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    元スレまどか「がんばれ、泣き虫ほむらちゃん」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×12
    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ ×3+ - まどほむ ×2+ - 暁美ほむら ×2+ - まど神 + - 鹿目まどか + - 上条恭介 + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 133 :

    がんばれ、がんばれ泣き虫ほむらちゃん!

    202 = 1 :

    さやか「だから私は魔法少女になる! 本当にごめん!」

    ほむら「それじゃ私から、1つだけお願いをさせて」

    さやか「何?」

    ほむら「あなたは正義感が強いけれど、その分、思い込みで突っ走ってしまうところがある」

    さやか「ぐっ。さすが未来人。見透かされちゃってますね、たははは……」

    ほむら「だから、私や巴さんの忠告には、なるべく耳を傾けて欲しいの」

    さやか「……わかった。魔法少女の先輩だもんね。素直に話を聞くよ」

    ほむら「ありがとう」

    さやか「まどか……裏切っちゃってごめん。あんたは、あんただけはほむらとの約束を守ってやって欲しいんだ。自分勝手で悪いけど」

    まどか「大丈夫、わかってるよ。私は魔法少女にならない」

    さやか「ありがとう。って、私が言えた義理じゃないけどね」タハハ

    ほむら「……契約はいつ?」

    さやか「できれば、今日の放課後にでも」

    ほむら「そう。なら、その後巴さんのところへ行きましょう。巴さんに事情を話して、3人で魔女退治をすれば、危ない目に遭わずに戦い方を覚えられるかもしれないわ」

    さやか「うん、何から何まで悪いね」

    203 = 1 :

    まどか「わ、私もついてっちゃ駄目かな?」

    ほむら「巴さんのところへは連れていけるけど、魔女退治には……」

    まどか「うん、わかってる……」

    ―放課後、マミのマンション―

    ほむら「と言うわけで、美樹さんを1人前の魔法少女にしてあげて欲しいの」

    さやか「よろしくお願いします!」ペコ

    マミ「そう。美樹さん、決めたのね」

    さやか「はい。やっぱりやらないで後悔するより、やって後悔する方がいいと思って」

    QB「お願いをきいてあげてもいいんじゃないかな、マミ。君もまどかが魔法少女ならないと聞いてがっかりしていただろう?」

    まどか「ごめんなさい、私……」

    マミ「い、いやねぇ、キュゥべえったら大げさなんだから/// もう気にしてないから大丈夫よ!」

    まどか「マミさん……」

    マミ「美樹さんのことはわかったわ。でも、暁美さんは手伝ってくれないのかしら?」

    ほむら「もちろん、私も手伝うつもりよ。でも、私の師匠でもあるあなたに、このことをお願いしたいの」

    マミ「し、ししょー!?///」

    205 = 1 :

    ほむら「別の時間軸のことだから、あなたは覚えてないでしょうけど」

    マミ「あー、うん、そうだったんだ……(師匠……いい響きね)」

    まどか(でも、ほむらちゃんが魔法少女になったのは私のためだもん……)

    まどか(って、何焼きもち妬いていやらしいこと考えてるの、私!)

    マミ「じゃあ早速、3人で魔女退治に行きましょうか」

    さやか「よろしくお願いします!」

    まどか「私はお留守番かぁ」

    ほむら「まどか……」

    マミ「鹿目さんには悪いけど、やっぱりあんなことがあった後じゃ、ね……」

    まどか「平気です、気にしないでください」

    マミ「ごめんね。以前は考えなしだったね」

    まどか「ほむらちゃんも心配しないで」

    ほむら「ええ、ありがとう」

    QB「まどかはもう、魔法少女になる気はないのかい? さやかみたいに心変わりをしてくれるとありがたいんだけど」

    206 = 133 :

    ここのマミさんはわずかながらQBに疑念を持っている

    そこが狙い目だよ、ほむらちゃん!

