元スレ岡部「ネタが思いつかん……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 = 1 :
紅莉栖「そもそも科学者を名乗る癖にオカルト好きってのはどうなの?」
岡部「夢があって良いでは無いか。そもそも、俺に言わせれば科学者以上のロマンチスト等そうそういないぞ」
岡部「助手だって、何時ぞやはアインシュタインは残酷だね///とかほざいていたではないか」
紅莉栖「し、知らない!そんな記憶私には無い!」
岡部「まあいい。とにかく単純に怖い話が好きなだけだ」
まゆり「どうでもいいけど、それってオカリンじゃなくて>>1しぃの事だよね」
岡部「ややこしくなるからその辺は触れるな。この場だけの設定だと思え」
202 = 38 :
それなんて読むんだ、いちしぃか?ww
203 = 1 :
紅莉栖「で、オカ板って実際どうなの?私、あんまりあそこ近づきたくないのよね」
まゆり「うん。2ch全体で見ても上位のヤバさって位置にいるよね」
岡部「そうだな。一時期は鬼女板、生物嫌板と同等クラスなポジだったのは間違いない」
紅莉栖「一時期?今は違うの?」
岡部「今のオカ板は……ゴミだ!路傍の石に劣る」
紅莉栖「それはまた穏やかじゃないわね。何かあったの?」
岡部「論より証拠。試しに板を見てみるがいい」
206 = 1 :
紅莉栖「ちょっと緊張するわね。……あれ?何だかあんまり怖そうなスレって無いのね」
岡部「誤解されがちだが、そもそもオカルトとは隠された物、日常の裏側の秘密、神秘学的等など、多様な意味合いをもっている」
岡部「怖い話=オカルトといった解釈も間違いでは無いが、正しくは無い」
岡部「昔のオカ板は学術的な考察、質の高い怪談等、非常に有意義な板だった。だが今は……見てみろ」
まゆり「んーと……書き込むとなんたらかんたらってスレが多いねぇ」
岡部「オカ板のゴミどもだ。書き込んだ相手に天罰が下る、等といったスレが乱立している」
岡部「オカ板がキチガイ扱いされるのもこいつらが9割の原因と言って良い」
紅莉栖「内容は、と……うわぁ、何か人間の嫌な一面を見たって感じ……」
岡部「日常で嫌いな相手への愚痴をこれでもかと投げつけるような連中だ」
岡部「その鬼気迫る異常なレスが、オカ板をダメにしていったのだ」
207 = 80 :
怖い話も最近少ないよね・・・
208 = 1 :
岡部「俺の覚えている限り、昔も少数ながらこういったスレはあったのだがな」
岡部「5年程前か、こういった書き込むと系が異常に乱立し始めた」
紅莉栖「確か……2ch住民層が入れ替わった時期ね」
岡部「そうだ。幼稚な連中の流入で板の空気自体が変わってしまった」
まゆり「でも、自治の人が何とかしてくれるんじゃないの?」
岡部「確かにそういった意見も強くあった。実際ローカルルールを変更しようという案も出た」
岡部「それを討論する為のスレがあったのだがな。書き込むと~系や新規流入組が主流の住民層となっていた為に実現しなかった」
紅莉栖「酷い話ね。そんなのオカルトでも何でもなくタダの恨みつらみじゃないの」
岡部「悲しいが、時代が変わったという事なのだろうな」
209 = 1 :
岡部「また、書き込むと~系だけでなく政治系スレが一時乱立した事も板の没落に拍車をかけた」
紅莉栖「政治?KKKとかの?」
岡部「それならまだ救いはあったのだがな。民主党が政権を取った頃の話だ」
岡部「鳩山を呪い殺すスレだの小沢に天罰を下すスレだのといったスレが増殖した」
岡部「気持ちは俺も分かるが、書き込むと系以上に板違いだ」
岡部「これらは所詮一例だが、住民の入れ替わりと同時に板は大きく様変わりしてしまったという訳だな」
岡部「今のオカ板は広義で見ればオカルトの範囲かもしれんが、まともな内容のスレは殆ど無いといっていいだろう」
212 = 1 :
まゆり「でも、殆ど、って事は面白いスレもまだあるって事?」
岡部「そうだな。比較的質を保っているスレとしては
LOA・シークレットスレ
エニグマスレ
メディアが隠す世界のタブースレ
辺りは安定した内容で、安心して読める。
程よい怖さの、ほんのりと怖い話スレは定番といって良いだろう」
岡部「個人的には、もしもゾンビが発生したら、というスレが好みだ」
