元スレ芳佳「私達10人」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
451 = 60 :
おねえちゃんwwwwwwwwww
452 = 77 :
エーリカかわいいいいいいいいいいいいいいいい
453 = 7 :
エーリカ「う、うん……説明するよ」
エーリカ「私は、昨日禁固室に閉じ込められてから……一度眠ったんだ」
エーリカ「目が覚めたのは15時ごろかな……小窓の下に、食事があったよ」
シャーリー(私達が食事を差し入れた時か……)
シャーリー(返事は無かったが……やはり、ハルトマンは眠っていたんだな)
エーリカ「あんまり食べる気になれなくて……」
エーリカ「しばらくはベッドに横になって、ぼーっとしていたんだ」
エーリカ「二度寝しようかどうか、考えていたよ」
エーリカ『えっと……、19時、少し過ぎたころだったかな……』
~~~~~~~
454 = 7 :
エーリカ『私が、部屋で物思いに沈んでいたら――』
――禁固室の扉付近で、音が聞こえたんだ。
鍵が回るような音だったから、たぶん……あの時――
私は警戒しながら扉に近づいたよ。呼びかけても答えは無かった。
そして、差し入れ用の小窓から覗いた時――
誰かが、走り去っていく足音を聞いたんだ。
ゲルト『……足音、だと?』
うん……だから、あわてて外へ出てみたんだけど。
でも、誰もいなくて――、……。
シャーリー『……待った!』
456 = 73 :
それでそれで
457 = 352 :
>>454
このシャーリーは十中八九エーリカちゃんに指をさしてる
または机を叩いてる
458 = 7 :
シャーリー『外に出た? だって?』
シャーリー『鍵は、―――開いていたのか?』
~~~~~~~~~~~
う、うん。
たぶん……外にいた人が、外側から鍵を開けたんだと思う。
私は、内側の施錠を外しただけだよ――
シャーリー『……そして、外側から禁固室の鍵を使って、再び施錠したんだな?』
うん……みんなの処に、一旦戻ろうと思ったから……
私が鍵を持っていないのは、おかしいからね。元の状態に戻そうと思って。
これが、その時の鍵だよ。
ミーナ『……ええ』
ミーナ『禁固室の鍵――確かに回収したわ』
459 :
甘口と中辛混ぜたら
460 = 7 :
そして、廊下に出た時――
『サーニャ』と、出会ったんだ。
ゲルト『……サーニャ…か』
芳佳『その人形、――ですかぁ?』
うん。廊下の真ん中に、落ちていたんだ。
始めはエイラが置いていってくれたのかな……と思ったんだけど……
エーリカ『これを見て……怖くなっちゃって……』
ミーナ『……!』
ゲルト『……それは……血か!』
461 = 97 :
急にオカルトかよ
462 = 7 :
そう、この人形――背中にべったりと血の跡があるんだ……
拾い上げてからこの事に気付いて……考えていたら
――遠くの方で、銃声が聞こえたんだ。
ゲルト『……銃声』
シャーリー『おそらく、リーネの事件だろう』
シャーリー『……それを聞いたお前は?』
もちろん、みんなに合流しようとしたさ……
でも、人形の血の事もあるし、少し悩んでいたよ
そうしたら、みんなの方からこっちへ歩いてくるじゃないか…
わ、私……怖くなって、隠れちゃったんだ
463 = 59 :
怖くなって隠れちゃうエーリカかわいい
464 :
エーリカワイイ
465 = 352 :
>>461
逆裁3をやってて思いついたらしいから、オカルトが介入してもなんらおかしくはないさ
466 = 7 :
━━ ミーナ『どうして……フラウ…!』 ━━
━━ 芳佳『な、なんでですか! 出られないはずじゃ……』 ━━
━━ ゲルト『あいつは……逃げたんだ……』 ━━
出るに、出られなくなっちゃってさ……
なんせ、血にまみれたサーニャを持ってるんだもん
どうしようかと思ったんだけど……みんな、司令室に立て籠もっちゃって……
