美樹さやかは上条恭介に失恋をして、魔女になる可能性がある」
ほむら「私が志築仁美にお願いしたのは、そのためよ」
まどか「嘘……嘘……」
ほむら「それに、美樹さやかの魔女化を防ぎたいのは、美樹さやかのためじゃない」
ほむら「1週間後にやってくる大型の魔女を倒す前に、面倒が増えるのを防ぎたいだけよ」
ほむら「……それじゃ、忠告はしたわ」
こっ、こっ、こっ。
まどか「ほむらちゃん……」
まどか「嘘……嘘……」
ほむら「嘘だと思うなら、キュゥべえに訊いてみるのね」
ほむら「そして美樹さやかは上条恭介に失恋をして、魔女になる可能性がある」
ほむら「私が志築仁美にお願いしたのは、そのためよ」
まどか「嘘……嘘……」
ほむら「それに、美樹さやかの魔女化を防ぎたいのは、美樹さやかのためじゃない」
ほむら「1週間後にやってくる大型の魔女を倒す前に、面倒が増えるのを防ぎたいだけよ」
ほむら「……それじゃ、忠告はしたわ」
こっ、こっ、こっ。
まどか「ほむらちゃん……」
―夕方、まどかの部屋―
QB「やぁ、まどか。入ってもいいかい?」
まどか「キュゥべえ……。いいよ、訊きたいことがあるの」
QB「なんだい? ソウルジェムのことかい?」
まどか「魔法少女が魔女になる、って本当なの?」
QB「誰から聞いたんだい?」
まどか「いいから答えて」
QB「……暁美ほむらだね。彼女はそんなことまで知っていたのか」
まどか「じゃあ、やっぱり本当なんだね」
QB「待って欲しい。僕も悪意があってやってるわけじゃないんだ――」
――宇宙のエネルギー問題についての説明中――
QB「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」
まどか「っ!」
まどか「……そんなのってないよ……」ポロポロ
QB「やぁ、まどか。入ってもいいかい?」
まどか「キュゥべえ……。いいよ、訊きたいことがあるの」
QB「なんだい? ソウルジェムのことかい?」
まどか「魔法少女が魔女になる、って本当なの?」
QB「誰から聞いたんだい?」
まどか「いいから答えて」
QB「……暁美ほむらだね。彼女はそんなことまで知っていたのか」
まどか「じゃあ、やっぱり本当なんだね」
QB「待って欲しい。僕も悪意があってやってるわけじゃないんだ――」
――宇宙のエネルギー問題についての説明中――
QB「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」
まどか「っ!」
まどか「……そんなのってないよ……」ポロポロ
―朝、通学路―
仁美「さやかさん、昨日はどうしたんですの?」
さやか「いやぁ、ちょっと風邪ひいちゃってね。もう大丈夫!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか『もう平気だから。心配いらないよ』
まどか『うん……』
まどか(あのこと、さやかちゃんに言えるわけないよ)
仁美「あら? 上条君、今日から登校ですのね」
まどかさやか「!」
仁美(暁美さんの言った通り……)
さやか「……」
まどか「……」
仁美「さやかさん、昨日はどうしたんですの?」
さやか「いやぁ、ちょっと風邪ひいちゃってね。もう大丈夫!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか『もう平気だから。心配いらないよ』
まどか『うん……』
まどか(あのこと、さやかちゃんに言えるわけないよ)
仁美「あら? 上条君、今日から登校ですのね」
まどかさやか「!」
仁美(暁美さんの言った通り……)
さやか「……」
まどか「……」
けど確かにここまで誰も話聞いてくれないのもすごいと思う
ちょっと不憫だわ、ほむらちゃん
ちょっと不憫だわ、ほむらちゃん
―教室―
クラスメイトに囲まれる上条を眺めるまどか、さやか、仁美。
まどか「さやかちゃんも行ってきなよ。まだ声をかけてないんでしょ?」
さやか「あたしはいいよ」
まどか「さやかちゃん……」
仁美「……」
仁美(わたくしは、暁美さんの言うことをきくべきか……)
まどか(仁美ちゃん……どうするつもりだろう)
クラスメイトに囲まれる上条を眺めるまどか、さやか、仁美。
まどか「さやかちゃんも行ってきなよ。まだ声をかけてないんでしょ?」
さやか「あたしはいいよ」
まどか「さやかちゃん……」
仁美「……」
仁美(わたくしは、暁美さんの言うことをきくべきか……)
まどか(仁美ちゃん……どうするつもりだろう)
元からの魔法少女は完全にQBが洗脳済みだし、さやかちゃんはさやかちゃんだし
まどかに言ったところで、仮に信じても自分を大切にしないから結局は意味がなさそうだし
まどかに言ったところで、仮に信じても自分を大切にしないから結局は意味がなさそうだし
―授業中―
まどか(ほむらちゃん……)
ほむら「……」
まどか(ほむらちゃん、そう言えば何で、仁美ちゃんの気持ちやさやかちゃんの気持ちを知ってたの?)
