私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレキョン「化け物……俺はお前のことをそう呼んだな」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
佐々木(異)「キョン?」
キョン(異)「そんな凄まじい能力、佐々木に持たせてたまるか」
キョン(異)「自覚したままそんな能力を持ったら、絶対に狂う。俺はこれ以上佐々木を苦しめたくない」
佐々木(異)「キョン……」
古泉「ふむ、そうですか。では、僕からお二人に提案があるのですが」
キョン(異)「提案?」
古泉「もし帰還を諦めてこの世界に定住するのなら、機関が全面的にサポートさせていただきます」
キョン(異)「機関が?」
古泉「ええ。無論、同一人物が同じ場所で暮らすわけにはいきませんから、どこか遠くへ移住していただくことになります」
古泉「名前も変えていただきますし、学校も変わっていただきます」
キョン(異)「ふむ……」
古泉「ただし、住居や新しい戸籍等は機関が用意しますし、学費や生活費その他諸々の費用も機関が負担します」
古泉「身の回りの安全についても機関が保障します。どうでしょうか?」
キョン(異)「そんな凄まじい能力、佐々木に持たせてたまるか」
キョン(異)「自覚したままそんな能力を持ったら、絶対に狂う。俺はこれ以上佐々木を苦しめたくない」
佐々木(異)「キョン……」
古泉「ふむ、そうですか。では、僕からお二人に提案があるのですが」
キョン(異)「提案?」
古泉「もし帰還を諦めてこの世界に定住するのなら、機関が全面的にサポートさせていただきます」
キョン(異)「機関が?」
古泉「ええ。無論、同一人物が同じ場所で暮らすわけにはいきませんから、どこか遠くへ移住していただくことになります」
古泉「名前も変えていただきますし、学校も変わっていただきます」
キョン(異)「ふむ……」
古泉「ただし、住居や新しい戸籍等は機関が用意しますし、学費や生活費その他諸々の費用も機関が負担します」
古泉「身の回りの安全についても機関が保障します。どうでしょうか?」
キョン「随分と太っ腹だな」
古泉「世界を消してしまったのですから、これくらいはさせていただかないと」
キョン「そうか……」
キョン(異)「定住、か……」
古泉「あくまでもこれは選択肢の1つです。ですが、悪い話ではないかと」
キョン(異)「……そうだな、確かにそれがもっとも賢い選択だろうな」
キョン(異)「何も危険なことをしなくてもいい。リスクが一切ない。魅力的だ」
キョン(異)「佐々木のことを考えたら、それが1番いいのかも……」
佐々木(異)「待ったキョン。僕は嫌だよ。絶対に帰りたい」
キョン(異)「……佐々木?」
佐々木(異)「消えた世界を復活させて帰還する。不可能かもしれない。でも可能性はゼロじゃない」
佐々木(異)「まだ可能性があるのに諦めるなんてこと、僕にはできないよ」
キョン(異)「佐々木…………そうか、そうだよな」
キョン(異)「すまん佐々木。俺はお前をダシにして楽な道に逃げようとしていた」
キョン(異)「俺だって会いたい友達や家族がいる。このまま永遠にお別れなんて御免だ!」
古泉「世界を消してしまったのですから、これくらいはさせていただかないと」
キョン「そうか……」
キョン(異)「定住、か……」
古泉「あくまでもこれは選択肢の1つです。ですが、悪い話ではないかと」
キョン(異)「……そうだな、確かにそれがもっとも賢い選択だろうな」
キョン(異)「何も危険なことをしなくてもいい。リスクが一切ない。魅力的だ」
キョン(異)「佐々木のことを考えたら、それが1番いいのかも……」
佐々木(異)「待ったキョン。僕は嫌だよ。絶対に帰りたい」
キョン(異)「……佐々木?」
佐々木(異)「消えた世界を復活させて帰還する。不可能かもしれない。でも可能性はゼロじゃない」
佐々木(異)「まだ可能性があるのに諦めるなんてこと、僕にはできないよ」
キョン(異)「佐々木…………そうか、そうだよな」
キョン(異)「すまん佐々木。俺はお前をダシにして楽な道に逃げようとしていた」
キョン(異)「俺だって会いたい友達や家族がいる。このまま永遠にお別れなんて御免だ!」
