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    元スレ王「行くがよい勇者」姫「気をつけて」勇者「姫のためなら」

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    401 = 1 :

    城下町 「元」国王広場

    上級魔物「静まれ!!静まれ!!これより、王国国王の公開尋問を始める!!」

    「・・・」

    「王・・・」

    「ひどい、あれじゃ死んじまう・・・」

    上級魔物「王、貴様はこの国を煽動し、我が偉大なる魔王様に戦争をふっかけた!相違ないか!?」

    「・・・」

    上級魔物「黙秘権は認められていない!!やれ」

    魔物「キシシシシ・・・」ドロォ・・・

    上級魔物「我らが胃から分泌される強い酸だ。左足へ」

    ドロォォォ・・・

    「う、ぐ、あああああああああああああああああ!!!!!」

    402 = 1 :

    上級魔物「目が覚めたか?答えろ!!」

    「・・・っ・・・。戦争を、始めたのは・・・魔、王だ・・・!!」

    上級魔物「嘘をつくな!!お前が一つ嘘をつくたび、あそこで喚いている民が死ぬぞ!!」

    「あれは・・・!?」

    「み、みんな子供じゃないか!?」

    「・・・!!何をする、つもりだ・・・」

    上級魔物「簡単なこと。我ら魔物が増えるには二通りしかない。一つは生殖。もう一つは、人間の身体に我らの一部を植えつけること」

    「・・・!?」

    上級魔物「要は餌になってもらうのよ。生きたまま身体に卵を植えつける。そして、わが子たちは宿主を食って生まれてくるのだ!!」

    「貴様ら・・・!!」

    403 = 1 :

    魔王「・・・あれもお前の差し金か」

    側近「は。人間が大切にするもの、それは自分の家族と子供ですから」

    魔王「・・・いい趣味とはいえないな」

    側近「効果は絶大でございます。王が屈すれば、人も屈する。簡単な理屈です」

    魔王「・・・で、戦況は」

    側近「すでに漁業の町は制圧いたしましたが、いかがでしょう、あのように戦略的に価値のない街は焼き払われた方が」

    魔王「戦略など興味はない。お前がしたようにすればいい」

    側近「はは。ではそのように」

    銀仮面「・・・」

    側近「命令だ。その腰の剣で、王の首をはねるがいい」

    404 = 1 :

    「・・・そうだ。すべては私に、責任がある」

    上級魔物「聞いたか人間ども!これで魔王様の正当が認められた!お前達の王によって!」

    「・・・」

    「くく・・・」

    上級魔物「ふん、子供どもを地下に連れて行け。そこで苗になってもらう」

    「!?何だと、貴様・・・!!」

    上級魔物「ふん、正直に答えるから助けるなど、誰が言ったのだ」

    銀仮面「・・・」カツ、カツ・・・

    上級魔物「銀仮面様・・・?」

    銀仮面「・・・」ズァッ!

    「・・・ふん、その巨大な剣で、首を落とすつもりか・・・。化け物どもめ」

    上級魔物「では最後に!最大の屈辱として!我らや人間の糞尿をぶちかけろ!」

    405 = 1 :

    バシャアッ!!

    「・・・!!」

    上級魔物「食われた人間と一緒にいられて幸せじゃないか国王・・・」

    「・・・人間たちよ・・・。まだ、まだ諦め、るな・・・」

    銀仮面「・・・」ギラッ!!

