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元スレ川島「篤人。練習終わったら時間あるか?」
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>>211
誰も書かなそうだしいいんじゃない?
誰も書かなそうだしいいんじゃない?
>>211
頼む
頼む
>>211
頼んだ
頼んだ
このまま保守で埋まるのもな
じゃあ張る
久々に味わうアルコールの刺激に酔いながら、俺はあいつの部屋へと向かった。
白いドアは重く閉ざされ、誰も踏み入れてはならぬ領域のような錯覚を覚える。
だが、そんな不安を振り払い俺は閉ざされたあいつの心の扉をノックする。
「駒野、俺だ。川島だ」
重鎮な静寂に響く心音。鼓動による鈍い重低音が脳髄の奥深くまで響き渡る。
扉の先から僅かに響いた物音に、身体が反射的に反応する。
長年GKとして積み上げてきた反射神経はこんな時まで働くというのか。
そして、物音が徐々に近づき、ついには目前の扉は開かれた。
「なんだ・・・川島・・・」
思わず唾を飲む。恐怖から逃げてしまいたい。だが、俺は駒野に告げなければならない。
じゃあ張る
久々に味わうアルコールの刺激に酔いながら、俺はあいつの部屋へと向かった。
白いドアは重く閉ざされ、誰も踏み入れてはならぬ領域のような錯覚を覚える。
だが、そんな不安を振り払い俺は閉ざされたあいつの心の扉をノックする。
「駒野、俺だ。川島だ」
重鎮な静寂に響く心音。鼓動による鈍い重低音が脳髄の奥深くまで響き渡る。
扉の先から僅かに響いた物音に、身体が反射的に反応する。
長年GKとして積み上げてきた反射神経はこんな時まで働くというのか。
そして、物音が徐々に近づき、ついには目前の扉は開かれた。
「なんだ・・・川島・・・」
思わず唾を飲む。恐怖から逃げてしまいたい。だが、俺は駒野に告げなければならない。
まだアルコールの臭いの残る口を開き、俺は言った。
「すまない・・・駒野。俺が止めていれば―――」
「・・・・・・お前は悪くない」
力のない呟き。震えた声色と濁った瞳が未だ哀しみのサムライブルーから抜け出せない駒野の心情が嫌でもわかってしまう。
言葉に詰まる。
俺がPKで一回でもゴールを守り切れば駒野だってこんな思いをしなかったかもしれない。
「俺が止めていれば―――」
「・・・・すまない。今は1人にさせてくれ」
沈鬱な言葉が扉先の闇と共に虚しく消えていった。
思わず俺は跪き、力のまま通路の床を叩いた。
「くそぉお――――ッ!」
無意識に獣のような叫びをあげる。
おそらく同じフロアにいる仲間たちにもこの無様な雄叫びは聞こえているだろう。
だが、そんなことは関係ない。俺はただ行き場のない気持ちをこうでもしないと抑えられないだけなのだ。
「すまない・・・駒野。俺が止めていれば―――」
「・・・・・・お前は悪くない」
力のない呟き。震えた声色と濁った瞳が未だ哀しみのサムライブルーから抜け出せない駒野の心情が嫌でもわかってしまう。
言葉に詰まる。
俺がPKで一回でもゴールを守り切れば駒野だってこんな思いをしなかったかもしれない。
「俺が止めていれば―――」
「・・・・すまない。今は1人にさせてくれ」
沈鬱な言葉が扉先の闇と共に虚しく消えていった。
思わず俺は跪き、力のまま通路の床を叩いた。
「くそぉお――――ッ!」
無意識に獣のような叫びをあげる。
おそらく同じフロアにいる仲間たちにもこの無様な雄叫びは聞こえているだろう。
だが、そんなことは関係ない。俺はただ行き場のない気持ちをこうでもしないと抑えられないだけなのだ。
「闘莉王ってよぉ!いい名前だと思わないか?闘う王者!そして間に挟まれる可憐を意味する『莉』!
