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    元スレ幼馴染「超能力?」

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    51 = 1 :

     夜

    「本当に……ついてくるつもりかよ」

    「だめなの? わたしが居たら~~ヤマシイコトヤスケベナコトデキナイカラ~~だめなの?」

    「い、今、なんか」

    「答えて」

    「い、いえ、大丈夫です」

    「だよね~~。だめって言ったら男の頭ブン殴って止めてるもん」

    「な、なんでそこまで」

    「もういいから、行くよ~~」

    52 = 1 :

     公園

    「……」

    「あ、居た」

    「あ、あいつか~~~」

    「こんばんわ、おと……?」

    「なんでいつもそこで詰まるんですか」

    「冗談です。男さん」

    「う~~~~冗談言い合える仲~~~~」

    「え……あなたは」

    「あ、す、すみません。こいつがどうしてもついて行きたいって言って」

    「……」

    「俺の幼馴染なんですけど、あ、本当にただの幼馴染ですっ!」

    「な、なにお~~~~!」

    「……」

    「女……さん?」

    53 = 1 :

    「あ、はい」

    「ど、どうしたんです?」

    「いえ、ちょっと、その、すごく可愛い人だなって」

    「え……」

    「あ、あのあの! 男ちゃんとはどういう関係なんですか!」

    「はぁ? だ、だから、一昨日、道案内してあげたって」

    「男ちゃんは黙ってて! ど、どうなんですか?」

    「え? あ、はい。一昨日の夜に道に迷ってたところを案内してもらい、それで知り合いに」

    「ほ、ほらな? なに変に勘ぐってるんだよ」

    「う~~~~じゃあ、男ちゃんとなんで連絡先を交換したんですか?」

    「お礼とかしたかったので……失礼ながら教えて貰いました。まだお礼出来てないですね」

    「き、気にしないで。ほ、ほらな? すごい礼儀正しい娘なんだよ」

    「ぐ~~~~~ぬ~~~~~ぬ~~~~~」

    55 = 1 :

    「ほ、ほら、もういいだろ? 家帰れよ」

    「なに? わたしを帰してなにをするつもり~~~?」

    「なにかするんですか?」

    「な、な、なにもしない! 変なこと言うなよ!」

    「じゃあ~~、わたしが居ても問題ないよね~~~?」

    「ぐ……でも! 女さんに迷惑だろ? お前、変につっかかるし」

    「わたしは構いませんよ」

    「わぁ~~、ありがとうございます。え? なんだって~~? 男ちゃん、なんだって~~?」

    「く、糞、調子に乗りやがって」

    56 :

    来世はかわいいが幼馴染ほしい

    57 = 1 :

    「仲……良いんですね」ニコニコ

    「え?」

    「そうなんです! すっ~~~~~~ごっく仲良くて」

    「ま、まぁ、仲悪くないですよ? 兄妹みたいなもんです」

    「な、なにお~~~! い、いいのかなぁ? そんな態度で?」

    「なにがだよ?」

    「し、知ってるもんね。昨日、わたしがベッドで漫画読んでる時、ぱんつ見てたでしょ~~」

    「な、な、な、なに言ってんだよ!」

    「チラチラ見ちゃってさ~~男ちゃんは兄妹のぱんつ見たがる変態なの~~?」

    「へ、へ、へ、変態じゃないわ!」

    「じゃ、じゃあ、なんで見てたの~~? わ、わ、わ、わたしのことす、す、好きなんでしょ~~~?」

    「そんなことあるわけないだろ? 落ちつけよ、な?」

    「なんでそこは冷静なのよ~~~~!」

    58 :

    誰も死なないでください
    それだけが私の望みです

    59 = 1 :

    「幼馴染さんは本当に男さんが好きなんですね」

    「は、はぁ~~~~~? な、な、なに言ってるんですか?」

    「だって、すごくわかりやすいですし。男さんもそれくらい気付いて」

    「まぁ、ブラコンもいい加減にしてほしいくらいだけどな」

    「ないんですね……」

    「……うぅ」

    「あ……その顔良い……すごく」

    「え……」

    「と、とにかくだ。幼、確かに俺がお前になかなか構ってやれなくなるかもだけど」

    「幼さん……連絡先教えてくれませんか?」

    「え……ま、まぁ、いいですけど」

    60 = 1 :

