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    元スレ紅莉栖「今年の夏も岡部に会える♪」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    51 = 1 :

    天王寺「はぁー、こんなおもちゃみたいなモンがねぇ」

    未来ガジェット191号を手に取り、しげしげと眺める。

    萌郁「こんなもの、どこで手に入れたの?」

    鈴羽「あ、えーと・・・とある発明家から借りたの」

    天王寺「ふむ・・・ちょっと借りてっていいか?」

    鈴羽「えっ、何に使うの?人に使ったらダメだよ!」

    天王寺「大丈夫だ。ちょっと試したいことがあってな。すぐ戻る」


    数分後、天王寺が満面の笑顔で帰って来た。

    天王寺「ありがとよ。こりゃ間違いなく本物だ。よし、お前ら戻るぞ」

    萌郁「あっ、はーい。それじゃね。また明日来るから」

    おかべ「なににつかったのだ?」

    鈴羽「さあ・・・ブラウンさんに変化はなかったけど・・・」


    ブラウン管工房、最奥部。
    イマイチ調子の悪かった42型のブラウン管テレビが、何故か新品同様の姿になっていた。

    52 = 1 :

    紅莉栖「あっ、そうそう。倫くんの服、リサイクルショップがいいんじゃないかと思うの」

    おかべ「ああ、そのことをわすれていた」

    紅莉栖「今日と明日着るだけならそれでいいだろって店長さんが」

    鈴羽「そういやさっき紅莉栖さんの叫び声が聞こえたけど、どうしたの?」

    紅莉栖「そ、それは別にいいの!えーと、近場ならどこにあるかなっと。PC借りるわね」


    おかべ「こころなしかウキウキしてるようにみえるのだが」

    鈴羽「うん、さっき普通におじさんのこと”倫くん”って呼んだよね」

    おかべ「あっ、きづかなかった・・・。あいつめ、ひとまえでそのよびなはやめろといったのに・・・!」

    鈴羽「いやいや、未来じゃ普通にそう読んでるから聞き慣れてるよ」

    おかべ「ふくざつなきぶんだ」

    53 = 34 :

    ハゲを治しにいったのかと思った

    54 = 1 :

    紅莉栖「あ、ここに行ってみよ」

    目ぼしい店を発見したようだ。

    紅莉栖「鈴羽さんも行きましょうよ」

    鈴羽「へ?私も?別にいいけど」

    おかべ「ショッピングきぶんか。いいきなものだな」

    紅莉栖「ごめんね。なるべく早く帰るから待ってて」

    おかべ「ああ、たのむ。このじょうたいじゃそとにでられないからな」

    鈴羽「いってきまーす」



    おかべ「ルカこはふくをきてからあいにいけばいいか」





    メールが鳴った。

    55 = 1 :

    受信メール
    7/24 14:07
    件名:トゥットゥルー♪

    本文:
    今、お昼なの。紅莉栖ちゃんはもう来てる?


    送信メール
    7/24 14:08
    件名:ご苦労

    本文:
    ああ、鈴羽も来ている。たった今二人で出掛けてしまったが。
    バイトの後、ラボに立ち寄ってもらえるか?できればフェイリスも連れて。


    受信メール
    7/24 14:10
    件名:りょうかーい!

    本文:
    あ、スズさんも来てるんだ!久しぶりー♪
    フェリスちゃんにも聞いてみるね。

    添付:201107241409.jpg


    おかべ「いや、ひるめしのがぞうはいらない」

    57 :

    お前を見ているぞ、支援。

    58 = 1 :

    送信メール
    7/24 14:11
    件名:Re:りょうかーい!

    本文:
    もしダルが来たら、ラボに寄るように伝えておいてもらえるか?


    受信メール
    7/24 14:12
    件名:りょうかーい!