そう!闘う王にして可憐さをも合わせ持つッッ!それがオレ、田中闘莉王マルクスだ!」
陽気な声が廊下に響く。おそらく久々の酒に呑まれ酔っぱらった闘莉王だろう。
(闘莉王・・・?そういえば・・・)
脳裏によぎるはW杯開幕前の親善試合。
守護神と謳われる俺に恥辱のオウンゴールを決め、俺の名に泥を塗った男だ。
行き場のない怒りが震えだす。
そうだ、田中・闘莉王・マルクス―――貴様に俺の怒りをぶつけてやる。
新たな闘争の予感に俺は本能的に舌なめずりした。
「トゥウウウウウウリオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!」
咆哮と共に、鍛え上げた右足で地を蹴り、闘莉王へと肉薄する。
陽気なアホ面で微笑む闘莉王の顔面をボールに見立て、渾身のパンチングを決める。
だが闘莉王はそれを難なく回避。勢い余って地に落ちそうな俺の体を優しく受け止めた。
「所詮、君は守ることしかできない男さ」
そう!闘う王にして可憐さをも合わせ持つッッ!それがオレ、田中闘莉王マルクスだ!」
陽気な声が廊下に響く。おそらく久々の酒に呑まれ酔っぱらった闘莉王だろう。
(闘莉王・・・?そういえば・・・)
脳裏によぎるはW杯開幕前の親善試合。
守護神と謳われる俺に恥辱のオウンゴールを決め、俺の名に泥を塗った男だ。
行き場のない怒りが震えだす。
そうだ、田中・闘莉王・マルクス―――貴様に俺の怒りをぶつけてやる。
新たな闘争の予感に俺は本能的に舌なめずりした。
「トゥウウウウウウリオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!」
咆哮と共に、鍛え上げた右足で地を蹴り、闘莉王へと肉薄する。
陽気なアホ面で微笑む闘莉王の顔面をボールに見立て、渾身のパンチングを決める。
だが闘莉王はそれを難なく回避。勢い余って地に落ちそうな俺の体を優しく受け止めた。
「所詮、君は守ることしかできない男さ」
心なしか、そう言った闘莉王には自嘲の笑みが浮かんでいたかのように見えた。
「・・・そうだ。俺は守ることしかできない男さ。本田みたいに華麗に点を決めることもできない、仲間の背中を眺めて祈るしかない、哀れな男さ」
思わず弱音を漏らす。
「それはオレだって一緒さ。たまにゴール前に上がってヘディング決めたりするけど・・・。
だけどさあ、川島。オレたちが守らなければ、圧倒的な点差でオレたちは世界中で嘲笑されていたかもしれない。
お前はよくやったよ」
その言葉と共に俺を支えていたプライドは千切れた。思わず涙が頬をすべり落ちた。
その後は闘莉王と共に飲み明かした。
オウンゴールの件、パラグアイ戦の衝突を互いに謝罪。
そして、お互いにサッカーに対する情熱をぶつけあった。
熱さのあまりに額から流れ落ちる汗を拭きあげる。
「すまない、つい熱くなりすぎたな・・・。少しシャワーを浴びてくる」
そう言って俺は部屋を跡にし、汗を流しに浴場へと向かった。
「・・・そうだ。俺は守ることしかできない男さ。本田みたいに華麗に点を決めることもできない、仲間の背中を眺めて祈るしかない、哀れな男さ」
思わず弱音を漏らす。
「それはオレだって一緒さ。たまにゴール前に上がってヘディング決めたりするけど・・・。
だけどさあ、川島。オレたちが守らなければ、圧倒的な点差でオレたちは世界中で嘲笑されていたかもしれない。
お前はよくやったよ」
その言葉と共に俺を支えていたプライドは千切れた。思わず涙が頬をすべり落ちた。
その後は闘莉王と共に飲み明かした。
オウンゴールの件、パラグアイ戦の衝突を互いに謝罪。
そして、お互いにサッカーに対する情熱をぶつけあった。
熱さのあまりに額から流れ落ちる汗を拭きあげる。
