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元スレまどか「ほむらちゃんがほむほむしか言えなくなった」
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一瞬でもこのSSもバッドエンドかと心配した俺がバカだった……
さやか「あのねぇ、ゾンビでも痛みはあるんだぞ。ほむほむは銃で撃たれる不死身の女の子の気持ちをちょっとは考えてよ!」
杏子「あんこーっ!」プスッ
さやか「ひぎゃぁぁぁぁーーーーっ!」ピョンピョン
まどか「杏子ちゃん、さやかちゃんのお尻を槍で突いちゃだめだよ!」
さやか「そうだよ、開発されたらどうすんだ!」
杏子「あんこ、あんこ!」
仁美「これがアタシ流のおかえりなさいだと、あんこさんが仰っています」
さやか「あんたたちねぇ、私が人間だったらとんでもないことになってたんだぞ! 反省しろ!」
ほむら『平気よ、美樹さやかだから(`・ω・´)』カキカキ
さやか「人を、じゃなくて、ゾンビをなんだと思ってるんだーっ!」
仁美「やっぱりおバカなさやかさんがいると、賑やかでいいですわね」
まどかの潜在意識の世界にさやかの死があるわけないもんな
安心した
安心した
喫茶店
さやか「仁美、二人きりで話したいことってなに?」パクパク
仁美「さやかさん、ゾンビになっても食事はできるのですね」
さやか「うん、お腹に穴が空いていて食べ物が出てくるときがあるけどね。今朝も、牛乳飲んだら首からピューと吹き出たよ」
仁美「見たくない光景ですわ」
さやか「見ない方がいいよ、私もブルーになったし…」
仁美「子供を産むこともできるのでしょうか?」
さやか「さあ、たぶん無理なんじゃないかな。ゾンビだし、死んでるし、このあたりはキュゥべえのほうが詳しいんじゃない?」
仁美「そうですか…」
さやか「話って、そのこと?」
仁美「いえ、話を切り出すのに勇気がいるので、まずは他愛のない話をと…」
さやか「…?」
仁美「さやかさんに伝えるのに、緊張しているのですわ」
さやか「緊張って…えっと、まさか、まさか、そういうことじゃ…」
仁美「あの、わたし…実は…」
さやか「うわぁぁぁーーっ! た、タンマ、タンマ!」
仁美「さやかさん?」
さやか「仁美、わたしはあんたのこと好きだよ。でもそれは友達としてであって、それ以上になろうとか、まどかがほむほむにしたいような激しい感情はっ」
仁美「なにか、勘違いなさっているようですね」
さやか「私のこと好きじゃないの!」
仁美「好きですけど」
さやか「やっぱり!」
仁美「その意味が違います。そうやって早とちりするから、みなさんからバカ呼ばわりされるのです」
さやか「えーと、さやかちゃんはついにモテ期が到来なのかと、あはは…」
仁美「上条くん…」
さやか「…え? 恭介?」
仁美「ずっと前から、私は上条くんのことをお慕いしています」
さやか「え? え? え? ええええええええーーーーっ!」
仁美「はぁ、やっぱりさやかさんは気付いていなかったのですね」
さやか「い、い、いやぁ、きょっ、きょっ、きょーすけと、仁美が付き合おうが、ど、どどど、どーていことないぜ、はっはっはっ」
仁美「動揺しすぎです」
さやか「べ、別にいいんじゃない、ふ、ふたりのことを祝福してやる、ぜぜぜい」
仁美「さやかさんは上条くんの幼なじみ。そして、さやかさんは上条くんに恋をしています」
さやか「や、やだなぁ、さやかちゃんは、きょーすけなんか、ぜんぜん好きじゃないのじゃ」
仁美「さやかさん、この携帯の動画を見て下さい」ポチ
さやか《恭介だって、アイドルの彼女ができたらめっちゃ嬉しいはずだよ。なーんだ、いいこと尽くしじゃん!》