    「そんな心配すんな。俺はお前を妹としてちゃんと構ってやるから」

    「あの……あと、その、だ、抱き締めさせて貰っていいですか?」

    「え……」

    「そ、その……女さんとは、もしかしたら……し、進展なんかしちゃって」

    「い、一生のお願いです」

    「あ、あの、わたし、そういう趣味は」

    「こ、恋人とか、いずれ、結婚なんかも!」

    「あ、あの、ね? き、気付いてるかもだけど、わたし、男ちゃんが――」

    「あ、あ、あ……もう無理です。ずっと、我慢してたけど、もう無理」

    「いや~~~~~~~~~~」

    「そ、それから、子どもは何人って―――なに、抱きあってるんですか?」

    「いえ……気にしないでください。あ……この匂い」

    「ち、ちがっ、男ちゃん! わたし、そういう趣味ないからね!」

    61 = 1 :

    「すっごく、幸せでした……ありがとうございます」

    「は、はは、そ、それは……どうも」

    「う、うぅ……何もされてないのに、穢された気分」

    「男さん、幼さん、また、会いましょう」

    「はい!」

    「え……い、いや、わたしは」

    「男さん……わたしが貴方に興味持ったって言ったの、嘘じゃないですからね」

    「え……ほ、本当ですか!」

    「や、やっぱり! わたしも会います! 会いに行きます!」

    「はい、ぜひ、会いましょう」

    62 = 1 :

     男の家前

    「あ、あんな人だったなんて」

    「な、なんか俺もキャラ変わったなって思った。前はもっと儚げだったのに」

    「男ちゃんは儚げな子が好みなの……?」

    「え? べつに」

    「むぅ~~~~~~水風呂入ったら風邪引くかな」

    「儚げって病気になればいいもんじゃないからな」

    「はぁ~~~~~なんか自信失うなぁ」

    「なにがよ」

    「女さん、綺麗だった」

    「あー、そうだな。でも、可愛いくもあったよな」

    「なんだろ……一生敵わない気がする」

    63 = 1 :

    「そうだな、お前じゃ一生あの可愛さに敵わん」

    「……」

    「幼?」

    「なんかさ、男ちゃんの言ってることすっごくむかつくけど」ギュゥゥ

    「あ、あ、ご、ごめん。腕つねらないで」

    「でも、わかる。抱き締めてる時わかったんだけど、あの娘、すっごく可愛い」

    「お、おい、マジでそっちの道に走るなよ……?」

    「う、うん。わかってるけど……でも、あの娘なら、それでも」

    「幼、今日は早く寝ろ。うん、それが良い。後、もう女さんにも会わない方がいいかも」

    「なになに~~~嫉妬? わたしが奪われるのが怖い~~~~?」

    「おじさんやおばさんの為に言ってるんだよ」

    「ぶぅ~~~~~いいよ、もう。わたしが他のイケメンに取られて後悔してもしらないから~~」

    「その時は……(……どうするんだ?)」

    「……なに?」

    64 :

    よし、じゃあぶち込んでやるぜ 見てないでこっち来て

    65 :

    おじさん止めちくり

    66 = 1 :

    「そ、その時はイケメンに感謝するよ。こんな間抜けな幼馴染を引き取ってくれてありがとうって」

    「な、な~~~なにお~~~~~! もう、知らない! 男ちゃんなんか、女さんの!」

    「な、なんだよ」

    「下僕になっちゃえばいいんだ~~~~!」

    「……下僕かよ」

    「帰る!」

    「おう、おやすみ」

    「明日、八時に起こすから! いいね! ふんっ、八時だから! わたし怒らせるからこうなるんだよ!」

    「……三十分遅くなっただけじゃん」

    「ばいばい! おやすみメールなんてしてあげないから!」

    「わ、わかったって」

    「おはようメールもしないからね! ば~~か!」

    「……なんなんだよ」

    67 = 1 :

