私的良スレ書庫
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元スレ芳佳「私達10人で、ストライクウィッチーズなんですから!」
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【2Day 16:00 談話室】
ゲルト(はやこの場所に立て籠もり6時間か……)
リーネ「……」
サーニャ「……」
エイラ「……まだ、占える奴とかいるか」
芳佳「えーっと……扶桑の……疾風ちゃんとか」
エイラ「……誰だよ、それ……」ペラ
エイラ「えっと、愚者……意味は何だったっけ……」
芳佳「えっと……同じ人がいたような…」
ゲルト(皆、襲撃者への怯えがある……もはや、限界かもしれんな)
ゲルト(何らかの手を打たなければ……)
ゲルト(はやこの場所に立て籠もり6時間か……)
リーネ「……」
サーニャ「……」
エイラ「……まだ、占える奴とかいるか」
芳佳「えーっと……扶桑の……疾風ちゃんとか」
エイラ「……誰だよ、それ……」ペラ
エイラ「えっと、愚者……意味は何だったっけ……」
芳佳「えっと……同じ人がいたような…」
ゲルト(皆、襲撃者への怯えがある……もはや、限界かもしれんな)
ゲルト(何らかの手を打たなければ……)
ゲルト「……中佐、今晩の立哨はどうする?」
ミーナ「監視塔は危険ね……」
ミーナ「この際、司令室に全員待機で、そこから交代で見張りを行いましょう」
ミーナ「日没から明日の日の出までは、動かない方が賢明ね」
ミーナ「外からの襲撃者ではないと、まだ確定していないわけだし…」
ゲルト「うむ……」
ゲルト「その件で……少し話がある」ボソッ
ミーナ「?」
ゲルト「皆、聞け!」
ゲルト「これより一度、司令室へ体を移し、そこを拠点とする」
ゲルト「立哨は司令室内からの遠望のみ。エイラ、宮藤、リーネの3人が行う」
ゲルト「私とミーナは、交代で基地内を捜索」
ゲルト「そこで明日の0600時までの間、通信回復を待つ」
ゲルト「何か意見は、無いか」
ザワザワ.....
エイラ「あ、あのさ……」
エイラ「私は、サーニャと自分の部屋に戻っちゃ、駄目かな」
ゲルト「……エイラ」
エイラ「だ、だって……」
ゲルト「これより一度、司令室へ体を移し、そこを拠点とする」
ゲルト「立哨は司令室内からの遠望のみ。エイラ、宮藤、リーネの3人が行う」
ゲルト「私とミーナは、交代で基地内を捜索」
ゲルト「そこで明日の0600時までの間、通信回復を待つ」
ゲルト「何か意見は、無いか」
ザワザワ.....
エイラ「あ、あのさ……」
エイラ「私は、サーニャと自分の部屋に戻っちゃ、駄目かな」
ゲルト「……エイラ」
エイラ「だ、だって……」
エイラ「今はさ、そんな、ネウロイとかに構っていられないだろ」
エイラ「だって、私達の中に犯人がいるんじゃないか……」
シャーリー「……」
エイラ「ハルトマンだって、鍵の掛かった禁固室に一人でいるんだ」
エイラ「私達だって、自室で籠もっていた方が、安全じゃないか!」
シャーリー「……一理、あるな」
シャーリー「犯人が501内にいるかも知れない以上、……各々数人数組で対処すべきだ」
シャーリー「もっとも、私は外部犯だと思うがね……分裂するのは危険だ」
シャーリー「しかし、帝国軍人さんは内部犯を疑っているんだろう?」
ゲルト「……」
エイラ「……い、いこうよサーニャ」
エイラ「ここに居たって、何も解決しないだろ…」グイッ
サーニャ「エイラ……でも、中佐が……」
ミーナ「……」
ミーナ「エイラさん、…この鍵を渡しておくわ」
ミーナ「あなたの部屋の鍵よ。これで外からの解錠は出来なくなるわ」
エイラ「……」
ミーナ「充分に用心してね……エイラさんに…仲間にもしもの事があるなんて、私、もう耐えられないから…」
ミーナ「また明日……この場所で会いましょう」ニコ
エイラ(信じないぞ……)
ミーナ「……」
ゲルト「……」
芳佳「い、いいんですか、中佐……エイラさんを部屋に戻しても」
芳佳「もしも途中で誰かに襲われたら……」
ゲルト「……エイラは未来予知の魔法が使える」
ゲルト「今は執拗に気を張っているからな……不意を撃たれることはない」
芳佳「で、でも……うう」
ゲルト「それに、これは予想出来ていたことだ」
ゲルト「各員、二人一組で自室へ戻れ……我々、二人は司令室へ向かう」
ゲルト「そして、我々以外の人間には扉を開けるな」
ゲルト「自室、廊下、談話室――外部犯の可能性がある以上、これら以外の外出は認めん」
ゲルト「必ず二人一組で行動するように」
ゲルト「……」
芳佳「い、いいんですか、中佐……エイラさんを部屋に戻しても」
芳佳「もしも途中で誰かに襲われたら……」
ゲルト「……エイラは未来予知の魔法が使える」
ゲルト「今は執拗に気を張っているからな……不意を撃たれることはない」
芳佳「で、でも……うう」
