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元スレ芳佳「私達10人で、ストライクウィッチーズなんですから!」
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リーネ「……今、誰かシャーリーさんの部屋に入っていった……」
リーネ(ルッキーニちゃんが、戻ってきたのかな?)
リーネ(ならシャーリーさんは談話室だって、教えてあげないと……)
リーネ「ルッキーニちゃん……」
リーネ(なんだろう……手が震えて……)
リーネ(シャーリーさんの部屋なんて……なんどもお邪魔したことあるのに……)
リーネ(ちょっと……怖い……)
ガチャ
リーネ「ルッキーニちゃん……いるの……?」
リーネ「は、入るよ……ルッキーニちゃん……」
リーネ「ルッキーニちゃん……暗くて見えないよ……明かりをつけて…」
リーネ(誰か、部屋の奥で動いているなあ)
リーネ「えっと、……あ、いた……」
カチャッ
リーネ「え?」
かわいそうだけど明日の朝にはお肉屋さんの店先に並べられる運命なのね
【2Day 19:20 談話室】
芳佳「……」ズズ....
芳佳「……!」
芳佳「う、うう……苦いですぅ、シャーリーさん」
シャーリー「あはは、宮藤にはまだ私のコーヒーは早かったかー」
シャーリー「そいつが大人の味って奴だ。早く大人になりたいだろー」
芳佳「せ、せめてミルクを入れて下さい……」チラッ
芳佳(おっきいなあ……)
シャーリー「お、なんだその目は」
シャーリー「どしたどしたー、うりうり」
芳佳「わああ、やめてください……ぅあ……」
芳佳「そ、それにしても、ルッキーニちゃんいませんでしたね…」
シャーリー「ああ……」
シャーリー「あいつのことだから、危険なことはしないと思うんだが……」
芳佳「でも……」
シャーリー「ルッキーニだからなあ……心配だ…」
芳佳「食堂の方にでも、食べ物を探しに行ったとか……」
シャーリー「あの石頭軍人さえいなけりゃ、探しに走れるんだけど……」
芳佳「あはは……」
『定時連絡、こちら石頭軍人だ』
シャーリー「うわっ!」
ミーナ『こちらミーナ中佐よ。現在、ハンガーのハッチ前』
ゲルト『ルッキーニの件は先程からこちらにも聞こえている』
ゲルト『私はこれよりミーナ中佐と合流し、その後、浴室、食堂、会議室と移動する』
ゲルト『シャーロット・宮藤両名は談話室より動くな。我々も時期に向かう』ブッ
シャーリー「うわー、びっくりしたー……」
芳佳「駄目ですよシャーリーさん、これ全部聞こえてるんですから……」
芳佳「ルッキーニちゃんもインカムを持っていってくれればすぐ連絡が取れたのに…」
シャーリー「代わりに部屋の鍵を持って行かれてしまったからなー」
シャーリー「今、私の部屋は開けっ放しだ」
芳佳「大丈夫なんですか……それ?」
シャーリー「大丈夫も何も、盗られて困る物も無いからなー」
芳佳「まあ、それもそうですよね……」
シャーリー「……」カチャ
スッ
芳佳「……!」
芳佳(シャーリーさん……顔が……)
シャーリー「なあ、芳佳」スッ
シャーリー「ちょっと、声を落としてくれるか…?」
芳佳「……えっ」
シャーリー「あいつらには聞かせたくないんだ……芳佳の可愛い声を、さ」
芳佳「……あぅ……」
芳佳「まあ、それもそうですよね……」
シャーリー「……」カチャ
スッ
芳佳「……!」
芳佳(シャーリーさん……顔が……)
シャーリー「なあ、芳佳」スッ
シャーリー「ちょっと、声を落としてくれるか…?」
芳佳「……えっ」
シャーリー「あいつらには聞かせたくないんだ……芳佳の可愛い声を、さ」
芳佳「……あぅ……」
シャーリー「お前は……この事件を、どう見ているんだ……?」
芳佳「私……」
芳佳「私は……」
芳佳「わからない……です」
芳佳「私達10人の中に犯人がいるなんて……考えられない……」
芳佳「でも……状況は……私達の誰かが……その……」
芳佳「もう……辛くて…何も考えたくありません……」ポロポロ
シャーリー「……ああ」
ギュ
シャーリー「そうさ……仲間を撃つ奴なんて、いない」
シャーリー「きっと、そこには何か、私達の考えられないような、悲しい理由があるはずなんだ」
シャーリー「…もうこれ以上、仲間を傷付けさせやしない」
シャーリー「私が……みんなを守るから。……安心してくれ」
芳佳「……」
芳佳「ずるいです……シャーリーさん」
芳佳「みんなを一人で守るなんて……ずるいです…」
シャーリー「ああ、私はずるいんだ」
シャーリー「――大人、だからな」
芳佳「……」ムスッ
シャーリー「ふふ、……でもさ、芳佳」
シャーリー「私は、みんなを守るけど、……芳佳は――」スッ
シャーリー「……――芳佳は、私を守ってくれるんだろう?」ギュッ
芳佳「あぅ……シャーリーさ……駄目……」
パァン!
シャーリー(な……銃声!)バッ
芳佳「あっ……!」
シャーリーがインカムが拾わないよう小声なのは、自分以外を(芳佳も含め)容疑者だと思ってるからか
シャーリー「こちらイェーガー大尉! 談話室にて、発砲音を確認した!」
シャーリー「音は寝室から聞こえて来た模様! 直ちに確認に向かう!」
インカム『ま、待ちなさい大尉――まだ――』
シャーリー「持ってろ宮藤!」ポイッ
芳佳「あ、ちょ、ちょっと! 待って下さいシャーリーさん!」
『待て! 宮藤! その場を動くな!』
『バルクホルン大尉! あなたは西階段から上がって!』
『この通信を聞いている物はその場待機! 状況把握出来ている物は随時説明なさい!』
シャーリー「くそっ! 廊下には誰もいないな……」ダダダダッ
芳佳(わ、私の部屋の扉が開いてる……!)
芳佳「リーネちゃん……」ダッ
シャーリー「待て宮藤! 敵が潜んでいるんだぞ!」
ガタッ
芳佳「リーネちゃん!」
芳佳「い……いない……!」
シャーリー「……!」
シャーリー(私の部屋は、扉を開けておいたはずだな……)
シャーリー「宮藤、私の側から離れるな!」
ガチャガチャ.....
シャーリー「……! 鍵が内側から閉まっている……!」
シャーリー「ルッキーニ! 戻っているのか! 返事をしろ!」ドンドンッ
芳佳「シャーリーさん……この部屋の鍵は……!」
シャーリー「持っているのはルッキーニ自身だ……どうしようもない」
タッタッタッタ
ゲルト「どいてろ! リベリアン!」
シャーリー「バルクホルン! ずぶ濡れじゃないか……」
芳佳「バルクホルンさん……鍵が…」
ゲルト「状況は理解している。宮藤のインカムを全て聞いていたからな!」
>>444
銃弾に魔力込められてるんじゃね
銃弾に魔力込められてるんじゃね
ゲルト「うぉおおおおおお………! せぇいっ!」
バギッ!
芳佳(ど、ドアノブを引き抜いた……)
シャーリー「ルッキーニ!」
ゲルト「待て! 迂闊に侵入するな!」
バタン!
芳佳「……あ」
ゲルト「……」
シャーリー「……」
リーネ「」
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