元スレ暦「おーい、八九寺……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
401 = 397 :
早く
402 = 392 :
忍「やっぱりの、神の地位は土地神かの?」
真宵「……ええそうです。この街の土地神を務めさせてもらってます。わたくし」
暦「すっげー!!!八九寺、神様なんだな!!」
真宵「いいですよ、今さらリアクションを変えられなくても……興味がないのはわかってますから!」
暦「失敬な!八九寺のことで、興味がないことなんてこれっぽっちもないぞ!!だからキスしようぜ!!」
真宵「まだわたくしの唇狙ってましたこの変態!!キス魔!!」
神原「そこにわたしが空気を読まずにちゅうううううううう」
暦「んぐぅううううううううううううううう!!????」
403 = 392 :
神原「……ぷはっ。ごちそうさまでした」
暦「な、なにが起こったんだ……?なにか、物凄い絶技を垣間見たような…」
真宵「神原さん、そこまでにしといてあげてください。年下をからかうのは悪い趣味ですよ」
神原「そうだな。いやっはは、どうにもこうにも、若い頃の阿良々木先輩を見ると、どうもボルテージがおさまらなくてな」
暦「へ?年下?若い僕?」
忍「なんじゃお前様、わかっておらんかったのかの」
神原「どうやらそうみたいだな…先輩、わたしは実年齢的にいえば、阿良々木先輩からみてだいぶ年上だぞ?」
暦「なにっ!?だって見た目は高校生と変わってないじゃないか!?」
404 = 392 :
神原「これでも一応、怪異と一体化しているのでな。身体的年齢が取らなくなってるみたいでな…」
暦「そ、そうなのか……なんかすまん。年上なのにため口で…」
神原「いやーそれほどでもないな!こう、粋がってる先輩を見るのも、楽しくて欲情するしな!!」
暦「欲情いらないだろ!?」
真宵「…まあ阿良々木さんにとって衝撃の事実を伝えた所で。わたくしのことを説明しましょう」
忍「うむ、ワシも教えてほしいものじゃ。ひとつ、わからないことがあるからの」
真宵「ほう……なんでしょうか。怪異の王の方が、なにようなことがわからなのでしょうか」
405 :
今夜は遅いので寝ます
保守していただけると有難いです
406 :
>>405
寝ずに保守
407 :
三分神原ちゃん
408 :
シリアス展開にしなけりゃこんなことには…
409 = 392 :
忍「主の二重人格化じゃ。その理由を聞きたい」
真宵「……それですか、なるほど。単なるあれですよ、取り付かれそうになってました。夜泣き石に」
忍「……ふむ。それで人格にぶれが生じたと…するとやはり、夜泣き石には人格が発生していたのじゃな?」
真宵「それはもう、大きく出来上がってましたよ。表現するのなら、性欲に貪欲になった阿良々木さんだと思ってくださればいいです」
忍「理性も無く?」
真宵「それはもう。朝起きて、目の前に女子がいたら問答無用に襲うぐらいに」
忍「そうか、やはりかの。夜泣き石は人格を持って他次元層に散らばり、そこから波長が合ったものから生気を集め大きくなっていったのか…」
410 = 392 :
暦「なんだよ二人っきりで話し込んで…僕にも話を聞かせろ」
忍「いや、じきにお前様もわかることじゃ。それについては今は聞かなくていい、それよりもお前様よ……もっと聞いておくことがあるのではないか?」
暦「む……そうだな。八九寺、お前にききたいことがあるんだ」
真宵「はい、なんでしょうか…?」
暦「なんで、お前はこの世界に僕という存在を呼んだんだ?」
真宵「………それは、」
暦「それはこの……カバンの中身が理由か?」
真宵「!?……見たのですか?中身を?」
暦「ちょっとな。そしたら、僕のものばかりだった」
411 = 392 :
暦「それも、僕の世界で使用していたものばかりだった。それは何でだ?」
真宵「乙女のカバンを覗き見るなんて、最低ですね阿良々木さんは」
暦「何とでも言え。だが、僕はどうしても聞かなきゃならないんだ」
暦「お前が、どうして謝ろうとしていたのかを」
真宵「……単純なことだったんですよ、阿良々木さん」
真宵「言いましたよね?わたくし、この街の土地神なんです」
真宵「ですから、世界線という正体自体、理解してたんです。超える方法はわかりませんでしたが、それでもあるということは知っていました」
真宵「だから気になったんですよ──」
412 = 397 :
頑張れ
413 = 392 :
真宵「勝ち残った世界で、その輝かしい阿良々木さんに、ただ、どんな素晴らしい方なのかと───」
~~~
暦「……」
忍「さて、帰るぞお前様」
暦「……ああ、帰るか自分の世界へ」
忍「ちゃんと戻れるエネルギーはもらったからの。流石は神じゃな、物凄い量じゃ」
暦「そういえば、神原はどこいったんだ?」
忍「帰ったぞ。自分の世界に」