    207 = 1 :

    ほむら「」ギロ

    さやか「」ギロ

    まどか「ごめんね、キュゥべえ。私には無理ってわかったから」

    QB「そうかい、残念だよ」

    まどか(偉そうに喋らないでよ……マミさんを騙してる癖に……)

    マミ「……」

    QB(まどかの素質は惜しいけど、あの件で契約の機会はだいぶ遠のいてしまったようだ)

    QB(かつてない程の莫大なエネルギーを得られるチャンスだったのに、タイミングが悪かったとしか言いようがない)

    QB(このまままどかが第二次性徴期を終えても、感情のない僕には『ああ、そうか』としか思えないが……)

    QB(暁美ほむらの予言通りワルプルギスの夜が現れるなら、状況の変化も起こりえるだろう)

    QB(とにかく今は待つしかなさそうだ)

    208 = 1 :

    ―夜の街―

    ほむら「繁華街の向こう、工場が並んでる辺りにいる魔女がそろそろ活動を始めるころなの」

    マミ「なるほど、未来がわかるって便利ね。それじゃ、早速美樹さんに魔女の居場所を探索してもらいましょうか」

    さやか「はいはい。ソウルジェムで反応を見るんでしたよね」

    ほむら「それじゃ、私はまどかを送っていくから」

    マミ「ええ。もし魔女を見つけたらテレパシーで教えるわね」

    まどか「ほむらちゃん、1人でも大丈夫だよ?」

    ほむら「私が送りたいの。駄目?」

    まどか「ううん、嬉しいけどさ///」

    209 = 1 :

    マミ「ふふ、すっかり仲良くなったのね、あの2人」

    さやか「あはは、嫁を獲られちゃいましたよ」

    マミ「鹿目さんの家は遠いの?」

    さやか「いや、それほどでも」

    マミ「それじゃ、暁美さんが戻ってくるまでに魔女を見つける、って言うのは厳しすぎるかな?」

    さやか「マミさぁ~~ん」

    マミ「ふふ、冗談よ」

    さやか「もう……ん?」

    マミ「?」

    さやか「あれ、仁美だ。お稽古の帰りかな?」

    マミ「お友達?」

    さやか「はい。お~~~~い、仁美~~~~!」

    210 = 1 :

    ―帰り道―

    まどか「……って言うわけだったんだ」

    ほむら「そうなの。ふふ」

    まどか「ティヒヒ///(あ~~、もうずっとこうして2人で歩いていられたらいいのに)」

    ??「あれ? まどかじゃないか」

    まどか「へ?」

    詢子「帰るところかい?」

    まどか「ママ! 今日は早いんだね」

    詢子「たまにはね。お友達かい?」

    まどか「うん! えっと……」

    ほむら「初めまして。まどかさんのクラスメイトの暁美ほむらです。まどかさんにはいつもお世話になっています」ペコリ

    詢子(この子が噂の『ほむらちゃん』か!)

    詢子「話には聞いてるよ。転校して来たばっかりなんだろ? 学校にはもう慣れたかい?」

    ほむら「はい。まどかさんに良くしてもらっていますから」

    まどか「ティヒヒ/// 照れちゃうよ」

    211 = 17 :

    礼儀正しいほむらちゃんかわいい!

    212 = 1 :

    詢子(いやぁ、確かに美人だわ、こりゃ。しかも礼儀正しいし、根性のありそうな目付きをしてるわ)

    詢子(まいったね。同性ってのを除けば、娘の相手にゃ申し分ないじゃないか……)

    詢子「うちの娘はすっかりあんたが気に入ったみたいだ。口を開けば『ほむらちゃんはカッコイイ』だの『ほむらちゃんは優しい』だの、そればっかりさ」

    ほむら「えっ!?///」

    まどか「も、もう、ママったら!(ほむらちゃんに私の気持ちがバレちゃう)」

    詢子「どうかこれからも、うちの娘と仲良くしておくれ」

    ほむら「はい、こちらこそ」ペコリ

    ほむら「それじゃまどか、私はここで」

    まどか「うん、送ってくれてありがとう。ほむらちゃんも気をつけてね」

    ほむら「ええ、それじゃ明日学校で」

    詢子「気をつけて帰るんだよ」

    ほむら「はい、おやすみなさい」

    213 :