「すまない、つい熱くなりすぎたな・・・。少しシャワーを浴びてくる」
そう言って俺は部屋を跡にし、汗を流しに浴場へと向かった。
「ふぅ・・・」
日本の温泉とまではいかないが、ホテルに備えられた大浴場の湯は疲れ切った俺の肉体を癒してくれる。
骨の髄まで染み透る温かさに思わず、意識が遠のきそうになってしまう。
(いや・・・だめだ・・・)
ここで寝てしまっては、明日の帰国に支障が出る。
これまでの守護神の気迫をメディアの前では貫き通さねばならないのが、俺の辛いところだな。
それと同時にたまには弱いところをさらけ出してみたい――と邪念がかすかによぎる。
(あいつになら・・・)
と思ったところで邪念を振り払わんと、冷水を救い顔に押し付ける。
俺としたことがバカらしい。どこぞのメディアは俺がゲイに人気だと言っていたが、俺にそんな気などない。
守護神とあれば、ゴールだけではなくプライベートに関しての守護も怠ってはいけない。
そう言い聞かせ、更衣室の扉を開き、今宵限りの浴場に別れを告げた。
「やあ、最期のお加減はどうだったかい?」
日本の温泉とまではいかないが、ホテルに備えられた大浴場の湯は疲れ切った俺の肉体を癒してくれる。
骨の髄まで染み透る温かさに思わず、意識が遠のきそうになってしまう。
(いや・・・だめだ・・・)
ここで寝てしまっては、明日の帰国に支障が出る。
これまでの守護神の気迫をメディアの前では貫き通さねばならないのが、俺の辛いところだな。
それと同時にたまには弱いところをさらけ出してみたい――と邪念がかすかによぎる。
(あいつになら・・・)
と思ったところで邪念を振り払わんと、冷水を救い顔に押し付ける。
俺としたことがバカらしい。どこぞのメディアは俺がゲイに人気だと言っていたが、俺にそんな気などない。
守護神とあれば、ゴールだけではなくプライベートに関しての守護も怠ってはいけない。
そう言い聞かせ、更衣室の扉を開き、今宵限りの浴場に別れを告げた。
「やあ、最期のお加減はどうだったかい?」
俺は目を疑った。更衣室には全てをさらけ出し無防備となったDF闘莉王が威風堂々と立っていた。
鍛えられたガタイと、ブラジルの野生を彷彿とさせる股間は圧巻だった。
「闘莉王、なぜここにいるんだ?」
俺は冷静さを装い、静かにそう問いかけた。
「守護神の異名を持つ川島。オレは君の好セーブを間近で目の当たりにしてきた。
ああ、どれもすごいプレーだったさ。ボールを離さぬようにしっかりと抱きしめるその姿は心強かったさ。
まさに、守護神!!どんなボールの侵入も許さない、最強の防人だってこともわかってるよ。
そんな君の――――無防備で攻め尽くされる姿が見たかったから・・・」
やばい――――
本能的にそう感じた、闘莉王の野獣の如く鋭い目つきに冷や汗が出る。
せっかく流した汗も台無しだ。
だが俺は守護神と言われる男だ。
ゴールであろうがバージンだろうがなんでも守ってみせる――そんなプライドを捨てきれずにいた。
「いいぜ、かかってこい。守れるものならなんだって守って見せる――それが守護神ってもんだろうがァアッ!!」
こうして、雌雄を決した南アフリカ最期の防衛線は幕を開けた。
鍛えられたガタイと、ブラジルの野生を彷彿とさせる股間は圧巻だった。
「闘莉王、なぜここにいるんだ?」
俺は冷静さを装い、静かにそう問いかけた。
「守護神の異名を持つ川島。オレは君の好セーブを間近で目の当たりにしてきた。
ああ、どれもすごいプレーだったさ。ボールを離さぬようにしっかりと抱きしめるその姿は心強かったさ。
まさに、守護神!!どんなボールの侵入も許さない、最強の防人だってこともわかってるよ。
そんな君の――――無防備で攻め尽くされる姿が見たかったから・・・」
やばい――――
本能的にそう感じた、闘莉王の野獣の如く鋭い目つきに冷や汗が出る。