たまに側にまで行ったんだけど――
ミーナに見つかるのが怖くて、踏み切れなかったんだよ。
ミーナ『ええ……』
467 = 346 :
なんかさっきの雰囲気が抜けない
シリアスな場面なのにニヤニヤしてしまう
468 = 7 :
ミーナ『時折、気付いていたわ。……能力の届くギリギリの範囲……』
ミーナ『誰かが、触れたような…妙な感覚があったもの』
ミーナ『そんな芸当ができるのは、私の能力を熟知してる、貴方ぐらいの者よね』
ミーナ『フラウ……』
ゲルト『中佐……気付いていたのか?』
ミーナ『……ええ。そして、ハルトマン中尉が犯人で有ると――その時は確信したわ』
ミーナ『でも、……そうすれば、この中に共犯者がいる事になる』
ミーナ『食料が少なくなった機械に……怪しい二人を部屋から出して、様子を見る事にしたの』
ミーナ『共犯者を炙り出すために……ね』
469 = 7 :
芳佳「……」
芳佳「でも、あれって、危険なことじゃないんですかぁ……」
芳佳「もしもバルクホルンさんかシャーリーさんが共犯なら……もう一人が……」
ミーナ「……そうね」
ミーナ「でもね、宮藤さん、聞いてくれる?」
ミーナ「私達はミステリーの登場人物じゃない……ここは戦場なの」
ミーナ「5人いて、2人に上官殺しの容疑が掛かったら……」
ミーナ「その少数全員を始末してしまう――それだけの事よ」
ミーナ「……疑わしき者を全て罰せれば、残るのは正しい者だけでしょう?」
ゲルト「――それも、カールスラントの、軍則に乗っ取る物だ」
ゲルト「……異論はない」
471 :
流石だな
472 = 103 :
BBA…
473 = 7 :
芳佳「そ、そんな……」
エイラ「……」
エイラ「……だから、だな」
エイラ「だから、サーニャは死んだんだよ……」
エイラ「その馬鹿げた軍則……規則、…――お前達の、せいで」
エーリカ「エイラ……」
シャーリー「……」
シャーリー「話を、続けてもらえるか、ハルトマン」
474 = 92 :
未だに実はサーニャが生きてて最後に出てくると信じてやまない俺がいる
475 = 7 :
エーリカ「……うん。それから、……特に行動はしなかった」
エーリカ「途中、トゥルーデ達が食堂に向かって行ったけど、流石に付いては行かなかったよ」
エーリカ「あの時のトゥルーデに会ったら……言い訳出来る、自信が無いや」
ゲルト「……」
エーリカ「それから……ずっと、みんなの後をつけてたんだ」
エーリカ「みんながエイラの服を取りに戻ったのは確認出来たし……」
エーリカ「その後、シャーリーを追いかけて会議室に入っていったから」
エーリカ「私は扉の処で、立ち聞きさせてもらってたよ……」
ミーナ「私がそれに気付いたのは……エイラさんとシャーリーさんが言い争い始めたあたりからね」
476 = 7 :
…………。
ゲルト「ハルトマンの行方不明の状況は、理解した……」
ゲルト「然し……以前、何も状況は変わらないぞ」
ゲルト「容疑者が全て出そろった……と、言う事以外にはな……」
エイラ「……」
エーリカ「……」
ミーナ「この際、……エーリカとエイラさんをこの場で拘束して、」
ミーナ「私達が先に脱出してから迎えに来る――と云うのも一つの手なんだけど」
ミーナ「エイラさんの犯行は……まだ立証されていないわ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ミーナ「シャーリーさんには、まだ、言うべき事があるのよね?」
シャーリー「ああ」
478 = 7 :
シャーリー「エイラ……私は、お前に罪を認めて……償って欲しい」
エイラ「……」
シャーリー「これは、その為の……最後の勝負だ」
シャーリー「ハルトマンだけでなく……お前にも、犯行が可能だ、というな」
エイラ「……っ」
シャーリー「心して聞け」
シャーリー『エイラ・イルマタル・ユーティライネンこそ、この事件の真犯人である!』