    俺も嫁取られちゃった

    214 = 133 :

    マミさんフリーだから俺が娶るわ

    215 = 1 :

    ―ほむらが去った後―

    詢子「あれが噂の『ほむらちゃん』か。確かにまどかがメロメロになるのもわかる気がするね」

    まどか「うん、ほむらちゃん、凄くカッコイイんだ///」

    詢子(もう私の前じゃ、気持ちを隠す気もない、と……)ハハ…

    ―夜道を1人走るほむら―

    ほむら(まどかが私のことをそんな風に……)

    ほむら(…………)

    ほむら(どうしよう……凄く嬉しい///)

    216 = 133 :

    めばえ

    217 = 17 :

    僕も嬉しい.///

    218 = 50 :

    キマシタワー

    219 = 1 :

    ―夜の街―

    さやか「仁美! お稽古の帰り?」

    仁美「あら、さやかさん、ご機嫌よう」フラフラ

    さやか「?(なんか変だな)どうしたの? あんたん家はこっちじゃないじゃん」

    仁美「ええ。今からとても素敵なところへ行くのですわ。もしよかったらさやかさんも一緒にどうです?」

    さやか「はぁ?」

    マミ「美樹さん! この子、魔女の口づけを受けてるわ!」

    さやか「!!」

    ざわざわ。ざわざわ。

    さやか「ちょっ、この人達もまさかみんな……?」

    マミ「そうね、どうやらあの町工場へ入っていくみたい」

    さやか「ほむらの奴、こんなこと教えてくれなかったじゃん!」

    221 = 1 :

    さやか『ほむらぁ!!』

    ほむら『美樹さん!?』

    さやか『なんか魔女の口づけを受けた人が大量にいるんだけど、どうなってんのよ、これ!?』

    ほむら『なんですって!?』

    さやか『何で肝心なこと教えてくれないのさ!?』

    ほむら『ごめんなさい、その魔女は本格的に活動を始める前に狩ったから、どんなことをするか知らなかったの』

    さやか『ほむらのあほ~~~~!!』

    ほむら『待ってて! すぐに行くわ!!』

    ―町工場の中―

    工場主「俺は駄目なんだ……こんな町工場ひとつ、満足に切り盛りできなかったんだ……」

    さやか「ちょっ!? あれって混ぜるな危険なんじゃ!?」

    マミ「まずい! この人達、集団自殺するつもりよ!」

    さやか「ちょっと待った――――――――――!!」ダダダダ

    仁美「あっ、さやかさん! 邪魔をしてはいけませんわ!」

    222 = 1 :

    さやか「おりゃ――――――――――!!」

    がしゃーん。

    マミ「よくやったわ、美樹さん! これでひと安心ね」ホッ

    ざわざわ。ざわざわ。

    マミ「……じゃない?」タラー

    「よくも……」

    「よくも……」

    仁美「よくも……」

    マミさやか「ひえ~~~~~~~~~!!」

    マミ「ど、どうしたらいいの? 一般人を攻撃なんてできないしっ!」

    さやか「そうだ、マミさん、あれやってよ! 首筋に手刀を叩き込んで気絶させるヤツ!」

    マミ「そんなのできないわよ、漫画じゃないんだから!(憧れてるけど!)」

    さやか「そんな~~~~!」

    仁美「よくも……」

    さやか「そ、そうだ! マミさん、威嚇射撃は!?」

    223 = 17 :

    ほむらちゃん!

    224 :

    マミさんリボンで緊縛するの大好きじゃないですか

    225 = 1 :

    マミ「! そ、そうね、やってみる!」

    ばん! ちゅいーん、ちゅいーん。

    マミさやか「きゃあああああぁぁぁあああ!!」

    マミ「跳弾!? こんな狭いトコで撃ったことなかったから!」

    さやか「頬かすった! 今かすったよ!?」

    マミ「何よ、美樹さんがやれって言ったんじゃない!」

    ざわざわ。ざわざわ。

    さやか「逃げなきゃ!」

    マミ「!! 美樹さん、あの部屋に逃げましょう!」

    さやか「はい!」

    がちゃ。ばたん!

