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元スレシャル「許さないよ」

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1 :

シャル(一夏は僕の前で眠っている)

シャル(というか、目覚めるかも怪しいって話らしい)

シャル(どうしてこうなったのかっていうと)


IS学園で模擬戦やってるよ!

ところが東アジアの大陸国からステルス機能搭載型のISが暴走してIS学園内に気づかれずに侵入しちゃったみたいだ!

そのとき模擬戦やってたのは 一夏&シャルvs酢豚&2組の誰か だったんだ!

2組の誰かはすぐに戦闘不能になっちゃったけど鈴はしぶとく生き残っていたときのことだ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

2 = 1 :

シャル「そろそろ決着をつけるよ、一夏!」

一夏「そうだな・・・次で決めるぞ、鈴!」

酢豚「望むところよ!」

その時一夏の目に戦闘態勢に入った正体不明のISの姿が映った!

なんとそのISは鈴の背後に迫っているではないか!

一夏「鈴!危ない!!」

「そうやって油断させる気ね…?でもそうはいかないわ!」

シャル「やめて!お願い!!」

シャルの願いも届かず、一夏は鈴を庇いに行ったにも関わらずその鈴からの攻撃と暴走ISからの攻撃を一手に背負った。

もともと零落白夜を使ったことで一夏のシールドエネルギーはほとんど無かったこともあり、攻撃の最中に白式は強制解除されてしまった。

3 = 1 :

鈴はしばらくなにが起きたのか理解できなかった。

目の前でISの攻撃を受けて落ちていく一夏。

ふと自分の背後を見ると明らかに無人と思われるISの機体が空を漂っていた。

しかしその瞬間、その機体は自ら爆発した。

何の前触れもなく、だ。

まったくわからない、困惑しきった鈴の前を一体のISが横切っていった。

シャルだ。

彼女はバケツをひっくり返した、いや、そんなものではないだろう、とにかくあの体からどうしてあれだけの涙が出るのか不思議になるほど大泣きをしながら地上に横たわる一夏の元へ飛んでいった。

4 :

ザビーネさんなにやってんすか

5 = 1 :

