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    元スレ佐々木「ん?素直になる薬?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - キョン + - 佐々木 + - 佐々木は俺の嫁 + - 初春 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    佐々木「自白剤の類なの?」

    「い、いえ。そういうキケンなものでは……」

    佐々木「ふうん」

    「最近女の子の間で流行ってるんです!好きな人に告白したいけど勇気がでない、みたいな時に」

    佐々木「これを飲むのね」

    「そうなんです!まあ、実際はただのあめ玉なんですけど……」

    佐々木「プラシーボ効果というやつね、実際にそういう心理状況っていうのは、事象に少なからず影響を……」

    「あ、あの!それあげますから、使ってみてください」

    佐々木「え」

    「ぜひ!」

    佐々木「はあ、まあいいけど」

    「……うっし」

    佐々木「?」

    2 :

    >>1
    面白かったわ!乙!

    3 :

    うっし

    4 :

    うっし

    5 :

    最初のセリフが佐々木っぽさがないなって女同士だと変わるんだっけ

    6 :

    スレタイで満足した

    7 :

    >>6が満足したからもう書かないでいいよ

    8 :

    今回一番働いてた橘さん

    9 :

    佐々木SSか支援

    10 = 1 :

    佐々木「というわけなんだ、キョン」

    キョン「いかにもうさんくさいものを渡されたな」

    佐々木「そうなんだよ、彼女はああ言ってたけど、僕はあまり信用していなくてね」

    佐々木「こういう非日常的を日常とする君に助言を求めに来たのさ」

    キョン「なんだ、バカにしてるのか」

    佐々木「まさか、尊敬しているんだよ」

    キョン「まあいいさ。経験則から言わしてもらうが、あの手の連中から貰ったものなら、下手に手を出さない方がいいな」

    佐々木「やはりそうかな」

    キョン「うちの連中にも言えることだが、何か俺たちには及びも付かないような意図を裏に隠してるんだ、いつも」

    佐々木「怖いなあ、まったく。くっくっ」

    キョン「楽しそうじゃないか」

    佐々木「おや、そうかい?」

    キョン「やれやれ」

    11 :

    ねえキョム

    14 = 1 :

    佐々木「大体、僕は誰かさんと違ってひねくれ者でもないからね」

    キョン「はあ?」

    佐々木「自画自賛するようで、あまり気分はよろしくないけど、僕は結構自分に素直なタチだと思うんだよ」

    キョン「そうかい」

    佐々木「そもそも、用途が告白の時の背中押しとなれば、僕には全く必要がないのさ」

    キョン「言ってて自分で哀しくないのか、お前は」

    佐々木「そういう君だって、似たもの同士じゃないか」

    キョン「あのなあ、俺はお前と違って、出来るものなら彼女だって欲しいし、青春を謳歌したいんだよ!普通にな!」

    佐々木「くっくっ、そうだったね。まあ、そんなに怒らないでおくれよ」

    キョン「まあいいさ、お前に使うアテがないんなら、さっさと捨てちまえ」

    佐々木「それも悪いじゃないか」

    キョン「ふむ……じゃあ、今ここで飲んじまえよ」

    佐々木「一応用心して、救急車を呼ぶ準備だけはしておいて欲しいな」

    キョン「あめ玉なんだろ、ただの」

    佐々木「毒とも限らないさ」

    16 :

    さあ早く書くんだ

    17 = 1 :

    佐々木「ごくん」

    キョン「……」

    佐々木「……」

    キョン「……」

    佐々木「ぐっ……ううっ……」

    キョン「さ、佐々木!?」

    佐々木「く、苦しい……」

    キョン「おい!?だ、大丈夫か!きゅ、救急車!119!」

    佐々木「……くっくっ」

    キョン「……え」

    佐々木「す、すまないね……ふふっ……心配させたみたいで……くくくっ」

    キョン「お、お前な!」

    佐々木「ちょっとからかってみたくなったのさ、君の態度があまりにもつっけんどんだったんでね」

    キョン「やれやれ」

    18 = 1 :

    佐々木「実においしいアメだったよ」

    キョン「そうか、うんとまずかったらよかったんだが」

    佐々木「おいおい、怒らないでおくれよ」

    キョン「俺はこの一年間で、何が起こっても信じちまうような、純粋無垢な受容の心を身につけたんだ」

    佐々木「くっくっ、悪かったね、それは」

    キョン「お前な……」

    佐々木「まあでも、ほら、いつもの通り。何の変わりもない。心配してくれてありがとう」

    キョン「心臓に悪いから、冗談は時と場合をわきまえてくれよ、これからは」

    佐々木「うん、約束するよ。君に嫌われたら生きていけないからね、もう」

    キョン「……ん?」

    佐々木「え?あ、ああ……僕は友達が少ないってことだよ」

    キョン「あ、ああ……」

    佐々木「まあ、友達が少なくたって、キョンが傍にいてくれればそれで問題ないんだけど」

    佐々木「……!?」

    20 :

    佐々木って誰?キョンのクラスメートその3か?

