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    元スレ妹「血の味、知ってますか?」

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    101 = 1 :

    「……」

    「ダメかな」

    「……なら。なら、俺に……」

    「兄さん!」

    「妹ちゃん? どうしたの?」

    「昼はあんな風に別れてしまったので、お話したいと思って」

    「……」

    「……うん、そうだね! やっぱり二人の問題だもん、ちゃんと話し合って解決しなくちゃね!」

    「お借りしていきます」

    「頑張ってね! 私は二人が仲直りするのを待ってるからね!」

    102 = 93 :

    しえん

    103 = 1 :

    「……」

    「兄さん。目を逸らさずに私を見てください」

    「……」

    「何を言おうとしたんですか? 幼さんに何と言おうとしたんですか?」

    「別に……何も……」

    「誤魔化さないでください。兄さん、兄さんはもう高校生なんですよ。子供だった私とは違うんです」

    「何の話だよ」

    「大事になる可能性があると理解してください。世間がそれをどう思うか、想像してください」

    「だから、何の話だよ!」

    「『血を飲ませてくれ』。……そんな頼みが受け入れられるだなんて、間違っても思わないでください」

    104 = 51 :

    ズギュン!!ズギュン!!ズギュン!!
    馴染むッ!!実に馴染むぞッ!!

    105 = 1 :

    「何なんだよお前はっ! 先回りしてあーだこーだって! いい加減にしろよ!」

    「私を怒鳴り付けて気が済むなら好きなだけそうしてください」

    「お前なぁ……っ」

    「取り返しの付かない事もあると、兄さんは知ったはずです。お願いですから無茶は……」

    「お前が言うなっ!」 ガンッ

    「……っ」

    「あ……」

    「……気は済みましたか? 足りないなら何度でも殴ってください。兄さんにはその権利があります」

    106 :

    キャラ増えるのはいいが残念な扱いにはしないでくれよ

    107 :

    メインヒロインは先生ですか?

    108 = 93 :

    クズめ…妹に手を出すとは…

    109 :

    とりあえず死刑で

    110 = 1 :

    「ごめん」

    「巻き込んだのは私ですから。……唇、切れてしまったようです」

    「保健室に行こう」

    「いえ。……それよりも、もっと良い治療法がありますから」

    「治療法?」

    「私が兄さんにしたのと同じことです。たっぷり味わってくださいね」 チュッ

    「……! んんぅっ、うぅんっ、むぐぅううっ!?」

    「ん……はむっ……んふ……っ」 チュッ クチュッ クチュッ

    「うぅううううっ! はばっ、はばぜっ!」

    「ぷはっ。……兄さん。舐めてくれなければ治るものも治りません」

    「治し方が間違ってるだろうが!」

    111 :

    デレ…ではないのか

    112 = 107 :

    …ぅふ

    113 = 1 :

    「これは兄さんのためでもあるんですよ?」

    「妹にキスされるのが俺のためになるかよ」

    「血です。兄さんも、もう気付いているでしょう。血はそこら中にあるんです」

    「わかってる。これは……辛い」

    「目の前にある物を食べずに我慢する。最初からなければ我慢も簡単なんですが」

    「だからって妹の唇に吸い付いて血を吸えるか?」

    「私の気持ちは既に伝えました。私は兄さんが好きです」

    「俺は違う」

    「兄さんは、私をただの物だと思ってくれればいいんです」

    「思えるかよ」

    「思えます。思ってください。……時間がありません、早くしてください」

    115 = 1 :

    「目、閉じてますから」

    「なんでこうなるんだ……」

    (妹にキスする兄がどこにいるんだよ。初めてにこだわるつもりもねえけど、こんなのアリかよ)

    「まだ、ですか……?」

    「血縁相手にキスなんてできるか……」

    「これならどうですか?」 サッ

    「……目線?」

    「兄さんの部屋の雑誌では、こういう風に手で目を隠した女性が裸で……」

    「勝手に見てるんじゃねえよ!」

    「兄さんが出しっ放しにしているからです。私だって、相手のプライバシーくらい考えます」

    116 :

    いもぺろしえん

    117 = 1 :

    「ぐぅ……っ」

    「どうでしょうか? まだ、ダメですか?」

    「……他人だと思えばいいんだ。他人、他人」

    「……」

    (知らない女の子が俺に向かって唇を突き出して、キスを待ってる。……そう考えて見ると、可愛い顔してるじゃねえか)

    「兄くん。キスして?」

    「……お前、このっ!」 チュゥッ

    「んぅ……っ」

    「はふっ、ふぅっ、んむっ!」 チュゥゥッ クチュッ チュプッ

    「は……んぅ……」

    (血……血の味がする……ああ、止まる! 止まる前にもっと、もっと!)