    本文:
    わかった、来たら伝えとくね。
    今日は多分来る気がするんだー♪


    おかべ「くそ、はらがへったがなにもない。めしをかいにいくふくがない」

    59 = 1 :

    鈴羽「・・・ごめんなさい、せっかくの誕生日にこんなアクシデント・・・」

    紅莉栖「いいのいいの。一生忘れられない誕生日になりそう」

    鈴羽「服代、半分出すよ」

    紅莉栖「そんなのいいって。倫くんの小さい頃の姿が見られただけで十分だから」

    鈴羽「いや、自分へのケジメみたいな感じ。いらないっていっても出すよ」

    紅莉栖「そう?じゃあ2着買っちゃいましょ。今日と明日の分ね。ふふ♪」

    鈴羽「優しいんだね、紅莉栖さん。・・・あとさ、もうひとついい?」

    紅莉栖「何?」

    鈴羽「さっきからずっとおじさんのこと”倫くん”って呼んでること、気付いてる?」

    紅莉栖「え゛っ、嘘!?・・・無意識だった。は、恥ずかしい・・・」///

    鈴羽「ま、未来じゃ普通にそう呼んでるから、私は何とも思わないよ」

    紅莉栖「あ、そうなんだ。ならよか・・・えっ?」

    鈴羽「~♪」

    61 = 1 :

    紅莉栖「あ、ここね。おしゃれなお店。リサイクルショップに見えない」

    鈴羽「ま、ちゃっちゃと買っていこうよ。おじさん待たせちゃいけないし」

    紅莉栖「そうね。今日と明日着るだけだし、適当にね」


    ・30分後


    紅莉栖「これもかわいいわね。どっちが似合うかな?」

    鈴羽「うーん、こっち」

    紅莉栖「そうね、じゃあこれ、あっ、これもいいな」

    そう言うと突然、紅莉栖は目を瞑り、深く考え込んだ。

    鈴羽「? 紅莉栖さ


    紅莉栖「よし!絶対これ似合う!一着はこれで決まりね。もう一着はどうしようかな。動きやすいのがいいかな」

    鈴羽(ノリノリじゃん・・・)



    おかべ「くうふくである。まことにくうふくである」

    62 = 1 :

    鈴羽「たっだいまー!」

    紅莉栖「遅くなっちゃった。お昼も買ってきたよ」

    おかべ「おそい!なぜかいものに1じかんはんもかかるのだ!」

    紅莉栖「ごめんなさい、決めるのに時間かかっちゃって、はい、倫くんの分」

    おかべ「まったく、こんかいはこのハンバーガーにめんじてゆるしてやろう」

    鈴羽(あ、もう”倫くん”で通すんだ)

    おかべ「くそ、てがちいさい。かたてではむりか」

    紅莉栖「・・・」

    おかべ「な、なんだ」

    紅莉栖「っ、なんでもない」///


    紅莉栖(かわいいな・・・)

    おかべ(ふたつのいみでたべにくい)

    63 :

    倫くんかわいいよおおおおおおおお

    64 = 1 :

    紅莉栖「そうそう、服買ってきたよ」

    おかべ「おお、くうふくのせいでそのことをわすれていた」

    紅莉栖「まずは1着目。動きやすい服がいいと思って」

    おかべ「Tシャツとジャージか。うむ、たすかる。 って、1ちゃくめだと?」

    紅莉栖「こっちが2着目。明日用ね」

    おかべ「べつにさっきのだけでかまわないのだがな。ふむ。いいセンスだ」

    鈴羽「お、気に入った?30分悩んだ甲斐があったね」

    おかべ「30ぷんだと!?それでかえりがおくれたのか!」

    紅莉栖「だって、沢山あったんだもの、悩んじゃうわよ。白衣はなかったけど」

    おかべ「いや、そりゃそうだろう。おれがいうのもなんだが」

    65 = 1 :

    おかべ「ああ、ふくがきれた。やっとがいしゅつできる」

    紅莉栖「うん、似合ってる。かわいい」

    おかべ「かわいいはよせ」

    紅莉栖「だって、かわいいじゃない」

    鈴羽(クールで知的な紅莉栖さんのイメージが・・・)


    ガチャ。

    紅莉栖「あ、誰かきた。まゆり?」

    ダル「まゆ氏かと思った?残念、僕でしたー!」

    おかべ「ああ、おれがよんだ」

    鈴羽「ちーっす」

    ダル「お、鈴羽も来てたん。二人とも久しぶりだお。オカリンは?」

    おかべ「ここだ」

    ダル「ん?このショt・・・お子さんは誰ぞ?」

    67 = 1 :

