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    元スレ妹「私の身も心も、あなたに捧げます」

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    51 = 1 :

    後輩(女)「あはは、先輩が私の前にいるから無理です!」

    短いスカートを風に漂わせながら、俺を追いかけてくる。

    「ぱ、パンツ見えるぞ!」

    後輩「周りに誰もいません。先輩に見られるなら私は嬉しいです」

    突拍子もないことを言って、俺にすこしずつ追いついた。

    「くそ……」

    はやい。俺もそこそこ速い方なのに、追いつかれるとは――。

    後輩「捕まえたっ」

    「うおわっ!?」

    53 = 1 :

    全体重を俺にかけて、背中にのっかかってきた。

    「ちょ、待てっ……」

    抱えようと思うが、姿勢が保てない。

    後輩「あんっ、お尻触らないでくださいよぉ」

    触るなって言ってるのになんで喜んでんだよ、こいつ。

    「重い、どけ!」

    54 = 1 :

    後輩「なら、お尻から手をどかしてほしいですねー」

    「そうしたら余計に重くなるだろうが」

    後輩「私、力もそこそこあるのでちゃんとつかまっときますよ?」

    顔を近づけて、耳元に息がかかる。

    それに伴って胸の感触がする。

    妹では感じない感触ではあった。

    いや、そんなこと言ったら妹が悲しむから、やめておこう。

    55 = 1 :

    「お前のことを心配してるんじゃない、とりあえずはなれろ」

    後輩「ちぇ、つめたーい」

    改めて、紹介する。高校の後輩だ。

    好きな言葉は「セックスアピール」らしい。

    後輩「私のせめてものセックスアピールなのにー」

    早速言いやがった。

    「高校生がセックスセックス言うな」

    ……俺が言えることじゃないけど。

    57 = 1 :

    後輩「でも、先輩ってエッチなにおいがするんですもん」

    心中ではわりとドキっとしているが、そんな雰囲気は見せない。

    「偏見だ。エッチなにおいってどんなんだよ」

    後輩「うーん、フェロモン?」

    「くだらねー」

    後輩「くだらなくないですよ! 私って、感じるんですよ」

    信用してください、とでかい胸を叩いて背中をそらした。

    どうやって信用しろと言うんだ。

    58 = 1 :

    後輩「それにしても」

    「あん?」

    後輩はいきなり自分の胸を揉んでいる。

    制服越しなのに、柔らかくめりこんでいるのがわかる。

    「……なにやってんだ?」

    後輩「むう、先輩はおっぱいじゃ釣れないんですか?」

    「つ、釣れるか」

    59 = 1 :

    後輩「あれ、今どもりませんでした?」

    胸を寄せて、俺の方に近づける。

    「やめろアホ」

    後輩「アホじゃないですよ、わりと頭は良いです」

    そういうアホじゃない。

    「つまんねーことしてないで、さっさと歩けよ、遅いぞ」

    後輩「はーい」

    今日はいつもより冷たい、と後輩はアヒル口になった。

    60 = 1 :

    後輩は素直で良い奴だが。

    傍から見るとただの変態にしか見えないのが欠点だった。

    後輩「いつになったらエッチしてくれるんですか?」

    「俺以外のやつで探せよ」

    後輩「嫌です。他の人ってウブですもん」

    「いたらそいつとやるのかよ?」

    とんだビッチだった。

    後輩「しませんよー、今のところ先輩以外見えてないんですから」

    一途でも、こういう間違った一途は困る。

    61 = 1 :

    「そうかいそうかい、だったらもっと頑張るんだな」

    後輩「応援ですか!? 応援ですよね!?」

    「してない!」

    後輩「ちぇ、残念です」

    「……お前はもっと普通な話できないのか?」

    後輩「私はいわば、人間の皮を被ったエロスと言ってもよいでしょう」

    「なんだ、それ」

    後輩「だから、先輩の下半身のことばっかり考えてたりします」

    だからずっと視線が下にいってたのか。

    ……頼むからまともな話をしてくれ。

    62 = 1 :

    ……

    学校の入り口で、靴箱の場所が違うので、後輩とはここでおさらばである。

    後輩「校門で待ってますから、先に帰らないでくださいよ!」

    その時だけは真面目な顔をした後輩は、スカートを見せないようにしながら、足早に去っていった。

    やれやれ。どうしてあんなやつに好かれたのだろう。

    もしも、あいつが俺が本当に経験者だと感じているのなら。

    末恐ろしいやつだと思う。

    64 :

    学校というのは、教室という隔離された場所で勉強するわけだけど。

    「……はぁ」

    妹に会えないのだけが心残りだった。

    「また、妹のことか?」

    「ああ、そうだ」

    ……。

    「!」

    「驚くな、私だ」

    「んだよ……女か」

    「残念そうだな。妹だったらよかったか?」

    「……別に」

    とっさに答えちまった。

    65 = 64 :

