私的良スレ書庫
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元スレまどか「この世界はとても美しくて、やさしいんだよ」
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ほむら「ひゃうっ! からかわないで…」
まどか「うーん、そうなるとどっちがお嫁さんかな~」
ほむら「まどかぁ~」
困る。表情を隠したい。恥ずかしさに、口がぷるぷる震える。
まどか「うん、ふたりとも、お嫁さんがいいな」
まどか「一緒にウエディングドレスを着て、誓いのキスをして、お似合いだよ、きっと」
ほむら「…もう」
その光景を想像して、自分がどうにかなりそうだった。
まどか「ほむらゃん、段々と、顔が表にでるようになってきたね」
ほむら「え?」
まどか「やっぱり、笑顔のほむらちゃんが一番可愛いよ」
まどか「これからも、ずっと、ふたりで笑っていこうね」
ほむら「うん、そうなると…いいな…」
この周回のまどかは、巴マミが死んでないからか、無邪気で、元気な姿を見せている。
そして、私の友達になろうと、親しくしてくれる。
今までになかった、私が望んでいるまどかの姿だ。
そんなまどかを、不幸にしたくない。もう二度と、そんな目にあわせたくない。
絶対に、救ってみせる。
まどか「うーん、そうなるとどっちがお嫁さんかな~」
ほむら「まどかぁ~」
困る。表情を隠したい。恥ずかしさに、口がぷるぷる震える。
まどか「うん、ふたりとも、お嫁さんがいいな」
まどか「一緒にウエディングドレスを着て、誓いのキスをして、お似合いだよ、きっと」
ほむら「…もう」
その光景を想像して、自分がどうにかなりそうだった。
まどか「ほむらゃん、段々と、顔が表にでるようになってきたね」
ほむら「え?」
まどか「やっぱり、笑顔のほむらちゃんが一番可愛いよ」
まどか「これからも、ずっと、ふたりで笑っていこうね」
ほむら「うん、そうなると…いいな…」
この周回のまどかは、巴マミが死んでないからか、無邪気で、元気な姿を見せている。
そして、私の友達になろうと、親しくしてくれる。
今までになかった、私が望んでいるまどかの姿だ。
そんなまどかを、不幸にしたくない。もう二度と、そんな目にあわせたくない。
絶対に、救ってみせる。
杏子「おーう、お二人さん。買い物は終わったかい?」
レジを終えると、杏子がリンゴをかじりながらやってきた。
まどか「杏子ちゃん。買い物手伝わない悪い子は、食事抜きにするよ」
杏子「別にいいぜ。さやかのぶん、かっぱらうから」
杏子「ああ、それ持つわ」
まどかが持つ、買い物袋を取った。
杏子「向こうに、ケーキ売ってるんだが、すっげー、美味そうだぜ。買ってかねぇ?」
まどか「杏子ちゃんのおごり?」
杏子「え、なんで? アタシ客だぜ? 買ってくれるのが、当たり前だろ」
まどか「そんな、当たり前ないよ…」
ほむら「ケーキなら、巴マミが用意しているわ。私たちは買う必要ない」
杏子「わお、それは楽しみだ。夕飯はなにすんだ? アタシ、試食してやるよ」
ほむら「キュゥべぇの煮っころがし」
杏子「ひゃっはー、そいつは美味そうだ。ヨダレが出るぜ」
まどか「…杏子ちゃん、冗談だからね」
私は本気だけどね。食べる気はないけど。
外に出て、三人でマミの家へ歩いていく。
杏子「あいつ…」
杏子が、足を止めた。不愉快そうに、りんごをカリっと囓る。
見ている方向に、夕焼けの真っ黒い影の、人の姿があった。
美樹さやかが、呆然と佇んでいる。
視線の先は、志筑仁美と上条恭介がいた。
――仲良さげに、ベンチに座って。
まどか「…さやかちゃん」
まどか「ごめん、ふたりとも、先にマミさんの家行ってて」
まどかは、さやかの元に駆け寄った。
それに気付いたさやかは、まどかを拒もうとする。
感情を押し殺すも、体が震えている。今にも泣きそうだ。
杏子「はぁ、見てらんねぇぜ。ムカムカすらぁ」
杏子はリンゴの芯をぷらぷらさせる。
杏子「で、アタシら、言うとおりにマミんちいくか?」
ふたりに近づく、インキュベーターの姿が一瞬だけ見えた。
ほむら「行くわけないじゃない」
杏子「だな」
ダッダッダッダッダッ!
