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元スレ御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」
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白井「これならやせれ~る茶は何処に置いてあるのでしょう。
初春がネットで見つけた情報によりますと、こちらの薬局で取り扱っているとのことでしたのに」〈ハァ
御坂「黒子ー? まだ見つからないのー?」
白井「申し訳ありません。じっくり探してはいるのですが……」
御坂「ん、わかった」
佐天「わたしたち欲しいモノ見つけましたから、先にお会計してますねー!」
初春「外にあるベンチのところで待ってますから~」
白井「すぐに見つけて購入しますので、しばしお待ちくださいませ」
佐天・初春・御坂「「「りょーかーい」」」
結標(残骸事件の時の……白井さんと、御坂さん)
〈あとの二人は――お友達、ってところかしら?)
初春がネットで見つけた情報によりますと、こちらの薬局で取り扱っているとのことでしたのに」〈ハァ
御坂「黒子ー? まだ見つからないのー?」
白井「申し訳ありません。じっくり探してはいるのですが……」
御坂「ん、わかった」
佐天「わたしたち欲しいモノ見つけましたから、先にお会計してますねー!」
初春「外にあるベンチのところで待ってますから~」
白井「すぐに見つけて購入しますので、しばしお待ちくださいませ」
佐天・初春・御坂「「「りょーかーい」」」
結標(残骸事件の時の……白井さんと、御坂さん)
〈あとの二人は――お友達、ってところかしら?)
>これならやせれ~る茶
うさんくせーwwww
今の日本なら完全に薬事法違反だこれwwwww
うさんくせーwwww
今の日本なら完全に薬事法違反だこれwwwww
結標「…………」(スタスタスタ
白井さん「これならやせれ~る茶、これならやせれ~る茶は……っと」
結標「お客さま、お客さま。御探し物はこちらの商品でございましょうか?」
白井「あら、ご丁寧にどうも―――、ッ!?」
結標「お久しぶりね白井さん。九月のあの事件以来―――だから、かれこれ2、3カ月ぶりってところね」
白井「貴女は……ッ!」
結標「あれだけ激しい殺し合いをした相手の顔をもう忘れちゃったというのなら、貴女は意外に薄情な人なのね」
白井さん「これならやせれ~る茶、これならやせれ~る茶は……っと」
結標「お客さま、お客さま。御探し物はこちらの商品でございましょうか?」
白井「あら、ご丁寧にどうも―――、ッ!?」
結標「お久しぶりね白井さん。九月のあの事件以来―――だから、かれこれ2、3カ月ぶりってところね」
白井「貴女は……ッ!」
結標「あれだけ激しい殺し合いをした相手の顔をもう忘れちゃったというのなら、貴女は意外に薄情な人なのね」
一方通行は番外か打ち止めだとおもうけど面白く読ませてもらってるぜ。
しかし、冷静に考えると禁書の世界って明らかに男不足だよな・・・
しかし、冷静に考えると禁書の世界って明らかに男不足だよな・・・
白井「殺し合い、だなんて表現は謹んでいただけます?
