元スレ上条「百合子?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
上条「よ、一方通行!」
一方通行「あン? 三下か」
上条「こんなところで何してんだ?」
一方通行「コンビニの袋持ってりゃァ買い物に決まってンだろォが」
上条「そりゃそうか。って何だよその大量のコーヒーは!」
一方通行「なンだよ」
上条「そんなに飲んだら体に悪いぞ」
一方通行「……俺の勝手だろ」
上条「いやいや! 上条さんは心配なんですよ」
一方通行「はァ? 俺よりテメェの心配したらどうなンですかァ?」
一方通行「オマエなンでそンなボロボロなんだよ」
3 :
余裕の2get
見ろよ>>3の「2getしてやったり」な意気揚々とした書き込みをwww
今度からコイツのことクソムシって呼ぼうぜw
4 = 1 :
上条「あぁいやーこれはですね、いつもの不幸で」
一方通行「はァ、そォかよ。今日は何があったンだ?」
上条「落とした財布を猫が拾って行っちゃって、それを追いかけてたら溝にはまって」
上条「抜け出してまた財布探しを始めたらスキルアウトに絡まれて」
上条「そのあと御坂にも絡まれてビリビリされた、って感じだな」
一方通行「まさに不幸だな。で、財布はどォなったンだ?」
上条「あぁ、御坂が一緒に探してくれることになって、どうにか見つかったんだ。はぁ本当良かった……」
5 = 1 :
一方通行「そりゃ良かったですねェ。それよりオマエさっさと風呂入れよ、溝臭ェ」
上条「ガーン! それ御坂さんにも言われたばっかですよ」
一方通行「ならこンなとこで道草食ってンじゃねェ、早く帰れ」
上条「いや、それがですね……今うちの風呂、壊れてまして……」
一方通行「あン?」
上条「一生のお願い! 風呂貸して一方通行!」ガバッ
一方通行「わ、分かったからこンな街中で土下座すンな!!」
7 = 1 :
一方通行「と、言う訳だ」
打ち止め「だからあの人が一緒だったんだねってミサカはミサカは納得してみたり!」
一方通行「あァ。それより、アイツらはどォしたンだ?」
打ち止め「お出かけしてるよってミサカはミサカはお留守番してたことに胸を張ってみたり!」
一方通行「はいはい、えらいえらい」
打ち止め「むぅー、なんだか軽く流されてる気がするってミサカはミサカはいじけてみたり」
一方通行「……」
打ち止め「一応言っとくけど、ミサカは自分から言い出したんだからねってミサカはミサカは過保護なあなたに保険をかけてみたり」
一方通行「……あァ、そォですかァ」
<おーい! タオルどれ使えばいいんだ?
一方通行「あ、ちょっと待ってろ!」
8 = 1 :
一方通行「一番右に青いバスタオルねェか?」テクテク
<カエルのバスタオルだけど……
打ち止め「それミサカのだから使っちゃだめー! ってミサカはミサカは忠告してみたり!」
<悪い悪い
一方通行「じゃあ一番左」
<ピンクっぽいぞ?
一方通行「それ俺のだ使うンじゃねェぞ」
<ピンク!?
一方通行「うっせェ人の物にケチつけンじゃねェよ殺すぞコラ」
<ごごごめんなさい!
10 = 1 :
<てかここに掛かってるタオルに青いの無いぞ?
<面倒だから入ってきてくれませんかー?
一方通行「え! ……えっ!?」
打ち止め「こうやってあなたは大人の階段を上っていくのねってミサカはミサカは遠い目をしてみたり」
一方通行「上らねェよ!! どこでそンな言葉覚えたンだクソガキ!」
<あ、打ち止めは入って来ちゃだめだからな! 流石に上条さんも恥ずかしいので
打ち止め「分かってるよってミサカはミサカはリビングに戻ってみたり」タタタ
<一方通行ー、そろそろ寒いんだけ……はっくしゅん
一方通行「ああもう!! 入ればいいンだろ入ればァ!!」
12 :
最近百合子スレ多くね?