    マミ「ふぅ」

    さやか「助かった~」

    「」ゴゴゴゴゴ

    227 :

    自殺する相手に威嚇しゃgいやなんでもない

    228 = 1 :

    マミ「あら?」

    さやか「おや?」

    マミ「こんなところに遠慮せず攻撃できる相手がいたじゃない」ニヤリ

    さやか「ついに私の魔法少女デビューかぁ」ニヤリ

    さやか「うおりゃああぁぁぁああああああああああっっっ!!」ズバッ

    マミ「使い魔は任せてもらうわね!」ダン!

    さやか「これでトドメだ――――――――――!!」ザンッ

    ……………………
    ………………
    …………

    229 = 131 :

    エリー涙目ワラタ

    230 = 50 :

    わろた

    231 = 1 :

    マミ「初めてにしては、よくやったわね」

    さやか「はいっ(でもこいつも、元々魔法少女なんだよね……)」

    さやか(迷わず成仏してよね)ガッショウ

    マミ「? 何をしてるの?」

    さやか「いやあ、あはは。例え魔女でも殺生したことは変わらないわけで……なーんて」タハハ

    マミ「……」

    マミ(敵を倒した後『安らかに眠りなさい』なんて言って祈りのポーズを捧げる……いいわね!)

    マミ「美樹さん、私もこれからそれの真似をしてもいいかしら?」

    さやか「もちろんですよ。マミさんに祈ってもらえたら、きっと魔女も成仏できますよ」

    マミ「ふふふ(明日早速、十字架のアクセを探しに行かなきゃ!)」

    232 = 213 :

    相変わらずなマミさんかわいい!!

    233 = 59 :

    マミさん…w

    234 :

    マミさんまじマミマミ

    235 = 133 :

    マミさんブレないなwww

    236 = 131 :

    厨二病ブレないな

    237 = 1 :

    ―工場の外―

    ほむら「結界が消えてる……」ホッ

    がしゃん。

    ほむら「!! こんなに大勢の人が巻き込まれてたなんて……」

    ほむら「……」

    ほむら(大丈夫、寝ているだけだわ。魔女の口づけも消えている)

    さやか「おっ、ほむら、やっと来た」

    ほむら「遅れてごめんなさい。魔女は無事、倒したみたいね」

    さやか「えへへ。初めてにしちゃあ上手くやったでしょ、あたし」

    マミ「こら、調子に乗らないの」

    さやか「そうだ! 仁美!」

    ほむら「志築さん?」

    さやか「うん、操られてた人の中に仁美がいたんだ」

    マミ「さっきの子なら、ここで眠ってるわ」

    238 = 1 :

    さやか「おーい、仁美~」

    ほむら「待って。警察と救急車を呼んで、後はまかせましょう?」

    マミ「そうね。事情を訊かれても私達じゃ説明できないし」

    さやか「でも仁美が……」

    ほむら「大丈夫。魔女の口づけは消えていたから、もう心配はないわ」

    マミ「きっと集団幻覚と言うことになるでしょうね」

    さやか「そっか。しょうがない、仁美、風邪ひかないでね」

    マミ「それじゃ、帰りましょうか」

    ほむら(美樹さんが志築さんを助けるだなんて……皮肉な運命ね……)

    239 = 50 :

    海藻…

    240 = 1 :

    ―休み時間、屋上―

    ほむら「そろそろ、佐倉杏子を仲間に引き入れようと思うの」

    マミ「……」

    さやか「グリーフシード目当てで魔法少女やってるヤツなんだよね」

    ほむら「そうね。でも、利害は一致するはずよ」

    まどか「大丈夫だよ、ちゃんと説得すればわかってもらえるよ!」

    ほむら「ええ。今日の放課後、早速風見野へ行こうと思うの」

    マミ「ねぇ。私、今回は遠慮させてもらってもいいかしら?」

    さやか「マミさん?」

    マミ「隠してもしょうがないから言うけど、私と佐倉さん、ちょっと昔に色々あったのよ」

    まどか「そうだったんですか」

    マミ「私が顔を見せると、あの子意固地になってしまうんじゃないか、って心配なの」

    ほむら「そう、ね……(精神的に1番大人の巴さんに頼りたかったけど……)」

    ほむら(利害は一致するんだし、あまり心配し過ぎても仕方ないわね)

