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    元スレ妹「私のふりかけも使っていいよ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ×2+ - エヴァ + - ソードアート・オンライン + - + - 兄妹 + - 未完 + - 貧乏 + - 長編 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「ほ、ほんとに!?」

    「いいよ、今日はお兄ちゃんの誕生日だもん」

    「な、なんていい妹なんだ!ハフッ!う、うまい!」

    「うふふ、良かったね」

    「毎日ふりかけご飯ばっかりで悪いなぁ…むぐむぐ」

    「私はいいよ、貧乏でも」

    「俺の稼ぎも少ないし」

    「お父さんとお母さんの借金があるからね」

    2 :

    続け給へ

    3 :

    兄の全身を擦って採取した謎のふりかけを食べるんですね?

    4 = 1 :

    「くそぉあいつら、逃げるなら普通は家族全員で逃げるだろ」

    「お父さんとお母さんを悪く言っちゃだめだよ」

    「いやここは言ってもいいと思うが」

    「仕方ないよ…いつかきっと帰ってくるよ」

    「帰ってきたらぶん殴ってやる」

    「そんなこといわないでってば…あれ、誰かきたよ」

    「どうせ借金取りだ、放っておけ」

    「そうだね」

    「はぁ…いつまでこんな暮らしを続けるんだろ俺たち」

    5 = 1 :

    「私も15歳になったら働くからね」

    「い、いいよ…お前くらい俺が養ってやるから」

    「えへへ、ありがと」

    「俺もせめて高校さえ出てたらもっとまともな仕事につけるんだけど」

    「私は中学も途中から行ってないや…」

    「……すまねぇ」

    「?…お兄ちゃんのせいじゃないよ」

    「うんでも…すまん…俺がもっと大人だったら」

    「もー、そんなこと言っても仕方ないよ…ふりかけご飯冷めちゃうよ?」

    「…そうだな」

    6 :

    米が食べれるならいいと思います

    7 = 1 :

    「おなかいっぱい?」

    「まぁ…いっぱいではないけど満足」

    「お茶碗洗っちゃうからかして」

    「あぁ、いつも悪いな」

    「お茶碗ふたつ洗うだけだもん…大したことないよ」

    「そっか…あ、風呂はいる?」

    「うん」

    「じゃ、お湯沸かしておくからな」

    「はーい」

    8 :

    昼飯は緑のペットボトルに水を入れてお茶のふりをしてた
    晩飯は袋麺を数回に分けて食べてた
    米とか贅沢

    9 = 1 :

    「よし、ヤカンの湯は沸いたから」

    「タライも準備したよー」

    「おっけ、これに沸かしたお湯と」

    「水をまぜて…これくらいかな」

    「うん、いい湯加減だ」

    「私が先でもいいの?」

    「あぁ、お先にどうぞ」

    「えへへ、そっち向いてて」

    10 = 1 :

    「いいお湯だよー」チャポチャポ

    「そいつはよかった」

    「お兄ちゃんも一緒に入る?」

    「入りたいが物理的に無理だ」

    「一人用だもんね…このお風呂」

    「風呂って言うのもおこがましいレベルだけどな」

    「ね、背中流して欲しいな」

    「う、うん…」

    12 = 1 :

    「背中、流すぞー」

    「うん、お願いします…」

    「気をつけないと畳にこぼれちゃうな」

    「あはは、気をつけないとね」

    「お兄ちゃんにまかせろ」

    「あんまり下のほうは見ないでね」

    「うん?」

    「だ、だからあんまり下のほう見ないで。お尻見えちゃってるもん…」

    「あ、す、すまん」

    「えへへ、お兄ちゃんならいいけどね」

    13 :

    光熱費勿体ないなら素直に濡れタオルで体ふくだけでry

    14 :

    うぅ…

    16 = 1 :

    「ねえ、お兄ちゃん」

    「何だよ」

    「私、少しは女の子らしい体になった?」

    「い、いきなりどうした」

    「…おっぱいも出てきたんだよ?ほら」

    「こっちみんなって」

    「あはは、お兄ちゃんのえっちー!」

    「全く…ほら、背中はもういいだろ」

    「前も洗ってくれる?」

    「なんななな」

    「あははっウソだよー」

    17 :

    いや普通に冷えるだろこれ

    18 :