紅莉栖「あー、分かるわ。私、ゾンビの映画を見て、自分なら余裕で生き残れるとか想像した事ある」
岡部「それをより現実的に考察しているのがそのスレだ」
岡部「内容はかなり本格的だぞ。どこが安全か、どんな装備が良いか、野菜を生きていくのに必要なだけ作るにはどれだけの面積が必要か」
岡部「どんな人間と組むべきか、どんな人間が危ないか、対人間にはどうするか、など、これだけで本が作れるレベルだ」
岡部「ちなみに今は25スレ目だが、実際は途中で代替わりしており、実質50スレ目辺りだったはずだ」
213 :
オカ板はROMってる分には面白いんだけどな
214 = 1 :
岡部「ちなみに日本人には馴染みの薄いジョン・タイターに関してのスレも当時から立っていた」
紅莉栖「それは凄いわね。日本だとシュタゲをプレイした人以外は知ってる人に殆ど会った事が無いもの」
岡部「内容が内容だからな。当時のオカ板では大きなブームにもなっていたぞ」
岡部「他にも有名な預言者の考察など、昔のオカ板はとても面白い板だったのだ」
まゆり「あれ、でもオカリン。オカ板って有名な名物スレが無かったっけ?」
岡部「……」
紅莉栖「なんだ、そんなのがあるなら早く教えなさいよ」
岡部「まゆりの言っているのは……洒落怖スレか」
まゆり「あ、そうそう、それだよー!しゃれこわスレ!名物なんだよね♪」
岡部「洒落怖スレこそ……オカ板の没落を象徴と言っていいだろう」
215 = 27 :
なかなか勉強になるな
216 = 80 :
>>214
洒落怖なんてしばらくスレ読んでないわ、糞コテ大量発生してからつまらなくなった
217 = 1 :
紅莉栖「しゃれコワ?何だか逆に愉快な響きなんだけど」
岡部「正式名称は『死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?』だ」
紅莉栖「」
岡部「その名に相応しい良質な怖い話が数多く投稿されたオカ板最強のスレだった」
岡部「比較的最近ではコトリバコ等も生んでいる。また初期の頃は今でも語り継がれる名作が大量に現れた」
まゆり「あ、まゆしぃ、コトリバコって聞いた事ある!」
岡部「まぁコトリバコはコトリバコで問題があるのだがな」
岡部「とにかく洒落怖スレはガチで洒落にならなかった」
218 :
コトリバコなついな
219 = 179 :
情報流通の格差によって自然と棲み分けができた時代は終わりつつあって
外部に露出した片っ端から内容も質も平均化していく流れになりつつあるな
必然的な時代の流れではある
220 = 1 :
岡部「まぁどんな話があるかはここを見ろ」
http://syarecowa.moo.jp/
岡部「今までに投稿された話が、ほぼ全て載っている」
岡部「また殿堂入りなどといった怖さのランクで別れているものもあるので、自分のレベルにあった怖い話を見られるぞ」
紅莉栖「凄い数ね。読むだけでも相当時間を潰せそうだわ」
岡部「夜トイレにいけなくなってもしらんがな」
紅莉栖「あはは、もう、怖がらせようったってダメよ」
岡部「言っておくが一部はガチだ」
紅莉栖「」
221 = 80 :
せっかくの怖い話を釣り釣り言ってる馬鹿が多く興醒めするんだよな~
そういう奴らを避けたくてまとめブログ行くと同じような輩が居る始末・・・
222 = 1 :
紅莉栖「ま、まゆり。きょ、今日は私のホテルに泊まりにこない?」
まゆり「えー?いいけど、クリスちゃん、顔が青いよ?大丈夫?」
岡部「と、このように住民を恐怖の底に叩き落し続けてきた洒落怖だが、目立つだけあり、様々な事があった」
紅莉栖「何か事件でもあったの?」
岡部「あれは確か……03年あたりか?まあその前後だ。ある意味歴史に残る嵐がオカ板に沸いた」
岡部「もこだ」
紅莉栖「な、何よそれwww逆に可愛いんだけど」
岡部「まあそうだな。俺もそう思う」
223 = 80 :
もこ懐かし過ぎクッソワロタwwwww
224 = 27 :
おかりん、この頃中学生か小学校高学年だったろうに
225 = 1 :
まゆり「そのもこさんは何をしたの?」
岡部「特に何もしてない。突然現れては『もこだよー』等とレスしていっただけだ」
紅莉栖「それなら別に嵐って程じゃないんじゃないの?」
岡部「何というかな……。とにかく、折角怖い話をしているのに脱力系のレスを怒涛のラッシュでしてきてな」