    「起きて~~~! 起きろ~~~~!」

    「ふが……」

    「ぶがじゃな~~~い! 起きろ~~~!」

    「お、幼」

    「やっと起きた」

    「じゃあ、もう八時か? あれ、まだ七時半」

    「ち、遅刻したらいけないと思って七時半に来てあげたの~~! ばか~~!」タタタ

    「……最近、夢を見るな」

    「あの娘は……誰なんだ?」

    68 :

    なんかパワポケ思い出した

    69 = 1 :

     放課後

    「メール確認っと。今日も夜に会うことになってるんだよな」

    「女さんってどこに住んでるんだろう」

    「……今日も行くの? 夜の公園」

    「ああ、行くよ」

    「最近、よく公園に行くよね」

    「まぁ、夕方は少女ちゃん。夜は女さんだもんな」

    「なんだかなぁ。最近、ふたりで遊んでない気がする」

    「そうか?」

    「そうだよ~~ふたりで遊びにいこうよ~~」

    「べつにいいだろ? ふたりじゃなくても、てか、今度女さんと少女ちゃん入れて四人で遊びに――」

    「う~~~~~ばか~~~~!」タタタ

    「なんなんだよ」

    70 = 1 :

     公園

    「そっか。超能力使うの親に禁止されたのか。まぁ、その方がいいよ」

    「……すみません」

    「べつにいいって。な?」

    「うん、べつに特殊能力が見たくて少女ちゃんに会ってるわけじゃないから」

    「……」パァ

    「んじゃ、どっか遊びに行く?」

    「あ、あの……わたしの家で遊びませんか?」

    「え?」

    「お、お母さんが……その、ウチで遊んで良いって」

    「いいのかなぁ~~?」

    71 :

    ドラえもんお返事ありがとうございますそろそろロムスカ・パロ・ウル・ラピュタと戦うつもりか

    72 = 1 :

    「あ、あの、いつも遊んで貰ってる男さんや幼さんが見たいって、お母さんが」

    「……そりゃ、自分の娘と遊んでる奴気になるよな。子どもならまだしも」

    「そっかぁ」

    「だ、だめですか?」

    「俺はいいよ」

    「あ、わたしも。一応、お母さんに連絡してっと」

    「あ、ありがとうございます! こっちです!」

    「うれしそうだな」

    「だね~~」

    73 = 1 :

     少女の家

    「お、お母さん、お兄ちゃんとお姉ちゃんつれてきたよ~~」

    「お、お兄ちゃん」

    「お、お姉ちゃん」

    「あ、い、いや、その、すみません! いつもそう呼んでて!」

    「そ、そうなんだ」

    「お、お姉ちゃんね~~」

    「ごめんなさい、嫌なら、そのいつもみたいに」

    「嫌じゃないよ! むしろお兄ちゃんってもっと呼んで!」

    「うん、嫌じゃないよ~~? むしろ嬉しい。で、残念だけど、男ちゃんは帰るから」

    「な、なんで!?」

    「犯罪者を出さないため~~」

    74 = 1 :

    「いつも娘がお世話になっております」

    「いえいえ、こちらこそお世話になっています」

    「とても娘さんは良い娘です」

    「この娘ね、最近すっごく楽しそうなんですよ? いつもお兄ちゃんやお姉ちゃんの話をして」ニコニコ

    「へー(そっか、楽しそうにしてくれるなら良かった)」

    「そうなんですか~~」クス

    「え、えと! 二階で遊ぼ~~!」

    「あら、ここじゃダメなの?」

    「だ、だって、お母さんが恥ずかしい話ばっかりするから!」

    「あらあら、恥ずかしがっちゃって」

    「(いいなぁ、こういうの)」

    「いいですね、こういうの~~」

    75 = 1 :

    「また、来てくださいね」

    「あ、はい」

    「また来ます~~」

    「ばいばい。お兄ちゃん、お姉ちゃん」

    「おう、また、明日な」

    「ばいば~~い」

     帰り道

    「良かったな。喜んでて」

    「うん、少女ちゃんが楽しんでくれてるなら、遊んだかいあったよね~~」

    「お母さん、良い人そうだったな」

    「すっ~~ごく良い人だった」

    77 = 1 :

