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元スレ勇者「」王様「勇者はわしが育てた!!」
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大臣「難民を炭鉱送りにするとは考えましたな」
王様「まぁな」
大臣「しかし、あれは数年前に何もでなくなった廃坑ですが・・・」
王様「だからそこにしたのだ」
王様「仕事とそれに応じた賃金を与えようというのだ。断るまい。そこに町を作る」
大臣「しかし、何も出てこないと」
王様「ああ、それでは賃金の払いようがないな」
王様「それに、これならそう資金がかかることもあるまい」
大臣「しかし、そのうち気づくのではないですか?」
王様「そこは、ほれっ、努力が足りんのじゃよ。はーっはっは」
王様「まぁな」
大臣「しかし、あれは数年前に何もでなくなった廃坑ですが・・・」
王様「だからそこにしたのだ」
王様「仕事とそれに応じた賃金を与えようというのだ。断るまい。そこに町を作る」
大臣「しかし、何も出てこないと」
王様「ああ、それでは賃金の払いようがないな」
王様「それに、これならそう資金がかかることもあるまい」
大臣「しかし、そのうち気づくのではないですか?」
王様「そこは、ほれっ、努力が足りんのじゃよ。はーっはっは」
【東の王国】
王様「勇者はわしが育てたった!」
勇者「」
東の王「で、今回はどのようなご用件で?」
王様「ごほんっ!北と南の国が魔物に襲われたのはご存知ですな?」
東の王「ええ。特に南はひどい有様だったようですな」
王様「そうじゃ。それでの、わが国は北の国に支援もしておるし、南の難民も受けれておる」
東の王「それは立派なことですな」
王様「じゃろ?だが財政的にかなり厳しいところがあっての。これで残る国も我が国と東の国のみじゃ。お互い支えあっていかねばならぬじゃろう」
東の王「それはそうですな」
王様「それで援助・・・」
東の王「お断りする」
王様「勇者はわしが育てたった!」
勇者「」
東の王「で、今回はどのようなご用件で?」
王様「ごほんっ!北と南の国が魔物に襲われたのはご存知ですな?」
東の王「ええ。特に南はひどい有様だったようですな」
王様「そうじゃ。それでの、わが国は北の国に支援もしておるし、南の難民も受けれておる」
東の王「それは立派なことですな」
王様「じゃろ?だが財政的にかなり厳しいところがあっての。これで残る国も我が国と東の国のみじゃ。お互い支えあっていかねばならぬじゃろう」
東の王「それはそうですな」
王様「それで援助・・・」
東の王「お断りする」
王様「え、はやっ!なんでじゃ?」
東の王「これで残す人間の国は二つのみ。それは分かる。だがそちらの腹が分からん」
王様「腹がわからんとは心外な。わしは腹を割って話して折るつもりじゃが・・・」
東の王「ならばなぜここに勇者殿がおられるのか」
王様「は?」
東の王「かつて魔王を倒せし勇者殿。それはお強いのでしょうな。我が国の中でもあこがれておるものはおる」
王様「ほっほ。でしょうな」
東の王「その強さは私らなど束にかかってもかなわんほどでしょう」
王様「なんのなんの」
東の王「だからといって一国の王がそれを恐れて言いたい事も言えないとでもお思いか!!王よ!」
東の王「これで残す人間の国は二つのみ。それは分かる。だがそちらの腹が分からん」
王様「腹がわからんとは心外な。わしは腹を割って話して折るつもりじゃが・・・」
東の王「ならばなぜここに勇者殿がおられるのか」
王様「は?」
東の王「かつて魔王を倒せし勇者殿。それはお強いのでしょうな。我が国の中でもあこがれておるものはおる」
