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元スレ美也「ねぇ、にぃに~…はいるよー」
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七咲「はい、インスタントカメラですよ。部活で泳ぐフォームとか取るための」
純一「……な、七咲……?」
七咲「──ずんこ先輩。そんな恥ずかしがらなくても良いですよ、とっても可愛らしいです。
ですからその顔も、私の前だけでも出してかまいませんから」
純一「え、うん……ありがと…あれ?」
七咲「それでは先輩、また明日」ぺこ
純一「また、明日……」
純一「………」
純一「あれ?」
とある道
七咲「……………」たったった…
七咲「……っ……」たったった…
七咲「…ふふ、どこに飾ろうかな」たったった…
純一「……な、七咲……?」
七咲「──ずんこ先輩。そんな恥ずかしがらなくても良いですよ、とっても可愛らしいです。
ですからその顔も、私の前だけでも出してかまいませんから」
純一「え、うん……ありがと…あれ?」
七咲「それでは先輩、また明日」ぺこ
純一「また、明日……」
純一「………」
純一「あれ?」
とある道
七咲「……………」たったった…
七咲「……っ……」たったった…
七咲「…ふふ、どこに飾ろうかな」たったった…
バレる危険度
七咲>絢辻さん>薫>ラブリー>梨穂子>紗江ちゃん
バレた後の危険度
絢辻さん(脅される)>ラブリー(知れ渡る)>薫(教室で逆らえない)>梨穂子(うっかり言ってしまう)>七咲(まず秘密は守る)>紗江ちゃん(そういうもんだと信じる)
七咲>絢辻さん>薫>ラブリー>梨穂子>紗江ちゃん
バレた後の危険度
絢辻さん(脅される)>ラブリー(知れ渡る)>薫(教室で逆らえない)>梨穂子(うっかり言ってしまう)>七咲(まず秘密は守る)>紗江ちゃん(そういうもんだと信じる)
数十分後
純一「……なんだかとても濃い時間を過ごした気がする」
純一「………」
純一「だが、当初の目標を忘れてはいけないんだ。
そう、新しいカツラを買うこと。それが僕の今日の目標だ」
純一「……今日は知り合いとよく合う日だから、なんかもう色々と
遅い気がするけど気を引き締めて行こうっと……」すたすた……
純一「さて、この角を曲がれば……」くる
純一「そろそろつくな……僕が見つけた穴場、誰も知らないだろう
コスプレという最先端を行く、専門店だ……!」
純一「よし、あとはこの公園を悠々と通り過ぎれば……」
「わーぉ! なんだかとってもキュートな子がいるわぁ!」
純一「ダッシュで行こうじゃないか!」
純一「……なんだかとても濃い時間を過ごした気がする」
純一「………」
純一「だが、当初の目標を忘れてはいけないんだ。
そう、新しいカツラを買うこと。それが僕の今日の目標だ」
純一「……今日は知り合いとよく合う日だから、なんかもう色々と
遅い気がするけど気を引き締めて行こうっと……」すたすた……
純一「さて、この角を曲がれば……」くる
純一「そろそろつくな……僕が見つけた穴場、誰も知らないだろう
コスプレという最先端を行く、専門店だ……!」
純一「よし、あとはこの公園を悠々と通り過ぎれば……」
「わーぉ! なんだかとってもキュートな子がいるわぁ!」
純一「ダッシュで行こうじゃないか!」
>>256
さっきからなんで順位つけたがんの?
さっきからなんで順位つけたがんの?
