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元スレ佐天「直死の魔眼? 」
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行くぞ英雄王、武器の貯蔵はじゅうぶんかあああああああああああああああああああああああああああああああああ
おのれおのれおのれおのれおのれおのっおのれおにょれおのれのれえええええええええええええええええええええええ
今書き溜め中
あと後半は、佐天sideと上条side、そしてラストの三部構成になってるからよろしくねー
あと後半は、佐天sideと上条side、そしてラストの三部構成になってるからよろしくねー
よし、書き溜め中断
台詞重視だとやっぱ時間掛かんなくていいね
ちょこちょこ書いてくよー
台詞重視だとやっぱ時間掛かんなくていいね
ちょこちょこ書いてくよー
佐天side
冥「おめでとう、今日で退院だね?」
佐「はい、今までお世話になりました先生」
荷物を両手に私はお医者さんに深くお辞儀をした。
冥「ふむ…本来ならまだまだ入院してもらいたいとこなんだけどね?何しろ傷が傷だ。どうしてもと言うから退院を早めたけど……本当に大丈夫かい?」
佐「えぇ、早く勉学に励みたいですから」
と真っ赤な嘘を伝える
そのあともお医者さんは何か伝えたがっていたが、今後も定期的に通院をするという妥協案を了承して、渋々私を送り出してくれることになった。
冥「それじゃあ、何かあれすぐにここにくること、いいね?」
佐「はい、それじゃあまた…」クルッ
冥「あ、君」
佐「はい?」
冥「その眼鏡、似合ってるよ」
佐「―――ありがとうございます。橙子さんの特別製なんですよ」
そう、特別製
あの人がくれた、特別な眼鏡だった
橙子「君、この眼鏡あげるよ」
佐天「私に、ですか?目は悪くないですけど……」
橙子「いいからつけてみなさい。少なくともそれで君の悩みを一つ解決してあげられるから」
佐天「は、はあ…」スチャ
橙子「どうだ?感じは」
佐天「―――!凄い、あんなにあった線が何も見えなくなってる…!」
橙子「そうかそうか、ソイツは魔眼殺しの眼鏡なんだ。私が今つけてるものと同じでね、世界に叉とないレア物さ」
佐天「そっそんなに高価なものもらっちゃっていいんですか!?」
橙子「何構わんよ、元々は三つあってね、一つは私のでもう一つが君のそれ。そしてもう一つが―――」
佐天「橙子さん?」
橙子「……すまない、この話はやめよう。思い出すだけで気分が悪くなる」
というやりとりが主ないきさつ。
正直、橙子さんが何を思い出して気分を悪くしたのか非常に気になったが、追究してはいけない気がした
佐天「うーん、久々の外は気分がいいですなー!」ノビノビー
佐天「とりあえずは初春や御坂さん達に心配かけちゃったからね。退院したよーって挨拶にいくか!」
佐天「まずは御坂さん達のところにいこうかな、ここから寮も近いし」
――――――――
常盤台寮
「着いた着いた、まずは部屋番号からっと…………あった」
pull pull ガチャッ
黒子「はいもしもしですの」
佐天「あ、白井さん、こんにちわ!無事退院出来ましたよー」
黒子「ッ!?」
ツー ツー
佐天「………」
佐天「………」
pull pull ガチャッ
佐天「あの、すm
黒子「なんですのおおおお佐天さんは現在重い怪我を患って入院中なんですのよおおおおおおお!?!?
幽霊なら早く成仏してくださいましっ!!波ァ!!」
ガチャッ
佐天「仕方ない……白井さんには初春から説明してもらおう、帰るか……」トボトボ
佐天「はぁ…結局常盤台寮、無駄足だったな。御坂さんもいないみたいだったし……」テクテク
佐天「とりあえず自宅に帰りますか。初春のとこは荷物整理片付けてからでいいし」
佐天「そんでそれからー…」
美琴「佐天さん!?」
佐天「え?あ!御坂さん!よかったあ会えた!!」
美琴「どうしたのよこんなところで!?もう退院出来たわけ?」
佐天「はい、あそこのお医者さん、何でも冥土返しって言われてるほど医療界じゃ名医みたいで……。
無理して退院させてもらっちゃいました」エヘヘ
美琴「あーあのリアルゲコ太ね…。確かにあの馬鹿やあの娘達も毎度お世話になってるみたいだけど……」ブツブツ
佐天「あ、あの御坂さん?」
美琴「えっ?あぁいやこっちの話よあはは。……って佐天さん」
佐天「はい?」