せっかく流した汗も台無しだ。
だが俺は守護神と言われる男だ。
ゴールであろうがバージンだろうがなんでも守ってみせる――そんなプライドを捨てきれずにいた。
「いいぜ、かかってこい。守れるものならなんだって守って見せる――それが守護神ってもんだろうがァアッ!!」
こうして、雌雄を決した南アフリカ最期の防衛線は幕を開けた。
俺は股間を覆い隠していたタオルを丸め、闘莉王の顔面目がけ蹴りあげる。
この際、羞恥心など気にしてはいられない。
負ければさらなる恥辱を味わうこととなる。
それに比べれば、股間を見られることなんともない。
タオルは闘莉王の顔へ直撃、奴の視界を奪うことに成功した。
その絶好のチャンスに俺は更衣室の出口目がけ走りだす。
しかし、闘莉王は動いていた。タオルを得意のヘディングで跳ね返し、出口へ全力で走る俺の身体を受け止めた。
流石、DFだけはある。俺のタックルをもろともしない。
だが、俺のスピードはまだ奪われていない。GKたるもの、体が地についていてもボールを止めねばならぬシーンもある。
俺は、闘莉王の肩を両手で掴みそのまま天井目がけ、跳び箱の容量で奴の頭上を飛び跳ねた。
「くッ・・・!」
これが思わぬ功を生んだ。
闘莉王は先の試合で左肩を痛めていたのだ。苦悶の嗚咽を漏らす闘莉王。さぞ、痛かろう。
半ば勝利を確信した俺は更衣室の戸に手を掛け、絶対防御の快感に酔いしれた。
この際、羞恥心など気にしてはいられない。
負ければさらなる恥辱を味わうこととなる。
それに比べれば、股間を見られることなんともない。
タオルは闘莉王の顔へ直撃、奴の視界を奪うことに成功した。
その絶好のチャンスに俺は更衣室の出口目がけ走りだす。
しかし、闘莉王は動いていた。タオルを得意のヘディングで跳ね返し、出口へ全力で走る俺の身体を受け止めた。
流石、DFだけはある。俺のタックルをもろともしない。
だが、俺のスピードはまだ奪われていない。GKたるもの、体が地についていてもボールを止めねばならぬシーンもある。
俺は、闘莉王の肩を両手で掴みそのまま天井目がけ、跳び箱の容量で奴の頭上を飛び跳ねた。
「くッ・・・!」
これが思わぬ功を生んだ。
闘莉王は先の試合で左肩を痛めていたのだ。苦悶の嗚咽を漏らす闘莉王。さぞ、痛かろう。
半ば勝利を確信した俺は更衣室の戸に手を掛け、絶対防御の快感に酔いしれた。
「まだだ!まだ終わらんよ!」
俺は両脚を襲う重圧に気づき、後ろを振り返った。
そこには倒れ地を這いながらも俺の両脚を掴む闘莉王の姿があった。
流石、下手なりに泥試合をしようと豪語するだけはある。
サムライブルーも地に落ちたものだ。今の闘莉王は、せいぜい落ち武者ブルーと言ったところだ。
俺は闘莉王の顔面に唾を吐きかける。ピッチに吐く唾は神聖なるピッチを侵すようで最高だが、これもなかなかいい。
怯んだ闘莉王の拘束を振り払い、俺は更衣室をついに抜け出た。
だが、闘莉王は振り払ったものの問題は俺が今全裸であることである。
自分の部屋に辿りつくまでに誰かに会ってしまえば、そこでジ・エンドだ。
俺が全裸でホテルを走っている姿など仲間に見られれば、仲間の絆に亀裂が入りかねない。
そうなれば、ブラジル大会に出られない危険する出てくる。
守護神たる者、それだけは守りぬかねばならない。
俺は両脚を襲う重圧に気づき、後ろを振り返った。
そこには倒れ地を這いながらも俺の両脚を掴む闘莉王の姿があった。
流石、下手なりに泥試合をしようと豪語するだけはある。
サムライブルーも地に落ちたものだ。今の闘莉王は、せいぜい落ち武者ブルーと言ったところだ。
俺は闘莉王の顔面に唾を吐きかける。ピッチに吐く唾は神聖なるピッチを侵すようで最高だが、これもなかなかいい。
怯んだ闘莉王の拘束を振り払い、俺は更衣室をついに抜け出た。