    おかべ「おれだ。おかべだ」

    ダル「牧瀬氏の知り合い?」

    おかべ「だからおれだ」

    ダル「鈴羽が連れてきたん?」

    おかべ「だからおれがおかべだといっておろうが」

    ダル「・・・mjd?」

    紅莉栖「mjd」

    おかべ「そこのみつあみスパッツのしわざだ」

    鈴羽「あはは・・・どもども」

    ダル「今北産業」

    69 = 1 :

    ダル「はあ、これが未来ガジェット191号・・・」

    鈴羽「ちなみに作ったのは父さん本人だよ」

    紅莉栖「ちょ、父さんって言っちゃっていいの?」

    鈴羽「うーん、もうバレちゃったからね。大丈夫なんじゃない?私自身もまだ存在してるし」

    おかべ「あいかわらずかるいやつだ」

    ダル「これ、本当に僕が作ったん?」

    鈴羽「そうだよ。1、2年前に」

    ダル「ちなみに、これの名前は?」

    鈴羽「”我々はあと10年戦える”」

    ダル「ああ、間違いなく僕のネーミングセンスだお」

    70 = 1 :

    おかべ「かくかくしかじか、というわけできょうとあしたはこのすがたのままだ」

    ダル「ふむ・・・その未来ガジェット192号の名前は?」

    鈴羽「”我々は10年待ったのだ!”」

    ダル「さすが僕だお」

    おかべ「ということで、ラボメンぜんいんにかおあわせをしようというわけだ」

    紅莉栖「あと会ってないのは、まゆり、フェイリスさん、るかさんね」

    おかべ「ルカこにはあとであいにいこう。あとのふたりはバイトのあとにここにくる」

    紅莉栖「なんとか滞りなくいきそうね」


    隣に座る鈴羽に、小声で問いかけてみた。

    ダル「鈴羽、修理に2日かかるって、嘘でしょ?」

    鈴羽「えっ!な、なんでさ?」

    ダル「僕の言いそうなことは、僕が一番わかるのだぜ」

    鈴羽「・・・正解。10分で直るみたい」

    ダル「やっぱり。でも面白いからこのままにしとこ」

    71 = 1 :

    るか「あっ。牧瀬さん!」

    神社の清掃が終わったのか、ほうきを片付けようとしているところだった。

    紅莉栖「ハロー、お久しぶり。あいかわらずキュートね」

    るか「そ、そんな、キュートだなんて、恥ずかしいです・・・?」

    紅莉栖と手を繋いだ少年に目を落とす。

    るか「牧瀬さんのお知り合いですか?誰かに似てるような・・・」

    紅莉栖「ふふ、さて、誰でしょう?」

    るか「・・・?  !!!  ま、まさか、岡部さんとのお子さん、とか・・・?」

    紅莉栖「へ?」

    るか「はっ!ボク、何か変なことを・・・!でも、牧瀬さんと仲良く手を繋いでるからてっきり・・・」

    おかべ「おまえはなにをいっているんだ」

    紅莉栖「そ、そうよ、子供っていうのはちゃんと段階を踏まえてから授かるものであわわわわ」///

    おかべ「おまえらはなにをいっているんだ」

    72 = 68 :

    アニメに出てきたショタリンは何歳の頃だったんだ

    73 = 1 :

    るか「あっ。牧瀬さん!」

    神社の清掃が終わったのか、ほうきを片付けようとしているところだった。

    紅莉栖「ハロー、お久しぶり。あいかわらずキュートね」

    るか「そ、そんな、キュートだなんて、恥ずかしいです・・・?」

    紅莉栖と手を繋いだ少年に目を落とす。

    るか「牧瀬さんのお知り合いですか?誰かに似てるような・・・」

    紅莉栖「ふふ、さて、誰でしょう?」

    るか「・・・?  !!!  ま、まさか、岡部さんとのお子さん、とか・・・?」

    紅莉栖「へ?」

    るか「はっ!ボク、何か変なことを・・・!でも、牧瀬さんと仲良く手を繋いでるからてっきり・・・」

    おかべ「おまえはなにをいっているんだ」

    紅莉栖「そ、そうよ、子供っていうのはちゃんと段階を踏まえてから授かるものであわわわわ」///

    おかべ「おまえらはなにをいっているんだ」

    74 = 57 :

    あれはまゆりのおばあちゃんが亡くなった頃で、まゆりが11歳くらいだったはずだから13~14歳くらいかと思われ

    75 = 41 :

    ノスタルジアドライブ!

