元スレP「765プロと言う通過点」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
252 :
響が無事なことが確かならそれでいい
253 = 246 :
やよいはどうなったんだよ・・・
254 = 169 :
その日の夜、俺は黒井社長に呼び出された
以前、高木社長と行った事のあるバーだった
「君も変なのに囲まれて災難だな。少しではあるが同情するよ」
可哀想なものを見る目で言われてしまった
「面目無いです…」
「君がこなせるのであれば、もう少し仕事を回しておこう。その辺の調整は君がやりたまえ」
これでしばらくすれば春香を雇える
俺はこの人に頭が上がらなくなった
「ありがとうございます。これで春香を雇えます」
「私は結果さえ残せば文句は言わん。好きなだけやれば良い」
タバコを深く吸い込み言う
「高木の忘れ形見だ…面倒くらい見てやるさ」
255 :
おぅ・・・
256 :
りっちゃん死んだのか…
257 :
お姫ちんは母せ・・・
母国にかえったのか?
258 :
社長死亡確認!
259 :
やよい...
260 = 246 :
>>256-257
もう一度見直しなさいほす
262 :
お前ら>>158読んどけ
263 = 169 :
「それと…君が言っていた765プロ倒産の話についてだが、私が少し考えてみたのだが…聞いてみる気はあるか?」
彼はいきなり話を切り出してきた
「私もプロダクションを経営する身だ。だからわかる事もある。暇潰しにでも聞くと良い」
「はい、聞かせて下さい」
「まずだ、君が入社した時、その時にはすでに崩壊が始まっていたと言う予測を立ててみた。そうすればしっくりくる所も多いからね」
「私が…入社した時点で、ですか?」
「そうだ、その時は事務所の仕事の数はどうだった?ほとんど閑古鳥が鳴いている状態じゃ無かったかね?」
「はい、仕事はまばらでレッスンの費用も捻出するのが難しかった時ですね」
265 = 223 :
>>264
釣りでも死ね
266 = 201 :
春香がまともだと思ったらおかしくなってたでござる
267 = 169 :
「そうだ、よく考えろ。癪に障るが高木はとても優秀な経営者だ。私は今でも765プロの体たらくが信じられないのだよ」
「ですが、段々と仕事も入ってきて皆が力を合わせて頑張ってきたからこそ、ある程度まで皆が売れ出したんですよ?」
俺が言うと彼は少し額に手を当て考えをまとめている
数秒後、また話を再開した
「君、765プロのアイドルに告白された事はあるかね?」
いきなり方向性が変わった
何が言いたいのか分からない
「何を言ってるんですか?そんな事は…」
「良いから答えろ」
「……あります」
そう、別に美希に限った事ではない
俺はアイドルからの告白をされた事があるのだ
269 = 249 :
サスペンスじみてきたな
支援
270 :
961社長いい人なのが新鮮な支援
271 = 169 :
「別に良いんだ。それだけの好意を集めてこその君の結果だったのだから」
「でも、それがどう関係しているのですか?」
「私はね、765プロのアイドルは元々仲はあまり良く無かったと予想しているのだよ」
仲が良くない?
