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元スレ勇者「」王様「勇者はわしが育てた!!」
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【北の王国】
勇者「え?」
北の王「おお!そうなのですか!勇者殿」
勇者「え?え?その・・・」
王様「そうなのだ。あの魔王を倒した技も元はわしが編み出した技を勇者に伝授したものでな」
大臣「そうそう。勇者を鍛え上げる王様の姿には皆感心しておりました」
勇者「・・・」
王様「なんじゃったかの。あの必殺技」
勇者「ああ、ギガ・・・」
王様「そうじゃ!ギガ王様斬りなっ!あれでしとめたんだったの」
勇者「・・・」
勇者「え?」
北の王「おお!そうなのですか!勇者殿」
勇者「え?え?その・・・」
王様「そうなのだ。あの魔王を倒した技も元はわしが編み出した技を勇者に伝授したものでな」
大臣「そうそう。勇者を鍛え上げる王様の姿には皆感心しておりました」
勇者「・・・」
王様「なんじゃったかの。あの必殺技」
勇者「ああ、ギガ・・・」
王様「そうじゃ!ギガ王様斬りなっ!あれでしとめたんだったの」
勇者「・・・」
北の王「ほほぅ。それほどの武君とは。一度手合わせ願いたいですな」
王様「いや、それは最近は歳のせいで腰をやっておってな・・・」
北の王「それは残念です。あ、そうそう。勇者殿のお仲間のみなさんは?」
王様「おお!よくぞ聞いてくれた。まず戦士なのじゃが、これがまた我が兵士達の中でも飛びぬけて強くてな。わが国の兵錬の賜物ですな。はっはっは」
勇者「戦士は兵士採用試験落ち・・・」
王様「よかったら北の国からも我が国に見学に来るがよかろう!!!」
北の王「ぜひお願いしたいですな。今日はご一緒ではないのですかな」
王様「あれには国を任せておりますからな。こうして各国に我らが顔を出せるわけですわ」
王様「いや、それは最近は歳のせいで腰をやっておってな・・・」
北の王「それは残念です。あ、そうそう。勇者殿のお仲間のみなさんは?」
王様「おお!よくぞ聞いてくれた。まず戦士なのじゃが、これがまた我が兵士達の中でも飛びぬけて強くてな。わが国の兵錬の賜物ですな。はっはっは」
勇者「戦士は兵士採用試験落ち・・・」
王様「よかったら北の国からも我が国に見学に来るがよかろう!!!」
北の王「ぜひお願いしたいですな。今日はご一緒ではないのですかな」
王様「あれには国を任せておりますからな。こうして各国に我らが顔を出せるわけですわ」
王様「それから魔法使い!これも我が魔術師達の中でも指折りでな」
勇者「魔法使いは国外追放されたって言ってたけ・・・」
王様「魔術師の留学も感慨ですぞ!!!」
北の王「ありがたい話です」
王様「そして賢者ですな。彼女ほどの知識を持っておるのはわしくらいのものですな」
勇者「・・・」
北の王「すばらしい。我らが国民も勇者様の与えてくださったこの平和に感謝しております。ぜひ一度国民に声をかけていただきたい」
勇者「は、はぁ・・・」
王様「ぜひそうさせていただきましょう!わっははは」
北の王「国民からも勇者様へ感謝のしるしとして色々と送り物が届いていましたぞ。あとでお受け取りください」
勇者「いや、そんな・・・」
王様「ぜひ!いただきましょう!皆様からの感謝のしるしですからな!」
勇者「魔法使いは国外追放されたって言ってたけ・・・」
王様「魔術師の留学も感慨ですぞ!!!」
北の王「ありがたい話です」
王様「そして賢者ですな。彼女ほどの知識を持っておるのはわしくらいのものですな」
勇者「・・・」
北の王「すばらしい。我らが国民も勇者様の与えてくださったこの平和に感謝しております。ぜひ一度国民に声をかけていただきたい」
勇者「は、はぁ・・・」
王様「ぜひそうさせていただきましょう!わっははは」
北の王「国民からも勇者様へ感謝のしるしとして色々と送り物が届いていましたぞ。あとでお受け取りください」
勇者「いや、そんな・・・」
王様「ぜひ!いただきましょう!皆様からの感謝のしるしですからな!」
大臣「ですな!」
北の王「勇者様。よろしければ旅のお話でもお聞かせくださいませんかな」
勇者「ええ、いいで・・・」
王様「その話は後でも出来るでしょう。国同士の交友の話でもしましょう」