杏子は走った。
杏子「さやかぁぁぁっーーっ! うらぁぁぁぁーーーーっ!」
ドロップキックを食らわせた。
さやか「うわぁっ!」
さやかは、盛大に飛んでいく。
まどか「さやかちゃん!」
良かった。まどかには当たってない。予想外の行動に、私ですら驚いた。
さやか「なにすんだっ!」
スッ転んださやかは、顔を上げ、杏子に怒鳴った。
杏子「めそめそ、ちょー、ウゼーっ!」
杏子「ラブに疎いアタシでも分かるわ。てめぇ、男をネコババされそうになってんだろ。さっさと行って、取り返してこい!」
さやか「できるわけないでしょ!」
杏子「知ってるぜ。たった一度の奇跡を、惚れた男に使ったんだろ。もったいねー」
杏子「悔しくねぇか? 遠慮はいらねぇ、力尽くで、奪いとっちまえ」
杏子「せっかく手に入れた魔法を使えば、身も心も、あんたのモンにできるんだぜ。使わなきゃ損だろ」
さやか「んな卑怯なこと、やるわけないじゃないっ!」
杏子「自分の気持ち、押し殺してんじゃねーよ。それ、気持ちわりーだろ」
杏子「ショージキになれよ、あのふたりの所に行って、ぶつかってこい」
杏子「伝えるモン、伝えねぇで、ひとり、勝手に傷ついてるんじゃねぇよ!」
さやか「うるさい、うるさい、うるさい!」
杏子「へっ、臆病モンが。だから、いつまでも半人前なんだ」
さやか「おまえなんか、関係ねーし、なにが分かるんだよ!」
杏子「関係ねーし、分かるわけねぇよ。ただただ、ウゼーんだ」
杏子「アタシなら、さっさと、コクりにいくわ。結果がどうあれな」
杏子「眠たきゃ、寝る。腹減ったら、メシを食う。惚れたら、いただく」
杏子「なぜ、んな、単純なことしねぇわけ? わけわかんねぇ」
さやか「…私は、あんたじゃないから」
杏子「なら、半人前。代わりに男のとこ、行ってやろっか?」
杏子「さやかが、てめぇのこと惚れてんだぜって、伝えてきてやんよ」
さやか「や、やめろっ!」
杏子「どっしよーかなぁー、臆病もんの、さやかちゃんのために、人肌脱いでやろっかなー」
杏子「ショージキになれよ、あのふたりの所に行って、ぶつかってこい」
杏子「伝えるモン、伝えねぇで、ひとり、勝手に傷ついてるんじゃねぇよ!」
さやか「うるさい、うるさい、うるさい!」
杏子「へっ、臆病モンが。だから、いつまでも半人前なんだ」
さやか「おまえなんか、関係ねーし、なにが分かるんだよ!」
杏子「関係ねーし、分かるわけねぇよ。ただただ、ウゼーんだ」
杏子「アタシなら、さっさと、コクりにいくわ。結果がどうあれな」
杏子「眠たきゃ、寝る。腹減ったら、メシを食う。惚れたら、いただく」
杏子「なぜ、んな、単純なことしねぇわけ? わけわかんねぇ」
さやか「…私は、あんたじゃないから」
杏子「なら、半人前。代わりに男のとこ、行ってやろっか?」
杏子「さやかが、てめぇのこと惚れてんだぜって、伝えてきてやんよ」
さやか「や、やめろっ!」
杏子「どっしよーかなぁー、臆病もんの、さやかちゃんのために、人肌脱いでやろっかなー」
まどか「どうしよう、ふたりを止めないと…」
QB「このままでいいと思うよ」
インキュベーターは、まどかの傍にくる。
QB「杏子の行動は正しい。さやかの危うさは、自分の感情を殺そうとすることだ」
QB「それが、絶望のエネルギーとなって、ソウルジェルを濁してしまうだろうね」
QB「だから、ああやって感情を揺さぶるのは、決して悪いことではないんだよ」
QB「けど、このままでは堂々巡りにしかならない。なにかひとつ、手を打つ必要がある」
まどか「私。さやかちゃんのために、なにをすればいいのかな?」
QB「美樹さやかに、勇気を与えることじゃないかな」
QB「それは、魔法少女の美樹さやかを、強くするためにも大切なことだ」
QB「これはある意味、チャンスだよ」
信じられない。
インキュベーターが、さやかを魔女になるよう誘導しない。
むしろ、それを阻止しようとしている。
それとも、これも、魔女にするため、まどかを魔法少女にするための作戦のうち?