    76 = 1 :

    るか「・・・岡部、さん・・・なんですか?」

    おかべ「うむ。おれだ。しんじられないきもちもわかるがな」

    るかはしゃがみこみ、まじまじとその少年の顔を見た。

    るか「・・・たしかに、岡部さんの顔です」

    おかべ「なかなかじょうきょうをのみこむのがはやいな」

    るか「だ、だって、いつも岡部さんのこと、見てますから・・・」///

    おかべ(だがおとこだ)

    紅莉栖「ま、色々とあってね。明日パニックにならないように顔見せしてるの」

    るか「でも・・・か・・・かわいい、ですね・・・」///

    紅莉栖「うん・・・かわいい」///

    おかべ「いわれなれてきたじぶんがいやだ」

    77 = 68 :

    あれがさらに幼くなった感じか
    ショタリンだな

    78 :

    デジャヴだ・・・
    どうやらタイムリープしたようだ

    79 = 1 :

    ダル「なあ、鈴羽」

    鈴羽「ん?何?」

    ダル「未来から来た、っていうのはやっぱり皆には秘密なん?」

    鈴羽「うーん、本来は絶対内緒にしなきゃいけないんだけどね。未来が変わっちゃうし」

    ダル「ま、そりゃそうだ罠」

    鈴羽「3人にはもうバレちゃったけどね。にひひ」

    ダル「それは大丈夫なん?」

    鈴羽「大丈夫なんじゃないかな。タイムマシン作成に携わった3人なんだし」

    ダル「オカリンの発想力、牧瀬氏の頭脳、僕の技術力があれば”もう何も怖くない”ですね。わかります」

    鈴羽「なにそのポーズ?」

    ダル「別に」

    80 = 1 :

    紅莉栖「ただいま。橋田もまたいたんだ」

    おかべ「はぁ、つかれた。ちいさいからだはたいりょくもとぼしい」

    紅莉栖「親子水入らず、って所かしら?」

    ダル「同い年の娘か。それはつまり種が種を

    おかべ「おいやめろ」

    鈴羽「何の話?」

    おかべ「きくな。それいじょうはなにもかんがえるな」

    ダル「しかしショタリンは可愛かったんだねぇ。大人オカリンはどうしてああなった」

    おかべ「いまのはききずてならんな。あのすがただってクールなナイスガイではないか」


    ダル「ねーy・・・ねーよ」 鈴羽「うーん、ノーコメントかな」 紅莉栖「うん」


    おかべ「おれだ。どうやら、みかたはくりすだけとなってしまったらしい」

    81 = 1 :

    ダル「さて、僕そろそろ帰るお。帰ってアニメ見なきゃ」

    おかべ「もう5じちかいのか。あわただしかったからあっというまだった」

    紅莉栖「倫くん、今日はここに泊まるの?その姿じゃ家には帰れないでしょ」

    ダル「ん?今”倫くん”って言ったよね?」

    紅莉栖「あっ、しまっ・・・」

    おかべ「だからきをつけろとあれほど」


    ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

    鈴羽「わぁ!父さんから謎の黒いオーラが!」

    プシュー。

    ダル「ま、別にいいお。昔の僕とは違うのだぜ」

    82 = 1 :

    紅莉栖「岡部、今日はここに泊まるの?その姿じゃ家には帰れないでしょ」

    おかべ「きょうはさいしょからそのつもりだった」

    紅莉栖「よくここに泊まってるみたいだけど、ご両親は心配しないの?」

    おかべ「わりとほうにんしゅぎでな。いきていればいいらしい」

    ダル「それはつまり、”あら、だったらお姉さんが一緒にお泊りしてア・ゲ・ル”ってことですね」

    紅莉栖「ふぇ!? バ、バカ!橋田のHENTAI!氏ね!割とマジで氏ね!」//////

    おかべ「むすめのまえでそれはさすがにどうかと」

    鈴羽「いや、酔ったらいつもこんなんだし」

    おかべ「おまえは25ねんたってもブレないのだな」

    ダル「いやぁ~」

    おかべ「ほめてない」

    紅莉栖「私はフェイリスさん家にお世話になるの!そ、そりゃ泊まってもいいけどあqwせdrfgtyhじゅいこ」

    おかべ「おまえもあわてすぎだ」

    83 :

