元スレ芳佳「私達10人で、ストライクウィッチーズなんですから!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
1 :
芳佳「そうですよね! 坂本さん!」
坂本「そうだぞ宮藤! はっはっはー!」
エーリカ「うー、眠いよー」
ゲルト「お前はカールスラント軍人としての自覚がな……」
シャーリー「しましまルッキーニ!」
ルッキーニ「ぱふぱふシャーリー!」
ミーナ「嵐が近付いているみたいよ……この周辺は荒れる海域ではないのに…」
リーネ「洗濯物が心配ですね」
サーニャ「……」
エイラ「……」
エイラ「おい……誰か忘れてないか……?」
2 :
なんだいつものことか
3 = 1 :
芳佳「え? エイラさん? 何を言ってるんですかぁ」
芳佳「誰か足りてませんでしたかぁ?」
エイラ「……」
エイラ「いや、……」
エーリカ「あー……」
リーネ「よ、芳佳ちゃん……」
芳佳「えぇ、リーネちゃんまで! 私、おかしな事いったかなぁ?」
ゲルト「いや……」
坂本「……む」
坂本「そういえば、ペリーヌの姿が見えんな」
4 :
ベリーヌはいらない子
5 :
10人みんなかわいいよね
6 :
ペリーヌって誰だよ
オリキャラ?
7 :
http://up.aniota.info/1296905604/
8 = 1 :
ミーナ「朝食の時は見かけたんだけど……」
坂本「午後の訓練には参加しなかったようだからな」
坂本「真面目なあいつにしては珍しいことだ」
シャーリー「昼は菜園でハーブの手入れをしているところを見かけたぞ」
シャーリー「まだそこにいるんじゃないか?」
リーネ「私がさっき行った時は誰もいませんでした……」
ルッキーニ「どっかでお昼寝でもしてるんじゃないのー、にひひ」
ミーナ「今晩は空が少し荒れるみたい……」
ミーナ「ペリーヌさんも、一人で外を出歩かれると不安だわ」
ミーナ「風も強くなってきてるから、……もしかして、何か事故にでも巻き込まれて……」
9 = 1 :
エイラ「隊長は心配しすぎなんだよなー」
エイラ「ツンツンメガネの事なんだから、どーせ夜の風呂前には戻って来るってー」
サーニャ「……」
シャーリー「まあペリーヌの事をおいても、この天気の荒れは危険だな」
シャーリー「しばらく外で寝ちゃ駄目だぞ、ルッキーニ」
ルッキーニ「えー! 外出れないのー!?」
ゲルト「荒れようによっては、飛行も難しくなる」
坂本「うむ、明日は基地内での訓練になりそうだな」
ルッキーニ「えー! 訓練するのー!?」
芳佳「ペリーヌさんの行方不明事件……」
しかし、これが後の凄惨な事件の幕開けだったのです。
10 = 1 :
【1Day 20:00 食堂】
芳佳「夕飯終わっちゃったけど……ペリーヌさんどこいったんだろうね…」
リーネ「心配だよね……」
シャーリー「風も強くなっているし、雨も降り始めたようだなあ」
ミーナ「海も荒れているし……」
ミーナ「こんな日に波にでも攫われたら、たとえウィッチでも……ああ……」
ゲルト「落ち着けミーナ、まだそう決まったわけではない」
ゲルト「単純に基地外へと出かけて、帰れなくなっているだけだろう」
坂本「ロマーニャの周辺基地には空電のために連絡がとれない」
坂本「通常の通話回線も繋がらん」
坂本「嵐が過ぎるまでは、基地内に缶詰だな」
11 = 1 :
エイラ「今晩は立哨かー、めんどくさいなー」
サーニャ「…寝ちゃ駄目よ、エイラ」
シャーリー「この天気じゃ、飛ぶのもやっとって感じだからなー」
シャーリー「ネウロイの襲撃が無いことを祈るばかりだよ」
坂本「ともかく、隊員が行方不明というのは問題だな
坂本「私、ミーナ、バルクホルンはペリーヌ捜索のため、順次行動とする」
坂本「ミーナは周辺基地からの入電を待ち、通信機と共に待機」
坂本「バルクホルンは宿舎内を巡回。二時間ごとに指定の場所で合流だ」
坂本「私は海岸と滑走路周辺、ハンガー内を見回ることにしよう」
ゲルト「了承した」
ミーナ(……ペリーヌさん…)
12 = 4 :
もっとおっぱいシーン書けや
13 = 1 :
【1Day 23:00 宮藤・リーネ寝室】
芳佳「ふわぁ……もう眠いよー」
芳佳「ペリーヌさん、ほんとにどこいっちゃったんだろうね」
リーネ「坂本少佐たちが探してくれてるから、心配ないとは思うけど…」
リーネ「この嵐の中、事故に巻き込まれていないといいんだけど……」
エーリカ「それよりも明日からの訓練が怖いよー」
エーリカ「坂本少佐ってさ、基地内での訓練はすっごい厳しいからさ」
エーリカ「きっとすごーく疲れるトレーニングをさせられるに決まってるよー」
エーリカ「ペリーヌもこんなときに行方不明にならなくてもいいのになー」
芳佳「……あの、ハルトマンさんは、部屋に戻らなくてもいいんですか?」
リーネ「なんでいるんですか……」
エーリカ「ん?」
14 :
エーリカの4連セリフだけで僕、満足!