わからない。この時間軸に、いったい何が起きているの?
QB「このままでいいと思うよ」
インキュベーターは、まどかの傍にくる。
QB「杏子の行動は正しい。さやかの危うさは、自分の感情を殺そうとすることだ」
QB「それが、絶望のエネルギーとなって、ソウルジェルを濁してしまうだろうね」
QB「だから、ああやって感情を揺さぶるのは、決して悪いことではないんだよ」
QB「けど、このままでは堂々巡りにしかならない。なにかひとつ、手を打つ必要がある」
まどか「私。さやかちゃんのために、なにをすればいいのかな?」
QB「美樹さやかに、勇気を与えることじゃないかな」
QB「それは、魔法少女の美樹さやかを、強くするためにも大切なことだ」
QB「これはある意味、チャンスだよ」
信じられない。
インキュベーターが、さやかを魔女になるよう誘導しない。
むしろ、それを阻止しようとしている。
それとも、これも、魔女にするため、まどかを魔法少女にするための作戦のうち?
わからない。この時間軸に、いったい何が起きているの?
まどか「さやかちゃーん、上条くんを連れてきたよ!」
さやか「なんでぇぇぇーーっ!」
まどかが、上条恭介を引っ張っている。遅れて、志筑仁美が付いてくる。
杏子「おう、まどかやるじゃん」
まどか「えへへ、さやかちゃんのためだしねっ」
まどかと杏子は、ハイタッチする。私もしたい…。
上条「…さやか」
さやか「あー、恭介、えっと、本日はよいお日柄で…」
杏子「ぷっ、くくくく、なにそれ、結婚式のスピーチ? わはははははっ」
さやか「うるさい、黙れっ!」
仁美「さやかさん、見ていらしたのですね。それにみなさんも…」
私たちを見回す。
上条「僕に、大事な話があるって聞いたんだけど、なにかな?」
さやか「あー、大事というか、なんというか、別になんでもないっつーか…」
杏子「さやかは、おまえのことホの…うぐっ!」
慌てて、杏子の口を塞ぐ。
さやか「あんた、何言おうとしてるわけ~っ!」
杏子「おまえのこと、本日もお日柄でーす、あーははははーっ」
さやか「だぁー、もう、だまれっ!」
仁美「ええと、さやかさんが、あたらしいお友達と漫才コンビを組むご報告でしょうか?」
まどか「仁美ちゃん、それはないよ…」
私たちを見回す。
上条「僕に、大事な話があるって聞いたんだけど、なにかな?」
さやか「あー、大事というか、なんというか、別になんでもないっつーか…」
杏子「さやかは、おまえのことホの…うぐっ!」
慌てて、杏子の口を塞ぐ。
さやか「あんた、何言おうとしてるわけ~っ!」
杏子「おまえのこと、本日もお日柄でーす、あーははははーっ」
さやか「だぁー、もう、だまれっ!」
仁美「ええと、さやかさんが、あたらしいお友達と漫才コンビを組むご報告でしょうか?」
まどか「仁美ちゃん、それはないよ…」
さやかと、上条恭介が向かい合う。
さやか「あー、えっと、まいったなぁ…」
まどか(さやかちゃん、ファイト!)
さやか(いや、この状況でコクるって、恥さらしじゃない?)