さやか「うわぁぁぁぁーーーっ! 私の最低な黒歴史っ! ちょーおバカなさやかちゃんじゃあーりませんか!」
仁美「上条くんのことを好きだと、お認めになりますね?」
さやか「それは、恭介がアイドルの彼女ができたら嬉しいだろうなと言っただけで、それがさやかちゃんというわけでは!」
仁美「お認めになりますね」
さやか「はい」シュン
仁美「やっと、本題に入れます」
さやか「…ごめん」
仁美「私は、上条くんが退院したら、この気持ちを伝えようと決めていました」
さやか「…う」
仁美「でも、諦めますわ」
さやか「え?」
仁美「さやかさんは、上条くんのために、魔法少女になって、魔女になって、ゾンビになったのです」
仁美「そんな友達を知っていて、私が上条くんに告白することなんてできません」
さやか「い、いいんだよ。私のことなんか気にしないで」
仁美「たとえ付き合ったとしても、罪悪感で長続きしないでしょう」
さやか「だから私のことは…」
仁美「気にします。さやかさんがなんと言おうとも、私は上条くんとはお付き合いしません」
仁美「たとえ、上条くんが私のことを好きだとしても、絶対に」
さやか「仁美…」
仁美「スッキリしました。この事は、さやかさんに伝えるべきだと思っていました」
さやか「わたしは、どうしたらいいかわからないよ…」
仁美「気にしないでください。上条くんに想いを伝えて、お付き合いなさっていいのです。その資格は、あなたにはあります」
さやか「ないよ! 私はゾンビなんだ。男の人となんて、そんなの無理。それに、私は恭介に嫌われちゃっているし」
仁美「誤解は、私が解いてさしあげます」
さやか「…でも、ゾンビだから…恋愛とか、そんなの不可能なんだ」
仁美「可能です。さやかさんが、自分の気持ちをすべてを伝えたら、上条くんは分かってくれますわ」
さやか「………」
仁美「私の好きになったお方は、さやかさんのことを知って、見捨てるような最低な男ではないと信じています」
さやか「でも、やっぱり、私は…」
仁美「さやかさん?」
さやか「私も告白しない。この止まった心臓のように、絶対に恭介に言わない」
仁美「なぜですか? 上手く行くよう、私が全力で協力します」
さやか「仁美が伝えないなら、私が言えるわけないよ」
仁美「私のことはいいんです」
さやか「私のことだっていいんだよ」
仁美「自分で決めたことです。この気持ちを曲げるつもりはありません」
さやか「いくらいいといっても、私だって曲げるつもりはないよ」
仁美「強情ですわね」
さやか「お互いにね」
仁美「では、こうしましょう。さやかさんが諦めているかぎり、私は諦めます」
さやか「私が勇気を出したら…?」
仁美「私も勇気を出します」
さやか「だとしても、勝てる自信ないなあ。私はバカでこんなだし、仁美はその、頭がよくて美人だから」
仁美「ご安心を。私は、上条くんと付き合うつもりはありませんから」
さやか「じゃあ、私も恭介とは付き合わない」
仁美「どういうことですか」
さやか「どうゆうことだろうね」
仁美「ふふふっ」
さやか「あははははっ」
仁美「なんだか、変な関係になっちゃいましたね」
さやか「いいんじゃない。私は、恭介のこと好きだけど、仁美のことも好きだから」
さやか「今回ので、もっと好きになったかも」
さやか「だから、ふたりが付き合っても、ちゃんと祝福できるよ」
仁美「私も同じです。おバカで可愛い、さやかさんがもっと好きになりました」
さやか「仁美。恭介と付き合っちゃいなよ」
さやか「私は幼なじみとしか見られてないけど、仁美は違うから。女の私から見て、ほんと魅力的だもん。絶対に上手く行くよ」
仁美「それでも私は、ふふっ、上条くんとは付き合いません」
遠慮の仕合の最中、恭介は冷たい何かが背中をなぞる感触を味わっていた
魔女結界
