元スレ雪歩「765プロが倒産してもう二年半ですぅ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
52 = 23 :
>>51
納得した
53 = 46 :
誰か落として壊しそうだな
54 = 1 :
「それじゃみんな!舞台はハリウッド!元765プロ最後の一人、美希に会いにいくわ!
律子さんの瞳に炎が宿りました。
「作戦名は……そう、オーバーマスター作戦よ!」
「な、なんか律っちゃん燃えてんね……」
「ほら……りっちゃんってゲーム好きだから……」
亜美ちゃんと真美ちゃんの内緒話が、漏れてきました。
「では、スタート!健闘を祈るわ!」
そう言って、私たちはバラバラの方向へとそれぞれ向かいました。
それから、地図を見ていた私に伊織ちゃんが言いました。
「はぁ~……ようやく私たちが報われる、最期の週末が来るのね」
「う、うん……」
水瀬財閥の用意した外国車に乗り込み、市街地へと向かいます。
勘、っていうのかな。
どうしてだろう。美希ちゃんに会えるハズなのに……。
なんだかイヤな胸騒ぎが収まりません……。
55 :
全てが不幸への伏線に見える
アメリカは怖いところだぜ…
56 = 46 :
美希・・・変わっちゃってるのか?
58 = 46 :
矢沢・・
60 = 1 :
カラフルな建物と、観光客が溢れかえるメインストリートに到着しました。
地面のタイルには、有名な俳優の名前と星がいっぱい書かれています。
ふと目を離すと亜美ちゃんと真美ちゃんがお土産屋で品物を見ていました。
「うわ→見て見て真美!ののワさん人形だよ!」
「ホントだ→!ここ押すと『ヴぁい!』って鳴くんだね!」
「ちょっとアンタたち、観光に来たんじゃないのよ!」
伊織ちゃんが真っ赤な顔で怒鳴りました。
うぅ……お願いだからはぐれないで……。
『あらあら~なんだか不思議な匂いがするわね~』
『あずささん!そっちの通りは危ないですから!』
GPSからあずささんと律子さんの声が聞こえてきました。
『は、はわいゆ~?あ、あいむたかね……』
『貴音!知らない人に話しかけちゃダメさー!』
……なんだかあちらはあちらで大変みたいです。
62 :
アメリカはチャンスの国だってアポロがいってた
63 = 33 :
>>62
チャンスを手にした人の分だけそこから押し退けられた人がいるんだよ
64 = 46 :
チャンスとピンチは背中合わせ
66 :
待ってた
67 :
初めて遭遇した
68 :
遅すぎた支援
69 :
今日は保守しよう
70 = 1 :
「ま、そんな簡単に見つかるワケないわよね」
「うん……」
私はそれからいっぱい歩き回って、ヘトヘトになっちゃいました……。
伊織ちゃんと一緒に、カフェに立ち寄りました。
亜美ちゃんと真美ちゃんは、まだまだ元気いっぱいみたいです。
うぅ……体力無いなぁ……私……ダメだな……。
また、ネガティブな思考が始まってしまいました。
大きなオレンジジュースを啜りながら、伊織ちゃんが言います。
「ねぇ、雪歩、聞くとこによると、ずっと千早と真の看病してたらしいじゃない」
「ふぇ……?!う、うん……」
なんだか、本当に私のことだとは思えないけれど……。
「ふ~ん。あんたにしてはよくやったじゃない」
そう言って、感心感心といった具合に両頬に手をついて私を見ました。
……あのときの力の出し方がもうわかりません。
その時……
『見つけた!』
真ちゃんの声がGPSから鳴り響きました。
71 :
ゆきぽっぽ
73 = 36 :
待て、美希を見つけたとは言ってない
74 = 3 :
金髪なんてハリウッドじゃどこにでもいるしねぇー
75 = 42 :
わたしだ
76 = 46 :
しゃ・・・社長?