15 = 1 :
芳佳「バルクホルンさん、心配しますよ……」
エーリカ「あー、トゥルーデはさあ、ペリーヌ探しで忙しいから」
エーリカ「むしろー、あの部屋に一人でいるのって、寂しいんだよー」
芳佳「そ、そうですか」
エーリカ「エイラは立哨だし、シャーリーはルッキーニ寝かせるので大変だし」
エーリカ「ヨシカとリーネの所なら、まぜてもらえるかなーって、ねー」
エーリカ「おねがい、一緒に寝てよ!」
芳佳「わ、私達は別に構いませんよ。ね、リーネちゃん」
リーネ「う、うん……ハルトマンさんなら……」
エーリカ「やったー!」
16 = 1 :
リーネ「じゃあ、予備の折りたたみベッドを出さないと……」
芳佳「あ、いいよリーネちゃん。私敷き布団があるから」
芳佳「ハルトマンさんには私のベッドを貸しますよ」
リーネ「えええ……でも床で寝るなんて……」
エーリカ「ねー、3人で寝ればいいんじゃない?」
芳佳「3人でって……一つのベッドで、ですか?」
エーリカ「うん! リーネのベッドで、ミヤフジと3人で!」
エーリカ「きっと楽しいよ-!」
芳佳「えっと……」
リーネ「ちょっと狭いと思います……」
17 = 6 :
もっとやれ
18 = 1 :
エーリカ「3人で寝ようよぉー、いいじゃんかー」
エーリカ「やだやだ、言うこと聞いてくれなきゃやだー」
エーリカ「私がこの中で一番お姉さんなんだから! 言うこと聞いてよ―!」バタバタ
芳佳「は、ハルトマンさん、暴れないでくださいーっ」
芳佳「わかりました、わかりましたから!」
エーリカ「ホントに? やったー!」
エーリカ「えへへ……」
芳佳(枕並べてる……)
リーネ(どこに持ってたんだろう……)
19 = 1 :
エーリカ「あんまり起きてると見回りのトゥルーデに見つかっちゃうからさ」
エーリカ「電気消して寝ちゃおうー」
パッ
ゴソゴソ
エーリカ「ミヤフジ-、もっと詰めてー」グイグイ
芳佳「あ、ハルトマンさん、これ以上行ったら……」
リーネ「狭い……」
芳佳(リ、リーネちゃんの胸が背中にあたったたたた――たっ ― ―――)
リーネ「…よ、芳佳ちゃん?」
芳佳「すごいです」
20 = 14 :
エーリカマジ天使
21 = 1 :
エーリカ「……」
エーリカ「……二人はさ、好きな人とかいるー?」
リーネ「……す、好きな人……ですか?」
芳佳「そんなの、え、えっとー」
エーリカ「私はさ、みんなが好きだよ」
エーリカ「私達の大事な仲間、で友達」
エーリカ「喧嘩したりもするけど、心はいつも繋がってる」
エーリカ「真面目に訓練したり、ふざけて叱られたり」
エーリカ「こうやってみんなと仲良くしてる時が、一番幸せだから」
22 :
事件はまだか
23 = 1 :
リーネ(……)
芳佳(そういう意味の質問だったんだ……)
エーリカ「もう………仲間が……くなるのは……」
エーリカ「………や……」
エーリカ「……」スースー
芳佳(寝ちゃった……)
芳佳「ねえリーネちゃん、ハルトマンさんの言った事って……」ボソボソ
リーネ「……」スヤスヤ
芳佳(こっちも寝てる……)
芳佳(わ、私も寝よーっと!)