まどか(そうだよ、あの杏子ちゃん、って子のことも前から知ってたみたいで、不思議がられてた)
まどか(ほむらちゃんが私達が魔法少女になるのをやめさせようとしてたのは何故?)
まどか(魔法少女が魔女になるから? ほむらちゃんは私達の心配をしてくれてたの?)
まどか(何を言ってるのか全然わかんなかったほむらちゃんの話も、後になってちゃんと理由があったんだ、ってわかった)
まどか(何か変だよ。何でこんなことになってるの?)
まどか(マミさんだって、ほむらちゃんの話を聞いていれば……)
まどか(このままじゃ駄目だよ。ちゃんとほむらちゃんの話を聞かないと)
まどか(ほむらちゃん……)
ほむら「……」
まどか(ほむらちゃん、そう言えば何で、仁美ちゃんの気持ちやさやかちゃんの気持ちを知ってたの?)
まどか(そうだよ、あの杏子ちゃん、って子のことも前から知ってたみたいで、不思議がられてた)
まどか(ほむらちゃんが私達が魔法少女になるのをやめさせようとしてたのは何故?)
まどか(魔法少女が魔女になるから? ほむらちゃんは私達の心配をしてくれてたの?)
まどか(何を言ってるのか全然わかんなかったほむらちゃんの話も、後になってちゃんと理由があったんだ、ってわかった)
まどか(何か変だよ。何でこんなことになってるの?)
まどか(マミさんだって、ほむらちゃんの話を聞いていれば……)
まどか(このままじゃ駄目だよ。ちゃんとほむらちゃんの話を聞かないと)
―放課後、教室の出口―
さやか「まどか、一緒に帰ろう」
まどか「あ、ごめん。ちょっと用事があるんだ」
さやか「何? なんだったら付き合うけど」
まどか「い、いや、ちょっと……」
さやか「ん~? 隠し事かぁ? 怪しいなぁ」
まどか「そんなんじゃないよ。ごめんね」
さやか「しょうがない。1人で帰りますか」
仁美「さやかさん、それならわたくしと帰りませんか?」
さやか「あ、今日はお稽古ないの?」
仁美「ええ。お話ししたいこともありますし」
まどか「!!」
まどか(嘘……もしかして……?)
さやか「ん~? 何だろう? 愛の告白? 困っちゃうなぁ」
ほむら「邪魔よ。どいてもらえる?」
さやか「まどか、一緒に帰ろう」
まどか「あ、ごめん。ちょっと用事があるんだ」
さやか「何? なんだったら付き合うけど」
まどか「い、いや、ちょっと……」
さやか「ん~? 隠し事かぁ? 怪しいなぁ」
まどか「そんなんじゃないよ。ごめんね」
さやか「しょうがない。1人で帰りますか」
仁美「さやかさん、それならわたくしと帰りませんか?」
さやか「あ、今日はお稽古ないの?」
仁美「ええ。お話ししたいこともありますし」
まどか「!!」
まどか(嘘……もしかして……?)
