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    元スレ上条「五和と入れ替わった」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 神スレ + - TSF + - とある + - 上条 + - 五和 + - 入れ替わり + - 吹寄 + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    202 = 94 :

    上条「色々あったけど、何とか無事に登校できたな」

    「無事、とは言えないような気もしますけど……」

    上条「さーて、まずは教室に行くとしますか」

    「そうですね。それでは  「あー! まーた上条ちゃんはそうやって女の子にちょっかい出しやがってるんですかー!?」

    「(近くから声が……どこ?)」

    上条「(五和、下だ、下)」

    「下? ……ええっ!?」

    小萌「上条ちゃん、先生は悲しいのですよー……そうやってまたすぐに女の子に手を出して……」

    「(せ、先生……? まさか……この人は)」

    上条「(信じられないかもしんねーけど、そんなちびっこくても教師の小萌先生だ)」

    204 = 94 :

    小萌「しかもその子は急遽決まった特別留学生、いわばお客様なのですよー!」

    上条(土御門のヤツ、ちゃんとやってくれたみてーだな)

    「す、すいません……そんなつもりは……無いよ?」

    上条「(だからそんな喋り方じゃねーって……無理しなくても良いけどさ)」

    「(ごめんなさい……)」

    小萌「うう……しかももう内緒話まで出来る間柄なんて。先生は、先生はー!」

    上条「えっと、先生、ですよね? 今回はよろしくお願いします」

    小萌「あっ、今回はよろしくなのですよー。えーっと……五和ちゃん、で間違いないですかー?」

    上条「はい、それでは早速案内をお願いしたいのですけれど」

    小萌「分かりました、でも困ったのですよー。先生は今から職員会議で……仕方ないですー、上条ちゃん?」

    「は、はい」

    小萌「五和ちゃんの事をよろしくお願いするですー。くれぐれも、手を出しては駄目なのですよー? では」ダッ

    205 = 94 :

    「えっと、あの方は本当に先生なのでしょうか……?」

    上条「五和、科学でも魔術でも理解不能な事はあるんだ」

    「なるほど……ともかく、これで何とかなりそうですね」

    上条「あぁ、授業が始まっちまえばもう大丈夫なんだけど……はぁ」

    「どうしたんですか? 何か問題が?」

    上条「いや、俺のクラスの事だからきっと――」

    206 :

    前にもほとんど同じスレタイのSSあっただろ

    207 = 94 :

    上条のクラス

    小萌「――という訳で、少しの間だけみんなの仲間になる」

    上条「えっと、五和です。よろしくお願いします」

    「「「「いよっしゃああああああああああ!!!」」」」

    (な、何ですかこの熱気は!?)

    「ショートカット最高!」 「普通に可愛いぞ!?」 「潤いがやってきたー!」

    小萌「こらー! あまりうるさくしてはいけないのですよー!」

    青ピ「そうは言うても、これは仕方ないやろー! いやっほおお!!」

    「上条には絶対近づけるなよ!」 「それだけは避けたいが……なにっ!?」 「上条の横の席が何故か空いてるー!?」

    (えっ? どういう事……?)

    208 = 63 :

    すげぇまだ書いてたのか支援

    209 = 94 :

    小萌「むむむ、先生としても不本意ではありますが……上条ちゃんの横しか空いてなさそうですねー」

    青ピ「はい! ボクの横! ボクの横空いてますよー!」

    土御門「いや、段ボール箱にしか見えねーぜよ。そんなの使わせる気か?」

    青ピ「つっちー、勘違いせんといてや。この段ボール箱はボクが使うんやで! そしてボクのイスと机を!」

    小萌「そうやって無理やり席を作っても駄目なものは駄目ですー」

    上条「えーっと、結局私はどこに……」

    小萌「あのツンツン頭の皮を被った上条ちゃんという子の隣へどうぞなのですよー」

    上条(ひでえ言い方しやがる……まぁ、今の所は大丈夫そうだな)

