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    元スレ芳佳「私達10人」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 前スレ→1297092167 + - エーリカ・ハルトマン + - サーニャ + - ストパン + - ストライクウィッチーズ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 = 60 :

    おねえちゃんwwwwwwwwww

    452 = 77 :

    エーリカかわいいいいいいいいいいいいいいいい

    453 = 7 :



    エーリカ「う、うん……説明するよ」

    エーリカ「私は、昨日禁固室に閉じ込められてから……一度眠ったんだ」


    エーリカ「目が覚めたのは15時ごろかな……小窓の下に、食事があったよ」


    シャーリー(私達が食事を差し入れた時か……)

    シャーリー(返事は無かったが……やはり、ハルトマンは眠っていたんだな)


    エーリカ「あんまり食べる気になれなくて……」

    エーリカ「しばらくはベッドに横になって、ぼーっとしていたんだ」

    エーリカ「二度寝しようかどうか、考えていたよ」




      エーリカ『えっと……、19時、少し過ぎたころだったかな……』
                   ~~~~~~~

    454 = 7 :



       エーリカ『私が、部屋で物思いに沈んでいたら――』


        ――禁固室の扉付近で、音が聞こえたんだ。
        鍵が回るような音だったから、たぶん……あの時――


        私は警戒しながら扉に近づいたよ。呼びかけても答えは無かった。

        そして、差し入れ用の小窓から覗いた時――
        誰かが、走り去っていく足音を聞いたんだ。


        ゲルト『……足音、だと?』


       うん……だから、あわてて外へ出てみたんだけど。
       でも、誰もいなくて――、……。



         シャーリー『……待った!』

    456 = 73 :

    それでそれで

    457 = 352 :

    >>454
    このシャーリーは十中八九エーリカちゃんに指をさしてる
    または机を叩いてる

    458 = 7 :


       シャーリー『外に出た? だって?』

       シャーリー『鍵は、―――開いていたのか?』
                      ~~~~~~~~~~~

        う、うん。

        たぶん……外にいた人が、外側から鍵を開けたんだと思う。
        私は、内側の施錠を外しただけだよ――


       シャーリー『……そして、外側から禁固室の鍵を使って、再び施錠したんだな?』


         うん……みんなの処に、一旦戻ろうと思ったから……
         私が鍵を持っていないのは、おかしいからね。元の状態に戻そうと思って。
         これが、その時の鍵だよ。


       ミーナ『……ええ』

       ミーナ『禁固室の鍵――確かに回収したわ』

    459 :

    甘口と中辛混ぜたら

    460 = 7 :


         そして、廊下に出た時――

         『サーニャ』と、出会ったんだ。


        ゲルト『……サーニャ…か』

        芳佳『その人形、――ですかぁ?』


         うん。廊下の真ん中に、落ちていたんだ。
         始めはエイラが置いていってくれたのかな……と思ったんだけど……


       エーリカ『これを見て……怖くなっちゃって……』


        ミーナ『……!』

        ゲルト『……それは……血か!』

    461 = 97 :

    急にオカルトかよ

    462 = 7 :


        そう、この人形――背中にべったりと血の跡があるんだ……
        拾い上げてからこの事に気付いて……考えていたら

        ――遠くの方で、銃声が聞こえたんだ。


         ゲルト『……銃声』

         シャーリー『おそらく、リーネの事件だろう』

         シャーリー『……それを聞いたお前は?』



         もちろん、みんなに合流しようとしたさ……
         でも、人形の血の事もあるし、少し悩んでいたよ

         そうしたら、みんなの方からこっちへ歩いてくるじゃないか…

         わ、私……怖くなって、隠れちゃったんだ

    463 = 59 :

    怖くなって隠れちゃうエーリカかわいい

    464 :

    エーリカワイイ

    465 = 352 :

    >>461
    逆裁3をやってて思いついたらしいから、オカルトが介入してもなんらおかしくはないさ

    466 = 7 :



         ━━ ミーナ『どうして……フラウ…!』 ━━

    ━━ 芳佳『な、なんでですか! 出られないはずじゃ……』 ━━

        ━━ ゲルト『あいつは……逃げたんだ……』 ━━



          出るに、出られなくなっちゃってさ……
          なんせ、血にまみれたサーニャを持ってるんだもん


       どうしようかと思ったんだけど……みんな、司令室に立て籠もっちゃって……

          たまに側にまで行ったんだけど――
           ミーナに見つかるのが怖くて、踏み切れなかったんだよ。


         ミーナ『ええ……』

    467 = 346 :