暦「……はっ!?アイツ、僕になんも言っていかなかったぞ!?」
忍「別れのキスをしたじゃろう。あれが小娘にとっての全てじゃろう」
暦「あ、あれが……?お別れの挨拶とでもいうのかよ…」
414 :
傾物語を思い出すな。ってか、あれのせいで素直にハッピーエンドが見れなくなった
415 = 392 :
忍「良い別れ方だとワシは思うがの。どちらにせよ、お前様とは交われない世界線で生きるものじゃ」
暦「そう、か……?それが、アイツにとって良いことなのか忍…?」
忍「……。じゃあどうすればいいのじゃお前様よ、もうあの小娘は多分、この世界線にはおらんぞ」
暦「……」
忍「お前様?」
暦「お前、僕に黙ってることがあったな。まだ聞かなくていいといっていた」
忍「……なんじゃ、そのことか。そんなのは別に気にはしなくとも……」
暦「あれ、夜泣き石が関連してるだろう忍」
忍「……、いやなかなかに聡いのお前様。いつ気がついた?」
417 = 392 :
暦「今。必死に考えてみた」
忍「ほう……それで、お前様はその必死に考えた結果……なにを考えたのじゃ?なにを理解したのじゃ?」
暦「ああ、多分だが夜泣き石は……色々な次元軸に有るんじゃないのか?材料が世界にあるひとつひとつの僕でも、石自体はけっこうあるんだ」
暦「そしてそれは、その世界で広まり、火憐ちゃんや月火ちゃんみたいな波長が合うやつにくっついて、大きくなっていく」
暦「そうなることによって、世界と世界に共通点ができてしまっている。だからそれを使って、沢山の人が世界を行き来している気がするんだ」
暦「そう、例えるならあの神原もそう。そしてこの世界の八九寺も……」
忍「……それで?どうするのじゃお前様。それを知って、なにを望む?」
418 = 392 :
暦「……」
『阿良々木さん、どうもすみませんでした……わたくし、貴方の世界にとても興味があったんです』
『阿良々木先輩、貴方の元気な笑顔見られただけで、私の性欲は満たれた!!』
暦「あいつらは、一体なにを望んでいただろうか忍……?」
忍「しらん。それはそいつらだけが考えるものじゃ、かんがえとうもない」
暦「ああ、僕だってそうだ。人の生き方なんて、知っても得することは無い。誰も、そうやって生きることを望んではいないからな」
忍「良い答えじゃ。では、あえて聞くがの……お前様よ」
暦「何だ忍」
419 = 392 :
忍「お前様は、この状況に、なにを望むのじゃ?」
暦「後日談というか、今回のオチだ」
忍「ではその内容はなんじゃ?」
暦「……全世界、ハッピーエンドの暦ハーレムで!!!」
忍「………」
暦「………」
忍「…くっくっ……」
暦「…あっはっは…」
忍「サイコーじゃよお前様。ぱないの相変わらず」
暦「だろ?よかった、お前に反対されなくてな」
420 = 392 :
忍「そうじゃのぉー…まぁ、過去にワシの無様な姿を見せてしまったこともあったが…」
忍「ワシはお前様のものじゃ。好きにせえ」
暦「ありがとう忍、やっぱお前はサイコーに良い女だ」
忍「今はまだ男じゃがの。さて、お前様。どこにいくのかの?」
暦「そうだな……まずは」
暦「勝手に帰りやがった神原に、キスのお返しにいくぞ!!!」
owari
421 = 392 :
はいー
終わりました。
ご支援ご保守本当にありがとうございました
質問がある方はどうぞ
無い場合はおとしてください
それと
これにておーい、○○系はおわりです。
それと前回の作品を纏めてくださったブログ様
本当にありがとうございました
ではどこかで皆様お会いできたらノシ
423 :
おつおつ!
またいつか期待してるよー
424 :
>>421
誠に乙でした!神原(老)ちゃんチュッチュ!
425 :
おつ
428 = 407 :
おい神原ちゃんとのいちゃらぶシーンが足りないぞ
429 :
乙
神原可愛いよ神原
430 :
乙
次回作もよろしく
431 :
乙
面白かったけど誤字脱字で読み難かったのだけが残念だった
433 :
おつ
434 :
>>431
逆だな
それは残念だったけどかなり面白かった
乙
435 :
できれば自分の世界に帰った後のアララギ君と元の世界の神原の絡みが見たいな
437 :
まよいってどうなったの?
偽以降積みっぱなしだ
438 :
>>437
ナイスバディなお姉さんになる
439 :
仮に事故死しなければないすばでぇなお姉さまになってますよってだけ
傾に本人はほっとんど登場しない
傾はメメの手紙
花はらららぎさんのイケメンっぷりを読むだけのお話
440 = 435 :
花ではロン毛のイケメンさんになっちゃってるアララギ君
441 = 407 :
花は同時に沼地ちゃんに萌える物語
みんなの評価 : ☆
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