古泉「……そうですか。分かりました」
キョン「あくまで帰還を望むか。具体的にはどうする? ハルヒの能力はもう狙わないんだろ?」
キョン(異)「ああ。あんな強大すぎる力は御免だ」
キョン「じゃあどうする? 言っておくが、長門にも世界を復活させることは無理だそうだ」
キョン(異)「う……」
キョン「他の勢力もお前たちに協力することはないぞ。あいつらの目的はあくまでハルヒだからな」
佐々木(異)「……」
キョン(異)「……くそ、何かあるはずだ……何か方法が……諦めてたまるかよ」
シーン・・・
キョン「…………はぁ。仕方ないか…………俺から提案がある」
キョン(異)「……何?」
みくる「キョンくん、何か思いついたんですか?」
キョン「今思いついたんじゃなくて、ずっと考えていたんですけどね」
キョン(異)「それで、どんな提案だ?」
キョン「あくまで帰還を望むか。具体的にはどうする? ハルヒの能力はもう狙わないんだろ?」
キョン(異)「ああ。あんな強大すぎる力は御免だ」
キョン「じゃあどうする? 言っておくが、長門にも世界を復活させることは無理だそうだ」
キョン(異)「う……」
キョン「他の勢力もお前たちに協力することはないぞ。あいつらの目的はあくまでハルヒだからな」
佐々木(異)「……」
キョン(異)「……くそ、何かあるはずだ……何か方法が……諦めてたまるかよ」
シーン・・・
キョン「…………はぁ。仕方ないか…………俺から提案がある」
キョン(異)「……何?」
みくる「キョンくん、何か思いついたんですか?」
キョン「今思いついたんじゃなくて、ずっと考えていたんですけどね」
キョン(異)「それで、どんな提案だ?」
キョン「……ハルヒの能力を使うんだよ」
キョン(異)「はぁ? お前何言ってるんだよ!」
キョン(異)「涼宮の能力を佐々木には移さないって、さっき言っただろう!」
キョン「違う違う。佐々木に移して使わせるんじゃない。ハルヒ本人に世界を復元してもらうんだよ」
キョン(異)「涼宮に復元してもらう……?」
みくる「あの、キョンくん。それは無理ですよ」
みくる「確かに涼宮さんには世界を丸ごと創るだけの力があります。でもそれは、あくまで自分の願望に則った世界を創るだけ」
みくる「こちらのキョンくんや佐々木さんのいた世界を、ピンポイントで創るのは不可能です」
みくる「涼宮さんには、消えてしまった世界の記憶も知識もないんですから……」
キョン「……確かにそうです。ですが……長門」
キョン「お前、消した世界のデータはまだ残っているって言ってたよな?」
長門「……そう」
みくる「あ……」
キョン(異)「長門は俺たちの世界のデータを持っている? つまり……」
キョン(異)「はぁ? お前何言ってるんだよ!」
キョン(異)「涼宮の能力を佐々木には移さないって、さっき言っただろう!」
キョン「違う違う。佐々木に移して使わせるんじゃない。ハルヒ本人に世界を復元してもらうんだよ」
キョン(異)「涼宮に復元してもらう……?」
みくる「あの、キョンくん。それは無理ですよ」
みくる「確かに涼宮さんには世界を丸ごと創るだけの力があります。でもそれは、あくまで自分の願望に則った世界を創るだけ」
みくる「こちらのキョンくんや佐々木さんのいた世界を、ピンポイントで創るのは不可能です」
みくる「涼宮さんには、消えてしまった世界の記憶も知識もないんですから……」
キョン「……確かにそうです。ですが……長門」
キョン「お前、消した世界のデータはまだ残っているって言ってたよな?」
長門「……そう」
みくる「あ……」
キョン(異)「長門は俺たちの世界のデータを持っている? つまり……」
キョン「つまりだ。ハルヒはお前らの世界そのものは創れないが、世界の『土台』は創ることができる」
キョン「あとはその土台に長門の持っているデータを足して、世界を復活させる」
キョン「以上が俺の提案なんだが……どうだろう? 自分でも突拍子もない案だと思うが」
みくる「涼宮さんと長門さんの2人で……」
キョン(異)「な、何かいけそうなアイデアじゃないか! どうなんだ!」
長門「…………できる」
キョン(異)「ほ、本当か!? 頼む! 世界を復活させてくれ!」
キョン(異)「もちろん俺にできることがあれば何でも手伝うからよ!」