私は風紀委員として、そしてお姉さまの露払いとして。貴女の目の前に立ちはだかっただけのこと」
結標「相変わらずつれないのね」
白井「私、そう安い女ではありませんの」
結標「自分自身を簡単に高い安いなんて値踏みするもんじゃないわ。
目尻釣り上げてこちらを睨んでくるのは構わないけど、それよりも、コレ、いらないの?」
白井「それは、これならやせれ~る茶……っ!?」
結標「お友達待たせるほど熱心に探していたのでしょう?」
私は風紀委員として、そしてお姉さまの露払いとして。貴女の目の前に立ちはだかっただけのこと」
結標「相変わらずつれないのね」
白井「私、そう安い女ではありませんの」
結標「自分自身を簡単に高い安いなんて値踏みするもんじゃないわ。
目尻釣り上げてこちらを睨んでくるのは構わないけど、それよりも、コレ、いらないの?」
白井「それは、これならやせれ~る茶……っ!?」
結標「お友達待たせるほど熱心に探していたのでしょう?」
白井「……貴女から物を手渡される、というのはあまり進んでは望みたくはありませんわね」
結標「当然ね。私も貴女からもし施しなんて受けようものなら全力で拒絶するわ、十中八九」
白井「おわかりなのでしたら―――、」
結標「私もこのお茶を買いに来たのだけれど、5パックはさすがに要らないのよね~。
1パックあれば3週間は持つし。今なら、このお茶2パックまでなら、購入する権利を譲ってもいいのだけれど。
学園都市でこれが買えるのはもうこの薬局に残ってた分、しかも私が籠に入れているだけでしょうねぇ」
白井「……うぐっ」
結標「どうせ休戦状態なし、この場に関してはお互い平和的にいきましょ、平和的に」
白井「―――なんだか、いつになく上機嫌、ですの? 貴女のいつもは知りませんけれど」
結標「……ええ。そうね。見知らぬ内に、ってのが癪に障るけど、
貴女の言うとおり。最近ちょっとした脚元の鎖が外れて上機嫌なのかも。
いつになく上機嫌ではなければ、貴女に話しかけようなんてけったいなことを実行したのね、きっと」
白井「そうですの。貴女をしばる鎖が多少でもほどけたのでしたらそれは素直に喜ぶべきことですわね」
結標「当然ね。私も貴女からもし施しなんて受けようものなら全力で拒絶するわ、十中八九」
白井「おわかりなのでしたら―――、」
結標「私もこのお茶を買いに来たのだけれど、5パックはさすがに要らないのよね~。
1パックあれば3週間は持つし。今なら、このお茶2パックまでなら、購入する権利を譲ってもいいのだけれど。
学園都市でこれが買えるのはもうこの薬局に残ってた分、しかも私が籠に入れているだけでしょうねぇ」
白井「……うぐっ」
結標「どうせ休戦状態なし、この場に関してはお互い平和的にいきましょ、平和的に」
白井「―――なんだか、いつになく上機嫌、ですの? 貴女のいつもは知りませんけれど」
結標「……ええ。そうね。見知らぬ内に、ってのが癪に障るけど、
貴女の言うとおり。最近ちょっとした脚元の鎖が外れて上機嫌なのかも。
いつになく上機嫌ではなければ、貴女に話しかけようなんてけったいなことを実行したのね、きっと」
白井「そうですの。貴女をしばる鎖が多少でもほどけたのでしたらそれは素直に喜ぶべきことですわね」
結標「今こうして結局貴女そのようなコメントもらう当たり、皮肉と言えば皮肉かも。
はい。『これならやせられ~る茶』。コレを飲むと健康的に痩せられるって評判よね」
白井「その。あ、ありがとうございますの……」
結標「いいえ。何時ぞやに有難くもないお節介とお説教をしてくれたお礼よ」
白井「……皮肉めいたことを言っているのは、貴女のほうでは?」
結標「性格よ、自覚もしている。どうでもいいことは目をつむりなさい。
それじゃあーね。お互い理想の体型を手に入れ垂れるといいわねー」
はい。『これならやせられ~る茶』。コレを飲むと健康的に痩せられるって評判よね」
白井「その。あ、ありがとうございますの……」
結標「いいえ。何時ぞやに有難くもないお節介とお説教をしてくれたお礼よ」
白井「……皮肉めいたことを言っているのは、貴女のほうでは?」
結標「性格よ、自覚もしている。どうでもいいことは目をつむりなさい。
それじゃあーね。お互い理想の体型を手に入れ垂れるといいわねー」
白井「あ、ちょっと、結標さ――て、あ」
(ガタッ、コト! prrr,prrr
結標「あら、白井さん携帯落としたみたいよ。しかもなんか電話かメールかしらないけど鳴ってるわよ――」
(って……え? ええええええ!?!?)
(ちょ、はあ!? この液晶表示…………マジもんな訳…っ?)
----------------------------------
【一方通行からメールが届きました】
----------------------------------
結標「………………、うっそぉ」
結標「えっと…………はい、携帯」
白井「お手数をおかけしてすみませんわ。
佐天さんたちから連絡でしょうか―――って違う。違いますわ」
「そっか……」
「あの方が、メールの返事、くれたのですわね……」
結標(えぇぇえええええ!? なに、なんなのこの急展開!!)
