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元スレまどか「魔法少女お前ら☆マギカ」
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はるか(……)
はるか「ねぇQB?」
QB「なんだいはるか――まさか君、また僕のどうこうしようっていうんじゃ――きゅっぷい↑!?」
以前と同じく猫を掴むようにQBを掴んで持ち上げ、エルザマリアへと投げつけた。
それは見事な放射線を描き、エルザマリア目掛けて飛んでいく。
QB「やれやれ――はるか、君はわけがわからn」
その一言を残して、QBは無数の影の矛に貫かれた。
まどか「ひぅっ!?」
マミ「まどかさん!気を保ってないとこっちもやられるわよ!!!」
さやか「はるかさん!?」
さやかがはるかの方へ振り返った一瞬、さやかの背後で影の塊が蠢いた。
さやか「――ッ」
その無数の影の矛が絡み合い、まるで一つの存在を成しているかのようなソレに、さやかは飲み込まれた。
ぐしゃりぐしゃりと、分厚い生肉に思い切り刃物を叩きつけたかのような音が響く。
はるか「さやかさんッ!!!!」
はるか(くっそ何してるんだ!!どうすれば――>>856)
はるか「ねぇQB?」
QB「なんだいはるか――まさか君、また僕のどうこうしようっていうんじゃ――きゅっぷい↑!?」
以前と同じく猫を掴むようにQBを掴んで持ち上げ、エルザマリアへと投げつけた。
それは見事な放射線を描き、エルザマリア目掛けて飛んでいく。
QB「やれやれ――はるか、君はわけがわからn」
その一言を残して、QBは無数の影の矛に貫かれた。
まどか「ひぅっ!?」
マミ「まどかさん!気を保ってないとこっちもやられるわよ!!!」
さやか「はるかさん!?」
さやかがはるかの方へ振り返った一瞬、さやかの背後で影の塊が蠢いた。
さやか「――ッ」
その無数の影の矛が絡み合い、まるで一つの存在を成しているかのようなソレに、さやかは飲み込まれた。
ぐしゃりぐしゃりと、分厚い生肉に思い切り刃物を叩きつけたかのような音が響く。
はるか「さやかさんッ!!!!」
はるか(くっそ何してるんだ!!どうすれば――>>856)
はるか(念話が通じるなら――)
――
杏子「…ん?チッ、あのバカ、手こずりやがって」
ほむら「いくの?」
杏子「……アンタはどうすんのさ」
ほむら(まどかが心配なので)
ほむら「味方戦力を把握しておく必要があるわ。着いていく」
杏子「……好きにしな」
――
相変わらず生々しい音色が目の前で奏でられている。
はるか(……さやかさんの超人的な回復力に賭けるしかない――けど痛覚は――)
はるか(普通なら精神が壊れてしまうはずだ……けれど)
はるか<佐倉さん!ほむらさん!聞こえる!?>
――
杏子「…ん?チッ、あのバカ、手こずりやがって」
ほむら「いくの?」
杏子「……アンタはどうすんのさ」
ほむら(まどかが心配なので)
ほむら「味方戦力を把握しておく必要があるわ。着いていく」
杏子「……好きにしな」
――
相変わらず生々しい音色が目の前で奏でられている。
はるか(……さやかさんの超人的な回復力に賭けるしかない――けど痛覚は――)
はるか(普通なら精神が壊れてしまうはずだ……けれど)
はるか<佐倉さん!ほむらさん!聞こえる!?>
杏子<アンタはその能力でよくやった。下がってな>
ほむら<下の名で呼んでいいなどと、言った覚えは無いのだけれど>
ほむら(まどかが無事なことで上機嫌になったので)
ほむら<……別に構わないわ>
杏子が多節槍を全開に伸ばし、それを巧く操って影の固まりに浅く連撃を加えた。
影が勢い良く消え去り、身動き一つしないまま立ち尽くし、ボロボロになったさやかがそこに居た。
マミ「援軍ね!!」
まどか「ほむらちゃん――」
杏子「まったく。見てらんねぇっつうの。いいからもうすっこんでなよ。手本を見せてやるからさ」
はるか「さやかさん大丈夫!?今は後方に退避して――」
さやか「邪魔し……ううん、見てて。一人でやれる」