さやか(そもそも、仁美がすでにで、失恋ひゃくパー、間違いなしだし…)
まどか(みんなが、見守っているよ)
杏子「わはは、本日もお日柄が見守ってるぜー、あはははははは」
さやか(黙れっ! つーか、テレパス使えっ!)
上条「さやか」
さやか「は、はいっ」
杏子「なにその反応。ぷっ、く、くくくくく…」
まどか(杏子ちゃん、黙らないとご飯なくすよ)
杏子(ククっ、しょうがねぇだろ、笑いのツボ、入っちまったんだ)
口を押さえて、笑いを押し殺している。
上条「ありがとう」
さやか「は、はいっ」
杏子「なにその反応。ぷっ、く、くくくくく…」
まどか(杏子ちゃん、黙らないとご飯なくすよ)
杏子(ククっ、しょうがねぇだろ、笑いのツボ、入っちまったんだ)
口を押さえて、笑いを押し殺している。
上条「ありがとう」
さやか「へ?」
上条「ちゃんとお礼、言ってなかったからね」
上条「事故にあってから、さやかは何度も見舞いにきて、僕を元気づけてくれた」
上条「なのに、僕は、さやかに酷いことを言ってしまった。何を言っても許される、幼なじみと思っていたんだ」
上条「後になって気付いたよ。僕はさやかに甘えていたんだって」
上条「それは、僕にとっても、さやかにとっても、いいことじゃない。お互いを、傷つけるだけだ」
上条「だからかな、さやかと少し距離を置いてみようと、思ったんだ」
さやか「あー、うん、そうだったんだ」
杏子(おいおい、納得すんな。こいつサイテーだぞ)
杏子(単に、半人前じゃエロいことできねぇから、エロエロできるワカメ女に取っ替えただけじゃん)
さやか(黙れ)
上条「ちゃんとお礼、言ってなかったからね」
上条「事故にあってから、さやかは何度も見舞いにきて、僕を元気づけてくれた」
上条「なのに、僕は、さやかに酷いことを言ってしまった。何を言っても許される、幼なじみと思っていたんだ」
上条「後になって気付いたよ。僕はさやかに甘えていたんだって」
上条「それは、僕にとっても、さやかにとっても、いいことじゃない。お互いを、傷つけるだけだ」
上条「だからかな、さやかと少し距離を置いてみようと、思ったんだ」
さやか「あー、うん、そうだったんだ」
杏子(おいおい、納得すんな。こいつサイテーだぞ)
杏子(単に、半人前じゃエロいことできねぇから、エロエロできるワカメ女に取っ替えただけじゃん)
さやか(黙れ)
http://www.geocities.jp/meteosfaulte/flash/madomagi_wars.htm
筆が遅いならこれでもやtt・・・はええww
筆が遅いならこれでもやtt・・・はええww
上条「さやかに礼がしたい。僕にできること、なにかないかな?」
さやか「お礼、えーと、だったら…」
杏子(今だ、おまえが欲しいと言うんだ。私が許す、むしゃぶり食え!)
さやか「私のために、ヴァイオリン弾いてくれないかな?」
さやか「お礼、えーと、だったら…」
杏子(今だ、おまえが欲しいと言うんだ。私が許す、むしゃぶり食え!)