(白井さんの携帯に一方通行からメールが来て、そのメールを見て白井さんが頬を染めてる……っ!?
え? 一方通行って、『あの』一方通行よね……?)
(――――どういうこと?)
白井「お手数をおかけしてすみませんわ。
佐天さんたちから連絡でしょうか―――って違う。違いますわ」
「そっか……」
「あの方が、メールの返事、くれたのですわね……」
結標(えぇぇえええええ!? なに、なんなのこの急展開!!)
(白井さんの携帯に一方通行からメールが来て、そのメールを見て白井さんが頬を染めてる……っ!?
え? 一方通行って、『あの』一方通行よね……?)
(――――どういうこと?)
結標「ねえ、白井さん。不躾な質問だったら申し訳なんだけど……」
白井「はい?」
結標「その……液晶画面に映ってる『一方通行』ってのは、変わったお名前ね。なんて読むのかしら」
白井「―――一瞬にして、プライバシーの一部がバレテしまうなんて、この携帯も駄目でしたわね……」
結標「権利を侵害しようと思った訳ではないのよ。ふと、目に入ってしまったの」
白井「不可抗力はある程度仕方ありませんわ。
SF的外見が気に入って使用していた前の携帯はやはり使いずらくて。
つい先日、使いやすいと店員に勧められた、普通の二つ折り携帯に機種変しましたけれど……。
使いやすさを求めた結果の背面の大き目の液晶。これが駄目でしたわね……」
結標「ああ。それで……」
白井「このお方の名の読み、でしたっけ?
なんども「アクセラレータ」とお読みするそうですわ。
くわしくは知りませんけど、お姉さまの『超電磁砲』と似たようなものでしょうね、きっと」
結標(やっぱあの一方通行だったーーーーー!!)
白井「はい?」
結標「その……液晶画面に映ってる『一方通行』ってのは、変わったお名前ね。なんて読むのかしら」
白井「―――一瞬にして、プライバシーの一部がバレテしまうなんて、この携帯も駄目でしたわね……」
結標「権利を侵害しようと思った訳ではないのよ。ふと、目に入ってしまったの」
白井「不可抗力はある程度仕方ありませんわ。
SF的外見が気に入って使用していた前の携帯はやはり使いずらくて。
つい先日、使いやすいと店員に勧められた、普通の二つ折り携帯に機種変しましたけれど……。
使いやすさを求めた結果の背面の大き目の液晶。これが駄目でしたわね……」
結標「ああ。それで……」
白井「このお方の名の読み、でしたっけ?
なんども「アクセラレータ」とお読みするそうですわ。
くわしくは知りませんけど、お姉さまの『超電磁砲』と似たようなものでしょうね、きっと」
結標(やっぱあの一方通行だったーーーーー!!)
白井「……なんて返信しましょうか。
先日のお礼をしたメールに返信を下さっただけだし……。
話題としては、もう完結してしまいましたの」(ハァ
結標「やっぱりアイツか……」(ボソッ
白井「え?」
結標「へ?」
白井「……いま、『やっぱりアイツか……』と呟いておられませんでした?」
結標「そ、そうだったかしらぁああ?」(アワアワ
白井「私、結構な地獄耳でして。
専門の能力者には劣りますけど聴覚に関しては人より少し自信がありますの」
結標「そうなの。それはよかったわね。ははは」
白井「誤魔化さないでくださいまし!
今回この場に関しては休戦状態平和的にいくのでしょう?」
結標(……さて、どうしたものかしら。
この子がこんな反応している相手が本当にあの一方通行ってんなら、実に面白い展開ね)
先日のお礼をしたメールに返信を下さっただけだし……。
話題としては、もう完結してしまいましたの」(ハァ
結標「やっぱりアイツか……」(ボソッ
白井「え?」
結標「へ?」
白井「……いま、『やっぱりアイツか……』と呟いておられませんでした?」
結標「そ、そうだったかしらぁああ?」(アワアワ
白井「私、結構な地獄耳でして。
専門の能力者には劣りますけど聴覚に関しては人より少し自信がありますの」
結標「そうなの。それはよかったわね。ははは」
白井「誤魔化さないでくださいまし!