    なんかさっきの雰囲気が抜けない
    シリアスな場面なのにニヤニヤしてしまう

    468 = 7 :



        ミーナ『時折、気付いていたわ。……能力の届くギリギリの範囲……』

        ミーナ『誰かが、触れたような…妙な感覚があったもの』


        ミーナ『そんな芸当ができるのは、私の能力を熟知してる、貴方ぐらいの者よね』

        ミーナ『フラウ……』


         ゲルト『中佐……気付いていたのか?』


        ミーナ『……ええ。そして、ハルトマン中尉が犯人で有ると――その時は確信したわ』

        ミーナ『でも、……そうすれば、この中に共犯者がいる事になる』

        ミーナ『食料が少なくなった機械に……怪しい二人を部屋から出して、様子を見る事にしたの』

        ミーナ『共犯者を炙り出すために……ね』

    469 = 7 :

    芳佳「……」

    芳佳「でも、あれって、危険なことじゃないんですかぁ……」

    芳佳「もしもバルクホルンさんかシャーリーさんが共犯なら……もう一人が……」


    ミーナ「……そうね」

    ミーナ「でもね、宮藤さん、聞いてくれる?」



    ミーナ「私達はミステリーの登場人物じゃない……ここは戦場なの」

    ミーナ「5人いて、2人に上官殺しの容疑が掛かったら……」

    ミーナ「その少数全員を始末してしまう――それだけの事よ」


    ミーナ「……疑わしき者を全て罰せれば、残るのは正しい者だけでしょう?」


    ゲルト「――それも、カールスラントの、軍則に乗っ取る物だ」

    ゲルト「……異論はない」

    471 :

    流石だな

    472 = 103 :

    BBA…

    473 = 7 :


    芳佳「そ、そんな……」


    エイラ「……」

    エイラ「……だから、だな」





    エイラ「だから、サーニャは死んだんだよ……」

    エイラ「その馬鹿げた軍則……規則、…――お前達の、せいで」


    エーリカ「エイラ……」


    シャーリー「……」

    シャーリー「話を、続けてもらえるか、ハルトマン」

    474 = 92 :

    未だに実はサーニャが生きてて最後に出てくると信じてやまない俺がいる

    475 = 7 :


    エーリカ「……うん。それから、……特に行動はしなかった」

    エーリカ「途中、トゥルーデ達が食堂に向かって行ったけど、流石に付いては行かなかったよ」

    エーリカ「あの時のトゥルーデに会ったら……言い訳出来る、自信が無いや」


    ゲルト「……」


    エーリカ「それから……ずっと、みんなの後をつけてたんだ」

    エーリカ「みんながエイラの服を取りに戻ったのは確認出来たし……」

    エーリカ「その後、シャーリーを追いかけて会議室に入っていったから」

    エーリカ「私は扉の処で、立ち聞きさせてもらってたよ……」



    ミーナ「私がそれに気付いたのは……エイラさんとシャーリーさんが言い争い始めたあたりからね」

    476 = 7 :



       …………。


    ゲルト「ハルトマンの行方不明の状況は、理解した……」

    ゲルト「然し……以前、何も状況は変わらないぞ」

    ゲルト「容疑者が全て出そろった……と、言う事以外にはな……」


    エイラ「……」

    エーリカ「……」


    ミーナ「この際、……エーリカとエイラさんをこの場で拘束して、」

    ミーナ「私達が先に脱出してから迎えに来る――と云うのも一つの手なんだけど」


    ミーナ「エイラさんの犯行は……まだ立証されていないわ」
                          ~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ミーナ「シャーリーさんには、まだ、言うべき事があるのよね?」


    シャーリー「ああ」

    478 = 7 :



    シャーリー「エイラ……私は、お前に罪を認めて……償って欲しい」


    エイラ「……」


    シャーリー「これは、その為の……最後の勝負だ」

    シャーリー「ハルトマンだけでなく……お前にも、犯行が可能だ、というな」


    エイラ「……っ」


    シャーリー「心して聞け」




       シャーリー『エイラ・イルマタル・ユーティライネンこそ、この事件の真犯人である!』

    480 = 334 :