    これ前の続きかニヤニヤしてみてたわ支援

    84 = 1 :

    天王寺「お、出かけんのか」

    紅莉栖「あ、店じまいですか。これからご飯でも食べに行こうかと思って」

    天王寺「女の子二人にガキ一人か。変な組み合わせだな」

    おかべ「しつれいな。そうだ、もえかもいくか?」

    萌郁「あら、いいの?じゃあ行くわ」

    天王寺「ますます変な組み合わせだな。よし、綯、帰るぞ」

    「・・・あ、うん。バイバイ、オカリンお兄さん達!」///

    慌てて軽トラックの助手席に乗り込む綯。

    やがて、皆はおかべの顔をを見下ろす。

    天王寺(なんだと・・・?)
    紅莉栖(ふむん)
    鈴羽(へーぇ)
    萌郁(あらあら、うふふ)


    おかべ「ん?どうした?」


    86 = 41 :

    おっさんかもよー

    87 = 68 :

    もえいくさんが妙に社交的すぎるような

    88 = 57 :

    前作嫁

    89 = 1 :

    まゆり「トゥットゥルー♪来たよー」

    フェイリス「急に呼び出しって、二人のラブラブでも見せ付ける気かニャー?」

    紅莉栖「まゆり、お久しぶり」

    鈴羽「ちーっす」

    まゆり「わー、紅莉栖ちゃんにスズさんだー!久しぶりだねー!」

    フェイリス「肝心の凶真の姿が見えないニャ?」

    おかべ「ここだ」

    まゆり「わー!オカリンが縮んでるよー!」

    おかべ「いや、のみこみがはやすぎるだろう」

    まゆり「だって、昔のオカリンそのままだよー。懐かしいなー♪」

    おかべ「まずはげんいんをきくのがさきではないか?」

    鈴羽「どもども、原因の三つ編みスパッツでーす」

    90 :

    支援せざるをえない

    92 = 1 :

    おかべ「つまり、かくかくしかじかというわけだ」

    フェイリス「便利な日本語ニャ」

    まゆり「紅莉栖ちゃん、このオカリン見た時どうだったー?」

    紅莉栖「えっ?ま、まあ、キュートなんじゃないかしら」

    おかべ「んんー?さっきまでとははんのうがちがうな。さっきまではあれだけかわいいかわいいと」

    紅莉栖「ちょ、おま、言わないでよ!」

    まゆり「確かにこの頃のオカリンはかわいかったよねー」

    フェイリス「このミニミニ凶真をメイクイーンに連れて行ったら、女の子達にモテモテニャ」

    おかべ「ほほう、それはつれていってほしいものだ」

    紅莉栖「だ、駄目!」

    おかべ「んー?なーぜだーぁ?」

    紅莉栖「えっと、その、別に他の女の子にモテるのが嫌だとかそういうのではなくて」

    フェイリス「冗談だニャ♪」

    まゆり「何がダメなのかなー?」

    紅莉栖(味方がいない・・・だと・・・?)

    93 = 1 :

    フェイリス「そろそろフェイリス達は帰るけど、クーニャンはどうするニャ?」

    まゆり「まゆしぃも今日はフェリスちゃんのおうちにお泊りだよー」

    紅莉栖「それじゃ、私ももう行こうかな。岡部も疲れたでしょ?」

    おかべ「ああ、とにかくふりまわされたいちにちだった」

    鈴羽「ま、そのうちいい思い出になるってことで」

    おかべ「おまえがいうな」

    フェイリス「それじゃ、クーニャンは我々が大事にお預かりしますニャー♪」

    まゆり「紅莉栖ちゃん、今日は久々にお話の日だよー?」

    紅莉栖「ですよねー」

    おかべ「みな、ごくろうだった。あしたにそなえてゆっくりやすむのだぞ」


    別れ際、フェイリスがおかべに向かって、小さくウインクをしてみせた。

    ”大丈夫、あまり遅くまでは付き合せないから”