北の王「そうですか。私も勇者様の育ったお国との国交についてはぜひ話したいと思っておりました」
大臣「では・・・」
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北の王「勇者様。よろしければ旅のお話でもお聞かせくださいませんかな」
勇者「ええ、いいで・・・」
王様「その話は後でも出来るでしょう。国同士の交友の話でもしましょう」
北の王「そうですか。私も勇者様の育ったお国との国交についてはぜひ話したいと思っておりました」
大臣「では・・・」
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王様「わはははは。見ろ大臣。こんな立派なダイヤモンドまであるぞ」
大臣「こちらは金のインゴッドがこんなに。笑いが止まりませんな」
勇者「あの・・・王様・・・」
王様「それに貿易の方もうまくいったな」
大臣「関税がこちらの言い値決まるとは思いませんでしたな」
勇者「王様」
王様「これはまだ多少無理を行っても良さそうだな」
勇者「王様!!」
王様「どうした勇者。突然大声出して」
勇者「もう満足でしょう。そろそろ国に帰りましょうよ」
大臣「こちらは金のインゴッドがこんなに。笑いが止まりませんな」
勇者「あの・・・王様・・・」
王様「それに貿易の方もうまくいったな」
大臣「関税がこちらの言い値決まるとは思いませんでしたな」
勇者「王様」
王様「これはまだ多少無理を行っても良さそうだな」
勇者「王様!!」
王様「どうした勇者。突然大声出して」
勇者「もう満足でしょう。そろそろ国に帰りましょうよ」
王様「何を言っておる。ここで帰ってしまってはもったいなかろう」
大臣「そうそう。まだまだお金になりますよ。うひひ」
勇者「魔王倒してから方々国や町を回ってもう1年も帰ってませんよ」
王様「もうそんなになるか。あと行くところがひーふーみー。うむ、あと3年は帰れぬかもな」
勇者「そんな!っていうか魔王倒しに行ってからまだ一度も家に戻ってないんですよ」
王様「そうであったか?大臣」
大臣「凱旋パレードで近くを通ったと思います」
王様「ならその時勇者の母君も晴れ姿を拝むことが出来たであろう。気にすることはない」
勇者「いや、気にしますよ!」
大臣「そうそう。まだまだお金になりますよ。うひひ」
勇者「魔王倒してから方々国や町を回ってもう1年も帰ってませんよ」
王様「もうそんなになるか。あと行くところがひーふーみー。うむ、あと3年は帰れぬかもな」
勇者「そんな!っていうか魔王倒しに行ってからまだ一度も家に戻ってないんですよ」
王様「そうであったか?大臣」
大臣「凱旋パレードで近くを通ったと思います」
王様「ならその時勇者の母君も晴れ姿を拝むことが出来たであろう。気にすることはない」
勇者「いや、気にしますよ!」
つまらねー
SS書けばなんでも支援されると思うなゴミ
書くな、やめろクズ
SS書けばなんでも支援されると思うなゴミ
書くな、やめろクズ
王様「勇者、お前は自分の個人的な欲求のために世界中でお前に感謝を伝えたい人々を蔑ろにするつもりか?」
勇者「いえ、そんなことは・・・」
王様「それとも私達が個人的な欲求で世界を回っているとでも思っているおるのか?」
勇者「違うんですか?」
王様「人々からの貢物は受け取らねばその気持ちを無下にしてしまうであろう。それに貿易交渉についてもわが国のため、ひいてはお前の母君のためになることだぞ」
勇者「それはそうですが・・・」
大臣「今日は北の王と長々と話すことになりましたから勇者も疲れているのでしょう。もう休んだらどうですかな」
勇者「は、はぁ」トコトコ
勇者「いえ、そんなことは・・・」
王様「それとも私達が個人的な欲求で世界を回っているとでも思っているおるのか?」
勇者「違うんですか?」
王様「人々からの貢物は受け取らねばその気持ちを無下にしてしまうであろう。それに貿易交渉についてもわが国のため、ひいてはお前の母君のためになることだぞ」
勇者「それはそうですが・・・」
大臣「今日は北の王と長々と話すことになりましたから勇者も疲れているのでしょう。もう休んだらどうですかな」
勇者「は、はぁ」トコトコ
・
・
・