魔女「ふん、ついにMHA31が、わたくしの元にやってきたのね。ぜんっぜん嬉しくなんかありませんわよ」
ほむら「ほ、ほむ…?」
魔女「べ、別に握手してほしいとか、サイン欲しいとか、一緒に写真を撮って欲しいなんて思っちゃいないんだから!」
マミ「マミマミ」
まどか「いくよー。ニッコリわらってー、はい、おまんじゅうの中身はー?」
杏子「あんこーっ!」
カシャ
まどか「うん、バッチリ撮れたよ」
魔女「だから、欲しくないっていってるでしょ。一生の宝物になんかしないわよ、ありがとう!」
さやか「テンプレートなツンデレの魔女だなあ…」
仁美「MHA31の放送が始まってから、魔法少女を歓迎する魔女さんが増えましたわ」
外の世界
マミ「マミー」
まどか「マミさんお疲れ様っ! タオルをどうぞっ、飲み物も色々ありますけど、なにがいいですか?」
マミ「マミマミ、マミー」
仁美「ミルクティーをいただくわ。なんだか鹿目さんは部活動のマネージャーみたいと、マミマミさんが仰っています」
まどか「えへへっ、お役に立ててうれしいです」
まどか「はい、ほむらちゃんはいちごミルク。もちろん、飲みかけ、私と間接キッスだよ♪」
ほむら「ほむぅ…」
杏子「あんこーっ!」ゴクゴク
まどか「あーっ! あんこちゃん飲んじゃだめーっ!」
さやか「あのツンデレ魔女手強かったね。最後、追い抜かれるかとヒヤッとしちゃった」
仁美「高層タワーのてっぺんにある旗を目指す綱渡り走、迫力がありましたわ」
QB「非常にテレビ向きの高視聴率間違いなしの試合だったよ」
仁美「うまく撮れましたか?」
QB「バッチリ。段々と、どんなアングルで撮影すればいいか分かってきたよ」
さやか「カメラマンキュゥべえいたんだ」
QB「MHA31と魔女の戦いは全てカメラに収めると、仁美と約束したからね」
仁美「どんなアングルも自由自在な最高のカメラマンを雇えて助かりますわ。ノーギャラなのが申し訳ないぐらいです」
QB「お金なんて使い道ないからね。感情エネルギーで満足しているよ」
さやか「代わりに私がもらいたいなあ…」
QB「今日のパトロールはこれで終わりかい?」
マミ「マミー」
仁美「そのつもりだそうです」
QB「それじゃあ、僕は調べものがあるから、お先に失礼」
まどか「うん、キュゥべえバイバイ」
杏子「あんこー」
仁美「美味そうな飯屋を見付けたら教えてくれと、あんこさんが仰っています」
QB「了解した」タッ
さやか「いっちゃった。調べ物ってなんだろう?」
ほむら『気になる(-ω-;)』カキカキ
仁美「このルールが変わった世界で、気がかりなことがあるのかもしれませんね」
町中
女の子たち「まっみさーんっ!」
マミ「マミー♪」フリフリ
女の子A「きゃーっ、手を振ってくれたーっ!」
女の子たち「ほむほむーっ!」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん、はい、手を振ってこーんにちはー」ブンブン
ほむら「ほむぅー」ブンブン
女の子B「無愛想なほむほむかわいいー」
男の子A「ほむほむ結婚してくれーっ!」
まどか「だめー、ほむらちゃんは私と結婚するのっ!」
ほむら「ほっ、ほむっ」
男の子たち「あんこーっ! う○こーっ! ち○こーっ!」
杏子「あんこーっ!」タッタッタ
男の子B「うわっ、あんこがこっち来るぞっ!」
男の子C「逃げろーっ!」
女子たち「MHA31のみなさん、がんばってくださーいっ!」
男子たち「いつもテレビみているぜっ!」
マミ「マミマミーっ♪」
さやか「大人気だなあ。結成して1ヶ月してないのに、もう町のアイドルとして定着してるじゃん」
ほむら『迷惑(≧ε≦)』カキカキ
さやか「はぁ、私も魔法少女続けられたら良かったのに。なんで、さやさやじゃなく、バカバカしか言えなくなっちゃったんだろう」
