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元スレ佐天「絶対遵守の力?」
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【柵川中学】
教員「それではシステムスキャンを始めます。まずはこの針を手を触れずに動かしてみてください」
佐天「わっかりました!! ふんぬううううううううううううう!!!」
教員「…………」
佐天「ぐぬぬぬぬううううううううふんがあああああああああああ!!!!!」
教員「…………も、もういいわよ?」
佐天「まだまだ!!! おりゃああああああああああ!!!」
教員「あ、あのね……超能力って気合だけじゃどうにもならないのよ?」
佐天「ぐぅ……」ションボリ
教員「それじゃあ残念だけどレベル0で……あら?」
佐天「……? あっ、もしかしてほんのちょっとだけ動きましたかっ!?」
教員「その左目、どうしたの?」
佐天「左目? 鏡鏡……えっ!?」
佐天(なんか変な模様浮かんでる!? しかも真っ赤だし!!)
教員「保健室行く? あ、それとも、もしかしてそれって能力かしら?」
佐天「能力?」
教員「えぇ、あくまで可能性だけど……何か変わったこととかできないかしら?」
佐天「そう言われても」
教員「そっか……仕方ないわね」
佐天「あ、でもなんか能力っぽいですし、今回はレベル1って事で! なんて、あはは」
キュイーン
教員「分かったわ」
佐天「え?」
【教室】
佐天「ホントにレベル1って事にしてくれた……」
初春「凄いじゃないですか佐天さん!」
アケミ「へぇ、涙子がついにレベル1かー。生意気だぞこのこの~!」グリグリ
佐天「いたたたたた!!」
むーちゃん「それでそれで? どんな能力なの?」
佐天「左目に変な模様を浮かび上がらせる能力」
「「…………」」
アケミ「……なにそれ」
マコちん「か、変わった能力だね」
むーちゃん「ていうか役に立たなそうっていうか……」
佐天「ぐぬぬ……いいじゃん、能力は能力だし!!」
初春「まぁまぁ、みなさん。せっかくですし、見せてみてくださいよ佐天さん!」ニコ
佐天「よしきた!」
佐天「ホントにレベル1って事にしてくれた……」
初春「凄いじゃないですか佐天さん!」
アケミ「へぇ、涙子がついにレベル1かー。生意気だぞこのこの~!」グリグリ
佐天「いたたたたた!!」
むーちゃん「それでそれで? どんな能力なの?」
佐天「左目に変な模様を浮かび上がらせる能力」
「「…………」」
アケミ「……なにそれ」
マコちん「か、変わった能力だね」
むーちゃん「ていうか役に立たなそうっていうか……」
佐天「ぐぬぬ……いいじゃん、能力は能力だし!!」
初春「まぁまぁ、みなさん。せっかくですし、見せてみてくださいよ佐天さん!」ニコ
佐天「よしきた!」
佐天「ふんぬうううううううううううううう!!!」
アケミ「力みすぎてオナラとかしないでよ」
佐天「しないって! ていうか今集中してるから余計なこと言わないでよ!」
マコちん「……あ、涙子、目!!」
むーちゃん「おぉー、ホントだ。なんか変な模様浮かんでるー!!」
初春「ほぇ~」
佐天「ふふん」ドヤァ
アケミ「涙子涙子、あれやってよ! 『ぐっ、左目がうずく……っ!!』みたいの!」
佐天「やんないっての! まっ、これで信じてくれたでしょ?
とりあえずみんなには、お祝いって事でケーキでも奢ってもらおうかね。それも黒蜜堂の高いやつ!」ニシシ
キュイーン
「「うん、分かった」」
佐天「……え?」
【黒蜜堂】
佐天(まさかみんな本当に奢ってくれるとは……)
「「それじゃあたし達はもう帰るねー」」
佐天「あ、うん!」
初春「佐天さん、これからお時間はありますか?」
佐天「ん、あー、特に予定はないけど?」
初春「実は今日、白井さんにお願いして、御坂美琴さんに会わせてもらう約束があるんです! 佐天さんも一緒にどうですか?」
佐天「白井さんって、風紀委員の白井黒子?」
初春「はいっ! そして御坂さんはなんとレベル5の第三位なんですよ!!」
佐天「レベル5の第三位ねぇ……」
初春「あれ、反応薄いですね」
佐天「だってレベル5なんて上から人を見下す人しかいないんじゃないのー」
初春「もう、ダメですよそんな偏見は。実際会ってみればそういう見方も変わりますって」グイグイ
佐天「え、あっ、ちょ、あたしはまだ行くとは」ズルズル
初春「まぁまぁ」
佐天(まさかみんな本当に奢ってくれるとは……)
「「それじゃあたし達はもう帰るねー」」
佐天「あ、うん!」
初春「佐天さん、これからお時間はありますか?」
佐天「ん、あー、特に予定はないけど?」
初春「実は今日、白井さんにお願いして、御坂美琴さんに会わせてもらう約束があるんです! 佐天さんも一緒にどうですか?」
佐天「白井さんって、風紀委員の白井黒子?」
初春「はいっ! そして御坂さんはなんとレベル5の第三位なんですよ!!」
佐天「レベル5の第三位ねぇ……」
初春「あれ、反応薄いですね」
佐天「だってレベル5なんて上から人を見下す人しかいないんじゃないのー」
初春「もう、ダメですよそんな偏見は。実際会ってみればそういう見方も変わりますって」グイグイ