    「うむ、シスコンというのは病気なのだろうか?」

    「誰のこと言ってんだ?」

    「お前以外にいないと思うが?」

    クラスの女子生徒の女。色々と鋭いのだが、なにを考えているのかわからない。

    まず、こんな変な口調のやつに出会ったのは初めてだった。

    「不思議だ、お前の口から発せられる『妹』という言葉には、なんだか家族的愛城でない、なにかを感じる」

    「なんだそりゃ、妄想垂れ流すなよ」

    「妄想ではない、実感の話だ」

    なおさらわからない。

    66 = 64 :

    「お前の愛情が他人でなく、妹に向いている、そう言いたいのだ」

    胸が邪魔なのか、組んだ腕は、胸の下にいった。

    「どういう意味か、さっぱりだな」

    「否定しないのだな」

    「……してもしなくても、そんなことありえねえだろ」

    「本当にか?」

    「!」

    いきなり顔が寄らせてきた。

    「今、私がキスしても、お前は照れたりしないんじゃないか?」

    だから。

    どういう意味だ。

    67 = 64 :

    「なんだ、つまんねえプロポーズか?」

    「そうだ」

    「うぇ?」

    「私はお前が好きだ」

    「おいおい、変なこと言うやつだな」

    「本当だ」

    「なんてこったい」

    俺は顔を女から逸らす。

    「……お前からは違う女のにおいがする。……しかし近しいにおいだ」

    ……こいつは犬か?

    68 = 64 :

    「これは、妹のにおいではないのか?」

    「はなれろ」

    「図星か?」

    「いいから」

    「答えろ」

    「いいかげんにしろよ!」

    俺は女の肩を持って近かった顔をどかす。

    「何故だ?」

    「周り、見てみろよ」

    教室で、こんなに顔を近くしていて。

    誰も見ていないはずがない。

    70 = 64 :

    「……あとで、ついてこい」

    そう言って、女は自分の席についた。

    「……やれやれ」

    いつもつっかかって来ると思ってたが、なるほど。

    俺が好きだったのか。

    ……モテるのか、俺。

    「大変なことになったな」

    俺は小さく、誰にも聞こえないように呟いた。

    71 = 64 :

    ……

    授業が終わって、俺は言われた通りに女の方へ行った。

    「ついてこいって、なんだ」

    もちろん、周りは俺たちに釘付けで、固まっている。

    女が俺を見る前にまわりに一喝する。

    ピクリとも動いていなかった空気がまた動き始めて、いつも通りになった。

    「来い」

    と、言いつつ俺の腕を掴んで、無理矢理連れて行こうとした。

    拒否権はないらしい。

    72 = 64 :

    ……

    行く先は、体育館倉庫。

    「お前、なんで鍵持ってんだよ」

    「私が体育委員長だから」

    「私情で使うのか?」

    こんな薄暗い所で告白の続きをするとは、なかなか陰気なやつだ。

    「入れ」

    「はいはい、手短に頼むぜ」

    73 = 64 :

    「わかった」

    「!」

    グイッと中に入れられると、壁に叩きつけられる。

    「体を許せ」

    「な、なんだ……?」

    「性交だ」

    「はっ!?」

    すかさず口を塞がれる。

    女の唇で。

    75 :

    会話がキモい

    77 = 64 :

    女は手際よく俺のベルトを外して、ズボンをずらす。

    俺はもちろん抵抗しようとしたが、無理だった。

    「抵抗したら潰す」

    どこを潰すのかわからなかったが。

    男としての本能として、俺は瞬時にわかった。

    大人しく従う他ないようだ。

    いまだにキス続いていて、苦しくなってきた。

    78 = 64 :

    >>77
    訂正。
    ×男としての本能として、俺は瞬時にわかった。
    ○男としての本能で、俺は瞬時にわかった。

    79 :

    真面目さが何とも言えない
    ……リアルタイムで書いてんのか?

    81 = 64 :

    「待っていろ、すぐにすむ」

    「なにをするつもりだ!?」

    「お前の精子をもらう」

    「……は、はあああ!?」

    驚く言葉だった。

    だからその、「だからなに?」みたいな顔はやめろ!