ゲルト「それに、これは予想出来ていたことだ」
ゲルト「各員、二人一組で自室へ戻れ……我々、二人は司令室へ向かう」
ゲルト「そして、我々以外の人間には扉を開けるな」
ゲルト「自室、廊下、談話室――外部犯の可能性がある以上、これら以外の外出は認めん」
ゲルト「必ず二人一組で行動するように」
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ミーナ「宮藤さん、シャーリーさん……部屋の鍵よ」
芳佳「あ、はい……」
ミーナ「よく似ているから、間違えないようにね」
ゲルト「それと、これを持て」スッ
宮藤「インカム……ですか?」
ゲルト「常に受信状態にしておけ。私達は定時ごとに現状を報告する」
ゲルト「もちろんそちらからの音声も聞き取らせてもらう」
シャーリー「これで、各自連絡を取りつつ自由行動……ってわけか」
シャーリー「……今のところ、最善か」
ゲルト「では、それぞれ部屋に戻れ」
ガチャ
リーネ「その、おやすみなさい…」
芳佳「バルクホルンさん…ミーナ中佐……気をつけて下さいね」
ゲルト「ああ……」
バタン
ミーナ「……さっきの……話って何? トゥルーデ」
ゲルト「……」
ゲルト「犯人を、釣り出してみようと思う」
ミーナ「……!」
ゲルト「我々二人が、今晩立哨と巡回を行うことは皆に説明した」
ゲルト「犯人が我々の殺害を望むのであれば、この期を逃すはずが無いだろう」
ゲルト「一人になった我々の背後を取るには、絶好の機会だからな」
ゲルト「しかしおそらく……私は、襲われない」
ゲルト「おそらく犯人は途中のネウロイの襲撃をも警戒している」
ゲルト「我々を孤立させるには、ストライカーを破壊するのが一番なのだが……」
ゲルト「それをしなかった、と言うことは、ネウロイの襲撃による自らの破滅を念頭に置いているからだ」
ゲルト「現在……ハンガーの開閉が行えるのは、私だけだからな」
ゲルト「坂本少佐の遺体は放置され、わざわざ凶器をその側に示してくれた」
ゲルト「犯人は内部の物であり、未だ……我々の命を狙っている可能性が高い」
ミーナ「……具体的、には。どうするのかしら」
ゲルト「……基地の外を、探索する」
ゲルト「犯人が我々の殺害を望むのであれば、この期を逃すはずが無いだろう」
ゲルト「一人になった我々の背後を取るには、絶好の機会だからな」
ゲルト「しかしおそらく……私は、襲われない」
ゲルト「おそらく犯人は途中のネウロイの襲撃をも警戒している」
ゲルト「我々を孤立させるには、ストライカーを破壊するのが一番なのだが……」
ゲルト「それをしなかった、と言うことは、ネウロイの襲撃による自らの破滅を念頭に置いているからだ」
ゲルト「現在……ハンガーの開閉が行えるのは、私だけだからな」
ゲルト「坂本少佐の遺体は放置され、わざわざ凶器をその側に示してくれた」
ゲルト「犯人は内部の物であり、未だ……我々の命を狙っている可能性が高い」
ミーナ「……具体的、には。どうするのかしら」
ゲルト「……基地の外を、探索する」
ゲルト「皆は忘れかけているが、坂本少佐があの時間にハンガーにいた理由とは何だ?」」
ゲルト「そう、ペリーヌの捜索だ」
ゲルト「少佐はおそらく、雨の中、島の周辺を歩いてまわったのだろう」
ゲルト「そして、ペリーヌを見つけたのかどうかは解らないが……ハンガーに辿り着き、撃たれた」
ミーナ「それを、……辿るのね。……私が」
ゲルト「飲み込みが早くて、助かる。……すまんな」
ミーナ「私の把握魔法があれば、半径50メートルくらいの把握は可能よ」
ミーナ「この雨風の中でもね…」
ゲルト「ならば私は、その30メートル後方から隠れて追尾しよう」
ゲルト「いざという時は、それで対処出来る」
ゲルト「そう、ペリーヌの捜索だ」
ゲルト「少佐はおそらく、雨の中、島の周辺を歩いてまわったのだろう」
ゲルト「そして、ペリーヌを見つけたのかどうかは解らないが……ハンガーに辿り着き、撃たれた」
ミーナ「それを、……辿るのね。……私が」
ゲルト「飲み込みが早くて、助かる。……すまんな」
ミーナ「私の把握魔法があれば、半径50メートルくらいの把握は可能よ」
ミーナ「この雨風の中でもね…」
ゲルト「ならば私は、その30メートル後方から隠れて追尾しよう」
ゲルト「いざという時は、それで対処出来る」
ミーナ「私を囮にした、敵機誘導……将官学校時代を思い出すわね」
ミーナ「十分な危険……正直、怖いけど…やりたいわ」
ミーナ「何か、坂本少佐の死の原因が、見つかるかも知れないもの…」
ゲルト「……すまん」
ゲルト「では、定時連絡だ」カチッ
ゲルト『こちらゲルトルート・バルクホルン』ジー
ミーナ『ミーナ中佐よ』
ゲルト『これより我々は、一時基地外の巡回に向かう』
ゲルト『夕食は2030時。談話室に用意しておくので、必要であれば取ること』
ゲルト『それまでは各員、部屋からの外出は禁ずる』
ルッキーニ「……む」
ルッキーニ「…」バタン!