さやか「私のために、ヴァイオリン弾いてくれないかな?」
さやか「幸せにね」
仁美「はい」
上条恭介と志筑仁美は、並んで、去っていった。
杏子「バカか、おめぇ。コクってねぇじゃん。んなんで、いいのかよ?」
さやか「したよ。これが私にとって最高の告白」
さやか「恭介は、必ずさやかのためにヴァイオリンを弾くと約束してくれた」
さやか「それで、十分だよ」
ふたりを見送るさやかは、吹っ切れた顔をしている。
ソウルジェムが黒ずむことはない。
…そう。
これで、美樹さやかが魔女化する可能性が低くなった。
私がなにもしなくても、ひとつ、ひとつ、綺麗に片付いていく…。
まどか「良かったね。ほむらちゃん」
まどかが私の隣にきて、にっこりと笑う。
こうなる結末を、分かっていたかのように。
ほむら「まどか、あなた。何を知っているの?」
まどか「んーとね。みんなが幸せになれるってことを知ってるよ」
まどか「だから、ほむらちゃんも、笑っていていいんだよ」
分からない。まどかが何を言っているのか…。
まどかが私の隣にきて、にっこりと笑う。
こうなる結末を、分かっていたかのように。
ほむら「まどか、あなた。何を知っているの?」
まどか「んーとね。みんなが幸せになれるってことを知ってるよ」
まどか「だから、ほむらちゃんも、笑っていていいんだよ」
分からない。まどかが何を言っているのか…。
ちょい席外し。
付き合ってくれている人、ありがとうございます。それに、支援サンクス。
話については、ネタバレになるので、ノーコメントとさせてください。
付き合ってくれている人、ありがとうございます。それに、支援サンクス。
話については、ネタバレになるので、ノーコメントとさせてください。
マミの家。
マミ「それでは、私たち魔法少女の未来とっ!」
まどか「さやかちゃんの失恋にっ!」
杏子「かんぱーいっ!」
さやか「乾杯すんなぁーっ!」
ほむら「…かんぱい」
私とまどかの友情に。
まどか「いいじゃない。これでさやかちゃんは、一つ、大人の階段を登ったんだよ」
さやか「はぁ~、私は報われて、大人の階段登りたいよ」
まどか「まぁまぁ、さやかちゃんには、私がいるじゃない。浮気は良くないってことだよ」
さやか「ちくしょーっ! まどか、かわいいぞーっ! あんたを私の嫁にするーっ!」(だきっ)
まどか「きゃー、もらわれちゃうーっ!」
うらやましい…。
杏子「うおっ、この、まどかとほむらちゃん特製ラブラブカレー、チョー、うめー」
ほむら「フルで言わないで」
まどかもヘンなネーミング付けないでほしい。恥ずかしいよ。もぐもぐ。
さやか「はぁ~、私は報われて、大人の階段登りたいよ」
まどか「まぁまぁ、さやかちゃんには、私がいるじゃない。浮気は良くないってことだよ」
さやか「ちくしょーっ! まどか、かわいいぞーっ! あんたを私の嫁にするーっ!」(だきっ)
まどか「きゃー、もらわれちゃうーっ!」
うらやましい…。
杏子「うおっ、この、まどかとほむらちゃん特製ラブラブカレー、チョー、うめー」
ほむら「フルで言わないで」
まどかもヘンなネーミング付けないでほしい。恥ずかしいよ。もぐもぐ。
マミ「しくしく、みんなずるいわ」
さやか「って、マミさん、なんで泣いてるんですかっ!」
マミ「美樹さんが失恋する面白い場面を、みんなして見ていたんでしょ」
マミ「私だけ、仲間はずれじゃないっ」
さやか「見なくていいです。それに面白くもありません!」
杏子「感動的だったぜ。アタシ、泣き疲れちまったわ」
さやか「それ、爆笑の涙でしょっ!」
マミ「見たかったわ。キュゥべぇ、あなたの目が映写機になって、美樹さん失恋シーン上映会できない?」
QB「残念ながら、ボクにそんな機能は備わってないね」
マミ「契約取り消して、美樹さんの失恋場面を1000回見せてほしいに変えられない?」
さやか「どんだけ、見たいんですかっ!」
さやか「って、マミさん、なんで泣いてるんですかっ!」