今回この場に関しては休戦状態平和的にいくのでしょう?」
結標(……さて、どうしたものかしら。
この子がこんな反応している相手が本当にあの一方通行ってんなら、実に面白い展開ね)
白井「…………あの、結標さん」
結標「改まった顔してなにかしら、白井さん」
白井「貴女に頭を下げるのも、少しでも頼るというも、本当に気が引けるのですけど」
結標「容赦ない前置きをしてからはじまるお話ねえ」
白井「……その。もし、このお方とお知り合いだというのなら」
「この方のことを、……教えて、下さいませんか?」
結標「改まった顔してなにかしら、白井さん」
白井「貴女に頭を下げるのも、少しでも頼るというも、本当に気が引けるのですけど」
結標「容赦ない前置きをしてからはじまるお話ねえ」
白井「……その。もし、このお方とお知り合いだというのなら」
「この方のことを、……教えて、下さいませんか?」
結標「………………、また、どうしてそんな頼みを?」
白井「恥ずかしながら。
私、この方の事は名と外見くらししか知らないんですの。
先日、街中で私が落としたハンカチを拾ってくれた中々にお優しい方なのですが……、」
結標「…………そ、それで……っ(は、ハンカチを拾ったぁ!? に、似合わないわね……)」
白井「お礼をしたいとメアドを聞いたまでは良かったのです。
けれど、自身のことは何も教えてくださいませんし、なんだか一歩引いた態度で接していられる感じがして……」
「…………ですから。その」
「……あ、あの方のことを。―――もう少しお知り出来れば、と。
そ、そのお礼の品を選びたいですし!」
結標(…………ああ)
(――これは正真正銘、恋に落ちた女の子のだわ)
(ふーん。あの白井さんが、あの一方通行を、ねぇ……)
白井「恥ずかしながら。
私、この方の事は名と外見くらししか知らないんですの。
先日、街中で私が落としたハンカチを拾ってくれた中々にお優しい方なのですが……、」
結標「…………そ、それで……っ(は、ハンカチを拾ったぁ!? に、似合わないわね……)」
白井「お礼をしたいとメアドを聞いたまでは良かったのです。
けれど、自身のことは何も教えてくださいませんし、なんだか一歩引いた態度で接していられる感じがして……」
「…………ですから。その」
「……あ、あの方のことを。―――もう少しお知り出来れば、と。
そ、そのお礼の品を選びたいですし!」
結標(…………ああ)
(――これは正真正銘、恋に落ちた女の子のだわ)
(ふーん。あの白井さんが、あの一方通行を、ねぇ……)
結標「……コーヒー」
白井「? コーヒー?」
結標「一方通行が好んでるものって言ったら、私にはそれくらいしか思い浮かばないわ。
……ああ、あとフライドキチン? というか、肉? も好物みたいだけど」
白井「あっ、あの方はコーヒーがお好きなのですね!?」
結標「『多分』よ『多分』。そこまで親しい知り合いではないし。
……そうね、かつて似たような場所にいた、ただの『同級生』、みたいな関係だし。
確証はあってないようなものよ」
白井「いいえ! それだけでも知ることが出来るのも収穫ですわ! ありがとう、結標さん!」
結標「……そこまで全力でよろこばれるなら、教えた価値くらいはありそうね」
白井「? コーヒー?」
結標「一方通行が好んでるものって言ったら、私にはそれくらいしか思い浮かばないわ。
……ああ、あとフライドキチン? というか、肉? も好物みたいだけど」
白井「あっ、あの方はコーヒーがお好きなのですね!?」
結標「『多分』よ『多分』。そこまで親しい知り合いではないし。
……そうね、かつて似たような場所にいた、ただの『同級生』、みたいな関係だし。
確証はあってないようなものよ」
白井「いいえ! それだけでも知ることが出来るのも収穫ですわ! ありがとう、結標さん!」
結標「……そこまで全力でよろこばれるなら、教えた価値くらいはありそうね」
白井「お礼の品はコーヒー関係のものにしましょう……っ!」
結標「ちょっとつっこんで聞くけど。
そのお礼とかなんとかも、アイツに会うための口実づくりみたいなもの?」
白井「―――え、はぁ? な、なにを!?」
結標「やっぱり。アイツってさ、ブッつぶしたくなる程には嫌な奴ではないけど、
貴女が惚れるような要素はほぼ皆無な気がするのよねぇ……。
何処に惚れたの?」
白井「ほ、ほれた、とか、あ、あああああ貴女は急に何を」
結標「一度ドツボに入ると案外年相応な対応になるのね。可愛らしい。
だって、本当にどこに惚れたか気になるじゃない? 相手も知り合いだし」
(…………だって、気になるじゃない?