その時ようやくわかったのだ。

酢豚の甘酸っぱいパイナップルのような友情劇はもう終わったのだと。

そして、鈴の想い人は自身の手により墜ちていったのだ、と。

しかし彼女は動けない。

けたたましいサイレンの音にようやく零れ落ちた涙と泣き声はかき消され、教師が鎮圧に来てもしばらく彼女は動けなかった。

~~~~~~~~~~~~~~~~

シャル「そう、あいつが悪いんだ」

シャル(あいつを庇ったのはもちろんだけど一夏はボクも庇ってくれたんだ)

シャル(人の注意も聞かずに恩を仇で返すような真似をしたあいつをボクは許さない)

シャル(一夏、待っててね、絶対に一夏の思いを無駄にはしないから)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

7 = 1 :

投下スピードの目安とかあったら教えてください

8 = 1 :

がくえん!

例の事件の翌日

1組

千冬「みんな知っているとは思うが昨日学園内に暴走したISが出現した」

千冬「今ここにいない織斑はそのISの攻撃を受け現在意識不明だ」

千冬「暴走したISの存在に気づけなかった我々にも責任がある」

千冬「今後はこのようなことがないように教師としても『もうやめてください!』...」

シャル「もうやめてください...織斑先生がそんな目の下に隈をつくって真っ赤な目で話すのを見てる方が辛いです...」

千冬「...デュノア、教師が話しているときに邪魔をするな」

9 :

セシリア「私、無駄が嫌いなんですの。イチカサンの死は無駄無駄無駄…」

10 = 6 :

もうちょいゆっくりでもいい

11 = 1 :

山田「あの、織斑先生も限界なんじゃないですか?」

山田「あんなに澄みきった笑顔で弟さんのことを話してくださる先生が納得いってるんですか!?」

山田「今だってすぐにでも織斑君のところに行きたい、違いますか?」

千冬「やめろ...やめてくれ...」

山田「無理しないでください、このクラスは私がちゃんとみてますから」

千冬「そんなこと言われたら...行くしかないじゃないか!!」

シャル(そういって泣きながら教室を出た先生の顔は僕がフランスで見た母の顔に似ていて、かつ好きな人の身を心配する女の顔のようにも見えた)

シャル(教室の中は一日中静かで、ときどきすすりなく声も聞こえた)

シャル(今日の昼食はみんながバラバラで、中には食べない人もいたようだ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

12 :

セシリアちゃんかわいい

13 = 1 :

ほうかご!

シャル(一夏のことも心配だし今日は早く寮にいこうかな...)

セシリア「シャルロットさんちょっとお待ちになって」

シャル「なにかな?ボク急いでるんだけど」

「急ぐ理由はわかるがそれは無駄足になるぞ」

シャル「は、はぁ?ちょっとなにいってんの?まさか死んだとか...そんな風に思ってるの!?」

「違う!そんな風に考えるわけがないだろう!」

ラウラ「現在嫁の部屋には立ち入り禁止になっている」

シャル「でもボクは今朝まで一緒にいたよ!」

14 = 1 :

ラウラ「それは今回の一件の関係者だったからではないか?」

ラウラ「まあそのことは今となってはわからないが、休み時間に嫁の部屋にいったら織斑教官が面会謝絶といっていた」

セシリア「ですから負傷した一夏さんを見れたのは実際シャルロットさんくらいなものなのです」

ラウラ「だから訊くが、それで嫁は...どうなんだ」

シャル「...あれから僕が見てたまでは目を覚まさなかったよ」

シャル「全身傷だらけであの時は血まみれだった」

シャル「今だって意識不明といえど生きていることが不思議なくらいだ、って...」

シャル「ボクも悪いんだ、遠距離攻撃が出来るのにあのISに気づけなかった」

シャル「もし気づいていればある程度足止めが出来たかもしれないのに…」

15 = 12 :

>>9セシリアちゃんかわいい

17 = 1 :

>>16 書き貯めあります、完結済みです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「そう自分を責めるな」

「あの場所であんなに遠くのISの存在に気づけるのはそう簡単ではないだろう」

セシリア「たまたま…だったんですわね」

セシリア「一夏さんがあのISに気づいたから…」

ラウラ「しかし気づかなかったら狙われていたあいつは死んでいたかもしれないんだぞ」

シャル「……それがなんだっていうの?」

ラウラ「シャルロット!正気か?」

シャル「正気だよ。だって、だって鈴はボクと一夏の注意も無視して!」

シャル「あろうことかその注意がボクらが鈴の注意を引こうとしてるって思い込んで!」

18 :

これまさかのパート?

19 :

リョナ系なら全力支援

20 = 1 :

>>18
パートではないです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シャル「全速力で一夏はあのISに気づいていなかった鈴を庇いに行ったのに…!」

シャル「みんなにだって見えてたんじゃないの…?」

シャル「ねえ!どうなのみんな!」

ラウラ箒セシリア「…」

シャル「そっか、みんな知らないんだ…」

シャル「どこで見てたんだろうねみんなは」

シャル「砲身が見えないからわからなかったのかな」

シャル「おかしいよ…おかしいよこんなの!!」

セシリア「ちょ、ちょっと待ってくださる?」

セシリア「まったくなにを言ってるのかわからないのですけど…」

21 = 1 :

ラウラ「すまないシャルロット、私はわかっていた」

ラウラ「その場に居合わせないとわからないレベルだったのかもしれないな」

ラウラ「あまりにも瞬間的で暴走したISの爆風もあって見えにくかったのもある」

ラウラ「信じたくなかったがまさか本当だったとはな」

「どういうことなんだラウラ!」

セシリア「つまりどういうことですの?」

ラウラ「シャルロット、私から説明する、だからもう寮に行った方がいい」

シャル「うん…でも、でもねラウラ」

シャル「ボクは絶対にあいつを許さないよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

22 = 1 :

寮までの道的なあれ!

シャル(一夏…一夏…ボクは心配でたまらないよ)

シャル(一夏はボクの居場所を作ってくれたんだよね)

シャル(でも作っていなくなったら意味ないよ…一夏さえいればボクは…)

シャル(って向こうから来る人はもしかして鈴かな?)





「ちょっと」

23 = 18 :

酢豚じゃなくなった

24 = 1 :

シャル「なに?」

シャル「ボクは一夏のところに行かないといけないから急いでるんだ」

「お前だって悪いんだ…!」

「私だけじゃない!お前だって一夏を見捨てたようなものよ!」

「なに悲劇のヒロイン演じてるのよ」

「そういうの気持ち悪いわ」

「それじゃあね共犯者さん」スタスタ

シャル「」

シャル「一夏、ごめんね…!ボクが悪いよね!ゴメンね…!」

シャル「一夏ぁぁぁ…」

25 = 1 :

千冬「デュノア」

シャル「お、織斑先生…」

千冬「すまなかった」

千冬「今の話は全部聞いた」

シャル「すみません、先生の大切な弟さんを…」

千冬「まあ最後まで話を聞け」

千冬「お前は悪くない」

千冬「第一、あの時にお前は見捨ててはなかっただろう?」

千冬「あの時に出来ることなど限られている、お前のやった注意喚起もやるべきことの一つだったのだから気にするな」

26 = 1 :

シャル「でも一夏は」

千冬「そうじゃない、あの場でのお前はよくやっていた、だからデュノアは共犯者なんかじゃない」

シャル「先生…!ごめんなさい!ごめんなさいっ!」

千冬「ったくそんなに泣くな。一夏にもそうやって会うのか?」

シャル「でも面会謝絶って話じゃ…」

千冬「あーそれがな、白式のエネルギー切れによって生体再生能力も止まっていたんだがどうやって知ったかしらんがある天才科学者が学園に飛んできてな」

千冬「ほぼ全壊に近い状態だった白式をものの1時間で直して用事があるって言ってどこかへ行ったんだ」

千冬「そいつのおかげで白式の生体再生能力は復活し同時に一夏も無事先ほど目を覚ましたよ」

シャル「ほ、本当ですか!?」

27 = 18 :

もうちょい早くておk

28 = 1 :

千冬「ああ、だからお前も会いに行ってやってくれ」

千冬「あいつずっと『シャルは無事か』ってうるさくてな」

千冬「まあそういうわけだから頼むぞ」

シャル「うぅ…グスッ、はい…!」タッタッタッ

千冬「結局泣きながら走っていったか」

千冬「あそこまでデュノアのことを心配するとは当時一緒にいたから仕方ないとはいえ姉としては嫉妬するな…」

千冬(それにしても東アジアの大陸国とそこの代表候補生をどうしてやるか…)