王様「これ以上勇者を連れていくのは難しいかのぅ、大臣」
大臣「いえ、まだまだ行くべき権力者や富豪などたくさんいますから」
王様「そうじゃのぅ。金もじゃが、そういった連中に顔も売っておかねばな」
大臣「そのためには勇者にはいてもらいませんとな」
王様「何か考えがあるのか?」
大臣「はい、お任せください。今夜、勇者殿にはお楽しみを用意しておきましょう、ふふふ」
・
・
王様「これ以上勇者を連れていくのは難しいかのぅ、大臣」
大臣「いえ、まだまだ行くべき権力者や富豪などたくさんいますから」
王様「そうじゃのぅ。金もじゃが、そういった連中に顔も売っておかねばな」
大臣「そのためには勇者にはいてもらいませんとな」
王様「何か考えがあるのか?」
大臣「はい、お任せください。今夜、勇者殿にはお楽しみを用意しておきましょう、ふふふ」
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・
・
【勇者の部屋】
勇者「はぁ・・・帰りたい。王様達どこまで本気なんだか・・・」
勇者「もう帰っちゃおっかな・・・。最初はうれしかったけど、最近は感謝されすぎな感じなんだよな」
勇者「黙って帰ったら悪いかな・・・」
コンコン
勇者「ん?」
女遊び人「失礼いたします」
勇者「え?誰?」
女遊び人「今夜お相手させていただきます女遊び人と申します。よろしくおねがいします」ヌギヌギ
勇者「お世話って・・・何いきなり服脱いでんの!」
・
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【勇者の部屋】
勇者「はぁ・・・帰りたい。王様達どこまで本気なんだか・・・」
勇者「もう帰っちゃおっかな・・・。最初はうれしかったけど、最近は感謝されすぎな感じなんだよな」
勇者「黙って帰ったら悪いかな・・・」
コンコン
勇者「ん?」
女遊び人「失礼いたします」
勇者「え?誰?」
女遊び人「今夜お相手させていただきます女遊び人と申します。よろしくおねがいします」ヌギヌギ
勇者「お世話って・・・何いきなり服脱いでんの!」
女遊び人「あ、御代は大臣様からいただいてますので大丈夫ですよ」
勇者「なななな・・・」
女遊び人「勇者様のお相手をさせていただけるなんて私うれしいです・・・///」ズイッ
勇者「え?え?」
女遊び人「何からさせていただきましょう」
勇者「何って?」
女遊び人「夜伽のお相手をさせていただきます///」ズイッ
勇者「ちょちょちょっ!ふ、服着てよ!」
女遊び人「着衣が好きなんですか?若いのにマニアックですね///」
勇者「なななな・・・」
女遊び人「勇者様のお相手をさせていただけるなんて私うれしいです・・・///」ズイッ
勇者「え?え?」
女遊び人「何からさせていただきましょう」
勇者「何って?」
女遊び人「夜伽のお相手をさせていただきます///」ズイッ
勇者「ちょちょちょっ!ふ、服着てよ!」
女遊び人「着衣が好きなんですか?若いのにマニアックですね///」
勇者「何もするつもりないよ!」
女遊び人「え・・・そうなんですか。でも・・・私このまま帰ったら怒られちゃいます」
勇者「じゃ、じゃあ時間までここにいればいいよ」
女遊び人「そうですか。ちぇっ残念っ。じゃ朝までいますね」
勇者「・・・」
女遊び人「・・・」
勇者「な・・・なんか間が持たないんだけど」
女遊び人「では何かお話してくれませんか?勇者様」
勇者「え?」
女遊び人「何もしないでは私も心苦しいですので、愚痴でもなんでも聞かせていただきますよ」
勇者「じゃ、じゃあ・・・」
女遊び人「え・・・そうなんですか。でも・・・私このまま帰ったら怒られちゃいます」
勇者「じゃ、じゃあ時間までここにいればいいよ」
女遊び人「そうですか。ちぇっ残念っ。じゃ朝までいますね」
勇者「・・・」
女遊び人「・・・」
勇者「な・・・なんか間が持たないんだけど」
女遊び人「では何かお話してくれませんか?勇者様」
勇者「え?」
女遊び人「何もしないでは私も心苦しいですので、愚痴でもなんでも聞かせていただきますよ」
勇者「じゃ、じゃあ・・・」
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女遊び人「魔王を倒してからずっとなんですかー」