ミーナ「十分な危険……正直、怖いけど…やりたいわ」
ミーナ「何か、坂本少佐の死の原因が、見つかるかも知れないもの…」
ゲルト「……すまん」
ゲルト「では、定時連絡だ」カチッ
ゲルト『こちらゲルトルート・バルクホルン』ジー
ミーナ『ミーナ中佐よ』
ゲルト『これより我々は、一時基地外の巡回に向かう』
ゲルト『夕食は2030時。談話室に用意しておくので、必要であれば取ること』
ゲルト『それまでは各員、部屋からの外出は禁ずる』
ルッキーニ「……む」
ルッキーニ「…」バタン!
【2Day 16:30 宮藤・リーネ寝室】
『各員、部屋からの外出は禁ずる――』
芳佳「バルクホルンさん達……外に出かけるんだ」
リーネ「心配だね……」
芳佳「こんな雨の中じゃ……何にも見えないと思うけどなあ」
リーネ「うん……」
リーネ「芳佳ちゃん…私、ちょっと横になるね」
リーネ「ちょっとだけ、肩がこっちゃった……」
芳佳「リーネちゃん…」
>>334
てめえ…
てめえ…
リーネ「エイラさんもバルクホルンさんも……みんな誰かを疑ってる…」
リーネ「おかしいよね……みんな、仲間なのに…」ポロポロ
芳佳「……」
リーネ「私も……疑ってるの……」
リーネ「みんなが、とつぜんおかしくなりそうで……そんな自分と、…みんなが怖いの……」
リーネ「芳佳ちゃん…! 私とずっといっしょにいてね…。私をおいていかないでね…」
芳佳「うん……リーネちゃん」
芳佳「私達、ずっと親友だからね」
>>338を評価したい
【2Day 16:30 シャーリー・ルッキーニ寝室】
シャーリー「さて、夕飯まで眠るとするか」
シャーリー「ルッキーニ、お前も眠そうじゃないか。今は休んでおいた方がいいぞ」
ルッキーニ「うん……」
ルッキーニ「シャーリーはさ……その、」
ルッキーニ「誰が……坂本少佐を殺しちゃったんだと思う……?
シャーリー「……」
シャーリー「そんな奴、いないさ」
シャーリー「少なくとも、私達の中に、そんなことをする奴はいない」
ルッキーニ「……ホントに?」
シャーリー「ホントだぞー」
ルッキーニ「でもぉ、その、もしもだよ……」
シャーリー「……」
ルッキーニ「私達の中に、犯人がいるってわかったとしたら……?」
ルッキーニ「私は、どうすればいいのかな……?」
シャーリー「まず、そいつと話し合わなくちゃならない」
シャーリー「なんで、こんなことをしたのか」
シャーリー「そいつの言い分をしっかり聞いてから、ガツンと言ってやるべきだ」
ルッキーニ「そうだよ、ね……うん」
シャーリー「ルッキーニ…」
>ルッキーニ「……む」
>ルッキーニ「…」バタン!
一体なにをしにどこへ行ったんだ
>ルッキーニ「…」バタン!
一体なにをしにどこへ行ったんだ
ルッキーニ「あたし……もう、寝る…」
ルッキーニ「シャーリー、おやすみ……」モゾッ
シャーリー「あ、ああ……」
シャーリー(繊細な年頃、なんだろうな……)
シャーリー「気をつけろよ、堅物軍人」
インカム『……』
━━━――
ルッキーニ「……」
シャーリー「……」スヤスヤ
「……」ムクリ
ルッキーニ「シャーリー、おやすみ……」モゾッ
シャーリー「あ、ああ……」
シャーリー(繊細な年頃、なんだろうな……)
シャーリー「気をつけろよ、堅物軍人」
インカム『……』
━━━――
ルッキーニ「……」
シャーリー「……」スヤスヤ
「……」ムクリ
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