王様「ほっほ。でしょうな」
東の王「その強さは私らなど束にかかってもかなわんほどでしょう」
王様「なんのなんの」
東の王「だからといって一国の王がそれを恐れて言いたい事も言えないとでもお思いか!!王よ!」
王様「なっ・・・」
東の王「この場に勇者殿がいることなど脅し以外の何ものでもありますまい!」
王様「そんなつもりはないのじゃが・・・」
東の王「そちらには勇者殿がおられるから魔物をそう脅威に感じておらんのであろう」
東の王「だが我が国にも勇者殿には劣るかも知れぬが屈強な兵士がおり、魔物と戦ってきておる」
東の王「この条約を読ませてもらったが、こちらからの一方的な支援ではないか」
東の王「これが同等の条約なら考え直そう。また来られるがよい」
東の王「この場に勇者殿がいることなど脅し以外の何ものでもありますまい!」
王様「そんなつもりはないのじゃが・・・」
東の王「そちらには勇者殿がおられるから魔物をそう脅威に感じておらんのであろう」
東の王「だが我が国にも勇者殿には劣るかも知れぬが屈強な兵士がおり、魔物と戦ってきておる」
東の王「この条約を読ませてもらったが、こちらからの一方的な支援ではないか」
東の王「これが同等の条約なら考え直そう。また来られるがよい」
大臣「まったく。とりつくしまもありませんな」
王様「外交とは本来そういうものだ。時間はいくらでもかけるわい」
大臣「おのれ・・・魔物に襲われでもすれば我らが勇者にすがり付くであろうに」
王様「それはそれで困るがな。これ以上国が減ってはな」
大臣「王様には何か考えがあるんですか?」
王様「とりあえず様子を見るしかあるまい」
大臣「ないんですか」
王様「うるさい!そのうち隙を見つけてやるわい!」
大臣「・・・」
王様「外交とは本来そういうものだ。時間はいくらでもかけるわい」
大臣「おのれ・・・魔物に襲われでもすれば我らが勇者にすがり付くであろうに」
王様「それはそれで困るがな。これ以上国が減ってはな」
大臣「王様には何か考えがあるんですか?」
王様「とりあえず様子を見るしかあるまい」
大臣「ないんですか」
王様「うるさい!そのうち隙を見つけてやるわい!」
大臣「・・・」
【勇者の部屋】
勇者「あーもぅ。やっと部屋に帰れる」
ガシャ
女遊び人「はーい、いらっしゃーい」
勇者「なんか、もう最初から部屋にいるし・・・」
女遊び人「待ってましらよぉー」グビグビ
勇者「酔っ払ってるし・・・」
女遊び人「ほ~ら、突っ立ってらいでしゅわりなさい!」ポンポン
勇者「それ僕のベッド・・・」
女遊び人「ほらほら~」
勇者「はぁ・・・」ストン
勇者「あーもぅ。やっと部屋に帰れる」
ガシャ
女遊び人「はーい、いらっしゃーい」
勇者「なんか、もう最初から部屋にいるし・・・」
女遊び人「待ってましらよぉー」グビグビ
勇者「酔っ払ってるし・・・」
女遊び人「ほ~ら、突っ立ってらいでしゅわりなさい!」ポンポン
勇者「それ僕のベッド・・・」
女遊び人「ほらほら~」
勇者「はぁ・・・」ストン
女遊び人「こにょやろ~遅いンにゃろー」ギュッ
勇者「ちょっ!当たってるから///]
女遊び人「当ててんにゃろーあははは」グイグイッ
勇者「お酒臭い・・・」
女遊び人「ほらっ、勇者様も飲んで飲んで」
勇者「み・・・未成年だし」
女遊び人「そういえば、そうらったねー」
勇者「女遊び人・・・なんかあったの?そんな寂しそうな顔して・・・」
女遊び人「そんな顔してないにゃろー」
勇者「うん、顔はそうだけど・・・なんかそんな気がして・・・」
女遊び人「それは勇者様がちっとも遊んでくれないからなのら」グイッ
勇者「だから当たってるって!そんな理由には思えないんだけど」
勇者「ちょっ!当たってるから///]