「むむむっ……逃げたわ!行きなさい!───我が純粋なる犬たちよ……」
わんわん!×8
純一「はぁっ……はぁっ……とりあえずお店に入れば……うぉおお!?」
わんわーん!!×8
純一「うわぁあ!!なんだこいつら、必用に僕の膝の裏ばっか舐めてくるよ……っ!!」
「う~ん……そうやって恥ずかしそうに悶えるのも、とっても可愛らしいわぁ。ベリーぐっとよ!」
純一「も、森島先輩!?」
森島「あら、わたしのことしってるの?」
純一「知ってるの何も……貴方はすっごく有名ですし……」
森島「んー、ほめてもなにもでないわよ?」
純一「何も欲しくは無いですよ!ただ、こいつらをどうにか……あっ、そんなところ舐めるなって…っ!!」
わんわん!×8
純一「はぁっ……はぁっ……とりあえずお店に入れば……うぉおお!?」
わんわーん!!×8
純一「うわぁあ!!なんだこいつら、必用に僕の膝の裏ばっか舐めてくるよ……っ!!」
「う~ん……そうやって恥ずかしそうに悶えるのも、とっても可愛らしいわぁ。ベリーぐっとよ!」
純一「も、森島先輩!?」
森島「あら、わたしのことしってるの?」
純一「知ってるの何も……貴方はすっごく有名ですし……」
森島「んー、ほめてもなにもでないわよ?」
純一「何も欲しくは無いですよ!ただ、こいつらをどうにか……あっ、そんなところ舐めるなって…っ!!」
数分後
純一「はぁっ……はぁっ……」
森島「ばいばーい。わんちゃんたちー!」
わぉーん×8
純一「た、たすかった……」
森島「うぅ~ん、やっぱり犬ちゃんは最高だわぁ~……もうっ、可愛くて本当にキュート!」
純一「ふぅ……あの、森島先輩…」
森島「……ん、あれ?どなたでしたっけ?」
純一「いや、さっき僕に犬をけしかけてきたでしょう……」
森島「……うーんと、あ。そうそう、とっても可愛らしい子ね!
よかったわよ~あの恥ずかしそうな顔!ばっちり!」
純一「えっと……その…はい、森島先輩が喜んでくれたならそれで……」
純一(いつもどおりなこの人は……本当に…)
純一「はぁっ……はぁっ……」
森島「ばいばーい。わんちゃんたちー!」
わぉーん×8
純一「た、たすかった……」
森島「うぅ~ん、やっぱり犬ちゃんは最高だわぁ~……もうっ、可愛くて本当にキュート!」
純一「ふぅ……あの、森島先輩…」
森島「……ん、あれ?どなたでしたっけ?」
純一「いや、さっき僕に犬をけしかけてきたでしょう……」
森島「……うーんと、あ。そうそう、とっても可愛らしい子ね!
よかったわよ~あの恥ずかしそうな顔!ばっちり!」
純一「えっと……その…はい、森島先輩が喜んでくれたならそれで……」
純一(いつもどおりなこの人は……本当に…)
>>269
わろた
わろた
森島「それで君は何年生? 輝日東高校……制服だけど、見かけない顔ね」
純一「え、はい……その」
森島「うぅ~ん……その挙動、仕草、一年生ではないわねぇ~!」
純一「え?」
森島「それと二年生ではないわ!とりあえず、可愛い子はみんなピックアップしてるしてるもの!
だから三年生……でも、見たことないわ……う~ん…」
純一(や、やばい……意外な伏兵がいらっしゃった……!このままではばれてしまうかもしれない……!!)
純一「あ、あのですね!ぼ、ぼくはその……転校生なんです!」
森島「わぁお! こんな時期に転校なの?」
純一「え、ええ……急な親の出張で。それについて行く形になったんです」
森島「それは大変ねぇ~……頑張って友達作らないとねっ!」
純一「は、はい……!!」
純一(森島先輩は本当にやさしいなぁ……)
純一「え、はい……その」
森島「うぅ~ん……その挙動、仕草、一年生ではないわねぇ~!」
純一「え?」
森島「それと二年生ではないわ!とりあえず、可愛い子はみんなピックアップしてるしてるもの!
だから三年生……でも、見たことないわ……う~ん…」
純一(や、やばい……意外な伏兵がいらっしゃった……!このままではばれてしまうかもしれない……!!)
