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    元スレ幼女店長「ウチではたらく?」

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    551 :

    的確な保守支援ありがとうございます
    どうも最近は保守必須間隔が短いようで
    ご迷惑かけます
    先程色々と終わりましたので
    8時40分ごろを目処に再開したいです
    よろしくお願いします

    552 = 492 :

    チンチラ

    555 :

    まさかちぢれか?

    557 = 380 :

     5日目 朝 自宅

    「……どうしよう」

    「朝なのに。出勤しなくちゃなのに」

    「でも」

    「俺はあの店で、何を売ればいいんだよ……」

    「くそっ」

    560 = 492 :

    まってますた

    561 = 492 :

    あれ?

    562 :

    よっしゃ!きた!

    563 = 492 :

    みす

    564 = 380 :

    「最初に売ったチョコレートだって、もしかしたら幼女の両親の想いが詰まってたかもしれない」

    「それなのに、俺は……」

    「俺は、売っちまったんだ」

    「うぅ、う……」

    「……行こう」

    「幼女ちゃんが、どうして両親の遺品を売りたがってるのかは分からないけれど」

    「やっぱり」

    「こんなこと、止めさせなきゃ」

    566 = 380 :

     朝 幼女のおみせ

    「おはよう」

     ガラッ

    幼女「……あ」

    「来たよ」

    幼女「う、……ん」

    「……」

    幼女「……」

    568 = 380 :

    幼女「……あのっ」

    「ん?」

    幼女「きょうは、なにを、うる?」

    「……」

    幼女「まだ、まだソーコに、たくさんっ」

    幼女「タクサンッあるッ、……から」

    「もう、止めようよ」

    幼女「え……」

    「売っちゃだめだよ」

    「……絶対、後悔するよ」

    569 = 380 :

    幼女「しない、よ!」

    「幼女ちゃんはまだ子供だから」

    幼女「しないもん!!」

    「……だからっ」

    幼女「ウウン」

    幼女「したって、いいもん!!」

    「……え?」

    幼女「いいんだ、……モン」

    571 = 380 :

    「幼女のお姉さんは、何て言ってるんだ?」

    「売ってほしくなんか、ないんじゃないのか?」

    幼女「そんなこと、ナイ」

    幼女「きっと、よろこぶ」

    「どうして」

    幼女「ドシテ、って……」

    幼女「…………うー」

    「俺にはわからないよ、幼女ちゃんの気持ち」

    「俺は、俺の両親がもし、居なくなったら」

    「両親が持っていたものは、できる限り大切に持っていたい」

    「それが普通なんじゃないかな」

    幼女「……う、ぅー」

    572 = 380 :

    「じゃあ、こうしようよ」

    「一昨日チョコレートを売ったお金で、何か新しいものを仕入れよう」

    「それを売って、お金を稼いで、また仕入れて」

    「少しずつ商品を増やしていこうよ」

    幼女「……や」

    「幼女ちゃん、あのな」

    幼女「や!!」

    「……」

    幼女「幼女は、ウルの」

    幼女「お父さんと、お母さんの」

    幼女「おもいで」

    574 = 380 :

    「思い出を、売る……?」

    幼女「……」コクリ

    「なにを言って……あ……」

    「(昨日、あの紳士な人が言ってた)」

    「(ここにおいてある商品は『思い出』だって)」

    「……そうか」

    「幼女ちゃんと、幼女ちゃんの両親との思い出が」

    「このガラクタたちに……」

    幼女「……」

    575 :

    おれの全財産230円で幼女ちゃんを買い占めてあげたい

    576 = 380 :

    「ならっ」

    「それが本当ならっっ」

    「尚更売れな……」

    幼女「おにーさんは!」

    「……」

    幼女「……ヤクソク、まもって、クレタ」

    幼女「ヤクソク、だいじ」

    「う、うん」

    幼女「幼女、ヤクソクしたの。お母さんと、お父さんと」

    幼女「だから、ウルの」

    幼女「幼女のおみせで、ぜんぶ」

    幼女「おもいでを、ぜんぶ」

    577 = 380 :

    「……約束」

    「どうしてそんな約束をしたんだ。どうしてそんな事、幼女ちゃんの両親は」

    幼女「わかンない」

    幼女「……デモ、まもン、なきゃ」

    「そんな」

    幼女「フクテンチョ」

    「……なに?」

    幼女「おねがい」

    幼女「たすけて」

    幼女「オテンチョを……たすけて、……よぅ」

    578 :

    >>1久し振りだ!

    最近見ないからVIP卒業したかと思ってたから
    陰毛見た瞬間鳥肌立っちゃったよwww

    579 :

    >>525の下2枚が俺の心の琴線をズタズタにしてったんだが

    580 = 380 :

    「はーー、まったく。どんな巡り合わせかと思ったけど」

    「どうしてこんなことになるのかねぇ」

    幼女「……ぇ」

    「金が欲しけりゃ今頃働いてるし」

    「勉強したけりゃ大学にしっかり通ってたさ」

    「したくない事なんてほとんどない。何より、したいことが無かったんだ」

    「だから俺は、いい年こいてニートなんかやってる」

    「その俺が、……本当に、久しぶりに、したいことを見つけたっていうのに」

    「なのにさ……」

    幼女「ぁ……ぅ……」

    581 = 380 :