杏子「だってアンタ――」
杏子が言葉を紡ぎきる前にさやかは体を低くし、跳躍して地面すれすれの低空を一瞬で駆け抜けた。
そのままエルザマリアに肉薄し、二刀のサーベルでまるで剣の舞の如き斬撃を凄まじい速度で何発も繰出す。
杏子「オイ!!――アンタ、まさか……」
ほむら「……痛覚を切ったわね」
ほむら<下の名で呼んでいいなどと、言った覚えは無いのだけれど>
ほむら(まどかが無事なことで上機嫌になったので)
ほむら<……別に構わないわ>
杏子が多節槍を全開に伸ばし、それを巧く操って影の固まりに浅く連撃を加えた。
影が勢い良く消え去り、身動き一つしないまま立ち尽くし、ボロボロになったさやかがそこに居た。
マミ「援軍ね!!」
まどか「ほむらちゃん――」
杏子「まったく。見てらんねぇっつうの。いいからもうすっこんでなよ。手本を見せてやるからさ」
はるか「さやかさん大丈夫!?今は後方に退避して――」
さやか「邪魔し……ううん、見てて。一人でやれる」
杏子「だってアンタ――」
杏子が言葉を紡ぎきる前にさやかは体を低くし、跳躍して地面すれすれの低空を一瞬で駆け抜けた。
そのままエルザマリアに肉薄し、二刀のサーベルでまるで剣の舞の如き斬撃を凄まじい速度で何発も繰出す。
杏子「オイ!!――アンタ、まさか……」
ほむら「……痛覚を切ったわね」
さやか(……これがQBの言っていた痛みの消し方か)
さやか(確かに熱を患ったみたいに体が重いけど――こうして体をひねりくねりすれば!)
さやかの圧倒的な数の斬撃を、他の魔法少女達は呆けて見つめていた。
気がつけばエルザマリアは消失し、グリーフシードを落として結界も崩壊し始める。
さやか「……はぁ、はぁ……」
さやか「やり方さえ分かっちゃえば簡単なもんだね。これなら負ける気がしないわ」
さやかは手にしたグリーフシードを杏子に投げた。
さやか「あげるよ。そいつが目当てなんでしょ?」
杏子「オイ……」
さやか「あんたに借りは作らないから。これでチャラ。いいわね」
はるか(そんな問題では無いだろうに――さやかさんのソウルジェムが少し淀んでいる……)
はるか(このまま止めるべきだ……しかしさやかさんは少し強情なところがある)
はるか(どうする……>>866)
さやか(確かに熱を患ったみたいに体が重いけど――こうして体をひねりくねりすれば!)
さやかの圧倒的な数の斬撃を、他の魔法少女達は呆けて見つめていた。
気がつけばエルザマリアは消失し、グリーフシードを落として結界も崩壊し始める。
さやか「……はぁ、はぁ……」
さやか「やり方さえ分かっちゃえば簡単なもんだね。これなら負ける気がしないわ」
さやかは手にしたグリーフシードを杏子に投げた。
さやか「あげるよ。そいつが目当てなんでしょ?」
杏子「オイ……」
さやか「あんたに借りは作らないから。これでチャラ。いいわね」
はるか(そんな問題では無いだろうに――さやかさんのソウルジェムが少し淀んでいる……)
はるか(このまま止めるべきだ……しかしさやかさんは少し強情なところがある)
はるか(どうする……>>866)
グリーフシードを勝手に拾い
さやかに押し返す
借りは私が返しておくから代わりにお昼ごはん一回おごりなさいよという
さやかに押し返す
借りは私が返しておくから代わりにお昼ごはん一回おごりなさいよという
はるかは杏子の側によっていき、了解を得てグリーフシードを手にする。
そのままさやかの目の前まで歩いていき、ちょうど結界が無くなるのと同時にグリーフシードを差し出した。
さやか「……なんですか?」
はるか「使ってくれないかな、借りは私が返しておくからさ」
さやか「それって意味ないじゃないですか……」
はるかは杏子に向き直って、ポケットからギョロちゃんレアメタル味を二箱取り出し、杏子に差し出した。
杏子「こ、これはギョロちゃんレアメタル味――!!」
ほむら「……」
はるか「借りはコレでチャラってことに出来ないかな、佐倉さん」
杏子「っていうかいいのかコレ?レア中のレアだぞ?」