古泉「どうやら、やってみる価値はありそうですね」
佐々木(異)「本当に……本当に帰れるの……?」
キョン(異)「ああ! 希望の光が見えてきたんだよ!」
長門「……」
キョン「長門…………本音を言えば、できればこの案は使いたくなかった」
キョン「異世界を消した時に続いて、またお前に負担を……いつまでたってもお前に頼りっぱなしだ」
キョン「あとはその土台に長門の持っているデータを足して、世界を復活させる」
キョン「以上が俺の提案なんだが……どうだろう? 自分でも突拍子もない案だと思うが」
みくる「涼宮さんと長門さんの2人で……」
キョン(異)「な、何かいけそうなアイデアじゃないか! どうなんだ!」
長門「…………できる」
キョン(異)「ほ、本当か!? 頼む! 世界を復活させてくれ!」
キョン(異)「もちろん俺にできることがあれば何でも手伝うからよ!」
古泉「どうやら、やってみる価値はありそうですね」
佐々木(異)「本当に……本当に帰れるの……?」
キョン(異)「ああ! 希望の光が見えてきたんだよ!」
長門「……」
キョン「長門…………本音を言えば、できればこの案は使いたくなかった」
キョン「異世界を消した時に続いて、またお前に負担を……いつまでたってもお前に頼りっぱなしだ」
長門「……カレー」
キョン「え?」
長門「駅前に新しくカレー屋ができた。食べ放題」
キョン「……分かった。好きなだけ食わせよう。こんなことでしかお返しできないのがつらいが」
古泉「……」スッ
キョン「ん? 何だよ?」
古泉「ありがとうございます。あなたから提案していただいて助かりました」
キョン「……やっぱり、お前も同じことを思いついていたんだな」
古泉「ええ」
キョン「まぁ、お前の口からは言えないよな。何たってハルヒの能力を利用する案だし」
古泉「正直、気は進みませんが……」チラッ
キョン(異)「よーしよし! 2人で一緒に帰るぞ佐々木!」
佐々木(異)「うん、頑張ろう」
古泉「仕方がなかったとはいえ……罪滅ぼしはしたいですから……」
キョン「え?」
長門「駅前に新しくカレー屋ができた。食べ放題」
キョン「……分かった。好きなだけ食わせよう。こんなことでしかお返しできないのがつらいが」
古泉「……」スッ
キョン「ん? 何だよ?」
古泉「ありがとうございます。あなたから提案していただいて助かりました」
キョン「……やっぱり、お前も同じことを思いついていたんだな」
古泉「ええ」
キョン「まぁ、お前の口からは言えないよな。何たってハルヒの能力を利用する案だし」
古泉「正直、気は進みませんが……」チラッ
キョン(異)「よーしよし! 2人で一緒に帰るぞ佐々木!」
佐々木(異)「うん、頑張ろう」
古泉「仕方がなかったとはいえ……罪滅ぼしはしたいですから……」
キョン「さて、方針は決まったが簡単なことじゃないぞ。何たって相手はハルヒだからな!」
キョン「ハルヒに異世界を創らせるには、いかにして『異世界があればいいのに』と思わせるかだ」
キョン「何となーく、じゃ駄目だ。強くそう思わせないと」
キョン(異)「なるほど。簡単なようで難しいな。下手すりゃ変な世界ができあがる、か。不安だ」
キョン「そこは腕次第だな。まぁ任せておけ」
キョン(異)「待て。お前がやるのか?」
キョン「この中でハルヒの扱いが1番うまいのは俺だろう?」
古泉「ほう、言い切りましたか」
キョン「茶化すな」
キョン(異)「しかし、あんまりお前らに頼りすぎるのも……ここは俺が……」
キョン「無理するな。お前、ハルヒを前にして冷静でいられるのか?」
キョン(異)「……」
キョン「ここは感情論を抜きにして、1番適切な奴が行くべきだ。そうだろう?」
キョン(異)「……すまん」
キョン「なぁに。ここは大船に乗ったつもりで待tくぁwせdrftgyふじこlp!!」バッタリ
キョン「ハルヒに異世界を創らせるには、いかにして『異世界があればいいのに』と思わせるかだ」
キョン「何となーく、じゃ駄目だ。強くそう思わせないと」
キョン(異)「なるほど。簡単なようで難しいな。下手すりゃ変な世界ができあがる、か。不安だ」
キョン「そこは腕次第だな。まぁ任せておけ」
キョン(異)「待て。お前がやるのか?」
キョン「この中でハルヒの扱いが1番うまいのは俺だろう?」