    「まだ、我が娘が生きている・・・。我が息子、勇者もまだ、死んではいない・・・!」

    「武器を取れ!!そして最期まで―――!!」

    シュッ
    ドスッ

    407 = 1 :

    「・・・これは美しくないな。今のはまったく、美しくない」

    「・・・」

    「今のお前も、あまり美しくはないな。血を吸わないことで歯向かっているつもりか?」

    「・・・」

    「まあいい。いつか耐え切れなくなる。そこがお前の、お前としての最後だ」

    「・・・!」

    「そんな目をしてももう遅い。もうお前は私が思うがままだからだ。その証拠に、なにをしても死ねないだろう?」

    「・・・」

    「ふん・・・。着いて来い。地下の地獄絵図でも見物しようかね」

    408 = 1 :

    ちょっと席外す
    眠くなってきたから食料を・・・

    409 :

    こんなところでええええええええええ

    410 = 406 :

    睡眠代行に先に手を打ってもらおう

    411 = 356 :

    腹ふくれたら余計眠たくなんぞ

    412 = 1 :

    別のどこか 同じ頃

    「暗いねえ。明かりはないのかい?」

    「火元はありますが、ランタンがないです」

    「仕方ない・・・。灯火呪文を使うよ・・・」

    吟遊詩人「ああ、明るくなった」

    占い師「まったく、ようやくたどり着いたけどなんだいこの洞窟は」

    吟遊詩人「昔知り合いが王国軍から逃げる時に使っていた洞窟です。奥に行けば、まだ食料があるかも」

    占い師「やれやれだよ。こう暗くちゃ気が滅入る」

    吟遊詩人「そういわないでください。これくらいしか僕にできる恩返しはないんですし」

    占い師「ただあんたを襲いかけてた魔物を吹っ飛ばしただけじゃないか」

    吟遊詩人「僕はそれで助かったんですよ」

    413 = 1 :

    占い師「で、この先かい?」

    吟遊詩人「そのはずです」

    占い師「・・・?おい、道がないぞ」

    吟遊詩人「え?そんなはずは・・・」

    占い師「ほら見てごらん。大穴が開いていて先に進めないよ」

    吟遊詩人「こんな竪穴、前は無かったんですが・・・」

    占い師「・・・?この竪穴、下は横穴になってないかい?」

    吟遊詩人「本当だ。どこかに続いているかもしれません」

    占い師「あんた食料はどのくらいある」

    吟遊詩人「約三日分」

    占い師「ほとんど同じか・・・。ここにいてもジリ貧になるだけさね。進んでみるよ」

    吟遊詩人「え!?本気ですか!?」

    占い師「当然だ!こう見えてあたしは若い頃冒険してたこともあるんだよ」

    415 = 1 :

    数日後 迷いの森
    老兵「遅れるな。はぐれたら探してやれん」

    勇者「あんたこの森で迷ったりしないのか?」

    老兵「ないな。もう体が覚えてる」

    町人「ハァ、ハァ・・・」

    勇者「頑張れ、今日の行程も半分以上来てる」

    老兵「これで文化の町に魔物がたむろしていたらお慰めだな」

    勇者「そん時はあんたを囮に逃げるまでさ」

    老兵「仮にも命の恩人だぞ?そんな口の利き方でいいのか?」

    勇者「ふん」

    416 :

    くっ・・・・
    眠い寝る
    残ってればいいな

    417 = 364 :

    気になりすぎて眠れん
    五時までお供しよう

    418 = 1 :

    同 数時間後

    勇者「・・・なあ」

    老兵「なんだ新米。明日も早いんだ、大人しく寝ろ」

    勇者「前に言ってた、先代の勇者って何者なんだ」

    老兵「・・・言ったとおりだ。戦争の英雄で、大量殺人者だ」

    勇者「そうじゃない。勇者って自然に呼ばれるくらいなら、何かもっとこう、あるだろ?」

    老兵「ふん・・・。伝説の英雄ほど、蓋を開けてみればがっかりするものだ。確かにやつには武勇伝も多い。が、戦場では美談の方が少ない」

    勇者「・・・」

    老兵「確かにやつは英雄だったかもしれないが、それは一極から見た場合だ。帝国からすれば、戦犯も同然」

    勇者「でもそれは、この国を護るためにしたんだろ?この国を護りたかったから」

    老兵「そうかもしれないな」

    420 = 1 :

    眠い・・・!!!