    「あっ……」

    上条「よろしくお願いします、上条さん」

    「は、はい!」

    土御門(……これはまだまだ遊べそうだにゃー)

    212 = 94 :

    (授業が始まる前のちょっとした休み時間みたいですけど……)

    「どこから来たの?」 「趣味は?」 「納豆にはネギ入れるタイプ?」

    上条「あー、はい。そんな感じです(うっぜえ……飢えてるからってがっつき過ぎだろ)」

    (私の姿をした上条さんが質問攻めに……何だか変な感じというか)

    ??「なに、上条当麻。貴様はまた性懲りもなく手を出そうとか考えている訳?」

    (だ、誰……?)

    土御門「吹寄、そんな言い方しなくても良いんじゃないかにゃー?」

    (吹寄さん、か……土御門さん、ありがとうございます)

    吹寄「別にあたしは怒っている訳じゃないわよ。ただ、その目が何か企んでそうで不愉快ってだけよ」

    土御門「(コイツは吹寄だ、カミやんの事を良く思ってないように見えるが……実は意外とそうでもない)」ボソボソ

    「(は、はぁ……なるほど)」

    214 :

    追いついたー支援

    215 = 94 :

    「えっと、やましい事は考えてないぜ?」

    吹寄「本当かしら? 貴様はそうやっていつもすぐに……」

    「だ、大丈夫だぜ? 俺はそんな事はしないぜ?」

    土御門(ぶっ……五和、それがカミやんのつもりなのか? ……くくっ)

    吹寄「そう、言葉だけではないと良いけど」

    ??「いや。まだ油断は出来ない」

    (こ、今度は誰……?)

    土御門「姫神か、気になりますかにゃー?」

    姫神「なかなか可愛い子だから。それは否定できないかも」

    (綺麗な人……もしかして、この人も上条さんを……)

    土御門(ライバル達と出会っていく五和……いやぁ、退屈しないぜい)

    216 :

    この土御門楽しみ過ぎwww

    217 = 38 :

    218 = 94 :

    上条(はー……やっと授業開始だな。一時間目は、国語か)

    (そういえば、授業なんて最後に受けたのは……これはこれで良いかもしれない)

    上条(五和は今の所は上手くやってくれてるみたいだな。でも、不安が消えた訳じゃないし……)

    (あっ、上条さんがこっちを見てる……顔は私の顔だけど)

    上条(何か良い方法は……そうだ!)

    (上条さんの顔に脳内変換……脳内変換……)

    上条(これなら……よし、五和)トントン

    (上条さんから……小さい紙? 何だろう……)ゴソゴソ

    上条『こうやって紙に書けば、授業中に困った時でも何とかなるよな?』

    (か、上条さん……私の事をそこまで……)

    上条(……頼むぞ五和、俺の留年回避のために……!)

    220 = 191 :

    頑張れ!!!!

    頑張れ!!!!!!!!

    221 = 198 :

    もう8時間くらい書いてるな

    222 = 94 :

    (私からも返事を……よし、書けた)トントン

    上条(ん? 五和から返事か……なになに?)ゴソゴソ

    『上条さん、お気遣いありがとうございます。なんだか私、楽しくなってきました!』

    上条(ははーそれは良かったなー。……楽しんでる場合じゃねーけど)

    「…………」チラッ

    上条(あれ? 五和がこっちを向いてる……何だろう)

    「…………」トントン

    上条(……返事を寄越せ、って事なのか? ……いや、困った時だけで良いのに)

    「…………」トントン トントン

    上条(めっちゃ催促してやがる……仕方ねーな、……うし、できた)トントン

    (来た来た……えーっと)ゴソゴソ
    上条『今日の夜ご飯は天ぷらが食べたい』

    (か、上条さん……他に書く事があると思うんですけど)

    223 :