古泉「ほう、言い切りましたか」
キョン「茶化すな」
キョン(異)「しかし、あんまりお前らに頼りすぎるのも……ここは俺が……」
キョン「無理するな。お前、ハルヒを前にして冷静でいられるのか?」
キョン(異)「……」
キョン「ここは感情論を抜きにして、1番適切な奴が行くべきだ。そうだろう?」
キョン(異)「……すまん」
キョン「なぁに。ここは大船に乗ったつもりで待tくぁwせdrftgyふじこlp!!」バッタリ
みくる「きょきょキョンくん!? どうしたんですか、急に倒れちゃったりして!?」
キョン「き……急に……身体に…………力が……入らなく…………」
キョン(異)「おいおい! まさか何者かからの攻撃か!?」
古泉「いえ、これは……どうやら佐々木さんと同じようですね」
佐々木(異)「僕と?」
古泉「身体を乗っ取られた影響ですよ。どうやらしっかり負担がかかっていたようです」
キョン(異)「あ……」
キョン「し、しかし……佐々木は分離してすぐに意識を失ったのに……どうして俺は……?」
古泉「佐々木さんが長期間乗っ取られたのに対し、あなたが乗っ取られた期間はごく僅かでしたからね」
古泉「だからあなたはしばらくしてから影響が出た。しかも身体は動けなくても意識は保っている」
キョン「なるほど。乗っ取られる時間によって出る影響が違ったってことか。くそ、こんな時に」
キョン(異)「す、すまん。俺のせいで……」
キョン「お前のせいじゃないさ。しかし困ったな。俺が動けないんじゃ、誰がハルヒに……」
キョン(異)「…………そりゃ、俺が行くしかないだろう」
キョン「え?」
キョン「き……急に……身体に…………力が……入らなく…………」
キョン(異)「おいおい! まさか何者かからの攻撃か!?」
古泉「いえ、これは……どうやら佐々木さんと同じようですね」
佐々木(異)「僕と?」
古泉「身体を乗っ取られた影響ですよ。どうやらしっかり負担がかかっていたようです」
キョン(異)「あ……」
キョン「し、しかし……佐々木は分離してすぐに意識を失ったのに……どうして俺は……?」
古泉「佐々木さんが長期間乗っ取られたのに対し、あなたが乗っ取られた期間はごく僅かでしたからね」
古泉「だからあなたはしばらくしてから影響が出た。しかも身体は動けなくても意識は保っている」
キョン「なるほど。乗っ取られる時間によって出る影響が違ったってことか。くそ、こんな時に」
キョン(異)「す、すまん。俺のせいで……」
キョン「お前のせいじゃないさ。しかし困ったな。俺が動けないんじゃ、誰がハルヒに……」
キョン(異)「…………そりゃ、俺が行くしかないだろう」
キョン「え?」
キョン(異)「分かってる。こっちの3人は自分たちの立場上、涼宮に対して強く出ることはできない」
キョン(異)「唯一涼宮に意見が言えるお前もこの通り動けない。だったら、俺が行くしかないだろう」
キョン「しかし……お前、大丈夫か? 相手はハルヒだぞ?」
キョン(異)「大丈夫もくそもない。やるしかないだろう」
キョン(異)「そもそもこれは、俺たちの世界を復活させる為の作戦だ。だから俺がやるのが筋だろう」
キョン(異)「俺はやる。やってやる! 佐々木のために……生まれ育った世界のために……」
キョン「…………分かった。お前に任せる」
古泉「では、あなたが彼の代わりに学校まで来て、涼宮さんを説得する。いいですね?」
キョン「こっちの情報をいろいろ伝えておこう。ハルヒに怪しまれないようにな」
キョン(異)「ああ、頼む」
佐々木(異)「僕は……一旦家に帰るよ。急に帰らなくなったらこっちの世界の家族が心配するからね」
佐々木(異)「こっちの世界の僕が目覚めるまでは、ちゃんと演じ続けないとね」
キョン(異)「ああ、分かった」
佐々木(異)「キョン。僕は北高には入れないから、残念ながらあまり手伝えることはなさそうだ」
佐々木(異)「でも……信じてるから。ちゃんと応援してるから」
キョン(異)「唯一涼宮に意見が言えるお前もこの通り動けない。だったら、俺が行くしかないだろう」
キョン「しかし……お前、大丈夫か? 相手はハルヒだぞ?」
キョン(異)「大丈夫もくそもない。やるしかないだろう」
キョン(異)「そもそもこれは、俺たちの世界を復活させる為の作戦だ。だから俺がやるのが筋だろう」