佐天「え、あっ、ちょ、あたしはまだ行くとは」ズルズル
初春「まぁまぁ」
佐天「そういえば初春さ、あたしから奢ってって頼んでおいてなんだけど、お金は大丈夫なの?」
初春「え、私佐天さんに何か奢りましたっけ?」
佐天「……はい?」
初春「あれ、そういえば何で私達黒蜜堂に居たんでしたっけ……あれ?」
佐天「ちょ、ちょっと初春何言ってんのよ。あんたがあたしにケーキ奢ってくれたんじゃん」
初春「私が? でも私そんな余裕は…………ぬっふぇ!!? いつの間にかお財布の中が氷河期に!?」
佐天「…………」
初春「うぅ、何でこんなことに…………って佐天さん? どうしました?」
佐天「あ、いや、ゴメンゴメン。ちょっとぼーっとしてた」アセアセ
初春「?」キョトン
佐天(これってもしかして……)
佐天(先生にレベル1っていう事にしてくれって言ったらその通りにしてくれた。
その後みんなに高いケーキを奢ってって言ったらそれもその通りに……)
佐天(どっちも普通なら断られるはずなのに。それもそのどっちもが、あたしの左目に模様が浮かんでいる時)
佐天(それらの事から考えられる能力は…………)
佐天(あの目で見た相手を……操ることができる能力?)
佐天「……まっさかぁ」
初春「佐天さん?」
佐天「あーごめん、何でもない。それよりここじゃない? その待ち合わせのファミレス」
初春「あ、そうですね。それでは……」
「黒子はもうどうにかなってしまいそうですの!!!」
「ええい、離れろ暑苦しい!!!」
佐天「ひ、昼間っから何してんだろあの人達……」
初春「し、白井さん?」
佐天「えっ…………じゃあ…………」
その後みんなに高いケーキを奢ってって言ったらそれもその通りに……)
佐天(どっちも普通なら断られるはずなのに。それもそのどっちもが、あたしの左目に模様が浮かんでいる時)
佐天(それらの事から考えられる能力は…………)
佐天(あの目で見た相手を……操ることができる能力?)
佐天「……まっさかぁ」
初春「佐天さん?」
佐天「あーごめん、何でもない。それよりここじゃない? その待ち合わせのファミレス」
初春「あ、そうですね。それでは……」
「黒子はもうどうにかなってしまいそうですの!!!」
「ええい、離れろ暑苦しい!!!」
佐天「ひ、昼間っから何してんだろあの人達……」
初春「し、白井さん?」
佐天「えっ…………じゃあ…………」
数分後
白井「うぅ……あそこまで思い切り叩かなくても……」ズキズキ
美琴「うっさい、アンタが悪い」
白井「えーと、それではご紹介しますの。こちら柵川中学一年の初春飾利さんですの」
初春「よ、よろしくお願いします!」ドキドキ
白井「えーと、それでこちらが……」
佐天「あ、初春の友達やってます佐天涙子でーす! ちなみに能力はレベル0でーす!」
初春「さささ佐天さん! それにもうレベル0じゃないじゃないですか!!」
佐天「そういえばそうだった」
美琴「初春さんに佐天さんね。私は御坂美琴。よろしく」ニコ
佐天(……あれ、想像してたのよりもずっと感じいいかも)
>>16お前は出来るやつだ
佐天(あ、そうだ)
佐天(この機会だし、あたしの能力が本当に相手を操るものなのかどうか確かめてみようかな。
もちろん相手は御坂さん。レベル5に効けばもうそれは間違いないし)
佐天(そうと決まれば……)
美琴「それじゃお互い紹介は済んだって事で……とりあえずゲーセンでも行こっか?」
初春「げ、ゲーセンですか?」
美琴「あれ、ごめん嫌だった?」
初春「あ、いえ、ちょっと意外だなぁって……」
美琴「意外、なのかなぁ」
白井「まぁ常盤台生という事を考えると珍しいかもしれませんわね」
美琴「な、なによ、別に私はお嬢様とかそういう柄じゃないし……」
初春「でも、ゲーセンなら私も佐天さんに連れられて行ったりしますよ! ね、佐天さん?」
佐天「…………」
初春「佐天さん? どうしたんですか、目なんか閉じて」
佐天「御坂さん」スゥ
美琴「ん?」
佐天(この機会だし、あたしの能力が本当に相手を操るものなのかどうか確かめてみようかな。
もちろん相手は御坂さん。レベル5に効けばもうそれは間違いないし)
佐天(そうと決まれば……)
美琴「それじゃお互い紹介は済んだって事で……とりあえずゲーセンでも行こっか?」
初春「げ、ゲーセンですか?」
美琴「あれ、ごめん嫌だった?」
初春「あ、いえ、ちょっと意外だなぁって……」
美琴「意外、なのかなぁ」
白井「まぁ常盤台生という事を考えると珍しいかもしれませんわね」
美琴「な、なによ、別に私はお嬢様とかそういう柄じゃないし……」
初春「でも、ゲーセンなら私も佐天さんに連れられて行ったりしますよ! ね、佐天さん?」
佐天「…………」
初春「佐天さん? どうしたんですか、目なんか閉じて」
佐天「御坂さん」スゥ
美琴「ん?」
佐天「ぬげ」
キュイーン
初春「さ、佐天さん?」
白井「ちょっとあなた、失礼ですわよ!!」
美琴「分かったわ」ヌギヌギ
初春「……え?」
白井「ちょ、え……お姉様!!?」
美琴「よいしょっと」ヌギッ
白井「お、お待ちくださいの!!! こんな所で何を」
美琴「邪魔しないでよ!」バチン!!