美琴「そんな眼鏡いつも掛けてたっけ?」
佐天「あ、気付いちゃいましたかあ?」クイッ
美琴「気付いた気付いた、何退院を期にイメチェンとか?」
佐天「まあそんなところです。実は事故の影響で視力下がっちゃって…」
美琴「事故………」
佐天「み、御坂さん?そんな気にしなくても…」
美琴「ねえ、佐天さん。あなたあの時………」
佐天「えっ?何ですか?」
美琴「―――いや、何でもないわ。その眼鏡、佐天さんによく似合ってるよ」
佐天「え、そうですか?照れるなあ、あはは」
―――――――
ソレジャアネー マタコンドー
佐天「ふう、話してたらすっかり遅くなっちゃったなあ。まあ白井さんは御坂さんが上手く伝えてくれるでしょ」
佐天「さーてひっさびさのわが家だぞっと。ただいまあー!」ガチャン
佐天「家主がいない方が清潔間ある部屋とはこれ如何に……」
佐天「まあいいや、とりあえず荷物整頓しようっと!」
――――――
佐天「ふう、片付けたら思わぬ時間をくったか。もう夜だよ」
佐天「そろそろ初春も風紀委員の仕事終わって帰ってきた頃かな…
よし、顔出しにいこう。そんであわよくば夜ご飯恵んでもらおう!」
佐天「お腹も空いたしね」ゴキュルルル
佐天「ふう、話してたらすっかり遅くなっちゃったなあ。まあ白井さんは御坂さんが上手く伝えてくれるでしょ」
佐天「さーてひっさびさのわが家だぞっと。ただいまあー!」ガチャン
佐天「家主がいない方が清潔間ある部屋とはこれ如何に……」
佐天「まあいいや、とりあえず荷物整頓しようっと!」
――――――
佐天「ふう、片付けたら思わぬ時間をくったか。もう夜だよ」
佐天「そろそろ初春も風紀委員の仕事終わって帰ってきた頃かな…
よし、顔出しにいこう。そんであわよくば夜ご飯恵んでもらおう!」
佐天「お腹も空いたしね」ゴキュルルル
――――――――――
佐天「さて、初春の寮部屋についたはいいけど…」
佐天「電気がついてないなあ、いないのかな」?
佐天「鍵もしまってるし―――って閉まってなかったよ」ガチャッ
佐天「入ってもいいかな?あ、そうだ初春が帰ってきた時のために晩ごはん作ってあげよう!」
佐天「我ながらナイスアイディア!それじゃあ、お邪魔しまーす…」
佐天「さて、初春の寮部屋についたはいいけど…」
佐天「電気がついてないなあ、いないのかな」?
佐天「鍵もしまってるし―――って閉まってなかったよ」ガチャッ
佐天「入ってもいいかな?あ、そうだ初春が帰ってきた時のために晩ごはん作ってあげよう!」
佐天「我ながらナイスアイディア!それじゃあ、お邪魔しまーす…」
扉を開け、中に入る。
初春の部屋はいつも綺麗に整理整頓がされているため、入る側としては気分がいい。
そのまま靴を脱ぎ、奥へと進む。
よく考えたら料理を作る材料もないため、初春の冷蔵庫から適当に頂いてしまおう。なんて思っていた
その時だった
パリンッ
「(ガラスの、割れる音…?)」
それが確かに初春の寝室から聞こえた。
泥棒だろうか
よく考えたら電気もつけずに扉だけ空いているような状況、普通に考えればおかしかったのだ。
額に、妙な汗が伝う。
「(どうしよう…)」
考えるまでもない。
逃げるべきだ。
女の私がどう立ち向かおうが、返り討ちにされるのが目に見えている。
酷ければ暴力だって振るわれる可能性がある。
今までも私はそうしてきた。
戦う力が無い私は、ずっとそれらから逃げていた。
それが当たり前だと信じていた。
―――だが、それでは駄目なんだと、私は学んだのではないのか
とある、電撃使いから
とある、空間移動能力者から
そして、大事な親友から
そして私は眼鏡を、外す。
見える世界は死の世界。
再び見える数々の、線と点、それは私の頭を酷く痛めた。
武器も、ある。
それはカウンセリング終了時、橙子さんが私にくれたもう一つの物
きっといつか使う時が来ると言われ、渡された武器。
折り畳み式ナイフ。
どうやら貰うときには半信半疑だったが、橙子さんの言っていた事は正しかったようだ。
なんだかあの女性に運命すらも弄ばれているようで、笑みがこぼれた
―――さぁ、行こう。
大事な親友の、居場所を守るために。
「…………」
扉の前に立つ。
ここを開ければ、もう後は殺伐とした世界があるだけだ。
泥棒には腕力で勝てない。
だから一瞬でケリをつけるべきだ。
扉を開け、泥棒の不意を突けるその、一瞬が勝負だ。
殺すつもりはない、だが腕の一つをもっていく覚悟はある。
さぁ、いざ!!
バンッッ!!!