純一「あ、あのですね!ぼ、ぼくはその……転校生なんです!」
森島「わぁお! こんな時期に転校なの?」
純一「え、ええ……急な親の出張で。それについて行く形になったんです」
森島「それは大変ねぇ~……頑張って友達作らないとねっ!」
純一「は、はい……!!」
純一(森島先輩は本当にやさしいなぁ……)
森島「そうねぇ~……転校はとっても寂しいわ。
だって仲良かったみんなと、わかれてしまうんだもの」
純一「は、はい」
森島「でも、明るくいかなくちゃいけないわ!
暗くなってても、だめだめ!そうやって弱い所を出し続けてちゃノンノンよっ」
純一「はい……そうですよね」
森島「だからね、君。私のペットになってみない?」
純一「はい、わかり……へ?」
森島「だからだから~。私のペットになってみない?」
純一「あ、いや、その、よく意味がわからないんですけど……」
森島「あぁ~んもう!その首を傾げる姿とかすばらしいわ!子犬ちゃんみたい!」ぎゅううう
純一「え、ふえぇ!?」
森島「でもでも、この香水はダメだわ!君にはちょっとはやすぎるかも!」
純一「は、はい……!!」
だって仲良かったみんなと、わかれてしまうんだもの」
純一「は、はい」
森島「でも、明るくいかなくちゃいけないわ!
暗くなってても、だめだめ!そうやって弱い所を出し続けてちゃノンノンよっ」
純一「はい……そうですよね」
森島「だからね、君。私のペットになってみない?」
純一「はい、わかり……へ?」
森島「だからだから~。私のペットになってみない?」
純一「あ、いや、その、よく意味がわからないんですけど……」
森島「あぁ~んもう!その首を傾げる姿とかすばらしいわ!子犬ちゃんみたい!」ぎゅううう
純一「え、ふえぇ!?」
森島「でもでも、この香水はダメだわ!君にはちょっとはやすぎるかも!」
純一「は、はい……!!」
森島「抱き心地も最高だわ~……う~んっ!なんて最高なのかしら!」
純一「あ、あの先輩……胸が……!!」
森島「うん? 胸なんて気にしないの!そのうちすくすく育っていくものなんだから!」
純一「いやその、僕の胸の話じゃなくてですね……おっほ!」
森島「……ん~~~!!はい、堪能したわ。すっごくよかったよ君ぃ~!」
純一「は、はい……そう、ですか……ごふっ」
純一(あ、あの森島先輩に思いっきり抱き疲れてしまった……こりゃ、梅原に殺されても仕方ないな僕…)
森島「んー! さぁて、犬ちゃんたちとも遊んだし、可愛いことも遊んだし。かえろうっかな!」
純一「え、ペットの話は……?」
森島「え、何の話?」
純一「あ、いえ……なんでもないです。はい」
純一「あ、あの先輩……胸が……!!」
森島「うん? 胸なんて気にしないの!そのうちすくすく育っていくものなんだから!」
純一「いやその、僕の胸の話じゃなくてですね……おっほ!」
森島「……ん~~~!!はい、堪能したわ。すっごくよかったよ君ぃ~!」
純一「は、はい……そう、ですか……ごふっ」
純一(あ、あの森島先輩に思いっきり抱き疲れてしまった……こりゃ、梅原に殺されても仕方ないな僕…)
森島「んー! さぁて、犬ちゃんたちとも遊んだし、可愛いことも遊んだし。かえろうっかな!」
純一「え、ペットの話は……?」
森島「え、何の話?」
純一「あ、いえ……なんでもないです。はい」
森島「うぅ~~ん……さて──じゃあね、可愛こちゃん!また逢いましょうねー!」すたすた
純一「はい…っ!また……」
純一「また……」
純一「………」
純一「あ、あの……森島先輩!」
森島「んー? どうしたのー?」くる
純一「あの、突然ですけど……!!」
森島「はぁーい!なにかしらー!」
純一「貴方は今、好きな人はいますか……っ!!」
森島「わぁお!それは私に告白なのかしらー?」
純一「あ、いえ、そんなことじゃないんですよ……っ!!」
