元スレ御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
601 = 462 :
ってか一方さんってやたら人気あるけどただの極悪人じゃないの
602 :
一方さんと黒子のSS多くてだんだん好きになってきた
603 = 449 :
なんかすまん
604 = 408 :
・
・
・
同日。午前九時半頃。
in 繚乱家政女学校経営の喫茶店前。
一方通行「…………」
土御門「にゃー。これまた意外なとこで会ったな、一方通行」
一方通行「…………」(プイ
土御門「おいいいい! 俺の顔をはっきりと見ておいての無視ですか!? オマエ、最近俺の扱いひどくないかにゃーー!?」
605 = 408 :
一方通行「……チッ。なンでオマエがココにいやがるんだ」
土御門「いい質問ですたい、一方通行くん!!」
一方通行「気味悪い呼び方すンな」
土御門「聞いて驚け見て驚け!!
この『特別ご優待券』をとくと目に焼きつけろ!!!!
ジャンジャカジャンジャンジャーン♪♪♪ 『喫茶店オープン記念特別ご招待券』っっっ!!!!」
606 = 489 :
しえん
607 = 408 :
一方通行「ご優待券なのかご招待券なのかはっきりしろ。
日本語が不自由になるくれェにテンションあがり過ぎて、マジ引くンですけど」
土御門「日本語が不自由になるほどで結構!これがテンションあげられずにいられるかってモンです!!」
一方通行「勝手に言ってろ。俺まで巻き込んで騒ぐなよ」
土御門「オイ、一方通行」
一方通行「……付き合ってらンね」
土御門「貴様はなにをそんな冷静な顔でのほほんとしているんだ?
この現状を正しく理解していないのは、いったいどっちだ。
いつからその無駄にスパコン並の性能を誇る優秀な頭脳で考えることを放棄した。
宝は使ってこそ宝なんだ。ただ腐らせていくなんて愚者のすることだ」
一方通行「……現状を正しく理解していない?」
土御門「そうだ。この俺がこんなところにいると意味を考えろ。
元・暗部連中とのコンタクトもとらず、『向こう』から押し付けられている『仕事』もほっぽり出して、ココに居る理由を」
608 = 408 :
一方通行「土御門元春(オマエ)がココにいる理由……」
(……学園都市上層部に動きがねェ以上、こちらもへたには動けない、というのが本意。
元『グループ』にしろ『アイテム』にしろ。
他の、崩壊した組織の生き残りのやつらも。
自分たちが火ぶたを落とす側になるのは極力避けたい、と思っている。
素養格付けだの特殊素材だの。未だに学園都市の深部はつかみきれていない。
なんの準備もせずに短気に戦争をしかけて間抜けに玉砕するのは、もうこりごりだからなァ……)
(垣根くンの著作権侵害した団体さンの件は、黄泉川が上手く片づけてくれた。
他方のパイプが強い土御門と海原の両名に、裏側からもサポートしてもらっているから、問題ねェはず)
(……『向こう』ってのは、魔術とかンな名前が関係してるところのことだろうが……)
(―――何か、何処かが動いたのか……!?)
609 = 538 :
私怨
610 = 408 :
一方通行「――オイ、土御門ォッ!!」
土御門「ようやくまともな思考回路になったようだな一方通行」
一方通行「……よォやく。掴めそうな尻尾でも見つけたのか?」
土御門「―――ハッ。尻尾、なんて可愛いもんじゃない。
もっともっと真ん中の本命が、掴めそうなんだからな……っ!!」
一方通行「……ッ!?」
土御門「ようやく。よぉぉぉぉおおおおおやく!!!
舞夏の和服メイドさん姿がおがめる日が来たんだにゃーーーーー!!!!!」
一方通行「」
611 = 531 :
ツッチーは本当に刹那に生きてんな
輝いてるぜ
612 = 569 :
しえんしえん
613 = 411 :
土御門が予想通りすぎるwww
614 :
>>599の「~~~~ッ。」がバキにしか見えん
616 = 408 :
土御門「繚乱家政女学校が運営する、生徒の実地研修を兼ねた喫茶店の開店を、
俺は半年も前から今日という日をカレンダーに赤○をし、
何度も何度も夢に見る楽しみにしていた、極楽な日を、ようやく迎えたんだぁああああああ!!! いやっはあああああ!!!」
一方通行「」
土御門「今回はオープン記念ってことで、
今日は学校に通っている生徒の関係者のみに配布される『特別ご招待』をもつ人しか入れない日。
普段はシックな本格的メイド服を身につけているが、
オープン記念として&『現代日本における「メイド」イメージの理解・考察』という授業を兼ねて、
俺が長年、常連として通い詰めている『変わった』メイド服を作ってる店の服を、生徒が着るだっ!!
