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元スレ勇者「わしが世界を平和にするぞい」 王様「え?」
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勇者「だからわしが世界を救うんじゃ」
王様「何をいってるんです?」
勇者「わしが勇者やるから!」
王様「そんな誰でも勇者やってもらったら困るから」
勇者「何じゃと!老人を差別する気か!」
王様「何をいってるんです?」
勇者「わしが勇者やるから!」
王様「そんな誰でも勇者やってもらったら困るから」
勇者「何じゃと!老人を差別する気か!」
王様「冒険者登録所に行ってください」
勇者「行ってきたわ!断られたんじゃ!」
王様「それなら仕方ないですよ」
勇者「そこのボスがあんたじゃろう!さあ、みとめい!」
王様「だれ!?このおじいさん連れてきたの!?」
勇者「行ってきたわ!断られたんじゃ!」
王様「それなら仕方ないですよ」
勇者「そこのボスがあんたじゃろう!さあ、みとめい!」
王様「だれ!?このおじいさん連れてきたの!?」
勇者「だからわしが勇者じゃ」
王様「だからね?そういうわけにはいかないんですよ」
勇者「ひどい!老人虐待じゃ!」ガラッ
王様「あ、おじいさん!窓から体乗り出したらあぶないですよ!」
勇者「みんなー!聞いてくれー!王様に虐待されておるのじゃー!」
王様「ちょっ!」
王様「だからね?そういうわけにはいかないんですよ」
勇者「ひどい!老人虐待じゃ!」ガラッ
王様「あ、おじいさん!窓から体乗り出したらあぶないですよ!」
勇者「みんなー!聞いてくれー!王様に虐待されておるのじゃー!」
王様「ちょっ!」
勇者「老人虐待!拉致!監禁!助けてくりゃれー!」
王様「や、やめてください!」グイッ
勇者「やめて欲しければ勇者とみとめい」
王様「だからそういうわけには・・・」
勇者「老人虐待!拉致!監禁!」ガラッ
王様「や、やめてください!」グイッ
勇者「やめて欲しければ勇者とみとめい」
王様「だからそういうわけには・・・」
勇者「老人虐待!拉致!監禁!」ガラッ
王様「ほんと誰!?連れてきたの!?」
勇者「もっと叫ぶぞい!」
王様「あー、もう、じゃあこれ差し上げますから帰ってください」サラサラッ
勇者「『あんたが勇者』とな」
王様「それ上げますので、ねっ、いい子ですから」
勇者「もっと叫ぶぞい!」
王様「あー、もう、じゃあこれ差し上げますから帰ってください」サラサラッ
勇者「『あんたが勇者』とな」
王様「それ上げますので、ねっ、いい子ですから」
勇者(確か証明書には王様の印がいるはず・・・むっ・・・あれかっ)
勇者「あっ!空飛ぶ幼女!」
王様「え?」クルッ
勇者(今じゃ!)スッ・・・バンッ
王様「何もないじゃないですか。もうお帰りください!私は忙しいんです!」
勇者「あっ!空飛ぶ幼女!」
王様「え?」クルッ
勇者(今じゃ!)スッ・・・バンッ
王様「何もないじゃないですか。もうお帰りください!私は忙しいんです!」
勇者「ま、待て!まだもらっておらんぞ!」
王様「はぁ・・・?まだ何か?」
勇者「勇者には冒険の前に軍資金と武器が貰えるはずじゃ!」
王様「はぁ、どこからそんな知識を・・・」
勇者「金と武器くれ!」
王様「武器ってお年寄りにそんな危ないもの持たせられませんよ」
王様「はぁ・・・?まだ何か?」
勇者「勇者には冒険の前に軍資金と武器が貰えるはずじゃ!」
王様「はぁ、どこからそんな知識を・・・」
勇者「金と武器くれ!」
王様「武器ってお年寄りにそんな危ないもの持たせられませんよ」
勇者「なんじゃと!まだ言うか!」
王様「あーもう!じゃあ、ほらっ、この杖と50G上げますから。衛兵!この方をお送りして!」
勇者「あ、待つんじゃ。まだ話は・・・むぐぐ」
・
・
・
大臣「よかったんですか?あんな紙渡しちゃって」