    五飛「俺はナタクに乗る資格がない」

    224 = 38 :

    五和←なぜか変換できる

    225 = 94 :

    上条(ふわぁ……寝不足だな、やっぱり……)

    (あっ、上条さん……何だか眠そう)

    上条(い、いかん……俺は今五和なんだ、ここで寝たら五和が居眠りしたって事に……)

    (このままだと寝ちゃいそうですね……そうだ)

    上条(だ、駄目だ……もう、限か……)コツッ

    上条(んんっ!? 危ねー……寝ちまうとこだった……あれ? 何だこの紙……)

    「…………」チラッ

    上条(五和か……サンキュー、ん? 中にも何か書いてあるな……)

    『上条さん、寝ちゃダメですよ?』

    上条(……入れ替わってるのが惜しいッ!)

    土御門(近くで青春されると物凄くうざいにゃー……)

    226 = 38 :

    228 = 94 :

    土御門(なんかムカついてきたぜよ……ちょっとイタズラしてみるか)

    土御門「先生ー、カミやんが転校生の女の子と授業そっちのけでよろしくやってまーす」

    上条(つ、土御門!?)

    (土御門さん!?)

    土御門(何事も刺激が大切なんだぜい)

    (そんな……注目を浴びる訳には……)

    「上条、この文を現代語訳してみろ」

    (げ、現代語訳……? って、ああ、これ位なら……)

    「しようかしら、しないでおこうかしらと思っている事は、たいていしない方がいいのである」

    クラス全員「……えっ?」

    (あ、あれ? 間違ってないはずなのに……)

    230 = 94 :

    吹寄「上条当麻が……」

    青ピ「問題に……」

    姫神「答えた……? しかも。正解……?」

    (え? こ、この雰囲気はいったい……?)

    生徒「上条が……上条が……」

    (え? ええ?)

    青ピ「カミやんが壊れたー!!」

    「こ、壊れた?」

    上条(……すまん、五和)

    土御門(あらら……まぁ、仕方ないか)

    231 :

    上条さん・・・

    233 = 94 :

    吹寄「ど、どうしたの上条当麻!? 貴様が問題に答えるなんて!?」

    姫神「また。何か不幸な目にでも遭ったの?」

    青ピ「カミやん……頭でもぶつけたんか!?」

    「い、いや……ぶつけてないぜ?」

    吹寄「外傷ではないと言う事は……もっと深刻な事態!?」

    姫神「命の危機。かもしれない……」

    「だから、別に無理してる訳じゃないですぜ?」

    先生「誰か上条を保健室に連れて行け! 場合によっては救急車!」

    (ただ問題に答えただけなのに……ん? 上条さんから、メモ?)

    上条「…………」チラッ

    (中には……えっと、……?)

    上条『五和、不出来な上条さんを許してください。保健室に行ってくれ』

    「……?」

    235 = 94 :

    土御門「先生、オレがカミやんを保健室に運んでも良いですかにゃー?」

    先生「頼んだぞ、土御門」

    青ピ「つっちー、急ぐんや! ……手遅れになる前に!」

    (これは……どういう事なのか……)

    土御門「(五和、事情は保健室で話す。今は黙って付いてくるんだ)」

    「(わ、分かりました……)」

    「えっと……休んできますぜ?」ガラッ

    青ピ「カミやん……大丈夫やろか」

    姫神「もう。だめかもわからんね」

    吹寄「手遅れでしょうね……」

    上条(……真面目に勉強しねーとな)

    237 = 94 :