あの店では王道系に入る堕天使メイドも大精霊チラメイドは勿論のこと。
堕天使の進化系の堕天使エロメイド、一風変わった小悪魔ベタメイドに女神様ゴスメイドをあるというじゃねーの……っ!
もう、もう、正直堪りません!! ここは天国、気分はハレルヤ!! いきててよかったにゃあああああああああああ!!!!!!」
617 = 413 :
幸せそうだなぁ土御門
619 = 408 :
一方通行「…………、」
土御門「愛しくてやまないゲテモノメイド服を身にまとう天使(マイエンジェル)たちに、
『ご主人様お帰りなさいませ』とか『旦那さま……、コーヒーはいかがですか?』と奉仕されるとか……もうやべえって。ふひ」
一方通行「よし、土御門。今日からオマエはまごうことなく俺とは赤の他人だ」
土御門「ひどくね!? オマエだって『尻尾掴む』とかいってじゃねーか!!
あれだろ。ここにきた理由だって、猫耳にゃんにゃんメイドに萌え萌えキュン☆するためなんだろ……?」(ポン
一方通行「勝手に意味わかんねェこと察して仏のような顔で人の肩にそっと手をおくな!!!」
土御門「わかってる。てれ隠しなんて必要ない。本音で語り合おうぜ……俺達、同志だろっ!?」
一方通行「一人で語ってろ!!!」
620 = 489 :
これはひどい
621 = 408 :
土御門「貴様……何故、メイドさんの良さを分かろうとしないッ!?」
一方通行「急にニャーをとるな。シリアスモードになるな。
少しでも真面目に考えこンでた俺が馬鹿しいだろ。
こンなくだらねェことに少しでも脳神経をつかったこと激しく後悔中なンだよ、俺は」
土御門「一方通行。……いいぜ、開店まであと三十分ある。
それまでオマエにはじっくりたっぷりメイドさんの語りつくせないほどの魅力について教えてやるにゃー……」
一方通行「なにも聞こえませン見えませン」
舞夏「おいこらこの馬鹿兄貴。なにを他人様に下心しかつまってないメイド萌えを押し付けようとしてるんだー? こらー」
禁書目録「あ、もとはる、おはよーなんだよ。……あれ? 貴方はこの間のティッシュの人?」
622 :
なるほどそうきたか
623 = 411 :
インターチェンジさんここで働くのか
624 = 408 :
土御門「ま、舞夏っ……! そ、その、こ、こここれはだにゃー?」(アセアセダラダラ
舞夏「言い訳なんて女々しいことはするんじゃないぞー。
メイドのうわべだけに心奪われ、その本質に目を向けようとしない野郎にメイドを語る資格はないんだなー?」(ドコスッ!!
土御門「ぐふぉおッ!!!」
舞夏「他のご招待客の皆さまに迷惑だからなー? しばらくはそこで大人しくしてろよー?」
土御門「…………い、いい、裏拳だった……。がく」
一方通行(格闘戦に強い土御門を一発K.O.だと…? この女、いったい何者だ…?)
625 :
>>601
ゾーマが好きな人間もいっぱいいるだろ?
