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元スレ川島「篤人。練習終わったら時間あるか?」
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あ、川島も内田のことあつとって呼んでるよー
ソースは川島ブログ
http://s.ameblo.jp/eiji-kawashima/entry-10270460423.html
http://s.ameblo.jp/eiji-kawashima/entry-10267958962.html
ソースは川島ブログ
http://s.ameblo.jp/eiji-kawashima/entry-10270460423.html
http://s.ameblo.jp/eiji-kawashima/entry-10267958962.html
理由はある
あるのだが、誰かに言えるようなものではない
ましてや本人になど
「あー…あっほら、年上だし“さん”をつけないとさ、うん」
「…」
内田のバレバレの嘘に、川島が納得している様子はない
「嫌?」
「嫌、ではないが…そのなんというか…」
内田が川島への呼称を変更したのには理由があった
あるのだが、誰かに言えるようなものではない
ましてや本人になど
「あー…あっほら、年上だし“さん”をつけないとさ、うん」
「…」
内田のバレバレの嘘に、川島が納得している様子はない
「嫌?」
「嫌、ではないが…そのなんというか…」
内田が川島への呼称を変更したのには理由があった
長友を好きだと知ったとき、正確にはそう思い込んだとき、内田の心に何か大きなものが渦巻いていた
それが嫉妬よりも強いものだと気付いたのは昨夜であった
「嫌じゃないけど…、なに?」
長友が好きな川島へのイラつきから、呼称を他人行儀に変えてやろうというなんとも幼い嫌がらせを思い付いたのだ
しかし川島さん、だといくらなんでも他人行儀すぎると思い、“永嗣さん”にしてみたのである
そして態度もそっけなくするように頑張った
「…本当のことを言ってくれ。もしかして、まだ怒ってるのか?」
全ては悪戯で長友の件も内田の勘違いだったとわかったとき、元に戻そうとした
しかし、本人を前にしながら急に呼称を変えることに気まずさと恥ずかしさを感じ、今までずるずると引っ張ってしまったのである
それが嫉妬よりも強いものだと気付いたのは昨夜であった
「嫌じゃないけど…、なに?」
長友が好きな川島へのイラつきから、呼称を他人行儀に変えてやろうというなんとも幼い嫌がらせを思い付いたのだ
しかし川島さん、だといくらなんでも他人行儀すぎると思い、“永嗣さん”にしてみたのである
そして態度もそっけなくするように頑張った
「…本当のことを言ってくれ。もしかして、まだ怒ってるのか?」
全ては悪戯で長友の件も内田の勘違いだったとわかったとき、元に戻そうとした
しかし、本人を前にしながら急に呼称を変えることに気まずさと恥ずかしさを感じ、今までずるずると引っ張ってしまったのである
「…そっちだって、なんで急に苗字呼び?」
呼び方が変わったのは内田の方だけではなかった
気が付くとなぜか川島まで、内田に対する呼び方を変えていた
「それは…お前が突然変な呼び方するから」
「そっか」
「おそらく俺がゲイだから遠ざけようとしているんだろうな、と思っていた」
「…」
「悪戯仕掛けてるのは俺の方なのになんだか悔しくなって、それで…」
「…違うよ」
「え?」
他の選手達は各々談笑したりスパイスの調整をしたりと散らばっている
呼び方が変わったのは内田の方だけではなかった
気が付くとなぜか川島まで、内田に対する呼び方を変えていた
「それは…お前が突然変な呼び方するから」
「そっか」
「おそらく俺がゲイだから遠ざけようとしているんだろうな、と思っていた」
「…」
「悪戯仕掛けてるのは俺の方なのになんだか悔しくなって、それで…」
「…違うよ」
「え?」
他の選手達は各々談笑したりスパイスの調整をしたりと散らばっている
「全然違うよ」
「違う、のか」
「遠ざけようとなんかしてないよ」
川島がそんなことを思っていたなんて、内田は気付きもしなかった
「たとえそっち系でも俺の前では俺だけの、えい…ちゃんでいてって言ったじゃん」
川島は昨夜のことを思い出して耳が赤くなるのを感じた
「そ、そうだな」
「俺がそんな理由でえいちゃんから離れるわけないでしょ」
「そう、か、」
「俺はただ、えいちゃんが奪われると思って、だからそっけなくして、俺の大切さを、その…」
「違う、のか」
「遠ざけようとなんかしてないよ」
川島がそんなことを思っていたなんて、内田は気付きもしなかった
「たとえそっち系でも俺の前では俺だけの、えい…ちゃんでいてって言ったじゃん」
川島は昨夜のことを思い出して耳が赤くなるのを感じた
「そ、そうだな」
「俺がそんな理由でえいちゃんから離れるわけないでしょ」
「そう、か、」
「俺はただ、えいちゃんが奪われると思って、だからそっけなくして、俺の大切さを、その…」
「あ…」
「う…」
最後まで言い終わらないうちに二人で赤くなる
「えいちゃん」
「な、なんだ」
ほんのり赤く染まった川島の顔を覗きこみながら、内田は笑った
「早く篤人って呼んでよ」