    老兵「だが、そうじゃないかも知れん。もしかしたら、やつはただの戦闘狂で、ただのバーサーカーかもしれん」

    勇者「そんなの・・・」

    老兵「今となっては確かめようがない。やつは死んだか、そうでなくてももう再起しないだろう」

    勇者「・・・そいつを知っているのか?」

    老兵「・・・ああ。大昔にな。今よりずっと昔のことだ」

    勇者「・・・」

    老兵「すべては過ぎてしまった。今見るべきなのは、今過ぎようとしているこの今だ。それを忘れるな」

    勇者「・・・。わかってる。わかってるさ」

    421 = 1 :

    翌日 北の道

    魔物「アギャアアアア・・・」

    ヒュン
    ボンッ!!

    執事「・・・ふむ。やはり、昔のようにはいきませんな」

    「執事・・・」

    執事「お怪我は」

    「変わりない。しかし・・・まさかお前が先代『勇者』の一員だったとは・・・」

    執事「いえ、私は『勇者』の後ろを護っていたに過ぎない、しがない戦士です。今となってはじじいですが」

    「・・・。北の要塞へは?」

    執事「まだ半分も来ておりますまい。幸いなのは、魔物の数が少ないことです」

    「急いで向かわないと・・・。こうしている間にも民が・・・」

    執事「左様でございます。急ぎましょう」

    422 = 382 :

    素晴らしい

    423 = 1 :

    執事「しかし、帝国が動きを見せないとはいえ、姫様が要塞に入ったらどう動くか知れません」

    「帝国が要塞を襲撃すると?」

    執事「可能性はあります、然らば、姫様の存在はやはり秘匿した方がよいかと」

    「秘匿・・・」

    執事「代わりに、『北の要塞に王国軍か集結している』と伝令するのです。そうすれば、あるいは」

    「それでうまくいくといいけど」

    執事「最善の方法のように思われますが・・・!」

    中級魔物「見つけた、姫だな・・・!」

    「魔物・・・!!」

    425 :

    保守

    マジおもろい
    頑張れ

    426 = 1 :

    中級魔物「側近様の命により、お前を捕縛させてもらうぞ」

    執事「できますかな?老いぼれたとはいえ、大戦の英雄を護った男がお相手しましょう」

    中級魔物「老いぼれ、てめえに用は、」

    ひゅん ひゅん

    執事「いいたいことはそれだけか?」

    中級魔物「な・・・!?」

    ボッ!!
    バラバラ・・・

    執事「ふぅ・・・」

    「・・・やはり中級魔物程度では話になりませんか」

    執事「む・・・?」

    427 :

    やっと追い付いたが寝るおや
    面白かったお頑張れお

    428 :

    おれのレス大文字でお願いします

    429 = 1 :

    金仮面「お初にお目にかかります。魔王軍大幹部を務めております」

    執事「・・・悪趣味な仮面ですな。金ですか」

    金仮面「付けたくて付けているのではないのですが、こうしないと銀が浮いてしまいますので」

    執事「ふん・・・?それで、その大幹部が直々に何の用ですかな」

    金仮面「実は任務は受けていないのですよ。たまたま通りがかった、それだけのことで」

    執事「たまたまこんな田舎道にいた、と」

    金仮面「そこは言いっこなしでしょう。お互い様です」

    執事「む・・・」

    金仮面「ですが、このまま見逃してもお叱りを受けてしまいますので。お手合わせ願いましょうか」

    執事「最初からそのつもりでは?そう感じられましたが?」

    430 = 1 :

    金仮面「そこは大した問題ではありませんよ」

    執事「姫様は連れのものと目的地へ向かってください」

    「しかし!」

    執事「そこにいられては巻き込んでしまいます!!お早く!!」

    「・・・!!執事、必ず戻りなさい」

    執事「仰せのままに」

    金仮面「さて、ではまずは・・・小手調べを」ビュッ!!