24 :
ペリーヌの声優は好きなんだがなぁ・・・
25 :
実は一番出番が無いのはハルトマンだったりする、でも何故か人気、不思議だね
26 = 1 :
【1Day】― 00:00 ―【2Day】
ミーナ「そう……見つからなかったの……」
ゲルト「やはり……基地の外に出てしまっているのではないだろうか」
坂本「ならば周辺基地から連絡をよこすはずだ。通信は?」
ミーナ「駄目ね……繋がらないわ」
ゲルト「やはり空電か……しかし規模が異常だな」
ゲルト「この嵐を期に、ネウロイの襲撃があってもおかしくはない」
坂本「ふむ、この嵐がネウロイによるものだと?」
ゲルト「可能性だが……」
ミーナ「いずれにせよ、今基地の系統が緩んでいるわ。ネウロイの来襲は探知不可能……」
27 = 1 :
坂本「ともかく立哨のエイラが頼りではある」
坂本「……何もしないでは始まらん。私はもうしばらくペリーヌを捜索してみようと思う」
ゲルト「ならば、私ももう一度宿舎内を見回ろう」
坂本「0200時に、再びここで会おう。……できればペリーヌも共に、な」
坂本「それ以降はエイラの元に向かい、立哨を行う」
ゲルト「了解した」
坂本「ミーナはもう休め。あとは私達に任せて」
ミーナ「……ええ」ゾクリ
ミーナ(……嫌な予感がするわ)
ミーナ(ペリーヌさん……)
28 :
>>25
天使だからさ
29 = 1 :
【2Day ??? ???】
カツン...カツン......
坂本「……」
坂本「……! 誰だ!」
坂本「……なんだ、お前か」
坂本「なぜこんな所にいるんだ。ペリーヌ捜索なら私とバルクホルンが……」
坂本「……」
坂本「また、その話か」
30 = 1 :
坂本「…目を覚ませ」
坂本「お前がここで立ち止まる事など、…誰も、望みはしないぞ」
坂本「それを忘れない事と、過去に囚われる事は違う」
坂本「なあ、 」
パァン!
坂本「……」
坂本「そうか」
31 = 1 :
【2Day 05:50 監視塔】
エイラ「……」ウトウト
サーニャ「……」
ミーナ「エイラさん!」
エイラ「うわっ………ねね、寝てないぞ! 私は!」ビクッ
エイラ「……中佐、なんでここに……」
ミーナ「なんでここに、じゃないでしょう。エイラ・イルマタル・ユーティライネン少尉!」
ミーナ「まったく……サーニャさんを見習いなさい」
サーニャ「エイラ……」
エイラ「うう…ごめんよサーニャ」
32 :
エイラーニャ
33 = 1 :
エイラ「わ、私はいつから寝てた……」
サーニャ「ずっと……」
エイラ「ずっと!? そ、そんなことないだろ……」
サーニャ「………」
エイラ「そ、そんな……私はぁ……」
ミーナ「……」
ミーナ「そこまでよ。ともかく……夜間にネウロイの襲撃が無くて良かったわ」
エイラ「ネウロイだって、こんな天気の日に飛びたくはないんだろー」
ミーナ(雨は止んでないし、風は昨日より強くなっているわ……)
ミーナ(本格的な嵐ね……少なくとも明日……明後日までは)
34 = 1 :
エイラ「なあ、中佐」
エイラ「通信の方はその、直ったのか?」
ミーナ「駄目よ……未だ空電の影響下にあるわ…」
エイラ「……」
カンカンカン.....
