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元スレ佐々木「ん?素直になる薬?」
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佐々木「自白剤の類なの?」
橘「い、いえ。そういうキケンなものでは……」
佐々木「ふうん」
橘「最近女の子の間で流行ってるんです!好きな人に告白したいけど勇気がでない、みたいな時に」
佐々木「これを飲むのね」
橘「そうなんです!まあ、実際はただのあめ玉なんですけど……」
佐々木「プラシーボ効果というやつね、実際にそういう心理状況っていうのは、事象に少なからず影響を……」
橘「あ、あの!それあげますから、使ってみてください」
佐々木「え」
橘「ぜひ!」
佐々木「はあ、まあいいけど」
橘「……うっし」
佐々木「?」
橘「い、いえ。そういうキケンなものでは……」
佐々木「ふうん」
橘「最近女の子の間で流行ってるんです!好きな人に告白したいけど勇気がでない、みたいな時に」
佐々木「これを飲むのね」
橘「そうなんです!まあ、実際はただのあめ玉なんですけど……」
佐々木「プラシーボ効果というやつね、実際にそういう心理状況っていうのは、事象に少なからず影響を……」
橘「あ、あの!それあげますから、使ってみてください」
佐々木「え」
橘「ぜひ!」
佐々木「はあ、まあいいけど」
橘「……うっし」
佐々木「?」
>>1
面白かったわ!乙!
面白かったわ!乙!
>>6が満足したからもう書かないでいいよ
佐々木「というわけなんだ、キョン」
キョン「いかにもうさんくさいものを渡されたな」
佐々木「そうなんだよ、彼女はああ言ってたけど、僕はあまり信用していなくてね」
佐々木「こういう非日常的を日常とする君に助言を求めに来たのさ」
キョン「なんだ、バカにしてるのか」
佐々木「まさか、尊敬しているんだよ」
キョン「まあいいさ。経験則から言わしてもらうが、あの手の連中から貰ったものなら、下手に手を出さない方がいいな」
佐々木「やはりそうかな」
キョン「うちの連中にも言えることだが、何か俺たちには及びも付かないような意図を裏に隠してるんだ、いつも」
佐々木「怖いなあ、まったく。くっくっ」
キョン「楽しそうじゃないか」
佐々木「おや、そうかい?」
キョン「やれやれ」
キョン「いかにもうさんくさいものを渡されたな」
佐々木「そうなんだよ、彼女はああ言ってたけど、僕はあまり信用していなくてね」
佐々木「こういう非日常的を日常とする君に助言を求めに来たのさ」
キョン「なんだ、バカにしてるのか」
佐々木「まさか、尊敬しているんだよ」
キョン「まあいいさ。経験則から言わしてもらうが、あの手の連中から貰ったものなら、下手に手を出さない方がいいな」
佐々木「やはりそうかな」
キョン「うちの連中にも言えることだが、何か俺たちには及びも付かないような意図を裏に隠してるんだ、いつも」
佐々木「怖いなあ、まったく。くっくっ」
キョン「楽しそうじゃないか」
佐々木「おや、そうかい?」
キョン「やれやれ」
佐々木「大体、僕は誰かさんと違ってひねくれ者でもないからね」
キョン「はあ?」
佐々木「自画自賛するようで、あまり気分はよろしくないけど、僕は結構自分に素直なタチだと思うんだよ」
キョン「そうかい」
佐々木「そもそも、用途が告白の時の背中押しとなれば、僕には全く必要がないのさ」
キョン「言ってて自分で哀しくないのか、お前は」
佐々木「そういう君だって、似たもの同士じゃないか」
キョン「あのなあ、俺はお前と違って、出来るものなら彼女だって欲しいし、青春を謳歌したいんだよ!普通にな!」
佐々木「くっくっ、そうだったね。まあ、そんなに怒らないでおくれよ」
キョン「まあいいさ、お前に使うアテがないんなら、さっさと捨てちまえ」
佐々木「それも悪いじゃないか」
キョン「ふむ……じゃあ、今ここで飲んじまえよ」
佐々木「一応用心して、救急車を呼ぶ準備だけはしておいて欲しいな」
キョン「あめ玉なんだろ、ただの」
佐々木「毒とも限らないさ」
キョン「はあ?」
佐々木「自画自賛するようで、あまり気分はよろしくないけど、僕は結構自分に素直なタチだと思うんだよ」
キョン「そうかい」
佐々木「そもそも、用途が告白の時の背中押しとなれば、僕には全く必要がないのさ」
キョン「言ってて自分で哀しくないのか、お前は」
佐々木「そういう君だって、似たもの同士じゃないか」
キョン「あのなあ、俺はお前と違って、出来るものなら彼女だって欲しいし、青春を謳歌したいんだよ!普通にな!」
佐々木「くっくっ、そうだったね。まあ、そんなに怒らないでおくれよ」
