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    元スレ美也「にぃにー! あっさだよー!」

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    301 = 233 :

    惚れてから一番積極的なのが七咲

    302 = 299 :

    クリスマス、デートしましょう←まだ恋人確定してない男と裸の付き合い


    考え方がぶっとんでますぜ、この女


    だが、それがいい

    303 = 229 :

    「な、七咲……こ、これって…?」

    七咲「──先輩、橘先輩。私は自分に正直ものです。知っていると思いますけどね」

    「えっと、うん……そうだね、そういう感じだよね…」

    七咲「ですから、何かを隠すとか、騙すとか……やっぱり苦手なんです。
       人はやっぱり正直ものでないとだめですから」

    「う、うん……で、でもこれって……あれだよね?」

    七咲「はいっ。ですから──それは、私の、先輩らか助けられた証拠。証です。
       それに私は……もう一人ではないって、別にもう認識されていない訳じゃないって……私自身の証でもあります」

    「ど、どういう意味だ……七咲、僕にはさっぱりだ…」

    七咲「ふふっ──必死に考えてみてください。そうすれば、そうするほど…」

    七咲「私は、たぶん、幸せになって行くと思いますから!」たったった…

    「あ、おい! 七咲……!!──行ってしまった……」

    「………はっくしょん!さむい!今さらだけど、やっぱり寒い……」

    304 = 229 :

    「じゅるる……さっき、七咲に…キス、されたんだよな……うん」

    「………しかも、唇に……僕のファーストキスが……七咲か…」

    「………うん、悪くないな。全然!」

    「……色々と考えなきゃいけない気がするけど。とりあえず、着替えに教室帰るか──て、あれ?」

    「ドア付近にジャージが置いてある……これって、塚原先輩の名前だ……あ、手紙もついてる…」

    『GJ 塚原より』

    「……見てたのだろうか、あの人は。全部…」

    「なんというかその…末恐ろしい人だ………でも、ジャージは借りよう」

    「…………」じっ…

    「………くんくん」

    「あ、塩素の匂いがする……」

    305 = 139 :

    グッジョブよ!橘くん!

    306 = 170 :

    サンキューツッカ

    307 = 136 :

    ヅカの匂いなんて良くないだろ!

    308 :

    >>307
    屋上

    310 :

    あれ薫の立場なくね?

    311 = 220 :

    >>309
    スト子を忘れているぞ

    313 = 229 :

    教室

    「……ただいまー」

    梅原「よーぅ大将、変に帰りが遅かった──なんでジャージなんだ、お前さんは」

    「…………いや、なんでもないよ」さっ

    梅原「──ッ! 大将、いや橘 純一! いま、いまいま何を隠したァー!」

    「え、いや…なんでもないから!何も隠してないから!」

    梅原「いーや、隠してるな! 俺の目に間違いはない……そうだな、俺にはジャージの名前を隠したように見えたぜ……!」

    「ッ……!」

    梅原「……そのジャージ、やけに…ぴっちぴちだな大将ぉー……誰に借りた?」

    「そ、それは……!!」

    梅原「あ、桜井さんだ」

    「梨穂子!? あ、えっとその……あれだ、サインちょうだい──」

    梅原「そるぅあー!!」がさ!

    「ぎゃー!嘘ついたな梅原ぁー!」

    314 :

    ふむ

    316 = 229 :

    梅原「なん──だと……こ、こりゃー大将ぉ……凄い人のものを……」

    「くっ」

    梅原「──ぱくってきたな……おい…」

    「ち、違うよ!? 梅原それは誤解だっ!」

    梅原「……お前も散々たる変態だとは…うん、思ってたけどよ。人の物を盗む奴じゃないって思ってた。
       それにしかも……塚原先輩とか……死にたいのか?」

    「ま、まってくれ……!盗む以前に、なんで僕死ぬことになってるの!?」

    梅原「すまん──……大将。俺も朝は力になることがあったら言えって言ったけどよ……こればっかりは…」

    「だから違うって!!」

    「──失礼するわね」

    「これは僕がちゃんと借りたもの──あ、塚原先輩!」

    塚原「こんにちわ。橘君」

    317 :

    ひびきちゃん…



    ひびにゃああああああああああああああああああああああん!!!