「なんだよ、篤人」
川島も満面の笑みで返す
「じゃ、えいちゃん、試合頑張ろうね」
「篤人も1点くらい決めてこい」
そろそろ時間だ、という誰かの声を合図に一斉に立ち上がる
ピッチへと向かう廊下を歩きながら、内田は一人微笑んだ
「う…」
最後まで言い終わらないうちに二人で赤くなる
「えいちゃん」
「な、なんだ」
ほんのり赤く染まった川島の顔を覗きこみながら、内田は笑った
「早く篤人って呼んでよ」
「なんだよ、篤人」
川島も満面の笑みで返す
「じゃ、えいちゃん、試合頑張ろうね」
「篤人も1点くらい決めてこい」
そろそろ時間だ、という誰かの声を合図に一斉に立ち上がる
ピッチへと向かう廊下を歩きながら、内田は一人微笑んだ
「篤人」
試合に緊張した内田の胸を、川島が後ろから抱きすくめてぽんぽんと叩く
「篤人しっかりしろ、大丈夫だ」
「…うん」
内田には川島の目を見る余裕もないらしく、川島とは逆の方を向いたままその温かさを感じていた
「篤人、安心しろ。俺が守る」
「えいちゃん…」
試合に緊張した内田の胸を、川島が後ろから抱きすくめてぽんぽんと叩く
「篤人しっかりしろ、大丈夫だ」
「…うん」
内田には川島の目を見る余裕もないらしく、川島とは逆の方を向いたままその温かさを感じていた
「篤人、安心しろ。俺が守る」
「えいちゃん…」
試合は、1-0で日本の勝ち
見事優勝を果たした
その夜―――
「えいちゃん」
「なんだ」
「終わっちゃったね」
「ああ、優勝だぞ優勝」
「うん!」
内田はあまりチームに貢献できていなかったが、これからの成長がとても楽しみな選手だ
見事優勝を果たした
その夜―――
「えいちゃん」
「なんだ」
「終わっちゃったね」
「ああ、優勝だぞ優勝」
「うん!」
内田はあまりチームに貢献できていなかったが、これからの成長がとても楽しみな選手だ
「帰るまで一緒に寝てもいい?」
「あ、ああ」
「やった」
内田は枕をぎゅっと抱きしめるとベッドに転がった
「ふふふー」
川島はごろんごろんと無邪気に転がり回る内田の横に腰を下ろす
「ベルギーとドイツって近いようで遠いよねー」
「そうだな」
手は自然とふわふわとした内田の髪を撫でている
「ふはっくすぐったい」
そう言いながらも自分から頭をこすりつけてくる内田を見て、今この瞬間がいつまでも続けばいいのに、と思った
「あ、ああ」
「やった」
内田は枕をぎゅっと抱きしめるとベッドに転がった
「ふふふー」
川島はごろんごろんと無邪気に転がり回る内田の横に腰を下ろす
「ベルギーとドイツって近いようで遠いよねー」
「そうだな」
手は自然とふわふわとした内田の髪を撫でている
「ふはっくすぐったい」
そう言いながらも自分から頭をこすりつけてくる内田を見て、今この瞬間がいつまでも続けばいいのに、と思った
―――帰国の日がやってきた
川島はベルギーへ、内田はドイツへと旅立つ
次の代表戦は3月だ
実質3月まではあまり会えない
「えいちゃん、頑張ってね」
「篤人もな」
内田に握られている手が異常に熱く感じられた
「じゃ、俺もうそろそろ行くよ」
「ああ」
二人が、自分達の日常へと戻っていく
川島はベルギーへ、内田はドイツへと旅立つ
次の代表戦は3月だ
実質3月まではあまり会えない
「えいちゃん、頑張ってね」
「篤人もな」
内田に握られている手が異常に熱く感じられた
「じゃ、俺もうそろそろ行くよ」
「ああ」
二人が、自分達の日常へと戻っていく
「えいちゃん!」
50m程距離ができたところで内田が騒ぐ
川島はすぐに向き直り、次の言葉を待つ
「次までにはゲームもっと練習しておいてね!」
言うに事欠いてこれか、と川島は微笑んだ口元からため息を零し返事を返す
「はいはい。じゃあ篤人、風邪ひくなよ」
「風邪はドイツにはないんだよ」
「何言ってんだ」
「へへへっじゃ、またねー!」
きらきらとした笑顔を残して内田は空港へと姿を消した
川島も、もう出発しなくてはいけない
「またね、か」
手を繋いで頭を寄せ合い眠った夜を思い出しながら、川島は幸せに満ちた顔で空を見上げた
人生はまだまだ、これからである
完
50m程距離ができたところで内田が騒ぐ
川島はすぐに向き直り、次の言葉を待つ
「次までにはゲームもっと練習しておいてね!」
言うに事欠いてこれか、と川島は微笑んだ口元からため息を零し返事を返す
「はいはい。じゃあ篤人、風邪ひくなよ」
「風邪はドイツにはないんだよ」
「何言ってんだ」
「へへへっじゃ、またねー!」
きらきらとした笑顔を残して内田は空港へと姿を消した
川島も、もう出発しなくてはいけない
「またね、か」
手を繋いで頭を寄せ合い眠った夜を思い出しながら、川島は幸せに満ちた顔で空を見上げた
人生はまだまだ、これからである
完
何このクソスレw
駄文マンセーしてんじゃねーよ、腐マンコ共が。
一生下らないボーイズラブ(笑)小説書いてろw
駄文マンセーしてんじゃねーよ、腐マンコ共が。
一生下らないボーイズラブ(笑)小説書いてろw
>>456
スパイスワロタ
スパイスワロタ
まだ>>385の続きが残ってるんだが
このスレが何人のノーマルを狂わせたかしらんが
乙なんだからね!!
乙なんだからね!!
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