    「だから」

    「……だから、後味悪いのだけは簡便してくれよ!」

    幼女「え……?」

    「もう、大学中退したので後味悪いのは正直ごめんなんだわ」

    「ってわけだから。倉庫の中のモンを全部売り切ったらさ」

    「……笑って、くれるよな?」

    幼女「おにー……っ、フクテンチョ!」

    「良かった、嬉しい、やりきったって」

    「俺と一緒に、笑ってくれるよな?」

    幼女「ウン……、うんっ! ゼッタィ」

    幼女「ヤクソク!!」

    583 = 387 :

    >>582
    おいちょっと黙っとけ

    584 = 380 :

     昼 幼女のおみせ 倉庫

    「これと、……これと」

    「あと、これ。店に運んで」

    幼女「あいっ!」

    「それから……」

     ガサゴソ

    「おっ、これいいじゃん。鞄か。ちゃんとした皮で出来てるのか?」

    「これも売っちまおう」

    「(とにかく倉庫にあるものを、できるだけ商品として陳列することが優先課題だ)」

    「(今まではチマチマ出してきたけれど、そんなことしてられない)」

    「(……もう、決めたんだ)」

    「(例え後悔があったって、誰かを悲しませたって)」

    「(俺はやって、やりきって、悲しみを上回る幸福を産むんだ」)」

    「(今まで、ずっとずっと逃げてきた人生なんだ。もう、……逃げない)」

    585 :

    男の自己満が始まった

    586 = 402 :

    しょうがねーな、俺が幼女と新しい思い出作ってるやるよ

    あ、幼女ちゃんそこのベッドでゆっくりしててね私シャワー浴びてくるから

    587 = 380 :

     幼女のお店:店内

    「ん、っしょ。よっこらせ」

     ドサーッ

    「……ふぅ」

    幼女「フクテンチョ、おつかれさまん」

    「ありがと。ちょっと疲れたけどな。商品候補がしっかり増えたぜ」

    幼女「ひゃはー」

    「幼女ちゃんは値札作って。俺は陳列していくから」

    幼女「うんっ。つくる!」

    眼鏡「あ、あのぅ」

    「……え、あっ。いらっしゃいませ!」

    幼女「いらしゃーいっ」

    眼鏡「ど、……ども」

    588 :

    >>586
    おまわりさんこいつです

    589 = 380 :

    眼鏡「あ、……す、すいません。まだ開店前……でした?」

    「いえっ。大丈夫ですよ。見ていってください」

    「(なんだか地味な女の人だなぁ。でもいい人そう)」

    眼鏡「そ、そうですか。……あっ、じゃあ」

     がさこそ

    眼鏡「私、こういうものでして」サッ

    「あお名刺ですか。これはどうも」

    「……クール企画?」

    眼鏡「いわゆるなんでも屋でして。そこの社員をやってます」

    「はぁ。それで、何か」

    眼鏡「ある方のご紹介で伺ったんですが」

    「ある方?」

    590 = 380 :

    眼鏡「えぇ、……その、なんといいますか。弊社をご贔屓にしてくださってる方でして」

    眼鏡「なんでも、『チョコレートの者』だといえば分かって頂けるとか」

    「チョコレート……?」

    幼女「あ!」

    幼女「オキャクにごー!!」

    「……!」

    眼鏡「おきゃ……?」

    「い、いえ。こちらの話です。どうぞ続けてください」

    眼鏡「あ。は、はい」

    眼鏡「その方に、こちらの店舗に伺って私がお仕事を頂くように、とのご依頼を頂戴しまして」

    「……仕事?」

    593 = 422 :

    しえん

    595 = 380 :

    眼鏡「仕事、といっても特に具体的には伺って頂いてないんですが……」

    「は、ぁ」

    眼鏡「何か、私に出来ることがあれば、協力させて下さい」

    眼鏡「あ、一応。専門はデザインでして」

    幼女「……でざいんっ!」

    眼鏡「あ、ですが専門専門外かかわらず、お仕事ならなんでもやりますので」

    「デザイン、……あ、ひとつ」

    「ひとつだけ、早急に頼みたい事が」

    眼鏡「ややっ。いいですね。なんでも屋の血が沸きます」

    596 = 588 :

    なかなか面白そうなことになってきたな

    597 = 387 :

    こんな本あったら買うかもしれない

    598 = 380 :

    「うちの店の看板をお願いしたいんですけど」

    眼鏡「看板ですか」

    幼女「……オ!」

    「できるだけ多くの人に、この店に入ってもらいたいんです」

    「そのための看板を、是非」

    眼鏡「……ん、ん~。シンプルですけど、難しい」

    眼鏡「私の手に負えるかどうか」

    「そんなリキまなくていいんです。あなたの……眼鏡さんの、思ったとおりに」

    「ただ、できるだけ早く看板が欲しいんです」

    「……それと」

    「お金もあまりないのですけど」

    599 = 380 :

    眼鏡「お金のことは、あまり気にせず」

    眼鏡「あの方に、たんまりと頂いてますから」

    「……そうですか」

    「じゃあ、甘えて……いいのかな、店長?」

    眼鏡「……店長?」

    幼女「オンは、かえすよネ?」

    「そうだね。返そう。いつか」

    幼女「うんっ!」

    「……というわけで」

    眼鏡「あ、あのっ、その娘が……店長?」

    「そうですよ。なんてったてこの店は『幼女のおみせ』なんですから!」

    幼女「えへン!」


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