勇者「そうなんだよ。色々理屈つけちゃいるけど、もう帰りたいよ」
女遊び人「勇者様かわいそう。帰ってしまってもいいでしょ」
勇者「だよね」
女遊び人「帰りましょうよ。あなたのやりたいこと、やるべきことやるのが一番です」
勇者「やるべきこと?」
女遊び人「うん。例えばいい女の子見つけるとか」
勇者「え!?」
女遊び人「私なんてどおですか?」クルッ
勇者「え、あ、その・・・///」
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女遊び人「魔王を倒してからずっとなんですかー」
勇者「そうなんだよ。色々理屈つけちゃいるけど、もう帰りたいよ」
女遊び人「勇者様かわいそう。帰ってしまってもいいでしょ」
勇者「だよね」
女遊び人「帰りましょうよ。あなたのやりたいこと、やるべきことやるのが一番です」
勇者「やるべきこと?」
女遊び人「うん。例えばいい女の子見つけるとか」
勇者「え!?」
女遊び人「私なんてどおですか?」クルッ
勇者「え、あ、その・・・///」
女遊び人「誰か好きな人でもいるの?」
勇者「う、うん・・・」
女遊び人「そっか・・・。残念♪」
勇者「ごめん・・・。でも話聞いてもらって決心ついたよ。僕・・・一度家に帰るよ」
女遊び人「うん、役に立てたならうれしいわ」
勇者「じゃ、夜のうちに行くよ。君は朝までいていいから」
女遊び人「そう、じゃあね」
勇者「ありがとう!」ダッ
・
・
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女遊び人「・・・」
・
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勇者「う、うん・・・」
女遊び人「そっか・・・。残念♪」
勇者「ごめん・・・。でも話聞いてもらって決心ついたよ。僕・・・一度家に帰るよ」
女遊び人「うん、役に立てたならうれしいわ」
勇者「じゃ、夜のうちに行くよ。君は朝までいていいから」
女遊び人「そう、じゃあね」
勇者「ありがとう!」ダッ
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女遊び人「・・・」
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【北の城下町】
タッタッタッ
勇者「はぁはぁ、よし、見つからずに抜け出せたぞ」
賢者「あ、見つけた」
勇者「賢者!」
賢者「勇者、ひさしぶりね」
勇者「うん、ひさしぶりだね。みんな元気にしてる?」
賢者「さあ?でも、戦士も魔法使いも自分の町に帰ったはずですよ」
勇者「やっぱみんな帰ってるのか。賢者は?」
タッタッタッ
勇者「はぁはぁ、よし、見つからずに抜け出せたぞ」
賢者「あ、見つけた」
勇者「賢者!」
賢者「勇者、ひさしぶりね」
勇者「うん、ひさしぶりだね。みんな元気にしてる?」
賢者「さあ?でも、戦士も魔法使いも自分の町に帰ったはずですよ」
勇者「やっぱみんな帰ってるのか。賢者は?」
賢者「私には帰る故郷がありませんので・・・」
勇者「あ、ごめん・・・」
賢者「いえ、昔のことですので気にしないでください」
勇者「そういえば、どうしてこの町に?」
賢者「そうそう、話したいことがあったんです。ここにいると聞いて」
勇者「何かあったの?」
賢者「ここじゃちょっと・・・落ち着けるところで話しましょうか」
勇者「あ、ごめん・・・」
賢者「いえ、昔のことですので気にしないでください」
勇者「そういえば、どうしてこの町に?」
賢者「そうそう、話したいことがあったんです。ここにいると聞いて」
勇者「何かあったの?」
賢者「ここじゃちょっと・・・落ち着けるところで話しましょうか」
【北の大地】
側近「どうもこんにちは」
トロル王「だれだ」
側近「私、魔王様のお付をしておりました側近と申します」
トロル王「なにがようが」
側近「いえ、ちょっとお話したいことがありましてね」
トロル王「なんだ」
側近「魔王様が亡くなってからの人間の動向についてちょっと」
トロル王「おでたちにはかんけいない」
側近「そうですか?魔王様の統率がなくなった魔物達は今とても危険な状態にあるといってもいいんですよ」
側近「どうもこんにちは」