    21 = 1 :

    キョン「お、おい……佐々木?」

    佐々木「(ぼ、僕は何を言って……)」

    キョン「おまえやっぱり、その薬で何か……」

    佐々木「いや、僕はなんともない!今まで通りさ!」

    キョン「ほんとか?」

    佐々木「そうとも、今まで通り君のことがだいす……わぁぁぁっ!?」

    キョン「!?」

    佐々木「あ、あはは!冗談さ!びっくりしたかい?」

    キョン「あのなあ……だから本当に心臓に悪いからやめろって」

    佐々木「そ、そうだね。気をつけるよ、じゃあね、キョン!」

    すたこらさっさっさー

    キョン「やれやれ、なんだったんだ一体」

    ~~~~~~

    佐々木「はぁ……はぁ……」

    佐々木「これはとんでもないことになった」

    22 :

    ツンデレに自白剤を思い出した

    23 :

    佐々木ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!俺だぁぁぁ!結婚してくれええええええええええええ!!、!

    24 :

    >>20
    中学の親友だった希ガス

    25 = 20 :

    >>24
    把握
    ホモスレってことね

    26 = 9 :

    27 :

    どうにかハルヒが消えて佐々木とくっついて欲しい

    もうハルヒは概念になったらいいんじゃないかな
    閉鎖空間を持つ存在のいない概念とかそういう

    28 :

    >>26
    キョン爆発しろ

    29 :


    佐々木希じゃなかったのかよ

    30 :

    僕っ子の可愛さは異常

    31 = 1 :

    ~その夜・佐々木の部屋~

    佐々木「だいたい何だって言うんだ」

    佐々木「もらったのは素直になる薬のはずなのに」

    佐々木「あれじゃあただの男好きじゃないか……ああ、思い出しただけでも恥ずかしい」

    佐々木「あ、明日には薬の効果も切れていてくれないと困るな」

    佐々木「何せ僕の学校はただでさえ男子が多いんだし……」

    佐々木「ああ、憂鬱だ」

    ~翌朝~

    佐々木「さて、体に変わったところもなさそうだし」

    佐々木「もう大丈夫かな……」

    とぅるるるる

    佐々木「ん、キョンか……」

    佐々木「もしもし」

    キョン「おお、元気そうだな」

    佐々木「なんだい、藪から棒に」

    32 :

    >>25
    ハルヒキャラで唯一可愛い女の子だよ

    33 :

    俺は最新刊を読んでハルヒをあらためていいなと感じたが

    34 = 9 :

    >>27
    マドカ的な展開でもう良いよな

    ハルヒは神らしいし

    36 :

    ハルヒはいらん
    佐々木こそメインヒロイン

    37 = 1 :

    キョン「いや、なんというか。昨日の去り際のお前が何だか妙な感じがしたからな」

    佐々木「そ、そうかな」

    キョン「ちょっと気になって電話したのさ。いや、なんともないならいいんだ」

    佐々木「まったく、心配性だね君も。でも、そういう優しい所が好きだよ」

    キョン「え?」

    佐々木「い、いや!ゆ、友人としてね!」

    キョン「あ、ああ、そうか」

    佐々木「(だめだ……全然治ってないじゃないか……)」

    佐々木「と、とにかく、もう切るよ」

    キョン「あ、なんだ。忙しかったか、悪いな」

    佐々木「違うよ、君の声を聞いてると、会いたくなっちゃうから」

    キョン「はあ?」

    佐々木「いやその!学校の友達とね!早く学校行きたいなあなんて!」

    キョン「(昨日友達少ないって言ってたなかったっけ……?)」

    38 :

    佐々木さんマジかわいい

    41 = 20 :

    女の子なの?

    42 = 15 :

    >>41
    女の子

    43 :

    ボクッこでキョンの正妻

    44 = 1 :

    佐々木「まずい」

    佐々木「こんな調子で学校なんかに行ったら……」

    佐々木「……」

    佐々木「こんな僕にだって、一応イメージってものがあるんだ」

    佐々木「うーん」

    佐々木「まあいいか、とりあえず登校してみて、ダメそうなら早退すればいいさ」

    ~放課後~

    佐々木「……なんともなかった」

    佐々木「何事もなく、普通……」

    佐々木「朝で薬が切れたと考えるべきなのかな」

    佐々木「やれやれ、人騒がせなあめ玉だったよ」

    佐々木「くっくっくっ」

    キョン「あれ?佐々木じゃないか」

    佐々木「やあ、奇遇だね」キュン

    佐々木「あ、あれ……?」

    45 :

    佐々木知らないでよくこのスレタイでハルヒスレだと分かったなww

    46 :

    ワクワク

    48 = 32 :

    くつくつくつ、ここは僕も支援せざるおえないね

    49 :

    ほうほう

    50 :

    びよーん


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