13 :
しえん
14 = 1 :
一方通行「は、入るぞ」ガチャ
一方通行「えっと……うお、痛ェ」ガツン
上条「何で目瞑ってんだよ?」
一方通行「だってそうしなきゃ見えちゃう」
上条「見えなきゃどうしようもないのでは?」
一方通行「どうしようもない!? 何故!? もしかしてそれが目的だったンですかァオマエは!?」
上条「ど、どうしたんだ?」
16 = 1 :
上条「目が見えなきゃタオル取れないだろ?」
一方通行「……あァそういう意味か。あァうンそうですね。そうですけども」
一方通行「ええい! 覚悟決めろ俺!!」
上条「覚悟?」
一方通行「……」パチ
一方通行「あれ? オマエ風呂のドアから顔だけ覗かせてたのか」
一方通行「てっきり全裸で洗面所に堂々と居るのかと」
上条「俺にだって羞恥心と言うものはありますよ!!」
17 = 1 :
一方通行「そンじゃこれ。これ使っとけ」
上条「おう、ありがとな!」
一方通行「ン」バタン
打ち止め「ねぇねぇ!」
一方通行「うおっ! リビングに戻ったンじゃなかったのかよ」ビクッ
打ち止め「ラッキースケベとかあった? ってミサカはミサカは聞いてみたり!」
一方通行「何もねェっつの。つゥかあっても嬉しくねェ!」
打ち止め「ええーつまんなーい! ってミサカはミサカは他のミサカ達の代弁もしてみたり!」
一方通行「やっぱオマエの変な知識はネットワークからかよ! 何教えてンだアイツら!」
18 = 1 :
<あの、度々すみません……着替えを、
一方通行「あン? そォいやァアイツの制服汚ェからって洗ったンだったな」
一方通行「俺のでいいかァ?」
<何でもいいです
一方通行「ンじゃ待ってろ」
打ち止め「あなたの服、あの人には少し小さいんじゃないかなってミサカはミサカは不安に思ってみたり」
一方通行「スウェットなら大丈夫なンじゃねェ?」
打ち止め「あぁ! その手があったか! ってミサカはミサカは手をポンと打ってみたり」
19 = 1 :
上条「いやぁ悪いな、何もかも借りちゃって」ホカホカ
一方通行「別に構わねェよ」
打ち止め「ぱっつんぱっつんだねってミサカはミサカは指摘してみたり」
上条「ん? あぁ、スウェットか? ちょっとキツいかな。お前って細っこいんだな、改めて認識したよ」
打ち止め「肉食なのに太らないって罪だよねってミサカはミサカはあなたの体質を羨ましく思ってみたり」
一方通行「そォかよ」
打ち止め「あなたの食べるお肉ってどこに行ってるんだろうねってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」
打ち止め「お腹につくわけでもないし、胸にもつかないしってミサカはミサいたぁーい!」
一方通行「うっせェ」チョップ
20 = 1 :
上条「まぁまぁ、そんな叩いてやるなって」
一方通行「ちっ」
打ち止め「そうだそうだー! ってミサカはミサカは抗議してみたり!」
一方通行「調子にのンな」
打ち止め「ぶーぶー」
上条「あははっ、本当仲良いな」
一方通行「そンなこと」
打ち止め「そうだよー! ミサカ達はとっても仲良しなのってミサカはミサカは堂々宣言してみたり!」
打ち止め「だからあなたもミサカ達ともっともっと仲良しになろうよってミサカはミサカは強制してみたり」
上条「強制なんだな、まぁ強制じゃなくても打ち止め達ともっと仲良くなりたいなって上条は上条は」
一方通行「それ止めろ」
22 = 1 :
打ち止め「と、言うことで、親睦をより深める為にゲームしようよってミサカはミサカは提案してみる!」
一方通行「オマエがゲームしたいだけだろ」
打ち止め「あ、バレちゃったってミサカはミサカは可愛らしく舌を出してみたり」テヘ
一方通行「はいはい。おい三下、手伝え」
上条「はいよ。って、今時コードかよ」
一方通行「コードが無いゲーム機なンて信じられねェ。不可思議すぎるだろ」
上条「おいおい学園都市第一位様が何言ってんだよ!?」
一方通行「いや理屈は分かる。分かるけどよ、信じたくねェっつゥか」
打ち止め「懐古趣味なんだよってミサカはミサカは説明してみる」
一方通行「趣味じゃねェよ」
23 = 1 :
ピコピコ ピコピコ
打ち止め「あー! またミサカの負けだー! ってミサカはミサカは床に寝っ転がってみたり」バタン
打ち止め「少しは手加減してよってミサカはミサカは二人に文句を言ってみたり」
一方通行「オマエ、移動とパンチしかしねェじゃねェか」
打ち止め「違うよ! たまにスタートボタン押してオプション画面に飛ばしちゃったりするよってミサカはミサカは」
一方通行「それ攻撃じゃねェ!」
打ち止め「精神攻撃?」
一方通行「確かに萎えるけどよ」