    執事「!」ひゅん!!

    金仮面「遅い!!」ギラッ!!

    執事「ち・・・」バッ・・・

    金仮面「今のを避けますか」

    執事「・・・『縮地』ですな。始めて見た」

    431 = 1 :

    金仮面「ほぅ・・・」

    執事「遠い東の国の秘術・・・。あなた、魔物ではありませぬな」ひゅん!

    金仮面「・・・だったらどうします?」

    執事「なぜ人間が、それも王国以外の人間が魔王軍にいるのかははなはだ疑問ですが、それを聞いても教えてくれないのでしょう」

    金仮面「そうですね。なぜなら、次の一撃であなたを殺すからです」

    執事「・・・ほう」

    金仮面「さあ、冥土の土産は持った?遺言は?地獄の審判に身を焼かれる準備は?」

    執事「・・・ち」

    金仮面「・・・参ります!」

    432 = 406 :

    ヘルシング好きすぎだろ

    433 :

    天剣www

    434 = 1 :

    同じ頃 漁業の町

    黒騎士「火をつけろ。魔王様からの命令だ」

    下級魔物「は!!」

    「う・・・」

    黒騎士「然る後撤退する。急げ」

    「・・・あの・・・黒い、鎧の男は・・・」

    黒騎士「馬をもってこい。先に城へ帰還する」

    魔物「はは」

    「・・・お触れに、出ていた・・・」

    「・・・勇者・・・様・・・」ガクリ

    435 = 382 :

    なんと

    436 = 1 :

    ヘルシング 大 好 き さ!

    同じ頃 迷いの森

    勇者「あとどのくらいだ」

    老兵「この分だと、今日の夜には着く。運がよければベッドに寝れるかも知れん」

    勇者「助かった。食料ももう尽きかけてる」

    老兵「それを計算したんだ。最低限の食料しか持ち出していない」

    勇者「・・・なるほど」

    老兵「急げ。いつまでも魔物がやってこない保証はないぞ」

    町人「は、はい。でも少し、休憩させてください・・・」

    老兵「・・・。十分間だ」

    勇者「・・・この辺の廃墟は?」

    老兵「昔エルフが住んでいた跡だろう。今は彼らの姿をこの国で見ることはない」

    勇者「そうか、なら少し休憩に使わせてもらおう」

    437 = 1 :

    同日 夜
    勇者「あれは・・・」

    町人「町の光だ・・・!!」

    老兵「どうやら無事にたどり着けたらしいな」

    勇者「助かったか・・・。とりあえずは」

    老兵「ああ、まったくとりあえずな」

    勇者「急ごう、街の首長に会った方がいい」

    町人「ベッドに風呂が待ってるぞー!!」

    衛兵「ん・・・?止まれ!人間か?」

    町人「そうだ!貿易の街から逃げてきた!中に入れてくれ!!」

    438 = 1 :

    衛兵A「生き残りだと・・・?」

    衛兵B「お前が魔物でない証拠は?」

    老兵「魔物が三人も堂々と衛兵の前に現れるはずがないだろう。それに、魔物はまだ森には入っていない」

    衛兵A「じゃあ本当の生存者か!?」

    衛兵B「伝令!伝令!!生存者がたどり着いた!!三人もだ!!」

    勇者「大事だなこりゃ」

    老兵「それだけ生き残りがいないのだろう」

    439 = 1 :

    今のうちに言っておく
    もし寝おチしたらSS速報に続きたてる

    440 :

    了解した

    441 = 382 :

    了解した
    楽しみにしてる 素晴らしい

    442 = 364 :

    わかった

    443 = 1 :

    町長「生き残りがいたとは・・・よく無事だった。何か暖かいものでも持ってこい」

    勇者「ここには魔物は?」

    町長「まだだ。だが、噂では砂漠の向こうまでもう来ているらしい。ここも時間の問題だ」

    町人「そんなぁ・・・」

    老兵「・・・他の生存者たちは」

    町長「キミら以外に、外から来た者はいない。だが、王国軍がどこかに結集しているのは確かなようだ」

    勇者「どこか?」

    町長「それが、情報が錯綜していて・・・。魔王の城だとか、迷いの森だとかいう話もある」

    老兵「町長、地図はあるか」

    町長「あるとも。おい、地図だ。もってこい」

    444 = 425 :

    どこそれ?