ほむら『バカだからm9(^Д^)』カキカキ
さやか「自分がバカなのは嫌ってほど自覚したよ…」
仁美「魔法少女グループMHA31の人気は予想以上ですわ」
さやか「どこに行っても声かけられるし、サイン攻めだもんね」
仁美「パトロールみたいなことをしていたり、防犯のイメージキャラクターになっているのもありまして、ここのところ犯罪件数が減っているのです」
さやか「治安にも役立ってるんだ」
仁美「どこの誰かさんが、盗みを働かなくなった影響もありそうですけど」
杏子「あんあん」
さやか「…?」
仁美「番組の視聴率は30%をキープしてますし、ネット放送は50万再生数、グッズも販売したら即完売」
仁美「見滝原町のアイドルMHA31の町おこしは大成功ですわ」
さやか「グッズってどこで売ってるの?」
仁美「見滝原町のネット販売ですわ。あと、市役所や駅前の土産店でも販売しています。近々MHA31の専門ショップがオープンする予定です」
さやか「この町を出たくなってきた…」
まどか「私の部屋ね、ほむらちゃんベットカバーに、ほむらちゃん抱き枕に、ほむらちゃん等身大ポスターに、ほむらちゃん人形に、ほむらちゃんにパジャマに、ほむらちゃん目覚まし時計にって、ほむらちゃんでいっぱいなんだよ」
さやか「まどかは本人いるじゃん」
まどか「ケータイの待ち受けは私とほむらちゃんのツーショットで、着信音はこれなのだ!」ポチッ
ほむら《ほむほむー、ほむっ、ほむほむー》
まどか「えへへへへ、ほむらちゃ~ん、かわいーなー」
さやか「ほむほむ、こんなまどかを見てどう思う?」
ほむら『帰ってきて(T_T)』カキカキ
数日後 マミホーム
まどか「はい、ほむらちゃん、右の耳は終わったから、反対側だよー」カキカキ
ほむら「ほむー」クルリ
まどか「ほむらちゃん、ここのところ耳かきしてなかったでしょ? けっこう溜まってたよ」
ほむら「ほむほむ」
まどか「ティヒヒ、ほむらちゃんは可愛いなー」
ほむら「ほむぅー」キモチイイー
まどか「おおっ、こっちにも奴がいる。このカリカリ感、大物だぜ。さあ覚悟っ!」カキカキカキ
ほむら「ほむほむっ」
さやか「帰ってきてって言ってたわりには、ほむほむはまどかにべったりだよね…」
仁美「何度も時を繰り返すことまでして助けようとした、大切な友達ですもの」
マミ「マミマミー」ドーゾ
仁美「マミマミさん、美味しい紅茶、いただきますわ」
杏子「あんこーっ!」ムシャムシャ
さやか「マミさんのケーキは美味しいなぁ」ボロッ
仁美「さやかさん、目玉が取れて、あんこさんのケーキの上に落ちましたわ」
マミ「マミっ!」
さやか「あはは、またやっちゃったか。これ、よく取れるんだよねぇ、中々はまらないし」
杏子「あんこーっ!」
さやか「あーっ! それ私の目玉だから、イチゴじゃないぞ! たべるなぁーっ!」
マミ「マ、マミー…」
仁美「私は慣れましたけど、マミマミさんはまだのようですね」
マミ「マミマミ」
仁美「ゾンビになりたくない気持ちはわかります。私もさやかさんのようになるより、死を選びますから」
まどか「耳かき完了。はぁはぁ、もう我慢できない! ほむらちゃんのお口を、私のお口でお掃除ちゅーーーーっ」ガバッ
ほむら「ほむぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーっ!」タスケテー
仁美「平和ですわ」ズズズ
さやか「マミさんの家はほんと落ち着くね。外に出たら、キャーキャーうるさいんだもん」
仁美「有名税ですわ、しょうがありません」
さやか「ファンクラブって、今はどれぐらいいるの?」
仁美「巴マミ親衛隊は、全国で40万人を超えております」
さやか「万超えっ! なんつー数だよっ!」
マミ「マミマミっ♪」