    「ちょ、俺の許可なくなにするつもりだよ!?」

    「体を許せと言ったはずだ」

    「言ったけども……言ったのはお前だろ」

    俺は一言も言ってないぞ。

    82 = 64 :

    「それじゃあ、私を孕ませてくれ」

    「なにをおっしゃってるのかよくわからん」

    「つまり、私の夫になって欲しい」

    「言いたいことはなんとなくわかった気がするが、だからといって強行手段過ぎるぞ!」

    確かにそうだな、女は口を緩ませて笑う。

    「だが、私はお前のことが好きだから、しているのだ」

    「俺は好きじゃねえよ」

    「大丈夫だ、快感は好きだろう?」

    グッと、下半身の中心を握られる。

    「大きい。立派なものだ」

    83 = 64 :

    「やめろ……マジで、このままじゃ」

    「肉体関係になる?」

    「違う、本当の犯罪になる」

    「お前が私を売るとは思えない」

    どこからそんな自信があるんだよ。

    現に俺はアレを握った手を抑えている。

    「はなせ」

    「嫌だ、といったら?」

    ギュッと女の手に力が入った。

    「あぐっ……や、やめろ」

    84 :

    どこでぬけばいいだぁ

    85 = 64 :

    下半身に緊張が走る。

    「やはり、オトコというのはここが弱点なのだな」

    力を強くしたり弱くしたりして、揉むようにする。

    「んっ……くっ……」

    それに反応して体が動く。

    「うむ、素敵だ」

    女は俺のを咥えこみ、素早く唾液まみれにした。

    87 :

    うむ

    88 = 64 :

    「嗅いだことのないにおいだ。思った以上に凄い」

    「っけ、そうかよ」

    「これが私の中に入るのか……人間の神秘だ」

    目をキラキラと輝かせている女は、なんだかいつもの雰囲気と違っていた。

    「女の本能と言うべきか」

    パンツをさっと脱ぎ、自分の下半身に手をやる。

    「私も、この始末だ」

    濡れた手を俺の顔の前に差し出す。

    「濡れたのか?」

    「ああ、そのようだ」

    89 = 69 :

    ふふ

    90 = 64 :

    「随分と単純だな」

    「そうだな。これを見たときにはすこし、前兆が出ていた」

    「……初めてか?」

    「そうだが、どうした?」

    「いや、なんでも」

    俺が初めてでないことはもうバレている、と思う。

    じゃなきゃこんなことはしないだろうから。

    「経験は?」

    「……何回か」

    だから、素直に答えてやった。

    91 = 84 :

    男冷静杉wwwwwwwww

    92 = 64 :

    「……やはりな」

    アホ毛のように跳ねてた髪がしょげた。気がした。

    感情にリンクしてるのか?

    「わかっていた。だが、わかっていても悲しいモノだ」

    「そうなのか?」

    「……お互い初めて同士だったら良かったのに」

    「……」

    そう思うのだろうか。

    別段問題ではないと思っていた。

    93 = 64 :

    「……頼む、女」

    「なんだ?」

    「孕むとか、変なことは考えないでくれよ」

    眉間に皺を寄せ、俺を睨んだ女は、あまり良い雰囲気ではない。

    「そうでもしなければ、お前が私のモノにならないではないか」

    「独裁者かお前は。俺はお前のものになった覚えはねえよ」

    「確かにそうだが……」

    「……」

    今だ。

    95 = 84 :

    この女キモイ

    96 = 64 :

    女の眼を手で隠し、すかさず押し倒す。

    「!」

    「悪いな、俺も簡単にこういうことしたくねえんだ」

    「な、なにをするつもりだ?」

    「鍵を渡せ、ここから出る」

    「既に部活の連中が体育館の中に入ってきている。今出ると危険だ」

    「……マジかよ」

    後先考えて中に入れて欲しかった。

    「というか、この倉庫の中に部活で使うものとかあるんじゃないか?」

    「そうだな」

    私情で使うから……ったく。

    97 = 64 :

    「しかたない」

    「?」

    女の下半身を眺めて

    「……やるか?」

    「い、いいのか?」

    ウルウルした顔は、どこか恐怖しているようにも見える。

    「別に、したくないならいいけど」

    「いや、したい。初めてはお前がいい」

    告白されちまった。

    98 :

    オナ禁8日目なのに…

    99 = 64 :

    あまり気乗りではないが。

    後々また呼び出されたりしても迷惑だし、とりあえずここできっちりとさせて置いた方がいいと思った。

    「……」

    妹にはない魅力というのはあるが。

    この大きな胸と、くびれ。

    そして大きな尻。

    成熟した高校生の肢体。

    「……大きいな」

    大きい胸は初めてだ。

    100 = 64 :

    「よく視線がこの胸に集まっているのは知っている」

    そうなのか。

    「悪いな、俺はあまり気にしたことなかった」

    「その方が嬉しい。体を見られると、本質が見えなくなる」

    「お前、いちいち理屈っぽいな」

    「理屈にもならない、屁理屈だ」

    今、言ってることが屁理屈っぽい。


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