    95 = 1 :

    鈴羽「ふあーぁ、っと。なんか飲み物もらっちゃうよ」

    おかべ「なぜおまえはまだここにいる」

    鈴羽「別にいいじゃん。することないしさ。ってドクターペッパーしかないし」

    おかべ「10じはん、まだねるにははやいか」


    ドクターペッパーをあおり、一息ついたところで鈴羽は呟く。

    鈴羽「・・・今日は、ごめんなさい」

    おかべ「どうした、きゅうに」

    鈴羽「私の好奇心でさ、おじさんをこんな姿にしちゃって、ちょっと反省中」

    おかべ「ひとのドクペをのみながらはんせいか。まあ、べつにかまわん」

    96 = 1 :

    おかべ「くりすはこのすがたをきにいっているようだし、とくにもんだいはない」

    鈴羽「やっぱり紅莉栖さん第一に考えるんだ。愛してるね」

    おかべ「・・・おれは、あいつをいっしょうまもってやらなければならない。それがつぐないだとおもっている」

    鈴羽「償い?」

    おかべ「おれなりのけじめだ。これいじょうははなすきはない」

    鈴羽「うん、二人には色々あったんだろうね。応援する」

    おかべ「いつになくまじめモードだな。いつもどおりでいいのだぞ」

    鈴羽「そう? よっ、ご両人!お幸せに!ヒューヒュー!」

    おかべ「そうだ、おまえはそれでいい。だがおまえがそれをいうとしんじつみがますな」

    鈴羽「まあ、実際未来でも幸せそうだけどね。にっひっひ」

    97 = 1 :

    おかべ「そうだ、くりすにはもうはなしたのか?」

    鈴羽「話したって、どの事?」

    おかべ「ほら、2016ねんに、おれと・・・だな」

    鈴羽「ああ、結婚?言ってないよ」

    おかべ「そうか」

    鈴羽「でも薄々感づいてそう。ちょこっとヒント与えちゃったし」

    おかべ「ヒント?」

    鈴羽「未来では普段から”倫くん”って呼んでるから気にしなくていいよ、って」

    おかべ「それ、ほぼこたえではないか」

    鈴羽「前にここに来たときもなんか言った覚えがある。何だったかな」

    おかべ「まったくおまえというやつは。まあもうそのときにプロポーズはすましてあるがな」

    鈴羽「うっそ、マジ!?」

    98 = 1 :

    まゆり「紅莉栖ちゃん、久々の日本はどう?」

    紅莉栖「やっぱり暑いわね。湿度が高い」

    フェイリス「それでも凶真に会うために来日するってことは、二人の愛は本物だニャ」

    紅莉栖「え、あ、う」///

    フェイリス「今更隠したって無意味ニャ。なんたってフェイリスは3月にクーニャンの想いを聞かされてるからニャー♪」

    紅莉栖「ちょ、それは絶対言わないで!」///

    まゆり「なになにー?」

    フェイリス「マユシィ、こればっかりは他言無用ニャ。凶真とクーニャンとフェイリスだけの秘密なのニャ」

    まゆり「そっかー、じゃあ聞かないでおくね」

    紅莉栖(セフセフ・・・!)

    まゆり「でも、きっとそれはいいことなんだろうなー♪」


    これより、紅莉栖の長い夜は幕を開ける。

    100 = 1 :

    まゆり「第2回、ラボメン全員ついに揃ったよ!ワイワイ会議ー!」

    萌郁「岡部君の姿が見えないけど?」

    まゆり「えっへへー、オカリン、どうぞー!」

    玄関の方から、少年は恥ずかしげに姿を現した。

    まゆり「なんと!オカリンが縮んでしまったのです!」

    ダル「ガイシュツ」
    紅莉栖「同じく」
    るか「うん、知ってる」
    フェイリス「昨日マユシィと一緒に会ったニャ」
    萌郁「私も店長と綯ちゃんと一緒に会ったわ」
    鈴羽「つーか、犯人は私だし」


    まゆり「あれー?」

    おかべ「えっ、しらせてないとおもっていたのか?」


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