    ほむら「わかったわ」

    241 = 234 :

    このss、キャラがそれぞれ魅力的だな
    よくある、キャラの一面だけを押し出した(変態一辺倒のほむらとか)ssとは違って、何か人間味がある
    杏子ちゃんの出番が楽しみ

    242 = 1 :

    ―放課後、風見野―

    まどか「その子の住所とかわからないの?」

    ほむら「そうね、友達だったわけではないから」

    さやか「どうすんのさ?」

    ほむら「よくゲームセンターで遊んでたみたいなの」

    さやか「じゃあゲーセンを回ってみますか」

    ほむら「それと、魔女を見つけられたら、魔女退治をしている彼女に会えるかもしれないわ」

    まどか「じゃあ、その線で探そうか」

    ―路地―

    さやか「ほむら、ソウルジェムが反応したよ!」

    ほむら「結界が不安定ね。これは使い魔のものだわ」

    まどか「じゃあ、この近くで待ってればいいんだね」

    さやか「先に倒しちゃうってのもアリなんじゃない?」ヘンシン

    ほむら「なっ!? やめて、美樹さん! 他の魔法少女の縄張りを荒らすのはルール違反なのよ!」

    さやか「こいつ倒してもグリーフシードは落とさないんでしょ? じゃあルール違反じゃないじゃん!」

    243 = 133 :

    まずいです

    244 = 177 :

    やめてください美樹さん

    245 = 226 :

    さやか・・・

    246 = 1 :

    ほむら「それはそうだけど……」

    さやか「こいつだって人間を襲うんでしょ? ほっとけないって!」シュバッ

    ばちぃぃん!

    さやか「弾かれた!?」

    こつ、こつ、こつ。

    ??「ちょっとちょっとー、何やってんのさ、あんた達」

    ほむら「杏子……!」ボソ

    まどか「えっ!?」

    杏子「あれ使い魔だよ? グリーフシード持ってるわけないじゃん」

    さやか「そうよ、だから戦ってたんじゃん。こっちはあんたのグリーフシードを獲る気はないからさ」

    まどか(そんな……ほむらちゃんが下の名前で呼ぶの、私だけじゃなかったんだ……)ズキン

    杏子「はぁ? だったら使い魔にも手を出すなよ」

    さやか「何言ってんの、あれだってほっとけば人を襲うんでしょ?」

    杏子「当たり前だろ? 4、5人喰わせて魔女にすりゃあ、グリーフシードも孕むのにさ」

    さやかまどか「!!」

    247 = 50 :

    まずいよまずいよー

    248 = 1 :

    杏子「卵産む前のニワトリしめてどうすんの?」

    さやか「なっ……あんた、魔女に襲われる人達を見殺しにする気!?」

    杏子「なんかさぁ、大元から勘違いしてるよねぇ、あんた」

    杏子「弱い人間を魔女が喰う。その魔女をあたし達が喰う。強さの順番から言ったら、それが当たり前のルールでしょ?」

    まどか「そんな……」

    杏子「まさかと思うけど……人助けだの正義だの、そんな冗談をかますために契約を交わしたわけじゃないよねぇ?」

    さやか「……っ!!」

    ほむら「やめて、美樹さん!」

    さやか「悪いけど、あたしはこいつを許せない!」

    杏子「はん、来るかい?」

    ほむら「やめなさい、美樹さやか!! 意固地にならないと約束したはずよ!!」

    さやか「!!」

    ほむら「あなたも。ここは矛を収めてちょうだい、佐倉杏子」

    杏子「!? あんた、どこかで会ったか?」

    ほむら「それは秘密。私達はあなたと話をするためにここへ来たの」

    249 = 187 :

    がんばれほむほむ

    250 = 187 :

    がんばれほむほむ


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