    「なのに……特殊能力者ってだけで」

    「それは仕方ない。差別を無くせなんて無理だ。いじめと一緒だな」

    「でも、助けてあげたいよ~~」

    「幼は相変わらず良い奴だな。俺は結構、そういうのしょうがないとか思っちゃうからさ」

    「でも、男ちゃんは助けてくれるよ。いつも弱い者の味方だもん」

    「……そういうの結構きついなぁ」

    「え?」

    「俺はさ、確かに弱い者に対して優しいよ? でも、それは強い者が居ない時だけ」

    「……それは」

    「あの娘が安全な時は優しくする、でも、危なくなったり面倒になったら離れる」

    「……」

    「最悪だろ? でも、俺はそういう奴だからさ」

    「それでも……その優しさに救われた人間も居るから」

    「そうか、まぁ、あんまり俺を買いかぶらないでくれ」

    78 = 1 :

     夜

    「ワンワン」

    「吠えるな、たま」

    「前から気になってたんだけど」

    「ん? なんだ?」

    「なんでたまなの? たまって普通猫じゃない?」

    「いや、俺もそう思ったんだけど、じいちゃんがたまって名付けてさ」

    「そうなんだ。でも普通犬ってポチでしょ?」

    「俺もそう思ってじいちゃんに内緒でポチに変更しようとしたんだけど」

    「したんだけど?」

    「まぁ、見ててよ」

    79 = 1 :

    「ポチ!」

    「……」

    「たま!」

    「ワン!」

    「たまたま!」

    「ワンワン!」

    「ちんちん!」

    「ワン!」タツ

    「こんな具合に――痛!」

    「最っ~~~~~低!」

    80 = 1 :

     公園

    「あ、こんばんわ。おと……?」

    「そのネタ、まだ続けるんですか?」

    「いや、わかってますよ。弟さん」

    「違います」

    「じゃあ、隣さん?」

    「それも違います」

    「う~~~ん、では、お父さん」

    「あ……良い。パパならもっと良い」

    「ぱぱぁ」

    「すみません、もう一回、良いですか? 録音しますんで」

    「ふざけるのもいい加減にしてください」

    81 = 1 :

    「男さんって面白いですね」

    「え? そ、そうですか?」

    「いやいや、ぜんぜ~~ん、つまんないですから」

    「な、なに怒ってるんだよ」

    「あ、きっと、あれですね。わたしと男さんが夫婦漫才してたから嫉妬してたんですよ」

    「ち、ち~~が~~い~~ま~~す~~!」

    「あ……そんな、顔真っ赤にして……あ、あの、抱き締めていいですか?」

    「はい、俺ならいくらでも」

    「あ、では失礼して」ギュッ

    「え! え? そ、そこは貴方じゃないですじゃないの!?」

    82 = 1 :

    「ちょっ! ちょっと~~~~~~~! なにやってるの~~~~!」

    「あ……良いです。気持ち……良いです」

    「あ、あの……そういう発言は……ちょっとっ。てか、もう離れ」

    「だめぇ? ぱぱぁ」ギュッ

    「……フッ、そんなわけないだろ? 全く、お前は甘えん坊だな」ナデナデ

    「だから、ぱぱぁ好き」ギュッ

    「あ、あ、あ、えと、鞄にハサミあったよね? うん、そうだよ。もうそれしかないから」

    「ごめんね。パパ、死にたくない。離れてくれ」

    「そ、そんなぁ……ぱぱぁ」

    「ぐっ……こんな可愛い娘を手放せるのか」

    「あった、ハサミ」

    「ごめんよ。不甲斐ないパパで」

    「嘘つき……パパの嘘つき!」タタタタタ

    83 :

    >>2
    スクリプトなんて効いてないからww

    >>59
    笑っちゃいけないんだが何なんだよお前らw
    うまい事いうもんだ

    84 = 1 :

    「みたいな感じで良かったんでしょうか?」

    「あ、ああ、だから、助けて」

    「この辺かな? 心臓って。ん~~~、流石に一突きじゃないと可哀想だし」

    「あの……幼さん、もうそのくらいに。べつにわたし、男さんのことなんとも思ってませんし」

    「え……」

    「べ、べつに女さんと男ちゃんが付き合ってもどうだっていいし~~」

    「さっきの反応はそんな感じじゃ無かったですよ……なんか嫉妬を通り越して」

    「なんともって……さ、さっきの抱き締めはなんだったの……?」

    「やっぱり、幼さんが一番ですね。ふわふわで甘くて良い匂いです」ギュッ

    「う、嬉しいような……嬉しくないような……」

    「そ、そんなぁ」

    85 = 1 :