77 = 33 :
見つけたのが真という時点でもう嫌な予感しかしない
78 :
ふえぇ…
79 = 1 :
「ホントに?!」
伊織ちゃんがテーブルに両手をついて立ちあがりました。
オレンジジュースが倒れて、床に染みを作ります。
ついに……ついに美希ちゃんに……3年ぶりに会えるんだ……。
『う、うん。だけどちょっと美希の様子がおかしいんだ……』
「えっ……」
真ちゃんが続けます。
『と、とにかくこっちへ来て』
そう言って、通話が途切れました。
真ちゃんの場所をGPSで確認します。
……多分、私たちが最初につく。
私は、美希ちゃんがいるであろう方向へと走ってむかいました。
なんだか、寒気がしてきました。足取りも、重たい……。
まるで、行くことを私自信が拒否してるかのような……。
80 = 46 :
まさか ホムレス化して昼寝してたとか・・甘いか
81 = 46 :
うわあああ
82 = 62 :
おや……ミキミキの様子が……
83 = 68 :
展開を予想するとその後予想をはるかに上回る不幸が出てくる法則
84 :
俺「はにぃ…はにぃ」
85 = 36 :
このSS最大級の鬱展開来るか・・・?
86 = 46 :
ダメぜったい状態?
87 = 2 :
嫌な予感しかしないよ
88 = 62 :
ミキー「ヘイガール!大人をからかっちゃいけないZE☆」
89 = 23 :
頑張れ
90 :
昨日は落としてしまってすまなかった
支援
91 = 1 :
「はぁ……はぁ……」
地図を確認すると、どうやらショッピングモールの中にいるみたいです。
自動ドアが開いて、エレベーターを駆け上って……
ここは……
CDショップだ……。
ガラス張りのドアを開けて、奥へいくと輸入CDのコーナーに
真ちゃんの後ろ姿と……
キレイな金髪に、ゆるいウェーブの後ろ姿が見えました。
「美希!一体どうしたんだよ?!」
真ちゃんが背後から肩を揺らしますが、まるで反応の無い人形のように体が揺れました。
手に持ってるのは……美希ちゃんの『Rerations』のCDだ……。
「……ふ~ん」
確かに、美希ちゃんの声が聞こえました。ゆらっと、私の方を振り向きます……。
「ひっ……!」思わず、悲鳴が漏れて、尻もちをついてしまいました。
美希ちゃんの目の下には、まるで痣のように、黒い『くま』が出来ていました……。
「眠れない……ずっと眠れないの……」
92 = 46 :
ひっ・・・!
93 = 90 :
ただの不眠症だよな?
そうだと言ってくれ頼むから
94 = 3 :
良かった 春香よりかは重傷じゃないって良くねえよ
95 :
おっ、続きか
今度は落とすなよ
97 = 1 :
「あの日から眠れないの……眠ると思い出すの……」
ブツブツとうわ言のように、美希ちゃんは繰り返します。
「お願いだから眠らせてほしいの……」
掠れた声でそう呟く美希ちゃんのCDを持つ手が、小刻みに震えています。
私と全く視線が合いません。
一瞬、白目をむいて、またCDをじっと見詰め始めました
私は、立ちあがって、真ちゃんの背中に隠れます。
「真ちゃん……」
「う、うん。さっきからずっとこの調子なんだ……」
「……うぅん」
美希ちゃんは、CDを置いて、ふらふらと頭を揺らしながら私たちから離れていきます。
「ま、待てよ美希!」
真ちゃんが呼びとめます。
美希ちゃんの足がピタリ、と止まりました。
98 = 23 :
オクスリだけはやめろ・・・
99 = 36 :
俺の知っている美希じゃない・・・
100 = 46 :
不眠症ってレベルじゃないな・・・
何日寝てないんだよ 美希ぃ
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 雪歩「765プロが倒産してもう二年半ですぅ……」 (584) - [100%] - 2011/9/29 12:00 ★
- 雪歩「765プロが倒産してもう二年半ですぅ……」 (297) - [100%] - 2011/9/27 6:00 ★
- 千早「765プロが倒産してもう1年半なのね……」 (780) - [84%] - 2011/8/16 17:00 ★★
- 伊織「765プロが倒産してもう2年半じゃない……」 (350) - [77%] - 2011/10/11 4:15 ☆
- 伊織「765プロが倒産してもう2年半じゃない……」 (612) - [77%] - 2011/10/14 9:15 ★
- 響「765プロが倒産してもう二年さー……」 (834) - [77%] - 2011/9/9 8:15 ★★
- 貴音「765プロが倒産してもう2年半なのですね……」 (1001) - [76%] - 2011/8/23 7:45 ★★
- 春香「765プロが倒産してもう3年かぁ……」 (513) - [74%] - 2011/10/8 11:45 ★★
- 小鳥「765プロが倒産してもう一年ね……」 (766) - [70%] - 2011/9/2 7:00 ★★
- 雪歩「うまい棒おいしいですぅ……」 (218) - [53%] - 2011/11/21 10:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について