~~~~~~~~~~~~~~~~

29 = 1 :

>>27
わかりました、自分も眠くなってきたんで投下ペース早めます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一夏のおへや!

一夏「また千冬姉には心配かけちまったな…」

一夏「鈴とシャルは無事かなあ」

コンコン

一夏「…? はい、どうぞ」

ドア「ガチャ」

シャル「一夏…その意識が戻ったって聞いて」

一夏「おう、心配かけたな」

一夏「見ての通りいろいろ点滴とか繋がれててさ、身動きとれないけど、その、もう大丈夫だから」

シャル「うぅっ……いちか、いちかいちかいちかあああああああ!うわああんよかったよおおおお」

30 :

ふむ

31 = 1 :

一夏「おいそんな床で泣き崩れるなよ!こっちに来い!こっちに」ベッドヲポンポン

シャル「いちかああああ…ぶじでよかったよぉ」

一夏「心配かけてごめんな?シャル」アタマヲポンポン

シャル「もう起きてこないかと思ったよ…っ…一夏がいなくなったらボク生きていけないよぉ」

一夏「いやそれはおおげs…いやそうだな、大丈夫だよ、俺はそう簡単には死なないさ」

シャル「うん、うん…!死んじゃだめなんだからね?」

一夏「おう、わかってる」ポンポン

シャル「…っ///」

一夏「あ、そうだところでさ、鈴は無事か?あいつもろに狙われてたからなぁ」

32 = 1 :

シャル「何で気になるの?」

一夏「え?いや、普通に心配だろ?」

一夏「いくら俺が鈴への攻撃を防げたとはいえあのよくわかんないISを壊した訳じゃないしさ」

一夏「俺が意識を失ってる間に攻撃受けてたら、って思ったからだけど…」

一夏「で、どうなんだ?」

シャル「一夏はさ、少し優しすぎるんじゃないのかな」

一夏「ん?どういうことだ?」

33 :

