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元スレ勇者父「魔王を助けてやってくれ」勇者「え?」
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側近「奴らは私たち魔物や魔王様を皆殺し、乗っ取るつもりなのでしょう」
戦士「迷惑極まりないなwwwww」
側近「そこで勇者殿にお願いがあります。オルゴ・デミーラをぶち殺してくれませんか?」
勇者父「君は率直にものを言うね」
戦士「別にいいんじゃないwwwww俺たち殺しには慣れてるんじゃんwwwww」
戦士「そろそろ賢者も賢者モードになって貰わないと困るしな」
側近「私たちは自称勇者どもの相手をしなくてはいけません」
魔王「そうね~……。オルゴさんは一度みてみたいけれど、攻められている状況で、違うものを攻めるのは大変ですしねぇ~……」
魔王「勇者様、お願いできますか?」
勇者父「ええ、勿論。人間を殺す魔物は絶対許せないし」
戦士「そうそう。俺たちもう高齢だけどやるときはやるんですーwww」
勇者父「つーか、これからっしょ」
勇者父「そういえば、勇者はどこにいるんだ?」
魔王「あぁ……勇者さんですか。えぇ、と、すいません、まだ寝てるんです」
勇者父「え、ちょ、もう正午なんだけど」
魔王「すいません。そ、その、昨日は夜遅くまで……は、話し合いをしていたものですから……。ふ、ふふっ……」
勇者父(……怪しい)
戦士(……怪しい)
側近「……」
勇者父「まぁ、とりあえず魔王さんよ。メタル系の武器くだしあ」
魔王「あら、勇者様。以前もっていませんでしたか?」
勇者父「全部売りましたwwwww」
戦士「俺も売ったわwwwwww」
魔王「あら~……。わかりました、勇者様方の装備品や道具などはこちらで揃えさせていただきますね」
側近「はい、それでは今すぐ持ってきます」
戦士「使い終わったらまた売ってもいいですかwwww」
魔王「ええ、いいですよ」
戦士「気前良すぎwwwwwwwww」
勇者父「あ、僧侶の装備品とかもあったらください」
魔王「はい、わかりました」
戦士「まじでくれるとか信じられないわ」
勇者父「俺たちが現役だった頃、王様に頼んだらこんぼうと100ゴールドしかくれなかったのに」
戦士「魔王ちゃんが天下統一すべきなんじゃね、これ」
勇者父「勇者にメタル装備くれる魔王とか新ジャンルwwwwwww」
魔王「喜んでくれたようでよかったです~。どうかがんばってくださいね」
戦士「うぃーっすwwwwwww」
勇者父「うぇーいwwwww」
勇者父「とりあえず僧侶とこいって仲間にすっかwwwww」
勇者父「僧侶が勤めている教会にやってきました」
戦士「僧侶ちゃーん!!!」
勇者父「あれ、いなくね? というかなんかほこりかぶってね?」
戦士「確か僧侶ちゃん、一人でここやってたんだよね。どうしたんだろ」
勇者父「……さあ?」
戦士「僧侶ちゃーん!!」
勇者父「僧侶―!! どこやー? おるんかー?」
戦士「何故関西弁なんだよwwww」
勇者父「うるせえwwww」
戦士「教会の周りにもいないなあ」
勇者父「教会兼自宅だから、あまり外にでることもしなかったしなあ……」
戦士「思いついたwwwwww」
勇者父「え?何?」
戦士「お前んちにいるんじゃね?wwwwww」
勇者父「あぁ……、そういや黙って出てきちゃったな」
戦士「ひどいやつだwwwww僧侶ちゃん、お前に惚れてたのに」
勇者父「何十年前の話だよ……」
戦士「お前の家で暮らしていたらまじストーカーレベルだな。おめでとう!!」
勇者父「うれしくないよそれ!」
勇者父「自宅前にやってきたけど……なにこれ」
戦士「……僧侶の服と……骨?」
戦士「ちょ……おい、まてよ……どうして……?」
勇者父「……」
戦士「……」
勇者父は僧侶を調べた。
返事がない、ただのしかばねのようだ。
勇者父は骨を調べた。
返事がない、ただのしかばねのようだ。
戦士「……魔物にやられたのか」
勇者父「…………」
戦士「……」
勇者父「………………」
勇者父「……いこう、戦士」