仁美「MHA31の番組が無料でネット放送するようになって、人気がさらに加速しました」
さやか「見滝原町だけのブームじゃなくなったんだね…」
仁美「特にさやかさんの回は断トツトップ。再生数が500万を超え、今も伸び続けています」
さやか「私の恥がーっ! 全世界にーっ!」
仁美「そのおかげで、上条くんと仲直りできたのですから、良かったじゃないですか」
さやか「良かったけど、恭介って、私のことかわいそうな子を見る目をするようになったんだよ…」
マミ「マミっ、マミっ」
仁美「マミマミさんは若い男性と、同世代の女の子のファンが圧倒的に多いです」
さやか「ほむほむは?」
仁美「ファンクラブ会員は25万人ほど。ほむほむさんは、老若男女を問わない平均的な人気を持っています」
さやか「ほむほむは、まどかという強烈なファンがいるしねぇ…」
まどか「はぁはぁ、ほむらちゃんが他のファンに奪われる前に、私がすべてをいただくよ!」
ほむら「ほむほむほむーーーっ!」マドカヤメテー
さやか「こらこらこら、なにやってんの!」
杏子「あんこ?」
仁美「あんこさんは13万人。子供とお年寄りの人気が絶大です」
さやか「で、ゾンビのさやかちゃんは?」
仁美「さやかのパンツに般若心経を唱え隊が、200人いるとのことです」
さやか「わたしのパンツになにがあるんだ!」
仁美「マミマミさん、ほむほむさん、あんこさん、人気の層が違いますし、三人のバランスが非常にいいのです」
マミ「マミっ、マミマミマミーっ!」
仁美「MHA31の活躍は始まったばかり、見滝原町から全国、そして世界へと、アイドル界の頂点を目指すわよ、とマミマミさんは仰っております」
さやか「いつから魔法少女がアイドルになったんですか…」
杏子「あんあんっ!」
仁美「あんこさんは、美味い飯が食えれば、どーでもいいんだそうです」
さやか「あんた、自分が置かれている状況をまったく理解してないよね…」
ほむら「ほむほむ」
仁美「ほむほむさんは、非常に気になることがあると仰っています」
さやか「それより、顔中に付いたキスマークが気になる…」
まどか「ほむらちゃんは鹿目まどかのものマークだよ♪」
ほむら「ほむっ、ほむほむ」
マミ「マミー? マミマミ」
杏子「あんこ、あんこ、あんこー」
ほむら「ほむほむ」
さやか「わっからねー。驚いているようだけど、仁美、なんていっているか教えてくれない?」
仁美「ほむほむさんの経験では、もうすぐワルプルギスの夜が来るはずなんだそうです」
まどか「ワルプルギスの夜?」
さやか「なんか聞いたことあるぞ、えっと、ベルリオーズの音楽だっけ?」
仁美「5楽章のワルプルギスの夜の夢ですね。ゲーテのファウストにもその名があります」
マミ「マミーマミマミ」
仁美「結界を通さずに登場する超巨大魔女だと、マミマミさんが仰っています」
ほむら「ほむほむほむっ」
仁美「一般の人達には、スーパーセルが発生が観測されて、町全体に避難を呼びかけられるそうです」
まどか「スーパーセル? なんか聞いたことがあるような…」
孫悟空の瞬間移動もおぼえてパワーアップして帰ってきたやつだな
さやか「つまり、魔女界のボス中のボスってところなんだね」
ほむら『この世界でどう登場するか気がかりなの(;´・ω・)』カキカキ
QB「ワルプルギスの夜なら、もうすぐきみたちの前に現れるよ」
さやか「うわっ、また唐突に現れた!」
マミ「マミー、マミマミ?」
仁美「キュゥべえ、なにか知っているの?とマミマミさんが尋ねています」
QB「僕も気がかりで、ワルプルギスの夜が今どうなっているか調べていたんだ。そしたら…」
さやか「そしたら?」
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