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元スレ勇者「魔王は死んだ」
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次スレは建てられんから中途半端に終わるかも
剣士「相変わらず酷いな勇者さん」ケラケラ
武闘家「まあ仕方ないよ。王女様連れて行く訳にはいかないし」
僧侶「そうですね‥」
勇者「という訳だ‥お前は連れて帰る」
王女「嫌。着いて行く。私は役に立つから‥連れて行ってよ」
勇者「駄目だ」
王女「なんで!」
勇者「危険過ぎる。お前は家に帰って俺達が魔王を倒して帰って来るのを待っていろ」
王女「っ‥勇者様の分からず屋ッ」タッタッ
僧侶「あッ王女様!」
勇者「‥」
戦士「行ってやれ、勇者」
武闘家「そうよ。ああいう子は行かないと後が怖いよ」クスクス
剣士「モテモテだな」ケラケラ
勇者「‥はぁ、仕方ない」
僧侶「‥勇者さん」
勇者「‥ちょっと行ってくる」
僧侶「‥ふふ、行ってらっしゃい」
じゃあ終わったら代行頼んで続きかくよ
とある丘
王女「‥‥」
勇者「王女」
勇者「‥すまない」
王女「それだけ?」
勇者「それだけだ」
王女「‥‥」
勇者「‥お前は一国の王女だ。だから連れて行く訳にはいかない」
王女「‥っ‥じゃあ、約束して」
王女「魔王を倒して、帰って来たら‥私と一緒に旅をして」
王女「約束してくれるなら‥待つ」
勇者「‥解ったよ。約束する」
王女「‥じゃあ、指切り」
――
打ち切り展開は嫌だぞ
子供産んでその代がどうなるか
もうパート化してもいいからやってくれ
何週間何ヶ月かかっても良いから
おかずには困らなくなるsゲフンゲフン
子供産んでその代がどうなるか
もうパート化してもいいからやってくれ
何週間何ヶ月かかっても良いから
おかずには困らなくなるsゲフンゲフン
そうだな。あまり長くなるようならパー速かSSに移った方がいいな。
ここはVIP。
2スレ目は叩かれるのは必然
ここはVIP。
2スレ目は叩かれるのは必然
――
王女「‥あの約束は、果たせなかった」
王女「‥あなたが魔王になったから」
王女「だから私はあなたを倒して、私が勇者になる」
王女「そしたら‥旅が出来るんだもの」
王女「‥」ポロッ
王女「‥私は、あなたと‥勇者様と‥旅がしたかった、のに」グスッ
王女「く‥ぅ‥‥う」
弓使い「‥‥」
くのいち「‥‥」
弓使い「いつから居たのよ」
くのいち「先刻からだ」
弓使い「相変わらず抜け目がないわね」
くのいち「褒め言葉だな」
パー速、SS速の場所がわからぬ
弓使い「しかし‥そんな昔話があったなんてね」
弓使い「そりゃあ辛い訳よ」
くのいち「お前が言うと軽い」
弓使い「きぃぃぃぃ!!」ジタバタ
くのいち「それより、情報が入った」
弓使い「何よ」
くのいち「勇者が生きていた。今は静養中」
弓使い「‥どうするのよ」
くのいち「お前に任せる」
弓使い「‥‥」
弓使い「しばらく黙っておくわ」
くのいち「‥そういう所は好きだ」
弓使い「ッば!?バカじゃないの!?」
パー速
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/
SS速報VIP
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
制作速報
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/
ほらよ。
期待してるぞ!④
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ほらよ。
期待してるぞ!④
くのいち「冗談だ」
弓使い「」