キョン(異)「俺はやる。やってやる! 佐々木のために……生まれ育った世界のために……」
キョン「…………分かった。お前に任せる」
古泉「では、あなたが彼の代わりに学校まで来て、涼宮さんを説得する。いいですね?」
キョン「こっちの情報をいろいろ伝えておこう。ハルヒに怪しまれないようにな」
キョン(異)「ああ、頼む」
佐々木(異)「僕は……一旦家に帰るよ。急に帰らなくなったらこっちの世界の家族が心配するからね」
佐々木(異)「こっちの世界の僕が目覚めるまでは、ちゃんと演じ続けないとね」
キョン(異)「ああ、分かった」
佐々木(異)「キョン。僕は北高には入れないから、残念ながらあまり手伝えることはなさそうだ」
佐々木(異)「でも……信じてるから。ちゃんと応援してるから」
この世界の佐々木は目が覚めたら最近の記憶が無くて
キョンの妹のベッドで寝てることについて何を思うのだろうか
キョンの妹のベッドで寝てることについて何を思うのだろうか
キョン「あ。そういや俺動けないんだが、留守番中はどうすれば? 2階に佐々木も寝てるし」
古泉「ふむ、そうですね。では、あなた方のお世話をするよう機関の一員を手配しておきますよ」
キョン「すまん。助かる」
古泉「では、そろそろ我々は帰るとしましょう」
みくる「えっと、頑張りましょうね!」 バタン
キョン(異)「……ふう。さてと……ん?」
トントントン
キョン(異)「佐々木? 姿が見えないと思ったら、2階に何しに行ってたんだよ?」
佐々木(異)「うん。もう1人の僕に謝りにね。自分勝手な理由で乗っ取ったりしてごめんって」
佐々木(異)「本当は起きてる時に言いたいけど、いつ目を覚ますか分からないから……」
キョン(異)「そうか……」
佐々木(異)「じゃあ僕も失礼するよ。キョン、一緒に帰ろうね」
キョン(異)「おう。任せとけ」
古泉「ふむ、そうですね。では、あなた方のお世話をするよう機関の一員を手配しておきますよ」
キョン「すまん。助かる」
古泉「では、そろそろ我々は帰るとしましょう」
みくる「えっと、頑張りましょうね!」 バタン
キョン(異)「……ふう。さてと……ん?」
トントントン
キョン(異)「佐々木? 姿が見えないと思ったら、2階に何しに行ってたんだよ?」
佐々木(異)「うん。もう1人の僕に謝りにね。自分勝手な理由で乗っ取ったりしてごめんって」
佐々木(異)「本当は起きてる時に言いたいけど、いつ目を覚ますか分からないから……」
キョン(異)「そうか……」
佐々木(異)「じゃあ僕も失礼するよ。キョン、一緒に帰ろうね」
キョン(異)「おう。任せとけ」
~夜~
???『ごめんくださーい』
キョン「ん? 誰か来たようだ。すまんが出てくれないか? 俺動けないから」
キョン(異)「あいよ」
キョン(異)「はーい、今開けますよ」ガチャ
森「どうも、こんばんは」
キョン(異)「め、メイドさん……? あ、機関の人ですか?」
森「私を知らないということは……初めまして。森園生と申します」
キョン(異)「あ、ど、どうも。どうぞ上がってください」
キョン「森さん!?」
森「こんばんは。調子はどうですか?」
キョン「身体がほぼ動かない事を除けば絶好調ですよ。わざわざ来てくれてありがとうございます」
森「いえいえ、これもお仕事ですから。お腹空いてませんか? 今すぐ晩御飯作りますね」
???『ごめんくださーい』
キョン「ん? 誰か来たようだ。すまんが出てくれないか? 俺動けないから」
キョン(異)「あいよ」
キョン(異)「はーい、今開けますよ」ガチャ
森「どうも、こんばんは」
キョン(異)「め、メイドさん……? あ、機関の人ですか?」
森「私を知らないということは……初めまして。森園生と申します」
キョン(異)「あ、ど、どうも。どうぞ上がってください」
キョン「森さん!?」
森「こんばんは。調子はどうですか?」
キョン「身体がほぼ動かない事を除けば絶好調ですよ。わざわざ来てくれてありがとうございます」
森「いえいえ、これもお仕事ですから。お腹空いてませんか? 今すぐ晩御飯作りますね」
キョン(異)「おお! 絶品だな、この料理!」
キョン「く……うまいけど……手が動かしにくくて食べにくい……」プルプル