多分、知らない上での反応なのでしょうけど――――、
アイツは『超電磁砲』の間逆の立ち位置に居るのに。憎むでなく怨むでなく……惚れる、だなんて)
結標「ちょっとつっこんで聞くけど。
そのお礼とかなんとかも、アイツに会うための口実づくりみたいなもの?」
白井「―――え、はぁ? な、なにを!?」
結標「やっぱり。アイツってさ、ブッつぶしたくなる程には嫌な奴ではないけど、
貴女が惚れるような要素はほぼ皆無な気がするのよねぇ……。
何処に惚れたの?」
白井「ほ、ほれた、とか、あ、あああああ貴女は急に何を」
結標「一度ドツボに入ると案外年相応な対応になるのね。可愛らしい。
だって、本当にどこに惚れたか気になるじゃない? 相手も知り合いだし」
(…………だって、気になるじゃない?
多分、知らない上での反応なのでしょうけど――――、
アイツは『超電磁砲』の間逆の立ち位置に居るのに。憎むでなく怨むでなく……惚れる、だなんて)
白井「……なんだか、今日は一日中年上の方にからかわれているような気がしますわ」
結標「恋バナは女子にとって、三度の飯より食後のデザートよりも美味しい美味しい花の蜜なのよ。
それに、私はお茶も情報も提供したわよ? もう少しくらい謝礼を受け取ってった問題ないわ」
白井「そういうの、等価交換っていうんでしたっけ?」
結標「知らないわ。けど、何かを寄こせと主張するなら同じくらいに何かを提供しないと世の中成り立たないでしょ」
結標「恋バナは女子にとって、三度の飯より食後のデザートよりも美味しい美味しい花の蜜なのよ。
それに、私はお茶も情報も提供したわよ? もう少しくらい謝礼を受け取ってった問題ないわ」
白井「そういうの、等価交換っていうんでしたっけ?」
結標「知らないわ。けど、何かを寄こせと主張するなら同じくらいに何かを提供しないと世の中成り立たないでしょ」
白井「……とある方の言葉を借りるなら、女の勘、でしょうか」
結標「まだ十代も前半の貴女が、女の勘だけで好いた惚れたを語るなんて、面白いわね」
白井「他に例えようがないんですの。
『運命を感じた』とか『電撃が走った』なんて言葉ともまた違うと、思いますから」
結標「―――一目ぼれ?」
白井「大きな部類で語るならばそうでしょうね。
なんでしょう……。もしかしたら私はお慕いするに値する人間に、目が離せなくなるのかもしれませんわ」
「お姉さまに、背中合わせるに足る存在になりたいと思う程に、強烈な憧れを抱くのも」
「……あのお方の、隣に入れたら温かいのだろうなと夢見る程に、一瞬にして心が奪われたのも」
「こういう方々にこそ、この黒子の身をささげても後悔しない、と本能で悟っているのかもしれません」
結標「……本能?」
白井「お姉さまだから。あの方だから。私、白井黒子は―――、お慕い申し上げてしまう。
憧れにしろ、恋慕にしろ。「こうだから好き」という理由も動機づけも、私の中にはないに等しいのですから、
………一種、たちの悪い惚れ方かもしれませんわ」
結標「まだ十代も前半の貴女が、女の勘だけで好いた惚れたを語るなんて、面白いわね」
白井「他に例えようがないんですの。
『運命を感じた』とか『電撃が走った』なんて言葉ともまた違うと、思いますから」
結標「―――一目ぼれ?」
白井「大きな部類で語るならばそうでしょうね。
なんでしょう……。もしかしたら私はお慕いするに値する人間に、目が離せなくなるのかもしれませんわ」
「お姉さまに、背中合わせるに足る存在になりたいと思う程に、強烈な憧れを抱くのも」
「……あのお方の、隣に入れたら温かいのだろうなと夢見る程に、一瞬にして心が奪われたのも」
「こういう方々にこそ、この黒子の身をささげても後悔しない、と本能で悟っているのかもしれません」
結標「……本能?」
白井「お姉さまだから。あの方だから。私、白井黒子は―――、お慕い申し上げてしまう。