森島「う~ん……君みたいな可愛い子だったら、全然私はおっけーよー!」
純一「えっ!?」
純一「はい…っ!また……」
純一「また……」
純一「………」
純一「あ、あの……森島先輩!」
森島「んー? どうしたのー?」くる
純一「あの、突然ですけど……!!」
森島「はぁーい!なにかしらー!」
純一「貴方は今、好きな人はいますか……っ!!」
森島「わぁお!それは私に告白なのかしらー?」
純一「あ、いえ、そんなことじゃないんですよ……っ!!」
森島「う~ん……君みたいな可愛い子だったら、全然私はおっけーよー!」
純一「えっ!?」
森島先輩はゲームやってる時記憶系の障害があるんじゃないかと思って
欝なシナリオになるのかなーってずっとヒヤヒヤしてた思い出がある
欝なシナリオになるのかなーってずっとヒヤヒヤしてた思い出がある
森島「ふふっ。冗談よー!真に受けちゃってかわいいわぁ!」
純一「か、からかわないでください……!!」
森島「ごめんねぇ~!……好きな人、かぁ。うーんと、今はいないわねぇ」
純一「…………」
森島「私ってばよく告白されるんだけど、誰もかれもちょっとピンっと来なくてね。
だから相手の子には申し訳ないんだけど、いっつも断らせてもらってるの!」
純一「そう、ですか……」
森島「でもね!とってもキュートな子はいるわ!」
純一「え……?」
森島「いつも私の顔色をうかがってね……どうやったら楽しくなるんだろう、頑張って盛り上げよう
ってブンブンしっぽを振った可愛い子が一人いるの!」
森島「その子はいっつも頑張ってて……なんでこんなにも頑張るのって私はいっつも考えてたわ。
でもよくわからなくなって、その子に聞いてみたの!」
純一「その子はなんて……?」
森島「『森島先輩と一緒にいるだけで僕はもう幸せなんです、だったら僕も努力して森島先輩も幸せにしたいじゃないですか』
だっていわれたわ!かっこいいでしょう!!」
純一「か、からかわないでください……!!」
森島「ごめんねぇ~!……好きな人、かぁ。うーんと、今はいないわねぇ」
純一「…………」
森島「私ってばよく告白されるんだけど、誰もかれもちょっとピンっと来なくてね。
だから相手の子には申し訳ないんだけど、いっつも断らせてもらってるの!」
純一「そう、ですか……」
森島「でもね!とってもキュートな子はいるわ!」
純一「え……?」
森島「いつも私の顔色をうかがってね……どうやったら楽しくなるんだろう、頑張って盛り上げよう
ってブンブンしっぽを振った可愛い子が一人いるの!」
森島「その子はいっつも頑張ってて……なんでこんなにも頑張るのって私はいっつも考えてたわ。
でもよくわからなくなって、その子に聞いてみたの!」
純一「その子はなんて……?」
森島「『森島先輩と一緒にいるだけで僕はもう幸せなんです、だったら僕も努力して森島先輩も幸せにしたいじゃないですか』
だっていわれたわ!かっこいいでしょう!!」
純一「──それ、僕の……」
森島「私はびっくりしたわ。この子は凄いって、本当に思ったの!
こんな私みたいな人に、ここまで頑張れるって本当にすごいと思うわ!」
純一「それは、自分を色々と低く見過ぎでは……!」
森島「ふふっ、そうかしら!でもね、だから貴方も!
何かを悩んでないで、ちゃんと前を見てみて!」
純一「っ……!それは…」
森島「がんばるのよー!私はいつだって、可愛いこの味方なんだから!!」バイバーイ
純一「も、森島先輩……!!」
純一「……行ってしまった」
純一「………」
純一「……悩み事から逃げずに、か……またあの人に慰めてもらってしまったな…」
純一「………」
純一「あ、もうこんな時間じゃないか……店、空いてるかな…」
←
森島「私はびっくりしたわ。この子は凄いって、本当に思ったの!