    318 = 229 :

    「え、あ、はい……こんにちわ…どうして二年の教室に?」

    塚原「ええ、それなんだけど───」

    梅原「すみませんでしたァー!!」ばっ

    塚原「えっ?」

    「な、なんだよ梅原……急にジャンプ土下座なんかして!」

    梅原「コイツは悪くないんです!ちょ、ちょっとした出来ごころとか、そんなんで!!
       決して悪気があったんじゃないって事は本当です!!」

    塚原「えっとあのー……梅原君?」

    梅原「はいっ! なんでしょう!? ほ、ほらお前も謝れって…ほら早く!!」ぐいぐいっ

    「ちょ、やめろって…!だからお前、勘違いしてるんだって!」

    塚原「なんだかよくわからないけど……本当にいつも楽しそうね、キミ達は」

    320 = 229 :

    数分後
    廊下

    梅原「ったくー……早く言えっての大将ぉ。俺はすっかりだまされちまったぜ!」

    「騙したつもりもないし、勝手に騒いでたのはお前だろ……」

    塚原「ふふっ…良い友達を持ってるわね。橘君」

    「か、勘弁してください」

    塚原「あら、いいじゃない。わたしのどっかの友人よりは──ものすごく頼りになるわよ」

    「──ああ、そうですね…」

    梅原「そんでもって塚原先輩、今日はどのようなご用件で?」

    塚原「えっと、そうね……確かに橘君に貸していたジャージの件も言いたかったんだけど…」ちら

    梅原「……。なるほど、んじゃ大将。俺はちょっとジュース買ってくるわー」

    「え? う、うん……わかった。早く戻ってこいよー」

    梅原「あいよー」

    塚原「……なに、橘君は私と二人っきりになるのは苦手?」

    「えっ!? い、いやそういうわけじゃないですけど……」

    322 = 229 :

    (さっきの七咲とのことを見られているって思うと……すっごく気まずいんだよなぁ…)

    塚原「それじゃ、さっそくだけど本題に行くわね」

    「あ、はい! なんですか話って」

    塚原「とりあえず君に──ありがとう、と言わせてほしいの」

    「え、ええ!? なんで塚原先輩が僕に感謝を…!?」

    塚原「七咲のこと。悩みを解決してくれたでしょう」

    「え、あ、ああ……はい。あれでいいのか僕もわかりませんけど…」

    塚原「うん、あれでいい。あれで七咲も──なんの迷いもなく、部活に熱が入ると思うわ」

    「そう、ですか…?」

    塚原「とにかく、これだけは言いたかったの。橘君には本当に感謝してる。
       これで気負いなく卒業できるんだもの」

    「は、はい……そこまで言っていただけると…こっちもちょっと照れますけど…」

    塚原「ふふっ。いいのよ、ちゃんと胸を張って自慢しても良いものよ?
       ──だってあなたは、未来の世界チャンピオンを覚醒させたかもしれないんだから」

    「えぇ? それは流石に言い過ぎじゃ…」

    324 = 229 :

    塚原「そうかしら?──そしたら貴方の目で、これからの七咲の活躍を見届けてあげて。
       そうすればそうするほど……あの子は本当に強くなっていくはずだから」

    「は、はぁ…わかりました」

    (えらく、七咲のこと信頼してるんだな……塚原先輩。
       でも確かに、僕が見ても七咲は早かったし。それだけの理由があるんだろうな)

    「……あ、そういえばですけど。このジャージは明日にでも返せばいいんですか?」

    塚原「ええ、何時でもいいわよ。それにもう使わないジャージだし……貴方が貰っても構わないわ」

    「ええぇええ!? ぼ、ぼぼくが塚原先輩のジャージを!?」

    (こ、これって凄くレアじゃないか……!?あの、塚原先輩を三年間包み込んでいたジャージ…)

    塚原「え、そうね。貴方の妹さんに…でもあげたら?サイズが合わないかもだけど」

    「はい!今度聞いてみます!」

    塚原「………?」

    326 = 223 :

    おいコラ橘それ寄越せ

    327 :

    わかるぞ純一、お前は正しい

    328 = 229 :

    「ルンルン……えっと、それじゃ塚原先輩はその件で?」

    塚原「そうね、七咲のお礼を直接言いたかった──と、もう一つ」

    「え、もうひとつあるんですか?」

    塚原「……。そうね、これは私からの頼みごとでもあるの」

    「頼みごと……?塚原先輩が僕に、ですか?」

    塚原「ええ、頼みごと含め──七咲の件でのお返しも、貴方に返したいと思ってるの」

    「お返しってそんなの僕は……」

    塚原「そう言うと思って、私の頼み事と混ぜたの。良い考えででしょう?」

    「え、ま、まぁ……」

    (あれ、これって上手く丸めこまれただけじゃ……?ま、いっか)

    塚原「どうかしら、頼みごと。引き受けてくれる?」

    「は、はい…!喜んで!」

    329 :

    俺も>>6が分からんのだが
    >>6は新年度の1学期の終わりってことなの?