    「お兄ちゃん、僕に妹の役やらせるのやめてほしいんだけど」

    19 = 3 :

    「ねえ、お兄ちゃん」

    「何だよ」

    「私、少しは女の子らしい体になった?」

    「い、いきなりどうした」

    「…おっぱいも出てきたんだよ?ほら」

    「こっちみんなって」

    「あはは、お兄ちゃんのえっちー!」

    「全く…ほら、背中はもういいだろ」

    「前も洗ってくれる?」

    「なんななな」

    「あははっウソだよー」

    「・・・・・(こいつキモイ)」

    20 = 1 :

    「私ね、こないだ借金取りのおじさんに言われたの」

    「は?なんて?」

    「…もうちょっとしたら使えるぞって」

    「……くっ…!」

    「使えるって…そういう意味なんだよね」

    「知るかよ…」

    「私みたいな女の子は、みんなそういうことしなくちゃいけないんだって」

    「……」

    「お兄ちゃんもそうしたほうがいいと思う?」

    「ふ、ふざけるな」

    「ふりかけご飯いっぱい食べられるようになるよ?」

    「俺がそんなことさせないから」

    21 :

    ほう

    22 = 1 :

    「俺が絶対にそんなことさせない。すぐにいい生活させてやるから」

    「お兄ちゃん…ありがとう」

    「苦労かけてるけど…お兄ちゃん頑張るからな」

    「うんっ!待ってるねっ」

    「いつになるかわからないけどな…さ、流しで髪洗え」

    「はーい」ザバァ

    「お、おいっ!タオル巻け」

    「あ、忘れてた…取ってきてっ」

    「し、尻が…桃が…」

    23 :

    きするな

    24 :

    子供が親の借金払う義務は・・・悪徳なとこなら知らん振りでさせようとするか

    25 :

    こんな状況で妹に欲情とか気持ち悪すぎて引くわ

    26 = 1 :

    「はー、いいお湯だった」

    「たまには銭湯でもいきたいなぁ」

    「うん、行きたいね」

    「じゃあ、今度の給料日に一緒に行こうな」

    「わーいっ!!やったー!」

    「……う…ぐすっ…すまん…すまん…」

    「どうして泣いてるの?」

    「泣いてないよ…さ、寝るか」

    「起きてると電気がもったいないもんね」

    27 = 1 :

    「じゃあ、おやすみなさい」

    「おう、お休み」

    「なんだか最近涼しくなってきたね」

    「秋だからなぁ…」

    「……くしゅっ…!」

    「お、おい、寒いのか?」

    「へ、平気だよ…くしゅんっ!」

    「くそぉ、せめてもう一枚掛けるものがあればな」

    「大丈夫…だから…くしゅっ!」

    「こっちくるか?少しはましだと思うぞ」

    「え…?」

    「はは、嫌だよなやっぱり」

    「うぅん…嫌じゃない…お兄ちゃんと寝る」

    29 :

    あかん…早く書いて…もう出る…

    30 = 13 :

    これは兄妹じゃないよなー

    31 :

    PARADIS LOSTを思い出した

    ボディチョッパー・・・

    32 :

     

    33 = 1 :

    「あったかいよぅ…えへへ」

    「少しはましになったか?」

    「うんっ!お兄ちゃん、石鹸のいい匂いがするね」

    「あれ?俺風呂入ったっけ」

    「ちゃんと入ってたよ、くんくん」

    「うーん、全然覚えてない」

    「お兄ちゃん、背中が少し寒いよ…」

    「もっとこっちに来て」

    「ぎゅーってして、ぎゅーって」

    「こら、抱きつくな…」

    「少しならいいでしょ?えへへ…」

    34 = 1 :

    チュンチュンチュン

    「…朝かぁ…ふぁああ…」

    「すー…すー…」

    「あぁ、寒いから一緒に寝たんだっけ」

    「くー…くー…」

    「冬になる前に布団買わないとなぁ」

    「すやすや…」

    「さって、起きて仕事に行かないと」

    「あ…お兄ちゃん、おはよう…」

    「起きたのか」

    「待ってて…朝ごはん作るから」

    35 :

    しえん

    36 = 1 :