マミ「美樹さんが失恋する面白い場面を、みんなして見ていたんでしょ」
マミ「私だけ、仲間はずれじゃないっ」
さやか「見なくていいです。それに面白くもありません!」
杏子「感動的だったぜ。アタシ、泣き疲れちまったわ」
さやか「それ、爆笑の涙でしょっ!」
マミ「見たかったわ。キュゥべぇ、あなたの目が映写機になって、美樹さん失恋シーン上映会できない?」
QB「残念ながら、ボクにそんな機能は備わってないね」
マミ「契約取り消して、美樹さんの失恋場面を1000回見せてほしいに変えられない?」
さやか「どんだけ、見たいんですかっ!」
まどか「えへへっ、さやかちゃん、すっかり元気になったね」
さやか「おかげさんで、失恋の涙を流す余裕もないよ」
さやか「でも、悪くないかな。色々と、嫌なもん、吹っ飛んじゃった」
さやか「あんなに、思い詰めていたのにさ。なーんか、恭介のことも、どーでもよくなってきたかな」
ほむら「美樹さやか。あなた、魔法少女になって後悔してない?」
さやか「ん? なに、転校生、あたしんこと心配してんの?」
ほむら「別に」
面倒ごとが増えるのが嫌なだけ。いつも次から次と、やってくることだから。
まどか「ほむらちゃんも、さやかちゃんのこと気に掛けていたんだよ」
まどか「上条くんのために、願いを叶えたのに、報われることがなくて。それどころか、仁美ちゃんと付き合うようになって」
まどか「それで、ヤケになるんじゃないかって、心配していたの」
さやか「うーん、そりゃ、ショックでかいけどさ」
さやか「まぁ、しょうがないよ。仁美は強かった。私は弱かった。自分が、臆病風吹かれてたのが悪いんだ」
さやか「それに、私。恭介のために魔法少女になったんじゃなく、マミさんと一緒に戦いたかったからだしね」
さやか「後悔なんか、してないよ」
ほむら「本当に大丈夫なのね」
さやか「平気、平気。これからは立派な魔法少女になるため、頑張っていきますよ」
ほむら「無理してない?」
まどか「ほむらちゃんは心配性だなぁ。心配いらないってば」
繰り返してきた結果を見てきた私は、信じられないことだった。
まどか「上条くんのために、願いを叶えたのに、報われることがなくて。それどころか、仁美ちゃんと付き合うようになって」
まどか「それで、ヤケになるんじゃないかって、心配していたの」
さやか「うーん、そりゃ、ショックでかいけどさ」
さやか「まぁ、しょうがないよ。仁美は強かった。私は弱かった。自分が、臆病風吹かれてたのが悪いんだ」
さやか「それに、私。恭介のために魔法少女になったんじゃなく、マミさんと一緒に戦いたかったからだしね」
さやか「後悔なんか、してないよ」
ほむら「本当に大丈夫なのね」
さやか「平気、平気。これからは立派な魔法少女になるため、頑張っていきますよ」
ほむら「無理してない?」
まどか「ほむらちゃんは心配性だなぁ。心配いらないってば」
繰り返してきた結果を見てきた私は、信じられないことだった。
さやか「というわけで、マミさん、よろしくおねがいします」
マミ「ええ、まかせといて」
マミ「私は、責任重大ね。美樹さんを、しっかり育てて行かなくちゃ」
さやか「はい。憧れのマミさんを見習い、いつかきっと、肩を並べるほど強くなってみせます」
マミ「ふふ、うかうかしてられないわ。後輩に追い越されないよう、気をつけなくちゃ」
杏子「ケッ、マミの教育があろうと、半人前は、いつまでも半人前だろ」
マミ「そう言ってられるのも、今のうち」
マミ「美樹さんを、佐倉さんがあっと驚く、強い魔法少女にしてみせるわ」
杏子「へぃへぃ、楽しみにしてら。それより、アタシは早いとこマミのケーキが食いてぇぜ」
さやか「へっへー、さては、私がマミさんとコンビ組むの、羨ましいんだろ」
杏子「な、なにいってんだ。んなわけねーよ!」
さやか「ありゃ、図星だった?」
杏子「ちげーよっ!」
マミ「ええ、まかせといて」
マミ「私は、責任重大ね。美樹さんを、しっかり育てて行かなくちゃ」