トロル王「だれだ」
側近「私、魔王様のお付をしておりました側近と申します」
トロル王「なにがようが」
側近「いえ、ちょっとお話したいことがありましてね」
トロル王「なんだ」
側近「魔王様が亡くなってからの人間の動向についてちょっと」
トロル王「おでたちにはかんけいない」
側近「そうですか?魔王様の統率がなくなった魔物達は今とても危険な状態にあるといってもいいんですよ」
トロル王「どういうことだ」
側近「今、我々魔物は各地にちらばってしまって軍としての体を保っていません」
側近「また、人間達は勇者によって魔王様が倒されたことによって我々を恐れなくなってます」
側近「土地もかなり人間に奪われてしまいまして、こちら側の土地に人間が食い入ってきています」
側近「そして魔物が勇者でもない一般の人間にさえ狩られてしまう始末。食べるのにも困窮している魔物も少なくありません」
トロル王「おでたちもみなはらすかしてる」
側近「でしょう。このままでは世界はひどくなる一方です」
トロル王「おでにはかんけいね」
側近「これからお見せする光景を見てもそれが言えますか?」
トロル王「なに?」
ヴォーン
側近「こちらの水晶を見てください」
側近「今、我々魔物は各地にちらばってしまって軍としての体を保っていません」
側近「また、人間達は勇者によって魔王様が倒されたことによって我々を恐れなくなってます」
側近「土地もかなり人間に奪われてしまいまして、こちら側の土地に人間が食い入ってきています」
側近「そして魔物が勇者でもない一般の人間にさえ狩られてしまう始末。食べるのにも困窮している魔物も少なくありません」
トロル王「おでたちもみなはらすかしてる」
側近「でしょう。このままでは世界はひどくなる一方です」
トロル王「おでにはかんけいね」
側近「これからお見せする光景を見てもそれが言えますか?」
トロル王「なに?」
ヴォーン
側近「こちらの水晶を見てください」
トロル王「こ・・・これ・・・」
側近「これを見てもまだ言えますか?」
トロル王「おでの・・・村が・・・ああああああああああああああ!」
側近「酷いでしょう。老人も子供も皆殺しです。もっともそんな区別が人間についてるとは思いませんけど」
トロル王「おおおおおお・・・・おおおおおおお」
側近「だからあなたに立ってもらえないかと」
トロル王「たづ?」
側近「我々はあまりに各地に散りすぎました。それを集結させ、統率する旗印が必要なのです」
トロル王「ゆるざねぇ・・・絶対ゆるざねぇ・・・」
側近「どうです?魔王を名乗ってみませんか?」
・
・
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・
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側近「ふふふふ、続きますよ勇者。エンディングにはまだ早い」
側近「これを見てもまだ言えますか?」
トロル王「おでの・・・村が・・・ああああああああああああああ!」
側近「酷いでしょう。老人も子供も皆殺しです。もっともそんな区別が人間についてるとは思いませんけど」
トロル王「おおおおおお・・・・おおおおおおお」
側近「だからあなたに立ってもらえないかと」
トロル王「たづ?」
側近「我々はあまりに各地に散りすぎました。それを集結させ、統率する旗印が必要なのです」
トロル王「ゆるざねぇ・・・絶対ゆるざねぇ・・・」
側近「どうです?魔王を名乗ってみませんか?」
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側近「ふふふふ、続きますよ勇者。エンディングにはまだ早い」
【北の城下町】
勇者「北の魔王?」
賢者「ええ、近頃北のほうで魔物の被害が増えていると聞いていたのですが、北の魔王と名乗る者が村々を襲っているといるようです」
勇者「なんとかしないと!」
賢者「ええ、ですのであなたを探していたんです。急いで準備を」
勇者「そうだね。とりあえず部屋に・・・って・・・そうだ・・・僕、王様達から逃げてきたんだった」
賢者「え?」
勇者「いや、あの人たちいまいち信用できなく、抜け出してきたんだけど・・・戻ったらまた北の王様に無理言うだろうなぁ・・・」
賢者「私達で準備していけばいいのでは?」