初春「きゃああ!?」
佐天「―――――!?」
だが、そこにあった世界は私の想像とは大きくかけ離れたものだった。
佐天「あれ、う、い、はる……?」
初春「…………」
初春は目をぱちくりさせながら私を見つめている。
無理もない、何せ入院中だと思っていた私が突然、刃物を持って部屋に突入してきたのだ。
思考が追い付かなくなるのはむしろ、当然かもしれなかった。
佐天「あ、あの…初春?私、退院したんだよー?げんきー?」
初春「………………」バタッ
佐天「って、倒れたああああああああああああああ」
その後初春が目を覚ましたのは、数時間経ってからだった…。
――――――
初春「う、うぅん……あれ、私…」
佐天「あ、目が覚めた?よかった、急に倒れるんだもん」
初春「佐天さん!?なんでここに!?え、入院は!?」
佐天「もう退院してきたよ、一刻も早く初春に会いたかったからねー」
初春「あ、そうだったんですか……(というか私、何で膝枕されてるの///)」
佐天「うん?どうしたのかな初春ぅ、顔が赤くなったけど?」ニヤニヤ
初春「な、何でもないですよ!それよりもう大丈夫だからありがとうございました!」アセアセ
初春「う、うぅん……あれ、私…」
佐天「あ、目が覚めた?よかった、急に倒れるんだもん」
初春「佐天さん!?なんでここに!?え、入院は!?」
佐天「もう退院してきたよ、一刻も早く初春に会いたかったからねー」
初春「あ、そうだったんですか……(というか私、何で膝枕されてるの///)」
佐天「うん?どうしたのかな初春ぅ、顔が赤くなったけど?」ニヤニヤ
初春「な、何でもないですよ!それよりもう大丈夫だからありがとうございました!」アセアセ
>>232
VIPは改行制限キツいのに加えて基本完全台本形式のSSがメインだからな
VIPは改行制限キツいのに加えて基本完全台本形式のSSがメインだからな
佐天「さて、それじゃあ一先ずご飯食べようよ初春。実は初春が倒れている間にご飯作ったんだ!」
初春「あ、凄いですね佐天さん!それじゃあありがたく頂きますよ」ニコッ
――――――
初春「所で佐天さん」
佐天「ん?なんだい初春」モグモグ
初春「その、怪我の方はもういいんですか?面会謝絶になってましたから、かなりの重傷と思っていたんですけど…」
佐天「あー大したことないよ…。骨が何ヵ所か飛び出てたぐらい」
初春「へー…ってそれむちゃくちゃヤバいんじゃないですか!?」
佐天「あと臓器も大半グチャグチャになってた」
初春「ひいいいっ!?病院戻ってくださいよ佐天さん!?」
佐天「まあ嘘なんだけどね」
初春「………佐天さん、イジワルです」
そしてご飯も食べ終え洗い物タイム
初春「そういえば、佐天さん眼鏡なんか掛けてましたっけ?」カチャカチャ
佐天「んーこれ?御坂さんも気に掛けてたけど似合わないかな?」カチャカチャ
初春「あ、いえそういう訳じゃないんですよ。ただ珍しいなって…」ジャー
佐天「あはは、ありがと。あの事故でねちょっと目痛めちゃってさ。
だからって訳」キュッキュ
初春「あ、そうだったんですか。………佐天さん」フキフキ
佐天「ん?」
初春「似合ってますよ///」
佐天「っ……初春、可愛いなもう///」
あっちなみに寝室突入時、割れたガラスの伏線はただ偶然初春がコップ落としただけです。
そのあと佐天さんが片付けていきました
眼鏡の形状とか知らないけど
http://c2.upup.be/qOpsD4byju
http://c2.upup.be/qOpsD4byju
佐天「さって、洗い物も終わったか。それじゃあそろそろ――」
初春「あ、佐天さん。よかったら夜も遅いですし、今日は泊まっていきません?丁度明日は日曜日ですし」
佐天「お、いいねえ。それじゃあ一緒にお風呂――」
初春「入りませんよ///別々に入ってください!」
佐天「ちぇー堅いな。それじゃあ先入ってきなよ、私次入るからさ」
初春「はい、じゃあそうさせてもらいますね♪」
そうして、緩やかな時間は流れていった。
夜、再び寝室。
初春「それじゃあ電気消しますよ佐天さーん」
佐天「オーケーいつでもガッテンさ!」
パチ、パチ
佐天「…………」
初春「…………」
「………佐天さん」
「ん?どうした初春」
「…………」
沈黙。
まあ別にあまり眠たくはないので、もう少し返事を待ってみることにした
それから十分。
「もう少し、そっちに寄ってもいいですか?」
「うん、いいよ。おいでおいで」
そう私が許可すると、初春はやや控えめにこちらに寄ってきた。
それが何だかまどろっこしくて、私から初春に寄ってみる。
「わ、佐天さん近いです…!」
「そっちから言ってきたくせに何遠慮してんだかもう」
最近は病院のベッドで、一人寂しく眠っていたのでなんだか誰かと同じ布団を共有するのは新鮮な感じがした。
……………………
そして再び沈黙、だが初春は何かを私に伝えたようで、先程から無言なのだが妙にそわそわしている。
言いたい事があれば言えばいいのに、初春は依然として沈黙していた。
まあきっと初春らしい遠慮だか、葛藤だかがあるのだろう。
だから私は、親友として初春が言いやすいように―――。
「わ、佐天さん!何で抱きついてくるんですか――!」
「初春」
一言、声をかける
「言いたい事、言ってくれればいいんだよ?」
初春がハッとしたのが、暗闇でもわかった。
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