こんな私みたいな人に、ここまで頑張れるって本当にすごいと思うわ!」
純一「それは、自分を色々と低く見過ぎでは……!」
森島「ふふっ、そうかしら!でもね、だから貴方も!
何かを悩んでないで、ちゃんと前を見てみて!」
純一「っ……!それは…」
森島「がんばるのよー!私はいつだって、可愛いこの味方なんだから!!」バイバーイ
純一「も、森島先輩……!!」
純一「……行ってしまった」
純一「………」
純一「……悩み事から逃げずに、か……またあの人に慰めてもらってしまったな…」
純一「………」
純一「あ、もうこんな時間じゃないか……店、空いてるかな…」
←
数十分後
純一「案の定、空いてなかった……そうだよな。思いきり道草しまくったしな…」とぼとぼ…
純一「……でも、色々とあったなぁ。今日は」
純一「──紗江ちゃんのお財布探したり、梨穂子にストーキングされたり、
絢辻さんは現れるし、七咲には……よくわからないけどからかわれたんだろうと思うし
森島先輩には抱き疲れて、慰められて…」
純一「僕は全部……彼女たちと、こんな風に女装した状態で会って……
こんな風に喋りあって……僕は、なにがしたかったんだっけ……」
純一「……僕は、そもそも…なんで──」
「なーにやってんのよ、アンタは」
純一「……え?その声は」
「ばかねぇ。こんなところで、暗くて寒いのにそんな薄着で……女子の制服なんてすっごく寒いでしょ?」
純一「え、あ……」
「……なによ、アンタって親友の顔も忘れったていうの?そんなのないでしょー」
純一「か、薫……?」
棚町「はぁーい、薫さんですよー」
純一「案の定、空いてなかった……そうだよな。思いきり道草しまくったしな…」とぼとぼ…
純一「……でも、色々とあったなぁ。今日は」
純一「──紗江ちゃんのお財布探したり、梨穂子にストーキングされたり、
絢辻さんは現れるし、七咲には……よくわからないけどからかわれたんだろうと思うし
森島先輩には抱き疲れて、慰められて…」
純一「僕は全部……彼女たちと、こんな風に女装した状態で会って……
こんな風に喋りあって……僕は、なにがしたかったんだっけ……」
純一「……僕は、そもそも…なんで──」
「なーにやってんのよ、アンタは」
純一「……え?その声は」
「ばかねぇ。こんなところで、暗くて寒いのにそんな薄着で……女子の制服なんてすっごく寒いでしょ?」
純一「え、あ……」
「……なによ、アンタって親友の顔も忘れったていうの?そんなのないでしょー」
純一「か、薫……?」
棚町「はぁーい、薫さんですよー」
暗い校舎
純一「お、おい……薫!どうしてこんなところに来るんだ!」
棚町「うっさいわね! 静かにしなさいってば!」
純一「お前こそうるさいだろ!それにワケも話さずこんな暗い学校に
連れてきたのお前だろ……!!」
棚町「わーかったわよ、後でちゃんと説明するから!いまちょっと黙ってついてきなさいって!」
純一「わ、わかったよ……とりあえず、この校門をよじのぼればいいんだろ……よいしょっと」
棚町「あ。パンツは男ものなのね」
純一「あ、コラみるな薫!!」
棚町「なーによ減るもんじゃなしに。それにアンタだってあたしのパンツ見たでしょ」
純一「ぱ、ぱすてる……」
棚町「早く、行け!」がんっ
純一「あ、こら蹴るな薫──うわー!」どすん
純一「お、おい……薫!どうしてこんなところに来るんだ!」
棚町「うっさいわね! 静かにしなさいってば!」
純一「お前こそうるさいだろ!それにワケも話さずこんな暗い学校に
連れてきたのお前だろ……!!」
棚町「わーかったわよ、後でちゃんと説明するから!いまちょっと黙ってついてきなさいって!」