憧れにしろ、恋慕にしろ。「こうだから好き」という理由も動機づけも、私の中にはないに等しいのですから、
………一種、たちの悪い惚れ方かもしれませんわ」
結標「要するに、『超電磁砲』とか『一方通行』みたいなタイプに弱いのね、貴女」
白井「あまりズバッと言わないでくださいまし。……簡単にいえばそういうこと、ですけれど」
結標「ふ~ん。あの二人が似たようなタイプ……か。これはまた、中々に、面白い解釈かも」
白井「全てが全て似ている、とも思いませんが。
やはり完全に似ていないと否定できないあたり、似てるかもしれない、と。
私も心の何処かで思っているかも、……ですの」
結標「―――でも。白井さんは別に、
超電磁砲に一方通行の影を重ねていることも、一方通行に超電磁砲の影を重ねていることもないのでしょう?」
白井「それは勿論ですの!」
結標「……なら、大丈夫でしょ。しっかりと区分けが出来ているなら問題はないわ」
白井「あまりズバッと言わないでくださいまし。……簡単にいえばそういうこと、ですけれど」
結標「ふ~ん。あの二人が似たようなタイプ……か。これはまた、中々に、面白い解釈かも」
白井「全てが全て似ている、とも思いませんが。
やはり完全に似ていないと否定できないあたり、似てるかもしれない、と。
私も心の何処かで思っているかも、……ですの」
結標「―――でも。白井さんは別に、
超電磁砲に一方通行の影を重ねていることも、一方通行に超電磁砲の影を重ねていることもないのでしょう?」
白井「それは勿論ですの!」
結標「……なら、大丈夫でしょ。しっかりと区分けが出来ているなら問題はないわ」
あの二人も、馴れ合う必要はないけど
ずっと恨みあって欲しくはないなぁ……
ずっと恨みあって欲しくはないなぁ……
結標「なるほどね……。分かったような分からないような。
中途半端にしか納得出来ていないのは、やはり私が貴女とは、また別の思考回路をしているからでしょうね。
……けど、なんだか羨ましいわ。貴女も一方通行も」
白井「……羨ましい?」
結標「なんでもないわ。最後のは独り言よ。
地獄耳もいいけどたまにはきかなかった振りをするのも、心遣いかもね。
そろそろいい加減、私も貴女も仲間を待たせるのは駄目だし、ここまでにしましょうか」
白井「そうですわね。……唯意義なことを教えて頂き感謝しますわ。
その分きっちりかっちり根掘りされた気分で、あまりすっきりしませんが」
結標「私たちに仲良しこよしなんて無用だわ。
……それでも、可愛らしい恋の話が聞けて楽しかったと言えば楽しかったわ。じゃあね、白井さん」
白井「ええ。……また、機会がありましたら」
結標「そうね。そうそう有りそうにないけれど、もし有ったのならば、またお話でもしましょうか」
中途半端にしか納得出来ていないのは、やはり私が貴女とは、また別の思考回路をしているからでしょうね。
……けど、なんだか羨ましいわ。貴女も一方通行も」
白井「……羨ましい?」
結標「なんでもないわ。最後のは独り言よ。
地獄耳もいいけどたまにはきかなかった振りをするのも、心遣いかもね。
そろそろいい加減、私も貴女も仲間を待たせるのは駄目だし、ここまでにしましょうか」
白井「そうですわね。……唯意義なことを教えて頂き感謝しますわ。
その分きっちりかっちり根掘りされた気分で、あまりすっきりしませんが」
結標「私たちに仲良しこよしなんて無用だわ。
……それでも、可愛らしい恋の話が聞けて楽しかったと言えば楽しかったわ。じゃあね、白井さん」
白井「ええ。……また、機会がありましたら」
結標「そうね。そうそう有りそうにないけれど、もし有ったのならば、またお話でもしましょうか」
店員「ご購入、ありがとうございましたー」
結標「さて目当てのものも買えたし、さっさとケンタッ○ーによって集合場所に戻らないと」
(……ったく、この私をパシリ扱いするなんてなんて野郎かしら、アイツは……っ!