王様「仕方ないでしょう。まぁ、あんなものを信用するのは子供か酒場の主人くらいのものですよ」
王様「あーもう!じゃあ、ほらっ、この杖と50G上げますから。衛兵!この方をお送りして!」
勇者「あ、待つんじゃ。まだ話は・・・むぐぐ」
・
・
・
大臣「よかったんですか?あんな紙渡しちゃって」
王様「仕方ないでしょう。まぁ、あんなものを信用するのは子供か酒場の主人くらいのものですよ」
【王城前】
勇者「ええい!ドけち王め!」
勇者「50Gじゃと!?こんな物!」チャリーン
コロコロコロ・・・ポチャン
勇者「あ!ああ!」
勇者「わしの50Gが堀に・・・」ガックリ
勇者「ええい!ドけち王め!」
勇者「50Gじゃと!?こんな物!」チャリーン
コロコロコロ・・・ポチャン
勇者「あ!ああ!」
勇者「わしの50Gが堀に・・・」ガックリ
勇者「ううっ・・・水は冷たそうじゃのぅ・・・くぅ・・・」
門番「じいさん、災難だったな・・・」
勇者「わしの・・・わしの50Gが・・・」
勇者「誰かかわりに拾ってくれる者はおらんかのぅ・・・」
門番「・・・」
門番「じいさん、災難だったな・・・」
勇者「わしの・・・わしの50Gが・・・」
勇者「誰かかわりに拾ってくれる者はおらんかのぅ・・・」
門番「・・・」
勇者「誰かかわりに拾ってくれる門番はおらんかのぅ・・・」
門番「おい」
勇者「おねがい!拾って!」ガバッ
門番「ちょっ、じいさんが落としたんだろ」
勇者「何じゃと!困ってる老人を見捨てる気か!」
門番「おい」
勇者「おねがい!拾って!」ガバッ
門番「ちょっ、じいさんが落としたんだろ」
勇者「何じゃと!困ってる老人を見捨てる気か!」
門番「いや、そんな・・・」
勇者「みなのものー!この門番はわしのようないたいけな老人を・・・!」
門番「わ、わかったよ!ったく、とんでもねぇじいさんだな」
勇者「悪いのぅ、最近の若者にしてはよくできた門番じゃ」
門番「・・・」
勇者「みなのものー!この門番はわしのようないたいけな老人を・・・!」
門番「わ、わかったよ!ったく、とんでもねぇじいさんだな」
勇者「悪いのぅ、最近の若者にしてはよくできた門番じゃ」
門番「・・・」
>>16
ほ
ほ
チャプチャプ
門番「冷めてぇー!!ひゃーっ!」
チャプチャプ
門番「ほらよっ、あったぞ50G」
勇者「いや、わしの落としたのは100Gじゃった」
門番「冷めてぇー!!ひゃーっ!」
チャプチャプ
門番「ほらよっ、あったぞ50G」
勇者「いや、わしの落としたのは100Gじゃった」
門番「はっ?あんた自分で50G落としたって言ったじゃないか」
勇者「よく考えたら100G玉じゃった」
門番「いや、実際落ちてたの50Gだから!」
勇者「門番!ネコババしおったなっ!?」
門番「なんでそうなる」
勇者「よく考えたら100G玉じゃった」
門番「いや、実際落ちてたの50Gだから!」
勇者「門番!ネコババしおったなっ!?」
門番「なんでそうなる」
>>11
何をするくそ返したまえいい子だからさあ
何をするくそ返したまえいい子だからさあ
勇者「みなのもの!この門番がいたいけな老人から金を・・・」
門番「ほらっ!100G!これでいいだろ!」
勇者「ふむ、ありがとさん。なかなか見所のある若者じゃ」
門番「もう、いいから」シッシッ
勇者「ほっほっほ。じゃあ、冒険の始まりじゃ」
門番「ほらっ!100G!これでいいだろ!」
勇者「ふむ、ありがとさん。なかなか見所のある若者じゃ」
門番「もう、いいから」シッシッ
勇者「ほっほっほ。じゃあ、冒険の始まりじゃ」
【酒場】
勇者「ここが冒険者を集める酒場じゃな」
勇者「むふふ、若い女の子だけのぱーちーでハッスルしてやるぞい」
ガランッ
女主人「いらっしゃい」
勇者「仲間を募集しておるのじゃが」
勇者「ここが冒険者を集める酒場じゃな」
勇者「むふふ、若い女の子だけのぱーちーでハッスルしてやるぞい」
ガランッ
女主人「いらっしゃい」
勇者「仲間を募集しておるのじゃが」