白井「あふん!!!」
ザワザワ
「おいやばくねあれ?」「精神系の能力?」「撮るのはやめとけって」
タッタッタ……
佐天「はぁはぁ……!!!」ゼイゼイ
佐天(ヤバイ……これ本物だ。どうしよう、思わず逃げ出してきちゃったけど大丈夫かな御坂さん……。
いや、でもあそこには風紀委員が二人も居たし、大丈夫だよね、うん……)
佐天(あ……でもこのままじゃあたし、風紀委員に捕まるんじゃ……。そうだよ、常盤台のお嬢様をあんな所で脱がせるなんて……)
佐天「……やだ、捕まりたくない。どうしようどうしようどうしよう」ガタガタ
ドカーン!!!
佐天「わっ」ビクッ
「おいあそこ銀行だろ?」「爆発って」「とりあえずアンチスキルに連絡しようぜ」
佐天(ぎ、銀行強盗? もう、こんな時に! ここは関わらないように……って何でアイツラこっち来てんの!?)
男「どけクソガキッ!!」
佐天「あ、えと……」
どうする? >>34
書き込む前に更新する
↓
レス数を確認する
↓
安価出すなら4つくらいは離す
こんな感じでやってもらえればみんなも色々考えられると思います
↓
レス数を確認する
↓
安価出すなら4つくらいは離す
こんな感じでやってもらえればみんなも色々考えられると思います
佐天(あぁ、もう、ここはヤケクソだ!!)
佐天「そりゃあああああ!!!」
男「なんだこのガキ!!」
バキッ!!
佐天「あべしっ!!!」
男「ったく、おい行くぞてめえら!! 車に乗れ!!」
ブゥーン!!
佐天「うぅ……」ガクッ
魔眼最強は絶対遵守の力か直死の魔眼どっちなんだ?
やっぱり直死か?
やっぱり直死か?
>>36
おk
おk
【風紀委員一七七支部】
佐天「こ、ここは……」
白井「お目覚めですの?」
佐天「ひっ!!」ビクッ
初春「佐天さん、大丈夫です。銀行強盗は逃走しました」
佐天(そうじゃない!! そっちじゃ……)
白井「その顔、おおよその事は理解できているようですわね。
なぜ怪我人のあなたを病院ではなく、風紀委員支部へと連れてきたのか」
佐天「ッ!!」ゾクッ
初春「…………」
白井「あの後、あなたはどこかへ行ってしまったので、どうなったかは知らないですわよね?」
佐天「…………」
白井「お姉様はあの後も脱ぎ続けました。生まれたままの姿になるまで。そこまでいって、初めて我に返りましたわ」
佐天「ひっ」
佐天(怖い……怖いよこの人の目!!)
白井「お姉様は今アンチスキルの取り調べを受けておりますわ。精神的にも相当堪えているようです。
それも醜態を晒された事よりも、自分が他人の能力に屈した事によるショックのほうが大きいようですわね」
初春「佐天さん、私達ははっきり聞きました。あなたが御坂さんに向かって『脱げ』と言ったのを」
佐天「…………」
白井「佐天さん、少し捜査に協力してもらいますわよ」
ガチャリ
女「どうも」ペコリ
白井「この方は精神系統の能力者ですの。今からあなたの頭の中を覗かせていただきますわ」
佐天(あ、あたしを疑ってる……あれ?)
佐天「こ、これ……」ガチャガチャ
白井「今頃気付きましたの? それは能力を封じる手錠ですわ」
初春「ごめんなさい、佐天さん。でも、これでハッキリしますから」
女「それじゃあ……やるわよ」
佐天(いやだ……いやだ!!!)
どうする? >>49
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