一方通行「はァ、そンなオマエにどォやって手加減しろって?」
上条「棒立ちしかないよな」
一方通行「俺たちただのサンドバックじゃねェか」
24 = 1 :
ピピ ピピ
一方通行「お、洗濯終わったか」
一方通行「ちょっと行ってくる、オマエらでゲーム続けてろ」
上条「あ、俺の服なのに悪いって」
一方通行「いいからオマエはクソガキの相手してろ」
上条「行っちゃった……本当なにもかもやってもらっちゃって恐縮ですよ」
打ち止め「あの人はああ見えても世話焼きだから大丈夫だよってミサカはミサカはフォロー入れてみたり」
上条「そうか?」
打ち止め「うん!」
25 = 1 :
一方通行「三下ァやっぱ手伝え」ヒョコ
上条「おお?」
一方通行「アイロンとアイロン台持てねェンだよそれ持て」
上条「え? 態々アイロンかけてもらわなくても」
一方通行「脱水したけどまだすぐに着れる状態じゃなかったンだ、アイロンかけた方が早く乾くだろ」
上条「そうか? じゃあ折角だしお願いしようかな? 色々悪いな」
一方通行「別に構わねェよ」
打ち止め「ミサカアイロン持つー! ってミサカはミサカはお手伝いしてみたり!」
一方通行「危ね……熱くねェから大丈夫か。オイ足の上に落とすなよ、結構重いからな」
打ち止め「そんな心配しなくても大丈夫だよってミサカはミサカはしっかりアイロンを抱えながら言ってみたり」
26 = 1 :
上条「じゃあ俺はアイロン台な」ヒョイ
一方通行「おゥ頼む」
上条「お前って結構家庭的だったんだな」
打ち止め「家庭的一方通行って珍しいんだよってミサカはミサカは教えてみたり」
上条「そうなのか? じゃあ今日は特別ってやつか。なんか嬉しいな」
一方通行「べっつにィ、今日はオマエの制服が乾かねェと帰らねェから仕方なくだ」
上条「すみません……」
一方通行「そう思うならその不幸体質治しやがれ」
上条「それが出来たら苦労しませんよー」
27 = 1 :
一方通行「おーし、始めますかァ」
打ち止め「ミサカ見てるーってミサカはミサカは花嫁修業をしてみたり!」
一方通行「花嫁修業だァ? 早いっつゥの、ガキは遊んでろ」
打ち止め「早くないもん! 今からやっといて損はないんだよってミサカはミサカは力説してみる!」
上条「なんだ? 打ち止めは好きな人でもいるのか?」
一方通行「!」ピク
打ち止め「そうじゃないよってミサカはミサカは否定してみたり」
上条「だってよ、よかったな一方通行」
一方通行「ふン」
28 = 1 :
上条「お前良い主婦になりそうだな」
一方通行「はァ?」スイースイー
上条「あ、主夫だな。……いやいや冗談ですって! そんな睨まないで!」
上条「でもさ、ほら、アイロンがけの手際良いし」
一方通行「そォか? 普通だろ」
打ち止め「あなたもあと少ししたらお嫁に行っちゃうのかなってミサカはミサカは寂しく思ってみたり」
一方通行「バカですかテメェはァ?」
上条「一方通行は貰う側だもんな」
一方通行「……」ゲシ
上条「何故無言で蹴るのでせうか!?」
29 = 1 :
一方通行「ほらよ」
上条「うおおお! すごい綺麗だ本当にありがとう!」
一方通行「そこまで言う程かァ?」
上条「言う程だって! いやぁアイロンかけてもらったのっていつ振りだ?」
上条「うん、本当ありがとな!」ニコ
打ち止め「喜んでくれてるみたいだし、素直に受け取ってあげなよってミサカはミサカはアドバイスしてみたり」
一方通行「お、おゥ……っ」
上条「ん? どうした俯いて?」
一方通行「なっなんでもない!!」
30 = 21 :
百合子可愛いハァハァ
31 :
続けていいぞ
32 = 1 :
ガチャ
<ただいまー
上条「あら?」
打ち止め「あ、この声はヨシカワかなってミサカはミサカは玄関へ猛ダッシュしてみたり!」タタタ
一方通行「保護者だ」
上条「そうなのか。じゃあ、俺はそろそろお暇しようかな」
一方通行「そォか? このまま飯食ってくか?」
上条「いやいや今日はもうこれ以上お世話になりませんよ!」
一方通行「俺は気にしねェけどな」
上条「俺が気にするんです! じゃあさ、御礼と言っちゃ難だけど今度俺ん家に飯食いに来いよ」
一方通行「いいのか?」
上条「勿論だ、打ち止めも一緒にな」
一方通行「あァ」
33 = 1 :
上条「じゃあ、スウェット……洗って返した方がいいか?」
一方通行「あン? そのままでいいだろ面倒くせェ」
上条「ありがとな、それじゃあ」ヌギヌギ
一方通行「!? うっ……えっと、……っ」
一方通行「く……っ」カァァ
上条「? あれ、顔赤くないか? 具合悪かったり……大丈夫か?」ピト
一方通行(ち、近っ! てかデコ! デコ!!)