480 = 334 :
>>479
読んでる側かよwww
早くあっち行けwww
481 = 377 :
シャーリーいけめーん
482 = 60 :
ついに犬は一般読者へ
484 = 338 :
逆にこれ書いてるのペリーヌさんなんじゃね
財産すっからかんになったからミステリー作家デビューとか
485 = 7 :
シャーリー『サーニャが一人で出歩くはずがない……ことは、』
シャーリー『もはや誰の目にも明白だ』
シャーリー『つまり、……誰かが禁固室の前、ハルトマンの元まで、届けた事になる!』
エイラ『……』
エイラ『……それが、私だって言うのか……?』
シャーリー『そうだ』
シャーリー『お前は、16:00過ぎに私達と別れてから……禁固室の鍵を開けに戻った』
シャーリー『金庫室前で見つかったサーニャの人形が、何よりの証拠だ』
エイラ『……』
エイラ『まだ、駄目だな。―― 一つ、証言をするぞ』
486 = 7 :
エイラ『私は……そうだな、禁固室前には行っていない』
エイラ『……そもそも、部屋からは出ていないんだ…』
シャーリー『ならば、サーニャの消失を、どう説明付けるつもりだ……』
シャーリー『お前は、確かに証言したさ。寝る前にはサーニャがいた、とな……』
エイラ『……』
エイラ『……そこ、だよな……』
エイラ『私の部屋のガラスは……割れていたんだろう?』
シャーリー『……!』
487 = 118 :
>>484
橋のためか
490 = 60 :
>>484
誰かとイチャつかれるのが嫌で
もっさんを最初に殺したのか
491 = 301 :
もう何が何やら分からなくなっちゃったのは俺だけでいい
492 = 7 :
シャーリー『……』
シャーリー『……なら、……ハルトマンの禁固室の鍵は、』
シャーリー『誰が開けた、と説明出来るんだ?』
エイラ『……一人、いるだろ? こんな事しそうな奴が』
エイラ『行方不明になって、翌日死体で見つかった……』
シャーリー『……ルッキーニ、か……』
~~~~~~~~~~~
エイラ『そうだ! ルッキーニが禁固室の鍵を開けたんだ!』
エイラ『そして、その後ハルトマンに殺されたんだな!』
493 = 7 :
エーリカ『……でもさあ、明らかにおかしいじゃん』
エーリカ『私が犯人だとしても……なんで、エイラの部屋に忍び込んで、』
エーリカ『サーニャを盗む必要があるんだよー』
エイラ『……』
エイラ『……サーニャはみんなに愛される存在だからな』
エイラ『盗まれたっておかしくはないさ……』
ミーナ『……エイラさん? 真面目に発言してくれるかしら』
ミーナ『今のはかなり心証が悪いわよ……?』
ゲルト『……』
494 = 352 :
最後の最後で詰めが甘いのは相変わらずなエイラ
495 = 110 :
逆転裁判で間違った証拠突き付けた時みたいダナ
496 = 334 :
>>484
自身をデュパンに重ねてミス・クロステルマンとか、探偵役で黒歴史ノートは書いてそう
リベリアンのポーに敬意を表してシャーリーに探偵役を譲ってるなら話は別だけど
497 = 60 :
サーニャの背中に血ってルッキーニからのメッセージじゃね
498 = 7 :
シャーリー『残念だが……さらに、心証が悪くなるであろう一手がここにあるのさ』
エイラ『……!』
シャーリー『人形に付いていた……血痕、だ』
シャーリー『エイラ……これは、一体、誰の血……なんだろうな?』
エイラ『……それはもちろん……ルッキーニの……』
エイラ『……!』
シャーリー『そう、ルッキーニの血だ』
シャーリー『ならば、どうなるかな? エーリカが犯人だとすれば……』
シャーリー『少し、……つじつまが会わなくなるんじゃないのか?』
みんなの評価 : ★★★×4
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