    「まぁ、男さんはだっこよりおんぶって感じですね」

    「お……ん……ぶ? 胸……ばっちこーい!」

    「男ちゃんは懲りないね。やっぱり、その変なことを考える頭から」

    「じょ、冗談! 冗談に決まってるだろ?」

    「ふふ、本当に仲良いんですね」

    「え、これのどこが仲良いの?」

    「ま、まぁ、それなりに仲良いよね? 恋人、いや、夫婦に間違うくらいに仲良いよね~~!」

    「はい、本当にそう思います。夫婦って感じですよね~」

    「え……?」

    「わ、わかる~~? 中学の時もずっ~~と夫婦って呼ばれてたんですよ~~」

    「あ~~、わかります。なんか夫婦ってオーラがします」

    「そ、そう? えへへ、しょ、正直、わたしは嫌だったんだけどね~~」

    87 = 1 :

    「ふふ、貴方たちの子どもは幸せですね。こんな優しいふたりの子どもだったら」

    「こ、子どもだなんて~~~えへへ、し、幸せかなぁ?」

    「ええ、絶対、幸せですよ。わたし、幼さんみたいなお母さん居たらすっごく嬉しいですし」

    「て、照れちゃうなぁ~~も、もう、あなた、どうしましょう?」

    「え? え?」

    「女さんったらこんなこと言うんですよ~~、あなた。ふふ、わたしたちすっごくお似合いだって~~」

    「あ……なんかもう、この人、妻気取りだ……お、俺の恋の行方は? 女さんルートは?」

    「そ、そんな……男さんったら、ルートが既に決まってるのに、他の子に手を出そうなんて」

    「や、やっぱり、もう決まってるんだ……」

    「残念です……パパさんプレイの時、わたしを見捨てなければ、ルートはわたしだったのに!」

    「そうだったの!? 一見なんの関係も無さそうな演技が重要だったとは……!」

    「わたし……結構、ファザコンなんで。あ、マザコンでもあります」

    「そ、そうだったのか……なんで現実はセーブもロードも出来ないんだ……」

    89 = 1 :

    「で、でも、俺は目指す! 女さんルートは無理でも、ハーレムルートを!」

    「これなら、禁断の少女すらも攻略可能となる! いざ、ハーレムルートへ!」

    「あなた~~? 浮気はだめだよ~~?」

    「はい」

    「よ、弱……男さん本当にヘタレですね……」

    「……いや、ハサミを見せられるとどうも」

    「まぁ、浮気は感心しませんので、それで良いと思います」

    「浮気絶対ダメ」

    「ふぅ、まぁ、今日はこれくらいにしませんか? もう遅いですし」

    「そうですね。そろそろ帰ろうか」

    「女さん、送ろうか?」

    「いえ、家は近いので大丈夫ですよ。それより、幼さんをきちんと送ってくださいね」

    「……わかった」

    90 :

    >>69
    マジレスとかw

    >>86
    また馴れ合いかよ、ニコニコに帰れ屑以下

    91 :

    どんどん続けて

    92 = 1 :

     ―――

    「~~♪」

    「今日は嬉しそうね、気持ちはわかるけど」

    「えへへ、うん! 今日も楽しかったし~~、明日も楽しいから~~」

    「明日、帰ってくる日だもんね」

    「うん! パパが帰ってくる日だもん」

    「良かったね。パパとの約束を守ったからよ~」

    「うん! 特殊能力使わなかったら、パパ帰ってくるって!」

    「じゃあ、明日は豪勢にしちゃうから、少女も手伝ってね?」

    「は~~い!」

     ―――

    93 = 1 :

     翌日――放課後、公園

    「今日……来ないな」

    「なにかあったのかなぁ? 風邪とか~~」

    「さぁな、まぁ、もう少し待って。来なかったら帰ろう」

    「……うん」

     一時間後

    「来ないな」

    「うん」

    「帰るか」

    「……うん」

    94 = 1 :