上条「熱は……んー微妙なところだな、ちょっと熱い、かな? んー……?」
一方通行「だっ大丈夫だ! それより服! 服着ろっつの!」
一方通行(クソッ、免疫ねェんだよ察しやがれ三下がァ!)
34 = 1 :
上条「あぁ悪いわる」
打ち止め「ヨシカワがあなたに挨拶したいってミサ―――!?」
上条「……い」
芳川「あら、上半身裸の彼が一方通行を今にも押し倒そうとしているところ、かしら?」
芳川「お邪魔したみたいね、一旦ここを出ましょう最終信号」
打ち止め「ミ、ミサカはミサカは驚愕のあまり何も言えなかったり」
打ち止め「でもいつかはこうなるのかなって予感はあったかもってミサカはミサカは内心思っていたことをついに口にしてみる」
芳川止め「ごゆっくり」
ガチャ
幻想通行「ちげえええええええええええ!!!!」
36 = 1 :
一方通行「何愉快な勘違いしてくれちゃってるンですかァァァ!?」
上条「貸してもらったスウェットを返そうとしてただけですから!!」
芳川「冗談よ冗談」ガチャ
打ち止め「そしたら何で二人は顔を近づけてたの? ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」
一方通行「そっそれは……」
上条「それは、一方通行が熱っぽかったからちょっと確かめてたんだ」
打ち止め「熱っぽい? 大丈夫なの? ってミサカはミサカは心配してみる」
一方通行「……心配要らねェよ」
芳川「熱っぽいねぇ……ふーん?」
一方通行「!」ビク
37 = 1 :
芳川「もしかして彼の上半身はだむぐっ!」
一方通行「それ以上言うなよそれ以上言うなよ!?」
芳川「ぷはっ、図星かしら? それか彼と急接近して照れちゃ」
一方通行「おいちょっとオマエ黙れ!!」
芳川「あ、分かったわ。 あなたって彼のこと好」
一方通行「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」
上条「ヒソヒソとどうしたんだあの二人?」
打ち止め「さあ? ってミサカはミサカはただならぬ空気を感じ取ってみたり」
麦野「はっくしゅん! あー! 誰だよ私の噂してる奴……はーまづらぁ!!」
38 = 1 :
上条「それじゃあ、お邪魔しました。本当色々お世話になっちゃって」
一方通行「別に」
上条「今度はうちに来いよな! あとで連絡するからさ」
一方通行「おゥ」
打ち止め「ミサカも遊びに行きたいってミサカはミサカはピョンピョン跳ねてみたり!」ピョンピョン
上条「もちろんだ! じゃあまたな」
芳川「ほら、下まで送ってあげなきゃ」
一方通行「……ちっ」
上条「いやいや大丈夫ですよ!」
一方通行「いいから行くぞ」
打ち止め「ミサカもー!」
39 = 1 :
打ち止め「あなたの家に行くの楽しみだなってミサカはミサカは今からウキウキしてみたり!」
上条「おう! インデックスも打ち止めに会いたがってるぞ」
打ち止め「うんうん! ミサカも会いたいってミサカはミサカは今から何して遊ぼうが考えてみたり!」
打ち止め「あれ? さっきからどうしたの? ってミサカはミサカはボーッとしてるあなたの顔を覗き込んでみたり」
一方通行「あン?」
上条「やっぱり風邪引いたんじゃねぇか? あの時から何かおかしいぞ?」
打ち止め「あの時って? ってミサカはミサカは聞いてみる」
上条「スウェット返した時」
一方通行「!」
41 = 1 :
上条「今日は早く寝ろよ? 何かあったら俺を呼んでもいいからな?」
一方通行「誰が呼ぶか」
上条「打ち止めも保護者の人も居るから大丈夫だろうけど、おつかいとか俺するし。ポカリ買って来てやるよ」
一方通行「まだ風邪だと確定したわけじゃないンですけどォ」
打ち止め「じゃあもしもの時はよろしくねってミサカはミサカはお願いしてみたり」
上条「おっし、まかせろ!」
上条「でも顔色はよくなったかな?」ピト
一方通行(だからデコ!!)カァァ
打ち止め「!」ピコーン
42 = 1 :
上条「あ、ここまででいいぞ」
上条「今日は本当お世話になりました。ありがとな!」
一方通行「……っ」
打ち止め「どういたしましてってミサカはミサカは一応礼儀なので答えてみたり!」