つまりそういうことだ
626 :
禁書目録「ねえねえ。あなた、いつぞやかハンバーガーを奢ってくれた親切な白い人だよね?」
一方通行「あァ? オマエは……?」
禁書目録「貴方、それとなく、おっちょこちょいな人だったんだね。
『ミサカネットワークを使用する機器のバッテリーを取ってこい』って言ったのは貴方なのに。
カエル顔の医者のところにいったら『もう向こうに届けたよ。おや、行き違いになってしまったようだね』って言われちゃったんだよ?」
一方通行(…………あァ。コイツ、木原くンをボコった日にあったシスターか。
そォいや、ンな事適当にに言って、さっさと追っ払ったンだっけな、確か)
「悪いかったな。あン時は互いに連絡が上手くとれてなくてな。手間、かけさせた」
禁書目録「終ったことだし、いいんだよ。それより貴方の探していたあの小さな女の子は、そのあと見つかったの?」
一方通行「あァ。おかげさンでな」
禁書目録「そっか! それはよかったね!」
627 = 626 :
一方通行「見つけたら見つけたで喧しい毎日だが……。
そンでも死んだよォな面で大人しくされるよりかは何万倍も何億倍もマシだな」
禁書目録「――そうだね。なんだかんだいっても、元気で笑って一緒にいれることが一番かも」
一方通行「オマエは、あン時探していた奴と今も一緒に居ンのか?」
禁書目録「……ううん。今は、違うよ。あの時は見つけられたんだけど」
「―――――」
「……また、はぐれちゃったかも」
一方通行「……?」
629 :
切ない
630 = 626 :
禁書目録「きっと。とうまはまた私の知らない『遠いところ』で、あばれまわってるんだろうなー」
一方通行「なンだァ? そいつはまた、道にを進めば進むだけ道に迷いやすい厄介なことこの上ない体質とかか」
禁書目録「一度じぶんが進むべきところが分かると、それにむかって一直線に進む人だから」
一方通行「ンで、周りの目とかまったく見えなくなるパターンだな」
禁書目録「あははは。まったくもってその通りかも」
「…………とうまは、いつもいつもわたしを置いてけぼりにして、一人で突っ走って、傷ついて」
「――それで、ただ「助けたい」って一心で、困っている誰かを助けるの」
一方通行「頭の作りが目出度い野郎みたいで結構じゃねェか」
631 :
ここでこう繋げるかー
この禁書さんは学園都市で健気に上条さんを待ち続けていると思うと…。・゜・(ノД`)・゜・。
632 :
綺麗なインさんだ
633 = 626 :
禁書目録「時には周囲のことを―――わたしのことを、頼ってもくれてもいいんだけどね」
一方通行「……この前みたいに、自分の脚で探しにいかなくていいのか?
にゃーにゃーうるさい野郎が騒ぐよォなところで道草くってる暇すら、もったいなさそォだが」
禁書目録「とうまはね、『必ず、戻る』って言ったの」
「私も、『いつものとうまが帰って来てくれるなら、何でもいいよ』って言ったから」
「とうまは約束は破らないから。
どんなときだって最後には帰ってきて『ただいま』って言ってくれてから」
「いままでがそうであったように。これからもそうだって、わたしは信じてる」
一方通行「……そォかい。それまでオマエは一人で良い子でお留守番、か」
禁書目録「心配してくれるの? ありがとう、やさしいんだね。
大丈夫だよ。だって、わたしはひとりじゃないんだよ。だって、この子がいるもん」
スフィンクス「にゃー(訳:おうともよー!!)」
一方通行「あン? 猫だァ?」
禁書目録「スフィンクスっていうの。かわいいでしょ」
一方通行「……まあ、猫耳にゃんにゃんメイドって訳のわからないものよりは、幾分か素直に可愛いとは思えるな」
634 = 626 :
禁書目録「……本当はね。『遠隔操作用の霊装』で受けたダメージの回復のために、
英国に帰らなきゃいけなかったんだけど。わたしの我がままで無理やりこっちに戻って来たの」
一方通行「オマエ、日本人には見えねえとはおもっていたが。英国人とはなァ」
禁書目録「私が英国人かどうかは定かではないけど。元々居た場所は、英国ではあったかな」
一方通行「自分の人種くらいは知っとこうぜ……」
禁書目録「『まずは治癒に専念したるべきでありけるに……』
な~んて、眉をしかめられたっけなぁ。
でも、もとはるが協力してくれてね。
『もとはるを暫定的な保護人にする』って条件で、こっちに戻ってくることが出来たの」
一方通行「へェ。あいつもたまにはマシな働きすンじゃねェか。只のメイド萌え変態じゃねーのな」
(―――話しを聞いてる限りだと、コイツも、魔術とかになんらかの関わりがある奴、なのかもしンねェな)
635 = 626 :
禁書目録「もとはるにも、まいかにもお世話になってるから。
今日のオープン記念はとても忙しいみたいだから、お礼の意味もこめてお手伝いしようかと思って」
一方通行「あのガキが聞いたら、リアル鶴の恩返しだー! とか言って目を輝けそォな話題だ」
禁書目録「そうだ。こんなにお話しをしているのに、わたしはまだ自分のことを名乗っていなかったね」
「私の名前はインデックスって言うんだよ。
正式名称は『Index-Librorum-Prohibitorum』。
魔法名は『dedicatus545』、献身的な子羊は強者の知恵を守る、って意味だね!」
一方通行(な、―――Index-Librorum-Prohibitorum―――ッ!!??)