岡部「とにかくウザかった」
まゆり「でも何だかもこさんって可愛いね」
岡部「一部そういった意見も確かにあった。ガチで怖い話のあとでもこを見ると怖さが薄れて助かるという意見もあった」
岡部「あともこは自作の脱力系怖い話も結構投稿していてな。もこ容認派と否定派で大きな論争になったものだ」
紅莉栖「岡部はどっち派だったの?」
岡部「俺は否定派だったな。本気で消えうせて欲しいと思っていた」
226 = 1 :
岡部「ちなみに、もこの自称怖い話で一番有名なのは恐らくこれだろうな」
もこが牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると誰かの生首が入ってました。
もこはビックリして思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと、思い直し再び冷蔵庫を開けると
なんとそこには誰かの生首が白目を向いていたのです。
もこは思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないもの見てしまった
のだと思い直し覚悟を決めて改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこには何者かの生首が白目を向いてほのかにほくそ笑んでいるのです。
もこはビックリして冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこのには白目を向いた生首が入ってたのです。
驚いたもこは気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いた生首がほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたがきっと幻覚に違いありません、最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱり誰かの生首が入ってるのです。
思わず冷蔵庫を閉めたもこでしたがこれは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない者が見えたのだと思い直し冷蔵庫を開けると
そこにはなんと白目を向いた生首が・・・、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いない、と自分に言い聞かせ再び冷蔵庫を開けると
なんと誰かの生首が白目を向きながら笑っているのです。思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが
きっと気のせいで、何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと
なんとそこには何者かの生首が白目を向いて笑っていたのです。
紅莉栖「もうこれギャグじゃん」
227 :
これってそんなんだったんだ
228 = 213 :
なつかしいなwww
229 = 1 :
岡部「と、こんな感じでもこは大暴れしていた」
紅莉栖「嫌いじゃないけど……洒落怖スレじゃ場違いね」
岡部「だが、実際の所は、確か半年ほどでもこは現れなくなった。飽きたんだろうな」
岡部「その後、何度か現れたが、あれは恐らく別人だろう」
まゆり「きっと誰かが真似したくなったんだね」
岡部「だが、今度は洒落怖スレだけでなくオカ板自体を揺るがしかねない事件が起きた」
紅莉栖「こ、今度はどんな……?」
岡部「カレーマニア事件だ」
紅莉栖「まゆり、お腹空いたわね」
まゆり「ルカくん呼んでカレーを作ってもらおうよ」
岡部「おい、俺は真剣に話しているんだぞ!」
230 :
洒落怖の師匠シリーズ好きだったな
231 = 1 :
紅莉栖「だって、そんな名前の事件、どうせまともな物じゃないわ」
岡部「そう、確かにこれは異常な事件だった」
岡部「掻い摘んで説明すると、カレーマニアというコテが洒落怖等の2ch投稿された話を編集し出版した」
紅莉栖「……?それが何か問題あるの?」
岡部「これの出版物の内容は基本的に2chユーザーの書き込みだ」
岡部「個人の書き込みを使って金儲けをするとは何事かと反感を買い大きな騒ぎになった」