森「佐々木さん、相変わらず眠ったままですけど、特に身体に異常はありませんね」
キョン「そうですか……あ、今日寝るところはどうします?」
森「佐々木さんと同じ部屋で寝ます。万が一何かあったら呼んで下さいね」
キョン「そろそろ寝るか。明日が勝負だな」
キョン(異)「お、おう」
キョン「……緊張するか?」
キョン(異)「まあな。何たって自分の身に世界1つの命運がかかってるんだからな」
キョン「本当に大丈夫か? まだハルヒが怖いんじゃないか?」
キョン(異)「そりゃ怖いさ。だが、やってやる! 相手が誰だろうとな!」
キョン「おう、その意気だ」
キョン(異)「…………はぁ~やっぱり怖ぇ……涼宮怖ぇーよ~」
キョン「おいおい……」
キョン「く……うまいけど……手が動かしにくくて食べにくい……」プルプル
森「佐々木さん、相変わらず眠ったままですけど、特に身体に異常はありませんね」
キョン「そうですか……あ、今日寝るところはどうします?」
森「佐々木さんと同じ部屋で寝ます。万が一何かあったら呼んで下さいね」
キョン「そろそろ寝るか。明日が勝負だな」
キョン(異)「お、おう」
キョン「……緊張するか?」
キョン(異)「まあな。何たって自分の身に世界1つの命運がかかってるんだからな」
キョン「本当に大丈夫か? まだハルヒが怖いんじゃないか?」
キョン(異)「そりゃ怖いさ。だが、やってやる! 相手が誰だろうとな!」
キョン「おう、その意気だ」
キョン(異)「…………はぁ~やっぱり怖ぇ……涼宮怖ぇーよ~」
キョン「おいおい……」
~翌日 朝~
キョン(異)「そ、そ、それじゃあ、い、いいい行ってくる!?」プルプル
キョン「おいおい、大丈夫かよ……?」
キョン(異)「だ、大丈夫だっちゃ!」
キョン「はぁ、そんな状態でうまくいくのか?」
森「不安ですねぇ」
キョン(異)「しょ、しょうがないだろ! 俺はお前と違ってこういうことには慣れてないんだ!」
キョン「とにかく落ち着け。そんなに常に気を張ってる状態だと、ハルヒ以外にも怪しまれるぞ」
キョン(異)「う……」
森「深呼吸ですよ、深呼吸」
キョン(異)「スゥー……ハァー……スゥー……ハァー……」
キョン「よし、落ち着いたか?」
キョン(異)「ああ、じゃあ行ってくる」ビョインビョイン
キョン「両手両足が同時に前に出てるぞ……」
キョン(異)「そ、そ、それじゃあ、い、いいい行ってくる!?」プルプル
キョン「おいおい、大丈夫かよ……?」
キョン(異)「だ、大丈夫だっちゃ!」
キョン「はぁ、そんな状態でうまくいくのか?」
森「不安ですねぇ」
キョン(異)「しょ、しょうがないだろ! 俺はお前と違ってこういうことには慣れてないんだ!」
キョン「とにかく落ち着け。そんなに常に気を張ってる状態だと、ハルヒ以外にも怪しまれるぞ」
キョン(異)「う……」
森「深呼吸ですよ、深呼吸」
キョン(異)「スゥー……ハァー……スゥー……ハァー……」
キョン「よし、落ち着いたか?」
キョン(異)「ああ、じゃあ行ってくる」ビョインビョイン
キョン「両手両足が同時に前に出てるぞ……」
~北高 教室~
キョン(異)(涼宮はまだ来てないか。よし、今のうちに心を落ち着けよう。昨日からびびりすぎだ)
キョン(異)(授業がある間は涼宮とゆっくり話す時間はないし、勝負は放課後だな)
キョン(異)(それまではなるべく普通に過ごすんだ。俺なら大丈夫……よし! いつでも来い涼宮!)
ハルヒ「おはよキョン」
キョン(異)「ぴゃああああ!!」
ハルヒ「な、何よ!? どうしたのよ!?」
キョン(異)「す、涼宮か……な、何でもない。何でもないんだ……」
ハルヒ「そう? 何か真上に1mくらい跳ね上がってたけど?」
岡部「おーい、HR始めるぞー」
キョン(異)「ほほほら! 早く席に着いたほうがいいぞ!」
ハルヒ「変なキョンね。ま、いっか」スッ
キョン(異)(う……席は俺の後ろか。後ろから見られてると妙なプレッシャーが……)
キョン(異)(涼宮はまだ来てないか。よし、今のうちに心を落ち着けよう。昨日からびびりすぎだ)
キョン(異)(授業がある間は涼宮とゆっくり話す時間はないし、勝負は放課後だな)
キョン(異)(それまではなるべく普通に過ごすんだ。俺なら大丈夫……よし! いつでも来い涼宮!)