さやか「はい。憧れのマミさんを見習い、いつかきっと、肩を並べるほど強くなってみせます」
マミ「ふふ、うかうかしてられないわ。後輩に追い越されないよう、気をつけなくちゃ」
杏子「ケッ、マミの教育があろうと、半人前は、いつまでも半人前だろ」
マミ「そう言ってられるのも、今のうち」
マミ「美樹さんを、佐倉さんがあっと驚く、強い魔法少女にしてみせるわ」
杏子「へぃへぃ、楽しみにしてら。それより、アタシは早いとこマミのケーキが食いてぇぜ」
さやか「へっへー、さては、私がマミさんとコンビ組むの、羨ましいんだろ」
杏子「な、なにいってんだ。んなわけねーよ!」
さやか「ありゃ、図星だった?」
杏子「ちげーよっ!」
マミ「佐倉さんも、私たちとチーム組まない? 歓迎するわよ」
杏子「だから、やだっつーの」
さやか「おほほ、顔に、マミさんとチーム組みたいって書いてあるザマスよ」
杏子「別に組みたかねぇっ!」
まどか「杏子ちゃん、素直じゃないなぁ」
杏子「ちょっ、ちげぇ!」
さやか「杏子ちゃん、可愛いぞー」
杏子「半人前のくせに、杏子ちゃん言うな!」
マミ「じゃあ、決まりね。佐倉さん、これからよろしくね」
杏子「勝手に決めんなーっ!」
杏子「だから、やだっつーの」
さやか「おほほ、顔に、マミさんとチーム組みたいって書いてあるザマスよ」
杏子「別に組みたかねぇっ!」
まどか「杏子ちゃん、素直じゃないなぁ」
杏子「ちょっ、ちげぇ!」
さやか「杏子ちゃん、可愛いぞー」
杏子「半人前のくせに、杏子ちゃん言うな!」
マミ「じゃあ、決まりね。佐倉さん、これからよろしくね」
杏子「勝手に決めんなーっ!」
マミ「暁美さんも、どう? チームマギカエンジェルズに入らない?」
さやか「なんか変なチーム名付けられてるーっ!」
ほむら「悪いけど」
もちろん、お断り。
まどか「はいはい、ほむらちゃんも、チームマギカエンジェルズに入りまーす!」
杏子「えっ、マジその名前にすんのっ!」
ほむら「まっ、まどか、私はそのつもりは…」
さやか「まぁ、転校生は、結果的にそうなるんじゃない?」
マミ「そうね。いつも、鹿目さんの後を付けているみたいだし」
さやか「なんか変なチーム名付けられてるーっ!」
ほむら「悪いけど」
もちろん、お断り。
まどか「はいはい、ほむらちゃんも、チームマギカエンジェルズに入りまーす!」
杏子「えっ、マジその名前にすんのっ!」
ほむら「まっ、まどか、私はそのつもりは…」
さやか「まぁ、転校生は、結果的にそうなるんじゃない?」
マミ「そうね。いつも、鹿目さんの後を付けているみたいだし」
杏子「まさか、風呂もトイレも覗いてるんじゃねぇだろうな?」
杏子「脱衣所にある、まどかの下着を発見し…」
杏子「おおっ、これはまどかのパンツっ! においを嗅ぐぞ、食っちまうぞ、マミっパイよりうめーっ!」
杏子「さぁ、次は、はいてみよう。ああ、なんという心地、鼻血がでそーだぜ」
杏子「そして、自分のパンツを、まどかが着替えるパンツと取っ替える…」
杏子「なんてことしてんじゃねー?」
さやか「変態だーっ!」
マミ「暁美さん。さすがに引くわ…」
ほむら「そんなこと、するわけないじゃない!」
まどか「………」
ほむら「まどかっ、やってないから、自分のパンツ確認しないで!」
杏子「脱衣所にある、まどかの下着を発見し…」
杏子「おおっ、これはまどかのパンツっ! においを嗅ぐぞ、食っちまうぞ、マミっパイよりうめーっ!」
杏子「さぁ、次は、はいてみよう。ああ、なんという心地、鼻血がでそーだぜ」
杏子「そして、自分のパンツを、まどかが着替えるパンツと取っ替える…」
杏子「なんてことしてんじゃねー?」
さやか「変態だーっ!」
マミ「暁美さん。さすがに引くわ…」
ほむら「そんなこと、するわけないじゃない!」
まどか「………」
ほむら「まどかっ、やってないから、自分のパンツ確認しないで!」
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