岡部「また自分の書き込みが知らぬ間に本になっているのでは怖くて迂闊にレス出来ないという声も大きかった」
岡部「結果として板を揺るがす大騒動になったんだ」
232 :
2chの歴史は面白いな
支援
233 = 1 :
岡部「今でこそ2ch本は多数に渡って出版されているが、当時としては珍しかったのも背景だな」
岡部「実際のところ、カレーマニアはひろゆきとの交渉もしていたらしいがな」
岡部「これを受けてか、以後2chでレスする際、著作権は2chが保有するといった注意が出るようになった」
紅莉栖「ああ、あれってそういう事だったのね」
岡部「俺も流石にうろ覚えだが、大体こんな流れだ。違ってるかもしれないから、気になったら自分で調べてみてくれ」
まゆり「洒落怖も色々な歴史があるんだねぇ」
岡部「歴史が長くなれば色々と問題も起きるという事だな」
234 = 213 :
怖い話本で釣りスレの話まんまパクって書いてあったのにはワロタww
235 = 1 :
岡部「それからしばらくは平和な時代が続いた。洒落怖スレは安定して良質な怪談を供給していた」
岡部「だが、先ほどの住民入れ替えに伴い、悪質な嵐が多数沸くようになってしまった」
紅莉栖「もこみたいな?」
岡部「全く別の種類だ。これに限っては純粋に単純な嵐だ」
岡部「何というかな……それこそ便所の落書き、ゴミのような、前後と全く関係の無いレスをし続けた」
岡部「また投稿された話、レス者への誹謗中傷も頻繁に行った」
まゆり「それじゃ投稿者さん、嫌になっちゃうね」
岡部「そうだ。その頃から投稿数は一気に激減した。誰しも馬鹿にされる為にレスなどしたくないからな」
岡部「最悪だったのは、これに呼応したゆとり、厨房が多数出現した事だ」
岡部「嵐が沸くとそれに合わせて今日はどうだっただの下らない雑談でレスを埋めるようになっていった」
岡部「また次スレを乱立させ、正しい次スレが埋もれる等も日常茶飯事だったんだ」
237 = 1 :
岡部「もこの場合は半年ほどで消えたが、こいつらは特定の個人では無く複数がいるためか現在に至るまでスレに居座っている」
岡部「折角の投稿にも感想らしい感想は言わず『つまんね、はい次』等と、俗にハイジと呼ばれる悪習も産み出した」
岡部「もこの場合、まだ愛があったが、こいつらにあるのはただの悪意だ。正直死んで欲しいと思う」
岡部「それでも歴史あるスレという事もあって、今でもそれなりの数の投稿はされているがな」
岡部「正直、今の洒落怖は死んでいるといっていい。正に今のオカ板だ」
紅莉栖「そういう歴史あるものが無残に荒らされるのって悔しいわね……」
岡部「ああ、同感だ。過去に何度もアク禁されているんだが未だに奴らは残っている。もはや病気だな」
まゆり「そ、それじゃあ怖い話の話をしようよ!」
岡部「ん、まだ聞きたいのか?まあいいだろう」
238 = 80 :
野球総合板の腐りっぷりも異常
松井アンチとイチローアンチやただ日本人選手を叩きたい連中が板を滅茶苦茶にしまくって
まともなメジャーマニアを興醒めさせてる
239 = 1 :
岡部「オカ板には数多くのスレがあったが、その中でも有名なのは『本当に危ない場所を見つけてしまった』だろうな」
まゆり「危ない場所?交差点とか?」
岡部「信号は青になってから進むんだぞ、まゆり」
岡部「これはいわゆるブレアウィッチ系だな」
岡部「スレの>>1が何やらやばそうな場所を発見したとスレを立てた」
岡部「場所が特定され、有志が探索にいったりもしたんだ」
岡部「話すだけだと面白さが失せるが、まとめサイトがあるからのぞいてみるといいぞ」
紅莉栖「面白そうね。チェックしておくわ」
240 = 187 :
目を離したら濃厚なオカ板スレになってた……
かまわん。続けたまへ。
242 = 1 :
岡部「また近年では『ひとりかくれんぼ』が富に有名だ」
紅莉栖「それは私も聞いた事あるわ。怖くて絶対出来ない」
岡部「ひとりかくれんぼは、その内容の異常さもさることながら、後から新事実が発覚した事も流行に拍車をかけた」
まゆり「新事実?」
岡部「これは儀式の途中で塩水を口に含むのだが、これが曲者でな」
岡部「塩水は霊を退けるのではなく、水に溶け込ませる事で害を無くすものであり、口に含むのが逆に危険という指摘が出た」