重い…

34 = 1 :

シャル「鈴が一夏になにしたか覚えてないの?」

一夏「いや、別に…なにかあいつが俺にしたのか?」

シャル「…鈴への攻撃を受けに入ったとき鈴がしたことだよ?」

一夏「え?なにかしたか?あいつ」

シャル「……そっか」

シャル「わかった、ちょっと待ってて」

シャル「このことを織斑先生に伝えなきゃいけないから、さ」

~~~~~~~~~~~~~~~~

35 :

追いついた、しえん

36 = 1 :

しょくいんしつ!

コンコン

引き戸「ガラガラ」

シャル「失礼します、織斑先生は…」

千冬「なんだデュノア、なにかあったのか」

シャル「あの、一夏…くんのことなんですけど」

千冬「ふむ…外で話そうか」





千冬「それで?」

シャル「あの、一夏は鈴さんからの攻撃を受けたことを知らないって言うんです」

37 :

鈴悪くないだろ

38 = 1 :

シャル「記憶喪失かなにかになってるのかって思ったんですが他のことは全部覚えているので不思議に思って先生に伝えました」

千冬「そうか」

千冬「わかった、私が聞いてみる」

千冬「もしかしたらあいつのことだ、庇っているのかもな」

千冬「その時はお前も同席しろ、いいな」

シャル「…はい、あの、一夏はもう大丈夫なんですよね?」

千冬「……さあな」スタスタ

シャル(先生はなんとなくはぐらかしたような応えをして行ってしまった)

シャル(一夏は本当に知らないのかな…?)

~~~~~~~~~~~~~~~~

39 = 1 :

よくじつ!

1組教室

放課後

セシリア「それで一夏さんはどうなんですの?」

ラウラ「嫁はまだ目を覚まさんのか」

「一夏…」

シャル(特別に織斑先生に許されて一夏に会えたのにそのことを言いふらすものじゃないよね、うん)

シャル「ま、まだちょっとボクもよくわからないんだ」

セシリア「わからないって…昨日も一夏さんに会いに行ったんじゃなかったですの?」

シャル「いや、その、それが…」

シャル(うわあああどうしよう、絶対嘘ってバレちゃうよ…)

千冬「デュノア」

シャル「は、はい!」

40 = 1 :