戦士「……!」
戦士「…………ああ、そうだな。勇者」
戦士「俺たちみたいな馬鹿は、結局魔王を倒す事しかできない」
戦士「できないんだ、勇者……」
勇者父「……」
魔物「ヤバイwwwwwユウシャッポイノキタwwwwwwギャァアアアア!!」
魔物「ヤラレテヤンノwwwwwwダセフャアァァアッアア!!!!」
戦士「百匹ぐらい倒したwwwwwこいつら弱すぎwwwww」
魔物「ゴメンナサイ!!オネガイダカラコロサナイデ!!シニタクナイ!!」
戦士「るっせーwwwwwwwえーい!! きっちゃうぞーwwwww」
魔物「シニタクナイヨォオオオ!!!」
魔物「アアァァァア!!ヨクモカアサンヲコロシタナ!!!」
魔物「イタイヨォ……オニイチャンイタイヨォ……」
魔物「セメテイモウトダケハ……イモウトダケハニガシテクレ!!」
戦士「兄妹愛最高すぎwwwwww でもだめですwwwww絶対許しませんwwww」
魔物「ギャァァアアア!!!」
戦士「許しませんwwwww絶対にwwwwwwうはwwwww」
勇者父「なんとかやつらの本拠地の城っぽいところにきたけど、魔物多すぎワロエない」
戦士「なんか魔物がいってた話なんだが、今日魔王城に攻めるらしいよ」
勇者父「まじかよ」
戦士「魔物じゃないよ、兵士とか人間が」
勇者父「は?」
戦士「王がね、決めたらしいんだって、勇者全員集めて猛攻撃だーって」
勇者父「……ちょ、それ、やばいんじゃねーの?」
>>7の時点から思ってたけど戦士好きだわ
勇者父「今からでも戻って魔王に加勢したほうがいいんじゃないか」
戦士「ああ、俺も同じ意見だ」
戦士「といいたいところだがだめだ」
勇者父「どうしてだ。あいつらが人間を殺せないのは分かっているだろう?」
戦士「仮に戻って加勢したとしても、元凶を潰さなきゃまた同じ事だ」
戦士「またここに来て、また戻り、来て、戻り、繰り返してもどうにもならないだろう」
戦士「今は魔物が弱いが、これから強くなっていく可能性だってあるんだ」
戦士「大丈夫だ、魔王たちだって何かしら考えてるよ」
勇者父「……」
勇者父「わかった。さっさとゴルゴを倒して魔王のところへいこう」
戦士「そうそう、そのいきだよwwwwww目の前に魔王がいるなら倒さなきゃ勇者ないっしょwwwwww」
勇者父「そうだな。よっしゃあああああ!! 強行突破じゃー!! メラ! メラ!」
戦士「今のはメラゾーマではない、メラだ」キリッ
勇者父「wwwwwwwwwwww」
戦士「wwwwwwwwwwwww」
勇者父「やばいwwwwwもう最上階まできちゃったwwwwww」
戦士「これがwwwwレベル100のwwwwクオリティ!!wwwwwww」
教皇「確かに、ものすごい速さでしたね」
戦士「賢者キターwwwwww」
勇者父「余裕ぶっこいてるんじゃねーぞwwwwwww」
教皇「それは私のセリフですよ」
教皇「どうしてあなた方は笑いながら泣いているんです」
戦士「うるさいwwwwwwwお前にはわからねーよwwwwww」
勇者父「おうおうwwwwそのとおりだwwwwww」
勇者父「以前のお前ならわかったかもしれんが、今はわからなそうwwwwww」
戦士「だって賢者じゃなくて教皇(笑)ですものねーwwwwww」
戦士「たのしいでちゅかー?wwwwwww ははっwwwwwははっ……」
勇者父「うぇwwwっうぇwww……うぇ……」
勇者父「……賢者、どうしてお前はこんなことやってるんだ」
教皇「魔物を滅ぼすことについていってるんでしょうか?」
勇者父「そうだ」
教皇「当たり前じゃないですか。私は勇者様の仲間ですよ」
教皇「勇者の仲間が魔物を倒さず、一体何を倒すというんですか?」
勇者父「魔物を倒すために魔物の力を借りるのが勇者のやり方なのか」
教皇「魔王に手を貸す勇者には言われたくありませんね」
教皇「それに彼らは魔物ではありません。神の使いです」
教皇「勇者が神の使いを使うのは当然のことです」
戦士「ドヤ顔でいわれてもあれは魔物なんだよー!!」
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