岡部「また他の手順も意図的に実行者が危険になるような物であると言われてな」
岡部「こういった真実味を帯びた危険性が逆に隠されていた事で、これは本物かもしれないという信憑性が生まれたのだ」
岡部「指摘の部分はうろ覚えだが、まぁこんな感じだな」
243 :
これほど支援しにくいと思ったことはない
悪い意味じゃなくて、もう尊敬の意味で
244 = 1 :
岡部「後は知っての通り、オカ板では毎夜実際に検証する者が現れ一大ムーブメントと化した」
岡部「実行者から実況される内容、うpされる画像等はそれだけで恐怖を感じさせるものだったな」
岡部「そしてオカ板だけに留まらずこのVIP等でも夏場は一人かくれんぼ実況スレ等が頻繁に立つようになった」
まゆり「今だとTATUYAのDVDコーナーにもあるね」
岡部「うむ。最近の中ではトップクラスの逸材と言えるだろうな」
岡部「ちなみに大抵の話には免疫のある俺も、ひとりかくれんぼに関する事を話したりレスする時、何故か悪寒が止まらなくなる」
岡部「この今もな」
岡部「真実性はともかく、俺の中では最上級に位置するオカルト話と言える」
245 = 80 :
>>242
>岡部「塩水は霊を退けるのではなく、水に溶け込ませる事で害を無くすものであり、口に含むのが逆に危険という指摘が出た」
知らんかった。ひとりかくれんぼスレ行こうかな・・・
246 :
ひとりかくれんぼスレROMってたらトイレ行くのが怖くなったのはいい思い出
247 = 1 :
紅莉栖「そういえばコトリバコってのも有名よね。あれはどうなの?」
岡部「コトリバコか……。あれは良くも悪くも怪作だな」
まゆり「どういうこと?有名だから怖いんじゃないの?」
岡部「実際の所、コトリバコ自体はそれ程怖い話では無い。あれより怖い話は幾らでもある」
紅莉栖「それはおかしいわ。もしそうなら何故コトリバコは有名なの?」
岡部「それが怪作たる由縁だ。確かにコトリバコはそれ程怖い話では無い」
岡部「だがコトリバコは、その作品の背景、設定が非常に良く作られていてな」
岡部「その設定が『これは本当に実在するんじゃないのか?』といった真実味を作品に帯びさせた」
岡部「結果としてコトリバコは検証単独スレが立つ程の人気となった訳だ」
紅莉栖「成る程ね。怖さだけじゃなく、その舞台裏も含めたトータルの完成度が人気の秘密なのね」
岡部「だが同時にコトリバコは大罪も生んでしまったのだ」
248 = 1 :
紅莉栖「大罪?話を聞く限り、良く練られた話みたいだけど」
岡部「今の助手の発言に既に答えがある」
まゆり「??どういう事?」
岡部「良く練られすぎていたんだよ、コトリバコは」
岡部「真偽はともかくとして、実際にコトリバコは大きな評価を得た」
岡部「そして後に続けと言わんばかりに、同じ様に設定の練られた怖い話が続出したんだ」
岡部「以後、1・怪異が起こる>2・霊能者が現れる>3・怪異の背景を説明する>4・すんでの所で助かる」
岡部「こういったパターンの話が大量出現する事になってしまったわけだ」
岡部「怖い話に余り慣れ親しんでいない人には純粋に面白いだろう。怖いだろう」
岡部「ただ、あまりそれが続きすぎて逆に怪談というジャンル自体にマンネリを与えてしまったのも事実だ」
紅莉栖「そういう意味での大罪、か」
250 = 1 :
岡部「これは俺個人の持論だが、怪談は創作臭を感じさせてはいけない、というのがある」
岡部「どんなに良く出来た怪談、怖い怪談でも、そこに創作臭があると一気に恐怖は消えうせる」
紅莉栖「何だか分かる気がするわ。一気に現実に引き戻されるっていうか」
岡部「無論、俺は創作を否定しない。怖ければそれでいいと思う。実際の所、限りなく10割に近い形で怪談は創作だろう」
岡部「だがほんの少し残された、真実かもしれない、そういった部分があるから人は怪談を楽しめるのだと思う」
岡部「故に、投稿者は安易に創作臭を感じさせてはいけない。これを破った話は一気に質を落とす」
岡部「まあ、こんなのはすれた意見だろうがな」
紅莉栖「岡部なりのポリシーって訳ね」
まゆり「それじゃそうさくしゅーを感じさせない為にはどうすればいいの?」
岡部「うむ、良い質問だ」
みんなの評価 : ☆
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