ハルヒ「おはよキョン」
キョン(異)「ぴゃああああ!!」
ハルヒ「な、何よ!? どうしたのよ!?」
キョン(異)「す、涼宮か……な、何でもない。何でもないんだ……」
ハルヒ「そう? 何か真上に1mくらい跳ね上がってたけど?」
岡部「おーい、HR始めるぞー」
キョン(異)「ほほほら! 早く席に着いたほうがいいぞ!」
ハルヒ「変なキョンね。ま、いっか」スッ
キョン(異)(う……席は俺の後ろか。後ろから見られてると妙なプレッシャーが……)
キョン(異)(それにしても……)
ハルヒ「あーあ、徹夜したから眠たいわ」
キョン(異)(こいつが……元凶……俺の世界を滅ぼした……全てを滅ぼせる力を持った……)
キョン(異)(くそ……確かにこいつは怖い…………が……それ以上に……)
キョン(異)(よくも……俺の世界を滅ぼしてくれたな……自分勝手な理由で……俺と佐々木の世界を)
キョン(異)(この…………野郎…………!)
教師「よーし、1時限目の授業始めるぞー」
キョン(異)(はっ! い、いつの間にHRが終わって……?)
キョン(異)(いかんいかん、我を忘れてた。冷静にならないと……)
ハルヒ「はぁ~、授業なんて退屈ね。早く放課後にならないかしら?」
キョン(異)(落ち着け。この涼宮は俺の世界を滅ぼした涼宮とは別人だ…………別人だが……)
キョン(異)(駄目だ……こいつの声を聞いてると、どうしても恐怖と怒りが……)
キョン(異)(こんなのでうまくいくのかよ……? くそ! 佐々木! 力を貸してくれ!)
ハルヒ「あーあ、徹夜したから眠たいわ」
キョン(異)(こいつが……元凶……俺の世界を滅ぼした……全てを滅ぼせる力を持った……)
キョン(異)(くそ……確かにこいつは怖い…………が……それ以上に……)
キョン(異)(よくも……俺の世界を滅ぼしてくれたな……自分勝手な理由で……俺と佐々木の世界を)
キョン(異)(この…………野郎…………!)
教師「よーし、1時限目の授業始めるぞー」
キョン(異)(はっ! い、いつの間にHRが終わって……?)
キョン(異)(いかんいかん、我を忘れてた。冷静にならないと……)
ハルヒ「はぁ~、授業なんて退屈ね。早く放課後にならないかしら?」
キョン(異)(落ち着け。この涼宮は俺の世界を滅ぼした涼宮とは別人だ…………別人だが……)
キョン(異)(駄目だ……こいつの声を聞いてると、どうしても恐怖と怒りが……)
キョン(異)(こんなのでうまくいくのかよ……? くそ! 佐々木! 力を貸してくれ!)
拷問に近いよな
自分たちの生活壊した奴と同じ顔した奴と過ごすなんて
自分たちの生活壊した奴と同じ顔した奴と過ごすなんて
~1時限目終了~
キョン(異)(このままの状態だと、放課後にぶっつけ本番でうまくいく気がしないな)
キョン(異)(よし、休み時間に少しでも涼宮と会話して慣れておこう)
キョン(異)「な、なぁ、涼宮……」
女子1「ねえ涼宮さん、ちょっとシャーペンの芯を分けてくれないかな? なくなっちゃって」
ハルヒ「しょうがないわね。はい」
女子2「ねえねえ! 昨日のドラマ観た?」
ハルヒ「観たわ。けどつまんなかったわね」
キョン(異)「…………へ?」
キョン(異)(涼宮が……あの涼宮が、クラスメイトと普通に会話してるー!?)
ハルヒ「…………何よ、ジロジロ見たりして」
キョン(異)「あ、いや、何でもない!」
教師「席に着けー。2時限目の授業始めるぞー」
キョン(異)(このままの状態だと、放課後にぶっつけ本番でうまくいく気がしないな)
キョン(異)(よし、休み時間に少しでも涼宮と会話して慣れておこう)
キョン(異)「な、なぁ、涼宮……」
女子1「ねえ涼宮さん、ちょっとシャーペンの芯を分けてくれないかな? なくなっちゃって」
ハルヒ「しょうがないわね。はい」
女子2「ねえねえ! 昨日のドラマ観た?」
ハルヒ「観たわ。けどつまんなかったわね」
キョン(異)「…………へ?」
キョン(異)(涼宮が……あの涼宮が、クラスメイトと普通に会話してるー!?)
ハルヒ「…………何よ、ジロジロ見たりして」
キョン(異)「あ、いや、何でもない!」
教師「席に着けー。2時限目の授業始めるぞー」
>>196
ぷん太のまとめサイトに載ってるよ
ぷん太のまとめサイトに載ってるよ
キョン(異)(信じられん光景を見た……他人を一切寄せ付けなかったあいつが……)
キョン(異)(SOS団と不思議探し以外、興味なかったあいつが、あんな自然に女子と会話を……)
キョン(異)(異世界の涼宮とはいえ、ここまで違うものか? いや、大げさに考えすぎか?)