キョン「まあいいさ、お前に使うアテがないんなら、さっさと捨てちまえ」
佐々木「それも悪いじゃないか」
キョン「ふむ……じゃあ、今ここで飲んじまえよ」
佐々木「一応用心して、救急車を呼ぶ準備だけはしておいて欲しいな」
キョン「あめ玉なんだろ、ただの」
佐々木「毒とも限らないさ」
佐々木「ごくん」
キョン「……」
佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「ぐっ……ううっ……」
キョン「さ、佐々木!?」
佐々木「く、苦しい……」
キョン「おい!?だ、大丈夫か!きゅ、救急車!119!」
佐々木「……くっくっ」
キョン「……え」
佐々木「す、すまないね……ふふっ……心配させたみたいで……くくくっ」
キョン「お、お前な!」
佐々木「ちょっとからかってみたくなったのさ、君の態度があまりにもつっけんどんだったんでね」
キョン「やれやれ」
キョン「……」
佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「ぐっ……ううっ……」
キョン「さ、佐々木!?」
佐々木「く、苦しい……」
キョン「おい!?だ、大丈夫か!きゅ、救急車!119!」
佐々木「……くっくっ」
キョン「……え」
佐々木「す、すまないね……ふふっ……心配させたみたいで……くくくっ」
キョン「お、お前な!」
佐々木「ちょっとからかってみたくなったのさ、君の態度があまりにもつっけんどんだったんでね」
キョン「やれやれ」
佐々木「実においしいアメだったよ」
キョン「そうか、うんとまずかったらよかったんだが」
佐々木「おいおい、怒らないでおくれよ」
キョン「俺はこの一年間で、何が起こっても信じちまうような、純粋無垢な受容の心を身につけたんだ」
佐々木「くっくっ、悪かったね、それは」
キョン「お前な……」
佐々木「まあでも、ほら、いつもの通り。何の変わりもない。心配してくれてありがとう」
キョン「心臓に悪いから、冗談は時と場合をわきまえてくれよ、これからは」
佐々木「うん、約束するよ。君に嫌われたら生きていけないからね、もう」
キョン「……ん?」
佐々木「え?あ、ああ……僕は友達が少ないってことだよ」
キョン「あ、ああ……」
佐々木「まあ、友達が少なくたって、キョンが傍にいてくれればそれで問題ないんだけど」
佐々木「……!?」
キョン「そうか、うんとまずかったらよかったんだが」
佐々木「おいおい、怒らないでおくれよ」
キョン「俺はこの一年間で、何が起こっても信じちまうような、純粋無垢な受容の心を身につけたんだ」
佐々木「くっくっ、悪かったね、それは」
キョン「お前な……」
佐々木「まあでも、ほら、いつもの通り。何の変わりもない。心配してくれてありがとう」
キョン「心臓に悪いから、冗談は時と場合をわきまえてくれよ、これからは」
佐々木「うん、約束するよ。君に嫌われたら生きていけないからね、もう」
キョン「……ん?」
佐々木「え?あ、ああ……僕は友達が少ないってことだよ」
キョン「あ、ああ……」
佐々木「まあ、友達が少なくたって、キョンが傍にいてくれればそれで問題ないんだけど」
佐々木「……!?」
キョン「お、おい……佐々木?」
佐々木「(ぼ、僕は何を言って……)」
キョン「おまえやっぱり、その薬で何か……」
佐々木「いや、僕はなんともない!今まで通りさ!」
キョン「ほんとか?」
佐々木「そうとも、今まで通り君のことがだいす……わぁぁぁっ!?」
キョン「!?」
佐々木「あ、あはは!冗談さ!びっくりしたかい?」
キョン「あのなあ……だから本当に心臓に悪いからやめろって」
佐々木「そ、そうだね。気をつけるよ、じゃあね、キョン!」
すたこらさっさっさー
キョン「やれやれ、なんだったんだ一体」
~~~~~~
佐々木「はぁ……はぁ……」
佐々木「これはとんでもないことになった」
佐々木「(ぼ、僕は何を言って……)」
キョン「おまえやっぱり、その薬で何か……」
佐々木「いや、僕はなんともない!今まで通りさ!」
キョン「ほんとか?」
佐々木「そうとも、今まで通り君のことがだいす……わぁぁぁっ!?」
キョン「!?」
佐々木「あ、あはは!冗談さ!びっくりしたかい?」
キョン「あのなあ……だから本当に心臓に悪いからやめろって」
佐々木「そ、そうだね。気をつけるよ、じゃあね、キョン!」
すたこらさっさっさー
キョン「やれやれ、なんだったんだ一体」
~~~~~~
佐々木「はぁ……はぁ……」
佐々木「これはとんでもないことになった」
佐々木ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!俺だぁぁぁ!結婚してくれええええええええええええ!!、!