女主人「護衛か何かかい?だったらいい連中がいるわよ」
勇者「いや、勇者じゃ。魔王討伐に向かうんじゃ」
女主人「はっ?」
勇者「ほれっ、証明書もあるぞい!」ピラッ
女主人「『あんたが勇者』・・・これが?」
勇者「いや、勇者じゃ。魔王討伐に向かうんじゃ」
女主人「はっ?」
勇者「ほれっ、証明書もあるぞい!」ピラッ
女主人「『あんたが勇者』・・・これが?」
勇者「ほれっ、ちゃんと王様の印もあるぞい」
女主人「うっわ、本当ね。こんなじいさんが勇者なんて世も末ね」
勇者「うるさいわい。それより仲間じゃ」
女主人「ええ、はいはい。今は商人、武闘家、盗賊ってところでどうかしらね。みんな腕利きよ」
勇者「あそこにおる連中か?」
女主人「うっわ、本当ね。こんなじいさんが勇者なんて世も末ね」
勇者「うるさいわい。それより仲間じゃ」
女主人「ええ、はいはい。今は商人、武闘家、盗賊ってところでどうかしらね。みんな腕利きよ」
勇者「あそこにおる連中か?」
女主人「ええ、強そうでしょう?」
勇者「やじゃ」
女主人「え?」
勇者「女の子じゃなきゃやじゃ」
女主人「そんなこと言われてもいないし・・・」
勇者「やじゃ」
女主人「え?」
勇者「女の子じゃなきゃやじゃ」
女主人「そんなこと言われてもいないし・・・」
勇者「勇者の希望に応えるように王様に言われておるじゃう」
女主人「そりゃそうだけど。いないものはしょうがないわ。出直してくることね」
勇者「むぐぐ・・・」
女主人「またお越しくださーい」
勇者「じゃ、じゃああんたでええわい」
女主人「そりゃそうだけど。いないものはしょうがないわ。出直してくることね」
勇者「むぐぐ・・・」
女主人「またお越しくださーい」
勇者「じゃ、じゃああんたでええわい」
女主人「はぁ?」
勇者「ちっと年増じゃが我慢するわい」
女主人「年増って!これでもあたしは20代よ!」
勇者「10代のピチピチギャルがよかったんじゃ!」
女主人「でもあたしお店があるし・・・」
勇者「ちっと年増じゃが我慢するわい」
女主人「年増って!これでもあたしは20代よ!」
勇者「10代のピチピチギャルがよかったんじゃ!」
女主人「でもあたしお店があるし・・・」
勇者「わしは勇者じゃぞ!」
女主人「うくっ・・・」
勇者「王様に逆らう気かい」
女主人「はぁ・・・仕方ないか・・・王様には逆らえないし」
勇者「よし!出発じゃ!」
女主人「休業手当申請しなくちゃ・・・はぁ・・・」
女主人「うくっ・・・」
勇者「王様に逆らう気かい」
女主人「はぁ・・・仕方ないか・・・王様には逆らえないし」
勇者「よし!出発じゃ!」
女主人「休業手当申請しなくちゃ・・・はぁ・・・」
女主人「結局、二人で出発ね・・・」
勇者「おっ、さっそくモンスターが出おったわい!」
スライム「ピキー」
スライムベス「ピー」
勇者「これは・・・」
勇者「おっ、さっそくモンスターが出おったわい!」
スライム「ピキー」
スライムベス「ピー」
勇者「これは・・・」
ムンズッ
ムンズッ
女主人「スライム捕まえてどうするのさ」
勇者「こうして・・・」
女主人「胸に当ててどうすんの?」
勇者「ほれっ!おっぱいおっぱい!」モミモミ
ムンズッ
女主人「スライム捕まえてどうするのさ」
勇者「こうして・・・」
女主人「胸に当ててどうすんの?」
勇者「ほれっ!おっぱいおっぱい!」モミモミ
スライム「ピキュー」
スライムベス「キュー・・・」
女主人「駄目だこいつ・・・早く何とかしないと・・・」
勇者「お前さんが揉ませてくれんからじゃろうが」
女主人「誰が揉ませるか!」
勇者「それは残念じゃのぅ・・・」
勇者(ふふふっ、宿屋に泊まれば一つ屋根の下じゃ・・・そうなれば・・・むふふ)
スライムベス「キュー・・・」
女主人「駄目だこいつ・・・早く何とかしないと・・・」
勇者「お前さんが揉ませてくれんからじゃろうが」
女主人「誰が揉ませるか!」
勇者「それは残念じゃのぅ・・・」