勇者「軍資金とか装備の問題があるし・・・」
賢者「私に考えがあります」
勇者「北の魔王?」
賢者「ええ、近頃北のほうで魔物の被害が増えていると聞いていたのですが、北の魔王と名乗る者が村々を襲っているといるようです」
勇者「なんとかしないと!」
賢者「ええ、ですのであなたを探していたんです。急いで準備を」
勇者「そうだね。とりあえず部屋に・・・って・・・そうだ・・・僕、王様達から逃げてきたんだった」
賢者「え?」
勇者「いや、あの人たちいまいち信用できなく、抜け出してきたんだけど・・・戻ったらまた北の王様に無理言うだろうなぁ・・・」
賢者「私達で準備していけばいいのでは?」
勇者「軍資金とか装備の問題があるし・・・」
賢者「私に考えがあります」
【北の王城】
王様「勇者が逃げ出したというのは本当か!?」
大臣「はい、隠密により24時間監視してますので間違いないです」
王様「それで勇者は?」
大臣「どうも賢者と連れ立ってどこかへ行くようです」
王様「賢者だと・・・王宮での官職を断りおってから行方がしれんかったが何で今頃・・・」
大臣「残念でしたねー。官職につけて愛人にでもしようとしてましたのに」
王様「もう言うでない」
大臣「見つかったんなら、勇者と一緒に今すぐ連れ戻しましょうか」
王様「いや、そのまま泳がせよ」
大臣「は?なんでまた」
王様「隠密には調査と報告を怠らせるなよ」
大臣「はい、それは分かりましたが・・・」
王様「わしに考えがある」
王様「勇者が逃げ出したというのは本当か!?」
大臣「はい、隠密により24時間監視してますので間違いないです」
王様「それで勇者は?」
大臣「どうも賢者と連れ立ってどこかへ行くようです」
王様「賢者だと・・・王宮での官職を断りおってから行方がしれんかったが何で今頃・・・」
大臣「残念でしたねー。官職につけて愛人にでもしようとしてましたのに」
王様「もう言うでない」
大臣「見つかったんなら、勇者と一緒に今すぐ連れ戻しましょうか」
王様「いや、そのまま泳がせよ」
大臣「は?なんでまた」
王様「隠密には調査と報告を怠らせるなよ」
大臣「はい、それは分かりましたが・・・」
王様「わしに考えがある」
【北の城下町】
女商人「ゴールド銀行へようこそ!」
勇者「そうだった。旅の間のお金全部入れっぱなしで忘れてた」
賢者「装備も預けておいてよかったですね」
勇者「さすが賢者。機転がきくね」
賢者「では全額下ろしてください」
女商人「え・・・」
賢者「ですから全額」
女商人「あ・・・その・・・ほんとに全部?」
賢者「お願いします」
女商人「必要な分だけにしておかない?」
女商人「ゴールド銀行へようこそ!」
勇者「そうだった。旅の間のお金全部入れっぱなしで忘れてた」
賢者「装備も預けておいてよかったですね」
勇者「さすが賢者。機転がきくね」
賢者「では全額下ろしてください」
女商人「え・・・」
賢者「ですから全額」
女商人「あ・・・その・・・ほんとに全部?」
賢者「お願いします」
女商人「必要な分だけにしておかない?」
賢者「いいえ、全部お願いします」
女商人「・・・・どうぞ」
勇者「・・・200ゴールド?これだけだっけ?」
賢者「そんな馬鹿な!9999999ゴールドあったはずです!」
女商人「いやー、最近物価の変動も激しくてね。あたしも困っちゃった。あはは・・・」
勇者「なるほど。それじゃ仕方ないね。賢者?」
賢者「物価が変わっても預けたお金の金額が変わるはずないでしょう!」
女商人「あはははは・・・」
賢者「笑ってないで答えてください」
女商人「あはははー・・・・使い込んじゃった」ボソッ
女商人「・・・・どうぞ」
勇者「・・・200ゴールド?これだけだっけ?」
賢者「そんな馬鹿な!9999999ゴールドあったはずです!」
女商人「いやー、最近物価の変動も激しくてね。あたしも困っちゃった。あはは・・・」
勇者「なるほど。それじゃ仕方ないね。賢者?」
賢者「物価が変わっても預けたお金の金額が変わるはずないでしょう!」
女商人「あはははは・・・」
賢者「笑ってないで答えてください」
女商人「あはははー・・・・使い込んじゃった」ボソッ
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