女遊び人「当ててんにゃろーあははは」グイグイッ
勇者「お酒臭い・・・」
女遊び人「ほらっ、勇者様も飲んで飲んで」
勇者「み・・・未成年だし」
女遊び人「そういえば、そうらったねー」
勇者「女遊び人・・・なんかあったの?そんな寂しそうな顔して・・・」
女遊び人「そんな顔してないにゃろー」
勇者「うん、顔はそうだけど・・・なんかそんな気がして・・・」
女遊び人「それは勇者様がちっとも遊んでくれないからなのら」グイッ
勇者「だから当たってるって!そんな理由には思えないんだけど」
女遊び人「あーあーもー。勇者様はするどいなー」
女遊び人「はぁ・・・酔いがさめちゃった。何でそう思ったの?」
勇者「いや・・・なんとなくだけど・・・泣いてるみたいだったから」
女遊び人「・・・」
女遊び人「そんな風に言われたの・・・2回目ですよ」
勇者「どうしたの?」
女遊び人「このままでいいのかなって・・・そう思っていただけです」
勇者「このまま?」
女遊び人「国が・・・二つも滅んじゃって・・・」
勇者「ああ・・・」
女遊び人「それでも私・・・余り悲しくないんですよね・・・。身寄りがないからかもしれませんけど」
女遊び人「はぁ・・・酔いがさめちゃった。何でそう思ったの?」
勇者「いや・・・なんとなくだけど・・・泣いてるみたいだったから」
女遊び人「・・・」
女遊び人「そんな風に言われたの・・・2回目ですよ」
勇者「どうしたの?」
女遊び人「このままでいいのかなって・・・そう思っていただけです」
勇者「このまま?」
女遊び人「国が・・・二つも滅んじゃって・・・」
勇者「ああ・・・」
女遊び人「それでも私・・・余り悲しくないんですよね・・・。身寄りがないからかもしれませんけど」
女遊び人「それって私が冷たい人間なのかな・・・って。どうすれば人のために悲しめるのかなってね」
女遊び人「あはは、な、なんともなりませんよね。ごめんなさい。こんな話しちゃって」
勇者「ううん、僕も・・・同じだよ」
女遊び人「え・・・」
勇者「僕にできるのは力を振るうことだけ。本当ならもっと人を救えたかもしれないのに・・・」
勇者「そのために力を使うのが本当は正しいって分かってるのに・・・やり方がわからなくて・・・」
勇者「僕は・・・だめだなぁ」
女遊び人「勇者様。あなたはいつかきっとそんな力の使い方ができますよ」
勇者「女遊び人・・・」
女遊び人「その時は、私もお手伝いさせてください、そうすれば私も少し救われます」
勇者「ありがとう・・・」
女遊び人「っていっても、夜のお手伝いしかできませんけどね。うふふ」
勇者「!?」
遊び人「ほらっ、なんて顔してるの。元気出せ。勇者様♪」
女遊び人「あはは、な、なんともなりませんよね。ごめんなさい。こんな話しちゃって」
勇者「ううん、僕も・・・同じだよ」
女遊び人「え・・・」
勇者「僕にできるのは力を振るうことだけ。本当ならもっと人を救えたかもしれないのに・・・」
勇者「そのために力を使うのが本当は正しいって分かってるのに・・・やり方がわからなくて・・・」
勇者「僕は・・・だめだなぁ」
女遊び人「勇者様。あなたはいつかきっとそんな力の使い方ができますよ」
勇者「女遊び人・・・」
女遊び人「その時は、私もお手伝いさせてください、そうすれば私も少し救われます」
勇者「ありがとう・・・」
女遊び人「っていっても、夜のお手伝いしかできませんけどね。うふふ」
勇者「!?」
遊び人「ほらっ、なんて顔してるの。元気出せ。勇者様♪」
【東の王城廊下】
コッコッ
大臣「勇者、こんな早朝からお出かけかの?」
勇者「ああ、大臣か」
大臣「疲れているのならゆっくりしておってはどうか」