教師「…………い、おいそこ! 聞いてるのか!」
キョン(異)「へ? あ、はい! 何でしょう!?」
教師「まったく、お前はいつも授業中ボーッとしてるな。ちょっとこことここの問題に答えてみろ」
キョン(異)「は、はい。え~と…………上の問題の答えが256、下が35です」
教師「へ?」
ザワッ・・・
キョン(異)「え? え? 間違ってましたか?」
教師「い、いや、正解だ。何だ、ちゃんと聞いてたんじゃないか。座ってよろしい」
キョン(異)「はあ……」
教師「では続けるぞ。ここの数式は……」
キョン(異)(SOS団と不思議探し以外、興味なかったあいつが、あんな自然に女子と会話を……)
キョン(異)(異世界の涼宮とはいえ、ここまで違うものか? いや、大げさに考えすぎか?)
教師「…………い、おいそこ! 聞いてるのか!」
キョン(異)「へ? あ、はい! 何でしょう!?」
教師「まったく、お前はいつも授業中ボーッとしてるな。ちょっとこことここの問題に答えてみろ」
キョン(異)「は、はい。え~と…………上の問題の答えが256、下が35です」
教師「へ?」
ザワッ・・・
キョン(異)「え? え? 間違ってましたか?」
教師「い、いや、正解だ。何だ、ちゃんと聞いてたんじゃないか。座ってよろしい」
キョン(異)「はあ……」
教師「では続けるぞ。ここの数式は……」
~2時限目終了~
谷口「おいキョン! さっきのあれは何なんだよ!」
キョン(異)「いきなり耳元で怒鳴るな!?」
谷口「いつもならあそこは『すみません、分かりません』って答える場面じゃないかよ!」
谷口「それが何で今日はあんなにスラスラ答えられたんだ? 何か悪い物でも食ったのかよ?」
キョン(異)「はぁ? 何だそりゃ?」
キョン(異)(おいおい、何であれぐらいの問題で騒がれるんだよ。基本的な問題だったじゃないか)
キョン(異)(……この世界の俺は、あの程度の問題も解けないほど勉強ができないのか……?)
キョン(異)(俺、佐々木と一緒に真面目に勉強してきてよかった……)
キョン(異)(今思うと、俺も元々は常に赤点ギリギリだったんだよな。恥ずかしすぎる)
キョン(異)(あ、しまった。あまり目立つと涼宮に怪しまれる……)
ハルヒ「スゥ……スゥ……」
キョン(異)「寝てるし……」
谷口「おいキョン! さっきのあれは何なんだよ!」
キョン(異)「いきなり耳元で怒鳴るな!?」
谷口「いつもならあそこは『すみません、分かりません』って答える場面じゃないかよ!」
谷口「それが何で今日はあんなにスラスラ答えられたんだ? 何か悪い物でも食ったのかよ?」
キョン(異)「はぁ? 何だそりゃ?」
キョン(異)(おいおい、何であれぐらいの問題で騒がれるんだよ。基本的な問題だったじゃないか)
キョン(異)(……この世界の俺は、あの程度の問題も解けないほど勉強ができないのか……?)
キョン(異)(俺、佐々木と一緒に真面目に勉強してきてよかった……)
キョン(異)(今思うと、俺も元々は常に赤点ギリギリだったんだよな。恥ずかしすぎる)
キョン(異)(あ、しまった。あまり目立つと涼宮に怪しまれる……)
ハルヒ「スゥ……スゥ……」
キョン(異)「寝てるし……」
類似してるかもしれないスレッド
- キョン「すまんハルヒ、お前とはつきあえないんだ」 (1001) - [54%] - 2009/8/28 18:31 ★★★×10
- キョン「で、何で俺が長門の姿になってるんだ?」 (709) - [51%] - 2009/1/10 4:15 ★★★×4
- キョン「佐々木をおかずに抜いたらすんごい出たんだよ」 (369) - [49%] - 2011/8/14 9:01 ★★★×5
- キョン「俺だけ一般人ってのは納得がいかない」 (423) - [49%] - 2010/6/13 9:00 ★
- カツオ「姉さん……それはタラちゃんじゃないよ」 (140) - [48%] - 2022/3/5 0:30
- キョン「あー……キョンっす、よろしく」 (1001) - [48%] - 2009/3/14 9:16 ★★★×6
- キョン「彼女?も、もちろんいるに決まってるだろ」 (520) - [48%] - 2009/10/3 7:16 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について