637 = 626 :
一方通行「……オマエが『Index-Librorum-Prohibitorum』……?」
禁書目録「そうだよ。名前が長いから普段はインデックスとか禁書目録って呼ばれてるけど」
「それがどうかしたのかな?」
一方通行(…………エイワスの言っていた『ロシアへ行け』という言葉。
激闘した後に、ヒーローが残していった『禁書目録』とかかれていたメモ。
俺が今までに見たことも聞いたことも触れたことも無かった情報が詰め込まれていた例の羊皮紙。
AIM拡散力場の塊―――科学の天使がいっていた打ち止めのウイルスを『歌』で除去した『ともだち』――――ッッ)
「…………、Index-Librorum-Prohibitorum。いや、インデックス」
禁書目録「うん? なにかな?」
一方通行「……オマエ、『歌』は好きか?」
禁書目録「? 好きか嫌いか、と聞かれたら好きかも、だよ?
これでも一、シスターだもの。讃美歌なんかも嗜んでいたりするし」
一方通行「……そォか」
(―――――なるほどな。曖昧だったパズルのピーズが、いま、完璧にハマった)
638 :
支援!
一方さん、自分はロシアで人種聞かれてスルーしたくせにw
639 = 626 :
禁書目録「そういうあなたは、歌うことは好きなの?」
一方通行「いや。あンな生命力を根こそぎ奪われるような特異な『歌』を好んで歌おうとは思わない」
禁書目録「……? ちょっと、言ってることがよくわからないかも」
一方通行(コイツがIndex-Librorum-Prohibitorumで。
アイツ(エイワス)に簡単にのされて絶望した俺に、
ひぃひぃ、擦れたような声で苦しそうにしているクソガキに、
まだ道があると。雷雲の中にさす一筋の光のように示してくれのが、
禁書目録の情報(コイツ)だったってことだな)
(こいつは『歌』を謳って打ち止めを助けてくれたばかりか、
『歌』という存在を提示してくれ、―――打ち止めを助ける足掛かりにもなってくれた)
(――――二度と、こいつに脚をむけて寝ることは出来ねェな)
641 = 626 :
禁書目録「あーーー!!」
スフィンクス「んにゃ!?(訳:なんですかお嬢さん急に大声出して)」
禁書目録「わっとっと、おしゃべりをしていたらもうこんな時間。
そろそろわたしはお手伝いにもどえらないと、それじゃあまたね。あくせられーた」(パタパタパタ
一方通行「……………」
一方通行「―――――インデックスッ!」
禁書目録「……? なにかな」(ピタ
642 = 626 :
一方通行「…………その、」
禁書目録「その?」
一方通行「――――」
「あの時は…………」
「……あの時は」
「――――――本当に、世話になった」
禁書目録「あのときって病院でのこと? それならもういいって言ったのに」
一方通行「いや、礼を……言ってないと、思いだしてな。……引きとめて悪かった」
禁書目録「ふーん? 律儀なひとだね、あくせられーた」
一方通行「……そォいうことに、しといてくれ」
644 :
この二人も好きだなー
645 = 626 :
もう2時だ昼寝の時間だ
恒例安価
一方さんは黒子を恋愛対象として見ていないようです。
彼の頭をペシっとひっぱたいて渇を入れるのは誰? >>+5
1御坂美琴
2番外個体
3打ち止め
ほかにまだ出てきてなくて、こいつだせよって人物がもしあれば >>+10
650 = 644 :
そうだね俺もそろそろ昼寝しようかな(棒
ksk
みんなの評価 : ★★★×4
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