ラウラ「よく見ると教官の隈が消えていたか、良かった」ボソッ

千冬「例の件だ、行くぞ」

千冬「あとお前たち、あんまり他人を心配して自分の身を滅ぼすなよ?」





セシリア「シャルロットさん、なにか知ってそうでしたわね」

「そうだが…なにか話せないわけでもあるのだろう」

セシリア「まさか…最悪の場合なんてことは……」

ラウラ「それはない」

「どうしてわかるんだ?」

ラウラ「教官は昨日に比べだいぶ顔色が良くなったように見受けられた」

ラウラ「だから貴様等の言う最悪の場合なんてことはない」

ラウラ「ちなみに同室の私にも話してくれていないからな」

セシリア「…そうですわね、今はとにかく信じましょう」

~~~~~~~~~~~~~~~~

41 = 35 :

さるよけ

42 = 1 :

いちかのおへや!

一夏「お、今日は2人で来たんだ、昨日に引き続きごめんな」

千冬「一夏、姉として聞きたいことがある」

一夏「うん」

千冬「お前が意識を失うまでになにがあった」

一夏「え?いや、だから、鈴の後ろの方に攻撃態勢に入ったISがいるのが目に入ってさ、鈴を攻撃から守ろうと思って俺が鈴の方に突っ込んでいって攻撃を受けたってことじゃないのか?」

千冬「一夏、それは本当か?」

シャル「嘘つかなくてもいいんだよ?」

一夏「いやこれが事実だろ?というか何だ、シャルは昨日もそんなこと言ってたけどなにかあったのか?」

シャル「一夏…」

千冬「デュノア、どうやらこいつは本当に知らないみたいだな」

千冬「いいだろう、私が説明してやる」

43 = 1 :

千冬「もともと正体不明のISからの攻撃を受けただけでは白式は強制解除されなかっただろう」

千冬「ギリギリ生命維持装置が止まらずに済むレベルだったのだろうと後の映像分析で判明した」

千冬「今回一夏が意識不明の危篤状態に陥ったのは正体不明のIS以外からも攻撃を受けたからだ」

千冬「そうだな、百聞は一見に如かずだ、これを見ろ」

一夏「これはこの前の模擬戦の様子なのか?」

千冬「そうだ。ここでお前とデュノア、そしてその対戦相手が向き合ったここからをよく見ろ」





シャル「そろそろ決着をつけるよ、一夏!」

一夏「そうだな・・・次で決めるぞ、鈴!」

酢豚「望むところよ!」

一夏「鈴!危ない!!」

「そうやって油断させる気ね…?でもそうはいかないわ!」ドーン

シャル「やめて!お願い!!」チュドーン

44 = 18 :

●あるのかと重た

46 = 1 :

>>44
お試し●は持ってるので、さる喰らったら交換してこようと思ってます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




千冬「どうだ、見えたか?」

一夏「見間違いならいいんだけど俺に鈴の攻撃が当たってるように見えたというか…というかそもそもその時は聞こえてなかったけど鈴ってもしかして俺が襲いかかったみたいに勘違いしてるっぽいな…」

千冬「そういうことだ」

シャル「もともと一夏は零落白夜使ってシールドエネルギーが少なかったのに鈴の攻撃で一夏のシールドエネルギーはとっくに0になっていたはずなんだ」

シャル「そこにあれだけの集中砲火を喰らえば…」

シャル「ボクがちゃんと射撃武器使って遠くからどちらかの攻撃でも止めさせれば良かったんだ」

シャル「ごめんね一夏、ボクが未熟なばかりに…本当にごめん」

一夏「いや、そんな、謝らないでくれよ」

一夏「俺だってちゃんと考えずに突っ込んでいったんだ、自己責任だよ」

千冬「ちなみに、だな。今回お前が復活できたのは白式の生体再生能力のおかげだ」

47 = 1 :

千冬「しかしほぼ全壊に近い状態でその機能は働かなかったんだ」

千冬「それを直してくれたのは束だ」

千冬「どこから知ったかしらんがすぐに飛んできたよ」

千冬「白式を直してまたどこかにいってしまったがな」

千冬「今度お前も礼を言っておけよ」

一夏「そっか、束さんが…」

シャル「それで一夏はこの件を通して鈴のことどう思ってるの?」

一夏「どう、っていわれてもなあ」

一夏「故意じゃないって思いたいけど…なんか俺信じてもらえないようなことしたかなあ」ショボーン

千冬「お前お人好しもいい加減にしろよ」

千冬「私個人は許さないぞ」

千冬「あいつは、あいつは私の大切な弟を殺そうとしたんだ…!」

シャル「一夏は優しいよね」

シャル「そういうところが人を惹きつけるんだと思うけど今回ばかりは間違ってる」

49 = 1 :

一夏「そうは言ってもあいつだって幼なじみの1人だし仲間だろ?」

シャル「一夏、よく聞いて。仲間って一夏は言ったけど鈴は仲間の注意を無視したよね?」

シャル「自惚れじゃなければボクも仲間だと思うんだけどボクの一夏への攻撃をやめてっていうのも無視したよね」

シャル「こんな信頼関係の元で仲間っていえるのかな」

一夏「…っ、それでもだ。それでも俺はあいつを信じたいんだ」

一夏「何か理由があるんだ、うん。そうに決まってる」

千冬「一夏、私は心配だから言ってるんだ」

千冬「あんなことした奴に心を許していいのか?」

一夏「本人に聞いてみないとわからないけどそれでも事情を聞いて納得すれば許してもいいんじゃないか?」

50 = 1 :

一夏「というか今だって別に心を許してないわけじゃない」

シャル「ボクはね、一夏。仮に鈴が謝ってきたとしても絶対に」

シャル「許さないよ」

千冬「もういい」

千冬「しばらく頭を冷やせ」

ドア「ガチャ」

一夏(行った、か)

一夏(それにしてもシャルがなんとなく怖く感じたな)

一夏(それに、鈴のことだってそうだよな)

~~~~~~~~~~~~~~~~


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