一応、年齢的には守備範囲内と言えば守備範囲内だけど、私なら絶対に遠慮しらい物件よだわー……)
「―――でも、羨ましい、と思うのは本当だったり……」
「あんなドロドロの血まみれの泥沼に居た私には、想う事も、想われることも、遠く感じるわ」
(……だから、尚の事想うのかもしれない)
(せめて、あの子の恋が向かくいって、一方通行だけでもそういう風に救われれば―――)
「私にもいつか同じ救いが訪れるかもしれない……なんて、ね。」
「なんて、醜くて自分勝手なエゴかしら」
「」
結標「さて目当てのものも買えたし、さっさとケンタッ○ーによって集合場所に戻らないと」
(……ったく、この私をパシリ扱いするなんてなんて野郎かしら、アイツは……っ!
一応、年齢的には守備範囲内と言えば守備範囲内だけど、私なら絶対に遠慮しらい物件よだわー……)
「―――でも、羨ましい、と思うのは本当だったり……」
「あんなドロドロの血まみれの泥沼に居た私には、想う事も、想われることも、遠く感じるわ」
(……だから、尚の事想うのかもしれない)
(せめて、あの子の恋が向かくいって、一方通行だけでもそういう風に救われれば―――)
「私にもいつか同じ救いが訪れるかもしれない……なんて、ね。」
「なんて、醜くて自分勝手なエゴかしら」
「」
誤字脱字がひどくなってきた…すまない
早いけど晩飯る 半頃再開
1このまま結標視点継続(御坂と絡みます)
2MNW殿堂入り動画
3御坂&黒子視点へ行こうか
>>+5
早いけど晩飯る 半頃再開
1このまま結標視点継続(御坂と絡みます)
2MNW殿堂入り動画
3御坂&黒子視点へ行こうか
>>+5
――――御坂美琴&白井黒子視点――――
同日。夕食後からの自由時間。
in 常盤台中学の外部寮、私室。
佐天『それで、御坂さん隊長! 何かいい案って浮かびましたか?』
御坂「だから隊長呼びは止めてよー。なんか馴れないのよねぇ……」
佐天『そうですか? 結構いい感じだったんですけど、個人的に』
御坂「佐天さん的には、でしょー。はは」
佐天『むむ。あだ名もまた難しいものですね。
あ、それで話し戻しますけど、白井さん応援大作戦の案、なにか思い浮かびました?』
御坂「うーん……。黒子自体、あんまり大げさ感じではないしなー……」
佐天『そうかもしれませんけど! それでも、何かお手伝いしたいじゃないですか。友達として』
御坂「……そうねぇ。
そういえば、さっき黒子が『何かいいコーヒー関連の粗品はないかな』とかなんとか言ってたかな?」
佐天『ほっほう! てことは、白井さんは何時ぞやの御坂さんと同じで、
プレゼント贈与大作戦路線にうつったってことですね!?』
同日。夕食後からの自由時間。
in 常盤台中学の外部寮、私室。
佐天『それで、御坂さん隊長! 何かいい案って浮かびましたか?』
御坂「だから隊長呼びは止めてよー。なんか馴れないのよねぇ……」
佐天『そうですか? 結構いい感じだったんですけど、個人的に』
御坂「佐天さん的には、でしょー。はは」
佐天『むむ。あだ名もまた難しいものですね。
あ、それで話し戻しますけど、白井さん応援大作戦の案、なにか思い浮かびました?』
御坂「うーん……。黒子自体、あんまり大げさ感じではないしなー……」
佐天『そうかもしれませんけど! それでも、何かお手伝いしたいじゃないですか。友達として』
御坂「……そうねぇ。
そういえば、さっき黒子が『何かいいコーヒー関連の粗品はないかな』とかなんとか言ってたかな?」
佐天『ほっほう! てことは、白井さんは何時ぞやの御坂さんと同じで、
プレゼント贈与大作戦路線にうつったってことですね!?』
御坂「ええ? いつぞやの私?」