勇者(ふふふっ、宿屋に泊まれば一つ屋根の下じゃ・・・そうなれば・・・むふふ)
女主人「なに笑ってんのよ・・・気持ち悪い・・・」
女主人「ところであんた何でまた勇者なんかになったのさ」
勇者「そりゃ魔王を倒して平和にするために決まっておるわい」
女主人「ほー。意外とりっぱな心がけじゃない」
勇者「そうすればモテモテウハウハの人生じゃわい。美女100人はべらせてハーレム暮らしじゃ。むふふ」
女主人「前言撤回・・・」
女主人「ところであんた何でまた勇者なんかになったのさ」
勇者「そりゃ魔王を倒して平和にするために決まっておるわい」
女主人「ほー。意外とりっぱな心がけじゃない」
勇者「そうすればモテモテウハウハの人生じゃわい。美女100人はべらせてハーレム暮らしじゃ。むふふ」
女主人「前言撤回・・・」
女主人「で、あんた実力の方はどうなのさ」
勇者「ほっほっほ、よくぞ聞いてくれた!」
女主人「おお!結構やるわけ?」
勇者「まぁの!」
女主人「じゃ、得意の魔法とか見せてよ」
勇者「ほっほっほ、よくぞ聞いてくれた!」
女主人「おお!結構やるわけ?」
勇者「まぁの!」
女主人「じゃ、得意の魔法とか見せてよ」
勇者「いいじゃろう!目ん玉かっぽじってよく見ているがよい」
勇者「ほおおおおおお!」スゥ
勇者「はぁあああああああああ!」クリンッ
勇者「むむむむむむ」グッ
勇者「ぬぅううううううううううう」シュバッ
女主人「おお!なんか大魔法見せてくれるの?」
勇者「はっ!メラッ!」
勇者「ほおおおおおお!」スゥ
勇者「はぁあああああああああ!」クリンッ
勇者「むむむむむむ」グッ
勇者「ぬぅううううううううううう」シュバッ
女主人「おお!なんか大魔法見せてくれるの?」
勇者「はっ!メラッ!」
シーン
勇者「ぜぃ・・・ぜぃ・・・どうじゃ・・・見たか」
女主人「ええ、何も出来ないってのをね・・・。はぁ期待して損した・・・」
勇者「何をいうておる。よく見るのじゃ!」
女主人「はぁ?」
勇者「ほれっ、ここ、杖の先」
勇者「ぜぃ・・・ぜぃ・・・どうじゃ・・・見たか」
女主人「ええ、何も出来ないってのをね・・・。はぁ期待して損した・・・」
勇者「何をいうておる。よく見るのじゃ!」
女主人「はぁ?」
勇者「ほれっ、ここ、杖の先」
女主人「ん?」ジー
女主人「あ、ちょっと赤くなってる・・・」
勇者「これは火種じゃ。これをこうして藁に押し付けての」ゴソゴソ
勇者「風で消えんようにこうして手で抱えて息を吹き付けるんじゃ」フーッ
勇者「そして、これを落ち葉と一緒に枯れ枝に入れると・・・」
パチパチ
勇者「ほれっ!!火がついたぞい!!便利じゃろ!!」
女主人「あ、ちょっと赤くなってる・・・」
勇者「これは火種じゃ。これをこうして藁に押し付けての」ゴソゴソ
勇者「風で消えんようにこうして手で抱えて息を吹き付けるんじゃ」フーッ
勇者「そして、これを落ち葉と一緒に枯れ枝に入れると・・・」
パチパチ
勇者「ほれっ!!火がついたぞい!!便利じゃろ!!」
女主人「いや、確かに便利だけどさ!違うでしょ!」
勇者「火がついたんじゃからいいじゃろうが」
女主人「攻撃力0でしょ・・・これ・・・」
勇者「ふんっわしは攻撃呪文は苦手なんじゃ」
女主人「だったら何が得意なのさ」
勇者「えーっとのぅ・・・」モジモジ
女主人「なんなの?」
勇者「バシルーラとか・・・モシャスとか・・・」
女主人「使えないわね・・・この勇者・・・」
勇者「火がついたんじゃからいいじゃろうが」
女主人「攻撃力0でしょ・・・これ・・・」
勇者「ふんっわしは攻撃呪文は苦手なんじゃ」
女主人「だったら何が得意なのさ」
勇者「えーっとのぅ・・・」モジモジ
女主人「なんなの?」
勇者「バシルーラとか・・・モシャスとか・・・」
女主人「使えないわね・・・この勇者・・・」
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