弓使い「‥まあ、しばらく黙っておくわ。勿論アンタも黙ってなさいよ、バレたらまた一年前の戦争が起こっちゃうんだから」
くのいち「解っている。私は王女の味方だ」
弓使い「右に同じくね」
くのいち「そういう事だ、しばらく間王女の足止めを頼むぞ」シュン
弓使い「はいはい、と」
弓使い「‥さて、と」
弓使い「恋の応援でもしようかしらね。‥‥私も欲しいわ彼氏」
魔王城
魔勇者「あれから進展は?」
魔王娘「ないな。すでに勇者が生きているのは知れている筈なのだが‥理由が解らん」
賢者「‥どうしてでしょうか‥」
魔勇者「‥情報を知っている奴が情報を洩らしていないという事か」
猫又「ありえねー事じゃねーな。何か理由があんだろうさ」
魔勇者「(‥やはり、あの女‥)」
魔勇者「賢者」
賢者「はい?」
魔勇者「話がある」
賢者「えっ‥」
魔王娘「賢者だけかッ?!」ガーン
魔王娘「」シュン
猫又「まあまあ」ポンポン
メデーュサ「まぁまぁ‥」ポンポン
魔王城中庭
賢者「は、話とは‥?」ドキドキ
魔勇者「‥俺と戦っていた、あの勇者」
賢者「えっ?」
魔勇者「‥俺達は、以前逢った事がある」
賢者「‥‥え?」
魔勇者「‥俺達が戦った国、覚えているだろう」
魔勇者「あの国には、一人王女が居た筈だ」
賢者「まさか、あの時の‥王女様?」
魔勇者「‥多分、な。強さは予想外だったが、多分あの娘だろう」
賢者「そんな‥あの娘が‥」
魔勇者「‥そのせいだろうな、俺達を襲った三人の内、誰かがそれを知って情報操作をしているに違いない」
魔勇者「‥やってくれるよ」
賢者「‥勇者さん。あの娘と、戦うんですか?」
魔勇者「やらなきゃならん。‥それに、王女とした約束すらも俺は忘れていた」
魔勇者「‥俺は、何を今までやっていたんだ」
魔勇者「‥人間に絶望し彷徨い。人間に制裁を加え様として、魔王になり。‥王女の事等、頭の片隅にもなかった」
魔勇者「‥だから、俺は王女と逢い、戦わなければならない」
魔勇者「魔王と勇者としてではなく、な」
賢者「‥‥」
魔勇者「‥死にはしないさ。勿論あの娘も殺さない」
魔勇者「‥俺は、約束を守らなきゃならないからな」
賢者「‥じゃあ、私とも約束して下さい」
賢者「‥あの娘との約束、絶対守って下さいね」
魔勇者「‥ああ、だから」
魔勇者「これからしばらくはシないからな」
賢者「それはダメです」
魔勇者「」
魔王娘「話は終わったか勇者」
魔勇者「ああ、終わったよ」
魔王娘「‥お前は色々巻き起こしてくれるな」
魔勇者「まがりなりに勇者だからな」
賢者「そんな事ありませんよ」クスッ
魔王娘「‥私を、救ってくれた時の様に、そいつも救ってやれ」
魔勇者「‥聞いていたのか」
魔王娘「魔族の聴覚を舐めるな。‥人間との約束を守る等‥気に食わないが‥な」
魔勇者「‥一年とは偉い違いだな。良く大人しくなったもんだ」
魔王娘「‥ふん、気のせいだろう。勘違いするなよ」アセアセ
魔王娘「それはともかくだ」
魔王娘「今から修行するぞ」
魔勇者「‥そうだな。久々に修行でもしてみるか」
魔王娘「勿論アッチのな」
賢者「アッチのなッ」
魔勇者「殺す気か」
王城地下
弓使い「‥王女ー‥うわッ」ガチャ‥キィィ
王女「‥何?」
弓使い「何?‥じゃないわよ‥何て魔力を漏らしてるのよ」
王女「‥弓使いには関係ない」
弓使い「‥」ポリポリ
弓使い「(‥期間も経ったし、頃合いかしら)」
弓使い「‥あのね、くのいちからの情報よ」
弓使い「‥勇者は生きている」
王女「‥そう」
弓使い「‥そうって」
王女「‥もったいぶって言うの、何か理由があったの?」
弓使い「(あ、ヤバいこれはヤバいわよ)」
弓使い「何の事かしら」
王女「‥私の独り言、聞いてたよね」
弓使い「(あわわわわわわわ)」
弓使い「知らないわよ。何言ってるのよ」