はるか「いいんです。杏子さんのお陰ですしね。ほむらさんは――」
ほむら「いいわ。それとみんな事が済んだら私の家に来て。ワルプルギスの夜についてだから」
マミ「……ええ、わかったわ」
さやか「……はるかさん」
はるか「じゃあさやかさんにはお昼ご飯一回奢ってもらうってことで、どうかな」
さやか「……はは、敵わないぁ……わかりましたよ」
そのままさやかの目の前まで歩いていき、ちょうど結界が無くなるのと同時にグリーフシードを差し出した。
さやか「……なんですか?」
はるか「使ってくれないかな、借りは私が返しておくからさ」
さやか「それって意味ないじゃないですか……」
はるかは杏子に向き直って、ポケットからギョロちゃんレアメタル味を二箱取り出し、杏子に差し出した。
杏子「こ、これはギョロちゃんレアメタル味――!!」
ほむら「……」
はるか「借りはコレでチャラってことに出来ないかな、佐倉さん」
杏子「っていうかいいのかコレ?レア中のレアだぞ?」
はるか「いいんです。杏子さんのお陰ですしね。ほむらさんは――」
ほむら「いいわ。それとみんな事が済んだら私の家に来て。ワルプルギスの夜についてだから」
マミ「……ええ、わかったわ」
さやか「……はるかさん」
はるか「じゃあさやかさんにはお昼ご飯一回奢ってもらうってことで、どうかな」
さやか「……はは、敵わないぁ……わかりましたよ」
苦笑してさやかは全員の変身を解除したのと同時にSGとGSをコツリと当て、
ケガレをグリーフシードに移した。
さやかのソウルジェムは、普段の澄んだ美しい蒼に輝きだした。
杏子「……」
はるか「佐倉さん、もう呼んじゃったけど杏子さんって呼んでもいいかな」
杏子「……好きにしな。このギョロちゃんはそれだけの価値があるからさ」
苦笑しながら杏子は先に歩き出していたほむらの後に続いていった。
まどか「さやかちゃん、大丈夫?」
さやか「へーき。それより行きましょうマミさん、はるかさん」
マミ「まどかちゃんも来るわね」
QB「当然だろうね」
さやか「……もうアンタのことでは、なかなか驚かなくなったよ」
QB「そうかい」
マミ「そうね、私もそうだわ」
少々冷めた口調で、さやかとマミはQBに返事を返した。
はるか「行きましょう、ほむらさんの家に」
ケガレをグリーフシードに移した。
さやかのソウルジェムは、普段の澄んだ美しい蒼に輝きだした。
杏子「……」
はるか「佐倉さん、もう呼んじゃったけど杏子さんって呼んでもいいかな」
杏子「……好きにしな。このギョロちゃんはそれだけの価値があるからさ」
苦笑しながら杏子は先に歩き出していたほむらの後に続いていった。
まどか「さやかちゃん、大丈夫?」
さやか「へーき。それより行きましょうマミさん、はるかさん」
マミ「まどかちゃんも来るわね」
QB「当然だろうね」
さやか「……もうアンタのことでは、なかなか驚かなくなったよ」
QB「そうかい」
マミ「そうね、私もそうだわ」
少々冷めた口調で、さやかとマミはQBに返事を返した。
はるか「行きましょう、ほむらさんの家に」
――ほむら家
ほむら「ワルプルギスの夜の出現予測は、この範囲」
幾何学的な歯車が幾重にも重なり合ったモノが天井に在って、部屋の中は真っ白だった。
その所々に額縁があり、そこに絵は無い。
テーブルの上にこの街の地図を広げ、指で円を描いて皆に伝える。
杏子「根拠は何だい?」
ほむら「統計よ」
杏子「以前にもこの街にワルプルギスが来たなんて話は聞いてないよ。一体何をどう統計したってのさ」
「…はぁ。お互い信用しろだなんていえる柄でもないけどさ。もうちょっと手の内を見せてくれたっていいんじゃない?」
マミ「それには私も同意するわ。暁美さん、その敵は強大なんでしょう?」
ほむら「そうね、とても強大だわ」
まどか(……)
はるか(勝てるのか――)
QB「それはぜひ僕からもお願いしたいね。暁美ほむら」
杏子「……どの面下げて出てきやがった」
「元はと言えばだな――!!」
ほむら「ワルプルギスの夜の出現予測は、この範囲」