さやか「ん~? 何だろう? 愛の告白? 困っちゃうなぁ」
ほむら「邪魔よ。どいてもらえる?」
さやかまどか仁美「!!」
さやか「はっ、悪ぅございましたね!」
ほむら「……」スタスタ
ほむら「」チラ
仁美「!」
ほむら「……」スタスタ
さやか「何あれ? ほんっと感じ悪いよね」
まどか「さやかちゃん、聞こえるよ」
まどか(何で助けてもらったのにそんなこと……)
仁美「……」
仁美「ごめんなさい、さやかさん。お話はまた今度と言うことで、今日は普通に帰りましょう」
まどか「!」
さやか「あはは、何だか知らないけどさ、悩みがあるならいつでも聞くからね!」
仁美「え、ええ……」
まどか(良かった)ホッ
さやか「はっ、悪ぅございましたね!」
ほむら「……」スタスタ
ほむら「」チラ
仁美「!」
ほむら「……」スタスタ
さやか「何あれ? ほんっと感じ悪いよね」
まどか「さやかちゃん、聞こえるよ」
まどか(何で助けてもらったのにそんなこと……)
仁美「……」
仁美「ごめんなさい、さやかさん。お話はまた今度と言うことで、今日は普通に帰りましょう」
まどか「!」
さやか「あはは、何だか知らないけどさ、悩みがあるならいつでも聞くからね!」
仁美「え、ええ……」
まどか(良かった)ホッ
ウイングのデュオ「私がわるうございましたぁ~」思い出した
ほむらはヒイロなイメージ
ほむらはヒイロなイメージ
―帰り道―
ほむら「……私に何か用?」
まどか「ティヒヒ、見つかっちゃった」
ほむら「……」
まどか「あの……昨日の続きを聞きたくて……」
ほむら「続きなんてないわ」
まどか「で、でも、ほむらちゃんが何で私達に忠告してくれたのか聞いてないよ」
ほむら「……」
まどか「仁美ちゃんやさやかちゃんの気持ちを知ってたことだって……魔法少女のこと、色々知ってる理由だって」
ほむら「あなたは、私の話を信じられるの?」
まどか「!」
ほむら「今まで散々私の忠告を無視してきたのに、調子がいいと思わないのかしら?」
まどか「っ!」
まどか「ごめんなさい……」ジワッ
ほむら「……」
ほむら「……私に何か用?」
まどか「ティヒヒ、見つかっちゃった」
ほむら「……」
まどか「あの……昨日の続きを聞きたくて……」
ほむら「続きなんてないわ」
まどか「で、でも、ほむらちゃんが何で私達に忠告してくれたのか聞いてないよ」
ほむら「……」
まどか「仁美ちゃんやさやかちゃんの気持ちを知ってたことだって……魔法少女のこと、色々知ってる理由だって」
ほむら「あなたは、私の話を信じられるの?」
まどか「!」
ほむら「今まで散々私の忠告を無視してきたのに、調子がいいと思わないのかしら?」
まどか「っ!」
まどか「ごめんなさい……」ジワッ
ほむら「……」
デュオがさやかで、カトルがまどかで、トロワがマミさんで、ごひがあんこか
ほむら「私の家に来る?」
まどか「え?」
ほむら「いいわ。全部、話してあげる」
―ほむらのアパート―
まどか(ほむらちゃん、一人暮らしだったんだ……殺風景な部屋……)
ほむら「お茶でいい?」
まどか「あ、うん。何でもいいよ」
ほむら「待ってて」
…………
まどか「え?」
ほむら「いいわ。全部、話してあげる」
―ほむらのアパート―
まどか(ほむらちゃん、一人暮らしだったんだ……殺風景な部屋……)
ほむら「お茶でいい?」
まどか「あ、うん。何でもいいよ」
ほむら「待ってて」
…………
ほむら「……さて、何から話しましょうか」
まどか「あの……」
ほむら「何?」
まどか「私達って、前に会ったことあるのかな?」
ほむら「!」
まどか「ここじゃない、どこかで」
ほむら「……ええ」
まどか「どういうこと?」
ほむら「そうね、初めから全部話すわ」
――ほむら、今までのループをすべて話す――
まどか「あの……」
ほむら「何?」
まどか「私達って、前に会ったことあるのかな?」
ほむら「!」
まどか「ここじゃない、どこかで」
ほむら「……ええ」
まどか「どういうこと?」
ほむら「そうね、初めから全部話すわ」
――ほむら、今までのループをすべて話す――
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