    >>479
    読んでる側かよwww
    早くあっち行けwww

    481 = 377 :

    シャーリーいけめーん

    482 = 60 :

    ついに犬は一般読者へ

    484 = 338 :

    逆にこれ書いてるのペリーヌさんなんじゃね
    財産すっからかんになったからミステリー作家デビューとか

    485 = 7 :


        シャーリー『サーニャが一人で出歩くはずがない……ことは、』

        シャーリー『もはや誰の目にも明白だ』


        シャーリー『つまり、……誰かが禁固室の前、ハルトマンの元まで、届けた事になる!』


          エイラ『……』

          エイラ『……それが、私だって言うのか……?』


        シャーリー『そうだ』

        シャーリー『お前は、16:00過ぎに私達と別れてから……禁固室の鍵を開けに戻った』

        シャーリー『金庫室前で見つかったサーニャの人形が、何よりの証拠だ』



          エイラ『……』

          エイラ『まだ、駄目だな。―― 一つ、証言をするぞ』

    486 = 7 :


       エイラ『私は……そうだな、禁固室前には行っていない』

       エイラ『……そもそも、部屋からは出ていないんだ…』



        シャーリー『ならば、サーニャの消失を、どう説明付けるつもりだ……』

        シャーリー『お前は、確かに証言したさ。寝る前にはサーニャがいた、とな……』


       エイラ『……』

       エイラ『……そこ、だよな……』


       エイラ『私の部屋のガラスは……割れていたんだろう?』


        シャーリー『……!』

    487 = 118 :

    >>484
    橋のためか

    490 = 60 :

    >>484
    誰かとイチャつかれるのが嫌で
    もっさんを最初に殺したのか

    491 = 301 :

    もう何が何やら分からなくなっちゃったのは俺だけでいい

    492 = 7 :


        シャーリー『……』

        シャーリー『……なら、……ハルトマンの禁固室の鍵は、』

        シャーリー『誰が開けた、と説明出来るんだ?』


         エイラ『……一人、いるだろ? こんな事しそうな奴が』

         エイラ『行方不明になって、翌日死体で見つかった……』




        シャーリー『……ルッキーニ、か……』
                  ~~~~~~~~~~~


         エイラ『そうだ! ルッキーニが禁固室の鍵を開けたんだ!』

         エイラ『そして、その後ハルトマンに殺されたんだな!』

    493 = 7 :



       エーリカ『……でもさあ、明らかにおかしいじゃん』

       エーリカ『私が犯人だとしても……なんで、エイラの部屋に忍び込んで、』

       エーリカ『サーニャを盗む必要があるんだよー』



        エイラ『……』

        エイラ『……サーニャはみんなに愛される存在だからな』

        エイラ『盗まれたっておかしくはないさ……』




       ミーナ『……エイラさん? 真面目に発言してくれるかしら』

       ミーナ『今のはかなり心証が悪いわよ……?』


        ゲルト『……』

    494 = 352 :

    最後の最後で詰めが甘いのは相変わらずなエイラ

    495 = 110 :

    逆転裁判で間違った証拠突き付けた時みたいダナ

    496 = 334 :

    >>484
    自身をデュパンに重ねてミス・クロステルマンとか、探偵役で黒歴史ノートは書いてそう
    リベリアンのポーに敬意を表してシャーリーに探偵役を譲ってるなら話は別だけど

    497 = 60 :

    サーニャの背中に血ってルッキーニからのメッセージじゃね

    498 = 7 :



       シャーリー『残念だが……さらに、心証が悪くなるであろう一手がここにあるのさ』

        エイラ『……!』



       シャーリー『人形に付いていた……血痕、だ』

       シャーリー『エイラ……これは、一体、誰の血……なんだろうな?』


        エイラ『……それはもちろん……ルッキーニの……』

        エイラ『……!』


       シャーリー『そう、ルッキーニの血だ』

       シャーリー『ならば、どうなるかな? エーリカが犯人だとすれば……』

       シャーリー『少し、……つじつまが会わなくなるんじゃないのか?』


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