だが、闘莉王は振り払ったものの問題は俺が今全裸であることである。
自分の部屋に辿りつくまでに誰かに会ってしまえば、そこでジ・エンドだ。
俺が全裸でホテルを走っている姿など仲間に見られれば、仲間の絆に亀裂が入りかねない。
そうなれば、ブラジル大会に出られない危険する出てくる。
守護神たる者、それだけは守りぬかねばならない。
とりあえず壁沿いにこっそりと歩く。
後ろから闘莉王が追ってこないか、心配だが今のところは大丈夫なようだ。
ゆっくりと進み、階段近くまで差し迫った。
「ちくしょおお!」
ロビー側から声が聞こえる。おそらくこの声は俊輔のものだろう。
さしずめ飲んだくれて愚痴を叫んでいるのであろうか。
しかし、こうなってはゆっくりしてはいられない。俊輔が部屋に戻ってこようとしたら最後、俺に逃げ場はない。
俺は覚悟を決め階段に向かって走りだした。
なんとか階段を上り切ろうとした時、階段に向けて談笑しながら歩いてくる三人の男が見えた。
視認できたのは長友と中澤の二人だ。いちいち確認している暇はない。
俺は手すりに手を掛け、通路に出ぬよう身を跳ねあがらせながら3階への階段へと移動し、そのまま駆けあがる。
なんとか危機は回避したが、まだ先は長い。俺の部屋は4階の一番奥なのだから―――
「はあ・・・はあ・・・」
なんとか、4階まで駆け上がれたのはいいものの、問題はここからだ。
俺の部屋は通路の奥。それまでにいくつかの部屋の前通らなければならない。
まるで、MFになって敵のゴールを目指す気分だ。
だがここまで来たら引けない。部屋に戻り、着替えを確保してしまえば俺の絶対防御は果たされる。
PK戦にも負けぬ祈りを心で済ませ、俺は部屋を目指し駆けだした。
後ろから闘莉王が追ってこないか、心配だが今のところは大丈夫なようだ。
ゆっくりと進み、階段近くまで差し迫った。
「ちくしょおお!」
ロビー側から声が聞こえる。おそらくこの声は俊輔のものだろう。
さしずめ飲んだくれて愚痴を叫んでいるのであろうか。
しかし、こうなってはゆっくりしてはいられない。俊輔が部屋に戻ってこようとしたら最後、俺に逃げ場はない。
俺は覚悟を決め階段に向かって走りだした。
なんとか階段を上り切ろうとした時、階段に向けて談笑しながら歩いてくる三人の男が見えた。
視認できたのは長友と中澤の二人だ。いちいち確認している暇はない。
俺は手すりに手を掛け、通路に出ぬよう身を跳ねあがらせながら3階への階段へと移動し、そのまま駆けあがる。
なんとか危機は回避したが、まだ先は長い。俺の部屋は4階の一番奥なのだから―――
「はあ・・・はあ・・・」
なんとか、4階まで駆け上がれたのはいいものの、問題はここからだ。
俺の部屋は通路の奥。それまでにいくつかの部屋の前通らなければならない。
まるで、MFになって敵のゴールを目指す気分だ。
だがここまで来たら引けない。部屋に戻り、着替えを確保してしまえば俺の絶対防御は果たされる。
PK戦にも負けぬ祈りを心で済ませ、俺は部屋を目指し駆けだした。
残ってた支援あげ
>>1は満足してるのか?
>>1は満足してるのか?
もしや1の中では >>149で完結してるのか??!
【サッカー】仲が良すぎる川島と内田に興奮する腐女子続出?2ch『801板』でも話題 内田「寝るとき以外は永嗣さんと一緒」[2/4]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1296997541/
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1296997541/
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