    118 :

    東京グールのパクり乙

    119 = 1 :

    「はぁ……はぁ……」

    「あー……あ……」

    「私の唇は、どうでしたか?」

    「はえっ? あ、あぁ、えぇと」

    「夢中で吸い付いていましたね」

    「あ、あれは血を味わっていただけで! 別にお前の唇がどうとかじゃねえ!」

    「はい。それでいいんです。私は、兄さんに心まで求めたりはしません」

    「……ああ、そうかよ。俺は教室に戻るぞ」

    「兄さん。さっきも言いましたが、気を付けてくださいね」

    「わかってる。……わかってるよ」

    120 :

    東京グールってどんなあらすじ?

    121 :

    ふぅ…

    122 = 1 :

    トイレ

    123 :

    ほうほう

    124 = 1 :

    「おかえり」

    「あれ、先生は?」

    「自習。黒板に書いてるでしょ」

    「へぇ。珍しいな、お前が真面目に課題にやってるなんて」

    「……」

    「ん、どうした?」

    「スッキリした顔してるね」

    「まあ、その……一応、仲直りはした感じだな」

    「へぇ、そう。仲直りした兄妹はあんな風にキスするんだね」

    「……何だって?」

    126 = 1 :

    「大きい声で言って欲しい? ねえ!」

    「お前、落ち着けよ」

    「落ち着いてるよ。ねえ、そういう事なんでしょ? 今朝からウジウジしてたのもさ」

    「だから違うって」

    「もう、いいから。……どっか行ってよ」 ポタッ ポタッ

    「……なんでお前が泣くんだよ」

    「どっか行けって言ってるでしょ、この変態っ!」

    「……ああ、悪かったな、話しかけて」

    128 :

    幼うぜぇ

    129 = 1 :

    担任「連絡事項は特になし。以上、解散だ」

    「おい、幼」

    「……」 トボトボ

    「おい!」

    「話しかけんな、変態」

    「だからあれは……」

    「私さ、心配だったんだよ。なかなか戻って来ないし、喧嘩でもしてるんじゃないかって」

    「……あれは、あいつが……」

    「見てたんだよ。ねえ、あんな風に一生懸命してたのに、言い訳するの? もういいでしょ」

    131 = 1 :

    「人の話を聞け、この馬鹿!」

    「なっ、馬鹿って何っ!」

    「お前が馬鹿だから馬鹿だって言ってるんだよ、この馬鹿!」

    「変態の癖に人の事馬鹿馬鹿言うな!」

    「もういいから来い」

    「放せぇ、この変態! 誰か助けて、誘拐されるぅ!」

    「妹の所に行く」

    「これ以上何見せ付けようって言うのさ!」

    「黙って付いて来い」

    133 :

    誰かスレ立て代行してくれませんか?

    スレタイ
    妹と妹の友達と銭湯来てるけど質問ある?

    本文
    暇なので

    女の子って風呂なげーのな
    二人が戻って来るまで

    134 = 111 :

    「バーン」

    136 = 1 :

    「放せ、放せよ!」

    「……何事でしょうか?」

    「傷を舐めてる所を見られた」

    「何だよ二人してわかったように話してさ! 勝手にやってればいいじゃん!」

    「……言いましたよね、受け入れられると思わないでくださいと」

    「妙な勘違いされてる方が気持ち悪いんだよ。それにな、俺はこいつを信用してるんだ」

    「何なのさ……もう訳わかんないよ……」

    「ひとまず、人のいない所に移動しましょう。学校の中では目立ちすぎます」

    「ああ。行くぞ」

    「誰か説明してよー」

    137 = 26 :

    キートン山田「後編へ続く」

    138 = 1 :

    また休憩。

    140 :

    休憩していいから完結させろよ

    141 = 111 :

    衛星がおまえを監視してるだろう

    142 = 133 :

    >>135
    ごめん(´・ω・`)
    戻って来ちゃった

    もし立てしまってたら家帰ってから書き込むわ

    143 = 15 :

    しえん

    144 = 111 :

    しぇん

    145 :

    経血を飲めば…

    148 = 1 :

    休憩終了。

    149 = 1 :

    「……その妄想話を信じろって言うの?」

    「妄想じゃねえ。事実だ」

    「兄と妹ちゃんが血液中毒のイカれた奴らで、さっきのは血を舐めてた? あんた頭大丈夫?」

    「……全部事実です」

    「マジで?」

    「マジで」

    「どないせいっちゅーねん!」

    「こっちが聞きてえよ」

    「どうもしなくていいですから。幼さんは何も言わず、黙っていてください」

    「どういうこと?」

    150 :

    紫苑


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