純一「わ、わかったよ……とりあえず、この校門をよじのぼればいいんだろ……よいしょっと」
棚町「あ。パンツは男ものなのね」
純一「あ、コラみるな薫!!」
棚町「なーによ減るもんじゃなしに。それにアンタだってあたしのパンツ見たでしょ」
純一「ぱ、ぱすてる……」
棚町「早く、行け!」がんっ
純一「あ、こら蹴るな薫──うわー!」どすん
純一「いてて……いきなり蹴るなんて酷いじゃないか。腰いったらどうするんだよ」
棚町「ほっ…ほっ…よいしょ!」すとん
棚町「そんなやわな身体じゃないでしょ純一は。だれが鍛え上げたとおもってんの?」
純一「……あー、棚町 薫さんですね…」
棚町「よろしい!」
純一「……それで夜の校舎に忍び込んで、なにをしようってんだ薫」
棚町「ふふん、それは着いてからのお楽しみよん」
純一「なんだそれ、ちゃんとした場所なんだろうな」
棚町「あたりまえでしょー。今のアンタみたいな恰好がお似合いの場所よ」
純一「……そ、そうなのか。よくわからないけど……」
棚町「んじゃ、ここから静かに行くわよ。警備の人もいるから」
純一「わ、わかった……」
棚町「ほっ…ほっ…よいしょ!」すとん
棚町「そんなやわな身体じゃないでしょ純一は。だれが鍛え上げたとおもってんの?」
純一「……あー、棚町 薫さんですね…」
棚町「よろしい!」
純一「……それで夜の校舎に忍び込んで、なにをしようってんだ薫」
棚町「ふふん、それは着いてからのお楽しみよん」
純一「なんだそれ、ちゃんとした場所なんだろうな」
棚町「あたりまえでしょー。今のアンタみたいな恰好がお似合いの場所よ」
純一「……そ、そうなのか。よくわからないけど……」
棚町「んじゃ、ここから静かに行くわよ。警備の人もいるから」
純一「わ、わかった……」
美術室
純一「……って美術室じゃないか」
棚町「そそそ。ついでにこれがカギよー」
純一「何でそんなものを持ってんだ……」
棚町「たまーにデッサンで夜遅くに帰ることがあるのよ。
バイトが無い日とかさ。そんときに使うようにって先生がスペアくれたの」かちゃかちゃ
純一「なるほど……デッサンか…」
棚町「ほら空いた」ドヤッ
純一「いちいち恰好つけるなよ……とりあえず、失礼しまーす…」
純一「おおう!」
棚町「雰囲気あるでしょー。かるくお化け屋敷を開けるわよこれは」
純一「こんなところで何時も一人で、勉強しているのか……薫は」
棚町「そうよー。まぁ、たまに先生もいてくれることもあるけど……さっ!」
純一「……って美術室じゃないか」
棚町「そそそ。ついでにこれがカギよー」
純一「何でそんなものを持ってんだ……」
棚町「たまーにデッサンで夜遅くに帰ることがあるのよ。
バイトが無い日とかさ。そんときに使うようにって先生がスペアくれたの」かちゃかちゃ
純一「なるほど……デッサンか…」
棚町「ほら空いた」ドヤッ
純一「いちいち恰好つけるなよ……とりあえず、失礼しまーす…」
純一「おおう!」
棚町「雰囲気あるでしょー。かるくお化け屋敷を開けるわよこれは」
純一「こんなところで何時も一人で、勉強しているのか……薫は」
棚町「そうよー。まぁ、たまに先生もいてくれることもあるけど……さっ!」
純一「ん?……あ、こら薫……!!カツラを……!」
棚町「ん~……大分いたんでるわねぇ。もしかして〝あれ〟からも大分やってたのかしら?」
純一「それは……」
棚町「それもそうみたいね。化粧も上手くなってるし……もうカツラもいらないんじゃない?」
純一「と、とりあずそれを返すんだ薫……!!」
棚町「いやよ、とんで女装壁のある奴に返すもんですか」
純一「ぐぬぬ……」