上条「それじゃ」
打ち止め「バイバーイ! ってミサカはミサカは大きく手を振ってみたり」フリフリ
上条「」フリフリ
打ち止め「ほらあなたもってミサカはミサカは手を振ることを推薦してみたり」
一方通行「……」フリフリ
打ち止め「そんなに小さな振り方だと向こうから見えないよってミサカはミサカはあなたの手を掴んで一緒に手を振ってみたり!」ブンブン
一方通行「うわっ! お、おい」
43 = 1 :
打ち止め「見えなくなっちゃったねってミサカはミサカは遠くを見つめてみる。ねぇ一方通行?」
一方通行「あン?」
打ち止め「あなたは本当に熱があるのかもってミサカはミサカは全て見透かした口調で言ってみる」
一方通行「別に具合悪くねェぞ」
打ち止め「うん、そうだねってミサカはミサカは肯定してみる」
一方通行「はァ?」
打ち止め「もし、ミサカの考える別の感情ってやつなら……ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ寂しいかなってミサカはミサカはあなたの手を握ってみたり」ギュ
一方通行「……」ギュ
44 = 1 :
上条「ただいまー」
禁書目録「あっおかえりとうま! お腹すいたんだよ!」
上条「はいはい、今から作るから待っててな」
上条「そうだインデックス、今度一方通行と打ち止めが遊びに来るぞ」
禁書目録「本当に!? 最近一緒に遊んでなかったからかなり楽しみかも!」
禁書目録「またあの格闘ゲームをやってみたいんだよ!」
上条「あれ結構燃えるよな、持ってきてもらうように頼むか。……アイツ持って来れるかな。俺が運ぶか」
禁書目録「あとあれ! 車のやつ!」
上条「あぁ打ち止めがいつも逆走するやつか」
禁書目録「そうそう!」
45 = 1 :
禁書目録「一日中ずっと皆でゲームやってたいかも!」
上条「あはは、目悪くなるぞー」
上条「……ん? それいいかもしれない」
禁書目録「なにが?」
上条「あいつらがよければ家に泊まってくかなって思ってさ。休日なら俺も学校休みだし」
禁書目録「お泊り! お泊り会やってみたいかも!」キラキラ
上条「じゃあそれも伝えておくな」
禁書目録「うんうん! 楽しみ感がぐーっと増倍したんだよ!」
禁書目録「あ、そうだ、とうま!」
上条「ん? なんだ?」
46 :
このインさんはかわいいかも!
47 = 1 :
あれ、増倍って何だ。倍増ですね
インデックスさんのお茶目ってことでここは一つ
48 = 1 :
禁書目録「明日お風呂直るんだよね? だから今日、お風呂代わりになるものを用意したんだよ!」
禁書目録「じゃじゃーん! 私の知識で考案された……って、どうしたのとうま?」
上条「……」ダラダラ
禁書目録「なにかな、その変な汗は? も、もしかしてとうま! くんくん、くんくん」
上条「うわっ! あっちょっと、インデックスさん!?」
禁書目録「石鹸の匂い……とうまー!?」ゴゴゴゴ
上条「うわあああごめんなさい!! 色々あって一方通行に風呂借りたんだよ。そ、それで、えっと……すっかり忘れ」
禁書目録「自分だけお風呂に入ってくるなんてズルイんだよ!」ゴゴゴゴ
上条「ま、待てインデックス! 銭湯行こう。うん、一人分の銭湯代なら大丈夫だ! 家計に問題は無い!」
禁書目録「問答無用なんだよ!」ガブッ
上条「不幸だあああああああああ!!」
49 = 1 :
翌日
美琴「この時間、この場所はアイツの通学路だったわよね」
美琴「昨日お風呂はどうなったのか聞きたいし、それから派生して今度お、温泉とか一緒に……な、なんちゃって」テレテレ
美琴「あ、でも流石に一緒に温泉はハードルが高いわね……恋人同士になれたら、って恋人!?」カァァ
美琴「うーうー、こ、恋人かぁ」ニヤニヤ
垣根「お前、ついに幻想殺しのストーカーに成り果てたんだな」
美琴「ストーカーじゃないわよ何言って……ってえええええええ!? なに! だれ!!」
美琴「あ、第二位の未元物質か」
垣根「おっす第三位」
美琴「久しぶり」
50 = 21 :
お前ら知り合いかよww
みんなの評価 : ★★★
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