幾何学的な歯車が幾重にも重なり合ったモノが天井に在って、部屋の中は真っ白だった。
その所々に額縁があり、そこに絵は無い。
テーブルの上にこの街の地図を広げ、指で円を描いて皆に伝える。
杏子「根拠は何だい?」
ほむら「統計よ」
杏子「以前にもこの街にワルプルギスが来たなんて話は聞いてないよ。一体何をどう統計したってのさ」
「…はぁ。お互い信用しろだなんていえる柄でもないけどさ。もうちょっと手の内を見せてくれたっていいんじゃない?」
マミ「それには私も同意するわ。暁美さん、その敵は強大なんでしょう?」
ほむら「そうね、とても強大だわ」
まどか(……)
はるか(勝てるのか――)
QB「それはぜひ僕からもお願いしたいね。暁美ほむら」
杏子「……どの面下げて出てきやがった」
「元はと言えばだな――!!」
キャラ付けには決め台詞が必要って誰かが言ってた気がするけど、
「お昼ごはん一回おごり」でキャラが立ってる気がするから本当だな
「お昼ごはん一回おごり」でキャラが立ってる気がするから本当だな
さやか「杏子、そんな奴をどうしたって、何も無いよ」
杏子「……あぁ、そうだな。そうだったよ、くそッ」
QB「やれやれ、招かれざる客ってわけかい?」
マミ「……そうでもないわ、貴方は遅かれ早かれ私達と深く関わりあっているじゃない」
マミ「お互いの間がどうとかは……別にしてだけど」
QB「……ま。いいさ」
「今日は君たちにとって、重要すぎる情報を知らせに来たんだけどね」
「魔女の示す特有の感覚が今まで以上に強くなっている」
「――もういつ来てもおかしくないんじゃないかな」
「注意しておいた方がいいよ」
杏子「何だそりゃ」
QB「僕じゃなくて、彼女に訊いてみたらどうだい?」
ほむら「聞くだけのことは聞いたわ。消えなさい」
杏子「ほっとくのかよアイツ」
マミ「……死なないみたいだしね、QBは」
さやか「ですね」
ほむら「そういうことよ。あれを殺したところで、何の解決にもならないわ」
杏子「……あぁ、そうだな。そうだったよ、くそッ」
QB「やれやれ、招かれざる客ってわけかい?」
マミ「……そうでもないわ、貴方は遅かれ早かれ私達と深く関わりあっているじゃない」
マミ「お互いの間がどうとかは……別にしてだけど」
QB「……ま。いいさ」
「今日は君たちにとって、重要すぎる情報を知らせに来たんだけどね」
「魔女の示す特有の感覚が今まで以上に強くなっている」
「――もういつ来てもおかしくないんじゃないかな」
「注意しておいた方がいいよ」
杏子「何だそりゃ」
QB「僕じゃなくて、彼女に訊いてみたらどうだい?」
ほむら「聞くだけのことは聞いたわ。消えなさい」
杏子「ほっとくのかよアイツ」
マミ「……死なないみたいだしね、QBは」
さやか「ですね」
ほむら「そういうことよ。あれを殺したところで、何の解決にもならないわ」
ほむら「……とりあえず、今日のところは各自休んで」
ほむら「分かってると思うけれど、ワルプルギスの夜は今までの魔女達とは次元が違うわ」
ほむら「――今日が最後の日だと思うことね、それだけよ」
――解散後、夕方
はるか(まどかさんとさやかさんは一緒に帰っていった)
はるか(マミと一緒に帰ろうと誘ったけど、今日は少し考え事があると言って先に帰っていった)
はるか(――問題は無いだろう、あの顔は覚悟を決めた顔だった)
はるか(杏子さんはどっかいっちゃったし、ほむらさんも何処かへ行ってしまった)
はるか(……さて、一人で自分も考え込むのもいいが、私はそこまで哲学的じゃない)
はるか(誰かの場所にでも行ってみようかな?>>879)
ほむら「分かってると思うけれど、ワルプルギスの夜は今までの魔女達とは次元が違うわ」
ほむら「――今日が最後の日だと思うことね、それだけよ」
――解散後、夕方
はるか(まどかさんとさやかさんは一緒に帰っていった)
はるか(マミと一緒に帰ろうと誘ったけど、今日は少し考え事があると言って先に帰っていった)
はるか(――問題は無いだろう、あの顔は覚悟を決めた顔だった)