     夜――公園

    「へー、いつも、夕方に遊んでる娘が来なかったということですか?」

    「うん、そう」

    「まぁ、体調崩したのかもしれないし、なんか用事があったのかもしれない」

    「なんだかな……」

    「少女さん家知ってるでしょう? 行けばいいじゃないですか」

    「え? い、いや、そう簡単に行けるもんじゃないでしょう」

    「そうですか? 本当に仲良いのなら行くんじゃないですか?」

    「……ま、まぁ、そうだね」

    「体調崩してるんなら、お見舞い。用事なら、また今度って感じで」

    「……う、うん、なるほど~~」

    「というより、連絡先は? 少女さんは幼いみたいですし、携帯は無いとしても、家電があるでしょう?」

    「な、なんか女さんって、結構、積極的なんですね」

    95 :

    >>13
    まあるいせかいwwwwwwwwww
    評価する

    96 = 1 :

    「ちょ、ちょっと、びっくりした~~」

    「そうですか? まぁ、確かにわたしは何事も行動しないと……とは思ってますが」

    「すごいですね。なんていうか、俺はあんまり積極的じゃないから」

    「わ、わたしも」

    「……」

    「え……なに、その視線」

    「いえ、普通積極的じゃない人が見知らぬ少女さんに話しかけたり」

    「……あ、あれはなんというか好奇心が」

    「見知らぬ女の人にナンパなんてしないと思いますけど」

    「……え?」

    「は? ナンパ?」

    「頼む! そのハサミをしまってくれ!」

    97 = 1 :

    「ちょ、ちょっと待ってよ! 俺、ナンパなんかしてないよ!?」

    「え? でも、いきなり――」

    「よぉ、お前、俺様の最愛の人、幼馴染に超似てるな。超好みだから付き合えや」

    「――みたいなこと言って迫ってきたじゃないですか」

    「さ、最愛だなんて……でも、浮気は良くないよね~~」

    「言ってないから! 確かに幼に間違えたのは確かだけど!」

    「嘘は良くないですよ。正直、わたし、俺様系好きじゃないんです」

    「そ、そうなんだ。いやいや、そうじゃなくて、嘘ついてないって、俺」

    「……お、俺様系かぁ。男ちゃんは、俺様系に属するならヘタレ俺様系だよね~~」

    「威張ってる癖にヘタレてんのかよ。嫌だ……ただの痛い奴じゃねぇか」

    「やっぱり、わたしは、いつも優しくて頭とか撫でてくれていざという時に頼りになって頭も良くて」

    「そんな完璧人間居ません」

    98 :

    読める、読めるぞ!

    99 = 1 :

    「まぁ、そうだよな。明日、来なかったら、少女ちゃん家に行こう」

    「うんっ、行こう!」

    「よーし! なんで昨日来なかったこと問いただしてやる!」

    「そうだよね~~すっご~~く寂しかったし、わたし」

    「そうそう、貴方たちはそういうのが似合うんですから」

    「な、なんか、馬鹿にしてない?」

    「いえ、そんな……夫婦でいつもアホみたいな漫才してる方がお似合いだなんて、そんな」

    「や、やっぱり馬鹿にしてる! 幼もなんか言ってやれよ、俺たちはそんな馬鹿じゃないって」

    「え、えへへ、夫婦がお似合いだなんて~~え、へへ、こ、困るよ~~」

    「うん、やっぱりお似合いです」

    「待ってくれ。俺は違う。俺だけはあの馬鹿とは絶対違うから!」

    100 = 1 :

     ―――

    「え……? パパ帰って来れないの?」

    『ごめんな?』

    「なんで! 約束したよ! わたし約束守ったよ~~!」

    『うん、わかってる。今回はパパが悪い』

    「わたしは約束守ったのに! パパ、約束守ってよ~~!」

    『ごめん』

    「嘘つき……パパの嘘つき!」

    『ごめん、本当にごめん』

    「パパなんか! パパなんか大っ嫌い!」

    『あ――』

    「知らない!」ガチャッ

    「こ、こら、少女!」

    「……」タタタタタ

     ―――


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