ゲルト「おや、ミーナ。早いな」
ミーナ「あらトゥルーデ……あなたこそ」
ゲルト「…あまり眠れていないようだな。無理もない」
ミーナ「……ええ」
ミーナ(結局一睡も出来なかったものね……ペリーヌさんが心配で)
36 = 1 :
ゲルト「実は、坂本少佐を捜しているんだが……」
ミーナ「……少佐を?」
ゲルト「ああ、合流場所でずっと待っていたんだが、現れなかった」
ゲルト「気が付けば夜も明けてしまっていたのでな」
ゲルト「もしや出会えずにエイラの場所に来たのだろうかと……」
エイラ「少佐? 少佐がどうかしたのか?」
ゲルト「その様子では、出会っていないようだな……」
ミーナ(そんな……美緒まで……)
37 = 1 :
ゲルト「少佐ほどの方が、事故に巻き込まれるとは思えんが……」
ゲルト「ともかく、全員が起きたら会議室に集め、状況説明をしたほうが良さそうだ」
ミーナ「そうね……まだ行方不明と決まったわけではないけれど」
ミーナ「嵐に閉じ込められた以上、なんらかの対策を立てないと」
サーニャ「坂本少佐……」
エイラ「心配すんなよサーニャ、きっと二人ともすぐみつかるってー」
ゲルト「……」
ゲルト「……ん?」
38 = 1 :
ゲルト「おい……エイラ、ハンガーが開いているぞ」
エイラ「え? ………あ、あれ?」
ミーナ「……エイラさん……」
ゲルト「妙だな……エイラ、先ほどまでは閉まっていたのか?」
エイラ「え? えーっとその……たぶん……」
エイラ「サーニャ! 閉まってたのか?」
サーニャ「私は…そっち側の見張りじゃないから……」
ゲルト「お前……」
ミーナ「……」
39 = 1 :
ゲルト「開いている、と言うことはだな、誰かが開けたのだろう」
エイラ「さ、坂本少佐じゃないのか……」ヒリヒリ
ゲルト(……たしかハンガーは坂本少佐が巡回したはずだな)
ゲルト「しかし、こんな嵐の日にハンガーを開け放っては、ストライカーが危険だ」
ゲルト「まったく……あれを閉めに行くぞ、エイラ!」
エイラ「えー! なんで私なんだよー!」
ゲルト「監督責任だ。付いてこい」
サーニャ「エイラ、私も行くから……」
ミーナ「私も行くわ。少佐がそこにいるかもしれないし」
ミーナ(……美緒)
40 :
クローズドサークルか、いいね
41 = 1 :
【2Day 06:10 ハンガー内】
ミーナ「……」
ゲルト「……」
エイラ「……」
サーニャ「……」
坂本「」
ミーナ「そんな………美緒……」ガタッ
ミーナ「美緒……! 美緒……!」
ゲルト「……恐らく……数時間は経過しているな」
ゲルト(胸に銃痕……これが死因か……?)
エイラ「そ、そんな……嘘だろ……」
42 :
もっさん…
43 = 22 :
おい
おい
44 = 1 :
ゲルト「ともかく、一旦、少佐を別の場所に……」
ミーナ「……」
ミーナ「……いいえ」
ミーナ「……死体は動かしません。ハンガーを閉封してください」
ミーナ「坂本少佐を……襲った人物が存在する以上……」
ミーナ「まずは私達で残りの仲間の安全を確認します……」グスッ
エイラ「……中佐…でも…」
ミーナ「このままにしておくの…! これは命令よ……」
ゲルト「……わかった」
45 = 14 :
そして誰もいなくなった的な展開になるのならば寝る
46 :
あんまりですわ
47 :
許さんぞぉ!カカロットォ!!
48 :
トゥルーデぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ
49 = 1 :
【2Day 06:20 宮藤・リーネ寝室】
芳佳(……)スースー
サワサワ
芳佳(な、何してるの……みんなして……)ウウッ
芳佳(や、やめてよ……嫌だよぉ……)アアン
芳佳(そんな……駄目……あっ……)ハアハア
芳佳「……気持ちいい……」
エーリカ「うわぁ……」サワサワ
芳佳「……」
芳佳「ひゃああ! ハルトマンさんっ!!」
みんなの評価 : ★★★×4
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