はるか(杏子さんはどっかいっちゃったし、ほむらさんも何処かへ行ってしまった)
はるか(……さて、一人で自分も考え込むのもいいが、私はそこまで哲学的じゃない)
はるか(誰かの場所にでも行ってみようかな?>>879)
はるか(……マミのところに行ってみよう、やっぱり一番気になるんだ)
――マミ家
はるか「……ドアが開いてる」
マミの家に上がってみると、いつになく静かだった。
進んでいって、いつもの居間に行くと、紅茶の良い匂いがした。
――これはマミの淹れた紅茶だ。とても気品の良い香りがする。
マミ「あら、いらっしゃい」
淡い夕日を背にして、マミは振り返った。
どうやら窓の外を見ていたらしい。
窓の外には既に夜の兆しが見えていて、それは残照の色だった。
マミの綺麗な金髪が夕日に照らされてキラキラと輝き、白い肌はところどころ夕日で橙に染まっている。
はるか「お茶を飲むんなら、私を呼んでくれても良かったんじゃないかな、マミ」
マミ「最後ですもの、はるかの好きなようにして欲しかっただけよ」
部屋を見渡すと、置物なんかが全て片付けられている。
まるで引っ越したばかりの部屋の殺風景さを想わせる光景だ。
はるか(……さて、なんて言葉をかけようか>>885)
――マミ家
はるか「……ドアが開いてる」
マミの家に上がってみると、いつになく静かだった。
進んでいって、いつもの居間に行くと、紅茶の良い匂いがした。
――これはマミの淹れた紅茶だ。とても気品の良い香りがする。
マミ「あら、いらっしゃい」
淡い夕日を背にして、マミは振り返った。
どうやら窓の外を見ていたらしい。
窓の外には既に夜の兆しが見えていて、それは残照の色だった。
マミの綺麗な金髪が夕日に照らされてキラキラと輝き、白い肌はところどころ夕日で橙に染まっている。
はるか「お茶を飲むんなら、私を呼んでくれても良かったんじゃないかな、マミ」
マミ「最後ですもの、はるかの好きなようにして欲しかっただけよ」
部屋を見渡すと、置物なんかが全て片付けられている。
まるで引っ越したばかりの部屋の殺風景さを想わせる光景だ。
はるか(……さて、なんて言葉をかけようか>>885)
はるか「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
マミ「……結婚って、誰と?それに俺って――」
マミ「それって、カッコつけてるの?ふふ」
両手を組んでこちらを見つめるマミの表情は何処までも優しく、微笑んだ表情は儚いものを想わせた。
とりあえず手許にある紅茶を手に取り、飲んでみるとちょうどいい湯加減で美味しい。
マミ「それ私の飲んだやつよ?」
はるか「それはラッキーだった」
マミ「なに言ってるの、それにさっきの科白かっこ悪い。30点ね」
はるか「厳しいな」
はるか(他に何か思いつくことは――>>894)
マミ「……結婚って、誰と?それに俺って――」
マミ「それって、カッコつけてるの?ふふ」
両手を組んでこちらを見つめるマミの表情は何処までも優しく、微笑んだ表情は儚いものを想わせた。
とりあえず手許にある紅茶を手に取り、飲んでみるとちょうどいい湯加減で美味しい。
マミ「それ私の飲んだやつよ?」
はるか「それはラッキーだった」
マミ「なに言ってるの、それにさっきの科白かっこ悪い。30点ね」
はるか「厳しいな」
はるか(他に何か思いつくことは――>>894)
はるか「大好きだよ」
マミ「……ようやくちゃんと言われたわ」
はるか「そうだっけか」
マミ「そうよ。こうして言ってもらえるのは、今日が初めてで――それで、最後になるかもね」
マミはどこか物悲しい視線で、窓の外を見つめている。
はるか「……>>900」
マミ「……ようやくちゃんと言われたわ」
はるか「そうだっけか」
マミ「そうよ。こうして言ってもらえるのは、今日が初めてで――それで、最後になるかもね」
マミはどこか物悲しい視線で、窓の外を見つめている。
はるか「……>>900」
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