棚町「──でも、ひとつ要求を飲んでくれたら。これを返してあげてもいいわよ?」
純一「よ、要求……?また凄いこと頼みそうだなお前は……」
棚町「いやねーそんなに親友を疑ってみるのはやめてよー」
純一「……口元の笑みが、隠れきれてないようだけど」
棚町「あら、そおう?ごめんなさいね~」
棚町「ん~……大分いたんでるわねぇ。もしかして〝あれ〟からも大分やってたのかしら?」
純一「それは……」
棚町「それもそうみたいね。化粧も上手くなってるし……もうカツラもいらないんじゃない?」
純一「と、とりあずそれを返すんだ薫……!!」
棚町「いやよ、とんで女装壁のある奴に返すもんですか」
純一「ぐぬぬ……」
棚町「──でも、ひとつ要求を飲んでくれたら。これを返してあげてもいいわよ?」
純一「よ、要求……?また凄いこと頼みそうだなお前は……」
棚町「いやねーそんなに親友を疑ってみるのはやめてよー」
純一「……口元の笑みが、隠れきれてないようだけど」
棚町「あら、そおう?ごめんなさいね~」
純一「……それで、要求ってなんだよ」
棚町「あら、飲んでくれるの?」
純一「ああ、いいとも。どうせ元々それをやらせるためにここにきたんだろ」
棚町「てんきゅ。流石は純一ぃ、話が早くて助かるわー」
純一「ぐっ……」
棚町「──んじゃ、これ」ばさっ
純一「……え?もういいのか?」
棚町「そそそ。はやくそれをつけてちょうだい」
純一「わ、わかった……これでいいのか?」
棚町「おっけー。そしたらそこに座ってくれる?」
純一「……おう、座ったぞ薫」
棚町「……うん、そう。そんな感じでもうちょっと斜めに…そう、てんきゅ」
棚町「あら、飲んでくれるの?」
純一「ああ、いいとも。どうせ元々それをやらせるためにここにきたんだろ」
棚町「てんきゅ。流石は純一ぃ、話が早くて助かるわー」
純一「ぐっ……」
棚町「──んじゃ、これ」ばさっ
純一「……え?もういいのか?」
棚町「そそそ。はやくそれをつけてちょうだい」
純一「わ、わかった……これでいいのか?」
棚町「おっけー。そしたらそこに座ってくれる?」
純一「……おう、座ったぞ薫」
棚町「……うん、そう。そんな感じでもうちょっと斜めに…そう、てんきゅ」
純一「………まさかだと、思うけど薫……お前」
棚町「あら、鈍感なアンタでもそろそろわかっちゃうかしら」
純一「デッサンの練習させろ、とかそういうのか?」
棚町「あったりー」
純一「…………」
棚町「ん?なにか御不満でもあるのかしら?」
純一「……いや別に、ただこんな夜中じゃなくても。
いつだってお前の頼みなら……」
棚町「なーにいってんのよ。こんな夜だからこそいいんじゃない。
ほら、こっちは準備できたし。動かない動かない」
純一「…………」
棚町「そうそう、そんな感じ……うん。やっぱりアンタは可愛いわ」
純一「どうも、ありがとうございます」
棚町「ほめてんのよ。もっと嬉しくしなさいよ」
棚町「あら、鈍感なアンタでもそろそろわかっちゃうかしら」
純一「デッサンの練習させろ、とかそういうのか?」
棚町「あったりー」
純一「…………」
棚町「ん?なにか御不満でもあるのかしら?」
純一「……いや別に、ただこんな夜中じゃなくても。
いつだってお前の頼みなら……」
棚町「なーにいってんのよ。こんな夜だからこそいいんじゃない。
ほら、こっちは準備できたし。動かない動かない」
純一「…………」
棚町「そうそう、そんな感じ……うん。やっぱりアンタは可愛いわ」
純一「どうも、ありがとうございます」
棚町「ほめてんのよ。もっと嬉しくしなさいよ」
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