    445 :

    私は手荒なことはしたくないがあの少年の運命は君が握っているんだよ君が協力してくれるんならあの少年を自由の身にしてやれるんだ
    終点が玉座の間とは上出来じゃないかここへ来い
    ラピュタの調査はシータさんの協力で軍が極秘に行うことになったんだ君の気持ちはわかるがどうか手を引いてほしい

    446 = 359 :

    眠かったら寝ても良いのよ
    これなら速報に移っても見たいし

    447 = 1 :

    老兵「少なくとも鍛冶の町や貿易の街に集結することはあり得ない。となると、それ以外だ」

    町人「旧魔王の城は・・・?」

    老兵「迷いの森を越えられない。だからそれもない」

    勇者「音楽の街は?そこそこの大きさもあって、城からも離れている」

    老兵「いや、あそこは陣を敷くのに適さない。大戦の時も両軍から手を付けられなかったほどだ」

    勇者「となると、他の場所・・・?」

    老兵「考えられるのは、北の要塞と、北東の砦だが・・・」

    勇者「どっちも軍事施設か。あり得る話だ」

    老兵「問題はどちらかが分からないということだ。外れをひいた場合、リカバリが致命的だ」

    勇者「どっちだ・・・?」

    448 = 1 :

    SS速報
    http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/

    老兵「俺なら砦を選ぶ。帝国に背を向けて戦うなど、考えられん」

    勇者「けど規模的には要塞の方があり得ると思う。砦は小さい気がする」

    老兵「指揮官の性格がわかればある程度読めるのだが・・・」

    勇者「ああ、そうかそう考えればいいのか」

    老兵「?」

    勇者「姫なら、あいつなら要塞を選ぶと思う」

    老兵「根拠は」

    勇者「姫は閉所恐怖症だ」

    449 = 1 :

    老兵「なるほど・・・?それならあり得るが、なぜそんなことを」

    勇者「幼馴染だからな。城で育ったんだ俺」

    老兵「何?じゃあ王族か」

    勇者「まさか。両親は戦争で死んだ。で、引き取られた」

    老兵「引き取られた?じゃあお前まさか、」

    勇者「?」

    老兵「・・・いやなんでもない。そうと決まれば、明日には要塞に向けて出発する。町長も住人にそう伝えろ」

    町長「待ってくれ、さすがに明日は早急すぎる。せめて明後日にしてくれ、住人にも生活がある」

    老兵「・・・いいだろう。ただし急がせろ。ここは戦場になるぞ」

    勇者「宿の手配を頼む。さすがに病み上がりには堪える・・・」

    450 = 1 :

    翌日 北の要塞
    司令官「お待ちしておりました。さあ中へ。お話はすでに、執事殿から承りました」

    「執事本人は来ていないのですか」

    司令官「はい。数日前、『姫様が向かわれる』というのが最後です」

    「そう・・・。無事ならいいけど」

    司令官「姫様のことは内密にいたします。外に漏れる心配を考えて、姫様は地下へ・・・」

    「か、構わないけれど、部屋は狭いのかしら」

    司令官「一応大きいお部屋でございます」

    「ほ・・・。分かりました。ここから指示を出します。現存戦力は?」

    司令官「1800です。うち、100は非戦闘員、300は施設内から動けません」

    「残存兵力は1400か・・・。心もとないが、贅沢はいえない・・・」


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