王女「答えて」
ゴァアァアァ‥
王女の身体から神々しくも莫大な魔力が溢れ出る
弓使い「ッ‥‥」
弓使い「‥‥聞いて、いたわよ」
王女「‥‥盗み聞き、良くない」
弓使い「する気はなかったわよ?」アタフタ
王女「‥そう」
弓使い「(ああもう‥病んでるよ‥まったく)」
弓使い「ねぇ」
弓使い「逢いに行きなさい」
王女「‥」
弓使い「逢って、決着付けた方が良いわよ」
王女「あなたに、何が解るの?」
王女は鋭く弓使いを睨み付ける
弓使い「‥解らないわよ。だから、こう言ってるのよ」
王女「うるさい」
弓使い「うるさいじゃない。そんなうじうじしてる姿、私だいっ嫌いなのよ」
弓使いは、王女を挑発する
王女「‥うるさい」
王女「うるさいうるさい」
王女「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッ!!!!」
王女「あなたにッ、何がッ、解るのッ!!?」
王女「私の気持ちが、解るのッ?!」
王女「知った様な口を訊かないでッ!!」
王女「あなたは私じゃないッ!!」
王女「あなたは勇者じゃないッ!!」
王女「あなたは、ただの人間!!」
王女「あなたはッ」
バチィィン!!
王女「‥あ」
弓使いの平手打ちが、王女の頬を凪ぐ
弓使い「‥少し、落ち着きなさい」
弓使い「‥私には解らないわよ。でもね」
弓使い「王女は約束を破られたんでしょう?」
弓使い「そしたら、その約束を破った相手に、罰を与えるくらい、良いじゃないのかしら?」
王女「‥え‥?」
弓使い「勇者とか、魔王とか‥そんなの抜きで、喧嘩よ喧嘩」
弓使い「勇者とか魔王とかは‥その後で良いじゃない」
弓使い「だから」
弓使い「逢いに行きなさい」
王女「‥」
弓使い「ね?」
王女「‥‥うん。私、行く」
弓使い「よろしい」
王女「‥準備して来る」タッタッタッ
弓使い「ええ‥行ってらっしゃい」
弓使い「‥」
弓使い「あーあ‥本当、私って格好いいわ」
くのいち「自惚れ」シュン
弓使い「それやめろよ」
くのいち「このまま行かせるのか?」
弓使い「ええ、行かせるわ。あんなうじうじした王女なんか見たくないし」
くのいち「‥相変わらず良い性格している」
弓使い「まぁね」フフン
弓使いは胸を張る
くのいち「‥‥」フフン
くのいちも胸を張る
弓使い「何だよお前ええええ」
―あの時の約束
「魔王を倒したら、一緒に旅に行く」
―そうだ、私はあの人と旅をしたい
王女「‥だから、あの人に罰を与えに行く」
王女「‥覚悟しててね、勇者様」
王女は笑みを浮かべる、まるで閉じ込められていた部屋から、外へと飛び出した笑顔の様に眩い笑顔で
王女「―絶対、勝つ」
そうして、決意を固める
そして数日後
数年前の丘
魔勇者「‥‥」
王女「‥‥」
賢者「(‥勇者さん)」
弓使い「(王女‥)」
魔王娘「(‥‥勇者)」
くのいち「‥‥」
王女「懐かしい」
王女「私はここで、あなたと約束を交わした」
王女「あなたはそれを受け入れてくれた」
王女「私は待っていた。あなたが帰って来るのを‥でも」
王女「あなたは私の前に現れなかった」
王女「‥今日は、あなたが破った約束の制裁を与えに来た」
王女「あなたが一年前、人々に制裁を加え掛けた時の様に」
王女「今度は、私が、あなたは制裁する」
王女「覚悟して。今の私は」
王女「あなたより強い」
王女「そして勝ったあかつきには」
王女「私と、旅をしてもらう」
魔勇者「‥数年前とは、立場が逆になったな」
魔勇者「参ったよ。お前があの王女だったなんてな」
魔勇者「だが」
魔勇者「‥女子供には、旅は危険だ」
魔勇者はそう言って剣を引き抜く
今までの剣とは違う、真っ黒く染まった剣
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