佐天『ほら、いつだったかな。たしか夏休みくらいの時。
御坂さんが「とある人にあげるんだー」って、ウチにクッキー作りに来たことがあったじゃないですか』
御坂「ああ。…………そういえば、そんなこともあったわね」
佐天『最近、あんまりその人のことについて聞きませんでしたけど、何か進展ってあったりしました?』
御坂「――――ッ!?」
佐天『? 御坂、さん……?』
御坂「あ、ううん。なんでもない。そいつと特に進展もなにもないわよ」
「……発展するもしないも。その前に、アイツ、勝手にどっかにいっちゃったんだから」(ボソッ
佐天『そうなんですか。また何かイイ感じな進展があったら教えてくださいね?』(ワクワク
御坂「ん、そうするわ。私のことなんていいのよ。黒子のことを話してたんだし」
佐天『ああ、ついつい脱線してしまいましたね。ごめんなさい』
佐天『ほら、いつだったかな。たしか夏休みくらいの時。
御坂さんが「とある人にあげるんだー」って、ウチにクッキー作りに来たことがあったじゃないですか』
御坂「ああ。…………そういえば、そんなこともあったわね」
佐天『最近、あんまりその人のことについて聞きませんでしたけど、何か進展ってあったりしました?』
御坂「――――ッ!?」
佐天『? 御坂、さん……?』
御坂「あ、ううん。なんでもない。そいつと特に進展もなにもないわよ」
「……発展するもしないも。その前に、アイツ、勝手にどっかにいっちゃったんだから」(ボソッ
佐天『そうなんですか。また何かイイ感じな進展があったら教えてくださいね?』(ワクワク
御坂「ん、そうするわ。私のことなんていいのよ。黒子のことを話してたんだし」
佐天『ああ、ついつい脱線してしまいましたね。ごめんなさい』
御坂「……あの子、世話になったお礼を送りたいみたいね。
私もさっき聞かれたわ『お姉さまは何か美味しいコーヒーのメーカーはご存じですの?』って」(クスクス
佐天『おおおおお! 白井さんってば超健気! あの変態行為で暴走しまくっていた彼女はいずこに……っ!?』
御坂「あれは若干大げさなお遊びも混じったやり取りだったからね。
見えにくいかもしれないけど、黒子の本質は、びっくりするくらいの一途さ、だもの」
佐天『思い込んだら一直線!』
御坂「そうそう」
佐天『まあ、それは御坂さんにも言えることですけどー』
御坂「……うぐっ」
佐天『はっはっはー。たまには自分の猪突猛進ぶりを反省して下さい。
しばらく学園都市から姿をくらませた時は、本当に本当にほんとぉぉおおおに心配したんですからね!?
結局、最後までどこに言ってたのか教えてくれないし……』
御坂「……その件につきましては。その本当にごめんなさい……。
(といっても、さすがにハイジャックしてロシアに行った…とまではいえない……)」
私もさっき聞かれたわ『お姉さまは何か美味しいコーヒーのメーカーはご存じですの?』って」(クスクス
佐天『おおおおお! 白井さんってば超健気! あの変態行為で暴走しまくっていた彼女はいずこに……っ!?』
御坂「あれは若干大げさなお遊びも混じったやり取りだったからね。
見えにくいかもしれないけど、黒子の本質は、びっくりするくらいの一途さ、だもの」
佐天『思い込んだら一直線!』
御坂「そうそう」
佐天『まあ、それは御坂さんにも言えることですけどー』
御坂「……うぐっ」
佐天『はっはっはー。たまには自分の猪突猛進ぶりを反省して下さい。
しばらく学園都市から姿をくらませた時は、本当に本当にほんとぉぉおおおに心配したんですからね!?
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