    保健室

    「土御門さん、さっきのはいったいどういう事ですか?」

    土御門「あぁ……五和は今カミやんのフリをしている、そして他のヤツからは五和はカミやんに見える訳だ」

    「そうですね。……もしかして、ばれてしまいましたか?」

    土御門「いや、そこまでじゃないな。ただ、五和はやってはいけない事をやっちまったんだ」

    「やっては……いけない事?」

    土御門「そう、上条当麻を演じるにあたって一つ把握しておかなければいけない事実がある」

    「事実、ですか……」

    土御門「そしてその事実に反する事を五和はしてしまった。……問題に正解する、という行為をな」

    「そ、そんなにまずい事だったんですか……でも、何がいけなかったんですか!?」

    土御門「つまりだな、上条当麻は――」

    「…………」ゴクリ

    土御門「――勉強がさっぱり出来ないんだにゃー」

    「……へ?」

    238 :

    ・・・ふぅ

    239 = 94 :

    土御門「カミやんっつったら、クラスでも有数のお馬鹿さんなんだぜい?」

    「えっ? そうなんですか?」

    土御門「あぁ、クラスで一人だけ補習なんて事もある位だからにゃー」

    「は、はぁ……」

    土御門「カミやんの体質というか特質のせいで仕方ねー場面もあるけど、普通の勉強も怪しいんだ」

    「だから私が答えた時、みなさん驚いたんですね……」

    土御門「もしオレが入れ替わってた事を知らなかったら、多分同じ反応をしてたぜよ」

    「……上条さん」

    241 = 231 :

    >>238
    いったいどこで

    243 = 94 :

    土御門「いや、でもこれはラッキーかもしれないぜよ」

    「ら、ラッキーですか?」

    土御門「これで五和は授業を受ける必要がなくなった、余計な心配が一つ減ったって事だにゃー」

    「そう言われてみれば、確かに……」

    土御門「これでカミやんの方にも適当な理由を付ければ、カミやん出席○、かつ帰宅って事も可能ぜよ」

    「そうですね……では、お願いできますか?」

    土御門「おうよ、ちょっと待っててくれい」ダッ

    245 = 94 :

    (そっか、もう授業を受ける必要は無い、か……)

       (少し楽しかったけど、仕方ない。上条さんに迷惑をかける訳にはいかないし……)

       (でも、あの人と一緒に学校に通えたら……楽しいだろうなぁ……)

       (きっと楽しいに、決まって……)

       (る……zzz)


    上条「失礼しまーす」ガラッ

       (先生は……いないか。ここに五和が居るって……ん?)

    「……すー」

    上条(眠っちまったのか……無理も無いよな)

       (ぐっすり眠ってるな……寝顔は、俺の顔だけど……)
     
       (……何度目か分かんねーけど、これで入れ替わってさえいなければ……はぁ)

    246 = 94 :

    (んん……あれ? 私、いつの間に眠ってたんだろう……)

       (毛布……? 誰がかけて……あっ)

    上条「……すー」

    (上条さん……ふふ、ありがとうございます)

    上条「んー……まずは、そのふざけたげんそーを……んん」

    (寝言……? 上条さんったら……)

    上条「んー……まかせろー……」

    (どんな夢、見てるんだろう……)

    上条「……い、」

    「い……?」

    上条「い、……いつわー……すー」

    「あっ……今、私の名前を」

    247 :

    >>244
    なにこいつ

    248 = 94 :

    (い、今私の名前を!? という事は……上条さんが見ている夢は)

    上条「い……い、いつわー……むにゃ」

    (上条さん……夢の中でも私の事を……もう一回呼んでくれないかな)

    上条「んー……い、い、……」

    「…………い?」

    上条「いんでっくすー……そのもちは……えだぞー……んん」

    「…………はぁ」

    249 = 94 :

    (そうですよね……上条さんの周りにはたくさんの女の人が……)

    上条「んー……い、い……」

    (い……いつわ、ですよ! 上条さん!)

    上条「い、い……いの……」

    「……いの?」

    上条「いのけんてぃうすー……」

    「ええー……」

    上条「お、……お、……」

    「お……?」

    上条「おるそらー……ありがとー……んん」

    「…………」ムッ

    250 = 191 :

    頑張れ!!!!


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