勇者「いえ、眠れなくて。あ、そうそう。大臣が紹介してくれた女遊び人なんだけど」
大臣「女遊び人?」
勇者「目的はともかく彼女を紹介してくれたことは感謝するよ。ありがとう」
大臣「なんのことかの。女遊び人とは」
コッコッ
大臣「勇者、こんな早朝からお出かけかの?」
勇者「ああ、大臣か」
大臣「疲れているのならゆっくりしておってはどうか」
勇者「いえ、眠れなくて。あ、そうそう。大臣が紹介してくれた女遊び人なんだけど」
大臣「女遊び人?」
勇者「目的はともかく彼女を紹介してくれたことは感謝するよ。ありがとう」
大臣「なんのことかの。女遊び人とは」
勇者「え?だって大臣からの紹介って・・・」
大臣「そんな者しらんぞ?酒と食事を勇者に用意したくらいだが」
勇者「え?じゃあ彼女は?」ダッ
大臣「あ、おい、勇者」
ガチャッ
勇者「女遊び人!?」
勇者「誰もいない・・・」
勇者「・・・?」
大臣「そんな者しらんぞ?酒と食事を勇者に用意したくらいだが」
勇者「え?じゃあ彼女は?」ダッ
大臣「あ、おい、勇者」
ガチャッ
勇者「女遊び人!?」
勇者「誰もいない・・・」
勇者「・・・?」
【竜の巣】
竜王「誰だ」
側近「私は魔王様のおそばに仕えておりました側近と申す者」
竜王「お前か。最近魔物に人間を襲わせておるのは。なんだその被り物は」
側近「私などのお見苦しい顔を竜王様にお見せできないので」
竜王「ふんっ、私はお前が誰であるかなどどうでも良い。失せろ」
側近「竜王様であれば私が来たわけはお分かりでしょう」
竜王「人間を滅ぼせとでも言うのであろう」
側近「よくお分かりで」
竜王「私は人間などに興味はない。無論お前達にもだ」
竜王「誰だ」
側近「私は魔王様のおそばに仕えておりました側近と申す者」
竜王「お前か。最近魔物に人間を襲わせておるのは。なんだその被り物は」
側近「私などのお見苦しい顔を竜王様にお見せできないので」
竜王「ふんっ、私はお前が誰であるかなどどうでも良い。失せろ」
側近「竜王様であれば私が来たわけはお分かりでしょう」
竜王「人間を滅ぼせとでも言うのであろう」
側近「よくお分かりで」
竜王「私は人間などに興味はない。無論お前達にもだ」
側近「ではなぜ前魔王様とともに勇者と戦ったのですか?」
竜王「ふん、それはあやつがそれなりの見返りを寄越したからよ」
側近「見返り?それはなんでしょう?」
竜王「宝よ!竜族は古来より光物に弱くてな。みなキラキラした宝物を集めおるわ」
側近「ほほぅ」
竜王「そんじょそこらの宝では駄目だ。私をうならせるほどのものでなくてはな!」
側近「ちなみに前魔王様は何をお渡しに?」
竜王「ふん、それはな」
側近「それは?」
竜王「あやつ自身よ!光っておった!黒光りであったがの。光り輝いてよく斬れてまことにいい男だったわ」
竜王「ふん、それはあやつがそれなりの見返りを寄越したからよ」
側近「見返り?それはなんでしょう?」
竜王「宝よ!竜族は古来より光物に弱くてな。みなキラキラした宝物を集めおるわ」
側近「ほほぅ」
竜王「そんじょそこらの宝では駄目だ。私をうならせるほどのものでなくてはな!」
側近「ちなみに前魔王様は何をお渡しに?」
竜王「ふん、それはな」
側近「それは?」
竜王「あやつ自身よ!光っておった!黒光りであったがの。光り輝いてよく斬れてまことにいい男だったわ」
側近「それほどでしたか」
竜王「ああ、一目で見惚れたな。それに比べてお前は・・・」
側近「私は?」
竜王「濁っておる。黒いがまったく光らん闇そのもののようじゃ」
側近「ふふ、魔族ゆえ・・・」
竜王「お前のようなものでは力を貸せんわ。いね」
側近「ではそれなりの対価をお支払いましょう。光物ですね。これではいかがです?」
ピカアアァ!!