    331 = 229 :

    運動場

    塚原「ここよ、橘君」

    「は、はぁ……ここはグラウンドですね」

    塚原「見ての通り、色々とごちゃごちゃ置いてあるでしょ?」

    「……そうですね、卒業式の準備とかで倉庫から色々出してるみたいですし…はっ!?」

    「ま、まさか……塚原先輩、僕にこの倉庫の道具の片づけをしろってことですか……!?」

    塚原「──当たりであって、外れね。惜しい所を突いてきたわ」

    「へ、違うんですか……?」

    塚原「七咲じゃないけど──橘君、今から言う言葉は私の独り言いうから。だからそれに意味は無いし、
       キミになにかを求めてるってわけじゃないの」

    「急になんですか……?」

    塚原「──この辺で、はるかが罰則を受けてるの」

    「っ……!?森島先輩、が……?」

    塚原「だからこれは独り言。そして、今は、はるかは遅刻したことによって一人で片づけ中。
       周りには誰もいないし、校舎からは──特に一年の教室からは、この場所は死角になってる」

    塚原「私はこれから部活の活動で忙しい。だけど困ってるはるかは助けたい、でも時間が無い。
       ──あーしまったーこんな独り言を……とっても頼りがいのある下級生にきかれてしまったわー」

    332 :

    >>329
    年度の終わりなら修了式だな

    333 = 229 :

    運動場

    塚原「ここよ、橘君」

    「は、はぁ……ここはグラウンドですね」

    塚原「見ての通り、色々とごちゃごちゃ置いてあるでしょ?」

    「……そうですね、卒業式の準備とかで倉庫から色々出してるみたいですし…はっ!?」

    「ま、まさか……塚原先輩、僕にこの倉庫の道具の片づけをしろってことですか……!?」

    塚原「──当たりであって、外れね。惜しい所を突いてきたわ」

    「へ、違うんですか……?」

    塚原「七咲じゃないけど──橘君、今から私の独り言いうから。だからそれに意味は無いし、
       キミになにかを求めてるってわけじゃないの」

    「急になんですか……?」

    塚原「──この辺で、はるかが罰則を受けてるの」

    「っ……!?森島先輩、が……?」

    塚原「だからこれは独り言。そして、今は、はるかは遅刻したことによって一人で片づけ中。
       周りには誰もいないし、校舎からは──特に一年の教室からは、この場所は死角になってる」

    塚原「私はこれから部活の活動で忙しい。だけど困ってるはるかは助けたい、でも時間が無い。
       ──あーしまったーこんな独り言を……とっても頼りがいのある下級生にきかれてしまったわー」

    334 = 223 :

    ひびきちゃんマジラブリーのお母さん!

    335 :

    罰則だと?

    336 :

    塚原「はい、おしまい」

    「……塚原、先輩…それはどういう…」

    塚原「うん? どうかしたかしら橘君?」

    「…………」

    塚原「だから言ったじゃない──これは、ただの独り言。何の意味は無し」

    「そんなこと、言われて……僕が気にしないわけないじゃないですか…」

    塚原「──ふふ、そうなの? 私にはわからないけど……」

    塚原「困ってるはるかを、君は放っておけるの?」

    「………………」

    塚原「──どうして、と思ってるみたいね。なんで自分がって。
       あの一年の子じゃなくて、なんで自分を呼んだんだろうって」

    塚原「──これも独り言。だから貴方は気にしなくていいから、
       黙って聞いててくれても良いわ」

    塚原「──あの子は、本当に不器用なの。なにも一人じゃできないくせに、
       何だって一人で済ませようとする癖がある。困ったものね」

    337 = 336 :