>>20
中学の親友だった希ガス
中学の親友だった希ガス
どうにかハルヒが消えて佐々木とくっついて欲しい
もうハルヒは概念になったらいいんじゃないかな
閉鎖空間を持つ存在のいない概念とかそういう
もうハルヒは概念になったらいいんじゃないかな
閉鎖空間を持つ存在のいない概念とかそういう
>>26
キョン爆発しろ
キョン爆発しろ
~その夜・佐々木の部屋~
佐々木「だいたい何だって言うんだ」
佐々木「もらったのは素直になる薬のはずなのに」
佐々木「あれじゃあただの男好きじゃないか……ああ、思い出しただけでも恥ずかしい」
佐々木「あ、明日には薬の効果も切れていてくれないと困るな」
佐々木「何せ僕の学校はただでさえ男子が多いんだし……」
佐々木「ああ、憂鬱だ」
~翌朝~
佐々木「さて、体に変わったところもなさそうだし」
佐々木「もう大丈夫かな……」
とぅるるるる
佐々木「ん、キョンか……」
佐々木「もしもし」
キョン「おお、元気そうだな」
佐々木「なんだい、藪から棒に」
佐々木「だいたい何だって言うんだ」
佐々木「もらったのは素直になる薬のはずなのに」
佐々木「あれじゃあただの男好きじゃないか……ああ、思い出しただけでも恥ずかしい」
佐々木「あ、明日には薬の効果も切れていてくれないと困るな」
佐々木「何せ僕の学校はただでさえ男子が多いんだし……」
佐々木「ああ、憂鬱だ」
~翌朝~
佐々木「さて、体に変わったところもなさそうだし」
佐々木「もう大丈夫かな……」
とぅるるるる
佐々木「ん、キョンか……」
佐々木「もしもし」
キョン「おお、元気そうだな」
佐々木「なんだい、藪から棒に」
>>25
ハルヒキャラで唯一可愛い女の子だよ
ハルヒキャラで唯一可愛い女の子だよ
キョン「いや、なんというか。昨日の去り際のお前が何だか妙な感じがしたからな」
佐々木「そ、そうかな」
キョン「ちょっと気になって電話したのさ。いや、なんともないならいいんだ」
佐々木「まったく、心配性だね君も。でも、そういう優しい所が好きだよ」
キョン「え?」
佐々木「い、いや!ゆ、友人としてね!」
キョン「あ、ああ、そうか」
佐々木「(だめだ……全然治ってないじゃないか……)」
佐々木「と、とにかく、もう切るよ」
キョン「あ、なんだ。忙しかったか、悪いな」
佐々木「違うよ、君の声を聞いてると、会いたくなっちゃうから」
キョン「はあ?」
佐々木「いやその!学校の友達とね!早く学校行きたいなあなんて!」
キョン「(昨日友達少ないって言ってたなかったっけ……?)」
佐々木「そ、そうかな」
キョン「ちょっと気になって電話したのさ。いや、なんともないならいいんだ」
佐々木「まったく、心配性だね君も。でも、そういう優しい所が好きだよ」
キョン「え?」
佐々木「い、いや!ゆ、友人としてね!」
キョン「あ、ああ、そうか」
佐々木「(だめだ……全然治ってないじゃないか……)」
佐々木「と、とにかく、もう切るよ」
キョン「あ、なんだ。忙しかったか、悪いな」
佐々木「違うよ、君の声を聞いてると、会いたくなっちゃうから」
キョン「はあ?」
佐々木「いやその!学校の友達とね!早く学校行きたいなあなんて!」
キョン「(昨日友達少ないって言ってたなかったっけ……?)」
>>41
女の子
女の子
佐々木「まずい」
佐々木「こんな調子で学校なんかに行ったら……」
佐々木「……」
佐々木「こんな僕にだって、一応イメージってものがあるんだ」
佐々木「うーん」
佐々木「まあいいか、とりあえず登校してみて、ダメそうなら早退すればいいさ」
~放課後~
佐々木「……なんともなかった」
佐々木「何事もなく、普通……」
佐々木「朝で薬が切れたと考えるべきなのかな」
佐々木「やれやれ、人騒がせなあめ玉だったよ」
佐々木「くっくっくっ」
キョン「あれ?佐々木じゃないか」
佐々木「やあ、奇遇だね」キュン
佐々木「あ、あれ……?」
佐々木「こんな調子で学校なんかに行ったら……」
佐々木「……」
佐々木「こんな僕にだって、一応イメージってものがあるんだ」
佐々木「うーん」
佐々木「まあいいか、とりあえず登校してみて、ダメそうなら早退すればいいさ」
~放課後~
佐々木「……なんともなかった」
佐々木「何事もなく、普通……」
佐々木「朝で薬が切れたと考えるべきなのかな」
佐々木「やれやれ、人騒がせなあめ玉だったよ」
佐々木「くっくっくっ」
キョン「あれ?佐々木じゃないか」
佐々木「やあ、奇遇だね」キュン
佐々木「あ、あれ……?」
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