竜王「そ・・・それは!?光の玉!?」
竜王「ああ、一目で見惚れたな。それに比べてお前は・・・」
側近「私は?」
竜王「濁っておる。黒いがまったく光らん闇そのもののようじゃ」
側近「ふふ、魔族ゆえ・・・」
竜王「お前のようなものでは力を貸せんわ。いね」
側近「ではそれなりの対価をお支払いましょう。光物ですね。これではいかがです?」
ピカアアァ!!
竜王「そ・・・それは!?光の玉!?」
側近「どうです?これ以上ない光物でしょう?」
竜王「失われて久しく、竜族が数千年かけて捜し求めそれでも見つからなかったものを・・・なぜお前が・・・」
側近「ふふっ、私は何でも知ってますゆえ」
竜王「うっ・・・くぅ・・・ほしいっ」ボソッ
側近「いかがですか?この世に二つとない至宝ですよ」
竜王「ほしい・・・めっちゃほしい・・・」ボソッ
側近「いらないですか?じゃあこれは大魔道様にでも差し上げてあちらに頼みますかね」
竜王「ま、待て!あんな者に渡したら穢れる!何に使われるか分からん」
竜王「失われて久しく、竜族が数千年かけて捜し求めそれでも見つからなかったものを・・・なぜお前が・・・」
側近「ふふっ、私は何でも知ってますゆえ」
竜王「うっ・・・くぅ・・・ほしいっ」ボソッ
側近「いかがですか?この世に二つとない至宝ですよ」
竜王「ほしい・・・めっちゃほしい・・・」ボソッ
側近「いらないですか?じゃあこれは大魔道様にでも差し上げてあちらに頼みますかね」
竜王「ま、待て!あんな者に渡したら穢れる!何に使われるか分からん」
側近「では」
竜王「分かった。勇者を倒せばよいのだろう」
側近「今勇者は東の町におります。町ごと頼みます。竜族で奇襲すれば容易いことでしょう」
竜王「いいだろう。だが奇襲など弱者のすること。食物連鎖の覇者たる我らのすることではない」
側近「ではどうするのですか?」
竜王「私に考えがある」
竜王「分かった。勇者を倒せばよいのだろう」
側近「今勇者は東の町におります。町ごと頼みます。竜族で奇襲すれば容易いことでしょう」
竜王「いいだろう。だが奇襲など弱者のすること。食物連鎖の覇者たる我らのすることではない」
側近「ではどうするのですか?」
竜王「私に考えがある」
【東の町 酒場】
勇者「この気配は!?」
竜王「はじめまして勇者。食事中に失礼する」
勇者「お前は・・・」
竜王「人の町ゆえ人の姿を借りさせてもらった。私は竜王・・・いや東の魔王とでも名乗ろうか?」
勇者「くっ」ジャキンッ
竜王「おっと、こんなところでやりあうこともあるまい。今日は話をするためにきただけだ」
勇者「・・・」グッ
竜王「構えは解かぬか。まぁ私の殺気をお前なら感じているのであろうがな」
竜王「単刀直入に言う。私、竜王と竜の巣は勇者、お前とこの東の国の人間すべてに正式に宣戦布告をする」
勇者「なっ・・・」
勇者「この気配は!?」
竜王「はじめまして勇者。食事中に失礼する」
勇者「お前は・・・」
竜王「人の町ゆえ人の姿を借りさせてもらった。私は竜王・・・いや東の魔王とでも名乗ろうか?」
勇者「くっ」ジャキンッ
竜王「おっと、こんなところでやりあうこともあるまい。今日は話をするためにきただけだ」
勇者「・・・」グッ
竜王「構えは解かぬか。まぁ私の殺気をお前なら感じているのであろうがな」
竜王「単刀直入に言う。私、竜王と竜の巣は勇者、お前とこの東の国の人間すべてに正式に宣戦布告をする」
勇者「なっ・・・」
>>278
うっせカス
うっせカス
竜王「一週間後だ。一週間後の日の出とともにこの町を攻める。覚悟しているがいい」
勇者「待て!」
竜王「なんだ」
勇者「お前達は何のために戦うんだ」
竜王「何のため?」
勇者「僕達には戦う理由がない」