    塚原「だけど、そんな癖があるくせに……いざ人に頼るとなると、そのセンスはピカイチ。
       どんな相手だって、仲良くなって。親しくなって、友達になる」

    塚原「不器用のクセに……わがままで。なにも一人じゃできないのに……人に好かれる。
       そんな所を知っててもなお……私はあの子と親友であり続ける」

    塚原「なんでそうなのか──私にもよくわかってないけど。でも、それでも私はあの子が好きなのよ」

    塚原「だからこそ、私はあの子の───悲しい顔を、泣きそうな顔を、見たくない」

    「…………」

    塚原「橘君、無理にとまでは言わないわ。でも、これは私の願い事でもあるの。
       卒業するまでに、私はどうにかあの子に笑顔を取り戻したい」

    「……でも、僕は森島先輩が笑ってる所を見ましたよ…」

    塚原「本当に?それは、確かにはるかの笑顔だった?」

    「え……?」

    塚原「貴方はそのはるかの笑顔が──何時も通りの表情だと思ったの?
       私は、そうは思わない。だって、ここ最近、ずっとそうだもの」

    「それは……僕には、わからないですよ──」

    338 = 254 :

    テキタイコースかよ

    339 = 188 :

    響せんぱああああああああいいいいいいいいいいいいい

    340 = 329 :

    新年度がとっくに始まってて終業式ってことは夏休み直前だよな
    なのに朝から寒いって意味分からないんだけど
    何がどうなってるんだってばよ!!!

    341 = 336 :

    塚原「え……?」

    「──だって、僕は……最近なんてことは全部、もう…」

    (僕には……わからない。だって記憶が無いんだから…
       幾らその時に、森島先輩が……笑っていたとしても)

    (今の僕には……僕という自分は、なにもしらないんだから──)




    (僕だって──あんなに笑った先輩の顔、見たことなかったな……)

    「っ……!?」

    「あんなに、笑った先輩の顔……?」

    (待て、確かに僕は……先輩の笑顔の不具合を知らない。記憶が無い。
       でも、それでも……あの眩しかったころの先輩の──笑顔を)

    「綺麗な、輝かしい笑顔を──ちゃんと覚えてるんだ」

    塚原「た、橘くん…?大丈夫?」

    「──塚原先輩、僕は……」

    343 = 336 :


    倉庫内

    森島「うんしょ、うんしょ……ふぅ~、意外ときっついものね~」がたん

    森島「………」

    森島「──う~ん、ぱっ!!」ちらり

    森島「うーん、だめね……こうやって目を閉じて、ぱって開けたら妖精さんがぱぱっと
       片づけてくれやしないかって思ったけど」

    森島「そんなに甘くないか~…はぁーあ、響ちゃん遅いなー。ちゃんと手伝いに来てくれるって
       いってくれたのにぃ~」

    森島「……ふぅ」

    森島「………なんだろうなぁ。こうやって一人で倉庫とか、いると──」

    森島「………………」

    森島「……ううん、ダメダメ! しゃきっとしなきゃ!」ぱんぱん!

    森島「まだまだ先は長そうだし! 頑張って行かなくちゃ──」がさがさ

    ぐらぐら……

    森島「ふぇ…? あ、なんか倒れそ───」

    344 = 223 :

    ひびきちゃん

    347 = 336 :

    がらり!!

    「せんぱいっ!!」

    森島「え、誰──……きゃっ!?」

    がらがらがっしゃーん

    「──いつつ……」

    森島「けほ、けほっ……なにもーう──急に抱きついてきて、あぶないじゃないっ」

    「い、いや…先輩。もうちょっと周りを見てくださいよ…」

    森島「え?……わぁーお。これは掃除が大変そうね」

    「……本当に、先輩らしいですね。なんていうかその、能天気というか」

    森島「むむむ。そんな失礼なことを言うキミは誰か……な…」

    「……。どうも、昨日ぶりですね先輩」

    森島「──橘くん……?」

    「はい、こんにちわ森島先輩。怪我は無いですか?」

    森島「え、ええ……怪我はないわ!」がばっ

    「あ、待ってください!……先輩の髪の毛が、ネットに引っ掛かって……」

    348 :

    はるか!膣内(なか)で出すぞ!

    349 = 223 :

    >>348
    死ね
    マジで死ね

    350 = 336 :

    森島「え、う、うん……」

    「いま、僕がほどきますから……ちょっと待っててくださいね」

    森島「あ、ありがとう……」

    「えっと…こうやって、そうやって……」

    森島「……………」

    「──よし、取れた。これで良いですよ、先輩」

    森島「──え?あ、う、うん……ありがと。橘くん……」

    「いえいえ……これぐらい、なんてことないですよ」

    森島「…………」

    「…………あの、先輩」

    森島「ひゃい!? なに、橘くん!?」

    「えっと、その僕的には良いんですけど……そろそろ僕のお腹の上から退いてもらえると…はい」

    森島「え、あ、ごめんなさい……!!わ、わたしったら……重かった?」

    「い、いいえ!まったくもって全然!」


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