皆が?それはあり得ないだろう
黒井社長もまだまだなんだな
「皆はとても仲は良かったですよ。俺が見てる限りは」
すると社長はこの日初めて俺の方へと身体を向けた
そして
「それは単に君の目の前に広がっている風景だろう?君は神か?君の目が届かない世界がある事に何の疑問も持たなかったのか?」
272 = 246 :
961社長が良い人だ
273 = 201 :
俺が神だ
274 :
なんだか面白くなってきたな
275 :
おいやめろ
276 = 169 :
俺の見ていない世界
それは俺が事務所に居ない時の事、俺がその現場に居ない時の事…
「私はね、皆は君への好意があるからこそ仕事に打ち込んだのだと考えている。そして好意があるからこそ悪いイメージを持たせたく無いと思い、仲が良い振りをしていたのでは無いのかとね」
言葉を失った
春香の言っていた興味が無いと言う発言も黒井社長の言う通りならば納得がいく
「君は悪くない。だが、女ばかりが集まる組織は殆どの場合、先ほど言った様になる。君は綺麗な部分しか見えて居なかったのだよ」
頭を鈍器で殴られたようだ
嫌な汗が止まらない
「ただ、皆が皆仲が悪いと言う事は無いと思うぞ」
277 :
ほしゅ
>>264
スレタイを
278 = 255 :
そら13人もいたらな
279 :
じゃあもっと多いAKBとかマジでどうなのよって話だがな・・・考えたくもねーな
280 = 264 :
>>277
P「時には昔の話でも」ってやつ
書き方が似てるから勝手に思ってるだけかもしれない
282 = 246 :
283 = 277 :
>>280
ありがとう
ちょっと行ってくる
284 = 169 :
「どう言う事です?」
「仲が良い者同士も居ると言う事だ。それくらいは君でも分かるだろう」
「そうか、春香と千早…真と雪歩…」
「私の経験上の話をしよう。私はね、プロジェクト毎にメンバーを分けたら、他のプロジェクトのメンバーとは交流を必要以上に持たせないようにしているのだよ。何故だか分かるかね?」
「いえ…分かりません」
「リスクの分散だ。簡単な事だと思うがね」
リスクの分散…そうか、俺たちはその時点で大きなミスを犯していたんだ
「小さな事務所だ。難しいのは分かるが皆を群れさせ過ぎたのではないのか?仕切りを設けておかないと、一つのプロジェクトが壊れた時に他のプロジェクトも道連れとなってしまう」
285 = 255 :
そういや小鳥さん誰と結婚したんや・・・
286 :
お見合いだろうな
287 = 270 :
>>285
俺だろ。
288 = 169 :
黒井社長はさらに続けて
「いつも事務所で皆が簡単に会える状態が続いたのが腐敗の原因なのだよ。これこそが高木のミスだ」
「じゃあ、どうすれば良かったんですか」
「例えば竜宮小町、あれを他のアイドルと接触させない様にすべきだったのだよ。後はいつまでも事務所でダラダラと話をする機会を与えてはいけない」
そうだ、アメリカで学んだ事
その内容は
全て765プロを否定する様な内容ばかりだったじゃないか
289 :
>>287
だから小鳥さんの笑顔に翳りがあったんだな
290 = 185 :
このPってひょっとして頭の弱い子なのかな
291 = 169 :
「星井美希は自ら望んで私の下に来たのだよ。何故だか分かるかね?」
「……分かりません」
そう言うと社長は大きなため息をついた
「君が765プロ以外で目を付けるのが私の所であると信じていたのだよ。そしてその予想は当たった…君は彼女と再会を果たしたのだ」
「そうだったんですか…」
「君に対する大きな愛があるからこそ彼女はその道を選んだ」
美希の俺に対する想いは
俺が考えていたものより遥かに大きかったのだ
「まあ、彼女に関しては君の考える事だ。後は、フェアリー解散時までに資金を貯めておけ」
「何かあるんですか?」
「星井美希は、フェアリー解散後、君の事務所へ移籍する事を希望しているからだ」
292 = 261 :
ネタレスはいらん
支援
294 = 246 :
295 = 169 :
美希は俺といる事を望んでいる
俺はそれに応えなければならない
「分かりました。助言頂きありがとうございます」
俺は深く頭を下げた
自分自身の甘さが原因でもあるのだ
「何度も言うが君は一切悪くない。年頃の娘の集団の中に少し年上の大人の男を放り込んだら当たり前に起きる出来事だ。高木の責任に他ならない」
「でも、俺にも出来る事が…」
「無いだろうね、男一人で女の集団に出来る事など些細なものだ」
「でも、俺が…」
「その失敗を生かして今の仕事に打ち込めば良い。まだ若い、気にするな」
そう言うと社長は財布から1枚札を取り出し置いた
「お前の人生も、彼女達の人生も始まってすらいない。もっと悩むがいい」
そう言い残して去って行った
296 = 212 :
やだ…かっこいい…
297 = 255 :
これは惚れるわwww
298 = 201 :
『保守はする』『雑談はしない』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「読者」のつらいところだな
覚悟はいいか?オレはできてる
299 = 255 :
>>298
ネタなのかマジなのかホントわからんが
コピペにしよう
300 = 175 :
>>298
ざまぁwww
みんなの評価 : ★★★×6
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