竜王「お前になくてもこちらにはある」
勇者「戦いたくないんだ・・・」
竜王「それは本心か?」
勇者「え?」
竜王「私にはお前の本心には思えんな・・・。誰かにそう思わされているのか?お前の心のうちはどうなのだ?」ジー
勇者「待て!」
竜王「なんだ」
勇者「お前達は何のために戦うんだ」
竜王「何のため?」
勇者「僕達には戦う理由がない」
竜王「お前になくてもこちらにはある」
勇者「戦いたくないんだ・・・」
竜王「それは本心か?」
勇者「え?」
竜王「私にはお前の本心には思えんな・・・。誰かにそう思わされているのか?お前の心のうちはどうなのだ?」ジー
勇者「な、何を」
竜王「くっ・・・くっく・・・。まぁいい。何のために戦うのかなど人それぞれだ。一切れのパンのために命をかける者でもおるであろう。その時々変化するものでもあろう」
勇者「それは・・・」
竜王「私の戦う理由も変わってしまったな。くくっ、お前の力・・・底が見えん・・・。光り輝いておるわ!」
勇者「なっ・・・」
竜王「お前の光り輝く命を貰い受ける!それが私の戦う理由だ!またくるぞ!」バンッ
バサッバサッ
勇者「ド、ドラゴンに!ま、待て!」ダダダッ
勇者「く・・・空か・・・」ダダダッ
勇者「ライデイン!」ガガーン
竜王「おっと、甘いわ。勝負は一週間後だ。さらば!」
ゴゴゥ
勇者「うわっち!!ブレスか・・・」
竜王「くっ・・・くっく・・・。まぁいい。何のために戦うのかなど人それぞれだ。一切れのパンのために命をかける者でもおるであろう。その時々変化するものでもあろう」
勇者「それは・・・」
竜王「私の戦う理由も変わってしまったな。くくっ、お前の力・・・底が見えん・・・。光り輝いておるわ!」
勇者「なっ・・・」
竜王「お前の光り輝く命を貰い受ける!それが私の戦う理由だ!またくるぞ!」バンッ
バサッバサッ
勇者「ド、ドラゴンに!ま、待て!」ダダダッ
勇者「く・・・空か・・・」ダダダッ
勇者「ライデイン!」ガガーン
竜王「おっと、甘いわ。勝負は一週間後だ。さらば!」
ゴゴゥ
勇者「うわっち!!ブレスか・・・」
既存勢力使ってあっさり国を滅ぼしてるけど、故魔王時代になぜやらなかったのだろう
勇者「っというわけなんだ」
魔法使い「それはまずいのう。ドラゴン族といえば最強の種族じゃ。厳しい戦いになるぞい」
女商人「あの・・・なんで魔法使いが平然とここにいるの?成仏したんじゃなかったの?」
魔法使い「天界から追い返されてしまったわい。キャッチアンドリリースじゃ。ほっほっほ」
賢者「もうあなたは地獄にでも落ちたらいいんじゃないですか?」
魔法使い「しどい!」
勇者「それよりドラゴンの対策だよ。地上からじゃ攻撃が届かないし、相手はブレスで攻撃してくるんだけど」
魔法使い「わしに考えが・・・」
賢者「あ、その先言わないでください。ひどいフラグだと思いますので」
魔法使い「・・・」
魔法使い「それはまずいのう。ドラゴン族といえば最強の種族じゃ。厳しい戦いになるぞい」
女商人「あの・・・なんで魔法使いが平然とここにいるの?成仏したんじゃなかったの?」
魔法使い「天界から追い返されてしまったわい。キャッチアンドリリースじゃ。ほっほっほ」
賢者「もうあなたは地獄にでも落ちたらいいんじゃないですか?」
魔法使い「しどい!」
勇者「それよりドラゴンの対策だよ。地上からじゃ攻撃が届かないし、相手はブレスで攻撃してくるんだけど」
魔法使い「わしに考えが・・・」
賢者「あ、その先言わないでください。ひどいフラグだと思いますので」
魔法使い「・・・」
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