    「いただきまーす」

    「いただきまーす!」

    「けさはのりたまか、贅沢だな」

    「はい、おにぎり作ったから持って行ってね」

    「お、サンキュー」

    「ちゃんと具も入ってるからねっ」

    「な、なんて贅沢なんだ」

    「今月は少し余裕があるのー」

    37 = 1 :

    「じゃ、行ってくるからな」

    「あー!おにぎり忘れてるよっ!」

    「あ、ごめんうっかり」

    「もう…はいっ!愛妹弁当だよー」

    「ありがたくいただく」

    「えへへ、なんか私たち結婚してるみたいだねー」

    「…お前は今日も家にいるのか?」

    「あ、ごまかした」

    「そんなんじゃないけどさ」

    38 = 1 :

    「私は掃除とか、洗濯とかかなぁ」

    「こんなボロアパート掃除しても仕方ない気が」

    「そんなこと言っちゃだめだよ…ボロでも私とお兄ちゃんの家なんだから」

    「まぁなぁ…」

    「前の家はどうなったかなぁ」

    「売りに出されてたから、もう誰か住んでるだろ」

    「そう…」

    「…」

    「…」

    「じゃ、家のことは任せた…誰か来ても部屋に入れないようにな」

    「うん…いってらっしゃい」

    39 :

    米が食えるなんて贅沢だな

    40 = 1 :

    「こらーさっさと足場組めやー!」

    「は、はいーすみませんっ」

    「んだぁこの組み方はっ!崩れっちまうだろうがこのガキッ!」

    「す、すいません…急いでたもので」

    「急げばいいってもんじゃねーんだよ!」バキッ

    「ぐはっ…すいません…すいません…」

    「ったくよー…使えねーのが入ってきたもんだぜ」

    「が、頑張りますから…すいません」

    「オラァ!いいからさっさと仕事しろやっ!」ドゴッ

    「痛ッ…は、はい…すぐやりますから…」

    「お、お兄ちゃん…」

    「い、妹…なんでここに…」

    「お兄ちゃん…水筒忘れたから、現場ここだって…だから…」

    41 = 1 :

    「お、お仕事…大変そうだね…」

    「ま、まあな…」

    「水筒…あの…お茶入ってるから…」

    「あぁ、忘れてたわ」

    「ご、ごめん…ね…私…」

    「何が?」

    「お兄ちゃんが…こんなに大変だなんて…し、知らなくて…」

    「仕事なんてこんなもんだろ」

    「オラッ何ぼさっとしてやがんだ」ドゲシッ

    「いだだっ…すみません今」

    「ご、ごめんなさい…もう…行くから…」

    「あ、待って…」

    「…」

    「ありがとーって言いたかったのに…」

    43 = 1 :

    「さってと帰るか…」

    「まてや」

    「な、何でしょう」

    「これ妹ちゃんに食わせてやんなぁ」

    「お、保存が利きそうな食品がたくさん。カレーやらなんやら」

    「今日来たの、お前の例の妹だろ?」

    「そうです」

    「ちゃんと食わせてやってんのかぁ?」

    「ふりかけなら…いやなんでも」

    「もうちょっとしたら給料上げてやるからよ…頑張れや」

    「ありがとうございます」

    「ケッ…さっさと帰りやがれ」

    「さっき買ってきてくれたんですか?これ」

    「帰れって言ってんだろうがボケナスぅッ!!」

    「は、はいっ…失礼します」

    44 :

    ?鬼畜かとおもったら意外とやさしいのね

    45 = 1 :

    「よっしゃ、今日は久々にまともなものが食えそうだぞ」

    「妹も喜ぶだろうな、へっへっへ」

    「牛丼、カレー、ビーフ…缶詰か…ふへへ」じゅる

    「っと、アパートに着いたぞー」

    「ただいまー!」

    「あ、お、お兄ちゃん…」

    おじさん「どうもお邪魔しております」

    「だ、誰!?」

    46 :

    嫌な予感

    48 = 1 :

    「て、てめぇもしかして例の借金取りだなっ」

    「はて何のことやら…」

    「お、お兄ちゃん落ち着いて」

    「さっさと出て行かないと警察よぶぞこら」

    「これは面妖な」

    「黙れこの闇金め…」

    「お、お兄ちゃん違うの…待ってってば」

    「誰も部屋に入れるなっていってただろうが…まったくお前は」

    「待ってよー!話をちゃんと聞いて」


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